JP3893657B2 - 無人搬送車の誘導装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人搬送車に制御信号を送信する付帯設備と、この付帯設備から送信される制御信号に応じて誘導される複数の無人搬送車とを有する無人搬送車の誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の無人搬送車が各交差点に同時に進入して衝突するという事態の発生を防止するため、各無人搬送車から送信される走行信号に基づき、各無人搬送車の走行位置を付帯設備において常に把握し、各無人搬送車に対して交差点への進入を許可し、あるいは他車が交差点から退出するまで交差点への進入を禁止して待機させる制御信号を上記付帯設備から各無人搬送車に対してそれぞれ送信するように構成された無人搬送車の誘導装置が知られている。
【0003】
また、例えば特開平7−84643号公報に示されるように、各無人搬送車に、送信と受信が同時に可能で、かつ独立して周波数の設定ができる無線通信機を搭載し、各交差点にその入り口の数と同じ数でかつ互いに異なる周波数を割り当てておき、無人搬送車がある交差点の入り口に到達すると、その交差点に割り当てられた周波数を受信し、他車から送信されてこない周波数のうち最も優先順位の高い周波数を送信しながら、これより1つ高い優先順位の周波数が跡絶えるまで待機し、これが跡絶えたら自車の送信周波数を優先順位が1つ高い周波数に切り換え、1番優先順位の高い周波数を送信した時点で交差点に進入し、そこを出た時点で送信を停止するように構成することにより、交差点に無人搬送車が同時に到達した場合の衝突を防止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように複数の無人搬送車の走行位置を付帯設備において常に把握させることにより、各無人搬送車の交差点への進入タイミングを制御するように構成した場合には、各無人搬送車から付帯設備に対して交差点に到着したことを知らせる交差点到達信号と、交差点から退出したことを知らせる交差点退出信号とを個別に送信して、上記付帯設備に各無人搬送車の走行位置をそれぞれ正確に認識させるとともに、各無人搬送車を各交差点に進入させ、または待機させるための制御信号を各無人搬送車毎に個別に送信する必要があるので、使用する信号数が極めて多くなる。このため、上記付帯設備および各無人搬送車に高性能の無線通信機を搭載しければならず、設備コストが高くなるという問題がある。
【0005】
また、上記公報に示されるように、各交差点毎に異なる周波数の信号を送信するように構成した場合には、各無線通信機から送信される信号の周波数を何段階にも切り換え得るように構成する必要があるので、無線通信機の構造が複雑になって設備コストが高くなるとともに、切り換え得る周波数の種類に限りがあるので、交差点の設置個数が限定されるという問題がある。
【0006】
特に、付帯設備から各無人搬送車に対して行先を指定する行先制御信号と、交差点への進入の許可あるいは待機を指令する交差点制御信号とを同一の無線通信機によって送信する場合には、これらを区別するために使用する信号数または変化させる周波数の種類が極端に増加し、使用可能な無人搬送車の台数および設置可能な交差点の個数が著しく制限されるという問題がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、高価な無線通信機を使用することなく、複数の無人搬送車を適正に誘導することができる無人搬送機の誘導装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、付帯設備から送信される制御信号に応じて誘導される複数の無人搬送車と、各無人搬送車を指定する指定信号および無人搬送車を制御する制御信号を送信する付帯設備とを有する無人搬送車の誘導装置であって、上記付帯設備から送信される指定信号および制御信号を受信する受信手段と、自車の走行信号を付帯設備に送信する送信手段と、上記付帯設備から送信される指定信号のコードに基づいて自車を指定する指定信号が上記付帯設備から送信されたか否かを判別し、自車を指定する指定信号が送信されたことが確認された時点で自車の走行信号を付帯設備に送信するように上記送信手段を制御する制御手段とを各無人搬送車にそれぞれ設けるとともに、上記指定信号および制御信号を各無人搬送車に対して送信する送信手段と、各無人搬送車から送信される走行信号を受信する受信手段と、この受信手段によって受信された走行信号に基づいて無人搬送車に送信すべき制御信号を設定する制御手段とを付帯設備に設け、この付帯設備の送信手段から複数の無人搬送車をそれぞれ指定する指定信号の一つと、指定された無人搬送車が交差点に進入するのを許可する進入確認信号からなる制御信号とを各無人搬送車に対して順番に送信するとともに、上記指定信号の送信期間と上記進入確認信号の送信期間との間に各無人搬送車から送信される走行信号の受信期間を設け、これらを一単位として、付帯設備と各無人搬送車との間で交信を行い、かつ自車が交差点に到達したことが確認された時点で付帯設備から他車に交差点への進入を許可する進入確認信号からなる制御信号が送信されているか否かを各無人搬送車の制御手段によって判別し、この進入確認信号が送信されていないことが確認された場合に、自車が交差点に到達したことを示す走行信号を無人搬送車の送信手段から付帯設備に送信するとともに、この走行信号の送信に応じて付帯設備から進入確認信号が送信されたことが確認された時点で、自車を交差点に進入させるように制御するように構成したものである。
