JP3991754B2 - 給油口密封装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の燃料タンクに導かれるフィラーチューブの給油口等に用いられるもので、挿入時には挿入された給油ガンに密接して燃料蒸気(エバポガス)が漏洩することを防止する給油口密封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の給油口密封装置は、ガソリンや軽油等の燃料を供給した燃料タンクや燃料タンクにつながれたフィラーチューブの燃料蒸気(エバポガス)が漏洩することを防止する。
【0003】
給油口密封装置は、図4に示すようなものであり、給油ガン110が挿入される給油口であるフィラーチューブ開口部に配置される。図4(a)は図4(c)の矢視Bからの図であり、図4(b)は図4(c)の矢視Cからの図であり、図4(c)は図4(b)のA−A断面を示す。
【0004】
給油口密封装置101は、貫通孔102aが設けられたボディ102と、給油ガン110挿入時に給油ガン110との隙間を密封するシールパッキン103と、給油ガン110非挿入時にボディ102の貫通孔102aの開口を塞ぐ常閉型のシャッター104と、を備えている。
【0005】
また、シールパッキン103を固定する第1プレート105と、シャッター104が貫通孔102aを塞ぐ際にシャッター104に密接するシャッターパッキン106と、シャッターパッキン106をボディ102に固定する第2プレート107と、を備えている。
【0006】
ボディ102は、フィラーチューブ開口部に取付固定され、ボディ102に形成された貫通孔102aで燃料タンク側と外部側とを疎通する。
【0007】
シールパッキン103は、貫通孔102a内に配置される、ゴム状弾性体,樹脂等の可撓性部材製である。シールパッキン103は、縮径しながら外部側から燃料タンク側に向かって延びる断面楔状のリップ部103aと、リップ部103aの根元で貫通孔内周面に固定される取付部103bと、を備える。
【0008】
そして、シールパッキン103は、点線で示すように、給油ガン110挿入時にリップ部103aが給油ガン110のノズル部外周にくわえ込んで密接し、給油ガン110との隙間を密封する。
【0009】
シャッター104は、ボディ102の燃料タンク側端面に支持された回動軸108に回動自在に軸支されて、回動軸108に巻き付けられたスプリング109によって外部側に付勢されている。
【0010】
そして、シャッター104は、燃料タンク側から貫通孔102aの開口をシャッターパッキン106に密接することで塞ぎ、閉弁するものである。
【0011】
したがって、非給油時、即ち給油ガン110の非挿入時には、スプリング109の付勢力だけがシャッター104に働き、シャッター104が貫通孔102aの開口に押し付けられて開口を塞ぎ、燃料蒸気が外部側へ漏れることを防止する(常閉状態)。
【0012】
一方、給油時、即ち給油ガン110挿入時には、給油ガン110のノズル部先端がシャッター104に当接する。そして給油ガン110の燃料タンク側へ向かう押し込み力がシャッター104を外部側へ付勢するスプリング109の力を上回ると、シャッター104は図4(c)の点線部のように燃料タンク側へ回動して開弁し、給油ガン110がさらに奥まで挿入される。この時、給油ガン110のノズル部外周をシールパッキン103のリップ部103aがくわえ込んで密接しており、給油ガン110との隙間が密封されて燃料蒸気が外部側へ漏れることを防止した状態で給油が可能となる。
【0013】
このように、給油口密封装置101は、給油ガン110が挿入・非挿入のどちらの場合であっても、密封状態を保ち、燃料タンク側の燃料蒸気が外部に放出されることを防止している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術の給油口密封装置101の場合には、シャッターパッキン106を第2プレート107でボディ102の燃料タンク側端面に溶着により固定していた。しかし、給油口密封装置101の溶着部分がこの1点だけであり、より製作を容易にするために、この溶着部分を無くすことが望まれていた。
【0015】
また、給油ガン110が傾いて挿入された場合、シールパッキン103がボディ102に当接してボディ102に荷重がかかることがある。この荷重はボディ102の変形や破損等を生じさせるため給油口密封装置101の耐久性を低下させる原因となっていた。
