JP2008290574A - 開閉蓋取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立時の作業性が良い開閉蓋の取付構造を得る。
【解決手段】蓋体22を完全に開放させた状態で、蓋体22を本体18に対して矢印A方向に沿ってスライド移動させるだけで、ピン50、52を軸孔32、34に挿入させることができるため、例えば、ピンを軸孔に挿入するときに、軸孔が形成された軸受け板を押し広げたりして弾性変形させる必要がなく、組立時の作業性が良い。また、直線的な単純な動きによって、ピン50、52を軸孔32、34に挿入させることができるため、自動機による組み付けにも対応できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、開口を開閉する開閉蓋の取付構造に関する。
開口を開閉する開閉蓋の取付構造に関して、例えば、特許文献1では、開口が形成された本体側に軸支板を設け、該軸支板に軸孔を形成している。また、蓋体には、シャフトが設けられており、該シャフトを軸支板の軸孔に挿通させることで、蓋体を開閉可能としている。そして、ここでは、シャフトにコイルスプリングを外挿し、該コイルスプリングの一端側を本体、他端側を蓋体に取付けて、このコイルスプリングの付勢力によって、蓋体を閉止させる方向へ付勢している。
ところで、この特許文献1では、シャフトを軸孔に挿入させるとき、該軸支板を外側へ押圧して、対向する軸支板間を押し広げ、シャフトの一端部を一方の軸孔に挿入した後、シャフトの他端部を他方の軸孔に挿入する。
つまり、軸支板を弾性変形させ復元させることで、シャフトを軸支板に取付けるため、シャフトを介して軸支板を弾性変形させる押圧力が必要となり、このような押圧力を必要としない作業と比較すると、組立時の作業性は良くない。
特開平8−72565号公報
本発明は上記問題を考慮して、本体に蓋体を取付ける際、組立時の作業性が良い開閉蓋の取付構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、開閉蓋取付構造において、開口が形成された本体と、前記本体の開口を開閉する蓋体と、前記本体又は前記蓋体に設けられ軸孔が形成された軸受け板と、前記蓋体又は前記本体に設けられ、前記軸孔の孔軸方向へ前記軸受け板と相対移動して該軸孔に回転可能に挿入される支持部と、前記蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で前記軸孔の孔軸方向への前記軸受け板と前記支持部の相対移動を規制する規制手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、本体(又は蓋体)に軸受け板を設けている。また、蓋体(又は本体)には、軸受け板の軸孔の孔軸方向へ軸受け板と相対移動する支持部を設けており、該支持部が軸孔に回転可能に挿入される。
そして、蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で軸受け板と支持部の相対移動を規制する規制手段を設けている。つまり、蓋体の全開状態から所定の開放角度に至る前においては、支持部(又は軸受け板)の軸孔の孔軸方向への移動を可能とし、支持部(又は軸受け板)の軸孔の孔軸方向への移動によって、支持部を軸受け板の軸孔に回転可能に挿入させる。
そして、蓋体が所定の開放角度に到達すると、規制手段によって、支持部(又は軸受け板)の軸孔の孔軸方向への移動を不能とし、支持部が軸孔に回転可能に支持された状態が維持される。
このように、支持部を軸孔に支持させるに当って、軸受け板を弾性変形させる必要がなく、本体に蓋体を取付ける際、組立時の作業性が良い。また、軸受け板を弾性変形させる必要がないため、該軸受け板は弾性部材である必要はなく、軸受け板の材料選択の幅が拡がる。
