JP6667655B2 - 弾性丸編地 - Google Patents

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Description

本発明は、インナーやスポーツウェア、カジュアルウェアなどの衣類に使用可能なストレッチ性と肌触り性を両立する弾性丸編地に関する。
従来、ショーツや肌着等のインナーウェアや、アンダーシャツ、水着等のスポーツウェアの身体にフィットする衣料として、弾性糸を含有する弾性丸編地が多く使用され、種々の製品が販売されている。特に、肌に直接触れる衣料は、着用時の皮膚の伸びに追従できるよう、伸縮性の高いニット生地が用いられている。また、弾性糸を含有する弾性丸編地は、身体にフィットする衣料だけでなく、Tシャツやパーカー、ボトムなどのカジュアルウェアにも数多く使用されてきており、優れたストレッチ性を得るための検討がなされている。
例えば、以下の特許文献1には、特定の共重合弾性糸を使用し、非弾性繊維の編目長を弾性繊維より長くすることで、経緯両方向でソフトストレッチ性に優れる丸編地が提案されている。しかしながら、かかる特定の共重合弾性糸では、耐摩耗性が低下するため、衣料としての実用性能に劣るという問題がある。
また、以下の特許文献2では、弾性繊維と非弾性繊維からなる丸編地において、非弾性繊維の糸長指数を規定することで、伸長性及び回復性、運動追随性や着用感に優れる弾性編地が提案されている。しかしながら、かかる提案に従い、非弾性繊維が不必要に弛んだ状態で編地内に存在すると、その弛みが編地の表面や裏面に浮き出て、編地に発生する凹凸でザラツキを感じ、肌触り性が悪化するという問題が潜在している。
このように、ストレッチ性と肌触り性を両立する弾性丸編地は未だ提供されていない。
特開2005−213662号公報 国際公開第2015/005432号
上記の技術の現状に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、インナー、スポーツウェア、カジュアルウェアなどの衣料に適した、ストレッチ性と肌触り性を両立する弾性編地を提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討し実験を重ねた結果、以下に示す特徴を有する編地が上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
[1]非弾性繊維からなる編みループ(c1)と、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を含む弾性丸編地において、2コースに1コースの割合で、該非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)が存在し、該弾性丸編地のタテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きにおいて、0〜40%伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)が、それぞれ、1.0以下であり、かつ、該弾性丸編地の裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.5以下であることを特徴とする前記弾性丸編地。
[2]前記非弾性繊維からなる編みループ(c1)と前記非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比(c1/c2)が1.3〜1.7である、前記[1]に記載の弾性丸編地。
[3]前記タテ方向の40〜80%伸長時の傾き(a2)が、20cN/%以下である、前記[1]又は[2]に記載の弾性丸編地。
[4]繊度比=(前記非弾性繊維からなる編みループ(c1)に使用する非弾性繊維の繊度)/(前記非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用する非弾性繊維の繊度)=2.0〜4.0である、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の弾性丸編地。
[5]目付が80〜300g/mである、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の弾性丸編地。
[6]編組織が天竺組織である、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の弾性丸編地。
本発明の弾性丸編地は、ストレッチ性を損なわず、ザラツキ感のない肌触り性を有し、ストレッチ性と肌触り性を両立することができる。
編地の伸長時の応力曲線の傾き説明する図である。 非弾性繊維からなる編みループ(c1)と、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の構成を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の弾性丸編地は非弾性繊維と弾性繊維が用いられてなることを特徴とする。
本実施形態において、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用する非弾性繊維は、フィラメント糸又は紡績糸のいずれであってもよい。
具体的には、フィラメント糸としては、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維、セルロース系繊維等の化学繊維からなるものが好ましい。フィラメント糸の形態は、原糸(未加工糸)、仮撚加工糸、先染糸などのいずれであってもよく、また、これらの複合糸や引き揃えであってもよい。複合糸はエア混繊、合撚、カバーリング、仮撚糸、仮撚混繊等、特に限定されない。フィラメント糸の断面形状は○、△、十字、W型、M型、C型、I型、ドッグボーン型、中空糸など特に制限はない。紡績糸としては、木綿、羊毛、麻などの天然繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維、セルロース系繊維等の化学繊維からなるものが好ましく、これらは単独又は混紡されたもの等、いずれであってもよい。混紡方法においても特に限定されないが、ピリングの発生がしにくいMVS方式で得られる紡績糸が好ましい。すなわち用途によって、適宜好適な素材を選定すればよい。
本実施形態の弾性丸編地は、2コースに1コースの割合で、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)(以下、弾性繊維を含む編ループともいう。)が存在することを特徴とする。ここで、「2コースに1コースの割合で、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループが存在する」とは、非弾性繊維からなる編みループ(c1)を含むコースと、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を含むコースが、交互に存在することを意味とする。
