JP3891519B2 - 放電ランプ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアークチューブ前端部が絶縁プラグから延出するリードサポートによって支持されるとともに、アークチューブの後端部が絶縁プラグに直接支持された構造の放電ランプ装置に係わり、特に、アークチューブが、電極の対設された密閉ガラス球をもつアークチューブ本体に密閉ガラス球を包囲密封する紫外線遮蔽用グローブが溶着一体化された構造であって、アークチューブの紫外線遮蔽用グローブ後端部が、絶縁プラグに固定された金属製支持部材によって支持された放電ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の放電ランプ装置としては、図15に示されるように、合成樹脂製絶縁プラグ(絶縁性ベース)1から突出する長短一対のリードサポート2a,2bによって、アークチューブ本体5の前後端部が支持された構造となっている。アークチューブ本体5の密閉ガラス球5a内には電極6,6が対設され、ガラス球5aには電極6,6に接続されたモリブデン箔7,7を封着するピンチシール部5b,5bが形成され、ピンチシール部5b,5bからはモリブデン箔7,7に接続されたリード線8a,8bが外部に導出し、このリード線8a,8bが直接又は金属支持体9を介して通電路であるリードサポート2a,2bに溶接固定されている。
【0003】
またガラス球5a内には、発光物質として水銀のほかに金属ハロゲン化物(例えば、ナトリウム−タリウム−インジュウム系又はスカンジウム−ナトリウム系)が含まれている。符号3は、アークチューブの密閉ガラス球5aを包囲するように絶縁プラグ1に固定保持された紫外線遮蔽用グローブで、アークチューブ本体5の発光から人体や灯具構成部材にとって有害な波長域の紫外線をカットするようになっている。
【0004】
しかし、金属製のリードサポート2a,2bは、紫外線遮蔽用グローブ3内に配設されているため、アークチューブの放電部から発生する紫外線にさらされ、リードサポート内部からマイナスの電荷を持つ自由電子が励起されて飛び出す。この自由電子が密閉ガラス球5aの外表面付近に達すると、密閉ガラス球5a内のプラスの電荷を持つ金属原子(Na+)が、マイナスの電荷を持つ自由電子に引張られてガラス球の壁を透過してガラス球外へ飛び出してしまい、ガラス球5a内の発光物質の蒸気圧が低下し、アークチューブの寿命が短くなるという問題があった。
【0005】
そこで、図16に示されるように、アークチューブ本体5に紫外線遮蔽用グローブ3を溶着一体化して、密閉ガラス球5aをグローブ3で包囲密封した構造にアークチューブを構成するとともに、絶縁プラグ(絶縁性ベース)1の前面でアークチューブ後端部およびグローブ3の外周を直接支持するようにした放電ランプ装置が提案された。
【0006】
なお絶縁プラグ1の前端部には、皿型のセラミック製ディスク4がねじ固定され、アークチューブ後端部は、ディスク4内に設けられたアークチューブ挿着孔4aを貫通して、絶縁プラグ1に設けられた係合孔1aに係合されるとともに、グローブ3がディスク4内に装填された無機系接着剤層4bによって把持された構造となっている。符号4cは、ディスク4を絶縁プラグ1に固定するためのねじ、符号1bは、絶縁プラグ1の外周に固定一体化されている焦点リングである。
【0007】
そして、紫外線遮蔽用グローブ3によって密閉ガラス球5aの発光から有害な波長域の紫外線がカットされるので、人体や灯具構成部材への悪影響が軽減され、また従来のように、紫外線を浴びて励起されたリードサポートから自由電子が飛び出して、密閉ガラス球5a内の発光物質の蒸気圧を低下させるという不具合がないというものである。なお図16において、図15に示す部材と同一部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した図16に示す放電ランプ装置では、アークチューブ後端部が絶縁プラグ1の前面に固定されたディスク4によって支持されているが、アークチューブはディスク4に対し殆ど傾動調整できないため、アークチューブの対向電極6,6を結ぶ軸(以下、放電軸という)Lをディスク4に対し正確に位置決めすることがむずかしかった。さらに、アークチューブを一体化したセラミック製ディスク4は、ねじ4cによって絶縁プラグ1に固定されているため、ディスク4と絶縁プラグ1を半径方向に位置調整することもできなかった。従って、従来技術では、アークチューブの放電軸Lを焦点リング1bの中心軸に対し正確に位置決めすることが困難であった。
