JP5367465B2 - フラップ弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車等の燃料タンクに接続された燃料注入パイプの開口部に取付けられる逆止弁に好適なフラップ弁に関する。
例えば、自動車の燃料タンクには、給油口に連結された燃料注入パイプが接続され、この燃料注入パイプの下流側開口に逆止弁として、フラップ弁が配置されることがある。そして、給油時にフラップ弁が開いて燃料をタンク内に流入させると共に、給油後にフラップ弁が閉じて燃料注入パイプ内への燃料の逆流を防止するようにしている。
この種のフラップ弁をパイプ開口に取付けるための構造として、下記特許文献1には、パイプの管路を開閉するためのフラップ弁と、フラップ弁を枢支するブラケットと、ブラケットをパイプに組み付けるブラケット組み付け手段と、フラップ弁を閉弁方向に弾発付勢するばね手段とを有するフラップ弁が開示されている。
前記ブラケットは、軸支孔を有する一対の壁状部が所定間隔で平行に立設しており、前記フラップ弁は、円板状の弁体と、その外周所定箇所からL字状をなすように延出したヒンジ部と、このヒンジ部の先端両側から突設した一対の枢軸とを有している。
そして、フラップ弁の一対の枢軸でブラケットの一対の壁部を押し広げつつ、ヒンジ部を一対の壁部間に挿入して、一対の枢軸を各壁部の両軸支孔に嵌入することにより、ブラケットに対してフラップ弁が回動可能に組付けられるようになっている。
特開2001−263514号公報
上記のように引用文献1では、ブラケットの一対の壁部を押し広げつつ、組付けるように構成されているので、例えば、フラップ弁が剛性の低い材料で形成されている場合、枢軸が破損したり、ヒンジ部が変形や折損したりする虞れが生じ、一方、ブラケットが硬かったり脆かったりする材料で形成されている場合、一対の壁部を押し広げることができず、使用できる材料に制約が生じる。
したがって、本発明の目的は、材料の種類等に左右されることなく、更に破損や変形することなく、確実かつスムーズに弁体を取付けることができる、フラップ弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、内部が液体の流路をなす筒状の本体部と、この本体部の一端開口部に開閉可能に取付けられるフラップ状の弁体と、この弁体を常時は本体部の前記一端開口部に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材とを備えたフラップ弁装置において、
前記本体部は、その側壁から延出されて前記一端開口部側に突出する一対のフラップ取付アームと、前記バネ部材を支持するバネ取付部とを有し、
前記弁体は、外方に向けてほぼ平行に伸びる一対の回動アームと、この一対の回動アームの先端部から互いに向き合う方向に突出された一対のピンとを有しており、
前記一対のフラップ取付アームは、互いの間隔を次第に広げながら前記一端開口部に向けて伸びる基端部と、該基端部から連続して互いに平行に伸びる先端部と、前記基端部から前記先端部にかけて長手方向に沿って形成されたスリットとを有し、
一対のフラップ取付アームの基端部側の外側面どうしの間隔は、一方の回動アームから突出されたピンの先端面と、他方の回動アームの内側面との間隔と同じか、それよりも狭い幅に形成されており、
一対のフラップ取付アームの先端部側の外側面どうしの間隔は、一対の回動アームの内側面どうしの間隔よりも狭く、一対の回動アームのピンの先端面どうしの間隔よりも広くなるように形成されていることを特徴とするフラップ弁装置を提供するものである。
本発明においては、前記一対のフラップ取付アームは、前記本体部の軸心と平行に直線状に伸びる直線アームと、該直線アームに対して、基端側では先端側に向けて次第に間隔を広げるように傾斜して伸び、先端側では該直線アームと平行となるように伸びる折曲アームとで構成されていることが好ましい。
