JP2022110615A - 車両誘導装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、駐車場において自動運転車両を誘導する車両誘導装置に関し、特に自動バレーパーキングシステムに好適に用いられ得る車両誘導装置に関する。
従来からバレーパーキング(Valet Parking)と呼ばれる駐車方式が知られている。バレーパーキングとは、運転手に代わって専門の係員などが自動車の駐車作業を行う駐車方式のことをいい、ホテルやレストランなどの施設の一部で採用されている。近年、車両(自動車)の自動運転技術を活用することでバレーパーキングの自動化を図ることが検討されている。自動化されたバレーパーキング(以下「自動バレーパーキング」という)においては、自動運転車両を自動走行させて自動運転車両の入出庫を行うことになる。
なお、自動運転車両を自動走行させて自動運転車両の入出庫を行う従来技術としては、例えば、特許文献1に記載された自動運転パーキングシステムや特許文献2に記載された機械式駐車装置が存在する。
ところで、自動バレーパーキングにおいて、自動運転車両は、駐車場内を自動走行して指定された移動先(車室等)に移動することになるが、その際、自車両の位置を正確に認識する必要がある。ここで、自動運転車両は、GNSS受信機、カメラ及びLiDARなどの各種センサ装置を搭載しており、GNSSからの測位情報に基づいて自車両の位置を推定したり、LiDARのスキャンデータを利用して自車両の位置を推定したりすることが可能である。
しかし、駐車場が地下駐車場や屋内駐車場である場合にはGNSSの測位情報を利用できないことが多い。また、駐車場内の他の車両によるオクルージョンの発生などによってLiDARのスキャンデータに欠落が生じることがある。そのため、自動運転車両による自車両の位置の推定精度が低下してしまい、その結果、自動走行中の自動運転車両が駐車場内の他の車両に接触するなどの事故につながるおそれがある。
これに対し、駐車場側で自動運転車両の位置を検出して検出結果を自動運転車両に提供することも考えられるが、その場合、他の車両の影響を考慮しつつ駐車場全体をカバーするように多数のセンサ装置を適所に配備しなければならず、多大な手間がかかる。
そこで、本発明は、多数のセンサ装置を必要とすることなく、駐車場において比較的簡単な構成によって自動運転車両を移動先へと誘導することのできる車両誘導装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、車路及び複数の車室を有した駐車場に設けられる車両誘導装置が提供される。前記車両誘導装置は、自動運転車両の位置を把握すると共に前記自動運転車両の移動先を特定し、前記自動運転車両を前記移動先へと誘導するための誘導情報を前記自動運転車両が認識可能な態様で前記車路上に投影するように構成されている。
好ましくは、前記車両誘導装置は、前記自動運転車両との間で無線通信を行うための無線通信部と、前記自動運転車両が認識可能な態様で情報を前記車路上に投影可能な投影部と、前記無線通信部によって前記自動運転車両のとの間で無線通信を行い、前記自動運転車両の位置を把握すると共に前記自動運転車両の移動先を特定し、及び、前記投影部を制御して前記投影部に前記誘導情報を前記車路上に投影させる制御部と、を有する。
本発明によれば、多数のセンサ装置を必要とすることなく、駐車場において比較的簡単な構成によって自動運転車両を移動先へと誘導することのできる車両誘導装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動バレーパーキングシステム1の構成を示すブロック図であり、図2は、実施形態に係る自動バレーパーキングシステムで使用される駐車場Pの一例を示す図(平面図)である。
図1、図2に示されるように、実施形態に係る自動バレーパーキングシステム1は、主に駐車場Pに設けられた車両誘導装置2と自動運転車両Vとによって実現される。駐車場Pは、自動運転車両Vが走行する車路11と、自動運転車両Vが駐車可能な複数の駐車スペース(以下「車室」という)12とを有しており、自動運転車両Vには、自動運転装置3が搭載されている。また、駐車場P内又は駐車場Pの近傍には、利用者が自動運転車両Vから降車するための降車場所13と、利用者が自動運転車両Vに乗車するための乗車場所14とが設けられている。
なお、以下では、主に駐車場Pが屋内駐車場又は地下駐車場である場合について説明する。但し、これに限られるものではなく、駐車場Pは屋外駐車場であってもよい。
車両誘導装置2は、自動運転車両Vの位置を把握すると共に自動運転車両Vの移動先を特定して自動運転車両Vを前記移動先に誘導する装置である。具体的には、本実施形態において、車両誘導装置2は、自動運転車両Vを前記移動先に誘導するための誘導情報を自動運転車両Vが認識可能な態様で車路11上に投影するように構成されている。