【0016】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、溶着部分を無くし製作容易とすると共に、給油ガンが傾いて挿入された場合の荷重がかからないようにして耐久性を向上する給油口密封装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、燃料タンクに燃料を供給するフィラーチューブ開口部に配置され、内向きに突出する凸部を有する貫通孔を設けたボディと、給油ガンの非挿入時に燃料タンク側から前記ボディの貫通孔を塞ぐシャッターと、前記ボディの貫通孔の凸部に外部側から係止する係止部と、該係止部から燃料タンク側に延びて前記シャッターが前記ボディの貫通孔を塞ぐ際に前記シャッターに密接するシール部と、を有するシャッターパッキンと、前記ボディの貫通孔内に固定される取付部と、給油ガンの挿入時に給油ガンの外周をくわえ込んで密接するリップ部と、を有するシールパッキンと、前記ボディとは別体に設けられ、前記シャッターパッキンの係止部を外部側から押圧する押圧部と、前記シールパッキンのリップ部の変動に対しても非接触となるように形成された逃げ部と、を有し、前記シャッターパッキンを固定するホルダと、前記シールパッキンの取付部と係合する係合部を有し、該係合部と前記ボディの貫通孔内周面との間に前記シールパッキンと前記ホルダを挟み込み前記シールパッキン及び前記ホルダを固定するプレートと、を備えた給油口密封装置であって、前記シャッターパッキンの係止部が、外部側から前記ボディの貫通孔の凸部に係止すると共に、前記ホルダの押圧部によって外部から押圧されることによって、前記シャッターパッキンは、前記ボディと前記ホルダ間で挟持固定されることを特徴とする。
【0018】
この構成では、シャッターパッキンの係止部が外部側から凸部に係止して、さらに係止部がホルダの押圧部によって外部側から押圧される。つまり、シャッターパッキンの係止部は、凸部と押圧部の間で挟持固定される。よって、従来のようにシャッターパッキンを溶着固定する必要が無くなり、溶着部分を無くして製作容易となる。
【0019】
また、ホルダにはシールパッキンのリップ部の変動に対しても非接触となるように形成された逃げ部が存在する。このため、給油ガンが傾いて挿入された場合にも、シールパッキンのリップ部は逃げ部によりホルダには当接せず、ホルダへ荷重がかからない。したがって、給油ガンが傾いて挿入された場合の荷重によって給油口密封装置の耐久性が低下することが無く、耐久性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0021】
以下に、図1〜図3を用いて実施の形態を説明する。図1は実施の形態に係る給油口密封装置を示す図である。図1(a)は図1(c)の矢視Bからの図であり、図1(b)は図1(c)の矢視Cからの図であり、図1(c)は図1(b)のA−A断面を示す。
【0022】
図2はボディを拡大して示す図である。図2(a)は燃料タンク側の図であり、図2(B)は断面図であり、図2(c)は外部側の図であり、図2(d)は図2(a)の矢視Bからの図であり、図2(e)は図2(b)のC−C断面であり、図2(f)は図2(e)の矢視Dからの図である。
【0023】
図3はホルダを拡大して示す図である。図3(a)は燃料タンク側の図であり、図3(B)は断面図であり、図3(c)は外部側の図である。
【0024】
給油口密封装置1は、従来技術と同様に、ガソリンや軽油等の燃料を供給した燃料タンクや燃料タンクにつながれたフィラーチューブの燃料蒸気(エバポガス)が漏洩することを防止するものである。
【0025】
給油口密封装置1は、給油ガン10が挿入される給油口であるフィラーチューブ開口部に配置される。
【0026】
給油口密封装置1は、貫通孔2aが設けられたボディ2と、給油ガン10挿入時に給油ガン10との隙間を密封するシールパッキン3と、給油ガン10非挿入時にボディ2の貫通孔2aを塞ぐ常閉型のシャッター4と、を備えている。
【0027】
また、シールパッキン3を固定するプレート5と、シャッター4が貫通孔2aを塞ぐ際にシャッター4に密接するシャッターパッキン6と、シャッターパッキン6を固定するホルダ7と、を備えている。
【0028】
ボディ2は、概略は図2に示す形状である。ボディ2は、フィラーチューブ開口部に取付固定され、ボディ2に形成された貫通孔2aで燃料タンク側と外部側とを疎通している。ボディ2の貫通孔2aの大気側は大きく開口されており、その開口部からテーパ状に縮径して燃料タンク側に内周を内径側に突出させて貫通孔2aが設けられている。
【0029】
この貫通孔2aには、燃料タンク側端にシャッターパッキン6を係止するための内向きの環状の凸部2bが形成されている。
【0030】
そして、ボディ2の貫通孔2a内にシールパッキン3が固定され、貫通孔2aの燃料タンク側にシャッター4が配置される構成である。
【0031】
