JP3748777B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙等のシートを画像形成部へ供給する供給部と、前記画像形成部から搬送されたシートを外部へ排出する排出部との間の搬送路を開放することにより、該搬送路に停滞しているシートを取り除くことができるように構成された画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機においてもディジタル化が進んでおり、レーザ記録による記録画像の高画質化が図られている。ディジタル複写機はインターフェースを介して接続されているパーソナルコンピュータ及び他機のファクシミリ機等、複写機のスキャナ部以外から送られてくる画像情報の画像出力も可能となっている。
【0003】
このため、他機から順次送られてくる画像情報を受信した順序で画像出力する必要がある。最近では画像が形成された面が下側となるように順次排出部から排出するフェイスダウン式が主流となっている。
【0004】
このフェイスダウン式は、画像形成部の下側に配置された給紙ユニット等の供給部からシートを順次供給し、画像が形成されたシートを画像形成部の上側に配置された排出部からフェイスダウン排出する搬送路を備えており、さらに、前記供給部及び排出部の間の縦状の搬送路に、一対になった複数の搬送ローラ、転写器、剥離器、定着器などの機器が配置された複雑な構造となっている。また、最近では画像形成装置の小型化が進んでいるため、画像形成装置のトラブルによって搬送中のシートが前記搬送路で停滞した場合、この停滞したシートの除去作業は面倒である。
【0005】
そこで、特公平8−18724号公報に記載されているように、装置本体を、前記供給部及び排出部の間の縦状の搬送路に対して一方側と他方とに分割し、一方側を前記画像形成部が設けられた静止体とし、他方側の下側を1つの支軸を介して前記静止体に枢着することにより前記静止体に対して揺動が可能な可動体とし、搬送中のシートが前記搬送路で停滞した場合、前記支軸を中心として前記可動体を揺動させることにより、前記搬送路を開放し、搬送路に停滞しているシートを取り除くことができるようにした画像形成装置が提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の画像形成装置にあっては、装置本体の可動体が静止体に枢着されており、該可動体が支軸を中心として揺動する構成であるため、揺動中心と反対側では搬送路を大きく開放することができる反面、揺動中心側では搬送路を大きく開放させることができない。従って搬送路の入側(供給部側)でシートが停滞した場合、この停滞しているシートを取り除き難いと言う不具合がある。
【0007】
また、支軸を中心として弧を描くように可動体の全体が揺動するため、該可動体に装着された転写器、搬送ローラ等の搬送路構成部品の動きも直線的ではなく曲線的な動きをすることとなる。従って、静止体に装着された画像形成部、搬送ローラ、定着器等の搬送路構成部品と、可動体側の前記搬送路構成部品との正確な位置決めが困難となる。特に揺動中心から遠い側、換言すれば搬送路の出側では可動体が大きく弧を描くように揺動するため、静止体側との位置関係など精度が要求される。この搬送路構成部品の位置精度が保てない場合、搬送路で搬送されるシートの搬送トラブルにつながることとなる。
【0008】
さらに、支軸を中心として可動体を揺動させたとき、該可動体に比較的大きな衝撃力が発生することになるが、この衝撃力の発生を考慮して、支軸部分の強度補償と、油圧ダンパーなどによる衝撃緩和を設けた場合、画像形成装置の全体が重量増となり、また、可動体を揺動させるときの負荷が増加し、可動体の操作性が悪くなると言う不具合がある。
【0009】
また、搬送路の入側(供給部側)を大きく開放させるためには、前記支軸と静止体との間の距離を比較的長くする必要があるため、画像形成装置が大型化することになり、可動体の揺動域を含めた画像形成装置の設置スペースが広くなり、限られたスペースでの設置が困難となる。また、可動体にスイッチバック搬送路及び該スイッチバック搬送路を開放させるための揺動が可能なカバー体が設けられている場合、一旦揺動させた可動体に対し、さらにカバー体を揺動させる必要があり、シートの取り除き作業性がより一層悪くなる。
【0010】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は副搬送路を静止体及び可動体の間に配し、且つ側方に向けて平坦状とし、前記可動体を前記副搬送路に沿う方向へ摺動可能とすることにより、大型化することなく搬送路をその全域に亘って大きく開放することができ、さらに、副搬送経路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる画像形成装置を提供することにある。
【0011】
また、他の目的は装置本体の静止体又は可動体に、搬送路の幅方向両側で、且つ搬送路の入出側に、可動体の摺動を案内する案内部材を設けた構成とすることにより、可動体を閉摺動したとき、静止体及び可動体の間で搬送路を構成する部品の位置関係を良好に保つことができ、さらに、可動体に装着された転写器等の補助機器の画像形成部に対する位置決めをより一層正確に行うことができる画像形成装置を提供することにある。
【0013】
また、他の目的は転写器等の補助機器を可動体に揺動自在に設けた構成とすることにより、可動体を閉摺動したとき、画像形成部に対する補助機器の位置決めをより一層正確に行うことができる画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、該画像形成部の下側位置から前記画像形成部に向けて前記シートを供給する供給部と、前記画像形成部の上側に配置され、前記画像形成部から搬送されたシートを外部へ排出する排出部と、前記供給部及び排出部の間に設けられた搬送路と、該搬送路の出側で連通し、前記画像形成部から搬送されたシートを前記排出部と反対の方向へ搬送する副搬送路と、前記搬送路に対して一方側を前記画像形成部が設けられた静止体とし、他方側を前記静止体に対して接離が可能な可動体としてある装置本体とを備えた画像形成装置において、前記副搬送路は前記静止体及び可動体の間に配され、且つ側方に向けて平坦状であり、前記可動体は前記副搬送路に沿う方向へ摺動可能としてあり、該可動体の摺動により前記副搬送路を開放するようにしてあることを特徴とする。
