JPH05174789A - 放電ランプ装置 - Google Patents

放電ランプ装置

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Publication number
JPH05174789A
JPH05174789A JP34089391A JP34089391A JPH05174789A JP H05174789 A JPH05174789 A JP H05174789A JP 34089391 A JP34089391 A JP 34089391A JP 34089391 A JP34089391 A JP 34089391A JP H05174789 A JPH05174789 A JP H05174789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead support
discharge lamp
base
lead
arc tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP34089391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Wakimizu
幸男 脇水
Yuichi Nagasawa
優一 長澤
Kunimasa Mochizuki
邦正 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP34089391A priority Critical patent/JPH05174789A/ja
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードサポートに外嵌する絶縁筒体を簡単に
かつ確実に固定保持することのできる放電ランプ装置の
提供。 【構成】ランプホルダーである合成樹脂製の絶縁性ベー
ス20の前面に通電路として作用する長短一対のリード
サポート30,31が突設され、放電ランプ本体である
アークチューブ10の前後端部が一対のリードサポート
30,31によって支持されて絶縁性ベース20の前方
にアークチューブ10が前後に延設配置され、アークチ
ューブ10の前端部を支持する長い方のリードサポート
30はベース20から一体に延びる絶縁被覆部21によ
って被覆されるとともに、この被覆部21周りにセラミ
ック製の絶縁筒体34が外嵌された放電ランプ装置にお
いて、リードサポート前端部に金属製係止部材50を溶
接又はカシメによって固定し、後端部34aを絶縁性ベ
ース20に当接させた状態に固定保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用のバルブとして
利用される放電ランプ装置に係り、特に放電ランプ本体
であるアークチューブが、合成樹脂製の絶縁性ベースか
ら突出する一対のリードサポートによって支持された放
電ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の放電ランプ装置としては、図4
に示されるように、合成樹脂製の絶縁性ベース1から通
電路として作用する一対の金属製リードサポート2,3
が突出形成され、このリードサポート2,3によって放
電ランプ本体であるアークチューブ4が支持された構造
となっている。アークチューブ4は、密閉ガラス球4a
内に電極5,5が対設され、電極5,5に電気的に接続
されて外部に導出するリード線6a,6bがリードサポ
ート2,3に固定された金属支持体7a,7bに接続さ
れ、リードサポート2,3はベース1の裏側に突出する
金属製コネクター端子8a,8bにそれぞれ溶接一体化
されている。端子8aに一体化された状態でベース1に
インサート成形されているリードサポート2はベース1
から立ち上がる被覆部1aで被覆されるとともに、被覆
部1aにはセラミック製の絶縁筒体9が外嵌されて、端
子8b側の通電路であるリードサポート3,金属支持体
7bおよびリード線6bとの間における絶縁が確保され
ている。符号Gはアークチューブ4の発光から人体に有
害な波長域の紫外線をカットする紫外線遮蔽用のグロー
ブである。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した放電ラ
ンプ装置では、絶縁筒体9の根元(後端部)を接着剤に
よってベース1に固定した構造であるが、アークチュー
ブ4は点灯時に高温となり、接着部が高熱の影響を受け
て変質し、固定が不十分となって絶縁筒体9がリードサ
ポート2に沿って移動して被覆部1aが露呈してしまう
おそれがある。このようなときには被覆部1aはアーク
チューブ4の熱を直接受けることとなり、被覆部1aが
蒸発して消滅し、リードサポート2,3間の絶縁が確保
できないという問題がある。
【0004】また絶縁筒体9の固定を確保するために、
図5に示されるように、孔内周縁部が板ばね作用をする
一般にプッシュオンフィクスと呼ばれる金属製板ばね状
の固定部材9aを用いることも考えられる。しかしリー
ドサポート2に被覆部1aを形成して口径のそれ程大き
くない紫外線造蔽用グローブG内に収納配置するために
は、リードサポート2をできるだけ細く形成することが
望ましく、リードサポート2は短い方のリードサポート
3に比べて小径とされている。このためプッシュオンフ
ィクス9aを使用する場合には、リードサポート2の先
端側からプッシュオンフィクス9aを外嵌する際にプッ
シュオンフィクス9aを無理矢理押し込むと細いリード
サポート2を変形させてしまうおそれがあり、プッシュ
オンフィクス9aの装着作業が面倒であるという問題が
