JP3904040B2 - 逆流防止弁構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の燃料タンク内に挿入された給油パイプ等の液流通管の先端部に設けられ、ガソリン等が逆流することを防止する逆流防止弁構造、及び該逆流防止弁構造を構成するための弁部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、図8に示したように、自動車の燃料タンクt内に挿入された給油パイプpの先端部には該パイプp先端部を開閉する弁蓋aを用いた逆流防止弁構造vが設けられており、一旦タンクt内に供給された燃料が給油パイプp内に逆流することを防止するようになっている。
【0003】
この弁蓋aによる逆流防止弁構造vとしては、従来図6に示したものが一般に用いられている。即ち、弁蓋aに突片bを介して回動軸cを設け、該回動軸cを給油パイプpに設けた軸孔dに挿入して該弁蓋aをパイプpの先端に開閉自在に取り付けると共に、上記弁蓋aの回動軸cにコイルバネeを巻き付けて取り付け、このコイルバネeによって該弁蓋aを閉方向へと付勢し、図8に示されているように、常時はこのコイルバネeの付勢力によって給油パイプpの先端開口部を上記弁蓋aで閉塞し、タンクt内のガソリンgが給油パイプp内へと逆流することを防止すると共に、給油時には、液流の圧力によって弁蓋aが上記コイルバネeの付勢力に抗して開方向へと回動し給油パイプpの先端部が開くようにした逆流防止弁構造が一般に採用されている。なお、通常は上記軸孔dを設けた円筒体に上記弁蓋a及びコイルバネeを取り付けた弁部材を上記給油パイプpの先端部に連結固定することによって、上記逆流防止弁構造vが給油パイプpの先端部に構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の逆流防止弁構造vは、必ずしも良好に給油パイプpの先端開口部を閉塞することができず、弁蓋aとパイプp先端部との間に隙間が生じやすく、この隙間からタンクt内の燃料がパイプp内に逆流してしまう場合がある。
【0005】
即ち、この従来の逆流防止弁構造vでは、上述のように、コイルバネeを弁蓋aに設けた回動軸cに取り付け、図7に示したように、該コイルバネeの両端部をそれぞれ流通パイプp及び弁蓋aに当接させて、回動軸cを支点として弁蓋aを閉方向へと押圧するようになっているので、図7(A)に矢印xで示したように、コイルバネeの両端部がそれぞれパイプp,弁蓋aを押圧する反作用が回動軸cを前方斜め上方(図中矢印x方向)に引き上げるように作用し、この回動軸cと一体に弁蓋aの基端側が図中矢印x方向に引き上げられて、同図に示されているように、弁蓋aの基端側とパイプp先端との間に隙間f1が生じてしまう場合がある。
【0006】
また、図7に示されているように、通常、弁蓋aとパイプp先端との間を液密に保つためパイプpの先端周縁にゴム製パッキンhを取り付けることが行われるが、この場合ガソリンとの接触によってこのパッキンhが膨潤すると、図7(B)に示されているように、その膨潤量だけ弁蓋aが開方向(図中矢印y方向)に押圧され、コイルバネeの付勢力に抗して弁蓋aが少しでも開方向に回動してしまうと、同図に示されているように、弁蓋aの先端側とパイプp先端との間に隙間f2が生じてしまう場合がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、弁蓋を付勢するコイルバネの反作用やパイプに取り付けられたゴム製パッキンの膨潤などによって、弁蓋とパイプ先端との間に隙間を生じるようなことがなく、パイプ先端を確実に閉塞して液の逆流を確実かつ安定的に防止することができる逆流防止弁構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、液流通管の先端部に、該先端部開口面を開閉する弁蓋を設け、液流の逆流を防止する逆流防止弁構造において、液流通管の先端部に連結固定される円筒体と、上記円筒体の先端部に設けられた回動軸と、略楕円形の軸孔に上記回動軸を挿入することにより回動可能に取り付けられ、その回動動作によって上記円筒体の先端開口面を開閉する弁蓋と、上記円筒体の先端周縁部に取り付けられ、上記液流通管と円筒体との間及び上記弁蓋と円筒体との間を液密にするゴム製パッキンと、上記回動軸に巻き付けられた状態に取り付けられ、上記弁蓋を閉方向へと付勢するコイルバネとを具備してなる弁部材を、液流通管の先端部に取り付けて、該液流通管先端部開口面を開閉する上記弁蓋を設け、閉状態の該弁蓋が、上記略楕円形の軸孔の作用により上記液流通管の軸線方向に沿って平行移動可能となっていることを特徴とする逆流防止弁構造を提供する。