本発明においては、前記直線アームに挿入される一方のピンには、その先端部に拡径部が設けられており、前記直線アームのスリットの基端部には、前記ピンの拡径部が挿入できる拡径孔部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、一対のフラップ取付アームの基端部側の外側面どうしの間隔は、一方の回動アームから突出されたピンの先端面と、他方の回動アームの内側面との間隔と同じか、それよりも狭い幅に形成されているので、フラップ状の弁体の一方のピンを、一方のフラップ取付アームのスリットの基端部側に挿入すると、他方のピンの先端は他方のフラップ取付アームの外側面と同じかそれよりも外側に位置することになる。このため、フラップ取付アームや回動アームを撓ませることなく、他方のピンの先端を他方のフラップ取付アームのスリットに整合するように配置することができる。なお、一対のフラップ取付アームの基端部側の外側面どうしの間隔が、一対の回動アームのピンの先端面どうしの間隔よりも狭ければ、両方のピンの先端を対応するフラップ取付アームのスリットの外側に整合させることができる。
こうして、それぞれのピンを対応するスリットに整合させた状態で、各ピンを各スリットに沿ってフラップ取付アーム先端側に移動させると、一対のフラップ取付アームの先端部側の外側面どうしの間隔は、一対の回動アームの内側面どうしの間隔よりも狭く、一対の回動アームのピンの先端面どうしの間隔よりも広くなるように形成されているので、各ピンを対応するスリットに挿入することができる。したがって、回動アームやピンやフラップ取付アームが、変形したり折損したりしやすい樹脂材料からなる場合であっても、それらを折損することなく、フラップ状の弁体を本体部に容易に取付けることができる。
本発明のフラップ装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同フラップ弁装置において、本体部に弁体を取付ける前の斜視図である。 同フラップ弁装置において、本体部の一方のピンをフラップ取付アームの一方のスリットに差し込んだ状態を示す斜視図である。 同フラップ弁装置において、一対のフラップ取付アームの双方に、本体部の両ピンを挿入した状態を示す斜視図である。 同フラップ弁装置において、弁体の取付状態を示しており、(a)はその平面説明図、(b)は側面説明図である。 同フラップ弁装置の斜視図である。 同フラップ弁装置の開閉状態を示す説明図である。 同フラップ弁装置を燃料タンクに取付けた状態を示す説明図である。 (a)は図8の要部拡大説明図、(b)は弁体の裏面図である。 図9(a)の要部拡大説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るフラップ弁装置の一実施形態について説明する。
図8に示すように、この実施形態におけるフラップ弁装置10(以下、「弁装置10」という)は、燃料逆流防止弁として用いられるもので、燃料タンクの燃料注入パイプP(以下、「パイプP」という)の下流側に取付けられ、パイプ上流側の給油口からパイプP内に注入された燃料を、パイプPを通して燃料タンク内へと流入させると共に、燃料タンク内に流入した燃料を、パイプ側へ逆流するのを防止する役割を果たすものである。以下の説明中、「上流側」及び「下流側」とは燃料の流れる方向を示し、具体的にはパイプPにおいて弁装置10が設けられた側を下流側とし、パイプPの給油口が接続される側(弁装置10とは反対側)を上流側として説明する。
図1に示すように、この実施形態における弁装置10は、内部が液体の流路をなす筒状の本体部20と、この本体部20の一端開口部21に開閉可能に取付けられるフラップ状の弁体40と、この弁体40を常時は本体部20の一端開口部21に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材60とを備えている。
また、この実施形態における本体部20は、前記パイプPの下流側開口に、タンク取付部材70を介して取付けられるようになっている。図1,8に示すように、このタンク取付部材70は、複数の管体が接続されて形成され、その下流側の管体が本体部20の上流側開口部に挿入される本体接続管71をなし、上流側の管体が前記パイプP(図8参照)の下流側開口部に挿入されるパイプ接続管73をなし、更に軸方向途中に燃料タンクTの取付孔Ta周縁に溶着により固着される環状のフランジ75が突設されている。
