JPH06235962A - カメラのフイルムカ−トリツジ室 - Google Patents
カメラのフイルムカ−トリツジ室Info
- Publication number
- JPH06235962A JPH06235962A JP4435993A JP4435993A JPH06235962A JP H06235962 A JPH06235962 A JP H06235962A JP 4435993 A JP4435993 A JP 4435993A JP 4435993 A JP4435993 A JP 4435993A JP H06235962 A JPH06235962 A JP H06235962A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- film cartridge
- camera
- chamber
- cartridge
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- Pending
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドロツプイン装填方式のフイルムカ−トリツ
ジに適したカメラのフイルムカ−トリツジ室を提供す
る。 【構成】 フイルムカ−トリツジ室16から供給される
フイルムの搬送面16fをフイルム圧板の面15fに対
して角度θだけ傾けるように、フイルムカ−トリツジ室
16を傾けて配置する。フイルムカ−トリツジ室16と
撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁13との間に
無駄な空間が無くなり、カメラの横幅を短くすることが
できる。
ジに適したカメラのフイルムカ−トリツジ室を提供す
る。 【構成】 フイルムカ−トリツジ室16から供給される
フイルムの搬送面16fをフイルム圧板の面15fに対
して角度θだけ傾けるように、フイルムカ−トリツジ室
16を傾けて配置する。フイルムカ−トリツジ室16と
撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁13との間に
無駄な空間が無くなり、カメラの横幅を短くすることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラのフイルムカ
−トリツジ室の構成に関するもので、フイルム送出部が
フイルムを収納する筒部から突出したフイルムカ−トリ
ツジを使用するカメラのフイルムカ−トリツジ室の構成
に関する。
−トリツジ室の構成に関するもので、フイルム送出部が
フイルムを収納する筒部から突出したフイルムカ−トリ
ツジを使用するカメラのフイルムカ−トリツジ室の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフイルムカ−トリツジは、未使用
状態では予めリ−ダ部がフイルムカ−トリツジから引き
出されていたが、フイルムの装填を容易にするため、リ
−ダ部がカ−トリツジ内部に引き込まれており、フイル
ムカ−トリツジをカメラのフイルムカ−トリツジ室に落
とし込んで装填した後、フイルムカ−トリツジ内のフイ
ルムスプ−ルをフイルム進行方向(フイルム巻き戻し方
向と反対方向)に回転することでリ−ダ部をフイルムカ
−トリツジから送り出すように構成されたドロツプイン
装填方式のフイルムカ−トリツジが提案されている(一
例として米国特許第4,841,319 号明細書参照)。
状態では予めリ−ダ部がフイルムカ−トリツジから引き
出されていたが、フイルムの装填を容易にするため、リ
−ダ部がカ−トリツジ内部に引き込まれており、フイル
ムカ−トリツジをカメラのフイルムカ−トリツジ室に落
とし込んで装填した後、フイルムカ−トリツジ内のフイ
ルムスプ−ルをフイルム進行方向(フイルム巻き戻し方
向と反対方向)に回転することでリ−ダ部をフイルムカ
−トリツジから送り出すように構成されたドロツプイン
装填方式のフイルムカ−トリツジが提案されている(一
例として米国特許第4,841,319 号明細書参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したドロツプイン
装填方式のフイルムカ−トリツジは、図1、図2に示す
ように、フイルム送出部2がフイルムを収納するフイル
ムカ−トリツジの筒部1から突出した構造を備えてい
る。このため、カ−トリツジのフイルム送出口3から引
き出されるフイルムFの搬送面が撮影レンズの光軸に対
して垂直な面に来るように、フイルムカ−トリツジ室が
カメラ本体に対して位置していると、フイルムカ−トリ
ツジ室と撮影レンズの撮影光路との間に無駄な空間がで
きてしまい、カメラを小型に纏めることができない。
装填方式のフイルムカ−トリツジは、図1、図2に示す
ように、フイルム送出部2がフイルムを収納するフイル
ムカ−トリツジの筒部1から突出した構造を備えてい
