JP3897150B2 - 伸縮バランスに優れた経編地およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は縦及び横方向の伸縮バランスに優れた弾性経編地に関する。より詳しくは本発明は、インナーウエアやスポーツウエア等に使用した時の着用感に優れた弾性経編地に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、インナーウエア、スポーツウエア等に使用される弾性経編地は、合成繊維マルチフィラメント又は綿糸の如く紡績糸からなる非弾性糸を用いて地組織を10/23の編組織で編成し、この地組織に弾性糸12/10の編組織で組み合わせる事によって得られるハーフ組織からなるトリコット2wayが多く使用されている。この生地はタテヨコ方向に生地が伸びるものの、タテ方向に比べヨコ方向の伸びは極端に少なくなっており、製品として着用した時のフィット感について不満があった。
【0003】
また、タテとヨコ方向に対する応力伸長特性が大きく異なる編地においては、衣服の実着用事の応力がかかる方向と生地の伸長しやすい方向とをあわせて生地を裁断する必要があるため、生地の使い方に大きな制約を受けて使用し難いという問題がある。
【0004】
そのためタテとヨコの両方向に対する応力伸長特性と伸長回復性とのバランスを適切に発揮させることを目的にして、弾性糸の繊度を大きくすることや、あるいは多数本の弾性糸を使用することが提案されている。
【0005】
ところが、そうした場合は多数の弾性糸が使用される為、風合いが悪化することや、ストリークなどの品位が悪化しやすくなるだけでなく、生地が厚いものとなることから用途が限定されてしまうという問題がある。
【0006】
また弾性糸の振り幅を大きくしたり、挿入糸を加えることでタテとヨコの応力伸長特性を比較的同じレベルにまであわせることはできるが、前記と同様の厚地になるという問題とさらに応力に対する伸度が低い、つまり伸長させる為には大きな力が必要となり、実着用においては窮屈な感じのするものになるという問題が依然残っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、裁断方向に制限の少ないタテとヨコ方向のバランスのとれた応力伸長特性を有する経編地であって、着用したときに窮屈な感じがしないソフトストレッチな経編地を提供することである。
また本発明の別の目的はタテとヨコ方向のストレッチバランスに優れた薄い経編地を容易に作ることができる製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は下記の構成からなる。
1.弾性糸及び非弾性糸で構成された経編地であって、弾性糸と非弾性糸がフルセットに配列され、各糸条1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、1コースずつ編成されてなり、50%伸長時の伸長力が経方向及び緯方向ともに300g/2.5cm以下であり、且つ縦方向/緯方向の伸長力比が0.7〜1.3であることを特徴とする経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
2.引裂き強力が700g以上であることを特徴とする上記第1に記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
3.破裂強力が2kg以上であることを特徴とする上記第1又は2に記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
4.生地に使用されている全弾性糸の平均番手(dTex)と生地に使用されている全非弾性糸の平均番手(dTex)の合計に対する編地の厚み係数(下記式1)が0.006以下であることを特徴とする上記第1〜のいずれかに記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
式(1)=生地厚み(mm)/(全弾性糸の平均番手(dTex)+全非弾性糸の平均番手(dTex))
5.フロント筏に非弾性糸をフルセットに配列させ、バック筏に弾性糸をフルセットに配列させた2枚の筏で編成する経編地において、各糸条を1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復させながら、1コースずつ編成することを特徴とする経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地の製造方法。
【0009】