【0009】
上記構成によれば、付帯設備の送信手段から順次送信される指定信号のコードに応じ、この指定信号が自車を指定するものであることが無人搬送車の制御手段において確認されると、該当する無人搬送車の送信手段から付帯設備に対して自車が交差点に到達したこと等を示す走行信号が送信され、この走行信号が付帯設備の受信手段において受信される。そして、上記走行信号に対応した制御信号が付帯設備の制御手段によって設定され、この制御信号が付帯設備の送信手段から無人搬送車に送信されることになる。また、付帯設備の送信手段から所定時間置きに送信される指定信号に応じ、各無人搬送車から送信される走行信号が受信手段において受信されるとともに、この受信された走行信号に基づいて設定された交差点進入確認信号からなる制御信号が各無人搬送車に送信される。さらに、各無人搬送車の受信手段によって受信された上記制御信号に基づき、付帯設備の送信手段から他車に対して進入確認信号が送信されているか否かが無人搬送車の制御手段において判別され、この進入確認信号が送信されていないことが確認された時点で、上記無人搬送車の送信手段から付帯設備に交差点に自車が到達したことを示す走行信号を送信するとともに、自車を交差点に進入させる交差点制御が実行されることになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係る無人搬送車の誘導装置の実施形態を示している。この誘導装置は、機械部品の自動搬送等を行う複数の無人搬送車1〜3と、各無人搬送車1〜3に指定信号および制御信号を送信する付帯設備4とを有している。上記無人搬送車1〜3は、工場内に予め設置された誘導ケーブルまたは反射テープ等からなるガイド手段5に沿って走行するとともに、自車が交差点の設置部に到達した後、所定の時点で上記付帯設備4から送信される制御信号に応じて交差点α,βに進入する交差点制御等を実行するように構成されている。
【0025】
上記付帯設備4には、図2に示すように、各無人搬送車1〜3から送信される走行信号を受信する受信手段6と、各無人搬送車1〜3の指定信号および制御信号を一定周期で送信する送信手段7と、上記受信手段6によって受信された走行信号に基づいて無人搬送車1〜3に送信される制御信号を設定する制御手段8とが設けられている。
【0026】
上記送信手段7は、上記無人搬送車1〜3をそれぞれ指定する指定信号のうちの一つと、上記走行路に設けられた各交差点α,βに無人搬送車1〜3が進入することを許可する進入確認信号からなる制御信号とを一単位として各無人搬送車1〜3に対して順番に送信するように構成されている。また、上記付帯設備4の送信手段7から各無人搬送車1〜3に送信される指定信号は、図3に示すように、各無人搬送車1〜3毎にそれぞれ個別にコード化され、この指定信号のコードに基づいて何の無人搬送車1〜3が指定されているのかが、各無人搬送車1〜3において判別されるように構成されている。
【0027】
また、上記進入確認信号は、交差点毎α,βにそれぞれ個別にコード化され、この進入確認信号のコードに基づいて何の交差点に無人搬送車1〜3が進入することが許容されている状態にあるか否かを、各無人搬送車1〜3において判別できるように構成されている。さらに上記各無人搬送車1〜3から送信される走行信号は、交差点到達信号と交差点退出信号とからなるとともに、これらが各交差点α,β毎にそれぞれ個別にコード化され、上記走行信号に基づいて各無人搬送車1〜3が何の交差点α,βに位置しているのかを、上記付帯設備4の制御手段8において判別されるようになっている。
【0028】
また、図4に示すように、上記各無人搬送車1〜3を指定する指定信号a1〜a3の送信期間Aと、交差点α,βへの進入を許可する進入確認信号c,dの送信期間C,Dとの間には、各無人搬送車1〜3から送信される走行信号b1等を受信するための受信期間Bが設けられ、これらを一単位として上記付帯設備4と各無人搬送車1〜3との間で交信が行われるようになっている。例えば、図1に示すように、交差点αに到達した無人搬送車1と、上記付帯設備4との間における交信は、この付帯設備4の送信手段7から指定信号a1が送信された時点で、これに応じて無人搬送車1から走行信号b1が送信され、この走行信号b1が上記受信手段6において受信された後、上記無人搬送車1を交差点αに進入させることを許容する進入確認信号cが付帯設備4の送信手段7から送信されることにより行われる。