全コースが、c2(弾性繊維を含む編ループ)であると、該編地のタテとヨコ伸長応力曲線の傾きにおいて、0〜40%伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)が、それぞれ、1を超える。それは、40〜80%の伸長領域において繊維自体が伸ばされるのは弾性繊維のみであり、非弾性繊維は編みループが変形して伸長し、繊維自身は伸びないからである。
この40〜80%の伸長領域で応力がかかるのは、弾性繊維自体を伸ばす時に必要な応力と非弾性繊維の変形に要する応力であり、傾きを決めるのは弾性繊維の応力である。
全コースがc2であると、タテとヨコ方向の伸長応力時の「応力」がいずれも高くなり、傾き比が1を超えるため、ストレッチ性が悪くなり着用時の突っ張り感を感じる。これは、非弾性繊維の変形に要する「応力」よりも弾性繊維自体の応力の方が大きいからである。
弾性繊維を含む編みループは、弾性繊維に非弾性繊維を被覆したカバーリング糸や非弾性繊維に弾性繊維をプレーティングしたものを含む。
具体的には、非弾性繊維にポリウレタン弾性糸、ポリエーテル・エステル弾性糸、ポリアミド弾性糸、ポリオレフィン弾性糸をプレーティングした編ループも含み、あるいは、これらに非弾性繊維を被覆し、カバーリング状態としたものでもよいが、品位(ぎらつきや目向き)の点から弾性繊維に非弾性繊維を被覆したカバーリング糸が好ましい。
弾性繊維のドラフト率は、商品の使用目的などに応じて適宜の値を設定できる。一般的には2.0〜4.0倍のドラフト率が用いられ、2.5〜3.5倍の範囲であることが好ましく、より好ましくは2.8〜3.4倍、更に好ましくは3.0〜3.3倍である。
弾性繊維の繊度は特に限定されず商品の使用目的に応じて用いればよいが、好ましくは15〜80dtexの範囲であり、より好ましくは20〜60dtex、更に好ましくは30〜50dtexである。弾性糸の繊度が15detx未満であると、必要な伸長性と回復性が得られないことがある。他方、80dtexを超えると、目付が大きくなり、ウェアとして重くなりすぎることがある。
カバーリング糸において、芯糸と鞘糸とを組み合わせる方法は特に限定されず公知の方法を用いることができ、例えば、カバーリング、エアカバーなどの方法を用いることができる。
撚糸回数も商品の使用目的に応じて適宜撚糸回数を設定すればよいが、一般的には500〜2000t/mの撚糸回数が用いられる。
弾性繊維としては、更に天然ゴム、合成ゴム、半合成ゴムからなる糸状である、いわゆるゴム糸などを使用することもできるが、伸縮性に優れ、一般的に広く利用されているポリウレタン弾性糸が好適であり、より好ましくはポリテトラメチレングライコールとジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネートとからプレポリマーを、鎖伸長剤としてエチレンジアミンを用いて鎖伸長反応させて製造されたポリウレタンからなるポリウレタン弾性糸である。
本実施形態の弾性丸編地は、編地のタテとヨコ方向の伸長時の応力曲線の傾きにおいて、0〜40%伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)が、それぞれ、1.0以下であり、かつ、編地の裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.5以下であることを特徴とする。
身体に追従し着用感に好適な弾性丸編地にするためには、この傾き比(a2/a1)が小さいことが好ましいが、一般的な編地は、伸長40%を超えると、弾性繊維が十分に伸びる前に、非弾性繊維が先に突っ張り、弾性繊維の伸びを阻害し、編地として伸びが少ないものとなるため、伸長時の応力が高くなり、0〜40%伸長時応力曲線の傾き(a1)より、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が大きくなる。
すなわち、この傾き比(a2/a1)を1.0以下にすることで、衣服として着用した時に、ストレッチ性があり、突っ張り感じず身体に追従する編地を得ることができる。
さらに、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差を0.5以下にすることで、ザラツキ感の少なく肌触り性の優れた編地を得ることができる。
生地裏面のループ間の凹凸の標準偏差とは、編地の肌に直接触れる面において編地のタテ方向に往復させた時の片方向又は両方向の動摩擦係数の標準偏差、すなわち動摩擦係数のバラツキであり、表面の凹凸感を表す指標である。この値が大きいほど、表面の凹凸程度が大きいか、又は凹凸個数が多いため、編地は滑らかさに欠け、肌への滑らかな風合いを呈することができず、肌への物理刺激も増えてザラツキを感じ、良好な肌触りを発現できない。尚、「編地裏面」とは、本実施形態の編地を衣料として用いる場合の肌面側に対応する面のことであり、丸編地の内面及び外面のいずれを肌面としてもよいが、本実施形態においては、丸編地の内面のループ間の凹凸の標準偏差が0.5以下である。また、本実施形態の編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は、以下の実施例の欄(2)に記載の方法で測定する。
本実施形態の編地の肌に直接触れる編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は、値が小さいほど、ザラツキ感の少ない良好な肌触りであり、好ましくは0.3以下、より好ましくは0.2以下である。編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差の値が高すぎると肌への物理刺激が大きくなり、肌触り性が悪化するだけでなく、肌を傷つける恐れがあり好ましくない。
すなわち、傾き比(a2/a1)が1.0以下であり、かつ、編地の裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.5以下であることが、ストレッチ性と肌触り性を両立することを意味する。
タテとヨコ方向の0%〜40%伸長時応力曲線の傾き(a1)と40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)は、編地試料のタテ方向及びヨコ方向の引張試験(JIS−L−1096に準ずる)において、伸長率80%までの繰返し伸長回復における1往復目の往路応力及び復路応力を測定して得られた伸長回復曲線から、伸長0%時(伸長前)と伸長40%時の往路応力の変化量、及び伸長40%時と伸長80%時の往路応力の変化量をそれぞれ読み取り、下記式(1)と(2):
