JP6407559B2 - 燃料逆流防止弁 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車の燃料タンク等に接続された燃料注入パイプの開口部に取付けられ、燃料の逆流を防止するための、燃料逆流防止弁に関する。
例えば、自動車の燃料タンクには、給油口に連結された燃料注入パイプが接続され、このパイプ内の流路を燃料が流動するようになっており、更に、この燃料注入パイプの下流側開口部には、燃料逆流防止弁が取付けられている。そして、給油時には燃料逆流防止弁の弁体が開いて、燃料をタンク内に流入させると共に、給油後に前記弁体が閉じて燃料注入パイプ内への燃料の逆流が防止されるようになっている。
従来のこの種のものとして、下記特許文献1には、パイプの管路を開閉するための弁と、パイプの組付け孔にホルダを介して組み付けられ、前記フラップ弁を枢支するブラケットと、前記フラップ弁を閉弁方向に付勢するばねとを備えた、フラップ弁が記載されている。
前記ブラケットは、軸支孔が形成された一対の壁状部を有しており、各壁状部の上部には傾斜ガイド面が形成されている。一方、前記弁は、円板状の弁体と、該弁体に一体的に固設されたL字断面状のヒンジ部とを有しており、前記ヒンジ部の延出端部の両側面からは、互いに相反する向きに同軸的に一対の枢軸が突設されている。
そして、弁に設けたヒンジ部の延出端部を、ブラケットの壁状部上方から押し込んで、ヒンジ部両側の一対の枢軸を、壁状部に設けた傾斜ガイド面を介して、軸支孔にそれぞれ圧入することにより、ブラケットに対して弁が回動可能に取付けられるようになっている。
特開2001−263514号公報
上記特許文献1のフラップ弁において、ブラケットに弁を取付ける際には、弁のヒンジ部両側の一対の枢軸を、ブラケットの壁状部の軸支孔にそれぞれ圧入するようになっているので、組付け作業性が悪いという不都合があった。
したがって、本発明の目的は、本体部に対して弁体を組み付けるときの、組付け作業性を向上させることができる、燃料逆流防止弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の燃料流出防止弁は、内部が液体の流路をなす筒状の本体部と、この本体部の一端開口部に開閉可能に組付けられる弁体と、この弁体を常時は本体部の前記一端開口部に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材とを備え、前記本体部は、軸孔が形成された一対の軸受部を有し、前記弁体は、前記本体部の一端開口部を覆う弁本体と、該弁本体に設けられ、前記一対の軸受部の軸孔に挿入される一対の支軸とを有しており、前記一対の支軸は、撓み可能な連結部を介して、同軸的に、前記弁本体に支持され、前記連結部から互いに離れる方向に所定長さで伸びており、この伸びた部分の先端部が、前記一対の軸受部の内側から前記軸孔にそれぞれ挿入されることを特徴とする。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記一対の支軸は、撓み可能な連結部を介して、基端部どうしが離間した状態で同軸的に、前記弁本体に支持されることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記連結部は、前記一対の支軸の基端部及び前記弁本体を連結する第1連結部と、前記一対の支軸の基端部どうしを連結し、かつ、前記第1連結部よりも薄肉に形成された第2連結部とからなることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記第2連結部は、板状をなしており、前記弁体の一対の支軸を前記一対の軸受部の軸孔に挿入すべく、前記一対の軸受部に対して前記弁体を押し込むときに、板状をなす前記第2連結部の、板厚方向と直交する平面が、前記弁体の押し込み方向に面するように配置されていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、前記一対の支軸は長軸及びそれよりも短い短軸からなり、一方の軸受部の軸孔に前記長軸の先端部が挿入され、他方の軸受部の軸孔に前記短軸の先端部が挿入されるようになっており、前記短軸の先端部及び/又は前記他方の軸受部の内面側には、前記短軸の先端部を前記軸孔に挿入する際のガイドをなすテーパ面が形成されていることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記一対の支軸は長軸及びそれよりも短い短軸からなり、一方の軸受部の軸孔に前記長軸の先端部が挿入され、他方の軸受部の軸孔に前記短軸の先端部が挿入されるようになっており、前記短軸の先端部には、前記短軸の先端部を前記軸受部の前記軸孔に挿入する際のガイドをなすテーパ面が形成されており、前記一対の支軸の軸方向に直交する方向で、かつ、前記テーパ面が真横になる