JP3896241B2 - 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 - Google Patents
用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3896241B2 JP3896241B2 JP2000100918A JP2000100918A JP3896241B2 JP 3896241 B2 JP3896241 B2 JP 3896241B2 JP 2000100918 A JP2000100918 A JP 2000100918A JP 2000100918 A JP2000100918 A JP 2000100918A JP 3896241 B2 JP3896241 B2 JP 3896241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- support member
- closing cover
- paper
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1604—Arrangement or disposition of the entire apparatus
- G03G21/1623—Means to access the interior of the apparatus
- G03G21/1638—Means to access the interior of the apparatus directed to paper handling or jam treatment
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00535—Stable handling of copy medium
- G03G2215/00544—Openable part of feed path
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において用紙の搬送経路を切り替える用紙搬送経路切替機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、用紙を搬送する経路を切り替えるための用紙搬送経路切替機構は周知である。例えば、標準排紙トレイの他にソータ、メールボックス、自動両面装置等を備える画像形成装置が知られているが、これらの搬送先のいずれかに用紙を誘導する場合、一般的には、分岐爪や分岐板等(以下、総称して分岐爪と呼ぶ)を用いて用紙の搬送経路を切り替えるようにしている。なお、通常は、分岐爪の付近にガイド板等を配置し、分岐爪と共に搬送路を構成し、搬送経路が切り替えられた用紙を案内するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の用紙搬送経路切替機構では、搬送経路が分岐する個所でのジャム紙の除去ができないか、除去できるにしても容易ではなかった。
【0004】
搬送経路が分岐する個所でのジャム紙の除去ができない従来の用紙搬送経路切替機構においては、分岐個所の上流側または下流側からジャム紙を引き抜かなければならず、用紙に紙折れが発生してジャムした場合には、ジャム紙の引き抜きが困難であったり、引き抜きにより装置や用紙に損傷を与えたりすることがあるという問題があった。
【0005】
また、分岐個所でのジャム紙の除去ができる従来の用紙搬送経路切替機構では、分岐個所の左右または上下のどちらか一方のガイド板のみが外装カバーとともに開閉可能となっている構造と、分岐爪とその回動支点を有するガイド板とが一体的に外装カバーとともに開閉可能となっている構造とがあるが、前者の場合、分岐爪の手前側(カバーを開放した時の手前側)にジャム紙がある場合にはジャム処理を非常に良好に行うことができるものの、分岐爪の奥側にジャム紙がある場合にはその除去が非常に困難であるという問題があった。特に、装置を小型化すればするほどジャム紙の除去性が損なわれる結果となってしまう。
【0006】
さらに後者の場合、分岐爪奥側のジャム紙の除去性は高められるが、分岐爪の手前側に大サイズの用紙があり、その用紙の先端または後端が開放された範囲になかった場合には、用紙が分岐部の上流側及び下流側のガイド板に挟まれた上に分岐爪が用紙に引っ掛かって外装カバーが開けないなどの問題があった。この場合、無理に外装カバーを開ければ分岐爪を破損させる恐れがある。
【0007】
ここで、分岐個所でのジャム紙の除去ができる、従来の用紙搬送経路切替機構の例を図面を参照して説明する。
図12は、上記前者の構造を持つ従来の用紙搬送経路切替機構の一例を示すもので、画像形成装置の定着部50の上方に分岐爪51が設けられ、定着部50から上方に送り出される用紙を分岐爪51により左方(矢印a)または上方(矢印b)に経路を切り替えて搬送するように構成されている。符号53は開閉可能な外装カバーで、この外装カバー53とともに、用紙を定着部50から上方に搬送するためのガイド板や搬送ローラ対の従動ローラ等が一体的に開放される構造となっている。
【0008】
図12に示す従来例では、ジャム紙が分岐爪51の右側(カバー53を開放した時の分岐爪51の手前側)にある場合にはジャム処理を非常に良好に行うことができるものの、図に示すように、ジャム紙Jが分岐爪51の奥側に隠れているような場合には、ジャム紙Jを除去できない状態となってしまう。
【0009】
図13は、上記後者の構造を持つ従来の用紙搬送経路切替機構の一例を示すもので、分岐爪51はガイド板52に支持されている。そのガイド板52及び分岐爪51は、外装カバー53とともに開閉可能となっている。
【0010】
図13に示す従来例では、ジャム紙が分岐爪51の奥側にある場合には、外装カバー53とともにガイド板52及び分岐爪51を開放することによってジャム紙の除去性が高められる。しかし、この図に示すように、用紙Jが定着部50と分岐爪上方のガイド板あるいは搬送ローラ対81等に挟まれてジャムした場合、分岐爪51がジャム紙Jに引っ掛かって外装カバー53を開放できない状態となってしまう。このままカバー53を開放しようとすると、ジャム紙Jが破けたり分岐爪51が破損したりする恐れがある。