a1(cN/%)=(伸長40%時の応力cN−伸長前の応力cN)/40% ...(1)
a2(cN/%)=(伸長80%時の応力cN−伸長40%時の応力cN)/40% ...(2)
で求められる値である。
さらに、伸長傾き比は、下記式(3):
伸長傾き比=a2/a1 ...(3)
で求められる値である。
本実施形態の弾性丸編地は、好ましくは、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と弾性繊維を含む編みループ(c2)の糸長指数比が1.30〜1.70であり、より好ましい糸長指数比は1.30〜1.65であり、さらに好ましくは1.30〜1.50であり、最も好ましくは1.30〜1.45である。
非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.3未満であると、弾性繊維が十分に伸びる前に、非弾性繊維が先に突っ張り、弾性繊維の伸びを阻害し、編地として伸びが少ないものとなり、衣服として着用した時に、突っ張りを感じ、動きにくいものとなることがある。他方、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.7を超えると、編地の伸縮性は十分であるが、非弾性繊維が不必要に弛んだ状態で編地内に存在し、その弛みは編地表面に浮き出て、編地の表面に凹凸が発生し編地に発生する凹凸でザラツキを感じ、肌触り性が悪化し、ストレッチ性と肌触り性を両立する編地を得ることができないことがある。
本明細書中、「非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比」とは、編地の1インチ分(ウェール数分)の非弾性繊維(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を取出し、各々0.44cN/dtexの荷重を垂下し、その長さを測定し、各々の繊度をJIS−L−1013に準じて測定する。次に編地のコース数をデンシメータ等で測定し、下記式(4)と(5):
c1の糸長指数=(編地の1インチ分の長さ×編地のコース数)×√(繊度) ...(4)
c2の糸長指数=(編地の1インチ分の長さ×編地のコース数)×√(繊度) ...(5)
{上記式(4)と(5)中、「編地の1インチ分の長さ」は単位をcmとした時の数値部分のみを用い、そして「繊度」は単位をdtexとした時の数値部分のみを用いる。}により、c1とc2の糸長指数をそれぞれ求め、
さらに、下記式(6):
糸長指数比=c1/c2 ...(6)
で求められる値である。
ここで、糸長や繊度を測定する対象である非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)は、弾性繊維、又は弾性繊維と同一編みループを形成する非弾性繊維の編みループとする。
例えば、カバーリング糸(FTY)のように非弾性繊維と弾性繊維が一体の場合は弾性繊維として、その繊維そのものの糸長や繊度を測定すればよい。非弾性繊維と弾性繊維のプレーティングのように非弾性繊維と弾性繊維が分離可能な場合であれば、そのうちの非弾性繊維の糸長や繊度を測定すればよい。編組織がコースによって異なる場合には、糸長が短いコースのc1又はc2の糸長や繊度を用いればよい。
糸長指数比を規定の範囲にするためには、編地の1インチ分の長さとして、非弾性繊維からなる編みループ(c1)は、9.0〜14.0cmであることが好ましく、より好ましくは10.0〜13.0cm、更に好ましくは11.0〜12.5cmである。また、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)は、12.5〜15.0cmであることが好ましく、より好ましくは13.5〜14.5cmである。非弾性繊維からなる編みループ(c1)よりも、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を長めに設定することが好ましい。
編地の1インチ当たりのコース数は、使用する繊度や糸長などによっても異なるが、60〜90の範囲が好ましく、より好ましくは65〜85、更には70〜80が好ましい。衣服の用途によってはこの限りではなく目的に応じて設定すればよい。
本実施形態の弾性丸編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)に使用される非弾性繊維の繊度と、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用される非弾性繊維の繊度の比{繊度比=非弾性繊維からなる編みループ(c1)に使用する非弾性繊維の繊度)/(非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用される非弾性繊維の繊度)}を特定の範囲にすることで、糸長指数比を規定の範囲に調整することが好ましく、繊度比は2.0〜4.0の範囲が好ましく、より好まくは2.8〜3.8である。
非弾性繊維からなる編みループ(c1)に使用する非弾性繊維の繊度は、着用した際に衣服が重くなり過ぎないように、フィラメント糸では、30〜200dtexのものが好ましく、より好ましくは50〜170dtex、更に好ましくは60dtex〜140dtexである。また、紡績糸では、80番〜20番が好ましく、より好ましくは50番〜30番である。2本以上の繊維を引き揃えて繊度を調整してもよい。
非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用される非弾性繊維の繊度は、15〜100dtexの範囲であることが好ましく、より好ましくは20〜80dtex、更に好ましくは30〜60dtexである。かかる非弾性繊維の繊度が15dtex未満であると、必要な伸長性と回復性が得られないことがあり、他方、100dtexを超えると、目付が大きくなり、ウェアとして重くなりすぎることがある。
非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用される非弾性繊維の単糸繊度は、弾性繊維の伸縮性を阻害しないことと、柔らかな風合いを有する衣服にするために、0.3〜3.0dtexが好ましく、より好ましくは0.5〜25dtex、更に好ましくは0.8〜2.3dtexである。
本実施形態の弾性丸編地は、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が20cN/%以下であることが好ましい。
好ましいタテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)は9〜17cN/%であり、より好ましくは9〜16cN/%である。
タテ方向の40%〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が20cN/%を超えると、編地の肌に直接触れる面において編地のタテ方向に往復させた時に、編地の伸びが少なく応力が大きくなるため指や肌面の皮膚が抵抗を感じザラツキ感を増長させていると考えられる。
皮膚の最大伸長は60%程度であることから、この40〜80%伸長時応力曲線の傾きを小さくすることが重要である。
しかしながら、編地の凹凸度合が大きいとザラツキを感じ肌触り性は悪化するため、糸長指数比の規定内で、このタテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾きを小さくすることが好ましい。
本実施形態の弾性丸編地は、目付が80〜300g/mの範囲であることが好ましく、より好ましくは110〜250g/m、更に好ましくは120〜200g/mである。目付が80g/m未満であると、スケ感や破裂強力などが悪くなることがある。他方、目付が300g/mを超えると、着用した際に重すぎ、動作を妨げたりすることがある。
本実施形態の弾性丸編地は、横編み機やシングル丸編機、ダブル丸編機にて編成可能であり、目的に合った目付や組織感を得られれば、特に限定されない。
編機のゲージについても、特に限定されないものの、18〜40ゲージの編機を、用途や使用する繊維の太さによって、任意に選択することができるが、より好ましくは22〜32ゲージ、更に好ましくは24〜28ゲージである。
編組織としては、天竺、インレー、スムース、フライスなどが挙げられるが、これに限定されるものではなく、カノコやハニカム、メッシュ等の組織でも糸配置を工夫すればよい。肌に直接触れる衣料、肌着などでは、身体に添うフィット感に優れたものがより好まれるため、ストレッチ感、フィット感を高めるため弾性繊維を含む天竺組織が好ましい。
さらに、非弾性繊維は付与したい特性を有する繊維を任意に使用すればよい。例えば、吸放湿性を編地に付与したければセルロース繊維を使用すればよい。このセルロース繊維は、フィラメント糸の形態では、原糸(未加工糸)、仮撚加工糸、先染糸などのいずれであってもよく、また、ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維などとの複合糸であってもよい。また、非弾性繊維は、紡績糸でもよく、ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維などとの混紡糸であってもよい。セルロース繊維としてはキュプラ繊維が好ましい。
以下、本発明を、実施例により具体的に説明する。
実施例における各評価は次のとおり行った。
(1)ストレッチ性
(1−1)伸長性
編地試料(200mm×200mm)を、2カ所で把持し(把持間隔50mm)、引張力を加え、最大荷重時の伸長率を測定した。
引張速度は0.1mm/secとした。引張伸量は50mm/10Vとした。引張最大荷重は1kgf(50gf/cm)とした。測定は温度20℃、湿度65%RHの環境で行った。測定は、タテ方向(経方向)とヨコ方向(緯方向)について行った。
(1−2)伸長回復性
編地試料の経方向及び緯方向の引張試験(JIS−L−1096に準ずる)において、伸長率80%までの繰返し伸長回復における往路応力及び復路応力を測定して得られた伸長回復曲線から3回伸長回復後の残留伸び(%)を読み取り、下記式(7):
伸長回復率(%)={[(80%−(残留伸び%))÷80%]×100 ...(7)
により算出した。
(2)編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差(肌触り)
静・動摩擦測定器TL201Ts(株式会社トリニティーラボ製、テーブル揺動型)を用いた試験を行った。
幅5cm、長さ(タテ)25cmにカットした編地試料を、肌にあたる面を上にして、錐を用いて編地試料を2%伸長させた状態で測定機に固定した。接触子として、1.5cmの触覚接触子(指先相当の硬度を有した接触子)を用い、ここに3.75gの荷重をかけ10cmの移動距離でタテ方向に3往復させた。移動距離は30mm/sとした。3往復分の両方向の摩擦それぞれについて、10cm移動内の動摩擦係数の標準偏差を求めた。往/復それぞれの方向で3往復分の値の平均値を算出し、当該評価値とした。
(3)着用感
28℃60%RHの環境下で10人のモニターに試作編地で作製したTシャツを着用させ、着用時の動きやすさ、着脱時や着用時の肌触り、ザラツキの有無を総合的に評価させ、着心地(着用感)として下記の5段階及び各段階の中間点(例えば、「5:良い」と「4:やや良い」の中間であれば、「4.5」とする)の計9段階の評価基準で官能評価し、最頻値を評価結果とした。
5:良い
4:やや良い
3:どちらとも言えない
2:やや悪い
1:悪い
[実施例1]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン56dtex48fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、195℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付136g/m、コース数70、ウェール数44の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.42で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)が、それぞれ、タテ方向で0.83、ヨコ方向で0.84、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が11.0cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.191であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例2]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン33dtex10fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付120g/m2、コース数76、ウェール数43の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.30で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.84、ヨコ方向で0.71、