JP2011201103A - レンズ成形方法 - Google Patents

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Hisanori Toda
久敬 戸田
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Abstract

【課題】本発明は、レンズの歪みを軽減しつつ、成形サイクルを短縮できるレンズ成形方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の態様は、射出成形によりプラスチックレンズを成形するレンズ成形方法に関する。レンズ成形方法は、型閉め状態の金型内にエジェクタピンを突き出した状態で、基材を流し込む第1のステップと、前記金型を開きながら、又は、開くと同時に、開いた後に、前記エジェクタピンを突き出すことによって、前記基材を流し込むことによって成形されるゲートをレンズからカットすると共に、前記金型から前記レンズを外す第2のステップと、前記エジェクタピンから前記レンズを取り外す第3のステップと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂レンズの成形方法に関する。
従来の特許文献1には、「光ディスクと対物レンズとの直接的な接触を防止でき、突き出し部に起因するバリ等が発生しても光ディスクの記録再生に悪影響を与えない光学素子」が開示されている。
この特許文献1の中の図3には、樹脂レンズの成形方法として、エジェクタピンにより、金型と接触したレンズを突き出し、金型からレンズを取り外すことが開示されている。
特開2008―130178号公報(特に、図3参照)
しかしながら、上記特許文献1では、エジェクタピンでレンズを突き出した後に、ゲートをカットするようにしている。このようにゲートを残したまま、エジェクタピンを突き出すと、ゲートの収縮により、レンズ自身がゲート側に引っ張られる。これによって、レンズが歪むという課題が発生する。
そこで本発明は、上記課題を解決するために、レンズの歪みを軽減しつつ、成形サイクルを短縮できるレンズ成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の態様は、射出成形によりプラスチックレンズを成形するレンズ成形方法に関する。レンズ成形方法は、型閉め状態の金型内にエジェクタピンを突き出した状態で、基材を流し込む第1のステップと、前記金型を開きながら、又は、開くと同時に、開いた後に、前記エジェクタピンを突き出すことによって、前記基材を流し込むことによって成形されるゲートをレンズからカットすると共に、前記金型から前記レンズを外す第2のステップと、前記エジェクタピンから前記レンズを取り外す第3のステップと、を有する。
また、好ましくは、前記基材を流し込むことによって成形されるスプル又はランナーは、前記成形されるレンズよりも厚みが大きい。
また、好ましくは、前記金型は、固定型と可動型で構成され、前記エジェクタピンは、可動型に配置され、前記ゲートは、前記可動型側に設けられている。
上記の構成によれば、レンズの歪みを軽減しつつ、成形サイクルを短縮できる。
実施の形態1にかかる金型構成を説明するための図 実施の形態1にかかる成形プロセスを説明するための図 実施の形態1にかかるエジェクタピンの配置を説明するための図 他の実施の形態にかかるエジェクタピンの配置を説明するための図
(実施の形態1)
[1.金型の構成]
図1に金型100の断面図を示す。金型100は、固定型5と可動型6で構成され、可動型6が可動する。成形機からの樹脂供給部であるノズルから、樹脂がスプル1、ランナー2、ゲート3を通り、レンズ4に供給される。金型100には、レンズ4を形成するために、レンズ面を作るレンズピースA7、レンズピースB8と外形を形作るゲートピースA14とゲートピースB15がある。また、金型100には、レンズの厚みを調整するために、スペーサーA9とスペーサーB10がある。また、金型100には、レンズ4を離型するためにエジェクタピン11がある。金型100には、樹脂を可動型6に保持するためのスプルピン12がある。また、エジェクタピン11とスプルピン12の可動は、エジェクタプレート13により制御される。
[2.レンズ形成部の構成]