また、軸受け板と支持部の軸孔の孔軸方向への相対移動によって、支持部は軸受け板の軸孔に回転可能に支持される。つまり、直線的な単純な動きによって、支持部を軸孔に支持させることができるため、自動機による組み付けにも対応できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の開閉蓋取付構造において、前記本体と前記蓋体の間に、蓋体を閉止させる方向へ付勢する付勢手段が取付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、付勢手段によって、蓋体を閉止させる方向へ付勢させることで、蓋体で開口を閉塞した状態を維持することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の開閉蓋取付構造において、前記支持部が、前記蓋体又は前記本体から張り出す一対の軸板と、前記軸板から同一方向へ突出し、前記軸孔に挿入されるピンと、を含んで構成され、前記規制手段が、対向して設けられた一対の軸受け板の間に配置された台座と、前記軸板に設けられ、前記蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で前記台座の側壁に当接して前記軸受け板と前記支持部の前記軸孔の孔軸方向への相対移動を規制する壁部と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、支持部には、蓋体(又は本体)から張り出す一対の軸板を備え、該軸板からピンが同一方向に突出し、本体(又は蓋体)に設けられた軸受け板に形成された軸孔に挿入されるようになっている。
一方、規制手段には、対向して設けられた一対の軸受け板の間に配置された台座を備え、蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で、該台座の側壁に当接して軸受け板と支持部の軸孔の孔軸方向への相対移動を規制する壁部を軸板に設けている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の開閉蓋取付構造において、前記付勢手段がトーションスプリングであり、前記トーションスプリングを前記ピンに外挿し、一端部を前記本体に取付けて、他端部を前記蓋体に設けた突起部に当接させ、前記突起部を介して、ピンが前記軸孔から抜けない方向へ蓋体を付勢することを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、付勢手段をトーションスプリングとし、トーションスプリングをピンに外挿した状態で、一端部を本体に取付けて、他端部を蓋体に取付けることで、蓋体を閉止させる方向へ付勢するようにしている。
そして、このトーションスプリングの他端部を蓋体に設けた突起部に当接させ、該突起部を介して、ピンが軸孔から抜けない方向へ蓋体を付勢することで、本体に蓋体を取付けた後、蓋体が全開状態になったときに、蓋体が本体から外れないようにする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか1項に記載の開閉蓋取付構造において、前記本体が、燃料タンク内の給油パイプの先端部に取付けられ、給油時の燃料の流動圧によって前記蓋体が前記付勢手段に抗して開放することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、本体を燃料タンク内の給油パイプの先端部に取付けることで、給油時の燃料の流動圧によって蓋体を付勢手段に抗して開放させ、燃料の給油が終わると、付勢手段の付勢力によって、蓋体は閉止されることとなる。
本発明は上記構成としたので、本体に蓋体を取付ける際、組立時の作業性が良い。また、自動機による組み付けにも対応できる。
次に、本発明の実施形態に係る開閉蓋取付構造について説明する。
まず、図1に示すように、車両などに備えられる燃料タンク10には、該燃料タンク10内に燃料12を給油するためのインレットパイプ(給油パイプ)14が設けられており、該インレットパイプ14の先端部に、本発明の開閉蓋取付構造が適用された逆止弁16が取付けられている。
この逆止弁16は、図1及び図2に示すように、インレットパイプ14と連結される中空状の本体18と、該本体18の開口20を開閉する蓋体22に大別され、給油時の燃料の流動圧によって弁体となる蓋体22が開放され、燃料の給油が終わると、後述するトーションスプリング24の付勢力によって、蓋体22は閉止され、開口20が閉塞されるようになっている。
本体18は、略円筒体の円の一部を切り落とした形状を成しており、切り落とされた側が厚肉となるように、その対向する部分から徐々に肉厚が増大している。そして、本体18の厚肉側の一端部に軸受部26が設けられるが、この軸受部26では、さらに、本体18の外周面から張り出し、後述する軸受け板28、30のスペースを確保している。
軸受部26には、互いに対向して軸受け板28、30が立設しており、この軸受け板28、30の中央部には、軸孔32、34が貫通している。また、軸受け板28の内面側近傍には、軸受部26の端面に切欠き部36が形成されており、トーションスプリング24の一端部24Aが装着可能とされている。