【0009】
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、アークチューブの放電軸を焦点リングの中心軸に対し簡単かつ正確に位置決めすることのできる放電ランプ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係る放電ランプ装置においては、電極の対設された密閉ガラス球をもつアークチューブ本体に円筒形状の密閉ガラス球を包囲密封する紫外線遮蔽用グローブが溶着一体化されてアークチューブが構成され、前記アークチューブの前端部が焦点リングの設けられた合成樹脂製絶縁プラグから前方に延出する金属製リードサポートによって支持されるとともに、アークチューブのグローブ後端側が前記絶縁プラグに固定された金属製支持部材によって支持された放電ランプ装置において、
前記金属製支持部材を、絶縁プラグに固定されて絶縁プラグ前面に焦点リングと平行な基準平面を形成する金属製ベースプレートと、前記ベースプレートの基準平面に接合一体化されて、把持したアークチューブの放電軸をベースプレートの基準平面に対し垂直で、該放電軸を構成する後端側電極先端が前記接合面から適正高さに保持する金属製垂直保持部材とから構成するようにしたものである。
ベースプレートは、リフレクタに対する位置決め基準部材である焦点リングと平行な基準平面をもち、アークチューブの放電軸は、金属製垂直保持部材によりベースプレートの基準平面に対し垂直に保持されているので、アークチューブを把持した垂直保持部材をベースプレートの基準平面に沿って移動させることで、放電軸が焦点リングに対し望ましい所定位置(放電ランプ装置の中心軸上)となるように位置決めできる。
即ち、アークチューブを把持した垂直保持部材をベースプレートに沿って移動させて、放電軸が放電ランプ装置の中心軸と一致した位置で、垂直保持部材をベースプレートに接合一体化することで、放電軸が焦点リングに対し望ましい所定位置となる。
また、請求項1においては、前記垂直保持部材を、前記アークチューブのグローブに捲回固定される帯状の金属製アークチューブ把持バンドと、前記アークチューブ把持バンドの外周を挟持しかつ挟持部においてアークチューブ把持バンドに溶接される複数の舌片状挟持片がその内周縁に設けられ、前記ベースプレートに溶接一体化されるリング状の金属製スライドプレートと、から構成して、前記アークチューブの放電軸がスライドプレートのベースプレートとの接合面に対し垂直となるように、アークチューブに捲回固定された把持バンドとスライドプレートとを一体化するようにしたものである。
アークチューブの垂直保持部材への固定一体化は、アークチューブのグローブに捲回固定された把持バンドに舌片状挟持片を溶接することで行なわれるが、舌片状挟持片を把持バンドに溶接する前には、把持バンドを装着したアークチューブは、舌片状挟持片に対し軸方向にスライドあるいは挟持部に対し傾動できるとともに、スライドあるいは傾動したその姿勢に保持される、即ち、アークチューブの姿勢を自由に変えることができる。したがって、電極間中心がスライドプレートから所定の高さとなり、かつ放電軸がスライドプレートの垂直基準軸(スライドプレートのベースプレートとの接合面に対し垂直な基準軸)と平行となるように、アークチューブをスライド又は傾動させ、この位置において舌片状挟持片を把持バンドに溶接固定することで、スライドプレートに対し放電軸が垂直に位置決めされる。そして、アークチューブを一体化したスライドプレート(垂直保持部材)をベースプレート(の基準平面)に沿って移動(スライド)させて、放電軸が放電ランプ装置の中心軸(焦点リングの中心軸)と一致した位置で、スライドプレートをベースプレートに溶接一体化することで、垂直保持部材を介して絶縁プラグに一体化されたアークチューブの放電軸は、焦点リングに対し望ましい所定位置となる。
