JP6314759B2 - 車両用情報出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションが生成する情報を出力する車両用情報出力装置に関する。
例えば特許文献1に開示されている装置は、車両の走行状態と受信した情報の種別とに対応付けてディスプレイの表示態様を規定した制御テーブルを有し、走行状態と情報種別に基づいてディスプレイの表示態様を制御する。
特開2009−281991号公報
しかし、特許文献1に開示されている制御テーブルは、1組の走行状態および情報種別の組み合わせに対応付けて1種類の表示態様を規定したいわゆるマトリクス構造を有している。そのため、結局のところ、ディスプレイへの情報の出力は、制御テーブルに予め規定されている表示態様でしか表示することができず、場合によっては、車両の走行状態や情報種別に適していない表示態様で情報が出力されてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、車両の現在状況により適した出力パターンにより情報を出力することができる車両用情報出力装置を提供する。
本発明に係る車両用情報出力装置によれば、出力ポリシーデータ格納手段は、状況に対応付けてアプリケーションの出力方針を規定した出力ポリシーデータを格納する。現在状況特定手段は、車両の現在の状況を特定する。出力方針抽出手段は、現在状況特定手段が特定した状況に対応する出力方針を出力ポリシーデータから抽出する。出力パターン特定手段は、アプリケーションから出力要求を受けると、そのアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち、出力方針抽出手段が抽出した出力方針により出力可能な出力パターンを特定する。情報出力手段は、出力要求を行ったアプリケーションが生成する情報を、出力パターン特定手段が特定した出力パターンにより出力する。
この構成によれば、出力要求を行ったアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち車両の現在状況に適した出力パターンが選択され、その選択された出力パターンにより、アプリケーションが生成する情報が出力されるようになる。これにより、車両の現在状況により適した出力パターンにより情報を出力することができる。
一実施形態に係る車両用情報出力装置の構成例を概略的に示すブロック図 プロファイルデータの一例を示す図 デバイスポリシーデータの一例を示す図 アプリポリシーデータの一例を示す図 属性データの一例を示す図 車両用情報出力装置による情報出力動作の一例を説明するためのブロック図 車両用情報出力装置による情報出力動作の一例を示すフローチャート
以下、車両用情報出力装置に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する車両用情報出力装置10は、車両に搭載されるものであり、制御装置で構成されるデバイスマネージャ11を主体として構成されている。以下、車両用情報出力装置10を単に「情報出力装置10」と称する。情報出力装置10は、例えば、図示しない操作部を介してユーザ操作によりアプリケーションの実行指令が入力されると、そのアプリケーションが生成する各種の情報を、情報出力用のデバイスから出力する構成である。車両に搭載される情報出力用のデバイスとしては種々のデバイスが考えられる。この場合、車両には、情報出力用のデバイスの一例として、表示出力系のデバイスであるヘッドアップディスプレイ101およびセンターディスプレイ102と、音声出力系のデバイスであるスピーカ103が備えられている。以下、ヘッドアップディスプレイ101を「HUD101」と称する。
デバイスマネージャ11は、図示しないCPUにより制御プログラムを実行することにより、情報出力調整部12および情報出力変換部13をソフトウェアにより仮想的に実現している。なお、情報出力調整部12および情報出力変換部13はハードウェアにより実現してもよい。
情報出力調整部12は、可否判定部30および調整部40を備える。可否判定部30には、プロファイルデータ格納部50およびデバイスポリシーデータ格納部60が接続されている。プロファイルデータ格納部50は、車両の現在の状況を示すプロファイルデータを格納しているデータベースである。図2に例示するように、プロファイルデータは、車両の状態を示す大項目として、この場合、「場所」、「走行状態」、「目的地」、「予定」、「日程」、「同乗者」、「気候」、「時間」などといった各種の項目を規定している。これら項目のパラメータは、車両が備える図示しないナビゲーション機能部、車速センサ、角速度センサ、着座センサなどといった各種のセンサ類、情報出力装置10と通信可能に接続される外部の情報提供サーバなどから得られる各種の情報などに基づいて設定される。このプロファイルデータの内容は、常時あるいは定期的に最新の状態に書き換えられる。これにより、このプロファイルデータに基づけば、例えば車両の現在位置や走行状態などといった車両の現在の状況を特定することが可能となっている。
