JP3918568B2 - 極低硫鋼の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、VODに代表される真空下で溶鋼とスラグを強撹拌可能な精錬設備を用いて炭素鋼の極低硫鋼を製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に炭素鋼の極低硫鋼(硫黄含有率:[S]≦0.0020質量%)を製造する技術としては、ソーダ灰もしくはMg系脱硫剤、石灰系脱硫剤等を用いて、強力な脱硫を行った脱硫溶銑を対象とし、これを転炉で脱炭精錬した後、二次精錬過程において、
1.電気エネルギーによる昇熱とスラグ精錬を行うLF(レードル・ファーネス)設備を用いる技術
2.フラックスインジエクション設備を用いる技術
3.RH法での脱硫剤を吹き付ける技術
等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
LF設備を用いる技術では、電気を用いたアーク加熱を行うので電力原単位が高くなるという問題点があると共に、撹拌はポーラスプラグを通してのArバブリングに依存しており、減圧処理を行わないので、RH脱ガス等の他の二次精錬処理と組み合わせる必要があり、ハンドリングが複雑になるという問題点がある。また、アーク加熱時にスラグによる取鍋耐火物が溶損する問題もあった。一方、従来のフラックスインジエクション及びRHでの脱硫剤吹き付けでは、溶鋼とスラグの撹拌力が弱い上に溶鋼の加熱設備がないために、短時間で処理を完了する必要から、スラグの滓化を促進する必要がある。そのためには今後厳しく規制されるフッ素(CaF2;ホタル石)を混合した脱硫剤を使用しなければならず、スラグの処理方法が未解決という問題点があった。
【0004】
本発明は以上の問題点を解決し、簡易な工程で、かつ、フッ素を使用することなく、炭素鋼の極低硫鋼([S]≦0.0020質量%)を安定的に溶製する技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記問題点を解決するために、ステンレス鋼の精錬に一般的に用いられているVODの如き真空精錬設備の強力なスラグ−メタル間の撹拌能力に注目した。すなわちステンレス鋼の精錬においては、Crの酸化とCの酸化という競合反応を、優先脱炭側に制御するために、不活性ガスによる希釈脱炭もしくは真空中での送酸脱炭を行うと共に、酸化反応によって生成し、スラグ中にとり込まれたCr酸化物をスラグ−メタル間の撹拌を強力に行うことによって再度、溶鋼側に還元移行させる操業が行われている。
【0006】
本発明者は、従来、ステンレス鋼の精錬に使用されていた、上述の真空精錬設備を炭素鋼の極低硫鋼の精錬に利用することに想到し、特にフッ素を使用せずに[S]含有量が20ppm以下の極低硫鋼を製造する方法を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明は、転炉で脱炭精錬した溶鋼を、取鍋に受鋼し、その溶鋼中にスラグ組成が、質量%比にて
[(%CaO)/(%SiO 2 )]/(%Al 2 O 3 )=0.15〜0.3
(%CaO/(%Al 2 O 3 )≧1.0
(%Al 2 O 3 )≧20%、
スラグの、CaOとAl 2 O 3 の合計量が、脱硫処理前溶鋼中[S](質量%)×600kg/t以上
を満たす量のCaO及びAl2O3を投入し、真空中にて該取鍋の底から溶鋼中に不活性ガスを吹き込み、スラグ−メタルの撹拌を行って、[S]≦0.0020質量%まで脱硫することを特徴とする極低硫鋼の製造方法を提供するものである。
【0008】
この時のAl2O3源の一部もしくは全量に代えてこれに対応する量(すなわち燃焼して生成するAl2O3量が前記のAl2O3源の一部もしくは全量と等しくなる量)の金属Alを溶鋼中に投入し、送酸により燃焼させ、溶鋼の昇熱に利用するようにすると溶鋼の温度保持を適切に達成することができ好ましい。
【0009】
本願のスラグ組成は、質量%比にして[(%CaO)/(%SiO2)]/(%Al2O3)という指標を用いてその指標の範囲を0.15〜0.3とし、(%CaO)/(%Al2O3)≧1.0とし、かつ、(%Al2O3)≧20%となるよう調整し、スラグ量に関してはCaOとAl2O3合計で、脱硫処理前の溶鋼中[S](質量%)×600kg/tを確保するようにしたので好適な精錬を行うことができる。
【0010】
さらに、本発明は上記のスラグ−メタルの撹拌を、溶鋼に与える撹拌動力密度を100(W/t)以上として行うことが好ましい。真空下でのガス吹込みによる溶鋼の撹拌の際の撹拌動力密度は真空度を考慮した下記の森・佐野の式で表される攪拌動力密度εで評価する。