また、請求項1においては、前記アークチューブ把持バンド本体の両端付き合わせ部に、断面L字型に折曲された矩形状の耳片を形成し、付き合わせた耳片同士を溶接することでアークチューブのグローブに把持バンドを捲回固定できるように構成し、前記耳片のスライドプレートに臨む側縁部を把持バンドを装着したアークチューブを前記スライドプレートに対し傾動調整する際にスライドプレートと緩衝しないように、テーパー状に切り取るようにしたものである。
アークチューブの放電軸をスライドプレートに対し垂直に位置決めするためには、スライドプレートに対しアークチューブを傾動調整する必要がある。そして、アークチューブを傾動調整する際に、アークチューブ外方に突出する把持バンドの耳片がスライドプレートと干渉するおそれがあるが、把持バンドの耳片のスライドプレートに臨む側縁部がテーパー状に切り取られているため、アークチューブを大きく傾動させたとしても、耳片がスライドプレートと干渉することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図14は本発明の第1の実施例を示すもので、図1は本発明の第1の実施例である放電ランプ装置の斜視図、図2は同放電ランプ装置の側面図、図3は同放電ランプ装置の正面図、図4は同放電ランプ装置の背面図、図5は同放電ランプ装置の縦断面図(図3に示す線V-V に沿う断面図)、図6はアークチューブ垂直保持部材の分解斜視図、図7はベースプレートを固定一体化した絶縁プラグ前縁部の縦断面図、図8はベースプレートの背面斜視図、図9は後端部を上に向けた絶縁プラグの縦断面図、図10はベルト型端子の背面斜視図、図11はキャップ型端子被着用のボスの斜視図、図12はアークチューブを絶縁プラグに組み付ける工程を説明する図で、(a)はアークチューブをスライドプレートに組み付ける工程説明図、(b)はアークチューブをスライドプレートに位置決め固定する工程説明図、(c)はアークチューブを一体化したスライドプレートをベースプレートに位置決め固定する工程説明図、図13はアークチューブをスライドプレートに対し位置決めする様子を示す平面図、図14はアークチューブをX方向からCCDカメラで視準したときのディスプレイ上における画像を示す図である。
【0013】
これらの図において、符号30は、給電側コネクターC1 (図2参照)を挿着脱できるランプ側コネクターC2 がその後端部に一体に設けられ、自動車用ヘッドランプのリフレクタ100のバルブ挿着孔102(図2参照)に係合する当接基準面f1 (図2,5参照)を構成する焦点リング34が外周に設けられた合成樹脂製の絶縁プラグで、この絶縁プラグ30の前方には、プラグ30から前方に延出する金属製リードサポート36と、プラグ30の前面に固定された金属製支持部材50とによって、アークチューブ10が固定支持されて、放電ランプ装置が構成されている。
【0014】
即ち、アークチューブ10の前端部から導出するリード線18aが、絶縁プラグ30から延出するリードサポート36の折曲された先端部にスポット溶接により固定されるとともに、アークチューブ10の後端部が、絶縁プラグ30の前面に固定されたベースプレート51,スライドプレート61,アークチューブ把持バンド71からなる金属製支持部材50で把持された構造となっている。
【0015】
なお、アークチューブ10は、電極15a,15bの対設された密閉ガラス球12をもつアークチューブ本体11に、円筒型の紫外線遮蔽用グローブ20が溶着(封着)一体化されて、密閉ガラス球12を紫外線遮蔽用グローブ20が包囲密封した構造となっている。符号Lは、電極15a,15b間を結ぶ放電軸である。
【0016】