方向から、前記第2連結部を見たときに、該第2連結部も、その板厚方向と直交する平面に沿って真横から見えるように形成されていることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記弁本体は、前記本体部の一端開口部を覆う板状をなしており、前記第2連結部は、その板厚方向と直交する平面が前記弁本体の面方向に対して平行となるように形成されていることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁においては、前記第2連結部は、前記第1連結部側から前記一対の支軸の軸心を越える位置まで伸びていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、前記他方の軸受部の内面側に前記テーパ面が形成されており、該テーパ面は、前記軸受部の外周側から軸孔側に向けて次第に肉厚となるように、かつ、前記軸孔の周方向に沿って所定角度で円弧状に形成されていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、円弧状に形成された前記テーパ面の周方向両端部は、段状をなして肉厚とされていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、前記一対の支軸の基端部どうしの間隙の距離をWとし、一方の支軸の、前記軸孔に挿入される先端部を除く部分から、他方の支軸の先端部までの距離をLとし、前記一対の軸受部の内面どうしの距離をDとしたとき、W=(L−D)×0.5〜1.5となるように構成されていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、前記一対の支軸の先端部を前記一対の軸受部の軸孔に挿入するとき、前記一対の支軸の基端部どうしが当接するように構成されていることが好ましい。
本発明の燃料流出防止弁においては、前記一対の支軸の先端部を前記一対の軸受部の軸孔に挿入するとき、前記一対の支軸の基端部どうしが当接しないように構成されていることが好ましい。
本発明の燃料逆流防止弁によれば、一対の支軸を連結する連結部が撓み変形して、他方の支軸の基端部を一方の支軸の基端部に近づけることができるので、他方の支軸の先端部を他方の軸受部の軸孔に容易に挿入することができ、本体部に対する弁体の組付け作業性を向上させることができる。
本発明の燃料逆流防止弁の、一実施形態を示す分解斜視図である。 同燃料逆流防止弁の要部拡大斜視図である。 同燃料逆流防止弁を構成する本体部の要部拡大説明図である。 同燃料逆流防止弁を構成する弁体の正面図である。 同燃料逆流防止弁を構成する弁体を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同燃料逆流防止弁において、本体部への弁体の組付け途中の状態を示す斜視図である。 同燃料逆流防止弁において、本体部に弁体を組付ける状態を示しており、(a)は組付け途中の状態の説明図、(b)は組付け後の状態の説明図である。 同燃料逆流防止弁において、本体部に弁体を組付けた状態の斜視図である。 同燃料逆流防止弁において、本体部に弁体を組付けた状態の断面図である。 同燃料逆流防止弁において、弁体の連結部の他形状を示す説明図である。 本発明の燃料逆流防止弁の、他の実施形態を示しており、(a)は同燃料逆流防止弁を構成する弁体の平面図、(b)は本体部への弁体の組付け途中の状態を示す説明図である。 本発明の燃料逆流防止弁の、更に他の実施形態を示す分解斜視図である。 同燃料逆流防止弁の要部拡大斜視図である。 同燃料逆流防止弁を構成する弁体を、本体部に組付けた状態であって、弁体に引き抜き力が作用した状態での説明図である。 同燃料逆流防止弁の平面図である。 同燃料逆流防止弁において、本体部に弁体を組付けた状態での説明図である。
以下、図1〜10を参照して、本発明の燃料逆流防止弁の一実施形態について説明する。
図9に示すように、この実施形態における燃料逆流防止弁10(以下、「逆止弁10」という)は、燃料タンク1の燃料注入パイプ5(以下、「パイプ5」という)の下流側に取付けられ、パイプ上流側の給油口からパイプ5内に注入された燃料を、パイプ5を通して燃料タンク1内に流入させると共に、燃料タンク1内に流入した燃料を、パイプ側へ逆流するのを防止する役割を果たすものである。なお、以下の説明中、「上流側」及び「下流側」とは燃料の流れる方向を示し、具体的にはパイプ5において逆止弁10が設けられた側を下流側とし、パイプ5の給油口側(逆止弁10とは反対側)を上流側として説明する。
図1及び図2に示すように、この逆止弁10は、内部が液体の流路をなす筒状の本体部20と、この本体部20の一端側の開口部21に開閉可能に取付けられる弁体30と、この弁体30を、常時は本体部20の開口部21に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材60とを備えている。なお、バネ部材60は、コイル部61と、該コイル部61の両端から延出した脚部63,63とを有している。
