JP6715128B2 - ロッカアームユニット - Google Patents
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Description
前記回転規制面及び前記回転規制受面が互いに面接触可能な平坦面として構成されているとよい。これによれば、回転規制面及び回転規制受面の相互の接触面積を十分に確保することができ、ラッシュアジャスタの軸周りの回転を規制する信頼性を高めることができる。
本発明の実施例1を図1〜図4によって説明する。ロッカアームユニット10は、自動車の内燃機関の動弁装置を構成するものであって、ロッカアーム11、ラッシュアジャスタ12及び取付部材13を備えている。
図1に示すように、シリンダヘッド80は、通気路81(吸気ポート又は排気ポート)と、通気路81に連通して外面に開口するステム孔82と、ステム孔82に間隔をあけて平行に配置され、外面に開口する取付孔83とを有している。ステム孔82及び取付孔83は、上下方向に対して水平に近い状態に傾斜して配置されている。
ラッシュアジャスタ12は、取付孔83内にその軸線を上下方向に対して水平近くまで傾斜させた状態で、ステム孔82内におけるバルブ85のステム部86と平行に配置されている。このラッシュアジャスタ12は、取付孔83内に嵌合状態で挿入される有底円筒状のボディ14と、ボディ14内に往復摺動可能に挿入される有底円筒状のプランジャ15とを有している。
プランジャ15に対してロッカアーム11側から下向き(詳細には斜め下向き)の押圧力が作用する状態では、弁体36が底壁31に当接して弁孔33を閉じることにより、高圧室32内を密閉状態となし、高圧室32内に充填されている作動油によってプランジャ12の下降が阻止される。また、プランジャ15が上昇して高圧室33内の容積が増加すると、弁体36がプランジャ15に対して相対的に下降して弁孔33を開き、作動油が低圧室30から高圧室32内に流入して、高圧室32内に作動油が満たされた状態が保たれる。そして、プランジャ15の上昇が停止すると、弁体36が第2バネ37の付勢によって底壁31に当接して弁孔33が閉じられ、高圧室32内が作動油で満たされた密閉状態となる。この場合、低圧室30に貯留される作動油の上面は、プランジャ油孔24の下縁とほぼ同じ高さ位置に揃えられる。
図1に示すように、ロッカアーム11は、バルブ85のステム部86とプランジャ15の頂部21との間に架け渡され、上下方向及び前後方向に対して傾斜して配置されている。具体的には、ロッカアーム11は、間隔をあけて互いに平行に配置される一対の対向壁38(図3を参照)と、両対向壁38のバルブ85側の端部間に架設されるバルブ当接部39と、両対向壁38のプランジャ15側の端部間に架設される支承受部22とを一体に有している。
取付部材13は、金属板を曲げ加工等して一体に成形されたクリップであって、図3に示すように、プランジャ15の係合受部26に係合される係合部27と、係合部27から延出し、ロッカアーム11のプランジャ15側の端部に取り付けられる取付部44とからなる。係合部27は、略U字形をなし、板面を幅方向に沿わせつつロッカアーム11のプランジャ15側の端部底面に面接触可能に配置されるとともに、プランジャ15の外周を半周以上に亘って周り込むように配置される。
ラッシュアジャスタ12の頂部21がロッカアーム11の支承受部22に嵌入され、係合部27が係合受部26に係合して、取付部材13がラッシュアジャスタ12に変位可能に保持されるとともに、両取付部44が両取付受部47の底面、側面及び天面に沿って折り曲げられ、取付部材13がロッカアーム11に抱持固定される。これにより、ロッカアーム11とラッシュアジャスタ12とが取付部材13を介して実質的に一体化されたロッカアームユニット10が得られる。もっとも、取付部材13がロッカアーム11に取り付けられた後、ラッシュアジャスタ12の頂部21が係合部27の両側片部45を弾性的に拡開させながらロッカアーム11の支承受部22に嵌入され、嵌入されるに伴い両側片部45が弾性復帰して、取付部材13がラッシュアジャスタ12に保持されるものであってもよい。ここで、係合部27の両側片部45の一板面が係合受部26の抜出規制面29に当接することで、ロッカアーム11がラッシュアジャスタ12から離脱するのが阻止される。