アークチューブ本体11は、円パイプ形状の石英ガラス管から加工されて、長手方向所定位置に横断面矩形状のピンチシール部13a,13bで挟まれた回転楕円体形状の密閉ガラス球12が形成された構造で、ガラス球12内には始動用希ガス,水銀及び金属ハロゲン化物(例えばナトリウム−スカンジュウム系発光物質)が封入されている。ピンチシール部13a,13bには、矩形状のモリブデン箔16a,16bが封着されており、このモリブデン箔16a,16bの一方の側には、密閉ガラス球12内に対設されたタングステン電極15a,15bが、他方の側には、アークチューブ本体11外に導出するリード線18a,18bがそれぞれ接続されている。
【0017】
また、アークチューブ本体11には、密閉ガラス球12より口径の大きい円筒型の紫外線遮蔽用グローブ20が溶着一体化されて、アークチューブ本体11のピンチシール部13a,13bから密閉ガラス球12に至る領域が紫外線遮蔽用グローブ20で包囲密封されるとともに、アークチューブ本体11の非ピンチシール部である円パイプ形状の後方延出部14b(図5参照)がグローブ20の後方に突出している。ちなみに、アークチューブ前端部からグローブ20の後端部までの長さは、46mm,後方延出部14bのグローブ20後方への突出長さは15mmである。
【0018】
グローブ20は、TiO2 ,CeO2 をドープした紫外線遮光作用のある石英ガラスで構成されており、放電部である密閉ガラス球12における発光から人体に有害となる所定波長域の紫外線を確実にカットするようになっている。また、グローブ20内は、真空状態又は不活性ガスを封入した状態とされて、放電部である密閉ガラス球12からの熱の幅射に対する断熱作用を営み、ランプ特性が外部環境の変化に影響を受けないように設計されている。
【0019】
このため、リードサポート36やスライドプレート61といった金属部材には、所定波長域の紫外線のカットされた光が当たるので、励起されてこれらの金属部材から外部に飛び出す自由電子の量も少なく、密閉ガラス球12内の発光物質の蒸気圧が低下するという不具合もない。
【0020】
また、絶縁プラグ30の前面側には、アークチューブ10の後方延出部14bを挿通収容できる開口部32の設けられた円筒形状内筒部31が形成され、リードサポート挿通孔35aの形成されたブリッジ部35(図3,6参照)を除く内筒部31の回りには、焦点リング34の周設された円筒形状外筒部33が形成されている。そして、リードサポート挿通孔35aには、リードサポート36を挿通させたセラミック製の絶縁スリーブ36aが挿入され、絶縁スリーブ36aを貫通したリードサポート36の後端部は、絶縁プラグ30の背面側に開口するテーパ孔35c(図5参照)から後方に突出して、絶縁プラグ30の後端部に設けられているベルト型端子44のリードサポート係合孔45aに挿通されかつレーザ溶接されている。
【0021】
また、内筒部31の前縁には、金属製ベースプレート51が密着固定されている。ベースプレート51は、図7,8に拡大して示すように、ドーナツ円盤状基部52の内周縁に円筒部54が形成された形状で、金型内にベースプレート51をインサートした状態で射出成形するインサート成形により、絶縁プラグ30に円盤状基部52を露呈させた形態に一体化されている。円筒部54の先端には、外方に折曲された折り返し部56が周方向等分4箇所に設けられており、この折り返し部56が絶縁プラグ内筒部31内に埋没して抜け止め部として作用し、ベースプレート51は内筒部31に強固に固定一体化されて、ベースプレート51が絶縁プラグ30から剥がれる等して脱落するおそれは全くない。
【0022】
また、絶縁プラグ30に一体化されたベースプレート51の円盤状基部52の前面は、リフレクタ100に対する位置決め基準部材である焦点リング34の基準平面f1 (図2,5参照)と平行な基準平面f2 (図5,7参照)に構成されている。そして、このベースプレート51(の基部52)上には、金属製のスライドプレート61と金属製のアークチューブ把持バンド71とから構成されて、アークチューブ10のグローブ20を垂直に保持する金属製垂直保持部材60が接合固定されて、アークチューブ10の放電軸Lが焦点リング34の中心軸L2 (図9,図12(c)参照)上の所定位置に配置されている。
