JPH04248544A - 写真フイルムパトローネ - Google Patents
写真フイルムパトローネInfo
- Publication number
- JPH04248544A JPH04248544A JP3035733A JP3573391A JPH04248544A JP H04248544 A JPH04248544 A JP H04248544A JP 3035733 A JP3035733 A JP 3035733A JP 3573391 A JP3573391 A JP 3573391A JP H04248544 A JPH04248544 A JP H04248544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- film
- spool
- flange
- photographic film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/261—Details of spools
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/266—Thrust-type cartridges
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスプールの回転によって
、パトローネ本体内に収納されたフイルムの先端を外部
に送り出す写真フイルムパトローネに関するものである
。
、パトローネ本体内に収納されたフイルムの先端を外部
に送り出す写真フイルムパトローネに関するものである
。
【０００２】
【従来の技術】最近、カメラにカセット感覚で装填でき
るように、未使用状態でもフイルムの先端をパトローネ
本体内に巻き込んでおき、スプール軸の回転によりフイ
ルムの先端を送り出せるようにした写真フイルムパトロ
ーネが提案されている。このような写真フイルムパトロ
ーネではスプール軸の回転をフイルムの先端に伝達する
ために、フイルムロールの巻き緩みを防止する必要があ
る。なかでも米国特許第４８４６４１８号，同第４８８
７７７６号の各公報に開示されている写真フイルムパト
ローネでは、前記スプール軸を第１軸と第２軸で構成し
て、第１軸には平なフランジ（以下、平フランジという
）とカム溝を、また第２軸にはフイルムの巻き緩みを防
止するリップを周縁部に突出させたリップ付きフランジ
と前記カム溝に係合するカムフォロワ突起をそれぞれ形
成している。このため、スプール軸を回転させると、カ
ムフォロワ突起はカム溝にガイドされて平フランジとリ
ップ付きフランジとの間隔が狭められ、フイルムの側端
部に前記リップが係合して巻き緩みが防止される。
るように、未使用状態でもフイルムの先端をパトローネ
本体内に巻き込んでおき、スプール軸の回転によりフイ
ルムの先端を送り出せるようにした写真フイルムパトロ
ーネが提案されている。このような写真フイルムパトロ
ーネではスプール軸の回転をフイルムの先端に伝達する
ために、フイルムロールの巻き緩みを防止する必要があ
る。なかでも米国特許第４８４６４１８号，同第４８８
７７７６号の各公報に開示されている写真フイルムパト
ローネでは、前記スプール軸を第１軸と第２軸で構成し
て、第１軸には平なフランジ（以下、平フランジという
）とカム溝を、また第２軸にはフイルムの巻き緩みを防
止するリップを周縁部に突出させたリップ付きフランジ
と前記カム溝に係合するカムフォロワ突起をそれぞれ形
成している。このため、スプール軸を回転させると、カ
ムフォロワ突起はカム溝にガイドされて平フランジとリ
ップ付きフランジとの間隔が狭められ、フイルムの側端
部に前記リップが係合して巻き緩みが防止される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記第２軸
ではリップ付きフランジ及びカムフォロワ突起が外周面
に垂直に形成されているため、成形の際にカムフォロワ
突起がアンダーカットとなり、第２軸を射出成形等で一
体成形することができない。このため、第２軸は前記カ
ムフォロワ突起を別部品であるピンの圧入等により別途
形成することになり、上述した従来の写真フイルムパト
ローネのの製造コストは高くなるという問題があった。 本発明は上述した第２軸を一体成形することにより、安
価な写真フイムパトローネを提供することを目的とする
。
ではリップ付きフランジ及びカムフォロワ突起が外周面
に垂直に形成されているため、成形の際にカムフォロワ
突起がアンダーカットとなり、第２軸を射出成形等で一
体成形することができない。このため、第２軸は前記カ
ムフォロワ突起を別部品であるピンの圧入等により別途
形成することになり、上述した従来の写真フイルムパト
ローネのの製造コストは高くなるという問題があった。 本発明は上述した第２軸を一体成形することにより、安
