JP3206314B2 - 無人搬送車の自律運転方法 - Google Patents

無人搬送車の自律運転方法

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JP3206314B2 JP18327594A JP18327594A JP3206314B2 JP 3206314 B2 JP3206314 B2 JP 3206314B2 JP 18327594 A JP18327594 A JP 18327594A JP 18327594 A JP18327594 A JP 18327594A JP 3206314 B2 JP3206314 B2 JP 3206314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人搬送車の自律運転
方法に係り、特に衝突防止等を図った運転方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車は、各種の工場・倉庫・オフ
ィス等で部品・製品・小物などを搬送する装置である。
無人搬送車は、走行路に沿い備えた誘導ライン(電線や
光反射テープ)を誘導センサ(磁気センサや光センサ)
で検出し、誘導ラインに沿い走行する。
【0003】ここで無人搬送車の一例を図11を参照し
て説明する。図11に示す無人搬送車1は、回転駆動と
ステアリングを行なう1つの前輪2と、従動輪として機
能する2つの後輪3を有する三輪車タイプのものであ
る。車体本体4の前部には誘導センサ5fが設置されて
いる。走行するときには、誘導センサ5fにより誘導線
10を検出し、誘導センサ5fの中央部つまり車体本体
4の中央部が、誘導線10の真上に位置するようにステ
アリング制御しつつ走行する。なおステアリング制御を
含めて、走行のための各種制御は制御装置6の指令によ
り行なう。
【0004】上述した無人搬送車1では、誘導センサ5
fにより誘導線10を検出し誘導線10と車体本体4の
中央との距離(ズレ量)をセンシングし、このズレ量に
応じてステアリング角が決まる。なお、ズレ量とステア
リング角との関係は制御装置6にあらかじめ設定されて
いる。
【0005】ところで、無人搬送車によるシステムで
は、走行路内に一台のみの無人搬送車が置かれるわけで
なく、複数台の無人搬送車が動き回っているのである
が、走行路での合流、分岐、走行路変更、減速位置等に
て無人搬送車どうしが衝突したりする問題が生じてい
る。このため、一定の条件では優先走行したり待機した
りしてその情況を判断し走行を行なういわゆる自律交差
点制御が行なわれることになる。
【0006】従来における自律交差点制御の方式として
は、優先順位を備え付けの自律交差点ユニット基板上の
DIP−SWにて無人搬送車ごとに決定している方式が
あり、あるいは、交差点エリア内にて単一周波数の送受
信を行なって先行車の有無を確認する方式がある。ま
た、厳密には自律交差点制御に入るかどうか不明である
が往復の誘導路を設けて上りと下りのラインをルートデ
ータ上にて設定している方式もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の自律
交差点制御にあっては、自律交差点ユニット基板上のD
IP−SWにて優先順位を決める場合、システム内の無
人搬送車台数が内部で保持する優先順位数より多いとき
優先順位の重なる無人搬送車が存在することになって衝
突を生ずることがある。また、交差点エリア内にて単一
周波数の送受信を行なう場合には図12に示すようなル
ートにおいて2台の無人搬送車が自律交差点制御を行な
うとき双方の無人搬送車が直進する場合でも自律制御を
行なうこととなっていずれか一方が待機停止することに
なり不自然な動きとなる。更に、往復誘導路を設置する
場合、上りルートと下りルートとが走行方向によって図
13の如く決定されシステム上無駄なルートを走行する
ことになる。
【0008】また、交差点エリア内にて先行車の送信周
波数を受信していない場合、すなわち先行車が居ないと
き念のため2秒間送受信をくり返すという図14に示す
如き制御があるが、2秒間の受信ができないとき例えば
鉄柱等の陰を走行して電波が弱くなった時とか停止中の
無人搬送車が電波を受信できなくなったとき等、走行を
開始することにより衝突を起すことがある。
【0009】あるいはまた、図15に示すように交差点