【0023】
即ち、垂直保持部材60を構成するアークチューブ把持バンド71は、図6に示すように、帯状のバンド本体72の両端付き合わせ部に、断面L字型に折曲された矩形状の耳片74が形成され、アークチューブ10のグローブ20に捲回したバンド本体72の耳片74同士を付き合わせ、これらをスポット溶接することで、グローブ20に把持バンド71を捲回固定できるようになっている。符号73は、バンド本体72の長手方向2箇所に設けられている屈曲部で、この屈曲部73が弾性変形することで、バンド本体72が伸縮し、これによりバンド本体72をグローブ20に捲回固定できる。符号75はスポット溶接部を示す。
【0024】
また、垂直保持部材60を構成する金属製スライドプレート61は、図6に示すように、その基部62がベースプレート51の基部52と整合するドーナツ円盤状に形成され、基部62の内周縁には、切り起こされて立ち上がる板ばね状の4本の舌片状挟持片64が周方向等間隔に設けられている。そして、アークチューブ10のグローブ20に捲回固定されたアークチューブ把持バンド71の外周がこの舌片状挟持片64に挟持されるとともに、舌片状挟持片64が把持バンド71にレーザ溶接されることで、アークチューブ10の放電軸Lがスライドプレート61のベースプレート51との接合面(スライドプレート61のドーナツ円盤状基部62の底面)f3 (図12(b)参照)に対し垂直であって、基部62の底面f3 から所定の距離H1 だけ離間した位置となるように、アークチューブ10がスライドプレート61に一体化されている。符号65はレーザ溶接部を示す。
【0025】
そして、アークチューブ10の垂直保持部材60への固定は、アークチューブ10(のグローブ20)に捲回一体化した把持バンド71に舌片状挟持片64をレーザ溶接することで行なわれるが、舌片状挟持片64を把持バンド71に溶接する前には、アークチューブ10は、舌片状挟持片64による挟持部に沿って軸方向に自由にスライドすることも、あるいは挟持部を支点として自由に傾動することもでき、しかもスライドしたり傾動したりしたその姿勢のまま保持される(アークチューブ10をスライドや傾動させることで、アークチューブ10の姿勢を自由に変えることができる)。
【0026】
したがって、図12(b)矢印に示すように、放電軸Lがスライドプレート61の垂直基準軸(スライドプレート61のベースプレート51との接合面であるスライドプレート61の底面f3 に対し垂直な基準軸)L1 と平行となる所定位置までアークチューブ10を傾動させ、かつ電極15bの先端がスライドプレート61の底面f3 から高さH1 の位置となるまで、アークチューブ10を軸方向にスライドさせ、この所定位置において舌片状挟持片64を把持バンド71にレーザ溶接により固定することで、スライドプレート61に対し放電軸Lを垂直にし、電極先端を所定位置に位置決めできる。
【0027】
そして、アークチューブ10を把持一体化したスライドプレート61(垂直保持部材60)を、図12(c)矢印に示すように、ベースプレート51(の基部52)に沿って移動(スライド)させて、放電軸Lが焦点リング34の中心軸(放電ランプ装置の中心軸)L2 と一致した位置で、スライドプレート61(の基部62)をベースプレート51(の基部52)にレーザ溶接することで、垂直保持部材60を介してアークチューブ10が絶縁プラグ30に一体化され、アークチューブ10の放電軸Lは焦点リング34に対し望ましい所定位置となる。符号66はレーザ溶接部を示す。
【0028】
