JP3900583B2 - 自動車用制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は自動車用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の自動車では、搭載する制御装置の種類つまり制御動作の種類が多くなっている。このため、運転者により操作されるスイッチ類の数も極めて多くなる傾向にある。例えば、インストルメントパネルの車幅方向略中間部分からセンタ−コンソ−ル部分にかけては、オ−ディオや空調、ナビゲ−ション等のスイッチ類が多数配置されることになっている。
【0003】
多くの制御動作のうち、運転者がどの制御動作を行うことを希望するかを選択させるために、例えばセンタ−コンソ−ル部分に液晶大画面等の表示装置を設けて、この表示装置に複数の制御動作に対応した選択項目をメニュ−形式で提供し、スイッチ操作によって所望のメニュ−つまり選択項目を選択させて、選択された選択項目に対応した制御動作を行うようにしたものもある。実開平2−24748号公報には、ステアリングハンドルに、センタ−コンソ−ル部分に設けたスイッチについて、使用頻度の高い一部のスイッチと同等の機能を行うための手元スイッチを別途設けたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、選択項目を提供する表示装置が、センタコンソ−ルのように走行中の運転者の視線の向きとは大きく相違する方向に配置されているということは、選択項目の確認のために運転者は一々目線を前方からセンタコンソ−ル部分へと大きく移動させることが必要になり、運転者の大きな負担となる。
【0005】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、提供された複数の選択項目の確認を、走行中であっても運転者に大きな負担をかけることなく容易に行えるようにした自動車用制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあってはその解決手法として次のようにしてある。すなわち、
自動車に設けられ所定の複数の制御動作を実行する自動車用制御装置において、
フロントウインドガラスの前方に表示が投影される第1表示装置としてのヘッドアップディスプレイと、
前記制御装置の制御動作を選択するための選択項目を前記ヘッドアップディスプレイに表示させることにより提供する選択項目提供手段と、
運転席近傍に設けられ、マニュアル操作される操作スイッチと、
前記ヘッドアップディスプレイに前記選択項目が表示されている状態で、前記操作スイッチからの操作信号に応じて選択項目を選択させると共に、選択された選択項目に対応した制御動作を実行させる制御手段と、
車両の走行状態に応じて前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の内容を変更する変更手段と、
を備えているようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。
【0007】
【発明の効果】
請求項1によれば、選択項目の表示をフロントウインドガラスよりもかなり前方に表示することができて、選択項目の確認のために必要な運転者の目線の移動が殆ど不用になり、運転者の負担軽減ひいては安全上好ましいものとなる。また、表示される選択項目の内容が車両の走行状態に応じて変更されるので、走行状態に応じた適切な選択項目の提供を行うことができる。
【0008】
請求項2によれば、1つの揺動式操作スイッチの揺動操作のみによって、選択項目の選択と実行とを共に行うことができ、このための操作が極めて容易となる。とりわけ、揺動式操作スイッチから殆ど手指を離すことなく選択と実行との両方を行えることになる。
【0009】
請求項3によれば、選択項目の数が少なくなることにより、その識別性を高めることができる。
請求項4によれば、選択項目の数の減少と、選択項目が大きく表示されることとの相乗効果によって、選択項目の識別性を飛躍的に高めることができる。
【0010】
請求項5によれば、安全性の高い車速が小さいときに選択し得る選択項目の数を極力多くしつつ、運転に大きな負担がかかる車速が大きいときは表示される選択項目の数を少なくして安全上好ましいものとなる。
請求項6によれば、選択項目の表示にあらかじめ優先順位をつけておくことにより、走行状態に応じた適切な選択項目の表示を行うことができる。
【0011】
請求項7によれば、車速が小さいときに表示される選択項目が同じであるため、選択できる選択項目の確認つまり記憶を高めつつ、車速が大きいときの安全性の上で好ましいものとなる。
請求項8によれば、選択可能な全ての選択項目を確認つまり十分記憶させる上で好ましいものとしつつ、車速が大きいときでもヘッドアップディスプレイの表示を利用した選択項目の選択を行うことができる。
【0012】