ここで、前記移動先は、駐車場P内外の任意の場所であり得るが、本実施形態においては、主に複数の車室12のいずれか又は乗車場所14が前記移動先に該当する。また、主に自動運転車両Vを降車場所13から複数の車室12のいずれかへと誘導するための情報又は自動運転車両Vを複数の車室12のいずれかから乗車場所14へと誘導するための情報が前記誘導情報に該当する。さらに、「自動運転車両Vが認識可能な態様で車路11上に投影する」とは、自動運転車両Vに搭載された自動運転装置3が自動運転車両Vに搭載されたセンサ装置及び/又はアプリケーションを利用することで認識できる態様(形状、大きさ及び色など)を有した状態で車路11上に投影することを含む。
図1を参照すると、本実施形態において、車両誘導装置2は、無線通信部21と、メモリ部22と、投影部23と、指示入力部24と、制御部25とを有している。制御部25は、無線通信部21、メモリ部22、投影部23及び指示入力部24のそれぞれと電気的に接続されている。
無線通信部21は、それぞれが駐車場Pの適所に設置された複数(ここでは4つ)の無線局21A~21Dによって構成されている(図2参照)。なお、無線通信部21(複数の無線局)は、その通信エリアが駐車場P、降車場所13及び乗車場所14をカバーするように設けられていればよく、無線通信部21を構成する無線局の個数や配置は、任意に設定され得る。
メモリ部22は、例えば記憶装置として駐車場Pに設けられた管理室Mなどに配置されている。メモリ部22には、車路11、複数の車室12のそれぞれ、降車場所13及び乗車場所14の位置情報を含む駐車場Pの地図データや投影部23に投影させる前記誘導情報などが記憶されている。本実施形態において、前記誘導情報は、誘導線と、位置情報を含む画像とを含む。
前記誘導線は、自動運転車両Vを前記移動先に誘導するための線であり、例えば白線で構成される。本実施形態においては、それぞれが車路11の路端側に配置される左右一対の外側線が前記誘導線として用いられている。但し、これに限られるものではない。前記一対の外側線に加えて又は代えて、車路11の幅方向略中央に投影される中央線が前記誘導線として用いられてもよい。また、前記誘導線の色や線種は、車路11の色などに応じて任意に選択可能である。
前記位置情報を含む画像は、例えば自身が投影される位置を示す位置情報を含む画像である。本実施形態においては、自身が投影される位置を示す位置情報がコード化されたコード画像が前記位置情報を含む画像として採用されている。前記コード画像は、例えばバーコードやQRコード(登録商標)である。前記位置情報を含む画像の色や種類は、前記誘導線と同様、車路11の色などに応じて任意に選択可能である。
また、メモリ部22には、複数の車室12の駐車状況、すなわち、複数の車室12のそれぞれに自動運転車両Vが駐車しているか否かを示す情報を記憶するための領域が確保されている。
投影部23は、駐車場Pの車路11の上方(例えば天井)に互いに間隔をあけて設置された複数(ここでは12個)のプロジェクタ23A~23Lによって構成されている(図2の破線参照)。投影部23(プロジェクタ23A~23L)は、車路11上に所定の情報(主に画像)を投影することが可能に構成されている。ここで、図2において一点鎖線で囲まれる領域は各プロジェクタ23A~23Lの投影可能領域である。本実施形態において、複数のプロジェクタ23A~23Lは、隣り合うプロジェクタの投影可能領域が部分的に重複するように配置されている。なお、投影部23を構成するプロジェクタの個数や配置は、車路11の形状、大きさ及び配置などに応じて任意に設定され得る。
本実施形態において、投影部23、すなわち、プロジェクタ23A~23Lのそれぞれは、制御部25の制御によって、図3に示されるように、メモリ部22に記憶された誘導線(一対の外側線)及び/又はコード画像(QRコード(登録商標))を自動運転車両Vが認識可能な態様で車路11上に投影するように構成されている。
指示入力部24は、例えば入力装置として乗車場所14の近傍に設置されている。指示入力部24には、自動運転車両Vに乗車しようとする利用者によって自動運転車両Vを駐車場Pから出庫させる出庫指示が入力される。但し、これに限られるものではない。指示入力部24には、自動バレーパーキングシステム1の管理者などによって前記出庫指示が入力されてもよい。この場合、指示入力部24は、必ずしも乗車場所14の近傍に設置される必要はない。指示入力部24に入力された前記出庫指示は制御部25に転送される。
制御部25は、例えば管理装置として、メモリ部22(記憶装置)と共に管理室Mに配置されている。制御部25は、無線通信部21(無線局21A~21D)によって自動運転車両Vに搭載された自動運転装置3(の後述する車載通信部31)との間で無線通信が可能である。
また、制御部25は、メモリ部22に記憶された前記誘導情報(誘導線、コード画像)を車路11上に投影するように投影部23を制御し、これによって、自動運転車両Vを降車場所13から複数の車室12のいずれかへと誘導すること及び自動運転車両Vを複数の車室12のいずれかから乗車場所14へと誘導することが可能である。