また、把持バンド71の耳片74のスライドプレート61に臨む側縁部74aはテーパー状に切り取られて、アークチューブ10を傾動調整する際に、耳片74がスライドプレート61(の基部62)と干渉しにくい構造となっている。即ち、アークチューブ10の放電軸Lをスライドプレート61に対し垂直に位置決めするためには、スライドプレート61に対しアークチューブ10を傾動調整する必要がある。そして、アークチューブ10を傾動調整する際に、アークチューブ10の外方に突出する把持バンドの耳片74がスライドプレート61と干渉するおそれがあるが、把持バンドの耳片74のスライドプレート61に臨む側縁部74aがテーパー状に切り取られているため、図12(b)に示すように、アークチューブ10を大きく傾動させたとしても、耳片74がスライドプレート61(の基部62)と干渉することがなく、スムーズにかつ正確にアークチューブ10を傾動調整することができる。
【0029】
また、絶縁プラグ30の後端部には、後方に延出する円筒形状外筒部42と、外筒部42内において後方に延出する円柱形状ボス43とが形成され、外筒部42の付け根部外周には、ランプ側コネクターC2 のマイナス端子を構成する円筒形状のベルト型端子44が固定一体化されるとともに、ボス43には、ランプ側コネクターのプラス端子を構成するキャップ型端子47が被着一体化されている。
【0030】
ベルト型端子44は、図10に示すように、外向きフランジ45が形成された円筒体で構成され、金型内にベルト型端子44をインサートした状態で射出成形するインサート成形により絶縁プラグ30に一体化されている。外向きフランジ45には、絶縁プラグ30を貫通したリードサポート36の後端部がレーザ溶接により固定される係合孔45aが設けられるとともに、外向きフランジ45の周方向等分3箇所には、絶縁プラグ30に対しベルト型端子44を周方向に位置決めするための切り欠き45bが設けられている。
【0031】
また、ボス43の外周面には、周方向等分4箇所に軸方向に延びる縦リブ43aが設けられて、ボス43に被着されたキャップ型端子47の密着力が高められて、キャップ型端子47が脱落しにくいようになっている。符号48は、キャップ型端子47の頂部に設けられたリード線係合孔で、アークチューブ10の後端側から導出し絶縁プラグ30の開口部32およびリード線挿通孔43bを貫通したリード線18bが、この係合孔48に係合しかつレーザ溶接されている。
【0032】
また、絶縁プラグ30の前後長さは29.3mm、焦点リング34の当接基準面f1 から絶縁プラグ30の後端までの長さは24.9mm、同基準面f1 からリード線18aの先端までの長さは55mmで、放電ランプ装置の全長は79.9mmと非常にコンパクトなものとなっている。
【0033】
次に、アークチューブ10を絶縁プラグ30に固定する工程を、図12〜14に基づいて説明する。
【0034】
まず、アークチューブ10のグローブ20の軸方向所定位置に把持バンド本体72を捲回し、付き合わせた耳片74,74をスポット溶接することで、アークチューブ10に把持バンド71を捲回固定する。次に、図12(a)に示すように、アークチューブ10をスライドプレート61の中央孔に通し、把持バンド71を舌片状挟持片64で支持した形態に組み付ける。次に、図12(b)に示すように、スライドプレート61を治具68に固定することで、アークチューブ10をスライドプレート61に対し軸方向にスライド調整でき、かつ傾動調整できるように支持する。
【0035】
そして、図13に示すように、スライドプレート61の垂直基準軸(治具68の中心軸)L1 と直交する水平2軸(X軸,Y軸)方向から、それぞれCCDカメラ(図示せず)でアークチューブ10の放電軸Lを視準し、アークチューブ10を舌片状挟持片64に対し上下にスライドさせたり傾動させたりして、適正位置に調整する。
【0036】
即ち、図14は、アークチューブをX方向から視準するCCDカメラのディスプレイ上の画像を示すが、それぞれのCCDカメラのディスプレイ80上には、密閉ガラス球12内の電極15bの先端の適正高さ位置を示す水平基準線LHと、スライドプレート61の垂直基準軸L1 を示す垂直基準線LZとが表示されており、ディスプレイ80上において、密閉ガラス球12内の電極15bの先端が水平基準線LHに一致するように、アークチューブ10を上下にスライドさせ、かつ放電軸Lが垂直基準線LZと平行となるように、アークチューブ10を傾動させて、アークチューブ10のスライドプレート61(舌片状挟持片64)に対する位置を調整する。そして、この適正位置において、舌片状挟持片64を把持バンド71にレーザ溶接することで、アークチューブ10をスライドプレート61に固定一体化する。