請求項9によれば、センタコンソ−ルに設けた第2表示装置を利用して、請求項7に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
請求項10によれば、第2表示装置を利用して、請求項8に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[図1〜図4の説明]
図1において、1はフロントウインドガラス、2はステアリングハンドル、3はインストルメントパネルである。4はステアリングハンドル2の直前方においてインストルメントパネル3に設けられたメ−タパネル、5はステアリングハンドル2の前方でかつフロントウインドガラス1の前方に投影されたヘッドアップディスプレイ(虚像式あるいは遠視点式と呼ばれるヘッドアップディスプレイ)である。7は、センタコンソ−ル6において後方を向くように設置された例えば液晶式の大型ディスプレイであり、ATLは自動変速機のセレクトレバーである。
【0014】
図2にも示すように、ステアリングコラムSCには、レバー式とされた例えばワイパ用のコンビネ−ションスイッチ8が設けられると共に、スイッチ8の直後方において、レバー式の操作装置としての操作スイッチSLが設けられている。各スイッチ8、CLはそれぞれ車幅方向に細長く伸びているが、前方側のスイッチ8が操作し易いように、後方側のスイッチCLの方が若干短くされている。この操作スイッチCLは、後述するように、複数の選択項目の中から運転者の所望する特定の選択項目の選択(変更)とその実行とを行う(指令する)ためのものである。
【0015】
前記大型のディスプレイ7とその周囲の状況が、図4に詳細に示される。この図4において、ディスプレイ7の周囲には、オ−ディオ、空調、TV(テレビジョン)、ナビゲ−ション用の各種スイッチS1〜S30が設けられている。S1はAM/FMラジオ選択、切換用であり、S2はカセットテ−プの選択用であり、S3はCD(コンパクトディスク)選択用であり、S4はTV選択用であり、S5はナビゲ−ション選択用である。
【0016】
S6は、TVのチャンネル変更用であり、S7は音量調整用(ボリュ−ム)であり、S8はナビゲ−ションのときのカ−ソル移動用である。S11〜S16は、ディスプレイ7の下部に表示される複数の選択項目SA11〜SA16のうちいずれかを選択するためのマルチファンクションスイッチである。
【0017】
S21〜S30は空調用で、S21は内規循環、外気導入の切換用であり、S22はデフロスタ作動用であり、S23はリアウインドガラスの熱線作動用である。S24はエア吹出し量切換用、S25はエアコン強制作動用、S26は空調用エアの吹出し口の切換用である。S28は室内温度設定用であり、S29はオ−トモ−ド選択用であり、S30は空調作動停止用である。各種スイッチS1〜S30はそれぞれマニュアル操作されるもので、その操作内容に応じた表示が、ディスプレイ7においてなされる。
【0018】
前記操作スイッチCLは、前記各種スイッチS1〜S30の機能を有するものとなっており、運転者は、スイッチS1〜S30を操作することにより、あるいはスイッチCLを操作することにより、所望の機能が選択される。すなわち、スイッチS1〜S30に対応した複数の制御動作のいずれを選択して実行させるのかを、スイッチCLを利用して行えるようになっている。
【0019】
スイッチCLの詳細が、図3に示される。このスイッチCLは、車幅方向に細長く伸びているが、その軸線がαで示される。このスイッチCLは、揺動式とされて、上下方向および車体前後方向にそれぞれ揺動可能とされているが、通常は、スプリング等によって、略水平方向に伸びる中立位置となるように付勢されて、外力が何等作用しない状態では、軸線αが略水平方向に伸びるような中立位置に自動復帰するセルフリターン式とされている。
【0020】
上述のような揺動式スイッチCLが運転者用操作装置(第1操作装置)となり、図4に示す各種スイッチS1〜S30がセンタコンソ−ル部分に設けられた第2操作装置となる。同様に、ヘッドアップディスプレイ5が運転者用の第1表示装置となり、センタコンソ−ル部分に設けたディスプレイ7が第2表示装置になる。
【0021】
スイッチCLの車体後方への揺動がA方向として示され、車体前方への揺動がB方向として示され、上方への揺動がC方向として示され、下方への揺動がD方向として示される。後述するが、A方向の揺動が、複数の選択項目を提供することの指令と、選択された選択項目の実行を指令する動きになる。B方向の揺動が、選択項目の提供をキャンセルする指令と、前回の表示状態に戻すことを指令する動きとなる。CおよびD方向の揺動は、それぞれ、複数の選択項目の中から1つの選択項目を選択(セレクト)するもの、つまり選択項目の選択(変更)用のカ−ソルを動かすという機能を果たすものであり、C方向とD方向とでは、互いに反対方向にカ−ソルを動かすことと同じ意味合いとなる。
【0022】