また、軸受け板28と軸受け板30の間には、その中央よりも軸受け板30寄りに、軸受け板28と平行に形成された略直方体状の台座38が設けられている。この台座38の頂面には、長手方向に沿って凹状に湾曲する湾曲面38Aが形成され、該湾曲面38Aの高さは、軸受け板28、30に形成された軸孔32、34の高さよりも低い位置となっている。
一方、蓋体22は略半円状を成しており、本体18の外周面と略面一となって、本体18の開口20を閉塞可能としている。また、蓋体22の表面(図2中蓋体22の下面)には、直線状の端面の中央部に、リブ40が設けられている。また、リブ40の近傍には、
軸受け板30に対応する側に、蓋体22の端面へ行くに従ってリブ40から離間するようにリブ40に対して傾斜して形成されたリブ42が設けられている。
また、リブ40を間において、リブ42の反対側には、リブ42と共に略ハの字状を成す傾斜リブ44が形成されている。この傾斜リブ44は蓋体22の端面へ行くに従って高さが高くなっており、該傾斜リブ44の頂面に、トーションスプリング24の他端部24Bが当接可能とされている。
このリブ40、42には、略円板状の軸板46、48が互いに対面するように設けられている。そして、軸板46は台座38の軸受け板28側の側壁と当接可能となり、軸板48は軸受け板30の外面と当接可能となる。
また、軸板46、48の中央部には、軸板46、48を軸受け板28、30に対面させた状態で、該軸受け板28、30に向かって同一方向へそれぞれピン50、52が立設している。ピン50の基部は、軸孔32よりも大径とされ、トーションスプリング24が外挿可能な外挿部50Aとなっている。
そして、外挿部50Aが軸受け板28に当接した状態、或いは軸板48が軸受け板30に当接した状態で、軸板46、48は移動規制されることとなる。ここで、外挿部50Aが軸受け板28に当接した状態では、軸板48が軸受け板30に当接することが望ましい。
また、トーションスプリング24を外挿部50Aに外挿させた状態で、トーションスプリング24の一端部24Aは、本体18の軸受部26の切欠き部36に装着され、トーションスプリング24の他端部24Bは、蓋体22に形成された傾斜リブ44の頂面に当接可能となる。そして、蓋体22が開放された状態で、トーションスプリング24には弾性力が蓄積される。
ここで、トーションスプリング24の一端部24A側と他端部24B側は略平行になるように形成されているが、切欠き部36は軸受け板28の内面側近傍に設けられ、軸受け板28の内面との間に隙間を設けた状態で形成されている。
このため、図8に示すように、トーションスプリング24を本体18及び蓋体22に装着させた状態で、トーションスプリング24の一端部24A側と他端部24B側は、ピン50の軸線に直交する方向に対して傾斜するように配置されることとなる(後述する)。
一方、図2に示すように、軸板46は、図中上面側(蓋体22の裏面側)が下面側(蓋体22の表面側)よりも大径となって、小径部46Aと大径部46Bを形成し、該小径部46Aと大径部46Bの境界には段部46Cが設けられている。なお、軸板48は小径部46Aと略同径となっている。
ここで、図4に示すように、小径部46Aは台座38の湾曲面38Aに形成された湾曲面と略同一の径を成しており、互いに面接触可能となっている。そして、軸板46の小径部46Aと台座38の湾曲面38Aとが面接触した状態では、蓋体22は、完全に開放された状態である。また、ピン50、52と軸受け板28、30の軸孔32、34は、略同じ高さとなるようにされているが、この状態では、ピン50、52は、軸受け板28、30の軸孔32、34に完全に挿入されていない。
仮に、この状態で、蓋体22を少し閉止させると(所定角度回動させると)、軸板46の大径部46Bが台座38に当接するため、該軸板46を介して蓋体22は回転移動が規制されることとなる。
蓋体22を完全に開放させた状態で、蓋体22を軸受け板28、30の軸孔32、34方向へスライド移動(以下、単に「スライド移動」という)させて、図5に示すように、ピン50の外挿部50Aを軸受け板28に当接させ、或いは軸板48を軸受け板30に当接させると、ピン50、52は軸孔32、34に完全に挿入され、ピン50、52を中心に蓋体22が回転可能となる。