【0015】
第1発明にあっては、可動体を開摺動させることにより、供給部及び排出部の間の搬送路をその全域に亘って大きく開放することができるため、搬送路で湾曲した部分等の停滞し易い部分に停滞しているシートを容易に発見することができるとともに、該シートを簡単に取り除くことができ、シートの取り除き作業性を良好にできる。
しかも、副搬送経路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる。
また、可動体は摺動し、開摺動するときの可動体に加わる衝撃力を比較的小さくすることができるため、可動体の支持構造を簡素化できるとともに、画像形成装置の全体を軽量化でき、画像形成装置の設置スペースを比較的狭くすることができる。
【0024】
発明に係る画像形成装置は、前記副搬送路はその入側が前記搬送路と重合し、該入側からその出側にかけて前記排出部と反対の方向に沿う平坦状にしてあり、前記可動体は前記副搬送路に沿う方向へ摺動可能としてあることを特徴とする。
【0025】
発明にあっては、排出部と反対の方向に沿う平坦状の副搬送路の入側が搬送路と重合しているため、可動体の摺動量をより一層短くすることができ、画像形成装置の設置スペースをより一層狭くすることができる。
【0032】
発明に係る画像形成装置は、前記可動体は、前記副搬送路に搬送される前記シートを支持し、該シートを前記副搬送路に沿わせて案内する案内部を有することを特徴とする。
【0033】
発明にあっては、第1発明によって得られる効果を得ることができ、また、搬送路のシートを可動体の案内部に沿わせて副搬送路へ搬送することができるため、可動体を開摺動することにより、副搬送路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる。
【0036】
発明に係る画像形成装置は、前記副搬送路の出側及び前記搬送路の入側で連通し、前記副搬送路から搬送されたシートを前記供給部側へ搬送するスイッチバック搬送路を備えており、前記可動体は前記スイッチバック搬送路から前記搬送路へ搬送されたシートを搬送路に沿わせて案内する案内部を有することを特徴とする。
【0037】
発明にあっては、可動体を閉摺動したとき、スイッチバック搬送路の出側と連通する部分の搬送路を簡単な構成で所定の状態に位置付けすることができ、搬送路における静止体及び可動体の間の継ぎ目部分での搬送異常を抑制することができる。
【0038】
発明に係る画像形成装置は、前記画像形成部から搬送されたシートを前記排出部又は前記副搬送路へ切替えて搬送する搬送切替体及び該搬送切替体を保持した保持体を備え、該保持体が前記可動体に揺動自在に取付けてあることを特徴とする。
【0039】
発明にあっては、搬送切替体を保持した保持体が可動体に揺動自在に取付けられているため、可動体を閉摺動するとき、搬送切替体の搬送路及び副搬送路に対する位置決めを正確に行うことができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。また、定着後でシートの搬送が不安定となる副搬送路への搬送においてもシートを良好に搬送することができる。
【0046】
発明に係る画像形成装置は、前記静止体又は可動体は前記可動体の摺動を案内する案内部材と、前記可動体の摺動を禁止する禁止手段とを有しており、該案内部材及び禁止手段の間に前記画像形成部で前記シートへの画像形成を補助する補助機器が設けてあることを特徴とする。
【0047】
発明にあっては、案内部材と禁止手段との間で補助機器が可動体に設けられているため、可動体が閉摺動するとき、補助機器を安定した状態で画像形成部に向かって直線的に移動させることができるとともに、可動体が閉じた状態を確実に維持することができる。従って、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にできるとともに、この位置決め状態を確実に維持することができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0048】
発明に係る画像形成装置は、前記静止体又は可動体は前記搬送路の入側及び出側に前記可動体の摺動を案内する案内部材が設けてあり、該案内部材の間に、前記画像形成部で前記シートへの画像形成を補助する補助機器、及び前記可動体の摺動を禁止する禁止手段を設けてあることを特徴とする。
【0049】
発明にあっては、装置本体の上側と下側とに案内部材を設けることができるため、搬送路に停滞しているシートを前記案内部材に邪魔されることなく簡単に取り出すことができる。しかも、補助機器と禁止手段とが可動体を摺動させるための案内部材の間に設けられているため、可動体が閉摺動するとき、補助機器をほぼ正確な位置関係で画像形成部に向かって直線的に移動させることができ、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にできる。また、可動体をスムーズに摺動させることができるとともに、可動体が摺動するときの歪を抑制でき、可動体を直線的に摺動させることができる。
【0050】
発明に係る画像形成装置は、前記搬送路の幅方向両側に前記可動体の摺動を案内する案内部材が設けてあり、該案内部材の近傍となる位置に前記画像形成部での画像形成を補助する補助機器が設けてあることを特徴とする。
【0051】
発明にあっては、搬送路の幅方向両側に設けられた案内部材の間に補助機器が設けられているため、可動体が閉摺動するとき、補助機器をほぼ正確な位置関係で画像形成部に向かって直線的に移動させることができ、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にでき、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0052】
発明に係る画像形成装置は、前記搬送路の幅方向一側に設けられた案内部材は他側に設けられた案内部材よりも個数を多くしてあることを特徴とする。
【0053】
