JP3908728B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

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    • B65H2403/73Couplings
    • B65H2403/732Torque limiters

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置あるいはある種のスキャナのように装置内部で用紙を1枚ずつ搬送する用紙搬送装置に係わり、特にシート状の用紙の重送を防止する機構を備えた用紙搬送装置に関する。
原稿の読み取りを行う原稿読取装置や画像の記録を行うプリンタあるいは複写機等の装置では、シート状の複数枚の原稿や複数枚の記録用紙をトレイにセットして、1枚ずつ画像の読み取りや記録を行うことが多い。このようにシート状の用紙の搬送を行う用紙搬送装置では、トレイに複数枚の用紙をセットした場合、これを1枚ずつ確実にさばいて装置内部に送り込む必要がある。用紙に重送が発生すると、読み取られない原稿が発生したり、搬送中に不具合が発生して記録が良好に行われない場合がある。そこで、このような用紙搬送装置には重送防止装置が取り付けられている。
重送防止装置には、堆積した用紙の最上層から1枚ずつ吸い上げて装置内部に給送するような機構を備えた比較的大型の装置も存在するが、一般には給送用の一対のローラの回転方向に工夫を施した装置が使用されている。
図8は、一対のローラで重送を防止するようにした用紙搬送装置の要部を表わしたものである。この用紙搬送装置300は、用紙301に対して搬送方向302の搬送力を与える主送りローラ303と、この搬送方向302と反対方向の搬送力を与えるリタードローラ(あるいは分離ローラ)304を備えている。用紙301が図示のように2枚重ねられた状態で主送りローラ303とリタードローラ304の間に進入すると、主送りローラ303は一番上の用紙3011に搬送方向302の摩擦力を与え、リタードローラ304は二番目の用紙3012にこれと逆方向の摩擦力を与える。したがって、これらの用紙3011、3012の間の摩擦力が両ローラ303、304の摩擦力よりも十分小さければ、一番上の用紙3011は搬送方向302に搬送される。また、二番目の用紙3012はリタードローラ304によって搬送方向302と逆方向に押し戻される力を受ける。この結果、一番上の用紙3011のみが装置内部に送り込まれることになり、重送が防止される。
ところで、この図8に示した用紙搬送装置300で、リタードローラ304の用紙301に対する摩擦力の方が主送りローラ303のそれよりも大きい場合を考える。前提として、用紙301の両面の摩擦係数は等しいものとする。この場合に1枚の用紙301のみが主送りローラ303とリタードローラ304の間に進入しようとしても、主送りローラ303の摩擦による搬送方向302の搬送力よりも、リタードローラ304の摩擦による搬送方向302と反対方向の搬送力の方が大きくなる。したがって、この場合には用紙301を搬送方向302に搬送することができない。
このような問題を解消するために、リタードローラにトルクリミッタを取り付けて、リタードローラの駆動力を制限することが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平9−235036号公報(第0007段落、図1)
ところで、リタードローラにトルクリミッタを取り付けた場合、図8に示した主送りローラ303とリタードローラ304の押圧とトルクリミッタのトルクが、次に説明する第1および第2の条件を共に満足する必要がある。これを図8を基にして説明する。
第1の条件は、主送りローラ303とリタードローラ304の間に用紙301が1枚存在するときの条件である。第1の条件では、用紙301が搬送方向302に安定して搬送されるように、リタードローラ304が用紙301を搬送方向302に搬送する向き(図で反時計方向)に回転する必要がある。すなわち、リタードローラ304は矢印で示した方向(図で時計方向)に回転する力を伝達されながら、これとは逆の主送りローラ303につれ回される方向に回転する必要がある。