エリアが複数継続し、マーカ1の認定にてエリア1の周
波数f2 にて自律交差点制御を行ない、マーカ2の認定
にてエリア2の周波数f1 にて自律交差点制御を行なう
場合、そのエリアの周波数の受信にて先行車の存在を検
知し待機停止を行なう場合、無人搬送車(AGV)のう
ちAGVBがエリア1を走行中AGVAはマーカ1にて
待機停止を行ない、AGVBがマーカ2を設定するとエ
リア1の周波数の送信をやめたがAGVCがエリア2内
に存在してAGVBが待機停止を行なっているとき、A
GVAが動き出すことによりAGVAとAGVBとが衝
突することがある。もっとも、AGVには障害物センサ
が搭載されているが、センサにて検知できなかったりシ
ステム上センサを無効にすることがある。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題に鑑み、無
人搬送車台数が自律交差点ユニット基板上のDIP−S
Wより多くても衝突しないようにした自律運転方法を提
供する。
【0011】本発明は、無人搬送車が必要以上に待機停
止したり無駄なルート走行をしないようにした自律運転
方法を提供する。
【0012】本発明は、誤動作によりまた周波数切替時
の間隙によって衝突が生じないようにした自律運転方法
を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の構成は、次の点を特徴とする。 1) 一方の走行路から他方の走行路への走行路の切替
えを行い得るよう走行路が交差する交差点エリアを含む
走行路を走行させる無人搬送車の自律運転方法におい
て、交差点エリアの手前に配設するマーカの検出によ
り、無人搬送車が第1の周波数の電波を送信して自車が
交差点エリアにあることを主張すると同時に、他の無人
搬送車が送信する特定の周波数の電波の受信を開始する
一方、先行する無人搬送車が交差点エリアに存在するか
否かを、前記第1の周波数の電波の受信にて判定し、存
在しなければ走行を開始し、直進の場合には、これに固
有の特定の周波数の電波を、分岐の場合にはこれに固有
の特定の周波数の電波を送信する一方、先行する無人搬
送車が交差点エリアに存在する場合、先行する無人搬送
車から直進の場合の特定の周波数の電波を受信した場合
には、自車も直進か否かを判断し、直進の場合にはこれ
に固有の特定の周波数の電波を送信するとともに、自車
が直進しない場合、若しくは直進の場合の特定の周波数
の電波を受信しない場合には、分岐に固有の特定の周波
数の電波を受信しているか否かを判定し、受信の場合に
は停止、受信していない場合には、走行して分岐に固有
の特定の周波数の電波を送信すること。本発明によれ
ば、先行車が交差点エリア内に在るか否か、また在って
も自車の走行方向と一致して障害があるか否かを判断す
ることにより、無人搬送車を円滑に運行することができ
る。 2) 本線と、この本線に対して分岐した後再度合流す
る迂回路とからなる分岐エリアを含む走行路を走行させ
る無人搬送車の自律運転方法において、無人搬送車が分
岐エリアに接近すると2つの周波数にて送受信を行うと
ともに、一方の無人搬送車は、第1の周波数の電波の送
信を行うとともに、第2の周波数の電波の受信を行い、
第2の周波数の電波を受信したとき右分岐、受信しない
とき左分岐とする一方、右分岐の際に分岐エリア内で地
上局が送信する第3の周波数の電波を受信することによ
りこの第3の周波数の電波を送信して進行する一方、第
3の周波数の電波を受信しない場合には停止してその場
に待機するとともに、対向方向に走行する他方の無人搬
送車は、第2の周波数の電波の送信を行うとともに、第
1の周波数の電波の受信を行い、第1の周波数の電波を
受信したとき右分岐、受信しないとき左分岐とする一
方、右分岐の際に分岐エリア内で地上局が送信する第3
の周波数の電波を受信することによりこの第3の周波数
の電波を送信して進行する一方、第3の周波数の電波を
受信しない場合には停止してその場に待機するように制
御すること。本発明によれば、搬送システムの円滑な運
行ができ、往復ルートが不必要となって分岐点が数カ所
必要となるだけである。 3) 本線と、この本線に対して分岐した後再度合流す
る迂回路とからなる分岐エリアを含む走行路を走行させ
るとともに、分岐エリア内において先行車の送信する周
波数の電波を受信しない場合、この受信を一定時間繰り
返し、それでも前記周波数の電波を受信しない場合に走