発明にあっては、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材の個数を奥側となる案内部材の個数よりも少なくすることができるため、搬送路に停滞しているシートの発見が容易であり、しかも、停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
【0054】
10発明に係る画像形成装置は、前記補助機器はその一側が前記一側に設けられた案内部材の間に支持され、その他側が前記他側に設けられた案内部材の近傍となる位置に支持されていることを特徴とする。
【0055】
10発明にあっては、補助機器の他側が案内部材の近傍となる位置、一側が複数の案内部材の範囲内となる位置で可動体に支持されているため、可動体が閉摺動するとき、補助機器をほぼ正確な位置関係で画像形成部に向かって直線的に移動させることができる。従って、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にでき、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0056】
11発明に係る画像形成装置は、前記補助機器は前記画像形成部に接触する接触式の転写器であり、該転写器を前記禁止手段の近傍となる位置に設けてあることを特徴とする。
【0057】
11発明にあっては、シートと転写器との位置関係を常に良好に保つことができるとともに、回転駆動される転写器とシートとの関係の変化を前記禁止手段によって極力抑えることができ、画像形成部に対する転写器の位置決めを正確にでき、シートに形成する画像の品質を向上することができる。
【0058】
12発明に係る画像形成装置は、前記搬送路の幅方向他側に設けられた案内部材は前記搬送路で前記シートの一辺に当接する当接部と遠ざかる位置に設けてあることを特徴とする。
【0059】
13発明に係る画像形成装置は、前記当接部は湾曲した部分、副搬送路が連通する連通部、スイッチバック搬送路が連通する連通部であることを特徴とする。
【0060】
12発明及び第13発明にあっては、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材を、搬送路でも特にシート搬送の異常が発生し易い位置を避けて設けることができるため、搬送路に停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
【0061】
14発明に係る画像形成装置は、前記補助機器は揺動自在に設けてあることを特徴とする。
14発明にあっては、補助機器が可動体に揺動自在に取付けられているため、可動体を閉摺動するとき、補助機器の画像形成部表面に対する位置決めを正確に行うことができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。また、補助機器の画像形成部表面に対する位置決めを正確に行うことができるため、前記可動体を摺動させるための摺動手段を高精度にする必要がなく、コストを低減化できるとともに、可動体の摺動操作をスムーズに行うことができる。
【0062】
15発明に係る画像形成装置は、前記補助機器は前記画像形成部に形成された画像を前記シートに転写する転写器であり、該転写器は前記静止体に設けられた電源端子に接離される接続端子が設けてあることを特徴とする。
15発明にあっては、案内部材によって摺動可能とした可動体を閉摺動したとき、転写器を静止体側の画像形成部に対して適切な状態で位置決めすることができ、しかも、位置決めを正確に行うことができる転写器に接続端子を設けてあるため、可動体を閉摺動したとき、転写器の接続端子を静止体の電源端子に確実に接続することができ、シートへの画像の形成を保証することができる。また、接続端子を電源端子に確実に接続することができるため、電源端子及び接続端子部分の破損、接触不良による動作の異常を禁止することができる。
【0064】
16発明に係る画像形成装置は、前記補助機器は前記画像形成部に接触する接触式の転写器であり、該転写器は前記静止体に設けられた電源端子に接離される接続端子が設けてあることを特徴とする。
16発明にあっては、画像形成部に対する位置決めを正確に行うことができる転写器に接続端子を設けてあるため、可動体を閉摺動したとき、転写器の接続端子を静止体の電源端子に確実に接続することができ、シートへの画像の形成を保証することができる。また、接続端子を電源端子に確実に接続することができるため、電源端子及び接続端子部分の破損、接触不良による動作の異常を禁止することができる。
【0065】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る画像形成装置の搬送路を開放した状態の断面図、図2は画像形成装置の搬送路を開放した状態の要部の断面図、図3は画像形成装置の搬送路を閉鎖し、供給部を一つとした状態の断面図である。
【0066】
この画像形成装置は、図1乃至図3に示すように、シートに画像を形成するドラム形の感光体を用いてなり、スキャナ部1で読み取った原稿の画像をその表面に形成する画像形成部2と、該画像形成部2の下側に積層配置され、カセットに収容されたシートを前記画像形成部2に供給する複数の供給部3と、前記画像形成部2の上側に配置され、前記画像形成部2から搬送されたシートを外部へ排出する排出部4と、前記画像形成部2との間の距離が大きい下側の供給部3a及び前記排出部4の間に設けられた縦状の、換言すれば略鉛直方向に沿う搬送路5と、該搬送路5の出側で連通し、前記画像形成部2から搬送されたシートを前記排出部4と反対の方向へ搬送する副搬送路6と、前記搬送路5に対して一方側を前記画像形成部2が設けられた静止体71とし、他方側を前記静止体71に対して摺動可能な可動体72としてある装置本体7とを備えている。
【0067】
搬送路5を臨む位置には供給部3から前記画像形成部2へ搬送されるシートの搬送タイミングを制御し、シートを正確なタイミングで画像形成部2へ搬送する一対の制御ローラ8,8と、前記シートを前記制御ローラ8に案内する板状の一対の案内体9,9と、前記画像形成部2と接触して該画像形成部2で形成(現像)されたトナー画像をシートに転写させる接触式の転写器10と、該転写器10によってシートに転写されたトナー画像をシートに定着させる定着器11とを設けてあり、さらに、搬送路5を臨む位置には夫々の供給部3の近傍位置と、排出部4の近傍位置と、定着器11及び副搬送路6の間とに夫々一対の搬送ローラ12,13,14,15とを設けてある。尚、転写器10は画像形成部2での画像形成を補助する補助機器を構成している。