【0011】
この構造の場合、図14に示すように、ジャム紙Jの上流側が挟まれていないときには、カバー53を開放することができるものの、分岐爪51がジャム紙Jの上に乗った状態となり、ジャム処理が容易であるとは言えない。
【0012】
本発明は、従来の用紙搬送経路切替機構における上述の問題を解決し、ジャム処理性を向上させた用紙搬送経路切替機構を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、画像形成装置における用紙搬送経路を切り替えるための分岐爪と、ジャム処理のため前記分岐爪付近を開放する開閉カバーとを有する用紙搬送経路切替機構において、前記分岐爪を揺動可能に支持する支持部材であって、前記分岐爪を支持する第1の支点と、前記開閉カバーに対して回動するための第2の支点と、前記開閉カバーと着脱自在に係合する係止手段とを有する分岐爪支持部材を設けることを提案する。
【0016】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送経路を切り替えるための分岐爪と、ジャム処理のため前記分岐爪付近を開放する開閉カバーとを有する用紙搬送経路切替機構を備えた画像形成装置において、前記分岐爪を揺動可能に支持する支持部材であって、前記分岐爪を支持する第1の支点と、前記開閉カバーに対して回動するための第2の支点と、前記開閉カバーと着脱自在に係合する係止手段とを有する分岐爪支持部材を前記用紙搬送経路切替機構に設けることを提案する。
【0017】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、前記分岐爪支持部材の回動を阻害する力が作用した場合には前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを提案する。
【0018】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙がある状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを提案する。
【0019】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙があり、且つ該用紙の先端側が用紙搬送方向上流側部材により挟持され該用紙の後端側が用紙搬送方向下流側部材により挟持された状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを提案する。
【0020】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙があり、且つ該用紙の先端側が用紙搬送方向上流側部材により挟持され該用紙の後端側が用紙搬送方向下流側部材により挟持された状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れ、用紙の一方側が用紙搬送方向上流側部材または用紙搬送方向下流側部材のどちらか一方によって挟持された状態で開閉カバーが開放された場合には前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止状態が維持されることを提案する。
【0021】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段は保持部材と被保持部材とで構成され、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方が弾性部材であることを提案する。
【0022】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段は保持部材と被保持部材とで構成され、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方の先端部分が弾性部材であることを提案する。
【0023】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記係止手段は、前記保持部材と被保持部材との係止をガイドするガイド部を有することを提案する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す断面図である。
【0025】
この図に示すプリンタの本体1には、作像部2,光書き込み部3,給紙部4,定着部5,用紙搬送分岐部(用紙搬送経路切替機構)10等が配設されている。また、プリンタ本体1には増設排紙装置60及び両面反転装置70が付設されている。このプリンタにおける画像形成動作については、従来周知の電子写真方式によるものと同様なので詳しい説明を省略し、主に用紙搬送を中心とした動作について簡単に説明する。
【0026】
画像情報に基づくレーザ光線が光書き込み部3より作像部2の感光体に照射され、感光体上に静電潜像が形成される。その潜像は現像装置によりトナー像として可視化され、給紙部4より給送された用紙上にトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は定着部5において用紙上に定着され、矢印Aの如くプリンタの標準排紙トレイ6上に排出される。
【0027】
用紙搬送分岐部10には、第1分岐爪11、ガイド板12、搬送ローラ対14、第2分岐爪15、排紙ローラ対16、ガイド板17,18,19等が配置されている。第1分岐爪11及び第2分岐爪15は、図1と図2に示す位置にそれぞれ切り替え(揺動)可能に構成されている。各分岐爪の切り替えは図示しないソレノイドにより行う。
【0028】
図1に示すように、定着後の用紙を標準排紙トレイ2に排出する場合、第1分岐爪11が図1の位置に切り替えられ、用紙は分岐爪11の左側を通ってガイド板17,18に案内され、排紙ローラ対16により標準排紙トレイ6に排出される。