なお、この実施形態の本体部20は、上記タンク取付部材70を介してパイプPの下流側に取付けられるようになっているが、パイプP自体を本発明に係る本体部とし、その下流側開口部(この場合、本発明の一端開口部をなす)に弁体40を直接取付けてもよい。
本体部20の説明に戻ると、この本体部20は、上流側及び下流側が共に開口した略円筒状に形成され、下流側開口部が一端開口部21をなし、弁体40が取付けられる部分とされ、同一端開口部21外周の周壁先端が、弁体40が接離する弁座22をなしている。また、本体部20の上流側端部はやや拡径すると共に、その内周に前記タンク取付部材70の本体接続管71が嵌合する段部23が形成されている(図8参照)。
図2,3に示すように、本体部20の側壁24の周方向所定箇所には、直線アーム25と折曲アーム27とからなる一対のフラップ取付アームが、一端開口部21側に向けて突設されている。
前記直線アーム25は、側壁24から外径方向に向けて所定高さで立設すると共に、本体部20の軸心に対して平行となるように直線状に伸びる基端部25aと、該基端部25aから連続して一端開口部21側に向けて伸び、同一端開口部21から所定長さ突出した先端部25bとからなる。
一方、折曲アーム27は、前記直線アーム25の基端部25aに対し、一端開口部21側に向けて次第に間隔を広げるようにして伸びる基端部27aと、同基端部27aから連続して、前記直線アーム25の先端部25bに対して平行となるように伸び、一端開口部21から直線アーム25の先端部25bと同じ長さで突出する先端部27bとからなる。
このように、直線アーム25及び折曲アーム27からなる一対のフラップ取付アームは、それらの基端部25a,27aにおいて互いの間隔を次第に広げながら一端開口部21に向けて伸びると共に、同基端部25a,27aから連続して互いに平行に伸びる先端部25b,27bを有している。
そして、図5(a)に示すように、一対のフラップ取付アーム25,27の基端部25a、27aの外側面どうしの間隔A1は、一方の回動アーム41から突出されたピン43の先端面と、他方の回動アーム41の内側面との間隔B1と同じか、それよりも狭い幅に形成されている。また、一対のフラップ取付アーム25,27の先端部25b、27b側の外側面どうしの間隔A2は、一対の回動アーム41の内側面どうしの間隔B2よりも狭く、一対の回動アーム41のピン43の先端面どうしの間隔B3よりも広くなるように形成されている。
更に、フラップ取付アームには、その基端部から先端部にかけて長手方向に沿ってスリット29が形成されている。すなわち、図2,5(b),7に示すように、直線アーム25には基端部25aから先端部25bにかけて、同様に折曲アーム27にも基端部27aから先端部27bにかけて、長手方向に沿ってスリット29,29がそれぞれ形成されている。また、直線アーム25のスリット29の基端部25a側には、後述する弁体40のピン43先端に設けられた拡径部43aを挿入可能な、円形状の拡径孔部29aが設けられている。
また、図5(b)及び図7に示すように、両スリット29,29は、基端部25a,27a側が本体部20の外周面に近接し、先端部25b,27b側に向かうにつれて(すなわち、ピン43のスライド方向に沿って)、次第に本体部外周から遠ざかるように、斜め外方に傾斜した形状をなしている。その結果、各アーム25,27の基端部25a,27a側での肉厚が確保されて、剛性を維持できるようになっている。なお、各アーム25,27に形成されたスリット29,29は、同じ傾斜角度で形成されている。