る。このため、カ−トリツジのフイルム送出口3から引
き出されるフイルムFの搬送面が撮影レンズの光軸に対
して垂直な面に来るように、フイルムカ−トリツジ室が
カメラ本体に対して位置していると、フイルムカ−トリ
ツジ室と撮影レンズの撮影光路との間に無駄な空間がで
きてしまい、カメラを小型に纏めることができない。
【0004】また、ドロツプイン装填方式のフイルムカ
−トリツジを使用するカメラでは、装填を容易にするた
めに、装填時にはフイルムカ−トリツジ室をカメラ本体
から回動して引き出すように構成したものが提案されて
いるが、この種の構造では、回動軸の長さが十分にとれ
ず、フイルムカ−トリツジ室の取り付けが十分強固にで
きないという不都合があつた。この発明は、上記課題を
解決することを目的とするものである。
−トリツジを使用するカメラでは、装填を容易にするた
めに、装填時にはフイルムカ−トリツジ室をカメラ本体
から回動して引き出すように構成したものが提案されて
いるが、この種の構造では、回動軸の長さが十分にとれ
ず、フイルムカ−トリツジ室の取り付けが十分強固にで
きないという不都合があつた。この発明は、上記課題を
解決することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、フイルム送出口がフイルムを収納する筒
部から突出した構造を備えているフイルムカ−トリツジ
を収納するカメラのフイルムカ−トリツジ室において、
フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツジを収納
したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送出口のフ
イルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイルム圧板面
に対して傾斜する位置に来るようフイルムカ−トリツジ
室を配置してなることを特徴とする。
決するもので、フイルム送出口がフイルムを収納する筒
部から突出した構造を備えているフイルムカ−トリツジ
を収納するカメラのフイルムカ−トリツジ室において、
フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツジを収納
したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送出口のフ
イルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイルム圧板面
に対して傾斜する位置に来るようフイルムカ−トリツジ
室を配置してなることを特徴とする。
【0006】そして、前記フイルムカ−トリツジ室はフ
イルムカ−トリツジを装填するとき、フイルム圧板面と
撮影レンズの光軸とのいずれに対しても傾斜した方向に
向けてカメラ本体から外方に開いて、装填位置をとるよ
うに構成することができる。
イルムカ−トリツジを装填するとき、フイルム圧板面と
撮影レンズの光軸とのいずれに対しても傾斜した方向に
向けてカメラ本体から外方に開いて、装填位置をとるよ
うに構成することができる。
【0007】
【作用】フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツ
ジを収納したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送
出口のフイルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイル
ム圧板面に対して傾斜する位置にフイルムカ−トリツジ
室が配置されるから、フイルムカ−トリツジ室と撮影光
路を取り囲むカメラ本体内部の側壁との間に無駄な空間
が無くなり、カメラの横幅を短くすることができる。
ジを収納したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送
出口のフイルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイル
ム圧板面に対して傾斜する位置にフイルムカ−トリツジ
室が配置されるから、フイルムカ−トリツジ室と撮影光
路を取り囲むカメラ本体内部の側壁との間に無駄な空間
が無くなり、カメラの横幅を短くすることができる。
【0008】フイルムカ−トリツジ室を、フイルム圧板
面と撮影レンズの光軸とのいずれに対しても傾斜した方
向に向けてカメラ本体から外部に開いて装填位置をとる
ように構成するときは、回動軸を長くでき、フイルムカ
−トリツジ室の取り付け強度を高めることができるばか
りでなく、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を取り囲
むカメラ本体内部の側壁との間に無駄な空間が生ずるこ
とがない。
面と撮影レンズの光軸とのいずれに対しても傾斜した方