【0029】
図2は、定着後の用紙を増設排紙装置60に導き、排紙トレイ61,62,63のいずれかに排出する場合の用紙搬送分岐部10の状態を示すものである。用紙を増設排紙装置60に導く場合、第1分岐爪11及び第2分岐爪15は図2の位置に切り替えられ、用紙は第1分岐爪11とガイド板12に案内され、搬送ローラ対14により上方に搬送される。そして、ガイド板19と第2分岐爪15に案内されて増設排紙装置60に送り出される。
【0030】
図3は、定着後の用紙を両面反転装置70に導き、用紙裏面に画像を形成する場合の用紙搬送分岐部10の状態を示すものである。用紙を両面反転装置70に導く場合、第1分岐爪11及び第2分岐爪15は図3の位置に切り替えられ、用紙は第1分岐爪11とガイド板12に案内されて搬送ローラ対14により上方に搬送される。その用紙は、図3の位置に切り替えられている第2分岐爪15により矢印Cの如く右方に搬送され、両面反転装置70に送り出される。
【0031】
両面反転装置70の構成と作用については説明を省略するが、用紙は矢印Dのように搬送されることにより表裏を反転され、再度プリンタ本体1内に送られて用紙裏面に画像が形成される。用紙裏面に画像が形成された用紙は、図1又は図2に示すようにして標準排紙トレイ6又は増設排紙装置60の排紙トレイ61,62,63のいずれかに排出される。
【0032】
図4は、プリンタ本体1の用紙搬送分岐部10の右側位置に設けられた分岐部開閉カバー(以下、開閉カバーという)13を開放した様子を示すものである。用紙搬送分岐部10でジャム(紙詰まり)が発生した場合、この開閉カバー13を開放してジャム処理を行う。
【0033】
プリンタ1において用紙搬送分岐部10でジャムが発生した場合、図4に示すように、両面反転装置70を下側支点で開放し、さらに開閉カバー13を開放する。この開閉カバー13は、カバー下側端部付近を支点にして開閉可能に構成されている。分岐爪11の右側のガイド板12は開閉カバー13に支持され、開閉カバー13を開放するとカバー13と一体的に開放される。また、開閉カバー13(より正確には、開閉カバー13と共に開閉する図示しないガイド部材)には、搬送ローラ対14の従動ローラ14bと、第2分岐爪15とが取り付けられており、従動ローラ14b及び第2分岐爪15もカバー13と一体的に開閉される。開閉カバー13を閉めると、従動ローラ14bは所定の加圧力で搬送ローラ対14の駆動ローラ14aに圧接される。
【0034】
次に、本実施形態における、第1分岐爪11とその支持機構について図5〜8を参照して説明する。
図5において、開閉カバー13は、支点22を中心としてプリンタ本体1に開閉可能に構成されている。その支点22には支持部材20も装着され、支持部材20が開閉カバー13とは独立して回動可能に構成されている。支持部材20の他端には支点21が形成され、支点21に第1分岐爪11が枢着されて揺動可能に支持されている。本実施形態では、第1分岐爪11は、プリンタ本体1に揺動支点を形成されているのではなく、また、開閉カバー13に固定されたガイド板12に揺動支点を形成されているのでもなく、開閉カバー13とは独立して回動可能に設けられた支持部材20上に揺動支点を形成されている。
【0035】
開閉カバー13とは独立して回動可能に設けられた支持部材20は、後述するように、開閉カバー13と一体的に回動するようにも構成されている。そして、支持部材20は、第1分岐爪11を支持する第1の支点21と、支持部材20自身を開閉カバー13と独立または一体的に回動させるための第2の支点22とを有している。
【0036】
さらに、支持部材20には、腕状に突き出した突出部23が形成されている。その突出部23の先端に、弾性部材24が固定されている。一方、第1分岐爪11の右側のガイド板12は、その一部がカバー13側に凹んで嵌合部25を形成している。本実施形態では、突出部23と嵌合部25とで、支持部材20と開閉カバー13(ガイド板12)とを係止する係止手段を構成している。図5に示すように開閉カバー13を閉めた通常の状態では、支持部材20の弾性部材24がガイド板12の嵌合部25に係合した状態となっている。本実施形態では、嵌合部25が係止手段の保持部材であり、弾性部材24が係止手段の被保持部材となる。なお、突出部23の先端に弾性部材24を取り付けるのではなく、嵌合部25の先端部(顎部)に弾性部材を取り付けて、突出部23と着脱可能に係合するように構成してもよい。
【0037】
図6は、分岐爪支持部材の別例を示すものである。この図に示す支持部材20は、突出部23B自体を弾性部材として形成したものである。突出部23Bの材質としては、例えばポリアセタール(POM)とすることができる。図6の例では、突出部23Bと嵌合部25とで、支持部材20と開閉カバー13(ガイド板12)とを係止する係止手段を構成している。そして、嵌合部25が係止手段の保持部材であり、突出部23Bが係止手段の被保持部材となる。なお、突出部23Bではなく嵌合部25を弾性部材で形成してもよい。あるいは、突出部23Bと嵌合部25の双方を弾性部材で形成してもよい。
【0038】
図6の例では、図6(a)に示すように開閉カバー13を閉めた通常の状態では、支持部材20の突出部23Bの先端部がガイド板12の嵌合部25に係合した状態となっている。嵌合部25と突出部23Bとの係合が外れる場合は、図6(b)に仮想線で示すように突出部23B自体が変形する。また、両者の係合が外れた状態から嵌合部25に突出部23Bが係止される場合も、突出部23B自体が変形して係合される。なお、支持部材20を図6のように構成した場合の用紙搬送分岐部10の作用は図5の構成の場合と同様であるので、以下、両者を代表して図5の構成の支持部材20により説明する。
【0039】