あった。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的はリードサポートに外嵌する絶縁
筒体を簡単にかつ確実に固定保持することのできる放電
ランプ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る放電ランプ装置においては、ランプホ
ルダーである合成樹脂製の絶縁性ベースの前面に通電路
として作用する長短一対のリードサポートが突設され、
放電ランプ本体であるアークチューブの前後端部が前記
一対のリードサポートによって支持されて絶縁性ベース
の前方にアークチューブが前後に延設配置され、前記ア
ークチューブの前端部を支持する長い方のリードサポー
トはベースから一体に延びる絶縁被覆部によって被覆さ
れるとともに、この被覆部周りにセラミック製の絶縁筒
体が外嵌された放電ランプ装置において、溶接又はカシ
メによってリードサポート前端部に固定された金属製係
止部材によって、後端部を絶縁性ベース側に当接させた
状態に前記絶縁筒体を固定保持するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】絶縁筒体の後端部は絶縁性ベースに当接し、前
端部はリードサポート先端に溶接又はカシメにより固定
された金属製係止部材により固定保持されているので、
係止部材の溶接部又はカシメ部はアークチューブの発熱
の影響を受けて変質等して緩むおそれがなく、従って絶
縁筒体がリードサポートに沿って移動することはない。
また金属製係止部材はリードサポートに溶接又はカシメ
により固定すればよく、プッシュオンフィクスを装着す
る場合のようにリードサポートを変形させるおそれはな
い。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例を示すもの
で、図1は一部を破断して示す放電ランプ装置の斜視
図、図2は放電ランプ装置の縦断面図、図3は絶縁筒体
係止部材の拡大斜視図である。
【0009】これらの図において、放電ランプ装置は、
放電ランプ本体であるアークチューブ10と、ランプホ
ルダーである合成樹脂製の絶縁性ベース20と、ベース
20の前面に突設され、通電路として機能するととも
に、アークチューブ10の前後端部を担持する長短一対
の金属製リードサポート30,31と、ベース20の前
面に固定されてアークチューブ10及びリードサポート
30,31を包囲する紫外線遮蔽用のグローブ60とか
ら主として構成されている。
【0010】アークチューブ10は、放電空間を形成す
る楕円体形状の密閉ガラス球12の両端部に横断面矩形
状のピンチシール部13a,13bが形成され、後端ピ
ンチシール部13bにはピンチシールしない円筒形状の
延出部14が一体に形成された構造で、ガラス球12内
には始動用希ガス,水銀及び金属ハロゲン化物が封入さ
れている。密閉ガラス球12の放電空間内にはタングス
テン製の放電電極15a,15bが対設されており、放
電電極15a,15bはピンチシール部13a,13b
に封着されたモリブデン箔16a,16bに接続され、
ピンチシール部13a,13bからはモリブデン箔16
a,16bにそれぞれ接続されたリード線18a,18
bが外部に導出している。そしてアークチューブ10の
前端側リード線18aはリードサポート30にスポット
溶接された金属支持体32aの上端部にスポット溶接さ
れて、アークチューブ前端部がリードサポート30で担
持され、アークチューブ後端部はリードサポート31に
スポット溶接された金属バンド32bに把持され、この
金属バンド32bにはアークチューブ後端側リード線1
8bが溶接されている。なおリードサポート30,31
は、ベース20裏側にそれぞれ設けられたコネクターを
構成するコネクター端子23,24にプラズマ溶接され
ている。このようにアークチューブ10は、絶縁性ベー
ス20からベース前方に平行に突出する長短一対の金属
製リードサポート30,31に前後端部を支持されて、
ベース20の前方に延設配置された構造となっている。
【0011】絶縁性ベース20は、例えばPPS等の合
成樹脂材よりなり、裏側に形成された円筒壁22内に一
対のコネクター端子23,24が設けられてコネクター
が形成されている。コネクター端子23,24間には円
筒壁22を横切る隔壁22aが形成されて、両端子2
3,24間の絶縁が確保されている。符号25はベース
20の端子23,24間領域に形成されている前後貫通
孔で、ベース20の成形時にこの孔25の周縁部の組織
が緻密となって、端子23,24間の絶縁耐力が高めら
れている。
【0012】絶縁性ベース20の前方に延出するリード
サポート30には、他のリードサポート31との間で放
電が生じないように、ベース20から一体に延びる絶縁
被覆部21によって被覆され、さらにこの被覆部21に
はセラミック製の絶縁筒体34が外嵌されている。符号
50はリードサポート30の先端部にスポット溶接され
て絶縁筒体34を固定保持する金属製の係止部材で、図
3に示されるように、平板状プレート51の側縁部に、
リードサポート30の挿通できる湾曲するリードサポー
ト挿通部52が形成された構造となっている。そしてこ
の係止部材50によって、絶縁筒体34は後端部34a
をベース20に当接させた状態に固定保持されている。
なおこの係止部材50は、図3に示されるようにベース
20から突出するリードサポート30の先端側から外嵌
し、既にリードサポート30に外嵌されている絶縁筒体
後端部34aがベース20に当接するようにして、係止
部材50をリードサポート30にスポット溶接する。
【0013】また絶縁性ベース20の前面には、ディス
ク係合用の浅い凹部20aが形成され、この凹部20a
内に紫外線遮蔽用グローブ60を固定支持するセラミッ