スイッチCLは、ロッド状部分9の先端部に、当該ロッド状部分9と一体の大径の固定部分10を有し、この固定部分10の先端部側に、軸線α回りに回動可能な第1可動部分14を有し、さらにこの第1可動部分14の先端部側に、軸線αの回りに回動可能な第2可動部分12を有する。
【0023】
固定部分10には、その上面に、車幅方向にスライド可能なスイッチ11が設けられると共に、ほぼ車体後方へ向かうように、プッシュ式のスイッチ13が設けられている。スイッチ11は、後述するように、複数の選択項目の中から所望の選択項目を選択するときに利用されるもので、スイッチCLのC方向、D方向の操作と同じように、選択項目の選択(変更)を行うためのものである。スイッチ13は、後述するように、ディスプレイ7、あるいはヘッドアップディスプレイ5の表示を分割して示すことを選択するためのものであり、プッシュ−プッシュ式とされている。
【0024】
第1可動部分14は、自動車電話に関するもので、軸線α回りにおいて一方向へ回動させると受信可能(受信待機)状態の選択となり、他方向へ回動させると受信不能(受信規制)状態の選択となる。スイッチ15は、受信可能状態において押し操作されることにより、受信に対する応答状態となる(一般電話における受話器を取り上げるのと同じ状態とする)。第2可動部分12は、軸線α回りの回動に応じて音量調整するもので、前述したスイッチ(ボリュ−ム)S7と同じ機能を果たす。
【0025】
[図5の説明]
図5は、スイッチCLに関連して、図4に示す複数の制御動作を行うための機器類やディスプレイ5、7との関係等を示す全体系統図である。この図5において、マイクロコンピュ−タを利用して構成された集中コントロ−ラが符号MUで示される。この集中コントロ−ラMUが、前述した複数の制御動作を行うことになるラジオやTV等の機器類HKに接続されて、所定の指令信号を機器類HKに指令すると共に、指令された機器類からの作動状況を示す信号が入力される。集中コントロ−ラMUは、ディスプレイ5、7に接続されて、機器類HKの作動状況等が表示される他、後述するように、複数制御動作に対応した選択項目の提供(表示)が行われる。
【0026】
集中コントロ−ラMUが、ナビゲ−ションユニットNVに接続されて、地図情報は勿論のこと、別途設けたディスクからのタウン情報や、渋滞、事故等の交通情報がコントロ−ラMUに入力される。また、コントロ−ラMUからは、ナビゲ−ションユニットNVに対して、必要な情報を出力させるための指令信号が出力される。
【0027】
コントロ−ラMUは、車両に搭載された各種制御ユニットSUとの間でも信号授受がなされるようになっており、制御ユニットSUとしては、エンジン制御用、自動変速機制御用、ABS制御用等が含まれる。システムワ−ニングに関する情報、車速や燃料残存量等の車両状態を示す信号が、制御ユニットSUからコントロ−ラMUに入力されて、ディスプレイ5や7に表示される。音声対話でもってコントロ−ラMUを作動させるために、マイク、スピ−カを含む音声対話装置TLがコントロ−ラMUに接続されている。
【0028】
[図6〜図13、図24の説明]
次に、図6〜図16を参照しつつ、操作スイッチCLの操作に関連させつつ、ディスプレイ5や7での表示、および機器類HKの作動との関係について説明する。ただし、選択項目の提供が、少なくともディスプレイ7によって行われることを前提とする。図24には、メインメニュ−でもって提供される選択項目の種類と、停車、走行中とにおいて選択可能な状況と、表示の優先順位付けの一例と、表示選択項目との概略とをまとめて示してある。
【0029】
まず、ディスプレイ7には、図6に示すような表示がなされるが、これはスイッチ13が操作されて画面が左右に2分割された状態が示され、2分割指令がないときは、左側の表示のみがディスプレイ7全体に大きく表示される。
【0030】
図6の左側の画面で、符号M1〜M10でもってそれぞれ選択項目が示される(メインメニュ−の表示)。M1はエアコン選択用であり、M2はナビゲ−ション選択用である等を意味するが、M7は交通情報の選択用を示し、M8は設定モ−ドの選択用であって、選択項目提供態様の選択(表示による提供か音声による提供か等の設定)等の各種のシステム設定を行うためのものであり、M10は車両状態をモニタすることの選択用を示す。各選択項目のうち、例えば1つの選択項目のみを明るく表示することによって、現在選択されている選択項目が表示される(1つのみ明るく点灯表示することがカ−ソルの機能を果たす)。メインメニュ−が表示された当初は、例えばもっとも左上の選択項目であるエアコンに対応したM1が明るく点灯表示される(選択状態)。
【0031】