さらに、制御部25は、自動運転車両Vを降車場所13から所定の車室12へと誘導した場合、誘導した自動運転車両Vの識別情報(車両ID)と前記所定の車室12の識別情報(車室ID)とを紐づけてメモリ部22に記憶し、及び、自動運転車両Vを複数の車室12のいずれかから乗車場所14へと誘導した場合、誘導した自動運転車両Vの車両ID(すなわち、車室IDに紐づけられていた車両ID)をメモリ部22から消去するように構成されている。
図1に戻り、自動運転車両Vに搭載された自動運転装置3は、自身と共に自動運転車両Vに搭載された各種のセンサ装置などから情報を取得し、自動運転車両Vの位置を推定しながら自動運転車両Vの走行を制御する装置である。
図1を参照すると、自動運転装置3は、外部と無線通信を行う車載通信部31と、各種の情報を格納する車載メモリ32とに電気的に接続されている。また、自動運転装置3には、自動運転車両Vに搭載された前記各種のセンサ装置として、自動運転車両Vの周辺情報(特に自動運転車両Vの前方の情報)を取得するためのカメラ51やLiDAR52、測位情報を取得するためのGNSS受信機53、自動運転車両Vの挙動を取得するための加速度センサや角速度センサなどの慣性センサ54及び自動運転車両Vの速度を取得するための速度センサ55などが電気的に接続されている。さらに、自動運転装置3には、利用者が自動運転車両Vから降車したことや自動運転車両Vに乗車したこと検知する乗降検知センサ56の出力が入力されるようになっている。
車載通信部31は、車両誘導装置2の無線通信部21、すなわち、駐車場Pに設置された無線局21A~21Dのそれぞれと無線通信が可能である。
車載メモリ32には、自動運転車両Vの走行制御に必要な各種情報や各種アプリケーションなどが格納されている。本実施形態において、前記各種アプリケーションは、カメラ51によって取得された自動運転車両Vの前方の路面画像から前記誘導線を抽出すると共に抽出した前記誘導線に沿って自動運転車両Vを走行させる機能を有する追従走行アプリケーションと、カメラ51によって取得された自動運転車両Vの前方の路面画像に含まれる前記コード画像から情報(ここでは位置情報)を読み取る機能を有する読み取りアプリケーションとを含む。また、車載メモリ32には、あらかじめ設定された自動運転車両Vの移動経路などを記憶するための領域が確保されている。
本実施形態において、自動運転装置3は、動作モードとして、自動運転車両Vを一般道などで走行させるための通常走行モードに加えて、入庫モード及び出庫モードを有しており、それぞれの動作モードで動作可能に構成されている。
前記通常走行モードで動作する場合、自動運転装置3は、公知の位置推定技術を利用して自動運転車両Vの位置を推定すると共に公知の周辺認識技術を利用して自動運転車両Vの周辺状況を認識しつつ、車載メモリ32に記憶された移動経路に沿って自動運転車両Vを走行させる。
前記入庫モード又は前記出庫モードで動作する場合、自動運転装置3は、車両誘導装置2の誘導に従って自動運転車両Vを走行させる。具体的には、自動運転装置3は、前記追従走行アプリケーション及び前記読み取りアプリケーションを起動させ、前記読み取りアプリケーションで読み取った位置情報を利用して自動運転車両Vの位置を推定しつつ、前記追従走行アプリケーションにより、車路11上の誘導線に沿って自動運転車両Vを走行させる。また、自動運転装置3は、推定した自動運転車両Vの位置と自動運転車両Vの車両IDとを自動運転車両Vの位置情報として車載通信部31によって車両誘導装置2に送信する。
次に、自動バレーパーキングシステム1の動作を説明する。ここでは、降車場所13に到着した自動運転車両Vを駐車場Pの複数の車室12のいずれかに駐車させる入庫処理及び駐車場Pの複数の車室12のいずれかに駐車している自動運転車両Vを乗車場所14まで移動させる出庫処理について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、入庫処理の対象となる自動運転車両Vを「第1自動運転車両V1」といい、出庫処理の対象となる自動運転車両Vを「第2自動運転車両V2」という。
[自動運転車両の入庫処理]
図4~図9を参照して自動運転車両Vの入庫処理の一例を説明する。図4は、自動運転車両Vの入庫処理の一例を示すシーケンス図であり、図5~図9は、自動運転車両Vの入庫処理の一例を説明するための図である。
図4~図9を参照して自動運転車両Vの入庫処理の一例を説明する。図4は、自動運転車両Vの入庫処理の一例を示すシーケンス図であり、図5~図9は、自動運転車両Vの入庫処理の一例を説明するための図である。
まず、第1自動運転車両V1が自動運転装置3に走行制御されて降車場所13に到着する(図5参照)。第1自動運転車両V1が降車場所13に到着し(ステップS11)及び利用者が第1自動運転車両V1から降車すると(ステップS12)、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、車載通信部31によって第1自動運転車両V1の車両IDを含む入庫要求を無線送信する(ステップS13)。
車両誘導装置2の制御部25は、無線通信部21によって前記入庫要求を受信すると、第1自動運転車両V1の自動運転装置3との間に無線通信を確立すると共に、第1自動運転車両V1が降車場所13に到着したこと、換言すれば、第1自動運転車両V1の現在位置を把握する(ステップS14)。