カム88が回転し、ロッカアーム11がラッシュアジャスタ12の頂部21を支点として揺動すると、バルブ85がその軸方向に往復移動し、通気口84が開閉される。このとき、ロッカアーム11の揺動変位は、ガイド部41がバルブ85のステム部86とラップする状態に維持され、且つ、カム88の押圧方向がバルブ85の軸方向に沿う向きとなることから、バルブ85の軸方向に規定される。よって、ロッカアーム11のヨーイングが抑えられる。図3に示すように、係合部27の両側片部45の回転規制面46が両係合受部26の回転規制受面28にほぼ平行に対向して面接触状態で当接することにより、ラッシュアジャスタ12は、ロッカアーム11に対して回転規制された状態に保持され、ひいてはシリンダヘッド80に対して軸周りの回転を規制された状態に配置される。
図5は、本発明の実施例2を示す。実施例2の場合、ロッカアームユニット10から取付部材13が省略され、ラッシュアジャスタ12及びロッカアーム11が互いに分離可能な状態になっている。
図6は、本発明の実施例3を示す。実施例3の場合、取付部材13Bが、実施例1の取付部材13とは異なる形態であって、実施例1と違って、ラッシュアジャスタ12のプランジャ15に取り付けられている。
図7は、本発明の実施例4を示す。実施例4の場合、取付部材13Cが、実施例1の取付部材13とは異なる形態とされ、実施例1と同様、ロッカアーム11に取り付けられている。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)ラッシュアジャスタは、シリンダヘッドに対して軸心を水平方向に向けた水平姿勢又は頂部を下向きにした倒立姿勢をとって設置されるものであってもよい。
(2)プランジャの周壁に突出部が一体に設けられ、回転規制受部が突出部の突出端面に設けられる構成であってもよい。
11…ロッカアーム
12…ラッシュアジャスタ
13、13B、13C…取付部材
14…ボディ
15…プランジャ
16…ボディの周壁
17…ボディ油孔
19…プランジャの周壁
21…頂部
24…プランジャ油孔
28、28A、28B、28C…回転規制受面
46、46A、46B、46C…回転規制面
80…シリンダヘッド
83…取付孔
85…バルブ
Claims (3)
- シリンダヘッドの取付孔に挿入される筒状のボディと、前記ボディに挿入され、油圧変動に基づいて前記ボディに対して軸方向に往復摺動する筒状のプランジャとを有し、前記ボディの周壁に設けられたボディ油孔と前記プランジャの周壁に設けられたプランジャ油孔とを通して作動油が出入りするラッシュアジャスタと、
前記プランジャの頂部を略支点として揺動し、その揺動変位に基づいてバルブを開閉するロッカアームと、を備えたロッカアームユニットであって、
前記ロッカアーム側に直接又は間接的に回転規制面が設けられ、前記ラッシュアジャスタ側に直接又は間接的に回転規制受面が設けられ、前記回転規制面及び前記回転規制受面が互いに当接することにより、前記プランジャ油孔が上向きに開口した状態で、前記シリンダヘッドに対する前記ラッシュアジャスタの軸周りの回転が規制されるように設定され、
前記プランジャ油孔は、前記プランジャの周壁において周方向に関して前記回転規制受面と異なる位置で、且つ、前記プランジャの周壁を、前記回転規制受面の面方向と平行な方向に貫通して設けられており、
前記作動油が前記プランジャの内部に貯留された状態で前記プランジャ油孔の下縁の高さ位置に前記作動油の液面レベルが規定されることを特徴とするロッカアームユニット。 - 前記回転規制面及び前記回転規制受面が互いに面接触可能な平坦面として構成されている請求項1記載のロッカアームユニット。
- 前記ロッカアームがバルブとカムとの間にヨーイングを抑えた状態で設置されている請求項1又は2記載のロッカアームユニット。
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