更に、各スリット29の先端部25b,27b側の、上部(本体部外周から離れた位置)内側面からは、スリット先端側に移動した弁体40のピン43,43を抜け止め保持すると共に、基端部25a,27aへ再び戻るのを防止する保持突起31,31がそれぞれ突設されている。この保持突起31の先端面31aは、各アーム25,27の延出方向に対して垂直面をなし、この先端面31aとは反対側の基端面31bは、ピン43のスライド方向に沿って斜め下方に傾斜するテーパ状をなしている(図7参照)。後者のテーパ状の基端面31bにより、弁体40のピン43,43が保持突起31,31を乗り越えやすくさせ、前者の先端面31aにより、ピン43,43がしっかりと抜け止め保持されるようになっている。
また、図6に示すように、本体部20の側壁24であって、直線アーム25と折曲アーム27とからなる一対のフラップ取付アームの間には、バネ部材60を支持するバネ取付部33が、フラップ取付けアームと同じ方向に延設されている。このバネ取付部33は、本体部20の側壁24から外径方向に立設すると共に、本体部20の軸心に対して平行に且つ一端開口部21側に向けて直線状に伸び、同一端開口部21から所定長さ突出したバネ取付アーム33aを有している。このバネ取付アーム33aは、直線アーム25及び折曲アーム27の先端部27bに対して平行に配置されていると共に、直線アーム25側に偏った位置に設けられている。また、バネ取付アーム33aの基端部からは、後述するバネ部材60の脚部63を係止する、バネ係止突部33dが折曲アーム27側に向けて突設されている(図8,9参照)。
また、このバネ取付アーム33aの突出方向先端の折曲アーム27側の側面からは、同折曲アーム27に向けて所定長さでバネ支持軸33bが突設しており、後述するバネ部材60のコイル部61を支持する部分となっている。更に、このバネ支持軸33bの先端には、本体部20の軸方向先端側が円弧状をなし、本体部20の軸方向基端側が直線状とされた、半円形状のバネ抜け止め片33cが設けられている。図10に示すように、このバネ抜け止め片33cは、バネ支持軸33bの軸心に対して、本体部20に近接する方向に、偏心して設けられている。
一方、弁体40は、本体部20の一端開口部21に適合する形状、この実施形態では一端開口部21よりもやや拡径した円板状をなすと共に、その下流表面側(タンク内方に向いた面側)の上部から外径方向に向かってほぼ平行に、一対の回動アーム41,41が伸びている。この一対の回動アーム41,41の延出方向先端部からは、前記各アーム25,27のスリット29,29にスライド可能に挿入される、円柱状をなした一対のピン43,43が互いに向き合う方向に突設されている。更に、直線アーム25のスリット29に挿入される一方のピン43の先端部には、前記拡径孔部29aに挿入可能とされ、かつ、拡径孔部29a以外のスリット29の両側周縁に係合する大きさとされた、円板状の拡径部43aが設けられている。
また、弁体40の下流表面側の中央には、バネ部材60の一方の脚部63の端部が係止するバネ係止突部44が突設されており(図6参照)、同係止突部44の両側には、円弧状の係合孔45,45が形成されている。更に、弁体40の上流裏面側(給油管方向に向いた面側)には、その軸心に対して同心状に環状突部46が突設されている(図9参照)。
図1,9に示すように、更に弁体40の上流裏面側には、本体部20の一端開口部21とのシール性を高めるために、ゴム、エラストマー等からなるシール部材50が配設されている。このシール部材50は、円弧状の一対の挿通孔51a,51aを有し、弁体40の環状突部46内周に配置されて、弁体40の上流裏面側に当接する基台部51と、同基台部51の外周から延出するシールフランジ52と、前記基台部51の上流裏面側(給油管方向に向いた面側)から同心状に突出した環状リブ53とを有している。
このシール部材50の上流裏面側には、同シール部材50を前記弁体40に対して保持固定するための固定部材55が設けられている。この固定部材55は、前記シール部材50の環状リブ53よりも拡径した円板状をなしていると共に、その下流表面側(タンク内方に向いた面側)の中央からシール部材50の基台部51中央に当接する円形状の当接部56を有し、その両側からは一対の係合爪57,57が突設されている。