向に向けてカメラ本体から外部に開いて装填位置をとる
ように構成するときは、回動軸を長くでき、フイルムカ
−トリツジ室の取り付け強度を高めることができるばか
りでなく、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を取り囲
むカメラ本体内部の側壁との間に無駄な空間が生ずるこ
とがない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はフイルム送出口がフイルムを収納する筒部から突
出した構造を備えた公知のドロツプイン装填方式のフイ
ルムカ−トリツジの外観を示す斜視図で、図2はその平
面図である。
図1はフイルム送出口がフイルムを収納する筒部から突
出した構造を備えた公知のドロツプイン装填方式のフイ
ルムカ−トリツジの外観を示す斜視図で、図2はその平
面図である。
【0010】図1、図2において、1はカ−トリツジ本
体(筒部)、2はフイルム送出部で、カ−トリツジ本体
1から大きく突出している。3はフイルム送出部2の中
央部に設けられたフイルム送出口で、ビロ−ド等の柔ら
かい繊維からなる遮光材料からなり、フイルムFの通過
によつても光がカ−トリツジ本体1に入射しないように
構成されている。なお、カ−トリツジ本体1は合成樹脂
などで成型された2つの部材からなり、内部に図示しな
いスプ−ルに巻かれたフイルムを収納した後、2つの部
材を嵌合させるとカ−トリツジとして完成するものであ
る。
体(筒部)、2はフイルム送出部で、カ−トリツジ本体
1から大きく突出している。3はフイルム送出部2の中
央部に設けられたフイルム送出口で、ビロ−ド等の柔ら
かい繊維からなる遮光材料からなり、フイルムFの通過
によつても光がカ−トリツジ本体1に入射しないように
構成されている。なお、カ−トリツジ本体1は合成樹脂
などで成型された2つの部材からなり、内部に図示しな
いスプ−ルに巻かれたフイルムを収納した後、2つの部
材を嵌合させるとカ−トリツジとして完成するものであ
る。
【0011】このカ−トリツジは、未使用状態では、フ
イルム先端のリ−ダ部がカ−トリツジ本体内に巻き込ま
れており、カ−トリツジのスプ−ルをフイルム進行方向
(フイルム巻き戻し方向と反対方向)に回転させること
により、図2に示すようにフイルムFの先端のリ−ダ部
がカ−トリツジ本体から出てくる。
イルム先端のリ−ダ部がカ−トリツジ本体内に巻き込ま
れており、カ−トリツジのスプ−ルをフイルム進行方向
(フイルム巻き戻し方向と反対方向)に回転させること
により、図2に示すようにフイルムFの先端のリ−ダ部
がカ−トリツジ本体から出てくる。
【0012】図3は、上記ドロツプイン装填方式のフイ
ルムカ−トリツジを使用した従来のカメラにおけるフイ
ルムカ−トリツジ室の配置を説明する横断面図である。
なお、本発明に関係の無い部分の構成は省略してある。
図において、11はカメラ本体、12は撮影レンズ、X
は撮影レンズ光軸、13は撮影光路を取り囲むカメラ本
体内部の側壁、14はシヤツタ幕、15はフイルム圧
板、15aはフイルム圧板を撮影レンズ側に押し出す弾
性部材、16はフイルムカ−トリツジ室、16aはフイ
ルムカ−トリツジ1から突出したフイルム送出部2を収
納する拡大部、17は巻取りスプ−ル室、18は巻取り
スプ−ルを示す。また、16fはフイルムカ−トリツジ
室16から供給されるフイルムの搬送面、15fはフイ
ルム圧板の圧接面を示すものである。
ルムカ−トリツジを使用した従来のカメラにおけるフイ
ルムカ−トリツジ室の配置を説明する横断面図である。
なお、本発明に関係の無い部分の構成は省略してある。
図において、11はカメラ本体、12は撮影レンズ、X
は撮影レンズ光軸、13は撮影光路を取り囲むカメラ本
体内部の側壁、14はシヤツタ幕、15はフイルム圧
板、15aはフイルム圧板を撮影レンズ側に押し出す弾
性部材、16はフイルムカ−トリツジ室、16aはフイ
ルムカ−トリツジ1から突出したフイルム送出部2を収
納する拡大部、17は巻取りスプ−ル室、18は巻取り
スプ−ルを示す。また、16fはフイルムカ−トリツジ
室16から供給されるフイルムの搬送面、15fはフイ
ルム圧板の圧接面を示すものである。
【0013】図3から明らかなように、フイルムカ−ト
リツジ室16にはフイルムカ−トリツジ1から突出した
フイルム送出部2を収納する拡大部16aがあるため、
フイルムカ−トリツジ1から供給されるフイルムの搬送
面16fがフイルム圧板の面15fに並行な方向になる
ようにフイルムカ−トリツジ室16を配置すると、フイ
ルムカ−トリツジ室16と撮影光路を取り囲むカメラ本
体内部の側壁13との間に無駄な空間SPができ、カメ
ラを小型に纏めることができない。
リツジ室16にはフイルムカ−トリツジ1から突出した
フイルム送出部2を収納する拡大部16aがあるため、
フイルムカ−トリツジ1から供給されるフイルムの搬送