【0011】
【数1】
【0012】
但し、
ε:攪拌動力密度(W/t)
Vg:吹き込みガス流量(m3(標準状態)/s)
M1:溶鋼重量(t)
h0:吹き込み深さ(m)
P2:雰囲気圧力(Pa)
T1:溶鋼温度(K)
Tn:吹き込みガス温度(K)
η :ジェットガスの運動エネルギー伝達効率
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、MgOを10質量%含有する条件下でのスラグの組成範囲を示すCaO−SiO2−Al2O3擬三元組成図である。ここでMgOを10質量%含有する条件としたのは、MgOは耐火物保護の観点から、スラグ中に10%前後含有させるためである。図1中に示されている組成範囲1は、
[(%CaO)/(%SiO2)]/(%Al2O3)=0.15〜0.3
(%CaO)/(%Al2O3)≧1.0
(%Al2O3)≧20%
を充足する範囲である。この範囲が適切である理由を以下に説明する。
【0014】
図2は、[(%CaO)/(%SiO2)]/(%Al2O3)と言う指標を横軸とし、S分配比を縦軸にとってその関係を示す曲線2を描いたグラフである。この指標範囲を0.15〜0.3の適正範囲3とすることによって、フッ素なしでの最大のS分配比を得ることができることを示している。0.15〜0.3の範囲外ではS分配比が小さくなり、LFやRH処理並かそれ以下のS分配比しか得られないのでこの範囲に限定した。
【0015】
図3は、(%CaO)/(%Al2O3)と脱硫率との関係を示すグラフである。脱硫率の分布4が高い領域が適正範囲5である。(%CaO)/(%Al2O3)≧1.0とすることによって、LFやRH処理での脱硫率(通常50〜60%程度)よりも高い脱硫率が得られる。またAl2O3はスラグを反応性の高い液相状態に保つために必要であって、Al2O3を20質量%以上確保することによって、蛍石なしでスラグの液相率が確保可能となった。従って、Al2O3を20質量%以上の範囲に限定した。
【0016】
次に、発明者は、上述のような適正な脱硫率およびS分配比を有するスラグを用いて溶鋼中[S]を0.0020質量%以下とするために必要なスラグ量について種々の条件での実験データによって検討した。その結果、VODにおける脱硫処理前の溶鋼中の[S]濃度に対して、スラグ全体の原単位ではなく、スラグに含まれるCaOとAl2O3の合計量を所定量以上確保することが必要であることを見出した。この関係を図4に示す。処理後[S]が0.0020質量%以下を達成できた領域と達成できなかった領域の境界はほぼ直線で表わすことができ、(CaO+Al2O3)原単位=600[S](但し、[S]は脱硫処理前の溶鋼中[S]濃度:質量%)となる。
【0017】
従って本発明ではスラグのCaOとAl2O3の合計量を脱硫処理前溶鋼中[S](質量%)×600kg/t以上とする。
【0018】
次に、図5にS分配比と撹拌動力密度εの関係を示した。図5は横軸に攪拌動力密度ε(W/t)をとり、縦軸にSの分配比((S)/[S])をとって示したものである。図5中、番号7はLF処理、番号8はVODにおいて底吹きガス撹拌を行った処理を示している。これらは領域10内に分布している。攪拌動力εが100以上のとき、S配分比が200以上になることが示されている。なお、比較のためにパウダーインジェクション11、12の結果も併せて示している。図5より、底吹きガス撹拌によるVOD設備において、ε≧100(w/t)とすることによって、図中に矢印で示すように、S分配比200以上を確保できることが明らかである。本発明方法を用い、攪拌動力εを100W/t以上とすることによって、[S]≦9ppmの極低硫鋼を安定して溶製することができる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
0.05%C、1.00%Si、1.5%Mn鋼を溶製する際に本発明を適用した。先ず溶銑予備処理によってPを0.058質量%、Sを0.0050質量%に低減した溶銑を転炉で脱炭し、得られた溶鋼(160t)を取鍋に受鋼し、VOD設備において、昇熱、スラグ生成、脱硫処理を行った。VODでの昇熱はAlを3.8kg/t及びCaO(生石灰)13kg/tを溶鋼の浴面上に投入し、真空中で送酸昇熱を施すことによって行った。この間に投入したAlが酸化して生成したAl2O3と、投入したCaOと、転炉からの出鋼の際に取鍋内に流出した転炉滓が溶融してスラグが生成した。その後0.0013MPa(10torr)の真空度の下で取鍋の底に設けられたポーラスプラグからArを0.6m3(標準状態)/minを吹き込みつつスラグと溶鋼を撹拌した。温度推移、成分推移を表1に、スラグ組成を表2に示した。また図4中にこの実施例におけるスラグのCaO+Al2O3合計の原単位のプロット8を示した。