価な写真フイムパトローネを提供することを目的とする
。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スプール軸を第１軸と第２軸とで構成し、第１軸に
平フランジ及びカムフォロワ突起を、第２軸に前記カム
溝及び前記リップ付きフランジをそれぞれ形成したもの
である。
に、スプール軸を第１軸と第２軸とで構成し、第１軸に
平フランジ及びカムフォロワ突起を、第２軸に前記カム
溝及び前記リップ付きフランジをそれぞれ形成したもの
である。
【０００５】
【実施例】図１〜図３は本発明の写真フイルムパトロー
ネの第１実施例を示すものである。この写真フイルムパ
トローネ２は一対のケーシング３ａ，３ｂからなるパト
ローネ本体３と、この内部に収納されるスプール４と、
スプール４に一端を係止されロール状に巻かれるフイル
ム５とから構成されている。前記スプール４は軸方向に
分割される一対の第１スプール部６と第２スプール部７
とからなり、それぞれ樹脂で一体成形されている。第１
スプール部６はフランジ８が形成された大径の軸部６ａ
と第２スプール部７に嵌入される小径の軸部６ｂとから
なり、大径の軸部６ａには前記フイルム５の端部が挿入
されるフイルム係止部９が、また小径の軸部６ｂには後
述するカム溝に係合するカムフォロワ突起１０がそれぞ
れ形成されている。このフイルム係止部９には一対の係
止爪１１が形成されており、この係止爪１１はフイルム
５の一対の係止穴１２に嵌入して、第１スプール部６と
フイルム５とを係止する。
ネの第１実施例を示すものである。この写真フイルムパ
トローネ２は一対のケーシング３ａ，３ｂからなるパト
ローネ本体３と、この内部に収納されるスプール４と、
スプール４に一端を係止されロール状に巻かれるフイル
ム５とから構成されている。前記スプール４は軸方向に
分割される一対の第１スプール部６と第２スプール部７
とからなり、それぞれ樹脂で一体成形されている。第１
スプール部６はフランジ８が形成された大径の軸部６ａ
と第２スプール部７に嵌入される小径の軸部６ｂとから
なり、大径の軸部６ａには前記フイルム５の端部が挿入
されるフイルム係止部９が、また小径の軸部６ｂには後
述するカム溝に係合するカムフォロワ突起１０がそれぞ
れ形成されている。このフイルム係止部９には一対の係
止爪１１が形成されており、この係止爪１１はフイルム
５の一対の係止穴１２に嵌入して、第１スプール部６と
フイルム５とを係止する。
【０００６】第２スプール部７の軸部７ａは、前記軸部
６ｂが嵌入されるため、円筒状に形成されている。この
軸部７ａの外周には一対の上述したカム溝１３とリップ
付フランジ１４とが形成されている。このリップ付フラ
ンジ１４には外周縁部に周方向に沿ってリップ１５が形
成されており、このリップ１５はフイルム５の最外周端
部に係合して、ロール状に巻かれたフイルム５の巻き緩
みを防止する。軸部７ａの端部には、軸部７ａより大き
な径の小フランジ１６が図中破線で示すように形成され
ており、この小フランジ１６は軸方向に進入する外光の
遮光を行うとともに、図２や図３に二点鎖線で示すフォ
ーク１７に係合する。なお、小フランジ１６の反対側の
軸部６ａの端部は外部に露出しないようにパトローネ本
体３内に収納されている。また、この実施例では前記小
フランジ１６をパトローネ本体３外に露出させたが、図
４に示すように、パトローネ本体３の内部に内封しても
よい。このようにすると、写真フイルムパトローネ２の
遮光性をより高めることができる。
６ｂが嵌入されるため、円筒状に形成されている。この
軸部７ａの外周には一対の上述したカム溝１３とリップ
付フランジ１４とが形成されている。このリップ付フラ
ンジ１４には外周縁部に周方向に沿ってリップ１５が形
成されており、このリップ１５はフイルム５の最外周端
部に係合して、ロール状に巻かれたフイルム５の巻き緩
みを防止する。軸部７ａの端部には、軸部７ａより大き
な径の小フランジ１６が図中破線で示すように形成され
ており、この小フランジ１６は軸方向に進入する外光の
遮光を行うとともに、図２や図３に二点鎖線で示すフォ
ーク１７に係合する。なお、小フランジ１６の反対側の
軸部６ａの端部は外部に露出しないようにパトローネ本
体３内に収納されている。また、この実施例では前記小
フランジ１６をパトローネ本体３外に露出させたが、図
４に示すように、パトローネ本体３の内部に内封しても
よい。このようにすると、写真フイルムパトローネ２の
遮光性をより高めることができる。
【０００７】前記ケーシング３ａ，３ｂの内周面には一
対のリング状の内周リブ２０，２１がそれぞれ形成され
ており、この内周リブ２０，２１はロール状のフイルム
５の最外周面に当接して、フイルム５の巻き緩みを防止
するとともに、ケーシング３ａ，３ｂの内周面にフイル
ム５の全面が摺接しないようにして、送り出すときの摩