第2の条件は、主送りローラ303とリタードローラ304の間に用紙301が2枚以上存在するときの条件である。第2の条件では、主送りローラ303と接している一番上の用紙3011以外の用紙3012を押し戻すように、リタードローラ304は矢印で示した方向(図で時計方向)に回転する必要がある。
リタードローラ304にトルクリミッタを取り付ける場合、そのトルクリミッタのトルクは、これら第1および第2の条件を満足する必要がある。トルクリミッタのトルクが大きすぎたり、主送りローラ303とリタードローラ304の押圧が低いと、第1の条件を満たすことができない。また、トルクリミッタのトルクが小さすぎたり、主送りローラ303とリタードローラ304の押圧が高ければ、第2の条件を満たすことができなくなる。
トルクリミッタのトルクは、必ずしも同一の値を保持しているものではなく、ある程度の変動が存在する。また、装置によってリタードローラ304の磨耗度や用紙301の状態も変化する。この結果、ある状態では用紙301の各種状況に対して用紙搬送装置が問題なく対応するが、他の場合には重送を発生させたり、1枚の用紙301が主送りローラ303とリタードローラ304の間に送り込まれた場合に、この搬送を良好に行えないというトラブルが発生することがあった。
そこで本発明の目的は、重送防止用の主送りローラとリタードローラの対のローラを備え、リタードローラ側のトルクリミッタのトルクに多少の変動が存在しても、安定した用紙の搬送を確保することのできる用紙搬送装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)シート状の用紙の上側に位置する面としての一方の面と接触しながら所定方向に回転してこの用紙を所定の用紙搬送方向に送り出す力を与える主送りローラと、(ロ)この主送りローラの下方にこれと対向配置され、主送りローラに接触した用紙の他方の面に対して用紙搬送方向と逆方向に搬送する力を与えるリタードローラと、(ハ)このリタードローラのトルクを制限し、制限を越えたときにはリタードローラを主送りローラにつれ回される方向に回転させるトルクリミッタと、(ニ)リタードローラの回転軸に配置された軸受と、(ホ)主送りローラとリタードローラのそれぞれの中心軸を結ぶ平面を、リタードローラの中心軸を回転中心として主送りローラの中心軸が用紙搬送方向に移動したとしたときの回転方向に0度よりも大きくかつ90度以内となる角度だけ回転したときに得られる傾斜した面を少なくとも一部に備え、その面がリタードローラの軸受よりも用紙搬送方向側に位置するように配置されたガイド部材と、(へ)このガイド部材の前記した面に対して、この面からの反力の垂直方向の成分が主送りローラの方向に生じるような特定方向から、リタードローラの軸受を押し付ける押圧印加手段とを用紙搬送装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、主送りローラとリタードローラの対によって重送を防止しつつ用紙の搬送を行うようにしている。ここで主送りローラはその回転によってローラ面と接触する用紙を所定の用紙搬送方向に送り出す力を与える。リタードローラはその回転によってローラ面と接触する用紙を用紙搬送方向と逆方向に搬送する力を与えるが、トルクリミッタの作用によって1枚の用紙を主送りローラとリタードローラが送り出すときには主送りローラにつれ回される方向に回転するようになっている。この発明では、主送りローラとリタードローラのそれぞれの中心軸を結ぶ平面を、リタードローラの中心軸を回転中心として主送りローラの中心軸が用紙搬送方向に移動したとしたときの回転方向に0度よりも大きくかつ90度以内となる角度だけ回転したときに得られる傾斜した面を少なくとも一部に備え、その面がリタードローラの軸受よりも用紙搬送方向側に位置するように配置されたガイド部材を備えている。そして、押圧印加手段は、このガイド部材の前記した面に対して、この面からの反力の垂直方向の成分が主送りローラの方向に生じるような特定方向から、リタードローラの軸受を押し付けるようにしている。これにより、主送りローラに対するリタードローラの位置関係が前記した面に対する移動範囲で定まると共に、トルクリミッタのトルクが初期の狙いよりも大きい場合には主送りローラとリタードローラの押圧も大きくなり、またこの逆の場合には押圧が小さくなって、トルクリミッタのトルクの変動の影響を受けにくくなる。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の用紙搬送装置で、軸受はリタードローラ回転軸の両側にそれぞれ配置されており、押圧印加手段はこれらの軸受にそれぞれ独立して押圧力を印加する異なったバネで構成されていることを特徴としている。