面16fがフイルム圧板の面15fに並行な方向になる
ようにフイルムカ−トリツジ室16を配置すると、フイ
ルムカ−トリツジ室16と撮影光路を取り囲むカメラ本
体内部の側壁13との間に無駄な空間SPができ、カメ
ラを小型に纏めることができない。
【0014】そこで、この発明では図4に示すように、
フイルムカ−トリツジ室16から供給されるフイルムの
搬送面16fがフイルム圧板の面15fに対して角度θ
だけ傾くように、フイルムカ−トリツジ室16を配置す
る。このようにすると、フイルムカ−トリツジ室16と
撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁13との間に
無駄な空間SP(図3参照)が無くなり、カメラの横幅
を短くすることができる。なお、図4の各部材には図3
の各部材の符号と同一の符号を付してある。
フイルムカ−トリツジ室16から供給されるフイルムの
搬送面16fがフイルム圧板の面15fに対して角度θ
だけ傾くように、フイルムカ−トリツジ室16を配置す
る。このようにすると、フイルムカ−トリツジ室16と
撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁13との間に
無駄な空間SP(図3参照)が無くなり、カメラの横幅
を短くすることができる。なお、図4の各部材には図3
の各部材の符号と同一の符号を付してある。
【0015】次にこの発明の第2実施例について説明す
る。図5は、上記ドロツプイン装填方式のフイルムカ−
トリツジを使用したカメラの構成を説明する横断面図で
ある。このカメラは、フイルムカ−トリツジを装填する
際、フイルムカ−トリツジ室をカメラ本体から外方に回
動させて開く構成のフイルムカ−トリツジ室を備えてい
る。なお、本発明に関係の無い部分の構成は省略してあ
る。
る。図5は、上記ドロツプイン装填方式のフイルムカ−
トリツジを使用したカメラの構成を説明する横断面図で
ある。このカメラは、フイルムカ−トリツジを装填する
際、フイルムカ−トリツジ室をカメラ本体から外方に回
動させて開く構成のフイルムカ−トリツジ室を備えてい
る。なお、本発明に関係の無い部分の構成は省略してあ
る。
【0016】図において、21はカメラ本体、22は撮
影レンズ、Xは撮影レンズ光軸、23は撮影光路を取り
囲むカメラ本体内部の側壁、24はシヤツタ幕、25は
フイルム圧板、25aはフイルム圧板を撮影レンズ側に
押し出す弾性部材、26はフイルムカ−トリツジ室で、
カメラ本体下部に設けた軸27の回りに回転してカメラ
本体から回動させて突出させることができるように構成
されている。26aはフイルムカ−トリツジ1から突出
したフイルム送出部2を収納する拡大部、28は巻取り
スプ−ル室、29は巻取りスプ−ルを示す。また、26
fはフイルムカ−トリツジ室26から供給されるフイル
ムの搬送面、25fはフイルム圧板の面を示すものであ
る。
影レンズ、Xは撮影レンズ光軸、23は撮影光路を取り
囲むカメラ本体内部の側壁、24はシヤツタ幕、25は
フイルム圧板、25aはフイルム圧板を撮影レンズ側に
押し出す弾性部材、26はフイルムカ−トリツジ室で、
カメラ本体下部に設けた軸27の回りに回転してカメラ
本体から回動させて突出させることができるように構成
されている。26aはフイルムカ−トリツジ1から突出
したフイルム送出部2を収納する拡大部、28は巻取り
スプ−ル室、29は巻取りスプ−ルを示す。また、26
fはフイルムカ−トリツジ室26から供給されるフイル
ムの搬送面、25fはフイルム圧板の面を示すものであ
る。
【0017】この例でも、前記第1実施例の場合と同様
に、フイルムカ−トリツジ室26から供給されるフイル
ムの搬送面26fをフイルム圧板の面25fに対して角
度θだけ傾け、フイルムカ−トリツジ室26と撮影光路
を取り囲むカメラ本体内部の側壁23との間の無駄な空
間SP(図3参照)を無くして、カメラの横幅を短くし
ている。
に、フイルムカ−トリツジ室26から供給されるフイル
ムの搬送面26fをフイルム圧板の面25fに対して角
度θだけ傾け、フイルムカ−トリツジ室26と撮影光路
を取り囲むカメラ本体内部の側壁23との間の無駄な空
間SP(図3参照)を無くして、カメラの横幅を短くし
ている。
【0018】しかし、この例では、フイルムカ−トリツ
ジ室26をカメラ本体から外方に回動させて開くため
に、カメラ本体下部に軸27を設けているが、軸27が
フイルム圧板の面25fに対して並行、即ち光軸Xに対
して直角方向に位置しているため、軸27の長さを十分
に長くすることができず、フイルムカ−トリツジ室26
の取り付け強度が低下してしまう。
ジ室26をカメラ本体から外方に回動させて開くため
に、カメラ本体下部に軸27を設けているが、軸27が
フイルム圧板の面25fに対して並行、即ち光軸Xに対
して直角方向に位置しているため、軸27の長さを十分
に長くすることができず、フイルムカ−トリツジ室26