また、車両誘導装置2の制御部25は、メモリ部22に記憶されている複数の車室12の駐車状況を確認する。そして、車両誘導装置2の制御部25は、自動運転車両Vが駐車されていない空き車室(空き車室が複数ある場合にはそのうちのいずれか)を、第1自動運転車両V1を入庫(駐車)させる車室(以下「入庫車室」という)12Xとして、換言すれば、第1自動運転車両V1の移動先として特定する(ステップS15)。空き車室がない場合、車両誘導装置2の制御部25は、空き車室が発生するのを待って(複数の車室12のいずれかに駐車している自動運転車両Vが出庫するの待って)、第1自動運転車両V1を入庫(駐車)させる入庫車室12Xを特定することができる。なお、ここでは、図5においてハッチングが付された車室12が第1自動運転車両V1を入庫(駐車)させる入庫車室12X(第1自動運転車両V1の移動先)として特定されたものとする。
車両誘導装置2の制御部25は、第1自動運転車両V1を駐車させる入庫車室12X、つまり、第1自動運転車両V1の移動先を特定すると、投影部23を制御して第1自動運転車両V1を降車場所13(現在位置)から入庫車室12X(移動先)へと誘導するための誘導情報を車路11上に投影すると共に(ステップS16)、入庫車室12X(移動先)の位置情報を含む入庫許可信号を無線通信部21によって第1自動運転車両V1の自動運転装置3に送信する(ステップS17)。
本実施形態において、車両誘導装置2の制御部25は、降車場所13(第1自動運転車両V1の現在位置)と入庫車室12X(第1自動運転車両V1の移動先)とに基づき、メモリ部22から対応する誘導情報(誘導線、コード画像)を読み出すと共に複数のプロジェクタ23A~23Lの一部(ここでは、プロジェクタ23A~23E)を選択的に動作させ、これによって、図6に示されるように、降車場所13から入庫車室12X又はその近傍に至る第1誘導線L1と、第1~第4コード画像C1~C4とを前記誘導情報として車路11上に投影する。第1誘導線L1は、それぞれが車路11の路端側に配置される一対の外側線で構成されており、第1自動運転車両V1の前方の所定位置から入庫車室12X又はその近傍まで延びている。また、第1~第4コード画像C1~C4のそれぞれは、自身が投影される位置の位置情報がコード化されたQRコード(登録商標)で構成されている。第1コード画像C1は、降車場所13の近傍の第1位置に投影され、第4コード画像C4は、入庫車室12Xの近傍の第2位置に投影され、第2、第3コード画像C2、C3は、前記第1位置と前記第2位置との間の途中位置に投影される。
第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、車載通信部31によって前記入庫許可信号を受信すると、自身の動作モードを前記入庫モードに設定する(ステップS18)。そして、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、自身の動作モードを前記入庫モードに設定すると、次のように動作する。
第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、カメラ51によって取得された第1自動運転車両V1の前方の路面画像から第1コード画像C1を抽出し、抽出した第1コード画像C1から位置情報を読み取ると共に第1コード画像C1までの距離を計測する(図6参照)。そして、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第1コード画像C1から読み取った位置情報と第1コード画像C1までの距離とに基づいて第1自動運転車両V1の位置(以下「第1初期位置」という)を推定する(ステップS19)。これにより、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、入庫動作前の第1自動運転車両V1の第1初期位置を精度よく推定することができる。推定された第1自動運転車両V1の第1初期位置は、第1自動運転車両V1の車両IDと共に位置情報として車両誘導装置2に送信される(ステップS20)。このため、車両誘導装置2の制御部25も第1自動運転車両V1の第1初期位置を精度よく把握することができる(ステップS21)。
また、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、車載通信部31によって受信された前記入庫許可信号に含まれた入庫車室12X(移動先)の位置情報を確認する(ステップS22)。その後、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、入庫車室12X(移動先)に向けて第1自動運転車両V1の走行を開始させる(ステップS23)。