図7に示すように、支点22を中心として開閉カバー13を開放すると、上述したようにガイド板12、従動ローラ14b、第2分岐爪15がカバー13と一緒に開放される。このとき、支持部材20が第2の支点22を中心として回動可能に構成され、支持部材20の弾性部材24がガイド板12の嵌合部25に係合しているため、支持部材20も開閉カバー13と一緒に(一体的に)回動される。もちろん、支持部材20に枢着支持されている第1分岐爪11も開閉カバー13と一緒に支点22を中心として回動移動する。このため、開閉カバー13を開放することにより、定着部50上方の用紙経路分岐部が大きく解放される。このように、支持部材20の弾性部材24がガイド板12の嵌合部25に係合している場合には、開閉カバー13とともに支持部材20及び第1分岐爪11が一体的に開閉される。
【0040】
ところで、嵌合部25と弾性部材24との係合力により、開閉カバー13の開放時に支持部材20(及び第1分岐爪11)を移動させるので、第1分岐爪11の回動移動を妨げるような力が作用した場合には、弾性部材24が変形して嵌合部25から外れ、カバー13を開放しても第1分岐爪11及び支持部材20が開放しない(移動しない)ように構成されている。
【0041】
すなわち、図8に示すように、第1分岐爪11の右側に用紙がある状態(特に、用紙が定着部5と上方のガイド部材82,83あるいは搬送ローラ対81(図10参照)等に挟まれてジャムしたような状態)では、開閉カバー13を開放する際、第1分岐爪11が用紙Jに引っ掛かって移動を妨げられるため、弾性部材24が変形してガイド板12の嵌合部25から外れることになる。このため、開閉カバー13(及びガイド板12、従動ローラ14b、第2分岐爪15)が開放されても第1分岐爪11(及び支持部材20)は開放されず、用紙が破けたり分岐爪11が破損したりすることが防止される。
【0042】
なお、支持部材20の弾性部材24とガイド板12の嵌合部25との係合力は、本発明者による実験によれば、5N(ニュートン)以下とするのが適切である。もちろん、図7に示すようにジャム紙がない場合に支持部材20と第1分岐爪11とを開閉カバー13と一体的に回動させるだけの係合力が必要であることは言うまでもない。その係合力は装置構成に応じて適宜設定すれば良い。
【0043】
そして、弾性部材24が嵌合部25から外れて開閉カバー13が開放された状態(図8の状態)から、カバー13を閉める(ジャム処理終了後にカバーを閉める)場合には、自動的に弾性部材24が嵌合部25に係合する。ここで、本実施形態では、カバー13の閉鎖動作により容易に弾性部材24が嵌合部25に係合するように(図6の例では、突出部23Bの先端部が嵌合部25に容易に係合するように)、ガイド板12にガイド部12aを設けている。カバー13を閉めるとき、カバー13とガイド板12は支点22を中心に回動し、図8に太矢印で示す如く、ガイド部12aが弾性部材24に当接する。言い換えれば、カバー13を閉めたときに弾性部材24に当接するようにガイド部12aを設けている。これにより、ガイド部12aが弾性部材24を(図6の例では、突出部23Bを)変形させ、弾性部材24はガイド部12aの角部12bを乗り越えて嵌合部25に係合する。このように、ガイド部12aを設けてカバー13の閉鎖動作により容易に弾性部材24が嵌合部25に係合するように構成しているので、ユーザは分岐爪11の位置や、弾性部材24と嵌合部25との位置関係などを気にすることなく、カバー13を閉めることにより自動的に当初の状態に分岐爪11を戻すことができる。
【0044】
図9〜図11は、本実施形態におけるジャム処理の様子を示すものである。
図9に示すように、標準排紙トレイ6側に排出しようとした用紙が、定着部と排紙ローラとの間で蛇腹状にジャムした場合、開閉カバー13を開放することにより、開閉カバー13(及びガイド板12、従動ローラ14b、第2分岐爪15:図7参照)と共に分岐爪11と支持部材20とが一体的に開放され、分岐爪11がジャム紙Jから遠ざかり、用紙搬送分岐部が大きく開放されて、ジャム紙Jを容易に除去することが可能となる。従来の構成では、図12に示すように、カバー53を開放しても分岐爪51が移動しないため、ジャム紙Jは分岐爪51の左側に隠れ、ジャム紙を除去できない状態となっている。
【0045】
図10では、定着部5と上方の搬送ローラ81とに挟まれて用紙がジャムしている。このばあい、ジャム紙Jは分岐爪11の右側にある(分岐爪11とガイド板12の間にある)ため、開閉カバー13を開放しようとすると分岐爪11がジャム紙Jに突っ張り、分岐爪11(及び支持部材20)の移動が阻害される。これにより、先に説明したように支持部材20に付設された弾性部材24がガイド板12の嵌合部25から外れ(図8参照)、分岐爪11(及び支持部材20)が開放されずに開閉カバー13が開放される。これにより、容易にカバー13を開けることができ、また、カバー13を開放した個所の容易に手が届くところにジャム紙Jがあり、容易にジャム紙Jを除去することが可能となる。図13に示す従来の構成では、分岐爪51の支点がガイド板52に形成されているため、分岐爪51の右側にジャム紙Jがある場合には、ジャム紙Jが突っ張ってカバー53を開放することができなかった。無理にカバーを開けようとすれば、ジャム紙Jが破けたり分岐爪51が破損したりする恐れがある。
【0046】
本実施形態では、用紙の先端側が用紙搬送分岐部10の上流側にある部材(例えばガイド板82,83(図8)又は搬送ローラ81等)に挟持され、用紙の後端側が用紙搬送分岐部10の下流側にある部材(例えば定着装置5)に挟持された状態で開閉カバー13が開放された場合は、図10に示すように、支持部材20とガイド板12の係合(弾性部材24と嵌合部25の係合、又は突出部23Bと嵌合部25の係合)が外れる。しかし、用紙の一方側が用紙搬送分岐部10の上流側にある部材または下流側にある部材のどちらか一方によって挟持された状態で開閉カバー13が開放された場合は、挟持された側と反対側の用紙端部が移動できることにより、支持部材20と開閉カバー13の係止状態が維持され、支持部材20(分岐爪11)開閉カバー13と一体的に回動される。
【0047】