したがって、図1に示すように、弁体40の係合孔45,45に、シール部材50の挿通孔51a,51aを整合させて、固定部材55の一対の係合爪57,57を押し込むことにより、同係合爪57が挿通孔51aを通って、係合孔45の下流表面側周縁にそれぞれ係合して、弁体40及び固定部材55の間に、シール部材50が挟み込まれて固定されるようになっている(図6,9参照)。このとき、弁体40の上流裏面側に環状突部46を設けたことにより、シールフランジ52の下流表面側の内側周縁に弁体40の環状突部46が当接すると共に、弁体40がバネ部材60の付勢力により閉じたときに、シールフランジ52の上流裏面側の外側周縁(環状突部46よりも外側部分)に、本体部20の弁座22が当接して、一端開口部21がシールされるようになっている。
これに関連して説明すると、従来、シールフランジ52が燃料の付着・浸漬により膨潤したり、所定の寸法精度で形成されていなかったり、或いは何らかの理由により変形したりした場合、シールフランジ52の周縁が、弁体40や本体部20の弁座22に均一に当接せず、シール性が低下することがあった。これに対して、この実施形態においては、シールフランジ52の下流表面側の内側周縁に弁体40の環状突部46が当接するので、シールフランジ52の環状突部46よりも外周側は、弁体40の上流裏面側に対して所定の間隙で浮いた状態になる。そして、その状態で弁体40がバネ部材60の付勢力により閉じると、シールフランジ52の上記環状突部46によって浮いた部分が、本体部20の弁座22に圧接されるので、シールフランジ52が周縁で下流表面側に向けて湾曲して弁座22に当接し、シールフランジ52の上流裏面側に復帰しようとする弾性力によって弁座22に対する密着性が高まり、それによってシール性を高めることができる。
また、図1,9に示すように、バネ部材60は、本体部20のバネ支持軸33bに支持されるコイル部61と、このコイル部61の両端から延出した一対の脚部63,63とを有し、脚部63の一方が弁体40のバネ係止突部44に係止され、他方が本体部20のバネ係止突部33dに係止されて、本体部20の一端開口部21を常時閉じるように弁体40を付勢するようになっている。
なお、上記弁装置10を構成する本体部20及び弁体40は、耐燃料透過性で剛性が比較的高いポリアセタールやポリアミド等の合成樹脂を用いることができる他、コストが低く、剛性も比較的小さいポリエチレン等の合成樹脂も用いることができる。
次に、上記構成からなる本発明の弁装置10の組付け手順及び作用効果について説明する。
まず、図2に示すように、シール部材50を固定部材55で挟持固定した弁体40の、拡径部43aが設けられた一方のピン43を本体部20の直線アーム25側に配置すると共に、他方のピン43を本体部20の折曲アーム27側に配置する。そして、図3に示すように、弁体40の一方のピン43の拡径部43aを、直線アーム25のスリット29に設けられた拡径孔部29aに挿入すると、一対のフラップ取付アーム25,27の基端部25a,27a側の外側面どうしの間隔A1は、一方の回動アーム41から突出されたピン43の先端面と、他方の回動アーム41の内側面との間隔B1と同じか、それよりも狭い幅に形成されているので(図5(a)参照)、他方のピン43の先端を、折曲アーム27の外側面よりも外側に配置して、スリット29に整合させることができる。なお、一対のフラップ取付アーム25、27の基端部側の外側面どうしの間隔1が、一対の回動アーム4141のピン43の先端面どうしの間隔よりも狭ければ、両方のピンの先端を対応するフラップ取付アームのスリットの外側に整合させることができる。
こうして、それぞれのピン43を対応するスリット29に整合させた状態で、図3の矢印で示すように、直線アーム25のスリット29に挿入された一方のピン43をガイドにして、スリット29に沿って、弁体40を各アーム25,27の先端部25b,27b側にスライドさせる。このとき、直線アーム25のスリット29の裏面側に拡径部43aが係合しているので、一方のピン43がスリット29から抜けてしまうことが防止され、上記スライド動作を確実に行うことができる。