第1自動運転車両V1の走行中、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、カメラ51によって取得された第1自動運転車両V1の前方の路面画像から第1誘導線L1を抽出すると共に抽出した第1誘導線L1に沿って(一対の外側線を超えないように)第1自動運転車両V1を走行させる(図7参照)。このため、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第1自動運転車両V1が車路11から逸脱するのを防止しながら、第1自動運転車両V1を入庫車室12Xに向かって走行させることができる。
また、第1自動運転車両V1の走行中、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第1自動運転車両V1の前記第1初期位置を基に第1自動運転車両V1の位置を推定する。例えば、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第1自動運転車両V1の前記第1初期位置、慣性センサ54の出力及び速度センサ55の出力に基づいて第1自動運転車両V1の位置を推定することができる。さらに、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第2~第4コード画像C2~C4から読み取った位置情報と第2~第4コード画像C2~C4までの距離とを利用して、第1自動運転車両V1の前記第1初期位置を基に推定された第1自動運転車両V1の位置を補正する(ステップS24)。このため、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、入庫車室12Xに向かって移動中の第1自動運転車両V1の位置を精度よく把握することができる。推定及び/又は補正された第1自動運転車両V1の位置は、第1自動運転車両V1の車両IDと共に位置情報として断続的に車両誘導装置2に送信される(ステップS25)。このため、車両誘導装置2の制御部25も入庫車室12Xに向かって移動中の第1自動運転車両V1の位置を精度よく把握することができる(ステップS26)。
第1自動運転車両V1が車路11上を入庫車室12X(移動先)に対応する位置まで移動すると(ステップS27)、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、図8に示されるように、例えば公知の自動駐車技術を利用して第1自動運転車両V1を入庫車室12Xに駐車させる自動駐車処理を実行する(ステップS28)。そして、第1自動運転車両V1の入庫車室12Xへの駐車が完了すると(ステップS29)、第1自動運転車両V1の自動運転装置3は、第1自動運転車両V1の車両IDを含む入庫完了信号を車載通信部31によって車両誘導装置2に送信し(ステップS30)、その後、前記入庫モードでの動作を終了する(ステップS31)。
車両誘導装置2の制御部25は、無線通信部21によって前記入庫完了信号を受信すると、第1自動運転車両V1の車両ID、入庫車室12Xの車室IDとを紐づけてメモリ部22に記憶させると共に(ステップS32)、投影部23を制御して前記誘導情報の投影を終了する(ステップS33)。これにより、第1自動運転車両V1の入庫処理が終了する。
図9は、図5~図8とは異なる車室12が第1自動運転車両V1を駐車させる入庫車室12Xとして特定された場合に、投影部23によって車路11上に投影される誘導情報を示している。この場合、車両誘導装置2の制御部25は、メモリ部22から対応する誘導情報(誘導線、コード画像)を読み出すと共にプロジェクタ23A、23I及び23Jを動作させ、これによって、第2誘導線L2と、第1、第5及び第6コード画像C1、C5、C6とを前記誘導情報として車路11上に投影する。第2誘導線L2は、第1誘導線L1と同様、一対の外側線で構成されており、第1、第5及び第6コード画像C1、C5、C6のそれぞれは、自身が投影される位置の位置情報がコード化されたQRコード(登録商標)で構成されている。第6コード画像C6は、入庫車室12Xの近傍の第3位置に投影され、第5コード画像C5は、前記第1位置と前記第3位置との間の途中位置に投影される。
[自動運転車両の出庫処理]
図10~図15を参照して自動運転車両Vの出庫処理の一例を説明する。図10は、自動運転車両Vの出庫処理の一例を示すシーケンス図であり、図11~図15は、自動運転車両Vの出庫処理の一例を説明するための図である。
図10~図15を参照して自動運転車両Vの出庫処理の一例を説明する。図10は、自動運転車両Vの出庫処理の一例を示すシーケンス図であり、図11~図15は、自動運転車両Vの出庫処理の一例を説明するための図である。
まず、自動運転車両Vに乗車しようとする利用者(図示省略)によって指示入力部24に前記出庫指示が入力される。車両誘導装置2の制御部25は、指示入力部24に前記出庫指示が入力されると(ステップS51)、複数の車室12のいずれかに駐車している自動運転車両Vを出庫処理の対象(第2自動運転車両V2)として選択する(ステップS52)。ここでは、図11においてハッチングが付された車室(以下「出庫車室」という)12Yに駐車している自動運転車両Vが出庫処理の対象である第2自動運転車両V2として選択されたものとする。