すなわち請求項2記載の発明では、リタードローラが独立懸架方式で2つのバネによって支持されるので、用紙を安定して搬送させることができる。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の用紙搬送装置で、軸受における前記した面と接触する箇所は低摩擦材料で構成されていることを特徴としている。
すなわち請求項3記載の発明では、前記した面と接触する箇所は低摩擦材料で構成されるので、リタードローラはトルクの変動に応じて自在に主送りローラとの位置関係を調整することができる。
請求項4記載の発明では、請求項2記載の用紙搬送装置で、回転軸は継手を介して駆動軸と連結されていることを特徴としている。
すなわち請求項4記載の発明では、リタードローラの回転軸は継手を介して駆動軸と連結されているので、バネによる支持と併せて、リタードローラの装置に対する着脱を容易にしている。
請求項5記載の発明では、請求項1記載の用紙搬送装置で、ガイド部材は断面がU字型をしており、その一部が前記した面を備えた直線状の斜面を構成していることを特徴としている。
すなわち請求項5記載の発明では、ガイド部材の断面をU字型とすることで、主送りローラが退避したような場合にリタードローラが前記した面を外れて移動した際にも、U字の下のターンしている箇所がリタードローラの大幅な移動を制限することができる。
請求項6記載の発明では、請求項1記載の用紙搬送装置で、ガイド部材は細長いアーム状をしていることを特徴としている。
すなわちガイド部材は前記した面を備えていればよいので、請求項6記載の発明では、細長いアーム状のものでも可能なことを示している。U字型や細長いアーム状以外の形状であってもよいことはもちろんである。
以上説明したように本発明によれば、主送りローラとリタードローラのそれぞれの中心軸を結ぶ平面を、リタードローラの中心軸を回転中心として主送りローラの中心軸が用紙搬送方向に移動したとしたときの回転方向に0度よりも大きくかつ90度以内となる角度だけ回転したときに得られる傾斜した面に、この面からの反力の垂直方向の成分が主送りローラの方向に生じるような特定方向から、リタードローラを押圧するようにした。このような簡単な機構の採用により、トルクリミッタのトルクの変動に対して用紙の搬送を安定化させることができ、経済的な機構を実現することができる。
また、継手を介してリタードローラを駆動し、かつリタードローラを独立懸架方式で支持する構成とすることで、主送りローラとリタードローラの接触が均一となり、用紙搬送時の動作が安定化する。
更に、継手を介してリタードローラを駆動し、かつリタードローラをバネによって押圧する構成とすることで、リタードローラの取り外しの簡単な機構を実現することができ、リタードローラの摩耗時の交換が容易になるという効果がある。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の実施例における用紙搬送装置の一例としての原稿搬送装置の外観を表わしたものである。この原稿搬送装置101は原稿読取装置の上部を成しているもので、その下部に配置された、原稿を読み取るための光学系等からなるスキャナモジュールや、画像処理回路あるいは電源回路等を備えた装置本体部分の図示は省略している。
原稿搬送装置101は、前記した装置本体の上部に載置されるように水平に延びたスタッカ102を備えている。スタッカ102は、読み取りの終了した図示しない原稿を堆積する場所であり、矢印103で示す原稿排出方向に沿って2本の棒状の突起104をその底面から突出させている。スタッカ102の上には所定の間隔を置いて原稿トレイ105が配置されており、ここに図示しない原稿がその先端を原稿挿入口106に差し込むようにしてセットされるようになっている。原稿トレイ105の原稿挿入口106の手前には、原稿の幅方向に移動自在となった原稿ガイド107が取り付けられている。
原稿挿入口106の奥側上部には、開閉自在のアッパユニット108が配置されている。アッパユニット108は、原稿挿入口106の中央上方に位置する取っ手109を上方に持ち上げることで、図示しない所定の支点を中心として回動することができ、原稿挿入口106の入り口付近の内部空間を開放することができる。これにより、装置内部の紙詰まり(ジャム)を除去することができる。