【0068】
画像形成部2の周りには、画像形成部2に電荷を付与する帯電器16、画像形成部2に形成された静電潜像を現像する現像器17、前記転写器10、画像形成部2表面の残留トナーを回収するクリーニング器18等が配置されている。現像器17の槽とクリーニング器18とは搬送パイプ19等のトナー回収手段によって接続されており、クリーニング器18によつて除去されたトナーを現像器17の槽へ導入し、トナーの再利用を図ることができるようにしてある。
【0069】
装置本体7は前記搬送路5の途中で停滞したシートを取り除く処理を行うことができるように搬送路5を境として前記静止体71と可動体72とに分割されており、可動体72を静止体71に対してほぼ平行に開摺動させることにより、搬送路5の全域をほぼ等間隔で大きく開放することがでるようにしてある。
【0070】
静止体71には、前記スキャナ部1、画像形成部2、帯電器16、現像器17、クリーニング器18、定着器11、制御ローラ8,8、案内体9、搬送ローラ12乃至15が装着されており、さらに、静止体71の下側には前記供給部3のカセットが側方へ入出可能に支持してある。また、静止体71の画像形成部2の近傍位置にはピン等の係合部20を設けてある。
【0071】
可動体72には、前記係合部20との係合/離脱が可能であり、可動体72の摺動を禁止して搬送路5の閉状態を維持するためのロック爪21を用いてなる禁止手段と、前記静止体71へ向けて延出された細幅板状の複数の案内部材22と、前記転写器10と、前記画像形成部2から搬送されたシートを前記排出部4又は前記副搬送路6へ切替えて搬送する搬送切替体23と、前記副搬送路6を入側とし、出側が前記搬送路5の入側に連通するスイッチバック搬送路24と、該スイッチバック搬送路24を臨む位置に配置された複数の搬送ローラ25と、前記スイッチバック搬送路24の中間部を外部へ開閉させるためのカバー体26とが設けられている。尚、このカバー体26はその下側が支軸27を介して揺動可能としてある。
【0072】
また、可動体72には画像形成部2に対する距離が長い下側の供給部3aから供給されるシートを搬送路5に沿って案内する第1の案内部72aと、前記画像形成部2で画像が形成されたシートを搬送路5に沿って案内する第2の案内部72bと、前記シートの両面に画像を形成すべくスイッチバック搬送路24から前記搬送路5へ搬送されたシートを搬送路5に沿って案内する第3の案内部72cとを設けてある。
【0073】
ロック爪21は可動体72の転写器10の近傍位置に設けてあり、該ロック爪21に繋がるレバー21aを操作することによりロック爪21を揺動させ、前記係合部20との係合を離脱させ、また、ロック爪21の係合部20との係合により可動体72の開摺動を禁止するようにしてある。
【0074】
案内部材22…は前記静止体71に設けられた複数の案内孔(図示せず)に摺動可能に挿入されている。さらに、案内部材22…は前記搬送路5の幅方向両側、及び搬送路5の入出側(図1では上下側)に夫々1つが設けてあり、該案内部材22…の間、詳しくは4つの案内部材22…の間のほぼ中央部となる位置に前記転写器10を設けてある。
【0075】
転写器10は可動体72が開摺動したときにおいて前記画像形成部2との位置関係を正確に保つことができるように可動体72に装着してあり、一対の回転輪間に掛設された転写ベルト10aと、該転写ベルト10a及び前記静止体71に設けられた電源端子(図示せず)に接続が可能な接続端子(図示せず)を支持した支持体10bとを備えている。また、該支持体10bが前記可動体72に揺動自在に取付けられているとともに、位置決めピン28a及び当り28bを有する位置決め手段28によって転写器10の画像形成部2に対する位置を正確に位置決めすることができるようにしてある。
【0076】
図2に示す如く支持体10bには前記供給部3側である一端と前記排出部4側である他端との間に突設され、先端が円錐形に尖っている一対の位置決めピン28aと、前記一端及び他端に突設された当り28b,28bとを設けてあり、前記位置決めピン28aに対応する円錐形の位置決め孔と、前記当り28b,28bに対応する当接部とが前記静止体71に設けてあり、可動体72が閉摺動するとき、位置決めピン28aが位置決め孔に挿入されて転写器10の前記入出方向への位置決めを行うとともに、当り28b,28bが当接部に当接して、転写器10の画像形成部2表面に対する位置決めを行い、さらに、接続端子が電源端子に接続され、転写器10に電圧を印加することができるようにしてある。
【0077】
制御ローラ8,8及び案内体9,9は可動体72が開摺動されたときにおいても両者の一定の位置関係を保つことができるように静止体71に装着してあり、レジスト精度の向上を図ってある。また、案内体9,9は、制御ローラ8,8と上側の供給部3の近傍位置に設けられた搬送ローラ13との間で搬送路5に対して適宜に離間しており、供給部3から搬送されたシートの一辺を制御ローラ8,8へ正確に送るとともに、シートの斜め送り等を補正可能としてある。
【0078】
図4は画像形成装置の搬送路の入側部分の拡大断面図である。
画像形成部2に対する距離が短い上側の供給部3bの搬送路5は湾曲した一対の案内板29,29を介して前記搬送路5に連通している。案内板29,29の一方はシートの入側が静止体71に枢着され、該案内板29を揺動させることにより搬送路5を大きく開放することができるようにしてある。
【0079】
図5は搬送路の出側部分の拡大断面図である。
搬送路5の出側、換言すれば搬送路5の定着器11及び排出部4の間では排出部4が側方へ向くように湾曲しており、この湾曲部に前記搬送切替体23と前記副搬送路6に沿う第4の案内部72dとを設けてある。
【0080】
副搬送路6は、静止体71と可動体72との間に形成されており、副搬送路6の入側が前記排出部4から適宜に離間した位置に亘って搬送路5と重合し、該入側から出側にかけて前記排出部4と反対の方向に沿う平坦状にしてあり、該副搬送路6と搬送路5との連通部は略T字路を成している。
【0081】
副搬送路6を臨む位置には、前記静止体71の上側に側方へ向けて平坦状に設けられた案内部71aと、可動体72に設けられた前記搬送切替体23及び第4の案内部72dとが配置されており、可動体72を開摺動したとき、副搬送路6のほぼ全域を開放することができるようにしてある。