【0009】
本発明の逆流防止弁構造は、上述した従来の弁構造と同様に、先端周縁部にゴム製パッキンが取り付けられた液流通管の先端部に、該先端部開口面を開閉するように弁蓋を回動自在に取り付けると共に、該弁蓋をコイルバネにより閉方向へと付勢して、該コイルバネの付勢力によって上記弁蓋で給油パイプ等の液流通管先端部を閉塞するものであるが、この場合本発明の弁構造では、弁蓋を回動自在に軸支する回動軸を液流通管側に設け、液流通管に固定されたこの回動軸にコイルバネを取り付けたことにより、コイルバネの弁蓋側押圧端が弁蓋を押圧する反作用が回動軸を引き上げるように作用してもこれが弁蓋に作用することはなく、弁蓋はコイルバネの付勢力により安定的に液流通管先端へと押圧され、該液流通管先端を閉塞した状態で確実に維持されるものである。
【0010】
また、本発明の弁構造では、上記回動軸を挿入する弁蓋の軸孔を略楕円形状として閉状態の弁蓋が軸線方向に沿って平行移動可能な状態としたことにより、ガソリン等との接触によって液流通管先端部に取り付けられたゴム製パッキンが膨潤しても、弁蓋が液流通管先端に良好に密着したままの状態でパッキンの膨潤量だけ軸線方向に沿って平行移動し、液流通管先端の閉塞状態を確実に維持し得るものである。
【0011】
このように、本発明の逆流防止弁構造によれば、弁蓋を付勢するコイルバネの反作用や液流通管に取り付けられたゴム製パッキンの膨潤などによって、弁蓋と液流通管先端との間に隙間を生じるようなことがなく、従って、液流通管先端を確実に閉塞して液の逆流を確実かつ安定的に防止することができるものである。
【0012】
また、本発明は、上記本発明の逆流防止弁構造の好適な実施態様として、上記コイルバネの弁蓋側押圧端が弁蓋の中央部を押圧して、該弁蓋を閉方向へと付勢する逆流防止弁構造を提供する。
【0013】
即ち、このように弁蓋の中央部を押圧して弁蓋を閉方向へと付勢することにより、上記ゴム製パッキンの膨潤状態等にかかわらず、弁蓋を閉状態において液流通管の先端周縁部の全周に亘ってほぼ均一な押圧力で密着させることができ、より良好な液密性をより確実に得ることができる。
【0014】
更に、本発明では、上記のように、液流通管の先端部に連結固定される円筒体と、上記円筒体の先端部に設けられた回動軸と、略楕円形の軸孔に上記回動軸を挿入することにより回動可能に取り付けられ、その回動動作によって上記円筒体の先端開口面を開閉する弁蓋と、上記円筒体の先端周縁部に取り付けられ、上記液流通管と円筒体との間及び上記弁蓋と円筒体との間を液密にするゴム製パッキンと、上記回動軸に巻き付けられた状態に取り付けられ、上記弁蓋を閉方向へと付勢するコイルバネとを具備してなる弁部材を用い、この弁部材を上記液流通管の先端部に取り付けることにより、上記ゴム製パッキンと弁蓋を上記液流通管の先端部に設けるものである。
【0015】
従って、本発明は、この弁部材の円筒体を給油パイプ等の液流通管の先端部に連結固定することにより、上記逆流防止弁構造を容易に構成することができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、実施例を示し、本発明につきより具体的に説明する。
図1〜5は、本発明の一実施例にかかる逆流防止弁構造を示すもので、この弁構造は、円筒体1に弁蓋2及びコイルバネ3を取り付けた弁部材を、上記円筒体1を給油パイプ等の液流通管p先端部に連結固定することにより、該液流通管pの先端部に構成したものである。
【0017】
上記円筒体1には、その周壁に複数のコの字状貫通溝11が周方向に等間隔ずつ離間して形成されていると共に、図2に示されているように、これら貫通溝11に囲まれた周壁の内面に係止凸部12が突設されており、この係止凸部12が液流通管pの先端部外周面に形成されたリング状凸部13に係合して、該円筒体1が液流通管pの先端部に連結固定されている。
【0018】