行を開始するようにした無人搬送車の自律運転方法にお
いて、他の無人搬送車が送出する第1の周波数の電波を
受信したか否かを検出し、検出しない場合には、そのま
ま走行しつつ第1の周波数の電波を送信するとともに、
当該分岐エリアの所定位置に配設するマーカを検出した
後、一定時間第2の周波数の電波を送信する一方、第1
の周波数の電波を検出した場合には、停止し、第2の周
波数の電波の受信モードとしておき、この間に第2の周
波数の電波を受信した場合にはすぐに、また第2の周波
数の電波を受信ない場合には、所定時間待って、初期状
態に戻り、第1の周波数の電波を受信しない場合に走行
するようにしたこと。本発明によれば、一度待機停止し
た無人搬送車は、走行中の先行車の電波の強弱に影響さ
れず、先行車が交差点エリア外に確実に出るまで待機し
続ける。
【0014】
【0015】
【実施例】ここで、図1〜図10を参照して本発明の実
施例を説明する。図1,図2は、自律交差点ユニット基
板のDIP−SWにて優先順位を決定するものでなく、
マーカ毎に優先順位を決定するものである。すなわち、
図1に示すように3台の無人搬送車(AGV)A,B,
Cが合流する場合、各AGV A,B,Cは、マーカ
1,2,3を認識することにより交差点制御を開始す
る。この場合、マーカの優先順位が決定されているの
で、その順位に沿って順にAGVの走行が行なわれる。
この場合、交差点以外ではAGVに優先順位がなく交差
点に進入してマーカによって優先順位が得られる。図2
は交差点毎に優先順位を変更した例であり、図2ではマ
ーカの番号にて優先順位が決定される。
【0016】このようにして、図1,図2の実施例で
は、AGV毎の優先順位は待つことなく交差点での進入
によるマーカにて優先順位が決定するので、システム中
AGVの台数に制限はなくなり、衝突も生じない。この
結果、システムの拡大と滑らかな運行ができ、及び優先
順位を可変とすることができる。
【0017】図3,図4は、図12に対応するもので、
自律交差点制御の結果、交差点エリア内の先行車の送信
周波数を確認して走行もしくは待機をする場合、不必要
な待機を除去するためルート毎に周波数を割り当ててこ
の周波数のサイクル監視を行ない停止・走行の判断した
例を示したものである。すなわち、図3において、マー
カ1,2によって自律交差点制御が行なわれるが、この
ときAGV A,Bは停止状態になくエリア内の周波数
を受信する態勢を採る。マーカ3,4によってAGV
A,Bが周波数f1 を送信し自車が交差点エリア内にあ
ることを主張すると共に周波数f2 ,f3 ,f4 を受信
し、受信した周波数と自車の走行方向を比較し、停止又
は走行をする。この交差点エリア内の走行中はf1 とそ
の走行路周波数を送信することになる。そして、マーカ
5,6によって自律交差点制御を全てオフする。
【0018】図4は、フローチャートを示すものであ
り、自律交差点制御が開始されると周波数f1 を送信し
始める。ついで、先行する車が交差点エリア内に存在す
るか否か周波数f1 の受信にて判定し、居なければ走行
を開始し直進の場合f4 を送信し、分岐の場合f2 かf
3 を送信する。他方、先行車が居る場合、先行車が直進
の場合の周波数f4 を受信すると自車も直進かどうか判
定し直進の場合直進周波数f4 を送信する。自車が直進
しない場合もしくは直進周波数f4 を受信しない場合に
は分岐周波数f2 ,f3 を受信しているか否か判定し受
信の場合には停止、受信していない場合走行し分岐周波
数f2 ,f3 を送信することになる。
【0019】このようにして先行車が交差点エリア内に
あるか否かあっても自車の走行方向と一致して障害があ
るか否か判断することにより、無人搬送車を円滑に運行
することができ、しかも地上無線局を必要とせず完全な
自律走行ができる。
【0020】走行方向によって走行路が限られていると
きの無駄なルート走行を防止するためには、図12に対
応する図5,図6の方法を採用する。すなわち、各AG
Vは、分岐エリアに接近すると2つの周波数f1 ,f2
により送信受信を行ない、自車の走行方向を確認する。
分岐したAGVは、マーカ1,2により周波数をf3
切替え地上無線局からf3 を受信するまで待機し受信後
走行する。地上無線局は周波数f1 2 を受信しなくな
った後周波数f3 を送信する。この場合f3 は分岐通過
後の本線進入中を意味する。
【0021】図6は、上記2台AGV A,Bのフロー