【0029】
上記制御手段8は、各無人搬送車1〜3から送信された走行信号b1〜b3に応じて、各無人搬送車1〜3が各交差点α,βに到達したか否かを判別するとともに、無人搬送車1〜3が交差点α,βから退出したか否かを判別し、上記無人搬送車1〜3が交差点α,βに到達したことが確認された時点で、付帯設備4から交差点α,βへの侵入を許可する進入確認信号c,dを上記送信手段7から無人搬送車1〜3に送信するとともに、上記無人搬送車1〜3が交差点α,βから退出したことが確認された時点で、上記進入確認信号c,dの送信を停止させるように構成されている。
【0030】
上記各無人搬送車1〜3には、図5に示すように、自車が交差点α,βの設置部に到達したことおよび交差点α,βから退出したこと等を検出する検出手段9と、上記付帯設備4の送信手段6から送信された上記指定信号a1〜a3および進入確認信号c,dを受信する受信手段10と、上記付帯設備4に自車の走行信号b1等を送信する送信手段11と、この送信手段11の送信状態および自車の走行状態を制御する制御手段12とが設けられている。
【0031】
上記検出手段9は、図1に示すように、交差点の近傍位置および付帯設備4から行先指令を受ける元位置(ホームポジション)等に設置された番地板13を検知し、この番地板13に表示された表示情報に応じ、自車が交差点の設置部に到達して交差点に進入する前の状態にあること、または自車が交差点を通過して交差点から退出した後の状態にあること等を検出するとともに、これらの検出信号を上記制御手段12に出力するように構成されている。
【0032】
また、上記受信手段10は、図4に示すように、付帯設備4の送信手段7から各無人搬送車1〜3に対して送信される指定信号a1〜a3のうち該当する信号と、交差点α,βへの進入を許可する進入確認信号c,dとを受信し、この受信信号を上記制御手段12に送信するように構成されている。
【0033】
上記制御手段12は、上記付帯設備4の送信手段7から送信された指定信号a1〜a3に応じてこの指定信号が自車に対するものであるか否かを判別し、自車に対する指定信号a1〜a3が送信されたことが確認された時点で、上記検出手段9の出力信号に応じて検出された自車の走行位置に対応する走行信号b1〜b3の送信タイミングを制御するように構成されている。
【0034】
すなわち、図4に示すように、上記指定信号a1〜a3のうち自車に該当する指定信号が送信されたことが確認された時点で、自車が交差点α,βに到達したこと、または自車が交差点α,βから退出したことを示す走行信号b1等が上記送信手段11から付帯設備4に送信されるように、この送信手段11から送信される走行信号の送信タイミングが上記制御手段12によって制御されるようになっている。
【0035】
また、制御手段12は、上記検出手段9の出力信号に応じて自車が交差点に到達したことが確認された時点で、自車の走行を停止させるとともに、上記付帯設備4の送信手段7から送信された制御信号に応じ、進入確認信号c,dの有無を判別することにより、該当する交差点α,βに他車が進入しているか否かを判定し、該当する進入確認信号c,dの非送信時に、自車が交差点α,βに到達したことを示す走行信号b1〜b3を付帯設備4に送信するとともに、この走行信号b1〜b3の送信後に付帯設備4から進入確認信号c,dが送信されたことが確認された時点で、自車を交差点α,βに進入させるように制御する機能を有している。
【0036】
すなわち、図4に示すように、無人搬送車1から走行信号b1が送信された直後にこれに対応して付帯設備4から上記進入確認信号cが送信された場合には、上記無人搬送車1が交差点αへの進入状態にあることが、他の無人搬送車2,3の制御手段12において確認されるため、このような場合に上記無人搬送車2,3が交差点αに到達したことを示す走行信号b2,b3が、無人搬送車2,3の送信手段11から付帯設備4に送信されることが禁止される。
【0037】
そして、上記無人搬送車1が交差点αから退出して図6に示すように、上記進入確認信号cの送信が停止されたことが無人搬送車2の制御手段12において確認された時点で、この無人搬送車2が交差点αに到達したことを示す走行信号b2が無人搬送車2の送信手段7から付帯設備4に送信される。そして、上記走行信号b2の送信直後に、これに対応して進入確認信号cが付帯設備4の送信手段7から送信されたことが無人搬送車2において確認された時点で、この無人搬送車2を交差点αに進入させる交差点制御が実行されるようになっている。
【0038】