クディスク40が係合し、かつベース20から突出する
リベット45によりカシメ固定されている。このためデ
イスク40の底面部は凹部20aを取り囲むデイスク外
周壁20bによって一切外部に露呈しない。従って、た
とえデイスク底面と凹部20a間に隙間があっても、外
部からはこの隙間が一切見えないようになっている。即
ち、セラミックデイスク40は焼結時に収縮して反り返
る等の寸法誤差が生じ易いが、凹部20aを取り囲むベ
ースの外周壁20bによってデイスク40とベース凹部
20a間の整合しない部位が隠されるので外観上全く問
題はない。なおセラミックディスク40には孔42,4
4が形成されており、ベース20から突出するリードサ
ポート30,31が孔42,44を貫通して前方に延び
ている。
【0014】紫外線遮蔽用のグローブ60は、円筒形状
のガラス製透明体の表側又は/及び裏側に有害な波長域
の紫外線をカットする作用のあるZnO等の紫外線遮蔽
膜がコーティングされたもので、セラミックディスク4
0の円環溝46に無機系接着剤によって接着固定されて
いる。またディスク40はベース20の前面に突出する
リベット45をカシメることによりベース20に固定一
体化されて、グローブ60がリードサポート30及びア
ークチューブ10を包囲した状態に固定保持されてい
る。
【0015】符号26はベース20の周縁部に設けられ
ている円環状の焦点リングで、焦点リング26の前面に
は、リフレクターのバルブ挿着孔(図示せず)の周縁部
に当接してバルブ(放電ランプ装置)の前後方向(光軸
前後方向)の位置決め基準部である前後方向位置決用突
起26aが設けられ、焦点リング26の外周縁の一部に
は、リフレクターのバルブ挿着孔側の係合凸部と係合し
て、バルブ(放電ランプ装置)の周方向の位置決めを行
なう切欠26bが形成されている。
【0016】なお前記した実施例では絶縁筒体34をリ
ードサポート30に係止する手段として溶接を用いてい
るが、溶接に代え、係止部材50をカシメによりリード
サポート30に固定するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
係る放電ランプ装置によれば、金属製係止部材により絶
縁筒体がリードサポートの被覆部周りに確実に固定保持
されるので、一対のリードサポート間の絶縁が確保され
る。また金属製係止部材はリードサポートに溶接又はカ
シメにより固定すればよく、プッシュオンフィクスを装
着する場合のようにリードサポートを変形させるおそれ
はないので、装着も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断して示す本発明の一実施例である放
電ランプ装置の斜視図
【図2】同放電ランプ装置の縦断面図
【図3】絶縁筒体係止部材の拡大斜視図
【図4】先に提案されている放電ランプ装置の縦断面図
【図5】絶縁筒体を固定するためのプッシュオンフィク
スの斜視図
【符号の説明】
10 放電ランプ本体であるアークチューブ 12 密閉ガラス球 20 ランプホルダーである絶縁性ベース 21 絶縁被覆部 23,24 コネクター端子 30,31 リードサポート 34 セラミック製絶縁筒体 34a 絶縁筒体の後端部 40 セラミック製デイスク 50 絶縁筒体係止部材
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプホルダーである合成樹脂製の絶縁
    性ベースの前面に通電路として作用する長短一対のリー
    ドサポートが突設され、放電ランプ本体であるアークチ
    ューブの前後端部が前記一対のリードサポートによって
    支持されて絶縁性ベースの前方にアークチューブが前後
    に延設配置され、前記アークチューブの前端部を支持す
    る長い方のリードサポートはベースから一体に延びる絶
    縁被覆部によって被覆されるとともに、この被覆部周り
    にセラミック製の絶縁筒体が外嵌された放電ランプ装置
    において、前記絶縁筒体は、溶接又はカシメによってリ
    ードサポート前端部に固定された金属製係止部材によっ
    て後端部を絶縁性ベースに当接させた状態に固定保持さ
    れたことを特徴とする放電ランプ装置。
JP34089391A 1991-12-24 1991-12-24 放電ランプ装置 Pending JPH05174789A (ja)

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JP34089391A JPH05174789A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 放電ランプ装置

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JP34089391A JPH05174789A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 放電ランプ装置

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JPH05174789A true JPH05174789A (ja) 1993-07-13

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JP34089391A Pending JPH05174789A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 放電ランプ装置

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