シールパッキン3は、ゴム状弾性体,樹脂等の可撓性部材製であり、縮径しながら外部側から燃料タンク側に向かって延びる断面楔状のリップ部3aと、リップ部3aの根元でプレート5に組み付けられてボディ2に取り付けられる取付部3bと、を備える。
【0032】
リップ部3aは、給油ガン10を貫通孔2aに挿入した給油ガン10挿入時に、給油ガン10のノズル部外周をくわえ込んで密接し、給油ガン10との隙間を密封する。
【0033】
また、取付部3bは、外部側へ延びる先端を内向きに曲げた鉤形状であり、プレート5の燃料タンク側へ延びる先端を外向きに曲げた鉤形状の係合部5bと係合し、シールパッキン3とプレート5とが組み付けられる。
【0034】
プレート5は、外周にボディ2の貫通孔2a内周の引掛け穴2cに引っ掛かる爪部5aと、燃料タンク側へ延びる先端を外向きに曲げた鉤形状の係合部5bと、を備え、プレート5の内周が挿入される給油ガン10をガイドする燃料タンク側に縮径するテーパ形状となっている。
【0035】
プレート5の爪部5aは、外径方向に突出しており、貫通孔2a内周の引掛け穴2cに引っ掛かり、プレート5と貫通孔2a内周との間にシールパッキン3とホルダ7を挟み込み貫通孔2a内周に位置決め固定する。
【0036】
このプレート5の爪部5aの支持部分は、板状で外径方向に弾性反発し内外径方向に移動可能となっているので、爪部5aを引掛け穴2cから外すことができ、これにより、シールパッキン3及びプレート5は取り外すことができるようになっている。
【0037】
これは、給油ガン10のノズル部には圧力感知用穴やノズル部外周に生じた傷,カエリ等があり、これらのもので挿入や引き抜きの作業時にシールパッキン3のリップ部3aを損傷させてしまうことがあり、消耗したシールパッキン3を交換する必要が生じるためである。
【0038】
また、プレート5には、シールパッキン3の取付部3bと係合する鉤形状の係合部5bを備えている。この係合部5bとシールパッキン3の取付部3bがお互いの鉤形状で引っ掛かりあって係合して、シールパッキン3とプレート5とが組み付けられることで、シールパッキン3は一定形状に維持されて、変形が防止される。
【0039】
一方、シャッター4は、ボディ2の燃料タンク側に配置されており、ボディ2の燃料タンク側端面に設けられた支持部の回動軸8に回動自在に軸支されて、回動軸8に巻き付けられたスプリング9によって外部側に付勢されている。また、シャッター4は、貫通孔2aの孔径面積よりも大きい面積を有する。
【0040】
そして、シャッター4は、スプリング9の外部側への付勢力で貫通孔2aの開口に存在するシャッターパッキン6に押し付けられて貫通孔2aの開口を塞ぎ、貫通孔2aを閉弁する。
【0041】
シャッターパッキン6は、燃料タンク側先端でシャッター4に密接するシール部6aと、貫通孔2aの凸部2bに外部側から係止する係止部6bと、を備える。
【0042】
シール部6aは、係止部6bから貫通孔2aの凸部2b内周に接触しながら燃料タンク側に向かって軸方向に延び、先端を貫通孔2aの開口よりも燃料タンク側へ突出させて配置される。
【0043】
係止部6bは、貫通孔2aの凸部2bに外部側から係止するように凸部2bの外部側で外径方向に向かって延び、その外径方向に延びた端部をさらに外部側に少し延ばしている。
【0044】
ホルダ7は、概略、図3に示すようなリング状をしている。ホルダ7は、燃料タンク側のシャッターパッキン6を押圧する押圧部7aと、押圧部7aの内径側のシールパッキン3に非接触となるように形成された逃げ部7bと、シールパッキン3と共にプレート5で挟み込まれる外部側の平板部7cと、逃げ部7bと平板部7cの間で内径方向に突出した突起7dと、を備える。
【0045】
押圧部7aは、シャッターパッキン6の係止部6bに組み合わさるように、外径側に係止部6bの延出した端部が嵌る隙間を有する。そして、押圧部7aが係止部6bに組み合わさった状態で係止部6bを押圧することで、シャッターパッキン6が貫通孔2aの凸部2bにしっかりと係止される。
【0046】
逃げ部7bは、シールパッキン3のリップ部3aの変動に対しても非接触となるように形成されており、給油ガン10が傾いて挿入された場合にも、シールパッキン3のリップ部3aは逃げ部7bによりホルダ7には当接しないようになっている。
【0047】
平板部7cは、外部側の薄板状の部分であり、内径側にシールパッキン3の取付部3bが配置され、プレート5の爪部5aが引っ掛かるとシールパッキン3の取付部3bと共にプレート5と貫通孔2a内周面との間に挟み込まれる。
【0048】
また、突起7dは、外部側にシールパッキン3の取付部3bが配置されるため、プレート5の爪部5aが引っ掛かると突起7dに燃料タンク側へ押圧する押圧力が働き、この押圧力によって押圧部7aがシャッターパッキン6の係止部6bを押圧することができる。つまり、シャッターパッキン6を係止させる押圧力は、プレート5がボディ2に取り付けられることによって得られている。