擦抵抗を減じている。また、ケーシング３ａ，３ｂの合
わせ目には、フイルム５を出し入れする送出口２２が形
成される。ケーシング３ｂに形成された内周リブ２０の
一端側には分離爪２３が、また内周リブ２１の一端側に
はガイド突起２６がそれぞれ形成されている。この分離
爪２３はフイルム５の先端に係合して、これを下層のフ
イルム面から分離させ、前記送出口２２に誘導する。な
お、送出口２２には外光がパトローネ本体３の内部に入
らないようにテレンプ２４，２５が上下に接合されてい
る。
対のリング状の内周リブ２０，２１がそれぞれ形成され
ており、この内周リブ２０，２１はロール状のフイルム
５の最外周面に当接して、フイルム５の巻き緩みを防止
するとともに、ケーシング３ａ，３ｂの内周面にフイル
ム５の全面が摺接しないようにして、送り出すときの摩
擦抵抗を減じている。また、ケーシング３ａ，３ｂの合
わせ目には、フイルム５を出し入れする送出口２２が形
成される。ケーシング３ｂに形成された内周リブ２０の
一端側には分離爪２３が、また内周リブ２１の一端側に
はガイド突起２６がそれぞれ形成されている。この分離
爪２３はフイルム５の先端に係合して、これを下層のフ
イルム面から分離させ、前記送出口２２に誘導する。な
お、送出口２２には外光がパトローネ本体３の内部に入
らないようにテレンプ２４，２５が上下に接合されてい
る。
【０００８】このように構成された写真フイルムパトロ
ーネ２をカメラに装填すると、小フランジ１６はフォー
ク１７に係合する。カメラのフイルム初期送り機構によ
ってフォーク１７が巻き上げ方向に回転されると、軸部
７ａは図１において時計方向に回転される。軸部７ａが
回転すると、カム溝１３のテーパ部がカムフォロワ突起
１０を押圧し、第１スプール部６を図３に示すように右
方に移動して第２スプール部７に近接させる。これによ
り、フイルム係止部９を介して第１スプール部６に固定
されているフイルム５は、平フランジ８とリップ付フラ
ンジ１４により挟持される。このとき、前記リップ１５
は内側でフイルム５の最外周の端部を押さえ付けて、フ
イルム５の巻き緩みを防止する。このため、軸部７ａの
回転はフイルム５の先端に伝達されるようになり、その
先端が時計方向に回転する。この後、フイルム５の先端
は分離爪２３に当接して、下層のフイルム面からすくい
上げられる。この後、小フランジ１６が回転されると、
フイルム５の先端は前記分離爪２３のガイドにより送出
口２２からパトローネ本体３外に送り出される。
ーネ２をカメラに装填すると、小フランジ１６はフォー
ク１７に係合する。カメラのフイルム初期送り機構によ
ってフォーク１７が巻き上げ方向に回転されると、軸部
７ａは図１において時計方向に回転される。軸部７ａが
回転すると、カム溝１３のテーパ部がカムフォロワ突起
１０を押圧し、第１スプール部６を図３に示すように右
方に移動して第２スプール部７に近接させる。これによ
り、フイルム係止部９を介して第１スプール部６に固定
されているフイルム５は、平フランジ８とリップ付フラ
ンジ１４により挟持される。このとき、前記リップ１５
は内側でフイルム５の最外周の端部を押さえ付けて、フ
イルム５の巻き緩みを防止する。このため、軸部７ａの
回転はフイルム５の先端に伝達されるようになり、その
先端が時計方向に回転する。この後、フイルム５の先端
は分離爪２３に当接して、下層のフイルム面からすくい
上げられる。この後、小フランジ１６が回転されると、
フイルム５の先端は前記分離爪２３のガイドにより送出
口２２からパトローネ本体３外に送り出される。
【０００９】図５はスプール４に設けられた各部の射出
成形上の相性を示すものである。図において太い矢線の
両端に対峙されるフイルム係止部９と小フランジ１６，
平フランジ８とリップ付フランジ１４，カムフォロワ突
起１０とカム溝１３はそれぞれ第１スプール部６と第２
スプール部７に分けて設けなければならないものを示し
ている。また、細い矢線の両端に対峙されるフイルム係
止部９とリップ付フランジ１４，カムフォロワ突起１０
とリップ付フランジ１４は、同一の第１スプール部６又
は第２スプール部７に一体成形することが困難なものを
示している。また、二本線の両端に対峙される各部は第
１スプール部６又は第２スプール部７に一体に成形する
ことが可能であるものを示している。また第１スプール
部６には図中二点鎖線で囲んだ枠内の平フランジ８とフ
イルム係止部９及びカムフォロワ突起１０を、第２スプ
ール部７には図中一点鎖線で囲んだ枠内のカム溝１３と
リップ付フランジ１４及び小フランジ１６をそれぞれ形
成したので、これらを一体に成形することができる。
成形上の相性を示すものである。図において太い矢線の
両端に対峙されるフイルム係止部９と小フランジ１６，
平フランジ８とリップ付フランジ１４，カムフォロワ突
起１０とカム溝１３はそれぞれ第１スプール部６と第２
