JP6978348B2 - ロッカアーム構造、ロッカアームユニット及びクリップ - Google Patents
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連結部材は、支持部材の半球状の受け部に当接する押圧部と、支持部材の外周面に凹設された装着溝に係止可能な基部と、基部及び押圧部をつなぐつなぎ部とからなる。
(1)前記支持部材の外面のうち、前記一対のアーム部の少なくとも一方が当接する部位は、隣接する部位から段差なく連続する非溝面であるとよい。これによれば、支持部材の外面に、クリップを装着するための溝を設けなくて済むため、支持部材の製造コストを安価に抑えることできるとともに、部材の共通化を図ることができる。
本発明の実施例1を図1〜図7によって説明する。実施例1のロッカアーム構造は、ロッカアーム10、支持部材としてのラッシュアジャスタ40、及びクリップ60を備えて構成される。このうち、ロッカアーム10とクリップ60とは、ロッカアームユニット100として一体に構成される。
クリップ60は、ロッカアーム10に前方から組み付けられる。このとき、第1板部61の係合孔68に受け部14が適合して嵌まり、第1板部61が付け根部64を介して受け部14の外面22の傾斜途中に弾性的に当接するとともに、第2板部62の前方当接部71及び後方当接部72が受け部14の下面における半球内面21の開口周辺部の幅方向両側に当接する(図1を参照)。これにより、クリップ60は、第1板部61と第2板部62の前方当接部71及び後方当接部72との間に受け部14を挟み込んだ状態で、ロッカアーム10に取り付けられる。このとき、連結部63は、受け部14の前方に近接して配置される。第2板部62の傾倒規制部73は、受け部14の下面から下方に離間し、受け部14の下面に対して凹状底面部79がほぼ平行に対向して配置される。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)頂部を有する支持部材は、ラッシュアジャスタに限定されず、例えば、バルブクリアランスの自動調整機能を有しないピボットであってもよい。
(2)第2板部は、後方当接部が両アーム部から連続して対をなし、長孔が後方に開放される形態であってもよい。
(3)第2板部は、一対の対向壁間に挟まれた状態で、一対の対向壁との間に隙間を有していてもよい。
(4)クリップの抜き孔は閉塞されていてもよい。
12…ローラ
13…対向壁
14…受け部
21…半球内面
22…受け部の外面
40…ラッシュアジャスタ(支持部材)
42…プランジャ
43…頂部
45…頂部の半球外面
60…クリップ
61…第1板部
62…第2板部
63…連結部
73…傾倒規制部
75…アーム部
79…凹状底面部
88…カム
95…バルブ
Claims (6)
- 頂部を有する支持部材と、前記頂部を受ける受け部を有するロッカアームと、前記ロッカアームと前記支持部材とに跨って配置されるクリップとを備え、前記頂部の半球外面が前記受け部の半球内面に摺接し、前記ロッカアームが前記頂部を支点として揺動することにより、バルブの開閉を行うものであり、
前記クリップは、前記受け部の外面に当接する第1板部と、前記支持部材を挟んだ両側外方に対向して配置される一対のアーム部を有する第2板部と、前記第1板部及び前記第2板部をつなぐ連結部とを有し、前記第1板部と前記第2板部との間に前記受け部を挟み込むものであり、
前記一対のアーム部は、前記受け部から離れる方向に凹状に膨出し、前記ロッカアームが前記頂部を支点としてバルブ開閉時の揺動方向と交差する方向に傾倒したときに、少なくとも一方が前記支持部材の外面に当接する傾倒規制部を有し、
前記支持部材の外面のうち、前記一対のアーム部の少なくとも一方が当接する部位は、隣接する部位から段差なく連続する非溝面であり、前記第2板部には、前記一対のアーム部の長さ方向に長い円形の長孔が形成され、前記一対のアーム部は、前記長孔を挟んで対向して配置され、前記支持部材は、前記第2板部の前記長孔に遊挿され、前記ロッカアームが前記揺動方向と交差する方向に傾倒せずに前記受け部が前記頂部に支持された状態において、前記傾倒規制部は、前記支持部材の外面から離れて配置されるロッカアーム構造。 - 頂部を有する支持部材と、前記頂部を受ける受け部を有するロッカアームと、前記ロッカアームと前記支持部材とに跨って配置されるクリップとを備え、前記頂部の半球外面が前記受け部の半球内面に摺接し、前記ロッカアームが前記頂部を支点として揺動することにより、バルブの開閉を行うものであり、
前記クリップは、前記受け部の外面に当接する第1板部と、前記支持部材を挟んだ両側外方に対向して配置される一対のアーム部を有する第2板部と、前記第1板部及び前記第2板部をつなぐ連結部とを有し、前記第1板部と前記第2板部との間に前記受け部を挟み込むものであり、
前記一対のアーム部は、前記受け部から離れる方向に凹状に膨出し、前記ロッカアームが前記頂部を支点としてバルブ開閉時の揺動方向と交差する方向に傾倒したときに、少なくとも一方が前記支持部材の外面に当接する傾倒規制部を有し、
前記ロッカアームは、カムに接触するローラと、前記ローラを回転可能に支持する軸部と、前記軸部の両端部を支持する一対の対向壁とを有し、
前記クリップは、前記第2板部が前記一対の対向壁間に挟まれ、前記支持部材の軸周りに回転規制状態に配置されるロッカアーム構造。 - 頂部を有する支持部材と、前記頂部を受ける受け部を有するロッカアームと、前記ロッカアームと前記支持部材とに跨って配置されるクリップとを備え、前記頂部の半球外面が前記受け部の半球内面に摺接し、前記ロッカアームが前記頂部を支点として揺動することにより、バルブの開閉を行うものであり、
前記クリップは、前記受け部の外面に当接する第1板部と、前記支持部材を挟んだ両側外方に対向して配置される一対のアーム部を有する第2板部と、前記第1板部及び前記第2板部をつなぐ連結部とを有し、前記第1板部と前記第2板部との間に前記受け部を挟み込むものであり、
前記一対のアーム部は、前記受け部から離れる方向に凹状に膨出し、前記ロッカアームが前記頂部を支点としてバルブ開閉時の揺動方向と交差する方向に傾倒したときに、少なくとも一方が前記支持部材の外面に当接する傾倒規制部を有し、
前記傾倒規制部は、前記一対のアーム部の長さ方向に沿った直線状の凹状底面部を有し、前記直線状の凹状底面部が前記支持部材の外面に当接可能となるロッカアーム構造。 - 前記支持部材の外面のうち、前記一対のアーム部の少なくとも一方が当接する部位は、隣接する部位から段差なく連続する非溝面である請求項2または請求項3に記載のロッカアーム構造。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロッカアーム構造における前記ロッカアームと前記クリップとからなり、前記クリップが前記ロッカアームに取り付けられてなるロッカアームユニット。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロッカアーム構造における前記クリップ。
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JP2018038187A JP6978348B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | ロッカアーム構造、ロッカアームユニット及びクリップ |
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