【0082】
また、副搬送路6は搬送路5の入出側の長さよりも短くしてあり、該副搬送路6に沿う方向へ前記可動体72を摺動させるようにしてある。
【0083】
搬送切替体23は内側に湾曲案内面23aを有し、外側に前記副搬送路6を臨む平坦状の案内面23bを有する略L字形に形成されている。この搬送切替体23はその中間部が枢軸30して保持体31に揺動可能に保持され、その自重によって排出部4を搬送路5と副搬送路6とに連通させるようにしてある(図5a参照)。そして、シートが排出部4へ排出される場合、定着器11から搬送されたシートが前記湾曲案内面23aに当接して搬送切替体23が図5(a) の時計方向へ揺動し(図5のb参照)、また、一面に画像が形成されたシートがスイッチバック搬送される場合、湾曲案内面23aに当接したシートが湾曲案内面23aを完全に通過したとき、搬送切替体23が自重によって図5(b) の反時計方向へ揺動し(図5のc参照)、再び排出部4が搬送路5と副搬送路6とに連通することになり、この状態で搬送ローラ14を駆動させてシートの搬送方向を反転させることによりシートを排出部4から副搬送路6へ搬送することができるようにしてある。
【0084】
また、搬送切替体23は前記保持体31に揺動可能に保持されており、さらに、該保持体31が前記可動体72に揺動自在に取付けられているとともに、位置決めピン32a及び当り32bを有する位置決め手段32によって搬送切替体23の前記搬送路5及び副搬送路6との位置関係を正確に保つことができるようにしてある。
【0085】
図2に示す如く保持体31には前記供給部3側である一端と前記排出部4側である他端との間に突設され、先端が円錐形に尖っている一対の位置決めピン32aと、前記一端及び他端とに突設された当り32b,32bとを設けてあり、前記位置決めピン32aに対応する円錐形の位置決め孔と、前記当り32b,32bに対応する当接部とが前記静止体71に設けてあり、可動体72が閉摺動するとき、位置決めピン32aが位置決め孔に挿入されて搬送切替体23の前記入出方向への位置決めを行うとともに、当り32b,32bが当接部に当接して、搬送切替体23の搬送路5及び副搬送路6に対する位置決めを行うことができるようにしてある。
【0086】
以上の如く構成された画像形成装置において、画像形成装置のトラブルによって搬送中のシートが前記搬送路5で停滞した場合、装置本体7の図示しない禁止手段を操作し、可動体72の摺動防止を解除した状態で可動体72を静止体71に対して平行に開摺動することにより転写器10及び搬送切替体23が可動体72とともに離間移動し、搬送路5をその全域に亘ってほぼ等間隔で大きく開放することができ、搬送路5の何れの箇所であっても前記停滞しているシートを容易に、早急に発見することができるとともに、停滞している箇所に手を差し入れて前記シートを簡易に取り除くことができ、シート取り除き操作性を良好にできる。
【0087】
また、副搬送路6は排出部4と反対の方向に沿った平坦状にしてあり、静止体71と可動体72との間に形成してあるため、可動体72を側方へ開摺動したとき、副搬送路6のほぼ全域を開放することができる。従って、シートの両面に画像を形成する場合等、副搬送路6にシートが停滞したときであっても、停滞しているシートを容易に発見することができるとともに、該シートを簡易に取り除くことができ、シート取り除き操作性が良好である。
【0088】
さらに、副搬送路6は搬送路5の入出側の長さよりも短くしてあり、該副搬送路6に沿う方向へ可動体72を摺動させるようにしてあるため、比較的少ない摺動量で搬送路5から副搬送路6に至る全域を大きく開放することができる。
【0089】
可動体72は案内部材22によって平坦状に摺動し、開摺動するときの可動体72に加わる衝撃力を比較的小さくすることができるため、可動体72の支持構造を簡素化できるとともに、画像形成装置の全体を軽量化でき、画像形成装置の設置スペースを比較的狭くすることができる。
【0090】
また、シートを挟みつつ搬送路5に沿って搬送する一対の搬送ローラ12乃至15は静止体71に設けてあるため、上述の如く縦状の搬送路5を開放したとき、搬送路5に停滞しているシートの挟み込み状態を維持することができる。従って、縦状の搬送路5に停滞しているシートが撓んだり、落下したりして未定着トナー像により搬送路5の周辺や利用者の手が汚れるのを防止することができるとともに、搬送路5におけるシートを容易に発見することができ、シート取り除き操作性がより一層良好である。縦状の、換言すれば略鉛直方向に沿う搬送路5
【0091】
以上の如く可動体72が開摺動するとき、該可動体72に設けられた転写体10が、静止体71に設けられた画像形成部2に対して離間することになるため、搬送路5にシートが停滞したとき、画像形成部2と転写器10との間に挟まれて残ったシートは、その把持状態が解除されることになる。従って、停滞しているシートの取り除き時において、画像形成部2と転写器10との間に挟まれているシートを無理に引っ張ったりして停止状態の画像形成部2及び転写器10の転写ベルトの表面をシートによって破損させるといった不具合を防止できる。特に、プリンタ等においては、OHPシート、はがき、封筒等、硬質又は厚紙を用いる機会が多いが、この場合においても画像形成部2の表面の傷付きを防止することができる。
【0092】
停滞しているシートを取り除いた後、可動体72を閉摺動することにより搬送路5を閉じることができる。この場合、可動体72は搬送路5の幅方向両側、及び搬送路5の入出側に設けられた4つの案内部材22によって平坦状に摺動するため、可動体72に設けられた取っ手を持ち上げたりして可動体72が偏った状態で閉摺動されたとしても、転写器10をほぼ正確な位置関係で画像形成部2に向かって移動させることができ、画像形成部2と転写器10との位置関係、搬送切替体23と搬送路5及び副搬送路6との位置関係等、静止体71及び可動体72の間で搬送路5を構成する部品の位置関係を良好に保つことができ、搬送路5での搬送異常を少なくすることができる。
【0093】