本発明で言う弾性糸とは、ポリウレタンを主体とする重合体組成物を紡糸して得られる弾性繊維である。ポリウレタンはポリエーテル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系など、公知のポリウレタンを挙げることが出来る。かかるポリウレタンはポリイソシアネート、ポリマージオール、所望により低分子多官能活性水素化合物を反応させて得ることが出来る。ポリイソシアネートとしては、例えば4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−シシクロヘキサンジイソシアネート、4,4´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどの1種またはこれらの混合物を用いることが出来る。中でも好ましいのは4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネートである。ポリマージオールは両末端にヒドロキシル基を持つ分子量が600〜7000の実質的に線状の重合体として、例えばポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテルグリコール、ポリエチレンエーテルグリコール、ポリペンタメチレンエーテルグリコールなどのポリエーテルポリオールや、コポリ(テトラメチレン・ネオペンチレン)エーテルジオール、コポリ(テトラメチレン・2−メチルブチレン)エーテルジオール、コポリ(テトラメチレン・2,3−ジメチルブチレン)エーテルジオール、コポリ(テトラメチレン・2,2−ジメチルブチレン)エーテルジオールなどの2種以上の炭素数6以下のアルキレン基を含むコポリエーテルポリオールや、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、イタコン酸、マゼライン酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、スベリン酸、ドデカンジカルボン酸、β―メチルアジピン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの2塩基酸の1種または2種以上の混合物とエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−ジメチロールシクロヘキサンなどのグリコールの1種あるいは2種以上の混合物から得られるポリエステルポリオールや、ポリエーテルエステルジオール、ポリラクトンジオール、ポリカーボネートジオールなどの任意のポリオールを用いることが出来る。
【0010】
本発明で言う非弾性糸とは、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66、アクリル、アクリレートに代表される合成繊維マルチフィラメントや、レーヨンやアセテートに代表される化学繊維さらには綿や羊毛などの天然繊維などを意味する。
【0011】
本発明の経編地は50%伸長時の伸長力が経方向及び緯方向ともに300g/2.5cm以下であることが望ましい。50%伸長時の伸長力とは編地を50%伸長させたときの応力を意味し、これは例えばガードルに縫製した場合において、実着用時の座位における尻部生地にかかる応力と相関している。この50%伸長時の伸長力が300g/2.5cmより大きくなると、座ったときの姿勢において圧迫感を感じる為好ましくない。好ましくは250g/2.5cm以下であり、更に好ましくは200g/2.5cm以下である。
【0012】
また本発明の経編地は50%伸長時の縦方向/緯方向の伸長力比が0.7〜1.3であることが望ましい。縦方向と緯方向の伸長力比が0.7未満であると縦方向もしくは緯方向の1.3を越えると、製品として着用した時のフィット感が悪くなり好ましくない。
【0013】
また、タテとヨコ方向に対する応力伸長特性が大きく異なる編地においては、衣服の実着用事の応力がかかる方向と生地の伸長しやすい方向とをあわせて生地を裁断する必要があるため、生地の使い方に大きな制約を受ける為好ましくない。
経編地として更に好ましくは0.8〜1.2である。
【0014】
本発明の経編地は構成するすべての弾性糸が同一組織であることが好ましい。弾性糸の編組織が
異なった場合、非弾性糸を編成するオサ1枚と弾性糸を編成するオサ2枚が必要となり、合計で3枚のオサが必要となり、編機が限定される事や生産性の低下、コストアップとなる為好ましくない。又、どうしても経編地が厚くなっていしまう為着用時に外衣の外から製品のラインが見えたり動きにくくなったりする為好ましくない。更に弾性糸を使用する量が多くなる為、パワーが強くなってしまい、着用時に圧迫感を受ける為好ましくない。
【0015】
本発明の経編地は、弾性糸と非弾性糸がフルセットに配列され、各糸条が1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、1コースずつ編成されていることが好ましい。非弾性糸をフルセットに配列しない場合、経編地表面に凹凸が出てくる為、均一な外観が得られず好ましくない。又弾性糸をフルセットに配列しない場合、弾性糸のはいってない所が伸長特性がなくなる為好ましくない。
【0016】
本発明の経編地は、各糸条が1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、1コースずつ編成されていることが好ましい。各糸条が1針振りで2ウエールのみにわたって互いに反対方向に1コースずつ編成された場合、経編地が裂けやすくなり好ましくない。又1針振りで5ウエールにまたがった場合、ヨコ段がきつく発生し外観を悪くする為好ましくない。