前記本体部20は、その下流側の端部外周に、テーパ面23を介して所定幅の平坦部22が形成されており、下流側の開口部21が、円弧状の内周面及び直線状の内周面を有する形状となっている。また、本体部20の上流側端部寄りの外周には、燃料タンク1の取付孔3(図9参照)への取付け用の、環状のフランジ部24が突設されている。
更に、前記平坦部22上には、本体部20の軸方向に沿って互いに平行に伸びる一対の軸受部25,26が設けられている。各軸受部25,26は、本体部20の開口部21よりも更に下流側に向けて伸びており、開口部21よりも突出した先端部には軸孔25a,26aがそれぞれ形成されている。なお、前記軸受部25が本発明における「一方の軸受部」をなし、前記軸受部26が本発明における「他方の軸受部」をなしている。
図2及び図3に示すように、軸受部26の先端部の内面側にはテーパ面27が形成されている。このテーパ面27は、軸受部26の先端部の外周側から軸孔26a側に向けて次第に肉厚となるように、かつ、軸孔26aの周方向に沿って所定角度、この実施形態では角度θで円弧状に形成されている。図3に示すように、この実施形態の場合、テーパ面27の一端は、軸孔25a,26aの中心から前記平坦部22に対して垂直に伸びるラインL付近に位置することが好ましい。更に、円弧状に形成されたテーパ面27の周方向両端部27a,27aは、段状をなして肉厚に形成されている(図2参照)。
なお、本体部20は、上記形状に限定されるものではない。また、上記構造の本体部20は、樹脂燃料タンクに溶着可能な材質、例えば、ポリエチレン(PE)等の合成樹脂を用いることができる。
上記本体部20の開口部21に取付けられる弁体30は、図1及び図2に示すように、前記本体部20の開口部21を覆う弁本体31と、該弁本体31に設けられ、前記一対の軸受部25,26の軸孔25a,26aに挿入される一対の支軸40,50とを有している。
図4を併せて参照すると、この実施形態の弁本体31は、前記本体部20の開口部21に適合した形状をなしており、全体として略円板形状をなすと共に、その周方向一部が直線状に切欠かれて切欠き部31aが形成されている。
また、弁本体31の外面側には、前記バネ部材60の一方の脚部63を位置決め保持するための、一対のバネ保持片32,33が、弁本体31の外面のほぼ中央であって、前記切欠き部31aに対して直角に、かつ、互いに平行となるように立設されている。
前記バネ保持片33の切欠き部側の一端部には、撓み可能な連結部35が連設されている。
図4及び図5に示すように、この連結部35は、前記バネ保持片33の一端部に連結され、且つ、前記切欠き部31aから垂直方向に立設した板状の基部36を有していると共に、該基部36の上端両側部から弁本体外側に向けて直角方向に、撓み可能な撓み部37,38が延設されており、弁体30を側方から見たときに略L字状をなし(図5(b)参照)、且つ、弁体30を正面側から見たときに略コ字状をなしている。前記撓み部37,38は共に円板状をなしている。また、撓み部38は、撓み部37よりも縮径し、且つ、前記軸受部26の軸孔26aよりも拡径し、更に撓み部37よりも肉厚の円板状をなしている。なお、連結部35としては、例えば、弁体30を正面側から見たときに、略U字状等となっていてもよく、撓み可能で且つ一対の支軸を連結可能であれば特に限定はされない。
また、図4に示すように、前記撓み部37,38の、前記基部36との連結部分の内面側には、撓み部37,38の撓むときの応力集中を緩和するための、R状部37aが形成されている。
そして、前記連結部35の撓み部37に、支軸40の基端部41が支持されており、前記連結部35の撓み部38に、支軸50の基端部51が支持されている(図4及び図5(a)参照)。したがって、一対の支軸40,50は、連結部35を介して、基端部41,51どうしが所定の間隙57をあけて離間した状態で同軸的に支持されている(図4参照)。
なお、この実施形態においては、支軸40,50の基端部41,51が撓み部37,38に連結され、一対の支軸40,50の基端部41,51が、撓み部37,38を介して離間しているが、例えば、図10に示すように、支軸40,50の基端部41,51の基端外周に撓み部37,38を連結させて、基端部41,51の端面どうしを対面させて離間させるようにしてもよい。
また、各支軸40,50は、連結部35から互いに離れる方向に、すなわち、連結部35から外側に向けて、弁本体31の切欠き部31aに平行となるように、所定長さでそれぞれ伸びている。
この実施形態の支軸40は、前記撓み部37の外面(支軸50の反対側)から、バネ部材60のコイル部61の装着用のバネ装着部43が伸びている。このバネ装着部43は、前記撓み部37よりも縮径し、且つ、前記軸受部25の軸孔25aよりも拡径している。更に、バネ装着部43の延出方向先端には、同バネ装着部43よりも縮径すると共に、軸受部25の内側から軸孔25aに挿入される先端部45が設けられている。
一方、前記支軸50は、前記撓み部38の外面(支軸40の反対側)から一定径で伸びており、その先端部55が、軸受部26の内側から軸孔26aに挿入されるようになっている。
更に上記支軸50は、前記支軸40の先端部45と同一径で、かつ、前記支軸40よりも長さが短く形成されている。すなわち、この支軸50が本発明における「短軸」をなしている。一方、前記支軸40が本発明における「長軸」をなしている。また、支軸40が本発明における「一方の支軸」をなし、支軸50が本発明における「他方の支軸」をなしている。
更に図5(a),(b)に示すように、支軸50の先端部55の、弁本体31側には、先端に向けて次第に肉薄となるテーパ面55aが形成されている。なお、この実施形態では、上述したように、本体部20の軸受部26の内側面にもテーパ面27が形成されているが、このようなテーパ面は、支軸側又は軸受部側のどちらか一方のみに形成してもよい。
一方、前記バネ保持片32の切欠き部側の一端部からは、前記支軸40のバネ装着部43を覆うように、略L字状のバネ保護壁34が延設されており、バネ装着部43に外装されるバネ部材60のコイル部61が保護されるようになっている。
なお、この実施形態においては、支軸40が支軸50よりも長く且つ太いバネ装着部43を有する構造となっているが、例えば、支軸40,50を同一長さや同一径で形成してもよく、特に限定されるものではない。
また、この実施形態においては、図4に示すように、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしの間隙57(ここでは撓み部37,38も含んだ部分の間隙)の距離をWとし、支軸40の先端部45を除く部分から、支軸50の先端部55までの距離をLとし、一対の軸受部25,26の内面どうしの距離をDとしたとき、W=(L−D)×0.5〜1.5となるように構成されていることが好ましい。
そして、この逆止弁10においては、図6及び図7(a)に示すように、支軸40の先端部45を、軸受部25の内側からその軸孔25aに挿入した後、支軸50の先端部55を、軸受部26の軸孔26aに挿入するようになっている(図7(b)参照)。このとき、連結部35の撓み部37,38が撓んで、支軸50の基端部51が支軸40の基端部41に近づくが(図7(b)の想像線参照)、基端部41,51どうしは当接しないように構成されている。
なお、上記構造をなした弁体30は、強度が高く、耐燃料性が優れた材質、例えば、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂を用いることができる。
次に、上記構成からなる本発明の逆止弁10の組付け手順及び作用効果について説明する。
まず、弁体30の支軸40のバネ装着部43に、バネ部材60のコイル部61を外装すると共に、同バネ部材60の一方の脚部63を、弁体30の一対のバネ保持片32,32の間に配置する。
次いで、バネ部材60の他方の脚部63を弁体30の平坦部22上に配置し、その状態で、図6及び図7(a)に示すように、弁体30の支軸40の先端部45を、本体部20の軸受部25の内側から、その軸孔25aに斜め方向から挿入する。その後、支軸50の先端部55のテーパ面55aを、軸受部26に形成されたテーパ面27に向けて、テーパ面27,55aによって先端部55をガイドさせつつ、同先端部55を軸受部26の内側から軸孔26aに挿入する。
このとき、図7(b)の想像線で示すように、支軸40,50の基端部41,51どうしを、間隙57を介して離間状態で連結する連結部35の撓み部37,38が撓んで、支軸40の基端部41に対して支軸50の基端部51を近づけることができるので、支軸50の先端部55を、軸受部26の軸孔26aに容易に挿入することができ、本体部20に対する弁体30の組付け作業性を向上させつつ、図8に示すように、本体部20に対して弁体30を開閉可能に組付けることができる。
上記のように、この燃料逆流防止弁10によれば、一対の支軸40,50を連結する連結部35が撓み変形して、支軸50の基端部51を支軸40の基端部41に近づけることができるので、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに容易に挿入することができ、本体部20に対する弁体30の組付け作業性を向上させることができる。
また、一対の支軸40,50は、撓み可能な連結部35を介して、基端部41,51どうしが離間した状態で同軸的に、弁本体31に支持されるようになっているので、連結部35を撓みやすくすることができ、支軸50の基端部51を、支軸40の基端部41により近づけやすくすることができ、その結果、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aにより容易に挿入することができ、本体部20に対する弁体30の組付け作業性をより一層向上させることができる。
そして、上記のように、支軸50の先端部55の、軸受部26の軸孔26aへの挿入性を高めたことによって、支軸50の先端部55や軸孔26aの内周の、損傷やバリの発生等を抑制することができる。その結果、弁体30の開閉動作をスムーズに行わせることができると共に、図9に示すように、弁体30が閉じたときの、弁体30と本体部20の下流側の開口部21とのシール性を向上させることができる。なお、バリ等が発生すると、バリにより弁体30の支軸側が押されて、弁体30の支軸反対側が浮き上がったりする不都合が発生する。
また、上述したように、支軸50及び軸受部26にテーパ面55a,27が形成され、かつ、支軸40は支軸50よりも長く形成されているので、長い方の支軸40の先端部45を軸受部25の軸孔25aに挿入した後、短い方の支軸50をテーパ面26,55aでガイドしつつ軸受部26の軸孔26aに挿入することができ、それによって、連結部35の撓みが支軸の傾き等の無駄な方向に作用しにくく、一対の支軸40,50の長さを縮める方向に効果的に作用するため、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに挿入しやすくなる。なお、短い方の支軸50を軸孔26aに挿入後、長い方の支軸40を軸孔25aに挿入しようとすると、連結部35の撓みが長い方の支軸40の先端部で揺動方向に作用し、一対の支軸40,50の長さを縮める方向に効果的に作用しない傾向がある。
更にこの実施形態においては、軸受部26の内面に形成されたテーパ面27が円弧状をなしているので、支軸50の先端部55を軸孔26aに挿入するときの、挿入角度の自由度を高めることができ、組付け作業性を更に向上させることができる。
また、この実施形態においては、円弧状に形成のテーパ面27の周方向両端部27a,27aが段状をなして肉厚とされているので、支軸50をテーパ面27にガイドさせつつ、その先端部55を軸受部26の軸孔26a挿入するときに、支軸50がテーパ面27上で滑っても段状の肉厚部分に当接して外れることがないので、挿入力を作用させやすくなり、支軸50の先端部55を軸孔26aに容易に挿入することができる。
更に図4に示すように、支軸40,50の基端部41,51どうしの間隙57の距離をWとし、支軸40の先端部45を除く部分から、支軸50の先端部55までの距離をLとし、軸受部25,26の内面どうしの距離をDとしたとき、W=(L−D)×0.5〜1.5となるように構成されている場合には、撓み可能な連結部35を撓ませることにより、支軸40,50の基端部41,51どうしを充分に近づけることができるので、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに挿入しやすくすることができる。
また、この実施形態においては、支軸40,50の先端部45,55を、軸受部25,26の軸孔25a,26aに挿入するときに、連結部35を介して支軸50の基端部51が支軸40の基端部41に近づくものの、基端部41,51どうしは当接しないように構成されているので(図7(b)の想像線参照)、一対の支軸40,50の合計長を充分に短くすることができ、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに挿入しやすくすることができる。
なお、上記構造の逆止弁10は、図9に示すように、燃料タンク1の取付孔3に本体部20の下流側端部を挿入して、本体部20のフランジ部24を、取付孔3の表側周縁に溶着させることで取付けられるようになっている。また、本体部20の上流側に、パイプ5を外装して、その外周を締付具6で締付け固定することで、パイプ5に逆止弁10が取付けられる。
そして、パイプ5の上流側から燃料が供給されると、燃料が、パイプ5及び本体部20を通って弁体30の上流側裏面に衝突し、弁体30がバネ部材60の付勢力に抗し回動して、本体部20の開口部21が開口して、燃料が燃料タンク1内に流入される。一方、燃料の給油が完了すると、バネ部材60により弁体30が閉じる方向に付勢されて、上流側へと回動して、本体部20の開口部21が閉塞され、燃料の逆流が防止されるようになっている。
図11には、本発明の燃料逆流防止弁の、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の燃料逆流防止弁10a(以下、「逆止弁10a」という)は、弁体の構造が前記実施形態と異なっている。
すなわち、図11(a)に示すように、この逆止弁10aの弁体30aは、弁体30aを正面側から見たときに、連結部35の撓み部38が、前記実施形態よりも肉厚に形成されている。その結果、撓み部37,38の間隔が前記実施形態よりも狭く形成され、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしの間隙57が、前記実施形態よりも近接している。
そして、この実施形態の逆止弁10aにおいては、一対の支軸40,50の先端部45,55を、一対の軸受部25,26の軸孔25a,26aに挿入するとき、図11(b)に示すように、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしが、撓み部37,38を介して間接的に当接するように構成されている。また、図10に示す形態として、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしを、直接的に当接させるようにしてもよい。
この実施形態においては、一対の支軸40,50の先端部45,55を、一対の軸受部25,26の軸孔25a,26aに挿入するときに、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしが当接し、一対の支軸40,50の合計長がそれ以上短くならなくなるが、一対の軸受部25,26を撓ませて広げることにより、支軸40,50の先端部45,55を挿入することができる。そして、本体部20に弁体30が組付けられた状態で、外れる方向に外力が作用しても、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしが、撓み部37,38を介して当接することで、一対の支軸40,50の合計長が短くなることを規制することができ、本体部20から弁体30を外れにくくすることができる。
図12〜16には、本発明の燃料逆流防止弁の、更に他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の燃料逆流防止弁10b(以下、「逆止弁10b」という)は、弁体を構成する連結部の構造が前記実施形態と異なっている。
すなわち、この逆止弁10bの弁体30bの連結部35aは、一対の支軸40,50の基端部41,51及び弁本体31を連結する第1連結部39と、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしを連結し、かつ、第1連結部39よりも薄肉に形成された第2連結部70とから構成されている。
前記第1連結部39は、前記実施形態の連結部35とほぼ同様の構造をなしており、弁体30bの板バネ保持片33の一端部に連結され、且つ、切欠き部31aから立設した基部36と、該基部36から弁本体外側に向けて直角方向に延設された、撓み可能な撓み部37,38とを有している。
図13及び図15に示すように、前記第2連結部70は、第1連結部39の撓み部37,38よりも薄い板状をなしており、その板厚方向と直交する平面が弁本体31の面方向に対して平行となるように、第1連結部39の撓み部37,38の間に配置されて、撓み部37,38を互いに連結している。これによって一対の支軸40,50の基端部41,51どうしが、撓み部37,38及び第2連結部70を介して連結された構造となっている。
図15に示すように、一対の支軸40,50の軸方向に直交する方向で、かつ、短軸である支軸50に形成されたテーパ面55aが真横になる方向(テーパ面55aの傾斜した面が線状に見える方向)から、板状をなした第2連結部70を見たときに、該第2連結部70も、その板厚方向と直交する平面に沿って真横から見えるように(第2連結部70の板厚のみが見えるように)形成されている。なお、第2連結部70の板厚Tは、0.4〜1.2mmであることが好ましい。
また、図14に示すように、板状をなした第2連結部70は、第1連結部39側から、一対の支軸40,50の軸心Cを越える位置まで伸びている。この実施形態の第2連結部70は、撓み部37,38の基端(基部36側)から支軸40,50の軸心Cを超える位置まで連続して伸びているが、例えば、撓み部37,38の基端側に開口70a(図14の想像線参照)を設けて、撓み部37,38の一部のみを第2連結部70で連結してもよい。
なお、板状をなした第2連結部70は、一対の支軸40,50を一対の軸受部25,26の軸孔25a,26aに挿入すべく、一対の軸受部40,50に対して弁体30bを押し込むときに、板状をなす第2連結部70の、板厚方向と直交する平面が、弁体30bの押し込み方向(図12及び図16の矢印参照)に面するように配置されていることが好ましい。
また、この実施形態では、板状の第2連結部70の、板厚方向と直交する平面が、弁本体31の面方向に対して平行に配置されているが(図15参照)、該弁本体31の面方向に対して所定角度で斜めに配置されていてもよい。この場合、弁本体31の面方向に対する、第2連結部70の板厚方向と直交する平面の角度は、−30〜30°であることが好ましく、0°であることがより好ましい。