また、転写器10と、搬送切替体23が保持された保持体28とは可動体72に揺動自在に取付けてあるため、可動体72を閉摺動するとき、転写器10の画像形成部2表面に対する位置決めと、搬送切替体23の搬送路5及び副搬送路6に対する位置決めとを正確に行うことができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。さらに、定着後でシートの搬送が不安定となる副搬送路6への搬送においてもシートを良好に搬送することができる。
【0094】
また、搬送切替体23は、駆動機器を用いることなくその自重とシートの搬送力とによって揺動させるようにしてあるため、該搬送切替体23を可動体72に装着することができ、可動体72を開摺動したとき、前記副搬送路6を良好に開放することができる。
【0095】
実施の形態2
図6は実施の形態2の搬送路を開放した状態の断面図である。
実施の形態2の画像形成装置は複数の供給部3をオプションとして前記静止体71の下側に積層状に装着することができるように構成してある。図6では実施の形態1の画像形成装置に2つの供給部がオプションとして装着してあり、夫々の供給部3…はせ搬送路5に連通している。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0096】
実施の形態3
実施の形態3の画像形成装置は搬送路5の入側、出側にのみ前記案内部材22,22を設けてある。具体的には側面視において図2とほぼ等しい位置に設けてある。
【0097】
実施の形態3においては、縦状の搬送路5を有する装置本体の上側と下側とに案内部材22,22を設けることができるため、搬送路5に停滞しているシートを前記案内部材22,22に邪魔されることなく簡単に取り出すことができ、しかも、可動体72をスムーズに摺動させることができるとともに、可動体72が摺動するときの歪を抑制でき、可動体72を直線的に摺動させることができる。その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0098】
実施の形態4
図7は実施の形態4の搬送路を開放した状態の斜視図である。
実施の形態4の画像形成装置は、前記案内部材22を前記搬送路5の幅方向両側に設け、該案内部材22,22の近傍となる位置に前記転写器10を設けてある。
【0099】
実施の形態4においては、縦状の搬送路5の幅方向両側に設けられた案内部材22,22の間に転写器10が設けられているため、可動体72が閉摺動するとき、転写器10をほぼ正確な位置関係で画像形成部2に向かって直線的に移動させることができ、画像形成部2に対する転写器10の位置決めを正確にでき、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0100】
実施の形態5
図8は実施の形態5の搬送路を開放した状態の斜視図である。
実施の形態5の画像形成装置は、搬送路5の幅方向一側で、画像形成装置が配置された状態において奥側となる案内部材22を、搬送路5の幅方向他側で、手前側となる案内部材22よりも個数を多くしてある。
【0101】
実施の形態5においては、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材22の個数が奥側となる案内部材22の個数よりも少ないため、搬送路5に停滞しているシートの発見が容易であり、しかも、停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材22が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0102】
実施の形態6
図9、図10は実施の形態6の搬送路を開放した状態の斜視図である。
実施の形態6の画像形成装置は、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材22を搬送切替体23が設けられた湾曲部、副搬送路6が搬送路5に連通する連通部、スイッチバック搬送路24が搬送路5に連通する連通部等の搬送路5でシートが停滞し易い部分を避けて、該停滞し易い部分と遠ざかる位置に設けてある。
【0103】
図9は搬送切替体23が設けられた湾曲部、副搬送路6が搬送路5に連通する連通部を避けて搬送路5の入側に設けてあり、また、図10は搬送切替体23が設けられた湾曲部、副搬送路6が搬送路5に連通する連通部、及びスイッチバック搬送路24が搬送路5に連通する連通部を避けて前記転写器10及び定着器11の間の側方に設けてある。
【0104】
実施の形態6においては、搬送路5で特にシート搬送の異常が発生し易い位置を避けて案内部材22が設けられているため、搬送路5に停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材22が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0105】
実施の形態7
図11は画像形成装置の搬送路を開放した状態の要部の断面図である。
実施の形態6の画像形成装置は、前記案内部材22を搬送路5の入側にのみ設けてある。
【0106】
実施の形態7においては、搬送切替体23が設けられた湾曲部、副搬送路6が搬送路5に連通する連通部、スイッチバック搬送路24が搬送路5に連通する連通部等の搬送路5でシートが停滞し易い部分を避けて案内部材22が設けられているため、搬送路5に停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材22がより一層邪魔になり難く、シート取り除き操作性をより一層良好にできる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0107】
以上説明した実施の形態の如く複数の案内部材22…の間に転写器10と禁止手段とを位置付け、さらに、転写器10と禁止手段とを近傍配置させることにより、画像形成部2に対する転写器10の位置決めを正確にでき、画像形成部2の転写領域に対する転写器10の位置ずれを発生させることなく、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0108】
尚、以上説明した実施の形態では案内部材22…の間に転写器10を設けたが、その他、前記転写器10は前記案内部材22…と前記禁止手段との間に設けてもよい。また、転写器10は前記案内部材22…の間の中央部となる位置に設ける他、前記禁止手段の近傍となる位置に設けてもよい。また、転写器10は図8に示す如くその一側を前記奥側となる案内部材22の間に支持し、その他側を前記手前側となる案内部材22の近傍となる位置に支持してもよい