図2は、この原稿搬送装置の内部構造を表わしたものである。この原稿搬送装置101は、原稿の搬送空間を形成するための3つのユニットを備えている。図で一番上には、図1に示したアッパユニット108が配置されている。アッパユニット108は、原稿トレイ105に沿って矢印111方向に送り込まれる原稿の上面側に、原稿挿入口106から順に、挿入される原稿の先端を案内するガイドロール112、原稿を内部に送り込む主送りローラ113および搬送ローラ114の合計3つのローラを配置している。
アッパユニット108のすぐ下には、ミドルユニット115が配置されている。ミドルユニット115も後に説明するように他の支点を中心に回動する機構となっている。このミドルユニット115には、アッパユニット108の主送りローラ113と転接するリタードローラ116と、スタッカ102側に原稿を排出したり、原稿の両面読み取りの際に原稿を再度、装置内部に送り込む排出側ローラ117が備えられている。排出側ローラ117は、図示しない駆動源によって駆動される駆動ローラである。
ミドルユニット115の更に下方にはロワーユニット119が配置されている。ロワーユニット119の底部の開口部にはプラテンガラス121が配置されている。このプラテンガラス121の下方の図示しない装置本体部分には、光学系および読取素子が配置されていて、プラテンガラス121の上部を通過する原稿の画像情報を読み取るようになっている。ロワーユニット119には、アッパユニット108の搬送ローラ114と転接する搬送ローラ122と、排出側ローラ117と転接する排出側ローラ123および他の2つの搬送ローラ対124、125が配置されている。また、ロワーユニット119における排出側ローラ117の手前の位置には、原稿の搬送方向を切り替える断面が楔状をしたフラッパ126が配置されている。
このような構成の原稿搬送装置101で原稿の搬送の様子を簡単に説明する。まず、図示しない原稿の片面のみを読み取る動作を説明する。原稿トレイ105上にセットされた図示しない原稿は、ガイドロール112が原稿の最上層と接触するまで降下して回転することにより主送りローラ113とリタードローラ116のニップ領域に向けて送り出される。そして、これら主送りローラ113とリタードローラ116によって1枚ずつ装置内部に送り込まれる。リタードローラ116は主送りローラ113と逆方向に回転するようになっており、送り込みの際の重送を防止するようになっている。
主送りローラ113とリタードローラ116の間を通過した原稿は、1対の搬送ローラ114、122の間を通過し、更に搬送ローラ対124、124を通過してプラテンガラス121の上を搬送される。このとき、前記した読取素子を用いて原稿の第1面の画像情報の読み取りが行われる。この原稿は、搬送ローラ対125、125を通過して、弁状のフラッパ126を下から押し上げて、1対の排出側ローラ117、123の間を通過して、スタッカ102上に排出される。このようにして、原稿トレイ105上にセットされた原稿が1枚ずつ原稿搬送装置101の内部に送り込まれて、それぞれの片面(原稿トレイ105上にセットされた原稿の上側の面)の画像情報の読み取りが行われる。
次に、原稿の両面を読み取る場合を説明する。この場合、原稿トレイ105から原稿搬送装置101の内部に送り込まれた原稿は、前記したようにして第1面の画像情報が読み取られる。原稿は読み取りの進行と共にその先端から1対の排出側ローラ117、123によってスタッカ102に送り込まれる。このとき、読み取りの終了した第1面は原稿の下方に配置されている。
原稿の後端が1対の排出側ローラ117、123のニップ領域まで達すると、そのタイミングで1対の排出側ローラ117、123が逆転を開始する。すると、原稿の後端はフラッパ126の上面を通過して、ミドルユニット115とロワーユニット119の境界部分をほぼ水平方向に進行し、1対の搬送ローラ114、122の間を通過する。そして再び搬送ローラ対124を通過してプラテンガラス121の上を搬送される。このとき、前記した読取素子が原稿の第2面の画像情報の読み取りを行う。この原稿は、搬送ローラ対125を通過して、弁状のフラッパ126を下から押し上げて、1対の排出側ローラ117、123の間を通過して、スタッカ102上に排出されることになる。このようにして、原稿の両面の画像情報の読み取りが行われる。