図2(A)は、金型が閉じた状態の断面図を示す。レンズ4は、レンズピースA7、レンズピースB8、エジェクタピン11、ゲートピースA14、ゲートピースB15で形作られた空間内で形成される。樹脂は、ランナー2及びゲート3を通り充填される。レンズ4をレンズピースB8とゲートピースB15から離型するために、エジェクタピン11をレンズ4のコバ部に配置する。エジェクタピン11の配置として、図3に光軸方向から見たレンズの図を示す。エジェクタピン11は、レンズのコバ部に4点周方向に均等配置される。エジェクタピン11は、レンズコバ面に食い込んでいる。食い込み量は、コバ厚みの2/3以下である。また、型内ゲートカットをするために、ゲート3は、ゲートピースB15に掘り込まれている。
[3.レンズ成形のプロセス]
図2は、一連の成形プロセスを示した図である。
図2(A)は、金型が閉じた状態の断面図を示す。まず樹脂は、レンズピースA7、レンズピースB8、エジェクタピン11、ゲートピースA14、ゲートピースB15で形作られた空間内に、ランナー2、ゲート3を通り充填される。またエジェクタピン11はレンズコバ面に食い込んでいる。
次に図2(B)は、金型が開いた状態の断面図を示す。成形機の可動側が開くと可動型6側に、スプル1、ランナー2、ゲート3、及び、レンズ4が保持された状態で金型が開く。
次に図2(C)は、突き出し工程での断面図である。エジェクタピン11がレンズコバ面を突き出す。また、突き出したと同時にゲートピースB15で形成されているゲート3がカットされる。そのため、通常であれば型開きから取り出しまでの間に樹脂が冷却する。そのため、レンズ4はランナー2ゲート3と繋がっているため樹脂の収縮の影響をうけ、レンズ4の光学性能に悪影響を及ぼす。しかし、今回の突き出しと同時にゲート3をカットする方法では、突き出し以降の冷却による収縮の影響を受けないため、サイクル短縮や光学性能の向上が見込まれる。そして、カットされたレンズ4はエジェクタピン11で固定されているので、金型上に残すことができ、取り出しが容易である。
(他の実施の形態)
本発明の実施の形態として、実施の形態1を例示した。しかし、本発明はこれには限らない。そこで、本発明の他の実施の形態を以下まとめて説明する。なお、本発明は、これらには限定されず、適宜修正された実施の形態に対しても適用可能である。
実施の形態1において、エジェクタピンの形は、図3に示すような、真円で構成した。しかし、これに限られず、図4に示すように、楕円で構成するようにしてもよい。
また、実施の形態1において、金型100が開いた後に、エジェクタピン11を突き出すようにした。しかし、これに限られず、金型が開くと同時に、又は、金型を開きながら、エジェクタピン11を突き出すようにしてもよい。
すなわち、本発明は、種々の形態に適用することが可能である。
本発明は、光ディスク再生機などに用いられる樹脂レンズの成形方法に適用可能である。また、本発明は、デジタルスチルカメラなどに用いられる撮影レンズに含まれる樹脂レンズの成形方法に適用可能である。
100 金型
1 スプル
2 ランナー
3 ゲート
4 レンズ
5 固定型(キャビ)
6 可動型(コア)
7 レンズピースA
8 レンズピースB
9 スペーサーA
10 スペーサーB
11 エジェクタピン
12 スプルピン
13 エジェクタプレート
14 ゲートピースA
15 ゲートピースB

Claims (3)

  1. 射出成形によりプラスチックレンズを成形するレンズ成形方法であって、
    型閉め状態の金型内にエジェクタピンを突き出した状態で、基材を流し込む第1のステップと、
    前記金型を開きながら、又は、開くと同時に、開いた後に、前記エジェクタピンを突き出すことによって、前記基材を流し込むことによって成形されるゲートをレンズからカットすると共に、前記金型から前記レンズを外す第2のステップと、
    前記エジェクタピンから前記レンズを取り外す第3のステップと、
    を有するレンズ成形方法。
  2. 前記基材を流し込むことによって成形されるスプル又はランナーは、前記成形されるレンズよりも厚みが大きい、
    請求項1に記載のレンズ成形方法。
  3. 前記金型は、固定型と可動型で構成され、
    前記エジェクタピンは、可動型に配置され、
    前記ゲートは、前記可動型側に設けられている、
    請求項1に記載のレンズ成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170001668U (ko) * 2015-11-03 2017-05-12 베스트 프리시젼 인더스트리얼 컴퍼니 리미티드 광 렌즈 및 광 렌즈 몰드
CN108942100A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 冷水江天宝实业有限公司 螺母冲棒加工螺栓冲针的再制造方法

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