図11では、両面反転装置70(図1参照)に用紙を搬送している場合のジャム処理の様子を示している。ジャム紙Jは第1分岐爪11の右側にあり、さらに、用紙先端は第2分岐爪15とガイド板12の間から両面反転装置70に進入しようとしている。このようなジャムの場合、開閉カバー13を開放しても第1分岐爪11と支持部材20が移動しないため、カバー13の開放によりジャム紙Jの上方が大きく開放されるので、容易にジャム紙Jを除去することが可能となる。図14の従来の構成では、カバー53を開放しても分岐爪51がジャム紙Jの上にあるため、ジャム紙除去の妨げとなっている。
【0048】
このように、本実施形態では、支持部材20に第1分岐爪11を支持するための第1の支点21と支持部材自身を回動させる第2の支点22とを形成し、支持部材20を開閉カバー13と独立または一体的に回動可能に構成したことにより、第1分岐爪11を開閉カバー13と一体的に開放させることと、第1分岐爪11を移動させずに開閉カバー13を開放することができ、第1分岐爪11のどちら側にジャム紙がある場合でも容易にジャム処理を行うことができる。また、分岐爪11の右側(開閉カバー13側)にジャム紙がある場合でも、カバー開放によりジャム紙を破いたり分岐爪11を破損したりすることがない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の用紙搬送経路切替機構または画像形成装置によれば、分岐爪を揺動可能に支持する支持部材であって、前記分岐爪を支持する第1の支点と、前記開閉カバーに対して回動するための第2の支点と、前記開閉カバーと着脱自在に係合する係止手段とを有する分岐爪支持部材を設けたので、分岐爪支持部材が開閉カバーに係止された状態または係止が外れた状態で、開閉カバーを開閉させることができ、分岐爪近傍でのジャム処理性を向上させることができる。
【0051】
請求項3の構成により、分岐爪支持部材の回動を阻害する力が作用した場合には係止手段による開閉カバーと分岐爪支持部材との係止が外れるので、ジャム紙により分岐爪支持部材の回動(すなわち分岐爪の移動)が阻害された場合には係止手段の係止が外れるため、ジャム紙が破れたり分岐爪等の部材が破損したりすることが防止される。
【0052】
請求項4の構成により、分岐爪支持部材と開閉カバーとの間に用紙がある状態で開閉カバーが開放された場合には係止手段による開閉カバーと分岐爪支持部材との係止が外れるので、ジャム紙が破れたり分岐爪等の部材が破損したりすることが防止される。
【0053】
請求項5の構成により、分岐爪支持部材と開閉カバーとの間に用紙があり、且つ用紙の先端側が用紙搬送方向上流側部材により挟持され用紙の後端側が用紙搬送方向下流側部材により挟持された状態で開閉カバーが開放された場合には係止手段による開閉カバーと分岐爪支持部材との係止が外れるので、用紙の先端側及び後端側の双方が挟持された状態でもジャム紙が破れたり分岐爪等の部材が破損したりすることが防止される。
【0054】
請求項6の構成により、用紙の先端側または後端側のどちらか一方側が挟持された状態で開閉カバーが開放された場合には、開閉カバーと分岐爪支持部材との係止状態が維持されるので、開閉カバーと共に分岐爪が開放され、ジャム処理を容易に行うことができる。
【0055】
請求項7又は請求項8の構成により、係止手段は保持部材と被保持部材とで構成され、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方が弾性部材であるか、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方の先端部分が弾性部材であるので、簡単な構成で安価に係止手段を構成することができ、分岐爪支持部材(及び分岐爪)の開閉カバーと独立または一体的な回動を容易に実現することができる。
【0056】
請求項9の構成により、係止手段は、保持部材と被保持部材との係止をガイドするガイド部を有するので、係止が外れた状態から係止状態への復帰を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙搬送経路切替機構を備える画像形成装置の一例を示す断面構成図である。
【図2】その画像形成装置における用紙搬送経路の切り替えを説明する断面図である。
【図3】その画像形成装置における用紙搬送経路の異なる切り替えを説明する断面図である。
【図4】その画像形成装置の分岐部開閉カバーを開放した様子を示す断面図である。
【図5】その画像形成装置の用紙搬送経路切替機構の構成を示す拡大図である。
【図6】分岐爪支持部材の別例を説明するための正面図である。
【図7】分岐爪が開閉カバーと一体的に開放される様子を示す拡大図である。
【図8】分岐爪とは独立に開閉カバーが開放される様子を示す拡大図である。
【図9】その画像形成装置におけるジャム処理の様子を示す断面図である。
【図10】その画像形成装置におけるジャム処理の様子を示す断面図である。
【図11】その画像形成装置におけるジャム処理の様子を示す断面図である。
【図12】従来の用紙搬送経路切替機構の一例を示す断面構成図である。
【図13】従来の用紙搬送経路切替機構の別例を示す断面構成図である。
【図14】その用紙搬送経路切替機構におけるジャム処理の様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体
5 定着部
10 用紙搬送分岐部
11 第1分岐爪
12 ガイド板
12a ガイド部
13 分岐部開閉カバー
14 搬送ローラ対
15 第2分岐爪
20 分岐爪支持部材
21 第1支点
22 第2支点
23B 突出部(係止手段の被保持部材)
24 弾性部材(係止手段の被保持部材)
25 嵌合部(係止手段の保持部材)
Claims (9)
- 画像形成装置における用紙搬送経路を切り替えるための分岐爪と、ジャム処理のため前記分岐爪付近を開放する開閉カバーとを有する用紙搬送経路切替機構において、