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が13.2cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.180であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例3]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にポリエステル110dtex48fとポリエステル22dtex24fの混繊糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付170g/m2、コース数77、ウェール数44の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.41で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.82、ヨコ方向で0.85、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が9.3cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.183であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例4]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にナイロン78dtex68fとナイロン56dtex48fの混繊糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付152g/m2、コース数83、ウェール数40の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.43で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で1.00、ヨコ方向で0.96、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が16.2cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.189であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例5]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン56dtex48fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にナイロン33dtex24fにポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)をプレーティングした、片側プレーティングの天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの非弾性繊維の糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付130g/m2、コース数69、ウェール数42の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.67で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と、40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.91、ヨコ方向で0.88、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が12.4cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.254であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例6]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ167dtex90fを用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を260mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を345mm/100wにした1:1交編生機を作成した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付180g/m2、コース数67、ウェール数40の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.49で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.99、ヨコ方向で0.98、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が13.6cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.261であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例7]
32ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にポリエステル84dtex36fを用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維22dtex(ドラフト率3.0倍)にポリエステル22dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を250mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を300mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付122g/m2、コース数78、ウェール数46の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数の比が1.50で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.88、ヨコ方向で0.88、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が11.9cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.215であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例8]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン56dtex48fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を285mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を355mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付127g/m2、コース数67、ウェール数43の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.28で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.96、ヨコ方向で0.98、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が13.1cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.248であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[実施例9]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン56dtex48fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維22dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン22dtex20fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を340mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を実施例1と同様に加工し、目付124g/m2、コース数71、ウェール数44の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.72で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で0.72、ヨコ方向で0.85、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が9.5cN/%であり、且つ、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.375であった。得られた丸編地は伸長性に優れ且つ編地裏面のザラツキ感が少なく、伸長性と肌触りを両立できる編地であった。
[比較例1]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維にキュプラ66dtex43fとナイロン36dtex26fからなる複合糸とナイロン78dtex68fを用いて1コース毎に配列し、弾性繊維にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維22dtex(ドラフト率3.0倍)を全コースに用い、非弾性繊維の糸長を270mm/100wにし、1:1ベア天竺組織を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、198℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付139g/m2、コース数74、ウェール数46の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.20で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で2.17、ヨコ方向で1.02、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が35.4cN/%で、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は0.520であった。得られた丸編地は伸長性に欠け、着用時に突っ張りを感じ、また、編地裏面のザラツキ感があり、伸長性と肌触りを両立することはできなかった。
[比較例2]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維にキュプラ66dtex43fとナイロン36dtex26fからなる複合糸とナイロン78dtex68fを用いて1コース毎に配列し、弾性繊維にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維22dtex(ドラフト率3.0倍)を全コースに用い、非弾性繊維の複合糸の糸長を270mm/100w、ナイロン78dtexの沸水収縮率を加味して糸長を285mm/100wにし、1:1ベア天竺組織を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、198℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付143g/m2、コース数74、ウェール数44の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.12で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で2.52、ヨコ方向で1.35、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が37.7cN/%で、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は0.493であった。得られた丸編地は編地裏面のループ間の凹凸が改善されたが、伸長性にやや欠け、着用時に突っ張りを感じ、伸長性と肌触りを両立することはできなかった。