デバイスポリシーデータ格納部60は、出力ポリシーデータ格納手段の一例であり、状況に対応付けてアプリケーションの出力方針を規定したデバイスポリシーデータを格納しているデータベースである。デバイスポリシーデータは、出力ポリシーデータの一例である。図3に例示するように、デバイスポリシーデータは、各種の状況に対応付けてアプリケーションの出力方針を規定している。この場合、デバイスポリシーデータ[1]は、車両が「60km/h以上で走行」しているという状況に対応付けて、「表示に係る情報の出力先はHUDのみ」という出力方針を規定している。なお、表示に係る情報とは、例えば画像情報や映像情報などといった視覚的に認識される各種の情報である。また、デバイスポリシーデータ[2]は、車両が「右折中」という状況に対応付けて、「情報の出力先を変更しない」という出力方針を規定している。このように、デバイスポリシーデータに規定されている出力方針は、アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを規定するものとなっている。また、図示はしないが、デバイスポリシーデータは、例えば、聴覚的に認識される音声に係る情報の出力先を規定するものなど、種々の内容で規定することができる。
調整部40には、アプリポリシーデータ格納部70が接続されている。アプリポリシーデータ格納部70は、優先度データ格納手段の一例であり、アプリケーションの優先度を規定したアプリポリシーデータを格納しているデータベースである。アプリポリシーデータは、優先度データの一例である。図4に例示するように、アプリポリシーデータは、各種のアプリケーションの優先度をそれぞれ規定している。この場合、緊急通報を出力するアプリケーションの優先度が最も高く、例えばテレビ映像などといった動画を出力するアプリケーションの優先度が最も低く設定されている。
可否判定部30は、現在状況特定部31、出力方針抽出部32、出力パターン特定部33を備える。現在状況特定部31は、現在状況特定手段の一例であり、プロファイルデータ格納部50から得られるプロファイルデータに基づいて、車両の現在の状況を特定する。出力方針抽出部32は、出力方針抽出手段の一例であり、デバイスポリシーデータ格納部60にアクセスして、現在状況特定部31により特定された車両の現在状況に対応する出力方針を出力ポリシーデータから抽出する。出力パターン特定部33は、出力パターン特定手段の一例であり、アプリケーションから出力要求を受けると、そのアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち、出力方針抽出部32が抽出した出力方針により出力可能な出力パターンを特定する。
各アプリケーションは、それぞれ属性データを有しており、実行指令が入力されると、自身の属性データに基づいて情報出力調整部12に出力パターンを出力する。図5に例示するように、いわゆるナビゲーション機能を実行するナビアプリケーションの属性データには、この場合、3つの出力パターンが規定されている。なお、1つの属性データに規定できる出力パターンの数は適宜変更することができる。
各出力パターンは、複数の項目により規定される。この場合、「出力先」項目は、アプリケーションが生成する情報の出力先を特定する。即ち、「出力先」項目は、アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを要求する項目となっている。「依存関係」項目は、アプリケーションが生成する情報の出力先を複数要求する場合において、各出力先に情報を同時に出力する必要があるか否かを指定する。例えば出力パターンN2では、「出力先」項目で2つのデバイスが指定されており、「依存関係」項目で「あり」が指定されている。そのため、出力パターンN2によれば、2つのデバイスに情報を同時に出力することが要求される。
「出力要因」項目は、アプリケーションが出力パターンを出力するトリガを規定するものである。例えば「出力要因」項目で「ユーザ操作」が指定されている場合には、アプリケーションは、ユーザ操作により実行指令が入力されたこと、つまり起動されたことをトリガとして出力パターンを出力する。なお、「ユーザ操作」以外の出力要因としては、例えば、車両の現在状況の変化に伴い情報出力装置10が自動的に生成するシステムトリガが入力されたこと、既に実行されている他のアプリケーションから実行指令が入力されたことなど、種々の要因が考えられる。