車両誘導装置2の制御部25は、出庫車室12Yに駐車している第2自動運転車両V2を出庫処理の対象として選択すると、出庫車室12Yの位置情報を確認することによって第2自動運転車両V2の現在位置を把握すると共に(ステップS53)、乗車場所14を第2自動運転車両V2の移動先として特定する(ステップS54)。
そして、車両誘導装置2の制御部25は、投影部23を制御して第2自動運転車両V2を出庫車室12Y(現在位置)から乗車場所14(移動先)へと誘導するための誘導情報を車路11上に投影すると共に(ステップS55)、乗車場所14(移動先)の位置情報を含む出庫指令を無線通信部21によって第2自動運転車両V2の自動運転装置3に送信する(ステップS56)。
本実施形態において、車両誘導装置2の制御部25は、出庫車室12Y(第2自動運転車両V2の現在位置)と乗車場所14(第2自動運転車両V2の移動先)とに基づき、メモリ部22から対応する誘導情報(誘導線、コード画像)を読み出すと共に複数のプロジェクタ23A~23Lの一部(ここでは、プロジェクタ23F~23H)を選択的に動作させ、これによって、図12に示されるように、出庫車室12Yから乗車場所14又はその近傍に至る第3誘導線L3と、第7~第9コード画像C7~C9とを車路11上に投影する。第3誘導線L3は、第1、第2誘導線L1、L2と同様、一対の外側線で構成されており、第2自動運転車両V2の前方の所定位置から乗車場所14又はその近傍まで延びている。また、第7~第9コード画像C7~C9のそれぞれは、自身が投影される位置の位置情報がコード化されたQRコード(登録商標)で構成されている。第7コード画像C7は、出庫車室12Yの近傍の第4位置に投影され、第9コード画像C9は、乗車場所14の近傍の第5位置に投影され、第8コード画像C8は、前記第4位置と前記第5位置との間の途中位置に投影される。
第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、車載通信部31によって前記出庫指令を受信すると、自身の運転モードを前記出庫モードに設定する(ステップS57)。第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、自身の動作モードを前記出庫モードに設定すると、次のように動作する。
第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、カメラ51によって取得された第2自動運転車両V2の前方の画像から第7コード画像Cを抽出し、抽出した第7コード画像C7から位置情報を読み取ると共に第7コード画像C7までの距離を計測する(図12参照)。そして、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、第7コード画像C7から読み取った位置情報と第7コード画像C7までの距離とに基づいて第2自動運転車両V2の位置(以下「第2初期位置」という)を推定する(ステップS58)。これにより、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、出庫動作前の第2自動運転車両V2の第2初期位置を精度よく推定することができる。推定された第2自動運転車両V2の第2初期位置は、第2自動運転車両V2の車両IDと共に車両誘導装置2に送信される(ステップS59)。このため、車両誘導装置2の制御部25も第2自動運転車両V2の第2初期位置を精度よく把握することができる(ステップS60)。
また、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、車載通信部31によって受信された前記出庫指令に含まれた乗車場所14(移動先)の位置情報を確認する(ステップS61)。その後、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、乗車場所14(移動先)に向けて第2自動運転車両V2の走行を開始させる(ステップS62)。
第2自動運転車両V2の走行中、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、カメラ51によって取得された第2自動運転車両V2の前方の路面画像から第3誘導線L3を抽出すると共に抽出した第3誘導線L3に沿って第2自動運転車両V2を走行させる(図13参照)。このため、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、第2自動運転車両V2が車路11から逸脱するのを防止しながら、第2自動運転車両V2を乗車場所14に向かって走行させることができる。
また、第2自動運転車両V2の走行中、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、第2自動運転車両V2の前記第2初期位置を基に第2自動運転車両V2の位置を推定すると共に、第7及び第8コード画像C7、C8から読み取った位置情報と第7及び第8コード画像C7、C8までの距離とを利用して、第2自動運転車両V2の前記第2初期位置を基に推定された第2自動運転車両V2の位置を補正する(ステップS63)。このため、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、乗車場所14に向かって移動中の第2自動運転車両V2の位置を精度よく把握することができる。推定及び/又は補正された第2自動運転車両V2の位置は、第2自動運転車両V2の車両IDと共に位置情報として断続的に車両誘導装置2に送信される(ステップS64)。このため、車両誘導装置2の制御部25も乗車場所14に向かって移動中の第2自動運転車両V2の位置を精度よく把握することができる(ステップS65)。