[比較例3]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にキュプラ66dtex43fとナイロン56dtex48fからなる複合糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を240mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を335mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、195℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付133g/m2、コース数73、ウェール数42の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.18で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で1.51、ヨコ方向で0.97、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が22.3cN/%で、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は0.383であった。得られた丸編地は伸長性にやや欠け、着用時に突っ張りを感じ、伸長性と肌触りを両立することはできなかった。
[比較例4]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にポリエステルと綿の混紡糸40番、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にキュプラ90dtex60fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を270mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、195℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付140/m2、コース数66、ウェール数48の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.23で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で1.57、ヨコ方向で0.79、40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が29.6cN/%で、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差は0.393であった。得られた丸編地は伸長性にやや欠け、着用時に突っ張りを感じ、伸長性と肌触りを両立することはできなかった。
[比較例5]
28ゲージシングル丸編機を用いて、非弾性繊維からなる編みループ(c1)にナイロン78dtex68fとナイロン56dtex48fの混繊糸を用い、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)にポリテトラメチレングリコールを用いたプレモリマーからなるポリウレタン弾性繊維33dtex(ドラフト率3.0倍)にナイロン33dtex24fをカバーリングしたカバーリング糸を用い、天竺組織にて、非弾性繊維からなる編みループの糸長を295mm/100w、弾性繊維を含む編みループの糸長を290mm/100wにした1:1交編生機を作製した。この生機を80℃の温水層内を通過させた後、195℃×60秒の条件下でプレセットを実施し、その後の染色条件及び仕上げ条件は通常の弾性丸編地の条件で加工し、目付135g/m2、コース数70、ウェール数44の編地を得た。
得られた編地は、非弾性繊維からなる編みループ(c1)と非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比が1.79で、タテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きが0〜40伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)がタテ方向で1.89、ヨコ方向で0.98、タテ方向の40〜80%伸長時応力曲線の傾き(a2)が29.4cN/%で、編地裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.542であった。得られた丸編地は伸長性にやや欠け、着用時の突っ張りを感じ、また、編地裏面のザラツキ感があり、伸長性と肌触りを両立することはできなかった。
Figure 0006667655
Figure 0006667655
本発明の弾性丸編地を使用することにより、例えば、インナー、スポーツウェア、カジュアルウェアなどの衣料に適した、ストレッチ性と肌触り性を両立した衣服を製造することができる。
A 非弾性繊維からなる編みループ(c1)
B 非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を構成する弾性繊維と同一ループを形成する非弾性繊維
C 非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を構成する弾性繊維

Claims (6)

  1. 非弾性繊維からなる編みループ(c1)と、非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)を含む弾性丸編地において、2コースに1コースの割合で、該非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)が存在し、該弾性丸編地のタテとヨコ方向の伸長応力曲線の傾きにおいて、0〜40%伸長時の傾き(a1)と40〜80%伸長時の傾き(a2)の比(a2/a1)が、それぞれ、1.0以下であり、かつ、該弾性丸編地の裏面のループ間の凹凸の標準偏差が0.5以下であることを特徴とする前記弾性丸編地。
  2. 前記非弾性繊維からなる編みループ(c1)と前記非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)の糸長指数比(c1/c2)が1.3〜1.7である、請求項1に記載の弾性丸編地。
  3. 前記タテ方向の40〜80%伸長時の傾き(a2)が、20cN/%以下である、請求項1又は2に記載の弾性丸編地。
  4. 繊度比=(前記非弾性繊維からなる編みループ(c1)に使用する非弾性繊維の繊度)/(前記非弾性繊維と弾性繊維からなる編みループ(c2)に使用する非弾性繊維の繊度)=2.0〜4.0である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性丸編地。
  5. 目付が80〜300g/mである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性丸編地。
  6. 編組織が天竺組織である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾性丸編地。
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