すると、折曲アーム27が直線アーム25に対して次第に広がり、一対のフラップ取付アームの25,27先端部側の外側面どうしの間隔A2は、一対の回動アーム41の内側面どうしの間隔B2よりも狭く、一対の回動アーム41のピン43の先端面どうしの間隔B3よりも広くなるように形成されているので、折曲アーム27の外側に配置したピン43の先端部が、同アーム27のスリット29に挿入されていく(図5参照)。こうして、各ピン43を対応するスリット29の先端部側に移動することにより、両アーム27のピン43を対応するスリット29に挿入することができる。
そして、両ピン43,43がスリット先端側の保持突起31を乗り越えて、それよりも先端側に位置すると、両ピン43,43が各アーム25,27のスリット29,29の先端部側で回動可能に支持されると共に抜け止め保持され、更に拡径部43aが直線アーム25のスリット29の裏側周縁に係合して弁体40の抜け外れが防止されて、本体部20の一端開口部21に弁体40を開閉可能に取付けることができる。
このように、この弁装置10によれば、フラップ状の弁体40の一対のピン43,43を、フラップ取付アームの各アーム25,27の基端部25a,27aに配置し、ピン43,43をスリット29、29に整合させた状態で、同スリット29,29に沿ってフラップ取付アーム先端側に移動させることにより、一対のピン43,43を対応するフラップ取付アームのスリット29,29にスムーズかつ容易に挿入することができる。
このように、この弁装置10においては、上記特許文献1のように、ブラケットの一対の壁部を押し広げつつ組付けるのではなく、フラップ取付アームを撓ませることなく弁体40のスライド操作だけで、弁体40をフラップ取付アームに取付けることができるようになっている。したがって、本体部20や弁体40が、比較的剛性が高く撓みにくいポリアセタール等の樹脂材料からなる場合であっても、或いは、変形したり折損したりしやすいポリエチレン等の樹脂材料からなる場合であっても、回動アーム41や、ピン43、フラップ取付アーム25,27を変形したり破損・折損したりすることなく、フラップ状の弁体40を本体部20の一端開口部21に容易に取付けることができる。
また、この実施形態においては、一対のフラップ取付アームの基端側で、一方のピン43を直線アーム25のスリット29に挿入し、他方のピン43は折曲アーム27の外側でそのスリット29に整合するように配置し、その状態で直線アーム25のスリット29に挿入されたピン43をガイドにして、フラップ状の弁体40を、各アーム25,27の先端部25b,27b側に移動させることにより、他方のピン43を折曲アーム27のスリット29に容易に挿入することができる。
更に、この実施形態においては、一対のフラップ取付アームの基端側で、一方のピン43の拡径部43aを直線アーム25のスリット29の拡径孔部29aに挿入し、他方のピン43は折曲アーム27の外側でそのスリット29に整合するように配置し、その状態で直線アーム25のスリット29に挿入されたピン43をガイドにして、フラップ状の弁体40を各フラップ取付アームの先端側に移動させることにより、一方のピン43の拡径部43aがスリット29の裏面側に係合して抜け外れを防止された状態でスライドし、他方のピン43を折曲アーム27のスリット29に容易にかつ確実に挿入することができる。また、弁体40を装着した後も、一方のピン43に形成した拡径部43aにより、外れにくくすることができる。
その後、上述したように、バネ部材60のコイル部61をバネ取付部33のバネ支持軸33bに外装させ、一方の脚部63を弁体40のバネ係止突部44に係止させ、他方の脚部63を本体部20のバネ係止突部33dに係止させることにより、本体部20の一端開口部21が常時閉じるように弾性付勢される(図6,8,9参照)。