更に各糸条が2針振りで互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら編成された場合、経編地が厚くなる為好ましくない。
【0017】
本発明の経編地は引裂き強力が700g以上であることが好ましい。引裂き強力が700gを下回ると、製品として着用した時又は経編地を縫製する時に裂けやすくなる為好ましくない。
【0018】
本発明の経編地は破裂強力が2Kg以上であることが好ましい。破裂強力が2Kgを下回ると、製品として着用した時又は経編地を縫製する時に破れやすくなる為好ましくない。
【0019】
本発明の経編地に使用されている全弾性糸の平均番手(dTex)と生地に使用されている全非弾性糸の平均番手(dTex)の合計に対する編地の厚み係数(下記式1)が0.006以下であり、下記式を満足する事が好ましい。
式(1)=生地厚み(mm)/(全弾性糸の平均番手(dTex)+全非弾性糸の平均番手(dTex))
式(1)における値が0.006を越える事は、生地(仕上加工上がりの製品生地)が厚くなる事を意味し、そうした場合、製品が厚くなる事により、着用時に違和感を生じたり、動きにくくなったりする為好ましくない。又、この経編地をインナー用ショーツやガードルとして着用した場合、着用部分とそうでない部分に段差が生じそれが外衣から見えてくる為好ましくない。
【0020】
本発明の経編地はフロント筏に非弾性糸をフルセットに配列させ、バック筏に弾性糸をフルセットに配列させた2枚の筏で編成する経編地において、各糸条を1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復させながら、1コースずつ編成することが好ましい。
フロントオサに弾性糸を使用した場合、これは、製品の表、裏両面に弾性糸が出てくる事になる為、染色により着色出来ない状況となり外観不良となり好ましくない。
【0021】
以下に今回の測定方法を示す
【0022】
(伸長力)
編成された伸縮性弾性経編地から幅2.5cm、長さ16cmの試験片を採取し、インストロン型引張試験機に引張間隔10cmで取付け、移動させるチャックの下降および上昇速度を30cm/minとし、15%、30%、50%、80%伸長時の伸長力を測定した。伸長力の値は3サイクル目におけるそれぞれの値を用いた。なお、チャックを下降/上昇から上昇/下降へ切替える時のホールド時間は零とし、3サイクルを連続で繰り返した。
【0023】
(伸長率)
編成された伸縮性弾性経編地から幅2.5cm、長さ16cmの試験片を採取し、インストロン型引張試験機に引張間隔10cmで取付け、移動させるチャックの下降または上昇速度を30cm/minとし、1.0kg、1.5kg、2.25kg荷重時の伸長率を測定した。
【0024】
引裂強力はJIS L1096 D法(ペンジュラム法)に準ずる
【0025】
破裂強力はJIS L1096 A法(ミューレン形法)に準ずる
【0026】
厚さはJIS L1096試験方法に準ずる
【0027】
【実施例】
(実施例1)
32ゲージの2枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン44dtex−34fセミダル糸、バックオサにスパンデックス44dtex使いとし、組織はフロントオサ10/12/23/21、バックオサは23/21/10/12で機上コース60コース/インチにて編成した。次いでプリウエッター−プリセッター(190℃*40秒)−染色(液流染色100℃*45分)−ファイナルセット(175℃*40秒)の条件で後加工し125コース/インチ、65ウエール/インチの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表−1に示す。
表−1より得られた経編地はタテとヨコ方向のバランスのとれた応力伸長特性を有し、着用したときに窮屈な感じがしないソフトストレッチな経編特性を得た。
【0028】
(実施例2)
28ゲージの2枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン44dtex−34fセミダル糸、バックオサにスパンデックス33dtex使いとし、組織はフロントオサ10/12/23/21、バックオサは23/21/10/12で機上コース65コース/インチにて編成した。次いでプリウエッター−プリセッター(190℃*40秒)−染色(液流染色100℃*45分)−ファイナルセット(175℃*40秒)の条件で後加工し115コース/インチ、60ウエール/インチの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表−1に示す。
表−1より得られた経編地はタテとヨコ方向のバランスのとれた応力伸長特性を有し、着用したときに窮屈な感じがしないソフトストレッチな経編特性を得た。