前記分岐爪を揺動可能に支持する支持部材であって、前記分岐爪を支持する第1の支点と、前記開閉カバーに対して回動するための第2の支点と、前記開閉カバーと着脱自在に係合する係止手段とを有する分岐爪支持部材を設けたことを特徴とする用紙搬送経路切替機構。 - 用紙搬送経路を切り替えるための分岐爪と、ジャム処理のため前記分岐爪付近を開放する開閉カバーとを有する用紙搬送経路切替機構を備えた画像形成装置において、
前記分岐爪を揺動可能に支持する支持部材であって、前記分岐爪を支持する第1の支点と、前記開閉カバーに対して回動するための第2の支点と、前記開閉カバーと着脱自在に係合する係止手段とを有する分岐爪支持部材を前記用紙搬送経路切替機構に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、
前記分岐爪支持部材の回動を阻害する力が作用した場合には前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、
前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙がある状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、
前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙があり、且つ該用紙の先端側が用紙搬送方向上流側部材により挟持され該用紙の後端側が用紙搬送方向下流側部材により挟持された状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記係止手段により前記分岐爪支持部材を前記開閉カバーと一体的に回動させるとともに、
前記分岐爪支持部材と前記開閉カバーとの間に用紙があり、且つ該用紙の先端側が用紙搬送方向上流側部材により挟持され該用紙の後端側が用紙搬送方向下流側部材により挟持された状態で開閉カバーが開放された場合に前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止が外れ、用紙の一方側が用紙搬送方向上流側部材または用紙搬送方向下流側部材のどちらか一方によって挟持された状態で開閉カバーが開放された場合には前記係止手段による前記開閉カバーと前記分岐爪支持部材との係止状態が維持されることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記係止手段は保持部材と被保持部材とで構成され、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方が弾性部材であることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記係止手段は保持部材と被保持部材とで構成され、該保持部材または被保持部材の少なくとも一方の先端部分が弾性部材であることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記係止手段は、前記保持部材と被保持部材との係止をガイドするガイド部を有することを特徴とする、請求項7又は8に記載の画像形成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000100918A JP3896241B2 (ja) | 1999-05-24 | 2000-04-03 | 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 |
US09/570,178 US6332611B1 (en) | 1999-05-24 | 2000-05-12 | Sheet conveying path switching device and image forming apparatus using the sheet conveying path switching device |
KR1020000025737A KR100350829B1 (ko) | 1999-05-24 | 2000-05-15 | 용지이송경로 전환기구 및 화상형성장치 |
CN00108560A CN1117021C (zh) | 1999-05-24 | 2000-05-16 | 纸运送通道切换机构及图像形成装置 |
DE10025299A DE10025299B4 (de) | 1999-05-24 | 2000-05-22 | Bilderzeugungseinrichtung mit einer Einrichtung zum Umschalten einer Blattförderbahn |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14355499 | 1999-05-24 | ||
JP11-143554 | 1999-05-24 | ||
JP2000100918A JP3896241B2 (ja) | 1999-05-24 | 2000-04-03 | 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039602A JP2001039602A (ja) | 2001-02-13 |
JP3896241B2 true JP3896241B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=26475255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000100918A Expired - Fee Related JP3896241B2 (ja) | 1999-05-24 | 2000-04-03 | 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6332611B1 (ja) |
JP (1) | JP3896241B2 (ja) |
KR (1) | KR100350829B1 (ja) |
CN (1) | CN1117021C (ja) |