「割込み」項目は、アプリケーションが生成する情報を、既に実行されている他のアプリケーションが出力する情報にオーバラップさせて出力することを許容するか否かを指定する。即ち、例えば、アプリケーションが生成する画面情報を、既に実行されている他のアプリケーションが出力する画面情報上にオンスクリーン表示する場合などを想定している。「割込み」項目で「False」が規定されている場合には、アプリケーションが生成する情報を、既に実行されている他のアプリケーションが出力する情報にオーバラップさせて出力することが禁止される。逆に、「割込み」項目で「True」が規定されている場合には、アプリケーションが生成する情報を、既に実行されている他のアプリケーションが出力する情報にオーバラップさせて出力することが許容される。
「出力優先度」項目は、同じ属性データに含まれる複数の出力パターンの優先度を設定したものである。なお、優先度の設定は、数値が大きいほど優先度が高いという設定例としてもよいし、数値が小さいほど優先度が高いという設定例としてもよい。
調整部40は、情報出力部51を備える。情報出力部51は、情報出力手段の一例であり、出力要求を行ったアプリケーションが生成する情報を、出力パターン特定部33が特定した出力パターンにより各デバイスから出力するための各種の調整処理を実行する。
次に、情報出力装置10による情報出力動作の一例について説明する。ここでは、例えば、既にラジオアプリケーションが実行されており、且つ、車両が75km/hで高速道路を直進しているときに、ユーザ操作によりナビアプリケーションが起動された状況における情報出力動作を説明する。
(可否判定部による動作)
図6に例示するように、可否判定部30は、プロファイルデータに基づいて車両の現在状況を常時あるいは定期的に確認している。この場合、車両が75km/hで高速道路を直進しているので、可否判定部30は、車両が「60km/h以上で走行」しており、且つ、「直進」しているという状況を特定する。そして、可否判定部30は、特定した車両の現在状況に対応する出力方針をデバイスポリシーデータから抽出する。この場合、車両が「60km/h以上で走行」しているので、デバイスポリシーデータ[1]の「表示に係る情報の出力先はHUDのみ」という出力方針が出力される。しかし、車両が「直進中」であり「右折中」ではないので、デバイスポリシーデータ[2]の「情報の出力先を変更しない」という出力方針は抽出されない。
また、この場合、可否判定部30には、複数のアプリケーションから出力要求が入力されている。即ち、可否判定部30には、既に実行されているラジオアプリケーションからの出力要求と、ユーザ操作により新たに起動されたナビアプリケーションからの出力要求が入力されている。
ラジオアプリケーションが要求する出力パターンは、情報の出力先をHUD101およびスピーカ103とする出力パターンR1と、情報の出力先をスピーカ103のみとする出力パターンR2である。即ち、出力パターンR1は、ラジオアプリケーションが生成する表示系の情報をHUD101から出力し、音声系の情報をスピーカ103から出力する出力パターンである。出力パターンR2は、ラジオアプリケーションが生成する音声系の情報をスピーカ103から出力する出力パターンである。なお、出力パターンR2は、ラジオアプリケーションが生成する表示系の情報の出力先については規定していない。
また、ナビアプリケーションが要求する出力パターンは、情報の出力先をHUD101のみとする出力パターンN1と、情報の出力先をHUD101およびセンターディスプレイ102とする出力パターンN2と、情報の出力先をセンターディスプレイ102のみとする出力パターンN3である。即ち、出力パターンN1は、ナビアプリケーションが生成する表示系の情報をHUD101のみから出力する出力パターンである。なお、出力パターンN1は、ナビアプリケーションが生成する音声系の情報の出力先については規定していない。出力パターンN2は、ナビアプリケーションが生成する表示系の情報をHUD101およびセンターディスプレイ102の双方から出力する出力パターンである。なお、出力パターンN2は、ナビアプリケーションが生成する音声系の情報の出力先については規定していない。出力パターンN3は、ナビアプリケーションが生成する情報をセンターディスプレイ102のみから出力する出力パターンである。なお、出力パターンN3は、ナビアプリケーションが生成する音声系の情報の出力先については規定していない。