図3は、ミドルユニットの上部ユニットを下から見上げたものである。ミドルユニット115は、この図に示した上部ユニット142と、図2でリタードローラ116と排出側ローラ117の間に掛け渡されるように配置されたガイド部材としてのリターンガイドを中心に構成された下部ユニットによって構成されている。上部ユニット142を構成する給紙ガイド141の裏面のほぼ中央部には、断面がU字形をした1対のリタードローラガイド171、172が互いに所定の間隔を置いて周囲から突出するように形成されている。これらのリタードローラガイド171、172の所定の内面には、リタードローラ116の回転軸173、174がこの図に示さない軸受を介して、それぞれこの図には示していないバネの押圧力によって別々に押し当てられている。
一方の回転軸173には、これに駆動力を伝達する駆動軸175の一端が取り付けられている。この駆動軸175は、給紙ガイド141の図で左端部の裏面から突出した軸受部177によって回動自在に支持されており、そのすぐ左側に配置された歯車等の回転力伝達機構178から図示しない駆動源の回転力を伝達するようになっている。ここでリタードローラ116は、前記した2つのバネによって回転軸173、174がそれぞれ独立して支持されており、図2に示した主送りローラ113との間に挿入される原稿の厚さ等の変動によってその中心軸の位置や傾きを変動させる。しかしながら、駆動軸175は軸受部177から回転軸173までの距離が軸受部177から回転力伝達機構178までの距離よりもかなり長くなっている。このため、リタードローラ116の位置や傾きに変動が生じても、回転力伝達機構178はほとんどその影響を受けず、駆動力の円滑な伝達が可能になっている。
上部ユニット142における回転軸134が取り付けられている側には、同一の駆動軸181によって駆動力を伝達される1対の排出側ローラ117、117が取り付けられている。この駆動軸181は、歯車等の回転力伝達機構182、183によって、他の駆動軸184から駆動力の伝達を受けるようになっている。上部ユニット142には、駆動軸184とリタードローラ116のほぼ中間位置に、駆動軸184と平行に伝達軸185が配置されている。伝達軸185は、排出側ローラ117と図2に示した排出側ローラ123とを離間させるトルク荷重を伝達させるためのものである。
図4は、ミドルユニットをリタードローラの中心軸と垂直方向に切断したものである。この図は、ミドルユニット115をリタードローラガイド172の図3で右側の位置で回転軸と垂直に切断した状態を表わしている。ミドルユニット115には断面が下向きのU字型をしたリタードローラガイド172が形成されている。矢印200方向に回転して図示しない用紙を装置内部に送り込む主送りローラ113と転接するリタードローラ116の回転軸174には、軸受201が取り付けられている。軸受201はポリアセタール樹脂等の低摩擦材料を使用しており、その外周部分がリタードローラガイド172の内面202に摺設している。この軸受201には図示しない突片が形成されており、これに前記したバネ204の一端が嵌め込まれるようにして取り付けられている。バネ204の他端は、上部ユニット142を構成する給紙ガイド141の裏面側に取り付けられたリターンガイド205の一端部206に取り付けられており、矢印207方向に軸受201をリタードローラガイド172の内面202に押し付ける役割を果たしている。リタードローラガイド172の内面202における軸受201が接触している位置はその断面が直線を形成しており、その延長方向としての矢印208の方向は、矢印207の方向に対して時計方向に角度θだけ傾斜したものとなっている。
図5は、ミドルユニットを構成する上部ユニットにリタードローラを組み込む前の状態を表わしており、図6はこの組み込みが終了した状態を表わしている。図5でミドルユニット115を構成する上部ユニット142には、一対のリタードローラガイド171、172が形成されている。リタードローラ116は、その内部にトルクリミッタ211を装着しており、その図で右側から突出した回転軸174には軸受201が配置されている。また、リタードローラ116の図で左側にも軸受213が配置されており、これによって保持された回転軸の端部を構成する継手174aは、図3で説明した駆動軸175の一端を構成する継手175aと連結して、駆動力がリタードローラ116側に伝達されるようになっている。