また、図4に示されているように、この円筒体1の先端周縁部内面側には、リング板状のパッキン取付部が形成されており、このパッキン取付部の内周縁部を全周に亘って覆うようにリング状のゴム製パッキン4が取り付けられており、このゴム製パッキン4の基端側外周面が上記液流通管pの先端周縁に圧接され、該円筒体1と液流通管pとの間が液密に保たれるようになっていると共に、このゴム製パッキン4の先端側外周面にはリング状突条が全周に亘って形成されており、この突条が弁蓋2に当接して弁蓋2との間が液密となるようになっている。
【0019】
更に、この円筒体1には、その外周面先端縁部から弁蓋支持アーム14が軸方向に沿って前方へと突設されており、この支持アーム14の先端部から両側方へと回動軸5が一体に突設されている。また更に、この円筒体1の外周面先端縁部には、該弁蓋支持アーム14に隣接してバネ係合片15が一体に立設されており、その先端部に形成されたv字状凹部に後述するコイルスプリング3の一端部が係合するようになっている。
【0020】
次に、上記弁蓋2は、上記円筒体1の径よりも若干大径の円板状のものであり、その外面に一対の接続アーム21,21が一体に並設されており、各アーム21,21の先端部にそれぞれ穿設された軸孔22に上記回動軸5の両端部が挿入されて、該弁蓋2が上記円筒体1の先端部に回動自在に取り付けられている。この場合、上記軸孔22は、図4,5に示されているように、略楕円形状をしており、該軸孔22の内周面と上記回動軸5先端の外周面との間には、弁蓋2が平行移動することが可能な程度のクリアランスが設けられており、これにより弁蓋2が閉状態で円筒体1の軸方向に沿って平行移動し得るようになっている。なお、上記一対の接続アーム21,21は、上記軸孔22近傍において、接続アーム21,21と一体に形成された連結片21aによって互いに連結されている。
【0021】
また、この弁蓋2の外面中央部には、ドーム状に膨出したコイルバネ当接凸部23が設けられていると共に、このコイルバネ当接凸部23を挟んで一対のバネ保持突起24,24が突設されている。
【0022】
この弁蓋2は、上記回動軸5に取り付けられたコイルバネ3によって閉方向に回動するように付勢されている。即ち、上記回動軸5には、上記両接続アーム21,21間に存してコイルバネ3が巻回固定されており、該コイルバネ3の一端部31(図4,5参照)が円筒体1の上記バネ係合片15先端部に形成されたv字状凹部に係合していると共に、他端部(弁蓋側押圧端)32(図4,5参照)が弁蓋2の両バネ保持突起24,24間に存して上記コイルバネ当接凸部23上に当接している。そして、このコイルバネ3の反発力によって弁蓋2のコイルバネ当接凸部23、即ち弁蓋2の中央部が押圧され、これにより弁蓋2が閉方向へと付勢された状態となっている。
【0023】
この逆流防止弁構造は、図8に示された従来の弁構造と同様に、例えば自動車の燃料タンクt内に挿入された給油パイプ(液流通管)pの先端部に、上記円筒体1を連結固定することにより、該給油パイプ(液流通管)pの先端に設けられ、図2に示したように、常時はこのコイルバネ5の付勢力によって給油パイプ(液流通管)pの先端開口部を上記弁蓋2で閉塞し、タンクt内のガソリンgが給油パイプ(液流通管)p内へと逆流することを防止すると共に、給油時には、図2に一点鎖線で示したように、液流の圧力によって弁蓋2が上記コイルバネ5の付勢力に抗して開方向へと回動し給油パイプ(液流通間)pの先端部が開いて、ガソリンがタンクt内に供給されるものである。
【0024】
この場合、本実施例の逆流防止弁構造では、弁蓋2を軸支する回動軸5が液流通管p側に設けられ、液流通管pに固定されたこの回動軸5にコイルバネ3が取り付けられているので、図4に矢印xで示したように、コイルバネ3の弁蓋側押圧端32が弁蓋2を押圧する反作用が回動軸5を前方斜め上方に引き上げるように作用してもこれが弁蓋2に作用することはなく、弁蓋2はコイルバネ3の付勢力により安定的に液流通管p先端縁(円筒体1ゴム製パッキン4)へと押圧され、該液流通管p先端を閉塞した状態で確実に維持されるものである。
【0025】
また、本実施例の逆流防止弁構造では、上記回動軸5を挿入する弁蓋2の軸孔22を略楕円形状とされ、閉状態の弁蓋2が軸線方向に沿って平行移動可能な状態となっているので、図5に示したように、ガソリン等との接触によって上記ゴム製パッキン4が膨潤しても、弁蓋2がこのゴム製パッキン4に良好に密着したままの状態でパッキン4の膨潤量だけ軸線方向に沿って平行移動し、液流通管p先端の閉塞状態を確実に維持し得るものである。
【0026】