【0049】
以上の構成の給油口密封装置1では、非給油時、即ち給油ガン10の非挿入時には、スプリング9の付勢力だけがシャッター4に働き、シャッター4がシャッターパッキン6に押し付けられて貫通孔2aの開口を塞ぎ、燃料蒸気が外部側へ漏れることを防止する(常閉状態)。
【0050】
一方、給油時、即ち給油ガン10挿入時には、プレート5内周等にガイドされて挿入されて行き、給油ガン10のノズル部先端がシャッター4に当接する。そして給油ガン10の押し込み力がシャッター4を外部側へ付勢するスプリング9の力を上回ると、シャッター4は図1(c)の点線部のように燃料タンク側へ回動して開弁し、給油ガン10がさらに奥まで挿入される。この時、給油ガン10のノズル部外周をシールパッキン3のリップ部3aがくわえ込んで密接しており、給油ガン10との隙間が密封されて燃料蒸気が外部側へ漏れることを防止した状態で給油が可能となる。
【0051】
このように、給油口密封装置1は、給油ガン10が挿入・非挿入のどちらの場合であっても、密封状態を保ち、燃料タンク等の燃料蒸気が外部に放出されることを防止している。
【0052】
以上の本実施の形態に係る給油口密封装置1では、シャッターパッキン6の係止部6bが外部側からボディ2の凸部2bに係止して、さらに係止部6bがホルダ7の押圧部7aによって外部側から押圧される。つまり、シャッターパッキン6の係止部6bは、ボディ2の凸部2bと押圧部7aの間で挟持固定される。よって、従来のようにシャッターパッキン6を溶着固定する必要が無くなり、溶着部分を無くして製作容易となる。
【0053】
また、ホルダ7にはシールパッキン3のリップ部3aの変動に対しても非接触となるように形成された逃げ部7bが存在する。このため、給油ガン10が傾いて挿入された場合にも、シールパッキン3のリップ部3aは逃げ部7bによりホルダ7には当接せず、ホルダ7へ荷重がかからない。したがって、給油ガン10が傾いて挿入された場合の荷重によって給油口密封装置1の耐久性が低下することが無く、耐久性を向上することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にあっては、溶着部分を無くし製作容易とすると共に、給油ガンが傾いて挿入された場合の荷重がかからないようにして耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る給油口密封装置を示す図である。
【図2】実施の形態に係るボディを拡大して示す図である。
【図3】実施の形態に係るホルダを拡大して示す図である。
【図4】従来技術の給油口密封装置を示す図である。
【符号の説明】
1 給油口密封装置
2 ボディ
2a 貫通孔
2b 凸部
2c 引掛け穴
3 シールパッキン
3a リップ部
3b 取付部
4 シャッター
5 プレート
5a 爪部
5b 係合部
6 シャッターパッキン
6a シール部
6b 係止部
7 ホルダ
7a 押圧部
7b 逃げ部
7c 平板部
7d 突起
8 回動軸
9 スプリング
10 給油ガン
Claims (1)
- 燃料タンクに燃料を供給するフィラーチューブ開口部に固定され、内向きに突出する凸部を有する貫通孔を設けたボディと、
給油ガンの非挿入時に燃料タンク側から前記ボディの貫通孔を塞ぐシャッターと、
前記ボディの貫通孔の凸部に外部側から係止する係止部と、該係止部から燃料タンク側に延びて前記シャッターが前記ボディの貫通孔を塞ぐ際に前記シャッターに密接するシール部と、を有するシャッターパッキンと、
前記ボディの貫通孔内に固定される取付部と、給油ガンの挿入時に給油ガンの外周をくわえ込んで密接するリップ部と、を有するシールパッキンと、
前記ボディとは別体に設けられ、前記シャッターパッキンの係止部を外部側から押圧する押圧部と、前記シールパッキンのリップ部の変動に対しても非接触となるように形成された逃げ部と、を有し、前記シャッターパッキンを固定するホルダと、
前記シールパッキンの取付部と係合する係合部を有し、該係合部と前記ボディの貫通孔内周面との間に前記シールパッキンと前記ホルダを挟み込み前記シールパッキン及び前記ホルダを固定するプレートと、
を備えた給油口密封装置であって、
前記シャッターパッキンの係止部が、外部側から前記ボディの貫通孔の凸部に係止すると共に、前記ホルダの押圧部によって外部から押圧されることによって、
前記シャッターパッキンは、前記ボディと前記ホルダ間で挟持固定されることを特徴とする給油口密封装置。
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