【0020】
VOD処理前の溶鋼中[S]濃度は0.0070質量%であり、処理後[S]濃度を0.0020質量%以下とするに必要とされるスラグのCaO+Al2O3の合計量は0.007×600=4.2kg/t以上であるところ、転炉からの出鋼時の流出スラグに含まれるAl2O3とCaOと、VODで投入されたAlおよびCaOによるAl2O3とCaOにより、VODでのスラグのCaO+Al2O3合計量は24.1kg/tであった。結果を表1、表2に示した。
【0021】
この結果、VODでの脱硫処理後の溶鋼中[S]は0.0001質量%(1ppm)スラグと溶鋼間のS分配比((S)/[S])=230を達成できた。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
(実施例2)
0.05%C、1.0%Si、1.4%Mn鋼を溶製する際に本発明を適用した。溶銑予備処理して脱Pを行い、転炉で脱炭した。その後VOD処理用の取鍋に受鋼し、成分調整及び脱硫処理を行った。この間の成分、温度の推移を表3に示す。溶鋼重量160tに対して、VOD底吹きガス0.01m3(標準状態)/sを吹き込み、吹き込み深さ1.5m、雰囲気圧力4000Pa、溶鋼温度1923(K)で撹拌動力密度ε=150を確保し脱硫処理を行った。脱硫処理後のスラグ組成を表4に示す。その結果、S分配比500を確保することができ、溶鋼中の[S]は8ppmを達成することができた。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、極低硫鋼([S]≦0.0020質量%)の溶製にあたり、二次精錬過程でVODを使用することにより、
(1)溶鋼脱硫能力が高く、溶銑段階での脱硫負荷を軽減することができる。
【0028】
(2)LF処理を行なわないため、電力原単位がかからず、またハンドリングも簡素である。
【0029】
(3)真空中で、強力にスラグ−メタル撹拌できるため、フッ素(CaF2;ホタル石)を含む脱硫剤を必要としない。
というすぐれた効果を得ることができる。
【0030】
本発明を実施することにより、溶銑段階での脱硫を行うことなく安定的に[S]≦9ppmの極低硫鋼を溶製することが可能で、生産性が増大する。また蛍石(フッ素源)を使用せずに極低硫鋼を溶製することが可能なため、スラグ処理が容易に行える、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラグ組成範囲を示す三元成分図である。
【図2】(%CaO/%SiO2)/%Al2O3とSの分配比との関係を示すグラフである。
【図3】(%CaO/%SiO2)と脱硫率との関係を示すグラフである。
【図4】脱硫処理前VOD供給鋼中硫黄含有量と必要なスラグ中CaO+Al2O3量との関係を示すグラフである。
【図5】攪拌動力密度とS分配比との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 スラグ成分範囲
2 曲線
3 適正範囲
4 脱硫率分布
5 適正範囲
6 関係線
7 LF処理
8 VODにおいて底吹きガス撹拌を行った処理
11,12 パウダーインジェクション
Claims (3)
- 転炉で脱炭精錬した溶鋼を、取鍋に受鋼し、その溶鋼中にスラグ組成が、質量%比にて
[(%CaO)/(%SiO 2 )]/(%Al 2 O 3 )=0.15〜0.3
(%CaO/(%Al 2 O 3 )≧1.0
(%Al 2 O 3 )≧20%、
スラグの、CaOとAl 2 O 3 の合計量が、脱硫処理前溶鋼中[S](質量%)×600kg/t以上
を満たす量のCaO及びAl2O3を投入し、真空中にて該取鍋の底から溶鋼中に不活性ガスを吹き込み、スラグ−メタルの撹拌を行って、[S]≦0.0020質量%まで脱硫することを特徴とする極低硫鋼の製造方法。 - 前記Al2O3の一部もしくは全量に代えてこれに対応する量の金属Alを溶鋼中に投入し、送酸により燃焼させ、溶鋼の昇熱に利用することを特徴とする請求項1記載の極低硫鋼の製造方法。
- スラグ−メタルの撹拌を、溶鋼に与える撹拌動力密度を100(W/t)以上として行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の極低硫鋼の製造方法。
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