第2自動運転車両V2が車路11上を乗車場所14(移動先)まで移動すると(ステップS66)、図14に示されるように、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、第2自動運転車両V2を乗車場所14で停車させる(ステップS67)。そして、第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、第2自動運転車両V2の車両IDを含む出庫完了信号を車載通信部31によって車両誘導装置2に送信し、その後、前記出庫モードでの動作を終了する(ステップS68、S69)。なお、前記出庫モードでの動作を終了した第2自動運転車両V2の自動運転装置3は、例えば利用者が第2自動運転車両V2に乗車すると共に移動経路が設定されることにより、前記通常走行モードでの走行を開始する。
車両誘導装置2の制御部25は、無線通信部21によって前記出庫完了信号を受信すると、メモリ部22に出庫車室12Yの番号と紐づけて記憶されている第2自動運転車両V2の車両IDを消去する(ステップS70)。これにより、出庫車室12Yが空き車室として認識されることになる。また、車両誘導装置2の制御部25は、投影部23を制御して前記誘導情報の投影を終了する(ステップS71)。これにより、第2自動運転車両V2の出庫処理が終了する。
なお、図15は、図11~図14とは異なる出庫車室12Yに駐車している自動運転車両Vが出庫処理の対象である第2自動運転車両V2として選択された場合に、投影部23によって車路11上に投影される誘導画像を示している。この場合、車両誘導装置2の制御部25は、メモリ部22から対応する誘導情報(誘導線、コード画像)を読み出すと共にプロジェクタ23H、23J、23K及び23Lを動作させることにより、第4誘導線L4と、第9~第11コード画像C9~C11とを前記誘導情報として車路11上に投影する。第4誘導線L4は、第1~第3誘導線L1~L4と同様、一対の外側線で構成されており、第9~第11コード画像C9~C11のそれぞれは、自身が投影される位置の位置情報がコード化されたQRコード(登録商標)で構成されている。第10コード画像C10は、出庫車室12Yの近傍の第6位置に投影され、第11コード画像C11は、前記第6位置と前記第5位置との間の途中位置に投影される。
以上説明したように、実施形態に係る自動バレーパーキングシステム1において、駐車場Pに設けられた車両誘導装置2は、自動運転車両Vの位置(降車場所13又は複数の車室12のいずれか等)を把握すると共に自動運転車両Vの移動先(複数の車室12のいずれか又は乗車場所14等)を特定する。そして、車両誘導装置2は、自動運転車両Vを前記移動先へと誘導するための誘導情報を自動運転車両V(より具体的には、自動運転車両Vの自動運転装置3)が認識可能な態様で車路11上に投影するように構成されている。
このため、本実施形態における車両誘導装置2によれば、多数のセンサ装置を必要とすることなく、駐車場Pにおいて比較的簡単な構成によって自動運転車両Vを前記移動先へと誘導することができる。
具体的には、本実施形態において、車両誘導装置2は、自動運転車両Vの前方の所定位置から前記移動先又はその近傍に至る誘導線と、自身が投影される位置を示す位置情報を含む画像(コード画像)とを前記誘導情報として車路11上に投影する。
このため、自動運転車両Vの自動運転装置3は、自動運転車両Vを前記誘導線に沿って走行させることが可能である。したがって、自動運転車両Vが車路11から逸脱することが防止される、また、自動運転車両Vの自動運転装置3は、前記位置情報を含む画像(コード画像)から抽出した位置情報を自動運転車両Vの位置の推定に利用することが可能である。したがって、自動運転装置3による自動運転車両Vの位置の推定精度を高めることができる。
なお、上述の実施形態において、車両誘導装置2は、自動運転車両Vの前方の所定位置から前記移動先又はその近傍に至る誘導線と、自身が投影される位置を示す位置情報を含む画像(コード画像)とを車路11上に投影している。しかし、これに限られるものではない。車両誘導装置2は、前記誘導線及び前記位置情報を含む画像(コード画像)のいずれかを車路11上に投影するように構成されてもよい。
また、上述の実施形態において、車両誘導装置2は、自動運転車両Vの入庫(車室12への駐車)が完了すると又は自動運転車両Vの出庫(乗車場所14への移動)が完了すると、車路11上への前記誘導情報の投影を終了するようにしている。しかし、これに限られるものではない。車両誘導装置2は、例えば、自動運転車両Vの移動によって自動運転車両Vの後方に位置することになった前記誘導情報の投影を終了することにより、自動運転車両Vの前方の車路11上にのみ前記誘導情報を投影するように構成されてもよい。このようにすると、自動運転車両Vの入庫の完了又は出庫の完了を待つことなく、後続の自動運転車両Vの入庫処理及び/又は出庫処理を開始することが可能になり、便宜である。