可否判定部30は、アプリケーションから出力要求を受けると、そのアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち、抽出した出力方針により出力可能な出力パターンを特定する。この場合、出力方針として「表示に係る情報の出力先はHUDのみ」という方針が抽出されている。そのため、可否判定部30は、ラジオアプリケーションが要求する出力パターンR1,R2およびナビアプリケーションが出力する出力パターンN1,N2,N3のうち、「表示に係る情報の出力先はHUDのみ」という出力方針により出力可能な出力パターンを「可」と判定し、出力不能な出力パターンを「否」と判定する。
具体的には、出力パターンR1は、表示に係る情報はHUD101から出力し、音声に係る情報はスピーカ103から出力するという出力パターンである。そのため、出力パターンR1は、抽出された出力方針により出力可能な出力パターンであり、「可」と判定される。また、出力パターンR2は、音声に係る情報をスピーカ103から出力する出力パターンであり、表示に係る情報を出力する出力パターンではない。即ち、「表示に係る情報の出力先はHUDのみ」という出力方針によっても音声に係る情報は出力可能であることから、この出力パターンN2も「可」と判定される。
出力パターンN1は、表示に係る情報をHUD101から出力するという出力パターンである。そのため、出力パターンN1は、抽出された出力方針により出力可能な出力パターンであり、「可」と判定される。出力パターンN2は、表示に係る情報をHUD101およびセンターディスプレイ102から出力するという出力パターンである。そのため、出力パターンN2は、抽出された出力方針では出力することができない出力パターンであり、「否」と判定される。出力パターンN3は、表示に係る情報をセンターディスプレイ102から出力するという出力パターンである。そのため、出力パターンN3は、抽出された出力方針では出力することができない出力パターンであり、「否」と判定される。
(調整部による動作)
上述の可否判定部30による動作例によれば、表示に係る情報をHUD101から出力するラジオアプリケーションの出力パターンR1と、同じく表示に係る情報をHUD101から出力するナビアプリケーションの出力パターンN1とが、何れも「可」と判定されている。即ち、両出力パターンR1,N1が要求する出力先のデバイスが一致している。このような場合には、調整部40による出力パターンの調整処理が行われる。
即ち、調整部40は、アプリポリシーデータに基づいて、ラジオアプリケーションおよびナビアプリケーションのうち、より優先度が高いアプリケーションを高優先度アプリケーションとして設定し、より優先度が低いアプリケーションを低優先度アプリケーションとして設定する。この場合、より高い優先度「3」が設定されているナビアプリケーションが高優先度アプリケーションとして設定され、より低い優先度「2」が設定されているラジオアプリケーションが低優先度アプリケーションとして設定される。
そして、調整部40は、ナビアプリケーションの出力パターンN1の可否判定結果は「可」のまま維持し、ラジオアプリケーションの出力パターンR1の可否判定結果は「否」に変更する。この場合、ナビアプリケーション以外のアプリケーションであるラジオアプリケーションに対しては、出力パターンR1のみならず出力パターンR2も「可」と判定されている。そのため、調整部40は、出力パターンR2の判定結果は「可」のまま維持する。これにより、調整部40は、ラジオアプリケーションの出力パターンを出力パターンR1から出力パターンR2に調整する。そして、調整部40は、情報出力変換部13に、ナビアプリケーションの出力パターンとして出力パターンN1を出力し、ラジオアプリケーションの出力パターンとして出力パターンR2を出力する。
(アプリケーションに対するフィードバック動作)
上述の可否判定部30および調整部40による動作例によれば、ナビアプリケーションの出力パターンとして出力パターンN1が特定され、ラジオアプリケーションの出力パターンとして出力パターンR2が特定される。そのため、情報出力調整部12は、ナビアプリケーションに対しては出力パターンN1による出力が可能である旨を示す出力応答データを送信する。また、情報出力調整部12は、ラジオアプリケーションに対しては出力パターンR2による出力が可能である旨を示す出力応答データを送信する。
各アプリケーションは、それぞれ受信した出力応答データに基づいて、自身が要求する出力パターンのうち、出力可能と判定されている出力パターンを特定する。そして、各アプリケーションは、実行に伴い生成する情報を、特定した出力パターンによる出力が可能となるように適宜調整する。即ち、各アプリケーションは、実行に伴い生成する情報を、特定した出力パターンが指定するデバイスへの出力に適したデータ形式に変換する。そして、各アプリケーションは、調整した情報を、情報出力調整部12を介して情報出力変換部13に出力する。