DE (1) | DE10025299B4 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6511241B2 (en) * | 2001-01-12 | 2003-01-28 | Hewlett-Packard Company | Integral actuation linkage for paper diverter for switch to straight-through paper path |
JP3748777B2 (ja) * | 2001-02-01 | 2006-02-22 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP3546024B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2004-07-21 | 京セラミタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
US6578845B2 (en) * | 2001-04-09 | 2003-06-17 | Mustek Systems Inc. | Automatic document feeding apparatus having separation mechanism |
CN100436293C (zh) * | 2004-03-12 | 2008-11-26 | 明基电通股份有限公司 | 具有分纸换向装置的打印机及其分纸换向装置 |
JP4537226B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2010-09-01 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
CN101081668B (zh) * | 2006-05-29 | 2010-10-13 | 株式会社理光 | 用于图像形成装置的片状物传送通路切换装置以及片状物传送装置 |
JP4963656B2 (ja) | 2006-10-23 | 2012-06-27 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
JP4999713B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2012-08-15 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
US8061712B2 (en) | 2007-01-26 | 2011-11-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
US7887053B2 (en) * | 2007-02-05 | 2011-02-15 | Pitney Bowes Inc. | Print interface system for a sheet handling device |
JP4980856B2 (ja) * | 2007-11-12 | 2012-07-18 | 株式会社リコー | 記録媒体搬送経路構造及び画像形成装置 |
JP5230268B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2013-07-10 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
JP4760936B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2011-08-31 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送路構造、及び画像形成装置 |
US8371582B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-02-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP5023140B2 (ja) * | 2009-12-11 | 2012-09-12 | シャープ株式会社 | 搬送装置 |
JP5234021B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2013-07-10 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP5780925B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2015-09-16 | レシップ株式会社 | 運賃箱 |
JP5970756B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2016-08-17 | 沖電気工業株式会社 | 搬送方向切替装置及び媒体取扱装置 |
JP6002375B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2016-10-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP6011909B2 (ja) | 2012-03-22 | 2016-10-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US9960287B2 (en) | 2014-02-11 | 2018-05-01 | Picasolar, Inc. | Solar cells and methods of fabrication thereof |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5051158A (ja) * | 1973-09-07 | 1975-05-07 | ||
JPH01308357A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-13 | Minolta Camera Co Ltd | 作像装置 |