の取り付け強度が低下してしまう。
【0019】そこで、この発明では、図6に示すよう
に、カメラ本体下部に設けた軸30をフイルム圧板の面
25fに対して角度βだけ傾けている。なお、図6の各
部材には図5の各部材の符号と同一の符号を付してあ
る。
に、カメラ本体下部に設けた軸30をフイルム圧板の面
25fに対して角度βだけ傾けている。なお、図6の各
部材には図5の各部材の符号と同一の符号を付してあ
る。
【0020】また、図7は図6に示すカメラにおいて、
フイルムカ−トリツジ室26をカメラ本体21から外方
に回動させて開いた状態を示すものである。
フイルムカ−トリツジ室26をカメラ本体21から外方
に回動させて開いた状態を示すものである。
【0021】図6、図7に示すようにフイルムカ−トリ
ツジ室26を構成することにより、軸30の長さを十分
に長くすることができ、フイルムカ−トリツジ室26の
取り付け強度を高めることができるばかりでなく、フイ
ルムカ−トリツジ室26に収納されたフイルムカ−トリ
ツジ1のフイルムの搬送面26fとフイルム圧板の面2
5fとが角度βだけ傾くので、フイルムカ−トリツジ室
26と撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁23と
の間に無駄な空間が生じない。
ツジ室26を構成することにより、軸30の長さを十分
に長くすることができ、フイルムカ−トリツジ室26の
取り付け強度を高めることができるばかりでなく、フイ
ルムカ−トリツジ室26に収納されたフイルムカ−トリ
ツジ1のフイルムの搬送面26fとフイルム圧板の面2
5fとが角度βだけ傾くので、フイルムカ−トリツジ室
26と撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁23と
の間に無駄な空間が生じない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツジを
収納したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送出口
のフイルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイルム圧
板面に対して傾斜するようにフイルムカ−トリツジ室が
配置されるので、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を
取り囲むカメラ本体内部の側壁との間の無駄な空間を省
くことができ、カメラの横幅を短くすることができる。
ば、フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツジを
収納したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送出口
のフイルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイルム圧
板面に対して傾斜するようにフイルムカ−トリツジ室が
配置されるので、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を
取り囲むカメラ本体内部の側壁との間の無駄な空間を省
くことができ、カメラの横幅を短くすることができる。
【0023】また、フイルムカ−トリツジ室をフイルム
圧板面と光軸のいずれにも傾斜した方向に向けてカメラ
本体から外方に回動させて開く構成とするときは、フイ
ルムカ−トリツジ室の回動軸を長くできるので、フイル
ムカ−トリツジ室の取り付け強度を高めることができる
ばかりでなく、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を取
り囲むカメラ本体内部の側壁との間の無駄な空間を省く
ことができ、カメラの横幅を短くすることができる。
圧板面と光軸のいずれにも傾斜した方向に向けてカメラ
本体から外方に回動させて開く構成とするときは、フイ
ルムカ−トリツジ室の回動軸を長くできるので、フイル
ムカ−トリツジ室の取り付け強度を高めることができる
ばかりでなく、フイルムカ−トリツジ室と撮影光路を取
り囲むカメラ本体内部の側壁との間の無駄な空間を省く
ことができ、カメラの横幅を短くすることができる。
【図1】ドロツプイン装填方式のフイルムカ−トリツジ
の外観図。
の外観図。
【図2】図1に示すフイルムカ−トリツジの平面図。
【図3】ドロツプイン装填方式のフイルムカ−トリツジ
を使用した従来のカメラのフイルムカ−トリツジ室の配
置を説明する断面図。
を使用した従来のカメラのフイルムカ−トリツジ室の配
置を説明する断面図。
【図4】この発明を実施したカメラのフイルムカ−トリ
ツジ室の配置を説明する断面図。
ツジ室の配置を説明する断面図。
【図5】フイルムカ−トリツジ室をカメラ本体から外方
に回動させて開くように構成した一例を示す断面図。