【0109】
また、以上説明した実施の形態では、案内部材22…を可動体72に設け、該案内部材22…の摺動を案内する案内孔を静止体71に設けが、その反対に案内部材22…を静止体71に設け、案内孔を可動体72に設けてもよい。また、案内部材22…は相対移動が可能に嵌合された一対の筒体を用い、一方の棒状体を静止体71に固定し、他方の棒状体を可動体72に固定した構造としてもよい。また、案内部材22の個数は特に制限されない。
【0110】
また、以上説明した実施の形態では、装置本体7の静止体71に一対の制御ローラ8、一対の案内体9及び搬送ローラ12,13,15を設け、可動体72に転写器10及び搬送切替体23を設けたが、その他、一対の制御ローラ8、一対の案内体9及び搬送ローラ12,13,15の何れか又は全てを可動体71に設け、転写器10及び搬送切替体23の一方又は両方を静止体71に設けてもよい。
【0111】
【発明の効果】
以上詳述した如く第1発明によれば、可動体を摺動させて搬送路をその全域に亘って大きく開放することができるため、搬送路で湾曲した部分等の停滞し易い部分に停滞しているシートを容易に発見することができるとともに、該シートを簡単に取り除くことができ、シートの取り除き作業性を良好にできる。しかも、副搬送経路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる。また、開摺動するときの可動体に加わる衝撃力を比較的小さくすることができるため、可動体の支持構造を簡素化できるとともに、画像形成装置の全体を軽量化でき、画像形成装置の設置スペースを比較的狭くすることができる。
【0114】
第5発明によれば、第1発明によって得られる効果を得ることができ、さらに、サブ搬送経路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる。
【0116】
発明によれば、排出部と反対の方向に沿う平坦状の副搬送路の入側が搬送路と重合しているため、可動体の摺動量をより一層短くすることができ、画像形成装置の設置スペースをより一層狭くすることができる。
【0120】
発明によれば、第1発明によって得られる効果を得ることができ、さらに、搬送路のシートを可動体の案内部に沿わせて副搬送路へ搬送することができるため、可動体を開摺動することにより、副搬送路を大きく開放することができ、副搬送路に停滞しているシートを簡単に取り除くことができる。
【0122】
発明によれば、可動体を閉摺動したとき、スイッチバック搬送路の出側と連通する部分の搬送路を簡単な構成で所定の状態に位置付けすることができ、搬送路における静止体及び可動体の間の継ぎ目部分での搬送異常を抑制することができる。
【0123】
発明によれば、可動体を閉摺動するとき、搬送切替体の搬送路及び副搬送路に対する位置決めを正確に行うことができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。また、定着後でシートの搬送が不安定となる副搬送路への搬送においてもシートを良好に搬送することができる。
【0124】
発明、第発明及び第10発明によれば、可動体が閉摺動するとき、前記補助機器をほぼ正確な位置関係で画像形成部に向かって直線的に移動させることができるため、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にでき、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0125】
発明によれば、装置本体の上側と下側とに案内部材を設けることができるため、搬送路に停滞しているシートを前記案内部材に邪魔されることなく簡単に取り出すことができる。しかも、画像形成部に対する補助機器の位置決めを正確にできるとともに、可動体をスムーズに摺動させることができ、また、可動体が摺動するときの歪を抑制でき、可動体を直線的に摺動させることができる。
【0126】
発明によれば、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材の個数を奥側となる案内部材の個数よりも少なくすることができるため、搬送路に停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
【0127】
11発明によれば、シートと転写器との位置関係を常に良好に保つことができるとともに、回転駆動される転写器とシートとの関係の変化を極力抑えることができ、画像形成部に対する転写器の位置決めを正確にでき、シートに形成する画像の品質を向上することができる。
【0128】
12発明及び第13発明によれば、画像形成装置を適宜の位置に配置したときに手前側となる案内部材を、搬送路でも特にシート搬送の異常が発生し易い位置を避けて設けることができるため、搬送路に停滞しているシートを取り除く作業時に案内部材が邪魔になり難く、シート取り除き操作性を良好にできる。
【0129】
14発明によれば、可動体を閉摺動するとき、補助機器の画像形成部表面に対する位置決めを正確に行うことができ、シートに形成される画像の品質を向上することができる。
【0130】
15発明によれば、案内部材によって摺動可能とした可動体を閉摺動したとき、転写器を静止体側の画像形成部に対して適切な状態で位置決めすることができ、シートに形成する画像の品質を保証することができる。
【0132】