JP2890916B2 (ja) | 1991-08-21 | 1999-05-17 | ミノルタ株式会社 | 用紙反転装置 |
US5368290A (en) * | 1992-01-16 | 1994-11-29 | Fujitsu Limited | Paper transport mechanism |
US5516219A (en) * | 1994-08-01 | 1996-05-14 | Lasermaster Corporation | High resolution combination donor/direct thermal printer |
US5839032A (en) * | 1996-03-08 | 1998-11-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having selectably controlled sheet discharge paths |
JP2916118B2 (ja) | 1997-07-14 | 1999-07-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-04-03 JP JP2000100918A patent/JP3896241B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-12 US US09/570,178 patent/US6332611B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-15 KR KR1020000025737A patent/KR100350829B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-05-16 CN CN00108560A patent/CN1117021C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-22 DE DE10025299A patent/DE10025299B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001039602A (ja) | 2001-02-13 |
DE10025299B4 (de) | 2006-01-19 |
DE10025299A1 (de) | 2000-12-21 |
US6332611B1 (en) | 2001-12-25 |
KR20010049351A (ko) | 2001-06-15 |
KR100350829B1 (ko) | 2002-08-28 |
CN1274674A (zh) | 2000-11-29 |
CN1117021C (zh) | 2003-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3896241B2 (ja) | 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置 | |
JP2997619B2 (ja) | シート排出装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
EP0532065B1 (en) | Electrostatic copying apparatus | |
JP4724395B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP1046600B1 (en) | Roll paper unit and image formation apparatus | |
JP3697845B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH061492A (ja) | 画像形成装置の紙詰まり除去装置 | |
JP3755978B2 (ja) | 画像形成装置におけるシート搬送装置 | |
JP3466381B2 (ja) | 画像形成装置の用紙搬送装置 | |
JP3319180B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JPH03243548A (ja) | 給紙装置の紙づまり解除機構 | |
JP2001121783A (ja) | シート排出装置 | |
JP4044996B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02127333A (ja) | 給紙装置 | |
JP3167861B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1077137A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09292747A (ja) | 画像形成装置のジャム処理機構 | |
JP3609254B2 (ja) | プリンタ | |
JPH1020593A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2803312B2 (ja) | 用紙処理装置 | |
JP2007219179A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11143156A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0641951Y2 (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JPS63112348A (ja) | 記録装置 | |
JPH02175546A (ja) | シート材給送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |