JPH088792Y2 - 洗濯機の蓋装置 - Google Patents

洗濯機の蓋装置

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Publication number
JPH088792Y2
JPH088792Y2 JP1989119927U JP11992789U JPH088792Y2 JP H088792 Y2 JPH088792 Y2 JP H088792Y2 JP 1989119927 U JP1989119927 U JP 1989119927U JP 11992789 U JP11992789 U JP 11992789U JP H088792 Y2 JPH088792 Y2 JP H088792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
sleeve
shaft
washing machine
top cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989119927U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0358291U (ja
Inventor
克也 井沢
悟 岡西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0358291U publication Critical patent/JPH0358291U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH088792Y2 publication Critical patent/JPH088792Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は一般家庭で使用される洗濯機の蓋装置に関す
るものである。
従来の技術 第8図は従来の一槽式洗濯機の縦断面図である。図に
おいて、1は外筺、2は水受槽であって、外筺1とスプ
リング3により緩衝支持される吊り棒17で支持される。
4は水受槽2内にあり、縦軸を中心として回転する洗
濯兼脱水を行なう回転水槽で、上部にはバランサー18が
ある。
一方、前記外筺1の上面には衣類投入口があり、それ
を覆う蓋9が一端部に設けた軸10を中心として上方へ回
転自在に装着されている。
第6図に蓋9の装着状態を示す。蓋の軸10a及び10bを
それぞれトップカバー5の軸受部8a,8bに通すことによ
り、トップカバー5と蓋9を回転自在に装着させてい
る。
そして、装着後の蓋9と、トップカバー5の左右のス
ライドを避けるために、第7図で示したスリーブ19を蓋
9の軸とトップカバーの軸受部との間に、すき間を埋め
るように蓋9の軸10bに装着している。
このスリーブ19を装着させることにより、蓋9のガタ
をなくす効果が得られることになっている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来の構成では、蓋9の補修時等で、
蓋9の取外しが必要になった時、スリーブ19まで狭くて
指が届かず、スリーブを取外すための作業性能率が悪
く、また鋭角な物でつつくと、スリーブ19に傷が入りや
すかった。
また一方では、従来のスリーブ19にはガイド(位置決
め)がなく、蓋9開閉時及び洗濯・脱水時の振動等によ
って、スリーブ19が回転し、特に脱水時の振動時に、び
びり音が発生する可能性が高く、静音構造としても十分
なものとは言えなかった。
そこで、本考案は上記課題に鑑み、よりすぐれた補修
時等の作業性効率を有した洗濯機の蓋装置を提供するこ
とを第1の目的としている。
また、第2の目的は、スリーブにガイドを設け、スリ
ーブの回転防止をすることにある。
課題を解決するための手段 そこで本発明は上記目的を達成すべく、洗濯機本体上
面に設けられたトップカバーの衣類投入口上方に回転自
在に軸承された蓋体と、この蓋体の一部より突設形成さ
れた軸体と、この軸体と係合する前記トップカバーより
一体に形成された軸受体と、前記軸体と軸受体との間に
前記軸体に係着する略円弧状のスリーブと、このスリー
ブに一体に設けられたツマミ部を有するガイド板とを備
え、前記蓋体の軸部近傍及びガイド板にはその一方に突
起部を、他方にはこの突起部と対応する穴部或いは切欠
き部を設けて前記双方を係合保持する構成としたもので
ある。
作用 この構成により、蓋の補修等で蓋の取外しが必要な場
合、スリーブのガイド板のツマミ部により、容易にスリ
ーブを取外すことが出来る。
また、スリーブの向きは、上記ガイド板によって、位
置決めが可能となり、振動等による回転の防止ができる
ようになる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図は本考案の蓋の要部拡大断面図である。主要な
寸法として、蓋の軸部を含めた全長をlとし、軸受部間
の距離をm、短かい方の軸10aの長さをp、長い方の軸1