(情報出力変換部による動作)
情報出力変換部13は、各アプリケーションから調整後の情報が入力されると、その情報を、各アプリケーションに対し特定された出力パターンが指定するデバイスへの出力に適したデータ形式に変換する。即ち、情報出力変換部13は、各アプリケーションに対し特定された出力パターンにより指定される出力先デバイスがHUD101である場合には、アプリケーションが生成する画像データをHUD101用の画像データに変換してHUD101に与える。また、情報出力変換部13は、出力パターンにより指定される出力先デバイスがセンターディスプレイ102である場合には、アプリケーションが生成する画像データをセンターディスプレイ102用の画像データに変換してセンターディスプレイ102に与える。また、情報出力変換部13は、出力パターンにより指定される出力先デバイスがスピーカ103である場合には、アプリケーションが生成する音声データをスピーカ103用の音声データに変換してスピーカ103に与える。
これにより、各アプリケーションが生成する画像情報や音声情報が、特定された出力パターンにより指定されるデバイスから出力されるようになる。なお、情報出力変換部13による変換処理は、情報の出力先となるデバイスに応じてデータを変換する一般的な変換処理を採用することができる。また、上述した各アプリケーションが行う情報の変換処理では、各アプリケーションに十分な変換機能が備えられていない場合もあることから、情報の変換が不十分となるおそれがある。本実施形態によれば、情報出力変換部13による最終的な変換処理により、各アプリケーションが生成する情報を、確実に各デバイスに適したデータ形式にすることができる。
次に、情報出力装置10による情報出力動作の流れについて説明する。即ち、図7に例示するように、情報出力装置10は、アプリケーションから出力要求を受けると(S1:YES)、既に実行中のアプリケーションが存在するか否かを確認する(S2)。既に実行中のアプリケーションが存在しない場合(S2:NO)、情報出力装置10は、ステップS5に移行する。一方、既に実行中のアプリケーションが存在する場合(S2:YES)、情報出力装置10は、実行中のアプリケーションの優先度とステップS1にて新たに出力要求を行ったアプリケーションの優先度を、アプリポリシーデータに基づいて比較する(S3)。
実行中のアプリケーションの優先度が新たに出力要求を行ったアプリケーションの優先度よりも高い場合(S3:YES)、情報出力装置10は、新たに出力要求を行ったアプリケーションに対し、動作の停止あるいは待機を指令するための指令信号を送信する(S4)。これにより、実行中のアプリケーションからの情報の出力が維持され、新たに出力要求を行ったアプリケーションからの情報の出力は停止状態あるいは待機状態となる。即ち、優先度が高い例えば緊急通報アプリケーションの実行中において、それよりも優先度が低いアプリケーションが起動された場合には、優先度が高いアプリケーションによる情報つまり緊急情報の出力が維持される。一方、実行中のアプリケーションの優先度が出力要求を行ったアプリケーションの優先度以下である場合(S3:NO)、情報出力装置10は、ステップS5に移行する。
情報出力装置10は、ステップS5に移行すると、プロファイルデータに基づいて車両の現在状況を特定する。そして、情報出力装置10は、特定した車両の現在状況に対応する出力方針をデバイスポリシーデータから抽出する(S6)。そして、情報出力装置10は、出力要求を行ったアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち、抽出した出力方針により出力可能な出力パターンを特定する(S7)。そして、情報出力装置10は、特定した出力パターンを、出力要求を行ったアプリケーションにフィードバックする(S8)。そして、情報出力装置10は、出力要求を行ったアプリケーションが生成する情報を出力先のデバイスに適したデータ形式に変換し(S9)、特定した出力パターンにより指定されるデバイスから情報を出力する(S10)。
情報出力装置10によれば、出力要求を行ったアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち車両の現在状況に適した出力パターンが選択され、その選択された出力パターンにより、アプリケーションが生成する情報が出力されるようになる。これにより、車両の現在状況により適した出力パターンにより情報を出力することができる。