16発明によれば、可動体を閉摺動したとき、転写器の接続端子を静止体の電源端子に確実に接続することができ、シートへの画像の形成を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の搬送路を開放した状態の断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の搬送路を開放した状態の要部の断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の搬送路を閉鎖し、供給部を一つとした状態の断面図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の搬送路の入側部分の拡大断面図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の搬送路の出側部分の拡大断面図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の実施の形態2の搬送路を開放した状態の断面図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置の実施の形態4の搬送路を開放した状態の斜視図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の実施の形態5の搬送路を開放した状態の斜視図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置の実施の形態6の搬送路を開放した状態の斜視図である。
【図10】本発明に係る画像形成装置の実施の形態6の搬送路を開放した状態の斜視図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置の搬送路を開放した状態の要部の断面図である。
【符号の説明】
2 画像形成部
3 供給部
4 排出部
5 搬送路
6 副搬送路
7 装置本体
71 静止体
72 可動体
72a,72b,72c 案内部
8 制御ローラ
9 案内体
10 転写器(補助機器)
12乃至15 搬送ローラ
20 係合部
21 ロック爪
22 案内部材
23 搬送切替体
24 スイッチバック搬送路

Claims (16)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、該画像形成部の下側位置から前記画像形成部に向けて前記シートを供給する供給部と、前記画像形成部の上側に配置され、前記画像形成部から搬送されたシートを外部へ排出する排出部と、前記供給部及び排出部の間に設けられた搬送路と、該搬送路の出側で連通し、前記画像形成部から搬送されたシートを前記排出部と反対の方向へ搬送する副搬送路と、前記搬送路に対して一方側を前記画像形成部が設けられた静止体とし、他方側を前記静止体に対して接離が可能な可動体としてある装置本体とを備えた画像形成装置において、前記副搬送路は前記静止体及び可動体の間に配され、且つ側方に向けて平坦状であり、前記可動体は前記副搬送路に沿う方向へ摺動可能としてあり、該可動体の摺動により前記副搬送路を開放するようにしてあることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記副搬送路はその入側が前記搬送路と重合し、該入側からその出側にかけて前記排出部と反対の方向に沿う平坦状にしてあり、前記可動体は前記副搬送路に沿う方向へ摺動可能としてある請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記可動体は、前記副搬送路に搬送される前記シートを支持し、該シートを前記副搬送路に沿わせて案内する案内部を有する請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記副搬送路の出側及び前記搬送路の入側で連通し、前記副搬送路から搬送されたシートを前記供給部側へ搬送するスイッチバック搬送路を備えており、前記可動体は前記スイッチバック搬送路から前記搬送路へ搬送されたシートを搬送路に沿わせて案内する案内部を有する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部から搬送されたシートを前記排出部又は前記副搬送路へ切替えて搬送する搬送切替体及び該搬送切替体を保持した保持体を備え、該保持体が前記可動体に揺動自在に取付けてある請求項又は記載の画像形成装置。
  6. 前記静止体又は可動体は前記可動体の摺動を案内する案内部材と、前記可動体の摺動を禁止する禁止手段とを有しており、該案内部材及び禁止手段の間に前記画像形成部で前記シートへの画像形成を補助する補助機器が設けてある請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記静止体又は可動体は前記搬送路の入側及び出側に前記可動体の摺動を案内する案内部材が設けてあり、該案内部材の間に、前記画像形成部で前記シートへの画像形成を補助する補助機器、及び前記可動体の摺動を禁止する禁止手段を設けてある請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送路の幅方向両側に前記可動体の摺動を案内する案内部材が設けてあり、該案内部材の近傍となる位置に前記画像形成部での画像形成を補助する補助機器が設けてある請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送路の幅方向一側に設けられた案内部材は他側に設けられた案内部材よりも個数を多くしてある請求項記載の画像形成装置。
  10. 前記補助機器はその一側が前記一側に設けられた案内部材の間に支持され、その他側が前記他側に設けられた案内部材の近傍となる位置に支持されている請求項記載の画像形成装置。
  11. 前記補助機器は前記画像形成部に接触する接触式の転写器であり、該転写器を前記禁止手段の近傍となる位置に設けてある請求項又は記載の画像形成装置。
  12. 前記搬送路の幅方向他側に設けられた案内部材は前記搬送路で前記シートの一辺に当接する当接部と遠ざかる位置に設けてある請求項又は記載の画像形成装置。
  13. 前記当接部は湾曲した部分、副搬送路が連通する連通部、スイッチバック搬送路が連通する連通部である請求項12記載の画像形成装置。
  14. 前記補助機器は揺動自在に設けてある請求項乃至11の何れか一つに記載の画像形成装置。
  15. 前記補助機器は前記画像形成部に形成された画像を前記シートに転写する転写器であり、該転写器は前記静止体に設けられた電源端子に接離される接続端子が設けてある請求項14記載の画像形成装置。
  16. 前記補助機器は前記画像形成部に接触する接触式の転写器であり、該転写器は前記静止体に設けられた電源端子に接離される接続端子が設けてある請求項14記載の画像形成装置。
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