次に、この実施形態の逆止弁10bの組付け手順及び作用効果について説明する。
すなわち、弁体30bにバネ部材60を装着した状態で、支軸40の先端部45を、本体部20の軸受部25の軸孔25aに挿入した後、支軸50のテーパ面55aを、軸受部26のテーパ面27でガイドさせつつ、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに挿入する。
このとき、第1連結部39の撓み部37,38が撓むと共に、第1連結部39よりも薄肉で板状をなした第2連結部70も撓むので、支軸50の基端部51を支軸40の基端部41に近づけることができ、本体部20に弁体30bを容易に組付けることができる(図13及び図16参照)。
また、この実施形態においては、図15に示すように、一対の支軸40,50の軸方向に直交する方向で、かつ、テーパ面55aが真横になる方向から、第2連結部70を見たときに、第2連結部70も、その板厚方向と直交する平面に沿って真横から見えるように形成されているので、軸受部26の軸孔26aに、テーパ面55aでガイドしつつ支軸50の先端部55を挿入していくときに、第2連結部70を撓みやすくさせることができ、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに容易に挿入することができ、弁体30bの組付け作業性をより向上させることができる。
上記のようにして、本体部20に弁体30bが組付けられた状態で、図14の矢印に示すように、本体部20から引き抜かれる方向に、弁体30bに引き抜き力が作用したときには、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしが、薄肉の第2連結部70により連結されているので(ここでは第1連結部39の撓み部37,38も介して連結されている)、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしの撓み変形を抑制して、一対の支軸40,50の先端部45,55が、一対の軸受部25,26の軸孔25a,26aから抜けにくくすることができ、本体部20から弁体30bが外れることを抑制することができる。
また、この実施形態においては、板状をなした第2連結部70の、板厚方向と直交した平面が、弁体30bの押し込み方向(図12及び図16参照)に面するように配置されているので、弁体30bの支軸40を軸受部25の軸孔25aに挿入し、支軸50の先端部55を軸受部26の軸孔26aに挿入すべく押し込むとき、第2連結部70が押込み方向に撓みやすくなり、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしを近づけて、支軸50を軸受部26の軸孔26aに容易に挿入することができ、弁体30bの組付け作業性を良好にすることができる。一方、弁体30bに引き抜き力が作用したときには(図14参照)、その引き抜き力は、多くの場合、板状をなした第2連結部70の、板厚方向と直交する平面に沿った方向に作用するので、第2連結部70を比較的撓みにくくさせることができ、その結果、支軸40,50の先端部45,55を、対応する軸受部25,26の軸孔25a,26aから抜けにくくさせて、本体部20から弁体30bをより外れにくくさせることができる。
更に、この実施形態においては、板状をなした第2連結部70は、弁本体31の面方向に対して平行となるように形成されているので、軸受部26の軸孔26aに支軸50の先端部55を挿入していくときに、第2連結部70をより撓みやすくさせて、弁体30bの組付け作業性を向上させることができると共に(図12参照)、弁体30bに引き抜き力が作用したときには、弁体30bが回動して、その板厚方向と直交する平面が、第2連結部70の引き抜き方向に沿って配置されるため(図14参照)、第2連結部70をより撓みにくくさせて、本体部20から弁体30bを外れにくくすることができる。
また、この実施形態においては、図14に示すように、板状をなした第2連結部70は、第1連結部39側から一対の支軸40,50の軸心Cを越える位置まで伸びているので、一対の支軸40,50の基端部41,51どうしの連結部位が長くなるため、弁体30bに引き抜き力が作用したときに、第2連結部70をより撓みにくくさせることができ、本体部20から弁体30bを外れにくくすることができる。
10,10a,10b 燃料逆流防止弁(逆止弁)
20 本体部
21 開口部
25,26 軸受部
25a,26a 軸孔
27 テーパ面
27a,27a 周方向両端部
30,30a,30b 弁体
31 弁本体
35,35a 連結部
39 第1連結部
40,50 支軸
41,51 基端部
45,55 先端部
55a テーパ面
57 間隙
60 バネ部材
70 第2連結部

Claims (11)