スプール部７に分けて設けなければならないものを示し
ている。また、細い矢線の両端に対峙されるフイルム係
止部９とリップ付フランジ１４，カムフォロワ突起１０
とリップ付フランジ１４は、同一の第１スプール部６又
は第２スプール部７に一体成形することが困難なものを
示している。また、二本線の両端に対峙される各部は第
１スプール部６又は第２スプール部７に一体に成形する
ことが可能であるものを示している。また第１スプール
部６には図中二点鎖線で囲んだ枠内の平フランジ８とフ
イルム係止部９及びカムフォロワ突起１０を、第２スプ
ール部７には図中一点鎖線で囲んだ枠内のカム溝１３と
リップ付フランジ１４及び小フランジ１６をそれぞれ形
成したので、これらを一体に成形することができる。
【００１０】図６は上記第２スプール部７を成形する金
型を示すものである。この金型３０は固定側型部３１と
図中水平方向に移動する可動側型部３２とからなり、図
中の一点鎖線はそのパーティングライン３３を示してい
る。固定側型部３１はゲート３４が形成された基板３５
と図中上下方向にスライドする一対の固定側スライド板
３６とで構成されている。また可動側型部３２は基板３
７，水平方向に移動自在な突出しピン３８及び上下方向
に移動自在な一対のカム溝用スライド板３９とで構成さ
れている。この金型３０ではゲート３４から注入された
樹脂が冷却すると、固定側スライド板３６が上下方向に
移動する。この後、可動側型部３２が左側に移動し、更
にカム溝用スライド板３９が上下に移動される。しかる
後に、突出しピン３８を右側に移動すると、アンダーカ
ットのない第２スプール部７は金型３０からスムーズに
押し出される。
型を示すものである。この金型３０は固定側型部３１と
図中水平方向に移動する可動側型部３２とからなり、図
中の一点鎖線はそのパーティングライン３３を示してい
る。固定側型部３１はゲート３４が形成された基板３５
と図中上下方向にスライドする一対の固定側スライド板
３６とで構成されている。また可動側型部３２は基板３
７，水平方向に移動自在な突出しピン３８及び上下方向
に移動自在な一対のカム溝用スライド板３９とで構成さ
れている。この金型３０ではゲート３４から注入された
樹脂が冷却すると、固定側スライド板３６が上下方向に
移動する。この後、可動側型部３２が左側に移動し、更
にカム溝用スライド板３９が上下に移動される。しかる
後に、突出しピン３８を右側に移動すると、アンダーカ
ットのない第２スプール部７は金型３０からスムーズに
押し出される。
【００１１】なお、以下に本発明の写真フイルムパトロ
ーネの好ましい実施態様を述べる。 （１）本発明の写真フイルムパトローネにおいて、第１
軸にはフイルムの後端を係止する手段を有し、第２軸の
端部にカメラ側の駆動軸との係合手段を有することを特
徴とする写真フイルムパトローネ。 （２）本発明の写真フイルムパトローネにおいて、パト
ローネ本体がスプール軸を支持する２ヵ所の部分のうち
、一方はパトローネ本体壁が閉じた構造であり、他方は
パトローネ本体壁と、リップ付フランジもしくは平なフ
ランジとの軸方向のクリアランスの合計値が常に一定と
なる構造であることを特徴とする写真フイルムパトロー
ネ。
ーネの好ましい実施態様を述べる。 （１）本発明の写真フイルムパトローネにおいて、第１
軸にはフイルムの後端を係止する手段を有し、第２軸の
端部にカメラ側の駆動軸との係合手段を有することを特
徴とする写真フイルムパトローネ。 （２）本発明の写真フイルムパトローネにおいて、パト
ローネ本体がスプール軸を支持する２ヵ所の部分のうち
、一方はパトローネ本体壁が閉じた構造であり、他方は
パトローネ本体壁と、リップ付フランジもしくは平なフ
ランジとの軸方向のクリアランスの合計値が常に一定と
なる構造であることを特徴とする写真フイルムパトロー
ネ。
【００１２】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明で
はスプール軸を互いに係合する第１軸と第２軸とで構成
し、第１軸に平フランジ及びカムフォロワ突起を、第２
軸に前記カム溝及び前記リップ付きフランジをそれぞれ
設けたから、第１軸及び第２軸を一体成形して製造コス
トを低減することができるので、安価な写真フイルムパ
トローネを提供することができる。
はスプール軸を互いに係合する第１軸と第２軸とで構成
し、第１軸に平フランジ及びカムフォロワ突起を、第２
軸に前記カム溝及び前記リップ付きフランジをそれぞれ
設けたから、第１軸及び第２軸を一体成形して製造コス
トを低減することができるので、安価な写真フイルムパ
トローネを提供することができる。
【図１】本発明の写真フイルムパトローネを分解して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本発明の写真フイルムパトローネにおいて、第