さらに、上述の実施形態において、駐車場Pは、いわゆる平面駐車場になっている。しかし、これに限られるものではなく、本発明は、立体駐車場や機械式駐車設備などにも適用可能である。例えば、本発明が機械式駐車設備に適用される場合、車両誘導装置2は、自動運転車両Vを利用者が自動運転車両Vを降車するための降車場所から前記機械式駐車設備の入庫口へと誘導するための誘導情報を前記降車場所と前記入庫口との間の車路上に投影し、及び/又は、自動運転車両Vを前記機械式駐車設備の出庫口から利用者が自動運転車両Vに乗車するための乗車場所へと誘導するための誘導情報を前記出庫口と前記乗車場所との間の車路上に投影するように構成され得る。
さらにまた、上述の実施形態においては、自身が投影される位置を示す位置情報を含むコード画像が、車両誘導装置2が車路11上に投影する前記位置情報を含む画像として採用されている。しかし、これに限られるものではない。前記位置情報を含む画像は、自動運転車両Vを移動先に誘導するために用いられ得るものであればよい。例えば、車両誘導装置2は、自身が投影される位置の位置情報を示す文字と数字との組み合わせを、前記位置情報を含む画像として車路11上に投影してもよい。あるいは、車両誘導装置2は、自身が投影される位置を示す位置情報に代えて又は加えて移動先の位置情報を含むコード画像を、前記位置情報を含む画像として車路11上に投影したり、移動先の位置情報示す文字と数字との組み合わせを、前記位置情報を含む画像として車路11上に投影したりしてもよい。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は、上述の実施形態や変形例に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらなる変形及び変更が可能であることはもちろんである。
1…自動バレーパーキングシステム、2…車両誘導装置、3…自動運転装置、11…車路、12…車室、12X…入庫車室、12Y…出庫車室、13…降車場所、14…乗車場所、21…無線通信部、21A~21D…無線局、22…メモリ部、23…投影部、23A~23L…プロジェクタ、24…指示入力部、25…制御部、31…車載通信部、32…車載メモリ、C1~C11…コード画像(誘導情報)、L1~L4…誘導線(誘導情報)、M…管理室、P…駐車場、V…自動運転車両
Claims (8)
- 車路及び複数の車室を有した駐車場に設けられ、自動運転車両の位置を把握すると共に前記自動運転車両の移動先を特定し、前記自動運転車両を前記移動先へと誘導するための誘導情報を前記自動運転車両が認識可能な態様で前記車路上に投影するように構成されている、車両誘導装置。
- 前記誘導情報は、前記自動運転車両の前方の所定位置から前記移動先又はその近傍に至る誘導線と、自身が投影される位置を示す位置情報を含む画像とを含む、請求項1に記載の車両誘導装置。
- 前記誘導線は、それぞれが前記車路の路端側に配置される左右一対の外側線であり、
前記位置情報を含む画像は、自身が投影される位置を示す位置情報がコード化されたコード画像である、請求項2に記載の車両誘導装置。 - 前記コード画像がQRコード(登録商標)である、請求項3に記載の車両誘導装置。
- 前記移動先は、前記複数の車室のいずれか又は利用者が前記自動運転車両に乗車するための乗車場所である、請求項1~4のいずれか一つに記載の車両誘導装置。
- 前記自動運転車両との間で無線通信を行うための無線通信部と、
情報を前記自動運転車両が認識可能な態様で前記車路上に投影可能な投影部と、
前記無線通信部によって前記自動運転車両との間で無線通信を行い、前記自動運転車両の位置を把握すると共に前記自動運転車両の移動先を特定し、及び、前記誘導情報を前記車路上に投影するように前記投影部を制御する制御部と、
を有する、請求項1~5のいずれか一つに記載の車両誘導装置。 - 前記投影部は、前記車路の上方に互いに間隔をあけて設置された複数のプロジェクタを含み、
前記制御部は、前記自動運転車両の位置及び前記自動運転車両の移動先に応じて前記複数のプロジェクタの一部を選択的に動作させることによって前記誘導情報を前記車路上に投影するように構成されている、
請求項6に記載の車両誘導装置。 - 請求項1~7のいずれか一つに記載の車両誘導装置と、
自身に搭載された自動運転装置によって走行制御される自動運転車両と、
を含み、
前記自動運転装置は、前記車路上に投影された前記誘導情報に基づいて前記自動運転車両の走行を制御するように構成されている、
自動バレーパーキングシステム。
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2021
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