  1. 内部が液体の流路をなす筒状の本体部と、この本体部の一端開口部に開閉可能に組付けられる弁体と、この弁体を常時は本体部の前記一端開口部に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材とを備え、
    前記本体部は、軸孔が形成された一対の軸受部を有し、
    前記弁体は、前記本体部の一端開口部を覆う弁本体と、該弁本体に設けられ、前記一対の軸受部の軸孔に挿入される一対の支軸と、前記一対の支軸を連結する連結部とを有しており、
    前記連結部は、板状をなす一対の撓み部を有し、前記一対の支軸の基端部及び前記弁本体を前記一対の撓み部を介して連結する第1連結部と、前記一対の撓み部どうしを連結し、かつ、前記撓み部よりも薄肉の板状をなす第2連結部とからなり、
    前記一対の支軸は、前記一対の撓み部から同軸的に、前記弁本体に支持され、前記連結部から互いに離れる方向に所定長さで伸びており、この伸びた部分の先端部が、前記一対の軸受部の内側から前記軸孔にそれぞれ挿入されることを特徴とする燃料逆流防止弁。
  2. 前記第2連結部は、板状をなしており、前記弁体の一対の支軸を前記一対の軸受部の軸孔に挿入すべく、前記一対の軸受部に対して前記弁体を押し込むときに、板状をなす前記第2連結部の、板厚方向と直交する平面が、前記弁体の押し込み方向に面するように配置されている請求項1記載の燃料逆流防止弁。
  3. 内部が液体の流路をなす筒状の本体部と、この本体部の一端開口部に開閉可能に組付けられる弁体と、この弁体を常時は本体部の前記一端開口部に向けて閉じる方向に付勢するバネ部材とを備え、
    前記本体部は、軸孔が形成された一対の軸受部を有し、
    前記弁体は、前記本体部の一端開口部を覆う弁本体と、該弁本体に設けられ、前記一対の軸受部の軸孔に挿入される一対の支軸とを有しており、
    前記一対の支軸は、撓み可能な連結部を介して、同軸的に、前記弁本体に支持され、前記連結部から互いに離れる方向に所定長さで伸びており、この伸びた部分の先端部が、前記一対の軸受部の内側から前記軸孔にそれぞれ挿入されるようになっており、
    前記一対の支軸は長軸及びそれよりも短い短軸からなり、一方の軸受部の軸孔に前記長軸の先端部が挿入され、他方の軸受部の軸孔に前記短軸の先端部が挿入されるようになっており、
    前記短軸の先端部及び/又は前記他方の軸受部の内面側には、前記短軸の先端部を前記軸孔に挿入する際のガイドをなすテーパ面が形成されていることを特徴とする燃料逆流防止弁。
  4. 前記一対の支軸は長軸及びそれよりも短い短軸からなり、一方の軸受部の軸孔に前記長軸の先端部が挿入され、他方の軸受部の軸孔に前記短軸の先端部が挿入されるようになっており、
    前記短軸の先端部には、前記短軸の先端部を前記軸受部の前記軸孔に挿入する際のガイドをなすテーパ面が形成されており、
    前記一対の支軸の軸方向に直交する方向で、かつ、前記テーパ面が真横になる方向から、前記第2連結部を見たときに、該第2連結部も、その板厚方向と直交する平面に沿って真横から見えるように形成されている請求項2記載の燃料逆流防止弁。
  5. 前記弁本体は、前記本体部の一端開口部を覆う板状をなしており、
    前記第2連結部は、その板厚方向と直交する平面が前記弁本体の面方向に対して平行となるように形成されている請求項2又は4記載の燃料逆流防止弁。
  6. 前記第2連結部は、前記第1連結部側から前記一対の支軸の軸心を越える位置まで伸びている請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の燃料逆流防止弁。
  7. 前記他方の軸受部の内面側に前記テーパ面が形成されており、該テーパ面は、前記軸受部の外周側から軸孔側に向けて次第に肉厚となるように、かつ、前記軸孔の周方向に沿って所定角度で円弧状に形成されている請求項3記載の燃料逆流防止弁。
  8. 円弧状に形成された前記テーパ面の周方向両端部は、段状をなして肉厚とされている請求項7記載の燃料逆流防止弁。
  9. 前記一対の支軸の基端部どうしの間隙の距離をWとし、一方の支軸の、前記軸孔に挿入される先端部を除く部分から、他方の支軸の先端部までの距離をLとし、前記一対の軸受部の内面どうしの距離をDとしたとき、W=(L−D)×0.5〜1.5となるように構成されている請求項3記載の燃料逆流防止弁。
  10. 前記一対の支軸の先端部を前記一対の軸受部の軸孔に挿入するとき、前記一対の支軸の基端部どうしが当接するように構成されている請求項3又は9記載の燃料逆流防止弁。
  11. 前記一対の支軸の先端部を前記一対の軸受部の軸孔に挿入するとき、前記一対の支軸の基端部どうしが当接しないように構成されている請求項3又は9記載の燃料逆流防止弁。
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