１スプール部と第２スプール部を離反させた状態を示す
断面図である。
１スプール部と第２スプール部を離反させた状態を示す
断面図である。
【図３】本発明の写真フイルムパトローネにおいて、第
１スプール部と第２スプール部を接近させ、フイルムを
平フランジとリップ付フランジで挟み付けた状態を示す
断面図である。
１スプール部と第２スプール部を接近させ、フイルムを
平フランジとリップ付フランジで挟み付けた状態を示す
断面図である。
【図４】本発明の別の写真フイルムパトローネを示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図５】スプールに形成される各部の相性を示す説明図
である。
である。
【図６】第２スプール部を成形する金型を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】
２ 写真フイルムパトローネ
３ パトローネ本体
５ フイルム
６ 第１スプール部
７ 第２スプール部
６ａ，７ａ 軸部
１０ カムフォロワ突起
１３ カム溝
１４ リップ付フランジ
１５ リップ
１６ 小フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 未使用時にはスプール軸に巻きつけた
フイルムを巻き緩ますことなく、その先端までパトロー
ネ本体内に収納するとともに、使用時には前記スプール
軸を回転させて、フイルムの先端をパトローネ本体外に
送り出すようにした写真フイルムパトローネにおいて、
前記スプール軸を第１軸及び第２軸で構成し、前記第１
軸にはその外周面にカムフォロワ突起と平なフランジと
を一体成形するとともに、第２軸にはその外周面に前記
カムフォロワ突起と係合してスプール軸を軸方向に伸縮
させるカム溝と、スプール軸が縮んだときにロール状の
フイルムの側縁部に係合してフイルムの巻き緩みを防止
するリップを設けたリップ付きフランジとを一体成形し
たことを特徴とする写真フイルムパトローネ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035733A JPH04248544A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 写真フイルムパトローネ |
| US07/831,016 US5265821A (en) | 1991-02-04 | 1992-02-04 | Photographic film cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035733A JPH04248544A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 写真フイルムパトローネ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04248544A true JPH04248544A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=12450034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3035733A Pending JPH04248544A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 写真フイルムパトローネ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5265821A (ja) |
| JP (1) | JPH04248544A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (6)
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| US5031855A (en) * | 1990-01-12 | 1991-07-16 | Eastman Kodak Company | Film-thrusting cassette |
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1991
- 1991-02-04 JP JP3035733A patent/JPH04248544A/ja active Pending
-
1992
- 1992-02-04 US US07/831,016 patent/US5265821A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5265821A (en) | 1993-11-30 |
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