【0037】
次に、図示しない治具を使って、ベースプレート51側を上方に向けた状態に絶縁プラグ30を固定保持するとともに、図12(c)に示すように、絶縁プラグ30の前面に露呈するベースプレート51(の基部52)上に、アークチューブ10を把持一体化したスライドプレート61(垂直保持部材60)を載置する。この時、アークチューブ10の後端側リード線18bは、リード線挿通孔43bを通ってキャップ型端子47の係合孔48に係合した状態となる。
【0038】
そして、スライドプレート61(垂直保持部材60)をベースプレート51(の基部52)に沿って移動(スライド)させて、放電軸Lが焦点リング34の中心軸(放電ランプ装置の中心軸)L2 に一致した位置で、スライドプレート61をベースプレート51に溶接一体化する。こうして、垂直保持部材60を介してアークチューブ10が絶縁プラグ30に一体化され、アークチューブ10の放電軸Lは焦点リング34に対し望ましい所定位置となる。
【0039】
即ち、図13,14に示すアークチューブ10のスライドプレート61に対する位置調整と同様に、焦点リング34の中心軸L2 と直交する水平2軸(X軸,Y軸)方向から、それぞれCCDカメラでアークチューブ10の放電軸Lを視準し、それぞれのCCDカメラのディスプレイ上に表示されている垂直基準線に放電軸Lが一致する位置までスライドプレート61を移動(スライド)させ、この位置においてスライドプレート61をベースプレート51にレーザ溶接する。
【0040】
次に、アークチューブの後端側リード線18bをキャップ型端子47にレーザ溶接する。次いで、リードサポート36を挿通させた絶縁スリーブ36aをスリーブ挿通孔35aに挿入し、リードサポート36の挿入端部をベルト型端子44の係合孔45aに係合させ、レーザ溶接する。そして、アークチューブ10の前端側リード線18aをリードサポート36の先端部にスポット溶接することで、アークチューブ10が絶縁プレート30に固定一体化された状態となる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明かなように、請求項1に係る放電ランプ装置によれば、アークチューブを把持した垂直保持部材をベースプレートに沿って所定量移動させて、垂直保持部材をベースプレートに接合一体化することで、アークチューブの放電軸を焦点リングの中心軸に一致する望ましい所定位置に配置できるので、簡単に迅速にしかも正確にアークチューブを絶縁プラグに位置決め固定することができる。
また、舌片状挟持片に対しアークチューブをスライドおよび傾動調整してアークチューブの放電軸をスライドプレートに対し垂直に位置決め固定し、アークチューブを把持したスライドプレートをベースプレートに沿って所定量移動させて、スライドプレートをベースプレートに溶接一体化することで、アークチューブの放電軸を焦点リングの中心軸に正確に一致する望ましい所定位置に配置できるので、簡単かつ迅速にしかも非常に正確にアークチューブを絶縁プラグに位置決め固定することができる。
また、アークチューブを大きく傾動させたとしても、耳片がスライドプレートと干渉することがないので、アークチューブをスライドプレートに対しスムーズに位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である放電ランプ装置の斜視図
【図2】同放電ランプ装置の側面図
【図3】同放電ランプ装置の正面図
【図4】同放電ランプ装置の背面図
【図5】同放電ランプ装置の縦断面図(図3に示す線V-V に沿う断面図)
【図6】アークチューブ垂直保持部材の分解斜視図