このとき、バネ部材60のコイル部61は、バネ支持軸33bの外周に均等に係合せず、図9,10に示すように、本体部20の一端開口部21から離れるように、バネ支持軸33bの軸心に対して斜め外方に浮き上がって、バネ支持軸33bの軸心に対して偏心した状態で支持されるようになっている。これに対応して、この実施形態では、バネ支持軸33bの軸心に対して、本体部20の一端開口部21に近接する方向に、バネ抜け止め片33cが設けられているので、バネ部材60のコイル部61を抜けにくくして、コイル部61をしっかりと保持することができるようになっている。また、それによって、バネ抜け止め片33cの外径を小さくし、直線アーム25のスリット29の拡径孔部29aを小さくできるので、直線アーム25の強度低下を防ぐことができる。
そして、上記構造の弁装置10の取付けに際しては、図8に示すように、タンクTの取付孔Ta外周に、取付部材70のフランジ75を溶着等の手段で固着する。次いで、取付部材70の本体接続管71を、本体部20の上流側端部に挿入し、その内周の段部23に嵌合させて、本体接続管71に本体部20を装着する。更に、パイプ接続管73を燃料注入パイプPの下流側開口部に挿入し、パイプP外周を締付具Cで締付け固定する。
そして、パイプPの上流側から燃料が供給されると、燃料がパイプP内及びタンク取付部材70内を通って、弁装置10の本体部20内に注入されて、弁体40の上流側裏面に燃料が衝突し、弁体40がバネ部材60の付勢力に抗し回動して、一端開口部21が開口し、燃料が燃料タンクT内に流入される(図7参照)。一方、燃料の給油が完了すると、バネ部材60により弁体40が閉じる方向に付勢されて、上流側へと回動して弁座22に当接し、本体部20の下流側開口部が閉塞され、燃料の逆流が防止される。
10 フラップ弁装置(弁装置)
20 本体部
21 一端開口部
25 直線アーム
25a 基端部
25b 先端部
27 折曲アーム
27a 基端部
27b 先端部
29 スリット
29a 拡径孔部
33 バネ取付部
40 弁体
41 回動アーム
43 ピン
43a 拡径部
60 バネ部材

Claims (3)

  1. 内部が液体の流路をなす筒状の本体部と、この本体部の一端開口部に開閉可能に取付けられるフラップ状の弁体と、この弁体を常時は本体部の前記一端開口部に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材とを備えたフラップ弁装置において、
    前記本体部は、その側壁から延出されて前記一端開口部側に突出する一対のフラップ取付アームと、前記バネ部材を支持するバネ取付部とを有し、
    前記弁体は、外方に向けてほぼ平行に伸びる一対の回動アームと、この一対の回動アームの先端部から互いに向き合う方向に突出された一対のピンとを有しており、
    前記一対のフラップ取付アームは、互いの間隔を次第に広げながら前記一端開口部に向けて伸びる基端部と、該基端部から連続して互いに平行に伸びる先端部と、前記基端部から前記先端部にかけて長手方向に沿って形成されたスリットとを有し、
    一対のフラップ取付アームの基端部側の外側面どうしの間隔は、一方の回動アームから突出されたピンの先端面と、他方の回動アームの内側面との間隔と同じか、それよりも狭い幅に形成されており、
    一対のフラップ取付アームの先端部側の外側面どうしの間隔は、一対の回動アームの内側面どうしの間隔よりも狭く、一対の回動アームのピンの先端面どうしの間隔よりも広くなるように形成されていることを特徴とするフラップ弁装置。
  2. 前記一対のフラップ取付アームは、前記本体部の軸心と平行に直線状に伸びる直線アームと、該直線アームに対して、基端側では先端側に向けて次第に間隔を広げるように傾斜して伸び、先端側では該直線アームと平行となるように伸びる折曲アームとで構成されている請求項1記載のフラップ弁装置。
  3. 前記直線アームに挿入される一方のピンには、その先端部に拡径部が設けられており、前記直線アームのスリットの基端部には、前記ピンの拡径部が挿入できる拡径孔部が設けられている請求項2記載のフラップ弁装置。
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