軸受213には軸受201の突片203と同様に突片215が形成されており、これとリターンガイド205における一端部206と対応する一端部の間に他のバネ217が取り付けられている。以上のように一対の軸受201、213には、それぞれ独立してバネ204、217が作用し、リタードローラガイド171、172の対応する部位を押圧し、これによりリタードローラ116を主送りローラ113(図4)に圧接させる力を作用させるようになっている。
なお、リタードローラガイド171、172の内面は断面がU字状となっており前記した直線状の断面部分以外の領域が存在する。これは、アッパユニット108を開いた場合のように主送りローラ113がリタードローラ116との圧接状態を解除した際に、リタードローラ116がバネ204、217の力で上方向に移動する場合があることを考慮したものである。
図7は、トルクリミッタのトルクによって発生するリタードローラ周辺の力を示したものである。すでに図4で説明したようにリタードローラガイド172の内面202の斜面の箇所221には、リタードローラ116の軸受201が接触している。リタードローラ116は、図5に示したトルクリミッタ211のトルクと駆動力により、回転力(モーメント)Mを受けている。このモーメントMにより、主送りローラ113との転接部222で、次の(1)式に示す力Fを発生させる。ただし、リタードローラ116の半径をRとする。
F=M/R ……(1)
この結果、反作用として主送りローラ113から水平方向に力FXを受ける。この水平方向の力FXを受け止めるため、リタードローラ116は斜面の箇所221における軸受201が接触している点223で合計FX′の水平方向の力を受けることになる。斜面の箇所221での反力はこの斜面に垂直に発生する。したがって、水平方向の力FX′に対応する上向きの垂直方向の力Fy′が発生することになる。この上向きの垂直方向の力Fy′を受け止めるために、リタードローラ116は主送りローラ113から下向きの力Fyを受ける。すなわち、トルクリミッタ211のトルクがリタードローラ116に対する押圧を生み出すことになる。
このため、トルクリミッタ211のトルクが初期の狙いよりも大きくなると、リタードローラ116に対する押圧が大きくなる。逆に、トルクリミッタ211のトルクが初期の狙いよりも小さくなると、押圧が小さくなる。この結果、本実施例ではトルクリミッタ211のトルクの変動を受けにくくなる。このような効果は、図6で斜面の箇所221に対してバネの力が矢印231方向に作用していること、すなわち斜面の箇所221で上向きの垂直方向の力Fy′が発生していることに原因している。
斜面の箇所221の傾きがこれと逆方向であるとすると、下向きの垂直方向の力Fy′が発生することになって、トルクリミッタ211のトルクが増えるほどリタードローラ116に対する押圧が低くなる。このため、非常に不安定な動作しか得られないことになる。図6における斜面の箇所221の傾きと矢印231で示すバネの力の方向がなす角度θは、0度よりも大きく90度よりも小さくなる。望ましくは、この図に示すように角度θは15度から45度の範囲に設定される。
なお、以上の説明ではリタードローラガイド172とリタードローラ116の関係を示したが、他方のリタードローラガイド171とリタードローラ116の関係も同様である。そのため、これらの関係についての説明は省略した。
以上説明した実施例ではリタードローラ116が継手174a、175aを介して駆動軸175と接続されていると共に、バネ204、217の押圧力でリタードローラガイド171、172に保持されている。したがって、たとえば図5に示したリターンガイド205を給紙ガイド141にねじ止めしておいて、ねじを取り外すことでリタードローラ116を簡単に取り外すようにすることができる。これは、磨耗したリタードローラ116を新品に交換する際に便利である。
<発明の第1の変形例>
実施例では、リタードローラ116の軸受201、213を断面がU字型をしたリタードローラガイド171、172の斜面の箇所221にそれぞれバネ204、217で押圧することにしたが、これに限るものではない。すなわち、1本ずつの細長いアームの所定の箇所にリタードローラ116の軸受201、213をそれぞれ接触させるようにしてもよい。