そして、このとき、軸板46は台座38の内側(軸受け板28側)に配置されることとなる。この状態では、軸板46は回転移動が規制されないため、トーションスプリング24の復元力により、蓋体22は閉止する方向へ付勢され、図6及び図7に示すように、蓋体22が閉止方向へ回転して、本体18の開口20は蓋体22によって閉塞された状態が維持されることとなる。
ここで、軸板46には大径部46Bが設けられているため、図6に示すように、蓋体22が閉止する方向へ回転すると、側面視にて、該大径部46Bは台座38と重なり合い(オーバーラップ)、軸板46は台座38によってスライド移動を規制される。つまり、ピン50、52が軸孔32、34から抜け止めされることとなる。
なお、軸板46の小径部46Aと大径部46Bの境界に設けられる段部46Cの高さは、台座38の最小高さよりも若干低くなっており、軸板46が回動するときに、大径部46Bが軸受部26の上面と干渉することがないようにしている。
次に、本発明の実施形態に係る開閉蓋取付構造の組立方法について説明する。
図3に示すように、まず、トーションスプリング24を外挿部50Aに外挿させた状態で、トーションスプリング24の他端部24Bを、蓋体22に形成された傾斜リブ44の頂面に当接させる。
そして、図4に示すように、蓋体22を裏返しにし(下面側を上にする)、完全に開放させた状態で、トーションスプリング24の一端部24Aを、本体18の軸受部26の切欠き部36に装着する。この状態で、軸板46の小径部46Aを台座38の湾曲面38Aに面接触させ、ピン50、52と軸受け板28、30の軸孔32、34との位置合わせを行った後、蓋体22をピン50、52の軸方向(軸孔32、34の孔軸方向)に沿って矢印A方向へスライド移動させる。
これにより、図5に示すように、軸板46は台座38と軸受け板28の間に配置されると共に、ピン50の外挿部50Aが軸受け板28に当接し、或いは軸板48が軸受け板30に当接する。そして、この状態で、ピン50、52は軸孔32、34に完全に挿入され、ピン50、52を中心に蓋体22が回転可能となる。
このように、軸板46が台座38と軸受け板28の間に配置されると、トーションスプリング24の復元力により、図6及び図7に示すように、蓋体22は閉止方向へ回動する。これにより、軸板46の大径部46Bが側面視にて台座38とオーバーラップするため、軸板46、48のスライド移動が規制され、ピン50、52は抜け止めされる。
次に、本発明の実施形態に係る開閉蓋取付構造の作用について説明する。
図4に示すように、本実施形態では、蓋体22の軸板46の小径部46Aを本体18の台座38の湾曲面38Aに面接触させた後、蓋体22を本体18に対して矢印A方向へスライド移動させるだけで、ピン50、52を軸孔32、34に挿入させることができる。このため、例えば、図示はしないが、ピンを軸孔に挿入するときに、軸孔が形成された軸受け板を押し広げたりして弾性変形させる必要がないため、蓋体22を本体18に取付ける際、組立時の作業性が良い。
このように、直線的な単純な動きによって、ピン50、52を軸孔32、34に挿入させることができるため、自動機による組み付けにも対応できる。
また、本実施形態では、軸受け板28、30を弾性変形させる必要がないため、該軸受け板28、30は弾性部材である必要はなく、本体18の材料選択の幅が拡がる。
さらに、本実施例では、図8に示すように、トーションスプリング24の一端部24Aを、本体18の切欠き部36に装着し、トーションスプリング24の他端部24Bを、蓋体22に形成された傾斜リブ44の頂面に当接させるようにしている。
ここで、切欠き部36を軸受け板28の内面との間に隙間を設けた位置に形成することで、トーションスプリング24の他端部24Bには、トーションスプリング24の他端部24B側を一端部24A側と略平行にするため矢印B方向へ向かう応力が作用することとなる。
そして、このトーションスプリング24の他端部24Bを傾斜リブ44に当接させることで、該傾斜リブ44を介して、蓋体22には矢印C方向へ付勢する分力が作用することとなり、蓋体22が全開状態になったときに、ピン50、52が軸孔32、34から抜けることはない。
なお、本体18は、インレットパイプ14の形状によって形状が変わるため、図2に示す形状に限るものではない。また、ここでは、開閉蓋取付構造が適用された逆止弁16として説明したが、該開閉蓋取付構造が適用可能であれば良いため、逆止弁に限るものではなく、単に収納部を開閉させる開閉蓋に適用させても良い。