チャートであり、AGV Aではf1送信f2 受信を行な
いf2 受信のとき右分岐、受信しないとき左分岐とす
る。ついで、右分岐では地上局によるf3 送信を受信す
ることにより右分岐の本線進行中となり、f3 送信モー
ドとなる。f3 が受信できないときは待機する。AGV
Bにても同様でf1 受信f2 送信を行ないf1受信にて
右分岐、受信しないで左分岐を行なう。右分岐では地上
局によるf3 送信を受信し右分岐の本線進行中となりf
3 送信モードとなる。f3 が受信できないとき待機す
る。
【0022】このように本実施例では搬送システムの円
滑な運行ができ、往復ルートが不必要となって分岐点が
数個所必要となるだけであり、電波が周辺設備等減衰し
ても確実な待機ができ衝突防止ができる。
【0023】他車の電波を受信することにより停止し先
行車がなくなっても2秒間送受信を繰り返した場合に他
車を見付けることを予定した場合でも、電波が弱くなっ
たときには衝突することがある。図14に示すこのこと
を防止すべく2周波数の制御を行なうことにより交差点
の入口にて第1周波数f1 にて進入の可否を確認し進入
不可によって停止後第2周波数f2 を受信することによ
り走行を開始するものである。また、走行しているAG
Vは交差点の出口にて第2周波数を送信する。
【0024】図7は具体的フローチャートで交差点エリ
アに進入した時第1周波数f1 にて自律交差点制御が開
始される。ついで、第1周波数f1 の受信判定ブロック
により、2台以上のAGVが同時にエリアに進入したか
否かを判定し進入していなければそのまま走行しつつ第
1周波数を送信する。その後交差点出口マーカ認定によ
り交差点制御が終了しその後1秒間第2周波数を送信す
る。他方、第1周波数を受信した場合には停止し、第2
周波数の受信モードとしておき、ついで第2周波数受信
しない場合1分待ってこの受信を再確認し、受信した場
合プログラムの初期状態に戻るようになっている。こう
して、一度待機停止したAGVは、走行中のAGVの電
波の強弱に影響されず先行車がエリア外に確実に出るま
で待機し続ける。
【0025】図8,図9,図10は、図15に対応して
エリアの境界での切替時の間隙について衝突を防止する
ための実施例であり、1エリアにて2周波数を使用して
おり、進行前方エリアの周波数を受信して停止しつつ現
エリアの周波数を送信するものである。すなわち、図8
の状態にてAGV2は、マーカ2の認定にて交差点制御
が開始されエリア2の周波数f1 により自律交差点制御
が実行される。ついで周波数f1 が受信されて先行車の
存在が確認されたときそのまま停止されつつ周波数f2
を送信する。先行車が無い状態では走行しマーカ3の認
定により交差点制御が終了される。一方、AGV1はマ
ーカ1の認定にて交差点制御が開始され周波数f2 にて
自律交差点制御が実行される。この時に先行車があり周
波数f2 (例えばAGV2からの)を受信することによ
り停止すると共に周波数f3 を送信する。周波数f 2
受信されず先行車が無い状態ではそのまま走行され自律
交差点制御が実行される。
【0026】このような制御をすることにより図10に
示す如く待機エリア1〜5が連続する場合、AGV B
がf1 受信f2 送信、AGV Cがf2 受信f3 送信、
AGVDはf3 受信f4 送信…という具合になり、AG
V Aが図の位置で待機した時後続車AGV B〜Fは確
実に各マーカにて待機停止し、先行車が発車した後各A
GVが発車するといういわゆるバッファ制御が可能とな
った。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、衝
突を防止することができ、また必要以上な待機停止もな
く、無駄なルート走行を防止する等種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マーカによる優先順位決定の説明図。
【図2】優先順位変更の説明図。
【図3】4周波による交差点制御の説明図。
【図4】図3に係るフローチャート。
【図5】往復ルートを不用とした分岐エリアの説明図。
【図6】図5に係るフローチャート。
【図7】入口周波数と出口周波数とによる交差点制御の
説明図。
【図8】バッファ制御の説明図。
【図9】図8に係るフローチャート。
【図10】バッファ制御の説明図。
【図11】無人搬送車の概略構成図。
【図12】無駄な待機停止をする場合の説明図。