に回動させて開くように構成した一例を示す断面図。
【図6】この発明を実施したフイルムカ−トリツジ室を
カメラ本体から外方に回動させて開くように構成したカ
メラにおけるフイルムカ−トリツジ室の配置を説明する
断面図。
カメラ本体から外方に回動させて開くように構成したカ
メラにおけるフイルムカ−トリツジ室の配置を説明する
断面図。
【図7】図6に示すカメラでフイルムカ−トリツジ室を
カメラ本体から外方に回動させて開いた状態を示す斜視
図。
カメラ本体から外方に回動させて開いた状態を示す斜視
図。
1 フイルムカ−トリツジ 2 フイルム送出部 11、21 カメラ本体 12、22 撮影レンズ 13、23 撮影光路を取り囲むカメラ本体内部の側壁 14、24 シヤツタ幕 15、25 フイルム圧板 15f、25f フイルム圧板の面 16、26 フイルムカ−トリツジ室 16a、26a フイルムカ−トリツジ室の拡大部 16f、26f フイルムの搬送面 F フイルム X 撮影レンズ光軸
Claims (2)
- 【請求項1】 フイルム送出口がフイルムを収納する筒
部から突出した構造を備えているフイルムカ−トリツジ
を収納するカメラのフイルムカ−トリツジ室において、
フイルムカ−トリツジ室にフイルムカ−トリツジを収納
したとき、フイルムカ−トリツジのフイルム送出口のフ
イルム搬送面がカメラ本体に設けられたフイルム圧板面
に対して傾斜する位置に来るようフイルムカ−トリツジ
室を配置してなることを特徴とするカメラのフイルムカ
−トリツジ室。 - 【請求項2】 請求項1記載のカメラのフイルムカ−ト
リツジ室において、前記フイルムカ−トリツジ室は、フ
イルムカ−トリツジを装填するとき、フイルム圧板面と
撮影レンズの光軸とのいずれに対しても傾斜した方向に
向けてカメラ本体から外方に開いて装填位置をとるよう
に構成したことを特徴とするカメラのフイルムカ−トリ
ツジ室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4435993A JPH06235962A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | カメラのフイルムカ−トリツジ室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4435993A JPH06235962A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | カメラのフイルムカ−トリツジ室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06235962A true JPH06235962A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12689319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4435993A Pending JPH06235962A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | カメラのフイルムカ−トリツジ室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06235962A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507712B2 (en) | 2000-10-13 | 2003-01-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
US6640058B2 (en) | 2001-04-26 | 2003-10-28 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera having a miniaturized exterior shape |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP4435993A patent/JPH06235962A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507712B2 (en) | 2000-10-13 | 2003-01-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
US6640058B2 (en) | 2001-04-26 | 2003-10-28 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera having a miniaturized exterior shape |
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