前述した操作スイッチCLをD方向へ揺動させる毎に、明るく点灯表示されて選択状態にある選択項目が、M1からM2、M3・・・というように順次変更される。最下方のM5が選択された状態でさらにスイッチCLをD方向へ揺動されると、選択された選択項目がM5からM6へと移動して、この後、M7、M8・・・というように選択が変更されていく。M10が選択されている状態から、スイッチCLをさらにD方向へ揺動させたときは、選択項目の変更なしとすることもできるが、M10からM1へと変更させて、この後は、M2、M3・・・へと変更するようにしてもよい。操作スイッチCLをC方向へ揺動させたときは、C方向への揺動とは逆の順で選択が変更されていく。
【0032】
例えば、M3が選択されている状態で、スイッチCLに付加したスイッチ11を右方向へスライドさせると、M3からM8へと選択が変更される。同様に、例えばM9が選択されている状態で、スイッチ11を左方向へスライドさせると、M9からM4へと選択が変更される。このように、スイッチ11は、左側に表示されている選択項目M1〜M5と、右側に表示されている選択項目M6〜M10の間での選択変更を行うものとなる。なお、上下方向の選択項目選択はスイッチCLの上下方向揺動のみを利用し、車幅方向の選択項目選択はスイッチ11のみを利用して行うようにすることもできる。
【0033】
メインメニュ−が表示されていない状態で、操作スイッチCLをA方向に揺動させると、メインメニュ−が表示される。メインメニュ−が表示されている状態で、操作スイッチCLをA方向へ揺動させると、選択された選択項目の実行が行われる。例えば、エアコンに対応した選択項目M1が選択されている状態(M1のみが明るく点灯している状態)で、操作スイッチCLをA方向へ揺動させると、選択項目M1の実行が行われて、例えば図7の(a)に示すようなエアコンに関するさらなる選択項目つまりサブメニュ−が提供される。この図7の(a)において、符号K11〜K14で示すものが、エアコンのみに関連した選択項目を意味する。この図7の(a)に示す複数の選択項目の中から、前述したスイッチCLのC方向あるいはD方向の揺動によって、さらに1つの選択項目が選択され、スイッチCLのA方向の揺動によってその実行が行われる。例えば、温度設定を意味する選択項目K11が選択された状態で、スイッチCLをA方向へ揺動させることによって、図7の(b)に示す表示が行われ、この図7の(b)に示す選択項目K15、K16の選択、実行によって(スイッチCLのC方向あるいはD方向の揺動とA方向の揺動)、設定温度が上昇あるいは下降されることになる。
【0034】
図8は、図6において選択項目M6を選択、実行したときの状態を示し、図8(a)がサブメニュ−を示し、選択項目としてK21〜K26が表示される。図8(b)は、図8(a)の選択項目のうち選択項目K23を選択、実行したときに表示される選択項目K31〜K40が示される。
【0035】
図6の選択項目M2を選択、実行したときの表示が、図9に示される(選択項目はK51〜K54)。図6の選択項目M3を選択、実行したときの表示が、図10に示される(選択項目はK61〜K66)。図6の選択項目M2を選択、実行したときの表示が、図9に示される(選択項目はK51〜K54)。図6の選択項目M4を選択、実行したときの表示が、図11に示される(選択項目はK71〜K78)。図6の選択項目M5を選択、実行したときの表示が、図12に示される(選択項目はK81〜K89)。
【0036】
図13は、ナビゲ−ションが選択、実行されて、ディスプレイ7に地図表示がされているときに、スイッチ13を操作することによって画面が左右2分割された場合を示す。すなわち、スイッチ13が操作される直前の制御動作としての地図表示が右側画面に表示されつつ、左側画面にメインメニュ−が表示される。図6は、メインメニュ−のみが表示されている状態で、画面を2分割した状態に対応し、このときは、右側画面に、操作スイッチCLの揺動方向に対応した機能説明の表示と、音声対話の選択状況(図6の場合は音声対話OFFのときが示される)と、電話の受信状態(図6の場合は受信規制中が示される)とが示される。
【0037】
[図14〜図16の説明]
図14〜図16は、運転者用表示装置となるヘッドアップディスプレイ5での表示例が示される。図14は、通常の表示状態で、走行中に運転者がもっとも必要と考えられる車速と燃料量(符号21)が表示されるようになっている。そして、スイッチCLの操作に基づく選択項目の提供要求があったときに、画面が自動的に2分割されて、一方の分割画面に選択項目が提供されるようになっている。
【0038】
図15は、図14の状態から画面が2分割されたときであり、車速と燃料量とが小さい表示に変更される。そして、スイッチCLの使い方の説明図と、メインメニュ−に表示される選択項目のうち一部の選択項目である例えばエアコン、ナビゲ−ション、CDの表示がなされ(スイッチCLによる選択、実行が可能な選択項目の表示)。さらに、選択項目K95が設定されて、K95を選択、実行する毎に、メインメニュ−で表示されている選択項目のうち、図15では表示されていない次の複数の選択項目がスクロ−式に順次表示される。
【0039】