更に、本実施例の逆流防止弁構造では、上記コイルバネ3の弁蓋側押圧端32が弁蓋2の中央部を押圧して、該弁蓋2を閉方向へと付勢するようにしたことにより、上記ゴム製パッキン4の膨潤状態等にかかわらず、弁蓋2を閉状態において液流通管pの先端周縁部の全周に亘ってほぼ均一な押圧力で密着させることができ、より良好な液密性をより確実かつ安定的に得ることができる。
【0027】
このように、本実施例の逆流防止弁構造によれば、弁蓋2を付勢するコイルバネ3の反作用やゴム製パッキン4の膨潤などによって、弁蓋2と液流通管p先端との間に隙間を生じるようなことがなく、従って、液流通管p先端を確実に閉塞して液の逆流を確実かつ安定的に防止することができるものである。
【0028】
なお、本発明の逆流防止弁構造は、上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例では、円筒体1に弁蓋2及びコイルバネ3を取り付けた弁部材を、上記円筒体1を給油パイプ等の液流通管p先端部に連結固定することにより、該液流通管pの先端部に逆流防止弁構造を構成したが、液流通管bの先端部に直接回動軸5を設け、これに弁蓋2及びコイルバネ3を取り付けて液流通管pに直接本発明の逆流防止弁構造を構成してもよい。また、本発明の弁部材も上記実施例のものに限定されるものではなく、円筒体,弁蓋,ゴム製パッキン等の形状や回動軸,軸孔の形成態様等は種々変更して差し支えない。更に、本発明の逆流防止弁構造及び弁部材は、自動車の燃料タンクに設けられた給油パイプの逆流防止弁構造として好適に用いられるものであるが、用途はこれに限定されるものではなく、種々の液流通管に採用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の逆流防止弁構造及び弁部材によれば、弁蓋を付勢するコイルバネの反作用やパイプに取り付けられたゴム製パッキンの膨潤などによって、弁蓋とパイプ先端との間に隙間を生じるようなことがなく、パイプ先端を確実に閉塞して液の逆流を確実かつ安定的に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる逆流防止弁構造及び弁部材を示す平面図である。
【図2】同逆流防止弁構造及び弁部材を示す図1のA−A線に沿って一部を断面とした側面図である。
【図3】同逆流防止弁構造及び弁部材を示す正面図である。
【図4】同逆流防止弁構造及び弁部材を示す部分拡大断線図である。
【図5】同逆流防止弁構造及び弁部材を示す部分拡大断線図である。
【図6】従来の逆流防止弁構造を示す分解斜視図である。
【図7】同逆流防止弁構造の欠点を説明する断面図である。
【図8】給油パイプに逆流防止弁構造を設けた自動車の燃料タンクを示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 円筒体
2 弁蓋
22 軸孔
3 コイルバネ
4 ゴム製パッキン
5 回動軸
p 液流通管
Claims (3)
- 液流通管の先端部に、該先端部開口面を開閉する弁蓋を設け、液流の逆流を防止する逆流防止弁構造において、
液流通管の先端部に連結固定される円筒体と、
上記円筒体の先端部に設けられた回動軸と、
略楕円形の軸孔に上記回動軸を挿入することにより回動可能に取り付けられ、その回動動作によって上記円筒体の先端開口面を開閉する弁蓋と、
上記円筒体の先端周縁部に取り付けられ、上記液流通管と円筒体との間及び上記弁蓋と円筒体との間を液密にするゴム製パッキンと、
上記回動軸に巻き付けられた状態に取り付けられ、上記弁蓋を閉方向へと付勢するコイルバネとを具備してなる弁部材を、液流通管の先端部に取り付けて、該液流通管先端部開口面を開閉する上記弁蓋を設け、閉状態の該弁蓋が、上記略楕円形の軸孔の作用により上記液流通管の軸線方向に沿って平行移動可能となっていることを特徴とする逆流防止弁構造。 - 上記弁部材を構成する上記コイルバネの弁蓋側押圧端が弁蓋の中央部を押圧して、該弁蓋を閉方向へと付勢する請求項1記載の逆流防止弁構造。
- 上記弁部材を構成する上記円筒体の先端周縁部に形成されたリング板状のパッキン取付部に、該パッキン取付部を全周に亘って覆うように上記ゴム製パッキンが取り付けられ、該ゴム製パッキンの一面側が上記液流通管先端に密接し他面側が上記弁蓋と密接するように構成された請求項1又は2記載の逆流防止弁構造。
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