0bの長さをqとし、軸受部8bの穴の深さをrとする。ま
た、装着後、軸10bと軸受部8bとにできるすき間の深さ
をnとすると、l>m,q≧r,n>pとすることにより、以
下のようにトップカバーより、蓋9の取付け,取外しが
可能となる。
まず、蓋9の長い軸10bをそのトップカバーの軸受部8
bに通し、次に蓋9の短かい軸10aをその軸受部8aの穴の
位置に合わせ、そのまま蓋9を短かい軸10aの方にスラ
イドさせて、蓋9とトップカバーを装着させる。装着後
の蓋9のスライド及びガタを防止するためにガイド板を
設けたスリーブ20を蓋9の軸とトップカバーの軸受部と
の間にすき間を埋めるように、蓋9の軸10bに装着させ
る。
また、取外す時は上の手順と逆にする。
ここで、スリーブにツマミ部を有するガイド板を一体
に設けることにより、スリーブ20の取外しが容易にな
り、蓋9の補修等の作業性が向上する。
また、ツマミ部20aを有するガイド板に突起部を設
け、蓋9の軸部近傍に穴23を設けることにより、スリー
ブの向きを固定できる。
第2図〜第4図もスリーブの一例を示している。
蓋9の軸10bの近傍に突起物15を設け、前記突起物15
をスリーブ21のツマミ部21aの穴16に合わせることによ
り、ツマミ部21aがガイドとなり、スリーブ21の位置決
めが可能となり、同等の効果が得られる。
また第5図に示すように、蓋9の軸の近傍に簡単な切
欠き9aを設ける方法もある。
ここで、どの方法においても、ガイド板と蓋9を密接
させず、Δtのすき間をあけ、さらにスリーブの材質を
蓋9の軸と異なる弾性のある樹脂で加工することによっ
て、スリーブ取外しの際、ガイド板を蓋9の凹部または
突起部から曲げて外して引き出せば容易にスリーブを取
外すことができ、また、蓋9の軸より柔軟な材料で成形
することによって、軸を傷めずに取外しが可能となる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように、本考案によれば、
スリーブの一部に穴部等のツマミ部を有するガイド板を
一体に設けることにより、補修時等で容易にスリーブの
取外しが可能となり、作業性能率が上がる。
また、本考案は、蓋の軸の近傍に凹部又は突起等を設
け、上記スリーブのガイド板により、スリーブの位置決
めが可能となり、脱水時の振動等によるスリーブの回転
を止め、蓋のびびり音をなくし、静音構造としての効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における蓋構造の要部断面図、
第2図は同実施例の要部拡大断面図、第3図は同実施例
のガイド板付きスリーブの外観斜視図、第4図は同蓋の
要部拡大斜視図、第5図は同要部拡大分解斜視図、第6
図は従来の蓋とトップカバーの関係を示す斜視図、第7
図は従来のスリーブの外観斜視図、第8図は従来の洗濯
機の一部欠裁側面図である。 5……トップカバー、8a,8b……軸受部、9……蓋、10
a,10b……軸、15……突起物、16……穴、20,21,22……
スリーブ、20a,21a,22a……ツマミ部、23……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体上面に設けられたトップカバー
    の衣類投入口上方に回転自在に軸承された蓋体と、この
    蓋体の一部より突設形成された軸体と、この軸体と係合
    する前記トップカバーより一体に形成された軸受体と、
    前記軸体と軸受体との間に前記軸体に係着する略円弧状
    のスリーブと、このスリーブに一体に設けられたツマミ
    部を有するガイド板とを備え、前記蓋体の軸部近傍及び
    ガイド板にはその一方に突起部を、他方にはこの突起部
    と対応する穴部或いは切欠き部を設けて前記双方を係合
    保持する構成とした洗濯機の蓋装置。
JP1989119927U 1989-10-13 1989-10-13 洗濯機の蓋装置 Expired - Lifetime JPH088792Y2 (ja)

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JP1989119927U JPH088792Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 洗濯機の蓋装置

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JPH0358291U JPH0358291U (ja) 1991-06-06
JPH088792Y2 true JPH088792Y2 (ja) 1996-03-13

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JPS62202289U (ja) * 1986-06-16 1987-12-23

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