【図13】往復ルートが決まっている場合の説明図。
【図14】電波が弱くなった場合の問題を説明するフロ
ーチャート。
【図15】周波数切替間隙における衝突の説明図。
【符号の説明】
A〜F 無人搬送車(AGV)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の走行路から他方の走行路への走行
    路の切替えを行い得るよう走行路が交差する交差点エリ
    アを含む走行路を走行させる無人搬送車の自律運転方法
    において、 交差点エリアの手前に配設するマーカの検出により、無
    人搬送車が第1の周波数の電波を送信して自車が交差点
    エリアにあることを主張すると同時に、他の無人搬送車
    が送信する特定の周波数の電波の受信を開始する一方、 先行する無人搬送車が交差点エリアに存在するか否か
    を、前記第1の周波数の電波の受信にて判定し、 存在しなければ走行を開始し、直進の場合には、これに
    固有の特定の周波数の電波を、分岐の場合にはこれに固
    有の特定の周波数の電波を送信する一方、 先行する無人搬送車が交差点エリアに存在する場合、 先行する無人搬送車から直進の場合の特定の周波数の電
    波を受信した場合には、自車も直進か否かを判断し、直
    進の場合にはこれに固有の特定の周波数の電波を送信す
    るとともに、 自車が直進しない場合、若しくは直進の場合の特定の周
    波数の電波を受信しない場合には、分岐に固有の特定の
    周波数の電波を受信しているか否かを判定し、受信の場
    合には停止、受信していない場合には、走行して分岐に
    固有の特定の周波数の電波を送信することを特徴とする
    無人搬送車の自律運転方法。
  2. 【請求項2】 本線と、この本線に対して分岐した後再
    度合流する迂回路とからなる分岐エリアを含む走行路を
    走行させる無人搬送車の自律運転方法において、 無人搬送車が分岐エリアに接近すると2つの周波数にて
    送受信を行うとともに、 一方の無人搬送車は、第1の周波数の電波の送信を行う
    とともに、第2の周波数の電波の受信を行い、第2の周
    波数の電波を受信したとき右分岐、受信しないとき左分
    岐とする一方、 右分岐の際に分岐エリア内で地上局が送信する第3の周
    波数の電波を受信することによりこの第3の周波数の電
    波を送信して進行する一方、第3の周波数の電波を受信
    しない場合には停止してその場に待機するとともに、 対向方向に走行する他方の無人搬送車は、第2の周波数
    の電波の送信を行うとともに、第1の周波数の電波の受
    信を行い、第1の周波数の電波を受信したとき右分岐、
    受信しないとき左分岐とする一方、 右分岐の際に分岐エリア内で地上局が送信する第3の周
    波数の電波を受信することによりこの第3の周波数の電
    波を送信して進行する一方、第3の周波数の電波を受信
    しない場合には停止してその場に待機するように制御す
    ることを特徴とする無人搬送車の自律運転方法。
  3. 【請求項3】 本線と、この本線に対して分岐した後再
    度合流する迂回路とからなる分岐エリアを含む走行路を
    走行させるとともに、分岐エリア内において先行車の送
    信する周波数の電波を受信しない場合、この受信を一定
    時間繰り返し、それでも前記周波数の電波を受信しない
    場合に走行を開始するようにした無人搬送車の自律運転
    方法において、 他の無人搬送車が送出する第1の周波数の電波を受信し
    たか否かを検出し、 検出しない場合には、そのまま走行しつつ第1の周波数
    の電波を送信するとともに、当該分岐エリアの所定位置
    に配設するマーカを検出した後、一定時間第2の周波数
    の電波を送信する一方、 第1の周波数の電波を検出した場合には、停止し、第2
    の周波数の電波の受信モードとしておき、この間に第2
    の周波数の電波を受信した場合にはすぐに、また第2の
    周波数の電波を受信ない場合には、所定時間待って、初
    期状態に戻り、第1の周波数の電波を受信しない場合に
    走行するようにしたことを特徴とする無人搬送車の自律
    運転方法。
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