また、付帯設備4の送信手段7から送信される指定信号a1〜a3および進入確認信号c,d等からなる制御信号の送信周波数と、各無人搬送車1〜3の送信手段11から送信される走行信号b1〜b3の送信周波数とは、異なる値に設定され、これに応じて上記付帯設備4の受信手段6における受信周波数と、各無人搬送車1〜3の受信手段10における受信周波数も異なる値に設定されている。
【0039】
上記付帯設備4の制御手段8において実行される交差点制御を、図7および図8に示すフローチャートに基づいて説明する。上記交差点制御がスタートすると、無人搬送車1に対する指定信号a1の送信期間Aであるか否かを判別し(ステップS1)、YESと判定された時点で上記送信手段7から上記指定信号a1を送信する(ステップS2)。次いで、上記指定信号a1の送信期間Aであるか否かを再び判別し(ステップS3)、YESと判定された場合には、上記ステップS2に戻って上記指定信号a1の送信を継続する。そして、上記ステップS3でNOと判定されて上記送信期間Aが経過したことが確認された時点で、上記指定信号a1の送信を停止する(ステップS4)。
【0040】
その後、上記無人搬送車1の送信手段11から交差点に到達したことを示す走行信号b1が送信されたか否か、つまり付帯設備4の受信手段6において交差点到達信号が受信されたか否かを判定し(ステップS5)、YESと判定された場合には、上記交差点到達信号を記憶する(ステップS6)。次いで、上記無人搬送車1の送信手段11から交差点に退出したことを示す走行信号b1が送信されたか否か、つまり付帯設備4の受信手段6において交差点退出信号が受信されたか否かを判定し(ステップS7)、YESと判定された場合には、上記交差点到達信号の記憶を消去する(ステップS8)。
【0041】
次いで、上記制御信号c,dの送信期間C,Dの送信期間であるか否かを判定し(ステップS9)、YESと判定された時点で、該当する交差点において上記交差点到達信号が記憶されているか否かを判定し(ステップS10)、YESと判定された場合には、上記無人搬送車1を該当する交差点に進入させることを許可する信号、つまり上記進入確認信号c,dのうち該当する信号を送信手段7から送信する(ステップS11)。
【0042】
その後、上記制御信号c,dの送信期間C,Dの送信期間が経過したか否かを判定し(ステップS11)、YESと判定された時点で、上記進入確認信号の送信を停止する(ステップS13)。なお、上記ステップS10でNOと判定された場合には、上記ステップS13に移行して制御動作を終了する。また、上記無人搬送車1との間の交信が終了した後に、同様にして無人搬送車2,3に対する交差点制御を順次実行するとともに、これを繰り返すようにする。
【0043】
次ぎに、各無人搬送車1〜3の制御手段12において実行される交差点制御を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。上記交差点制御がスタートすると、上記検出手段9の出力信号に応じて自車が交差点に到達したか否かを判定し(ステップS21)、YESと判定された時点で、自車の走行を停止する(ステップS22)。その後、自車が到達した交差点に対して付帯設備4の送信手段7から所定の進入確認信号、つまり上記進入確認信号c,dのうち自車が到達した交差点に対する信号が送信されているか否かを確認することにより、該当する交差点に他車が進入しているか否かを判定する(ステップS23)。
【0044】
上記ステップS23においてYESと判定され、上記交差点に他車が進入していることが確認された場合には、ステップS2に戻って自車を停止状態に維持して待機し、かつ上記ステップS23でNOと判定されて他車が上記該当する交差点に到達していないこと、あるいはこの交差点から退出したことが確認された場合には、付帯設備4から自車を指定する指定信号が送信されたか否かを判定する(ステップS24)。
【0045】
そして、上記ステップS24でYESと判定された時点で、自車が交差点に到達したことを示す走行信号、つまり交差点到達信号を上記送信手段11から送信する(ステップS25)。その後、付帯設備4の送信手段7から該当する交差点への進入確認信号c,dが送信されたか否かを判定し(ステップS26)、NOと判定された場合には、上記ステップS25に戻って上記交差点到達信号の送信を継続する。
【0046】
そして、上記ステップS26でYESと判定され、上記進入確認信号c,dが送信されたことが確認された時点で、自車を発進させて交差点に進入させる(ステップS27)。次いで、上記検出手段9の出力信号に応じて自車が交差点から退出したか否かを判定し(ステップS28)、YESと判定された時点で、付帯設備4から自車を指定する指定信号が送信されたか否かを判定する(ステップS29)。
【0047】
そして、上記ステップS29でYESと判定された時点で、自車が該当する交差点から退出したことを示す走行信号、つまり交差点退出信号を上記送信手段11から出力する(ステップS30)。その後、付帯設備4の送信手段7から該当する交差点に対する進入確認信号c,dが継続して送信されているか否かを判定し(ステップS31)、YESと判定された場合には、上記ステップS30に戻って上記交差点退出信号の送信を続行し、上記ステップS31でNOと判定されて上記進入確認信号c,dの送信が停止されたことが確認された時点で、制御動作を終了する。