図16は、図15の状態から車速のみが大きくなった状態が示される。この車速が大きくなったときは、選択項目の認識をより容易にするために、提供される選択項目の数が、図15に示す車速が小さいときに比して少ない数とされると共に大きく表示される。なお、図16の符号K96およびK97は、図15の符号K95と同じ意味である。
【0040】
ヘッドアップディスプレイ5に選択項目が何等表示されていない状態から、選択項目が表示されるとき、当初に表示される選択項目を、図24に示すような優先順位に従って選択することができる。例えば低車速では6つの選択項目を表示し、中車速では3つの選択項目を表示し、高車速では1つの選択項目を表示するとき、図24に示すように、低車速では優先順位1から6までの選択項目に相当するものを表示し、中車速では優先順位1から3までのものを表示し、高車速では優先順位1のもののみを表示させるようにすればよい。なお、停車中は、全ての選択項目を表示させることもできるが、低車速と同じ表示とすることもできる。
【0041】
[図17、図18の説明]
次に、図17、図18のフロ−チャ−トを参照しつつ、コントロ−ラMUによるスイッチCLの操作と関連させた制御内容について説明するが、以下の説明でQはステップを示す。
【0042】
まず、図17のQ1において、スイッチCLがA方向へ揺動されることにより発生される操作信号が入力されたか否かが判別される。このQ1の判別でNOのときは、Q1の判別が繰り返され、Q1の判別でYESのときに、Q2において、メインメニュ−が表示されているいるか否かが判別される。Q2の判別でNOのときは、Q3においてメインメニュ−がディスプレイ7に表示される。このように、メインメニュ−が提供されていないとき、つまりコントロ−ラMU内に構成される選択項目提供手段(選択項目提供部)が非作動のときは、スイッチCLのA方向の揺動が、選択項目を提供することの指令となる。
【0043】
Q3の後、Q4において、スイッチCLからの揺動(A〜Dのいずれかの揺動)に伴う信号が入力されたか否かが判別される。このQ4の判別でYESのときは、Q5において、CあるいはD方向への揺動に伴う信号が入力されたか否かが判別される。このQ5の判別でYESのときは、Q6において、C方向あるいはD方向の揺動に対応して、選択項目の選択が変更される。Q7において、スイッチCLからの選択項目選択の指令信号がなくなったか否か、つまりCあるいはD方向へ一旦揺動された状態から、スイッチCLが中立位置へ復帰したか否かが判別される。このQ6の判別でNOのときはQ6へ戻り、Q7の判別でYESのときは、Q4へ戻る。
【0044】
前記Q5の判別でNOのときは、Q8に移行して、スイッチCLがB方向へ揺動されたか否かが判別される。このQ8の判別でNOのときは、結局のところ、スイッチCLがA方向へ揺動されたことになるので、このときはQ9に移行して、選択されている選択項目の実行が行われる。また、Q8の判別でYESのときは、選択項目の提供をキャンセルすべく、ディスプレイ7の表示がOFFされる。
【0045】
Q4の判別でNOのときは、Q10において、メインメニュ−表示から所定時間経過したか否かが判別される。このQ10の判別でNOのときはQ4に戻り、Q10の判別でYESのときは、Q11に移行して、ディスプレイの表示がOFFされる。前記Q2の判別でYESのときは、Q9に移行して、選択項目の実行が行われる。
【0046】
図18は、選択項目の提供を、ディスプレイ7での表示のみで行うか、音声のみで行うか、表示と音声の両方で行うかの選択を行う場合を示し、メインメニュ−における設定モ−ドM8が選択、実行されたしたときに対応する。すなわち、Q21において、表示による選択項目の提供が選択、実行されたか否かが判別される。このQ21の判別でYESのときは、Q22において、選択項目の提供がディスプレイ7の表示でもって行われる。Q21の判別でNOのときは、Q23において、音声での選択項目の提供が選択、実行されているか否かが判別される。このQ24の判別でYESのときは、Q24において、音声によって選択項目の提供が行われる。
【0047】
Q23の判別でNOのときは、ディスプレイ7での表示と音声との両方で、選択項目の提供が行われる。なお、Q24での音声での選択項目の提供は、ディスプレイ7中での選択対象となっている選択項目に対応した内容の音声をスピ−カから発生させることにより行われる。また、Q25での音声での選択項目の提供は、一度に2種類以上の選択項目を提供することができないので、複数の選択項目に対応した内容を1つづつスピ−から発生させることになる。
【0048】
なお、図18での選択項目提供態様の変更は、スイッチCLの揺動を利用して行われるが、音声のみでの選択項目提供のときは、スイッチCLをD方向へ揺動させる毎に次の選択項目に対応した内容が発生され、C方向へ揺動させる毎に、選択項目に対応した内容が1つづつ戻って発生される。
【0049】
[図19〜図21の説明]