【図7】ベースプレートを固定一体化した絶縁プラグ前面部の縦断面図
【図8】ベースプレートの背面斜視図
【図9】後端部を上に向けた絶縁プラグの縦断面図
【図10】ベルト型端子の背面斜視図
【図11】キャップ型端子被着用のボスの斜視図
【図12】(a)アークチューブをスライドプレートに組み付ける工程説明図
(b)アークチューブをスライドプレートに位置決め固定する工程説明図
(c)アークチューブを一体化したスライドプレートをベースプレートに位置決め固定する工程説明図
【図13】アークチューブをスライドプレートに対し位置決めする様子を示す平面図
【図14】アークチューブをX方向からCCDカメラで視準したときのディスプレイ上の画像を示す図
【図15】従来の放電ランプ装置の縦断面図
【図16】従来の他の放電ランプ装置の縦断面図
【符号の説明】
10 アークチューブ
11 アークチューブ本体
12 放電部である密閉ガラス球
15a,15b 放電電極
18a,18b リード線
20 紫外線遮蔽用グローブ
30 絶縁プラグ
32 開口部
34 焦点リング
36 金属製リードサポート
42 円筒形状外筒部
43 円柱形状ボス
43a 縦リブ
44 ベルト型端子
45a リードサポート後端部係合孔
45b 周方向位置決め用の切り欠き
47 キャップ型端子
50 金属製支持部材
51 ベースプレート
56 ベースプレートの折り返し部
60 アークチューブ垂直保持部材
61 金属製スライドプレート
64 舌片状挟持片
65 レーザ溶接部
66 レーザ溶接部
71 アークチューブ把持バンド
72 把持バンド本体
74 把持バンドの付き合わせ部である矩形状の耳片
74a テーパー状側縁部
75 スポット溶接部
C1 給電側コネクター
C2 ランプ側コネクター
f1 焦点リングの基準平面
f2 スライドプレートの基部によって構成された基準平面
f3 スライドプレートのベースプレートとの接合面
L 放電軸
L1 スライドプレートの垂直基準軸
L2 焦点リングの中心軸
Claims (1)
- 電極の対設された密閉ガラス球をもつアークチューブ本体に密閉ガラス球を包囲密封する円筒形状の紫外線遮蔽用グローブが溶着一体化されてアークチューブが構成され、前記アークチューブの前端部が焦点リングの設けられた合成樹脂製絶縁プラグから前方に延出する金属製リードサポートによって支持されるとともに、アークチューブのグローブ後端側が前記絶縁プラグに固定された金属製支持部材によって支持された放電ランプ装置において、
前記金属製支持部材は、絶縁プラグに固定されて絶縁プラグ前面に焦点リングと平行な基準平面を形成する金属製ベースプレートと、前記ベースプレートの前面に接合一体化されて、把持したアークチューブの放電軸をベースプレートの基準平面に対し垂直に保持する金属製垂直保持部材とから構成され、
前記垂直保持部材は、前記アークチューブのグローブに捲回固定される帯状の金属製アークチューブ把持バンドと、前記アークチューブ把持バンドの外周を挟持しかつ挟持部においてアークチューブ把持バンドに溶接される複数の舌片状挟持片がその内周縁に設けられ、前記ベースプレートに溶接一体化されるリング状の金属製スライドプレートと、から構成されて、前記アークチューブの放電軸がスライドプレートのベースプレートとの接合面に対し垂直で、該放電軸を構成する後端側電極先端が前記接合面から適正高さとなるように、アークチューブに捲回固定された把持バンドとスライドプレートとが一体化され、
前記アークチューブ把持バンド本体の両端付き合わせ部には、断面L字型に折曲された矩形状の耳片が形成され、付き合わせた耳片同士を溶接することでアークチューブのグローブに把持バンドを捲回固定できるように構成されており、前記耳片のスライドプレートに臨む側縁部は、把持バンドを装着したアークチューブを前記スライドプレートに対し傾動調整する際にスライドプレートと干渉しないように、テーパー状に切り取られたことを特徴とする放電ランプ装置。
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