【0048】
このように上記付帯設備4から送信された指定信号a1〜a3および制御信号c,dを受信する受信手段10と、自車の走行信号b1〜b3を付帯設備4に送信する送信手段11と、上記付帯設備4から送信された指定信号a1〜a3のコードに基づいて自車を指定する指定信号a1〜a3が上記付帯設備4から送信されたか否かを判別し、自車を指定するものであることが確認された時点で、自車の走行信号b1〜b3を付帯設備4に送信するように上記送信手段11を制御する制御手段12とを各無人搬送車1〜3にそれぞれ設けたため、簡単な構成で無人搬送車1〜3を適正に誘導することができる。
【0049】
すなわち、例えば付帯設備4に3台の無人搬送車1〜3の走行位置を正確に認識させるとともに、各無人搬送車1〜3を2か所の交差点α,βに対して進入させるための進入確認信号を個別に送信し、かつ各無人搬送車1〜3から付帯設備4に対して交差点に到着したことを知らせる交差点到達信号と、交差点α,βから退出したことを知らせる交差点退出信号とをそれぞれ個別に送信するように構成された従来装置では、使用される信号数が、交差点の数(2)と、信号の種類(3)と、無人搬送車の台数(3)とを掛け合わせた値(18)となり、著しく多くなることが避けられない。
【0050】
これに対して上記のように付帯設備4から送信される上記指定信号、つまり複数の無人搬送車1〜3毎にコード化された指定信号a1〜a3に基づいて、自車に対する指定信号a1〜a3が送信されたか否かを判別して自車の指定信号a1〜a3が送信されたことが確認された時点で、自車の走行信号b1〜b3を付帯設備4に送信するように構成した場合には、各無人搬送車1〜3から付帯設備4に送信される上記交差点到達信号および交差点退出信号からなる走行信号b1〜b3を互いに区別することなく、各無人搬送車1〜3を誘導する走行制御を実行することができるので、上記走行信号b1〜b3の共通化が可能となり、コード化されることによって分類される信号数を効果的に減少させることができる。
【0051】
また、上記のように複数の無人搬送車1〜3毎にコード化された指定信号a1〜a3および制御信号(進入確認信号c,d)を送信する送信手段6と、各無人搬送車1〜3から送信される走行信号b1〜b3を受信する受信手段7と、この受信手段7によって受信された走行信号b1〜b3に基づいて無人搬送車1〜3に送信すべき制御信号を設定する制御手段8とを付帯設備4に設けるとともに、上記付帯設備4の送信手段6から送信される指定信号a1〜a3に基づいてこの付帯設備4と上記各無人搬送車1〜3との間で交信を行うように構成したため、上記付帯設備4から送信される進入確認信号c,d等からなる制御信号を各無人搬送車1〜3毎に区別することなく、各無人搬送車1〜3を誘導する走行制御を実行することができ、進入確認信号c,dを各無人搬送車1〜3に対して共通化することができる。すなわち、上記の例では、使用される信号数が、交差点の数(2)と上記信号の種類(3)とを掛け合わせた値(6)に、無人搬送車1〜3の台数(3)を加算した値(9)となり(図3参照)、上記従来装置に比べて使用される信号数が著しく低減されることになる。
【0052】
したがって、上記付帯設備4および各無人搬送車1〜3に搭載される無線通信機として安価なものを使用することができるとともに、無人搬送車1〜3の台数および設置される交差点の数を十分に確保しつつ、各無人搬送車1〜3を交差点に対して適正に誘導してその衝突を防止することができる。特に、上記付帯設備4から各無人搬送車1〜3に対して行先を指令する行先制御信号と、交差点への進入の許可あるいは待機を指令する交差点制御信号とを同一の無線通信機によって送信する場合には、これらを区別するために制御信号の種類が増加するのを効果的に防止できるため、使用可能な無人搬送車の台数および設置可能な交差点の個数が十分に確保することができる。なお、上記無人搬送車1〜3の台数および交差点α,βの個数は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。
【0053】
また、上記実施形態に示すように、付帯設備4の送信手段7から送信される制御信号a1〜a3,c,dの周波数と、各無人搬送車1〜3の送信手段11から送信される走行信号b1〜b3の周波数とを異なる値に設定した場合には、付帯設備4の送信手段7から各無人搬送車1〜3に送信される指定信号a1〜a3および制御信号c,dのコードと、各無人搬送車1〜3の送信手段11から付帯設備4に送信される走行信号b1〜b3のコードとを同一に設定した場合においても、信号の混線を生じることなく、上記付帯設備4に各無人搬送車1〜3の走行信号b1〜b3を正確に認識させることができるとともに、各無人搬送車1〜3に付帯設備4の送信手段7から送信された指定信号a1〜a3および制御信号c,dを正確に認識させることできるため、さらに効果的に信号の種類を低減することができる。