また、ここでは、本体18側に軸受け板28、30を設け、蓋体22側にピン50、52を設けたが、少なくとも軸受け板28、ピン50が設けられていれば良く、軸受け板30とピン52は必ずしも必要ではない。さらに、本体18側に軸受け板28、30を設け、蓋体22側にピン50、52を設けたが、蓋体22側にピンを設けて、本体18側に軸受け板を設けても良い。
また、図4に示すように、蓋体22を完全に開放させた状態で、蓋体22をピン50、52の軸方向に沿って矢印A方向へスライド移動させるようにしたが、蓋体22を完全に開放させた状態で、本体18を矢印Aの反対方向へスライド移動させても良い。
本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁を備えた燃料タンクの全体断面図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の蓋体を本体に取付ける手順を示す分解背面図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の蓋体を本体に取付ける手順を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の蓋体を本体に取付ける手順を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の蓋体を本体に取付ける手順を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の蓋体を本体に取付ける手順を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉蓋取付構造が適用された逆止弁の平面図である。
符号の説明
10 燃料タンク
14 インレットパイプ(給油パイプ)
16 逆止弁(本体)
18 本体
22 蓋体
24 トーションスプリング(付勢手段)
24A 一端部
24B 他端部
28 軸受け板
30 軸受け板
32 軸孔
34 軸孔
38 台座(規制手段)
44 傾斜リブ(突起部)
46 軸板(支持部)
46B 大径部(規制手段、壁部)
48 軸板(支持部)
50 ピン(支持部)
52 ピン(支持部)

Claims (5)

  1. 開口が形成された本体と、
    前記本体の開口を開閉する蓋体と、
    前記本体又は前記蓋体に設けられ軸孔が形成された軸受け板と、
    前記蓋体又は前記本体に設けられ、前記軸孔の孔軸方向へ前記軸受け板と相対移動して該軸孔に回転可能に挿入される支持部と、
    前記蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で前記軸孔の孔軸方向への前記軸受け板と前記支持部の相対移動を規制する規制手段と、
    を有することを特徴とする開閉蓋取付構造。
  2. 前記本体と前記蓋体の間に、蓋体を閉止させる方向へ付勢する付勢手段が取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の開閉蓋取付構造。
  3. 前記支持部が、前記蓋体又は前記本体から張り出す一対の軸板と、前記軸板から同一方向へ突出し、前記軸孔に挿入されるピンと、を含んで構成され、
    前記規制手段が、対向して設けられた一対の軸受け板の間に配置された台座と、前記軸板に設けられ、前記蓋体の閉止状態から所定の開放角度内で前記台座の側壁に当接して前記軸受け板と前記支持部の前記軸孔の孔軸方向への相対移動を規制する壁部と、を含んで構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉蓋取付構造。
  4. 前記付勢手段がトーションスプリングであり、前記トーションスプリングを前記ピンに外挿し、一端部を前記本体に取付けて、他端部を前記蓋体に設けた突起部に当接させ、前記突起部を介して、ピンが前記軸孔から抜けない方向へ蓋体を付勢することを特徴とする請求項3に記載の開閉蓋取付構造。
  5. 前記本体が、燃料タンク内の給油パイプの先端部に取付けられ、給油時の燃料の流動圧によって前記蓋体が前記付勢手段に抗して開放することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の開閉蓋取付構造。
JP2007138119A 2007-05-24 2007-05-24 開閉蓋取付構造 Pending JP2008290574A (ja)

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