また、情報出力装置10によれば、出力パターン特定部33が複数のアプリケーションに対してそれぞれ出力パターンを特定した場合において、それら出力パターンが指定する出力先のデバイスが一致する場合には、優先度データに基づいて最も優先度が高いアプリケーションが高優先度アプリケーションとして特定される。そして、その高優先度アプリケーションが生成する情報は、当該高優先度アプリケーションに対して特定された出力パターンにより出力される。これにより、各アプリケーションが生成する情報の出力先となるデバイスが重複する場合には、そのデバイスからは、より優先度が高いアプリケーションが生成する情報を優先して出力することができる。
また、情報出力装置10によれば、低優先度アプリケーションに対して複数の出力パターンが特定されている場合には、その低優先度アプリケーションが生成する情報を、高優先度アプリケーションに対して特定された出力パターン以外の出力パターンが指定するデバイスにより出力する。これにより、より優先度の高いアプリケーションが生成する情報の出力を優先させつつ、より優先度の低いアプリケーションが生成する情報の出力も行うことができる。
また、情報出力装置10によれば、デバイスポリシーデータに格納する出力方針は、少なくとも、アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを規定するものであれば、その内容を適宜変更して実施することができる。
また、情報出力装置10によれば、各アプリケーションが出力要求時に出力する出力パターンは、少なくとも、アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを要求するものであれば、その内容を適宜変更して実施することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、プロファイルデータ、デバイスポリシーデータ、アプリポリシーデータに規定する内容やデータ構造などは適宜変更して実施することができる。
図面中、10は車両用情報出力装置、60はデバイスポリシーデータ格納部(出力ポリシーデータ格納手段)、31は現在状況特定部(現在状況特定手段)、32は出力方針抽出部(出力方針抽出手段)、33は出力パターン特定部(出力パターン特定手段)、51は情報出力部(情報出力手段)、70はアプリポリシーデータ格納部(優先度データ格納手段)を示す。

Claims (3)

  1. 状況に対応付けてアプリケーションの出力方針を規定した出力ポリシーデータを格納する出力ポリシーデータ格納手段(60)と、
    車両の現在の状況を特定する現在状況特定手段(31)と、
    前記現在状況特定手段が特定した状況に対応する前記出力方針を前記出力ポリシーデータから抽出する出力方針抽出手段(32)と、
    アプリケーションから出力要求を受けると、そのアプリケーションが要求する複数の出力パターンのうち、前記出力方針抽出手段が抽出した前記出力方針により出力可能な出力パターンを特定する出力パターン特定手段(33)と、
    前記出力要求を行った前記アプリケーションが生成する情報を、前記出力パターン特定手段が特定した前記出力パターンにより出力する情報出力手段(51)と、
    アプリケーションの優先度を規定した優先度データを格納する優先度データ格納手段(70)と、
    を備え
    前記出力パターン特定手段が複数の前記アプリケーションに対してそれぞれ前記出力パターンを特定した場合において、それら出力パターンが一致する場合には、前記情報出力手段は、前記優先度データに基づいて最も優先度が高い前記アプリケーションを高優先度アプリケーションとして特定し、その高優先度アプリケーションが生成する情報を、当該高優先度アプリケーションに対して特定された前記出力パターンにより出力するとともに、
    前記情報出力手段は、前記高優先度アプリケーション以外のアプリケーションである低優先度アプリケーションに対して複数の前記出力パターンが特定されている場合には、その低優先度アプリケーションが生成する情報を、前記高優先度アプリケーションに対して特定された前記出力パターン以外の出力パターンにより出力する車両用情報出力装置。
  2. 前記出力方針は、少なくとも、前記アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを規定する請求項に記載の車両用情報出力装置。
  3. 前記出力パターンは、少なくとも、前記アプリケーションが生成する情報を出力するデバイスを要求するものである請求項1または2に記載の車両用情報出力装置。

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