図19〜図21は、操作スイッチCLの配置を変更した場合の例を示し、それぞれスイッチCLを上下方向に伸ばして配置した例である。すなわち、図19は、インストルメントパネル3のうち、ステアリングハンドル2付近に配置した場合を示す。図20は、センタコンソ−ル6のうち、セレクトレバーATLの近くに配置した例を示す。スイッチCLは、図21に示すように、車体前後方向および車幅方向の2次元方向に揺動可能とされている。この図21に示すスイッチCLの揺動方向に対応させて、A〜Dの符号を付してあるが、このA〜Dの方向の揺動に伴うスイッチ機能(指令信号出力)は、図3の場合と同じである。すなわち、図21において、A方向揺動が実行(あるいは選択項目提供)を指令し、B方向がキャンセル(あるいは戻り)を意味し、C、D方向が選択項目の選択(選択項目の変更)を意味する。また、図21において、図3で示すものと同一機能を行う部材には、図3で用いたのと同じ符号を用いてある。
【0050】
[図22の説明]
図22は、スイッチCLを、ステアリングハンドル2近傍において、インストルメントパネル3から後方へ突出するように配置した例を示す。この場合、スイッチCLは、上下方向および車幅方向に揺動可能である。スイッチCLの揺動方向と、選択項目の選択、実行との対応付けは、適宜行うことができる。例えば、車幅方向の揺動が選択項目の選択となり、上方向あるいは下方向の一方が実行(あるいは選択項目の提供)となり他方がキャンセル(あるいは戻り)とすることができる。これとは逆に、上下方向の揺動が選択項目の選択となり、左方向あるいは右方向の一方が実行(あるいは選択項目提供)となり他方がキャンセル(戻り)とすることができる。
【0051】
[図23の説明]
図23は、図20の場合と同様に、センタコンソ−ル6に上下方向に伸びるスイッチCLを設けるのに加えて、ステアリングハンドル2に、押し操作式のスイッチPPを別途設けてある。このスイッチPPは、所定時間(例えば2秒)以内の押し操作でもって選択項目の選択(選択項目の変更)を行い、所定時間以上継続した押し操作によって、選択されている選択項目の実行(あるいは選択項目提供)を行うようになっている。上下方向に伸びるスイッチCLを無くして、スイッチPPのみとすることも可能である。また、スイッチPPは、図23一点鎖線で示すように、例えばステアリングハンドル2近傍においてインストルメントパネル3に設ける等適宜の位置に配置することもできる。
【0052】
以上実施の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むものである。スイッチCLあるいはPPは、運転者に操作可能な適宜の位置、例えば運転席側のサイドドアに設けることもこともできる。
【0053】
スイッチCLの揺動方向と選択項目に関連した意味付けの対応関係は、実施形態とは適宜異なる対応関係とすることができる。例えば、図3に示すスイッチCLにおいて、車体前後方向の揺動を選択項目の選択(選択変更)用とし、上下方向のうち一方を実行用(選択項目提供用)、他方をキャンセル用(戻り用)とすることもできる。また、図21に示すスイッチCLにおいて、車体前後方向の揺動を選択項目の選択(選択変更)用とし、車幅方向の揺動の一方を実行用(選択項目提供用)、他方をキャンセル用(戻り用)とすることもできる。さらに、スイッチCLは、細長く伸びるレバ−状とすることなく、偏平状とすることもできる(例えば図4に示すナビゲ−ション用カ−ソル移動用のスイッチS8に対応したような偏平形状)。
【0054】
選択された選択項目の識別を、選択れていない状態との間での色の変更によって行うようにしてもよい。すなわち、例えば、図15において、表示されている全ての選択項目のうち、選択されている1つの選択項目のみを除いて例えば白色系に点灯した状態とし、選択された1つの選択項目のみを例えば赤色あるいは緑色等によって点灯表示することができる。これにより、選択された選択項目は、選択前の例えば白色から赤色に変更されることになる。
【0055】
運転者用表示装置としてのヘッドアップディスプレイ5での表示、表示変更等は、全てスイッチCLからの指令のみによって行う(図4のスイッチS1〜S30の操作に応じた表示、表示変更は行われない)と共に、ディスプレイ7への表示、表示変更はスイッチS1〜S30のみによって行う(スイッチCLによっては行われない)ようにすることもできる。
【0056】
ヘッドアップディスプレイ5およびディスプレイ7での表示、表示変更等はそれぞれ、スイッチCLからの指令によって行う(図4のスイッチS1〜S30の操作に応じた表示、表示変更は行われない)と共に、スイッチS1〜S30の操作による表示、表示変更はディスプレイ7のみに行う(ヘッドアップディスプレイ5には行われない)ようにすることもできる。
【0057】
スイッチCLからの指令によって行う選択項目の選択、実行に伴う表示や表示の変更は、ヘッドアップディスプレイ5に対してのみ行う一方(ディスプレイ7に対しては行われない)、スイッチCLからの指令に基づいて選択項目が実行されたときは、この選択された選択項目つまり制御動作に対応した表示をディスプレイ7に対して行うようにすることができる。