【0054】
また、上記実施形態では、自車が交差点α,βに到達したことが確認された時点で上記進入確認信号c,dの有無を判別し、この進入確認信号c,dの非送信時に、自車が交差点に到達したことを示す走行信号b1〜b3を無人搬送車1〜3の送信手段11から付帯設備12に送信するとともに、この走行信号b1〜b3の送信直後にこれに対応した進入確認信号c,dが付帯設備4から送信されたことが確認された時点で、自車を交差点に進入させるように制御する制御手段12を各無人搬送車1〜3にそれぞれ設けたため、各無人搬送車1〜3が交差点に到達した時点で、その受信手段11の受信信号に基づき、付帯設備4の送信手段7から他車に対して進入確認信号c,dが送信されているか否かを、無人搬送車1〜3の制御手段12において判別することにより、他車が交差点α,βに進入しているか否かを確認することができる。
【0055】
そして、他車に対する上記進入確認信号c,dが送信されていないことが確認された時点で、上記無人搬送車1〜3の送信手段11から付帯設備4に自車が交差点α,βに到達したことを示す走行信号b1〜b3を送信し、この走行信号b1〜b3に基づいて自車が交差点α,βに進入することを許可する進入確認信号c,dが上記付帯設備4から送信されたことが無人搬送車1〜3の制御手段12において確認された時点で、この無人搬送車1〜3を交差点α,βに進入させるように誘導することにより、付帯設備4に他車の存在を確認させるという煩雑な制御を実行することなく、交差点α,βにおける無人搬送車1〜3の衝突を確実に防止することができる。
【0056】
しかも、上記無人搬送車1〜3が交差点α,βから退出したことが確認された時点で、この無人搬送車1〜3の送信手段11から付帯設備4に送信される走行信号b1〜b3に応じ、上記進入確認信号c,dの送信を停止させることにより、自車が交差点α,βから退出したことを他車に対して適正に認識させることができるため、付帯設備4から他車に待機させる制御信号を出力するという煩雑な制御を実行することなく、交差点α,βにおける無人搬送車1〜3の衝突を防止することができる。
【0057】
また、上記のように付帯設備4の送信手段7から送信される指定信号a1〜a3の送信期間Aと、無人搬送車1〜3から送信される走行信号b1〜b3の受信期間Bと、付帯設備4の送信手段7から各無人搬送車1〜3に送信される制御信号の送信期間C,Dとを一単位として、付帯設備4と各無人搬送車1〜3との間で交信を行うように構成したため、上記付帯設備4の送信手段7から所定時間置きに送信される指定信号a1〜a3に応じ、自車に対する制御信号の送信時点であるか否かを各無人搬送車1〜3の制御手段12において適正に判別することができる。
【0058】
したがって、上記指定信号a1〜a3に続いて付帯設備4の送信手段7から送信される制御信号、つまり進入確認信号c,d等が自車に対するものであるかを正確に判別し、この判定結果に応じて自車を交差点α,βに進入させ得る状態にあるか否かを、迅速かつ適正に判定することができる。例えば上記各信号の送信期間A,C,Dおよび受信期間Bがそれぞれ1秒であると仮定した場合に、1台の無人搬搬送車との間の交信時間は4秒となり、これが3台ある場合には、総交信時間は12秒となる。
【0059】
なお、上記実施形態では、付帯設備4から送信される進入確認信号c,dに基づいて各無人搬送車1〜3を交差点α,βに進入させる交差点制御を実行するように構成した例について説明したが、他車から出力される交差点α,βへの進入確認信号の有無に基づいて自車を交差点α,βに進入させる交差点制御を実行するように構成してもよい。
【0060】
すなわち、図10に示すように、上記番地板13に表示された情報を検出する検出手段9と、付帯設備4から送信される制御信号および他車から送信される走行信号を受信する受信手段10と、自車の走行信号を送信する送信手段11と、上記検出手段9の検出信号および受信手段10の受信信号に応じ、各無人搬送車1〜3の走行状態および上記送信手段11から送信すべき走行信号を設定する制御手段12と、上記送信手段11から送信される信号の出力を調節する出力調節手段14とを各無人搬送車1〜3にそれぞれ設け、各無人搬送車1〜3から付帯設備4に走行信号を送信する際に、上記出力調節手段14により送信手段12の出力を大きな値に設定するとともに、無人搬送車1〜3から他車に走行信号を送信する際に、上記出力調節手段14により送信手段12の出力を小さな値に設定するように構成してもよい。
【0061】