また、実施例では用紙の搬送時にリタードローラ116の軸受201、213をリタードローラガイド171、172の斜面の箇所に押し付けたが、これに限るものではない。すなわち、リタードローラガイド171、172における軸受201、213が接触する箇所は平面部分である必要はなく、断面が曲線となる曲面部分を構成していてもよい。要は、軸受201、213が接触する箇所でバネの押圧によってリタードローラ116に上向きの成分を有する力が生じればよい。
更に実施例では低摩擦材料からなる軸受201、213の表面をリタードローラガイド171、172の斜面の箇所に押し付けたが、軸受けと一体となった同様な低摩擦材料から構成される部品を所定の面に押し付けるものであってもよい。
本発明の実施例における用紙搬送装置の一例としての原稿搬送装置の外観を表わした要部斜視図である。 実施例における原稿搬送装置の内部構造を表わした端面図である。 実施例におけるミドルユニットの上部ユニットを下から見上げた斜視図である。 実施例におけるミドルユニットをリタードローラの中心軸と垂直方向に切断した断面図である。 実施例におけるミドルユニットを構成する上部ユニットにリタードローラを組み込む前の状態を表わした要部斜視図である。 実施例におけるミドルユニットを構成する上部ユニットにリタードローラを組み込んだ状態を表わした要部斜視図である。 実施例におけるトルクリミッタのトルクによって発生するリタードローラ周辺の力を示した説明図である。 一対のローラで重送を防止するようにした従来の用紙搬送装置の要部説明図である。
符号の説明
113 主送りローラ
115 ミドルユニット
116 リタードローラ
171、172 リタードローラガイド
173、174 回転軸
175 駆動軸
201、213 軸受
202 リタードローラガイドの内面
203、215 突片
204、217 バネ
221 斜面の箇所

Claims (6)

  1. シート状の用紙の上側に位置する面としての一方の面と接触しながら所定方向に回転してこの用紙を所定の用紙搬送方向に送り出す力を与える主送りローラと、
    この主送りローラの下方にこれと対向配置され、前記主送りローラに接触した用紙の他方の面に対して前記用紙搬送方向と逆方向に搬送する力を与えるリタードローラと、
    このリタードローラのトルクを制限し、制限を越えたときにはリタードローラを前記主送りローラにつれ回される方向に回転させるトルクリミッタと、
    前記リタードローラの回転軸に配置された軸受と、
    前記主送りローラと前記リタードローラのそれぞれの中心軸を結ぶ平面を、前記リタードローラの中心軸を回転中心として前記主送りローラの中心軸が前記用紙搬送方向に移動したとしたときの回転方向に0度よりも大きくかつ90度以内となる角度だけ回転したときに得られる傾斜した面を少なくとも一部に備え、その面が前記リタードローラの前記軸受よりも前記用紙搬送方向側に位置するように配置されたガイド部材と、
    このガイド部材の前記面に対して、この面からの反力の垂直方向の成分が前記主送りローラの方向に生じるような特定方向から、前記リタードローラの軸受を押し付ける押圧印加手段
    とを具備することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記軸受は前記リタードローラ回転軸の両側にそれぞれ配置されており、前記押圧印加手段はこれらの軸受にそれぞれ独立して押圧力を印加する異なったバネで構成されていることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 前記軸受における前記面と接触する箇所は低摩擦材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  4. 前記回転軸は継手を介して駆動軸と連結されていることを特徴とする請求項2記載の用紙搬送装置。
  5. 前記ガイド部材は断面がU字型をしており、その一部が前記面を備えた直線状の斜面を構成していることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
  6. 前記ガイド部材は細長いアーム状をしていることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
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