【0058】
ヘッドアップディスプレイに表示させる内容を変更させる車両の走行状態としては、車速に限らず、この他適宜のものとすることができる。例えば、雨天時や夜間、さらには悪路(特に凹凸の激しい路面)走行中は、車速増大時と同じように、ヘッドアップディスプレイ5に表示される選択項目の数を少なくすることができる。この他、ハンドルを頻繁にかなり大きく切り操作したり加減速が頻繁になされるワインディングロ−ド走行中等、運転に大きな負担がかかる走行中は、ヘッドアップディスプレイ5に表示される選択項目の数を少なくすることができる。
【0059】
ヘッドアップディスプレイ5に表示される内容の変更は、選択項目の数の増減に限らず、表示される選択項目の種類変更とすることもできる。例えば、雨天時にはエアコンの優先順位を1番にする一方、晴天時にはナビゲ−ションを優先順位1番とすることができる(走行状態に応じた優先順位の変更に伴う表示の変更)。同様に、道路を探しているときは低車速とされることが多いので、低車速時にはナビゲ−ションを優先順位1番とする一方、高車速時にはナビゲ−ションを優先順位1番以外とすることもできる。
【0060】
停車中を含む低車速時におけるヘッドアップディスプレイ5への選択項目の表示を、選択可能な全ての選択項目の一覧表示とすることができる。この場合車速の増大に応じて表示される選択項目の数を少なくしていっても、1つの選択項目は必ずヘッドアップディスプレイ5に表示させるようにしておくことが、ヘッドアップディスプレイ5を常に有効に利用する上で好ましいものとなる。
【0061】
センタコンソ−ル部分に設けたディスプレイ7に対する選択項目の表示は、助手席乗員が目視することをも勘案して、ヘッドアップディスプレイ5に対する選択項目の表示の仕方とは異なって、常に同じような表示状態としておく、特に全ての選択項目が表示されるようにしておくのが好ましい(車両走行状態に応じた選択項目の表示内容の変更なし)。
【0062】
車速に応じてヘッドアップディスプレイ5へ表示される選択項目の数を変更する場合、車速が所定値以下のときは常に同一内容とされた固定的な選択項目を表示する一方、車速が上記所定値を越えて大きくなるのに伴って選択項目の数を順次減少させるように設定することもできる。
【0063】
音声対話装置TLを利用して、選択項目の提供指令や、選択の指令、実行の指令等を行うようにすることもできる。フロ−チャ−トに示す各ステップあるいはスイッチ等の各種部材は、その機能の上位表現に手段の名称を付して表現することができる。また、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。さらに、本発明は、方法として表現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図。
【図2】図1の操作スイッチ部分をステアリングハンドルとの関係で詳細に示す要部斜視図。
【図3】図1の操作スイッチ部分を詳細に示す要部斜視図。
【図4】表示装置としてのディスプレイ部分を詳細に示す図。
【図5】操作スイッチによって複数の制御動作の選択、実行を行う制御系統例を示す図。
【図6】メインメニュ−の一例を画面2分割の状態で示す図。
【図7】選択項目を提供するメインメニュ−でエアコンの項目が選択、実行された直後の状態例と、その後にサブメニュ−の1つが選択、実行されたときの一例を示す図。
【図8】選択項目を提供するメインメニュ−でTVの項目が選択、実行された直後の状態例と、その後にサブメニュ−の1つが選択、実行されたときの一例を示す図。
【図9】選択項目を提供するメインメニュ−でナビゲ−ションの項目が選択、実行された直後の状態例を示す図。
【図10】選択項目を提供するメインメニュ−でラジオの項目が選択、実行された直後の状態例を示す図。
【図11】選択項目を提供するメインメニュ−でカセットテ−プの項目が選択、実行された直後の状態例を示す図。
【図12】選択項目を提供するメインメニュ−でCDの項目が選択、実行された直後の状態例を示す図。
【図13】ナビゲ−ションの選択項目が選択、実行されている状態で画面分割したときの一例を示す図。
【図14】ヘッドアップディスプレイの表示例を示す図。
【図15】図14の状態で画面分割したときの状態例を示す図。
【図16】図15の状態から車速が大きくなったときの状態例を示す図。
【図17】操作スイッチの揺動に関連した制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図18】選択項目の提供態様を変更するための制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図19】操作スイッチを上下方向に伸ばして配置するときの一例を示す図。