上記制御手段12および出力調節手段14によって制御される各無人搬送車1〜3の制御動作を、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。この制御動作がスタートすると、上記検出手段9の出力信号に応じて自車が元位置に到達したか否かを判定し(ステップS41)、YESと判定された場合には、自車の走行を停止する(ステップS42)。その後、上記出力調節手段14により送信手段11の出力を強に設定して信号の出力を大きな値に調節した後(ステップS43)、上記送信手段11から付帯設備4に自車が元位置に到達したことを示す走行信号を送信する(ステップS44)。
【0062】
そして、上記走行信号に応じて付帯設備4の送信手段7から送信される行先指令信号を受信した後(ステップS45)、上記送信手段11から付帯設備4に行先指令信号を受信したことを示す受信完了信号を送信する(ステップS46)。次いで、自車を発進させて行先に走行させるとともに、出力調節手段14により送信手段11の出力を弱に設定して信号の出力を小さな値に調節する(ステップS47,48)。
【0063】
また、上記ステップS41においてNOと判定された場合には、検出手段9の出力信号に応じて自車が交差点に到達したか否かを判定し(ステップS49)、NOと判定された場合には、そのままリターンし、YESと判定された場合には、自車の走行を停止した後(ステップS50)、他車が該当する交差点に進入していることを示す進入確認信号が送信されているか否かを制御手段12において判定する(ステップS51)。
【0064】
上記ステップS51においてYESと判定された場合には、ステップS50に戻って待機し、ステップS51でNOと判定されて他車が該当する交差点に進入していないことが確認された時点で、自車が上記交差点に進入していることを示す進入確認信号を送信した後(ステップS52)、自車を発進させて交差点に進入させる(ステップS53)。そして、上記検出手段9の出力信号に応じて自車が交差点から退出したか否かを判定し(ステップS54)、YESと判定された時点で、上記進入確認信号の送信を停止して自車が該当する交差点から退出したことを示した後(ステップS55)、リターンする。
【0065】
このように付帯設備4から送信される制御信号および他車から送信される走行信号を受信する受信手段10と、自車の走行信号を送信する送信手段11と、各無人搬送車1〜3の走行状態および上記送信手段11から送信される走行信号を設定する制御手段12と、上記送信手段11から送信される信号の出力を調節する出力調節手段14とを各無人搬送車1〜3にそれぞれ設け、各無人搬送車1〜3から付帯設備4に走行信号を送信する際に、上記出力調節手段14により送信手段12の出力を大きな値に設定するとともに、無人搬送車1〜3から他車に走行信号を送信する際に、上記出力調節手段14により送信手段の出力を小さな値に設定するように構成したため、簡単な構成で各無人搬送車1〜3を適正に誘導することができる。
【0066】
例えば、自車が元位置に到達して行先指示を受ける状態にあることを示す走行信号を、無人搬送車1〜3から離れた位置にある付帯設備4に送信する際に、上記送信手段11の出力を上記出力調節手段14によって大きな値に設定するように構成したため、上記走行信号を付帯設備4に適正に送信することができるとともに、自車が交差点に進入していることを示す上記進入確認信号からなる走行信号を他車に送信する際に、送信手段11の出力を上記出力調節手段14によって小さな値に設定するように構成したため、上記両走行信号の周波数を同一に設定した場合においても、他の交差点等に位置する無人搬送車に誤った情報を与えることなく、該当する交差点に位置する他車に上記走行信号を正確に認識させることができる。
【0067】
したがって、交差点毎に異なる周波数の信号を出力する等の複雑な構成を採用することなく、各交差点において無人搬送車1〜3間における走行信号の送受信により、交差点に複数の無人搬送車1〜3が同時に進入することに起因する事故の発生を防止することができる。このため、各交差点毎に異なる周波数の信号を何段階にも切り換えて送信するように構成したものに比べて、無線通信機の構造が簡略化して設備コストを効果的に低減することができる。
【0068】
また、切り換え得る周波数の種類またはコード化されることよって分類される信号数が制限されることに起因して使用可能な無人搬送車の台数および設置可能な交差点の個数が限定される等の問題を生じることなく、簡単な構成で各無人搬送車1〜3を適正に誘導することができるとともに、周波数のずれに起因して誤動作が生じることを防止できるという利点がある。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、付帯設備から送信される各無人搬送車の指定信号および制御信号を受信する受信手段と、自車の走行信号を付帯設備に送信する送信手段と、上記付帯設備から送信される指定信号のコードに基づいて自車を指定する指定信号が上記付帯設備から送信されたか否かを判別し、自車を指定するものであることが確認された時点で自車の走行信号を付帯設備に送信するように上記送信手段を制御する制御手段とを各無人搬送車にそれぞれ設けたため、各無人搬送車から付帯設備に送信される走行信号を共通化することにより、使用される信号数を著しく少なくすることができる。したがって、上記付帯設備および各無人搬送車に搭載される無線通信機として安価なものを使用することができるとともに、無人搬送車の台数および設置される交差点の数を十分に確保しつつ、各無人搬送車を交差点に対して適正に誘導してその衝突を防止することができる。