【0029】
(実施例3)
36ゲージの2枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにエステル33dtex−24fブライト糸、バックオサにスパンデックス44dtex使いとし、組織はフロントオサ10/12/23/21、バックオサは23/21/10/12で機上コース70コース/インチにて編成した。次いでプリウエッター−プリセッター(190℃*40秒)−染色(液流染色130℃*45分)−ファイナルセット(175℃*40秒)の条件で後加工し135コース/インチ、67ウエール/インチの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表−1に示す。
表−1より得られた経編地はタテとヨコ方向のバランスのとれた応力伸長特性を有し、着用したときに窮屈な感じがしないソフトストレッチな経編特性を得た。
【0030】
(比較例1)
32ゲージの2枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン44dtex−34fセミダル糸、バックオサにスパンデックス44dtex使いとし、組織はフロントオサ10/23、バックオサは12/10で機上コース60コース/インチにて編成した。次いでプリウエッター−プリセッター(190℃*40秒)−染色(液流染色100℃*45分)−ファイナルセット(175℃*40秒)の条件で後加工し125コース/インチ、65ウエール/インチの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表−1に示す。
表−1より得られた経編地はソフトストレッチを有するもののタテとヨコ方向の伸長力、伸長率共にバランスが悪い経編特性となった。
【0031】
(比較例2)
28ゲージの4枚オサのラッセル編機を使用し、フロントオサにナイロン44dtex−34fセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス235dtex糸、バックオサにスパンデックス44dtex使いとし、組織はフロントオサ42/24/20/24/42/46、ミドルオサは22/00/22/00/22/00、バックオサは22/00/66/44/66/00で機上コース60コース/インチにて編成した。次いでプリウエッター−プリセッター(190℃*40秒)−染色(液流染色100℃*45分)−ファイナルセット(175℃*40秒)の条件で後加工し204コース/インチ、55ウエール/インチの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表−1に示す。
表−1より得られた経編地はタテとヨコ方向のバランスはいいが伸長力の大きいパワーの強すぎる経編特性となった。
【0032】
【表1】
Figure 0003897150
【0033】
【発明の効果】
本発明によると、裁断方向に制限の少ないタテとヨコ方向のバランスのとれた応力伸長特性を有する着用時に窮屈な感じがしないソフトストレッチで薄地の経編地を容易に提供することを可能とした。

Claims (5)

  1. 弾性糸及び非弾性糸で構成された経編地であって、弾性糸と非弾性糸がフルセットに配列され、各糸条1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、1コースずつ編成されてなり、50%伸長時の伸長力が経方向及び緯方向ともに300g/2.5cm以下であり、且つ縦方向/緯方向の伸長力比が0.7〜1.3であることを特徴とする経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
  2. 引裂き強力が700g以上であることを特徴とする請求項1に記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
  3. 破裂強力が2kg以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
  4. 生地に使用されている全弾性糸の平均番手(dTex)と生地に使用されている全非弾性糸の平均番手(dTex)の合計に対する編地の厚み係数(下記式1)が0.006以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地。
    式(1)=生地厚み(mm)/(全弾性糸の平均番手(dTex)+全非弾性糸の平均番手(dTex))
  5. フロント筏に非弾性糸をフルセットに配列させ、バック筏に弾性糸をフルセットに配列させた2枚の筏で編成する経編地において、各糸条を1針振りで3乃至4ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復させながら、1コースずつ編成することを特徴とする経緯の伸縮バランスに優れた弾性経編地の製造方法。
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