【図20】操作スイッチを上下方向に伸ばして配置するときの別の例を示す図。
【図21】図19、図20に示す操作スイッチの詳細を示す斜視図。
【図22】操作スイッチを後方へ向けて伸びるように配置したときの一例を示す斜視図。
【図23】操作スイッチを押しボタン式としたときの一例を示す図。
【図24】選択項目の種類等を示す図。
【符号の説明】
1:フロントウインドガラス
2:ステアリングハンドル
3:インストルメントパネル
5:ヘッドアップディスプレイ(第1表示装置)
6:センタコンソ−ル
7:ディスプレイ(第2表示装置)
13:スイッチ(画面分割用)
CL:操作スイッチ(揺動式操作装置)
S1〜S30:スイッチ(第2操作装置)
Claims (10)
- 自動車に設けられ所定の複数の制御動作を実行する自動車用制御装置において、
フロントウインドガラスの前方に表示が投影される第1表示装置としてのヘッドアップディスプレイと、
前記制御装置の制御動作を選択するための選択項目を前記ヘッドアップディスプレイに表示させることにより提供する選択項目提供手段と、
運転席近傍に設けられ、マニュアル操作される操作スイッチと、
前記ヘッドアップディスプレイに前記選択項目が表示されている状態で、前記操作スイッチからの操作信号に応じて選択項目を選択させると共に、選択された選択項目に対応した制御動作を実行させる制御手段と、
車両の走行状態に応じて前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の内容を変更する変更手段と、
を備えていることを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項1において、
前記操作スイッチが、全体的に細長く伸びるレバ−形状とされると共に、該操作スイッチの長手方向軸線と略直交する方向において2方向の揺動が行われるように設定され、
前記制御手段が、前記操作スイッチの一方向の揺動に応じた操作信号を受けて前記選択項目の選択を行い、該操作スイッチの他方向の揺動に応じた操作信号を受けて選択された選択項目に対応した制御動作の実行を行う、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項1において、
車両の走行状態に応じて、前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の数が変更される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項3において、
前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の数が少ないときは、多いときに比して、該選択項目の表示が大きく行われる、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項3または請求項4において、
車両の走行状態が車速とされ、車速が大きいときは小さいときに比して、前記ヘッドアップディスプレイに表示される前記選択項目の数が減少される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項1において、
前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の優先順位が、車両走行状態に応じてあらかじめ設定され、
車両の走行状態に応じて、優先順位の高い選択項目から前記ヘッドアップディスプレイに表示される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項1において、
車両の走行状態が車速とされ、
車速が所定値以下のときは、常に同一内容とされた固定的な選択項目が前記ヘッドアップディスプレイに表示され、
車速が前記所定値を越えて大きくなるのに伴って、前記ヘッドアップディスプレイに表示される選択項目の数が順次少なくされる、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項7において、
常に同一内容とされた前記固定的な選択項目が、全ての選択項目の一覧表示とされ、
車速が大きくなっても、少なくとも1つの選択項目が前記ヘッドアップディスプレイに表示される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項3において、
センタコンソ−ルに、第2表示装置が設けられ、
前記第2表示装置には、車両の走行状態にかかわらず同一内容の選択項目が変更されることなく表示される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。 - 請求項9において、
前記第2表示装置には、あらかじめ設定された選択項目の全てが一覧表示される、
ことを特徴とする自動車用制御装置。
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