【0070】
また、本発明は、上記指定信号および制御信号を各無人搬送車に送信する送信手段と、各無人搬送車から送信される走行信号を受信する受信手段と、この受信手段によって受信された走行信号に基づいて無人搬送車に送信すべき制御信号を設定する制御手段とを付帯設備に設け、この付帯設備の送信手段から送信される上記指定信号に基づいて無人搬送車と付帯設備との間で交信を行うように構成したため、上記付帯設備から各無人搬送車に送信される制御信号を共通化することにより、使用される信号数を著しく少なくすることができる。したがって、上記付帯設備および各無人搬送車に搭載される無線通信機として安価なものを使用することができるとともに、無人搬送車の台数および設置される交差点の数を十分に確保しつつ、各無人搬送車を交差点に対して適正に誘導してその衝突を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人搬送車の誘導装置の実施形態を示す説明図である。
【図2】付帯設備の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】信号のコードと信号の内容との対応関係を示す説明図である。
【図4】信号の送受信状態を示す説明図である。
【図5】無人搬送車の制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】信号の送受信状態の他の例を示す説明図である。
【図7】付帯設備の制御部において実行される制御動作の第1工程を示すフローチャートである。
【図8】上記制御動作の第2工程を示すフローチャートである。
【図9】無人搬送車の制御部において実行される制御動作を示すフローチャートである。
【図10】無人搬送車の制御部の別の例を示すブロック図である。
【図11】上記無人搬送車の制御部において実行される制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3 無人搬送車
4 付帯設備
6 付帯設備の受信手段
7 付帯設備の送信手段
8 付帯設備の制御手段
10 無人搬送車の受信手段
11 無人搬送車の送信手段
12 無人搬送車の制御手段
14 出力調節手段
Claims (1)
- 付帯設備から送信される制御信号に応じて誘導される複数の無人搬送車と、各無人搬送車を指定する指定信号および無人搬送車を制御する制御信号を送信する付帯設備とを有する無人搬送車の誘導装置であって、上記付帯設備から送信される指定信号および制御信号を受信する受信手段と、自車の走行信号を付帯設備に送信する送信手段と、上記付帯設備から送信される指定信号のコードに基づいて自車を指定する指定信号が上記付帯設備から送信されたか否かを判別し、自車を指定する指定信号が送信されたことが確認された時点で自車の走行信号を付帯設備に送信するように上記送信手段を制御する制御手段とを各無人搬送車にそれぞれ設けるとともに、上記指定信号および制御信号を各無人搬送車に対して送信する送信手段と、各無人搬送車から送信される走行信号を受信する受信手段と、この受信手段によって受信された走行信号に基づいて無人搬送車に送信すべき制御信号を設定する制御手段とを付帯設備に設け、この付帯設備の送信手段から複数の無人搬送車をそれぞれ指定する指定信号の一つと、指定された無人搬送車が交差点に進入するのを許可する進入確認信号からなる制御信号とを各無人搬送車に対して順番に送信するとともに、上記指定信号の送信期間と上記進入確認信号の送信期間との間に各無人搬送車から送信される走行信号の受信期間を設け、これらを一単位として、付帯設備と各無人搬送車との間で交信を行い、かつ自車が交差点に到達したことが確認された時点で付帯設備から他車に交差点への進入を許可する進入確認信号からなる制御信号が送信されているか否かを各無人搬送車の制御手段によって判別し、この進入確認信号が送信されていないことが確認された場合に、自車が交差点に到達したことを示す走行信号を無人搬送車の送信手段から付帯設備に送信するとともに、この走行信号の送信に応じて付帯設備から進入確認信号が送信されたことが確認された時点で、自車を交差点に進入させるように制御することを特徴とする無人搬送車の誘導制御装置。
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