JP3186443B2 - 放電灯 - Google Patents

放電灯

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JP3186443B2 JP16532194A JP16532194A JP3186443B2 JP 3186443 B2 JP3186443 B2 JP 3186443B2 JP 16532194 A JP16532194 A JP 16532194A JP 16532194 A JP16532194 A JP 16532194A JP 3186443 B2 JP3186443 B2 JP 3186443B2
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有義 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用前照灯や
車両用補助前照灯などの車両用灯具に使用する放電灯に
係り、特に高電圧リークの防止に優れた放電灯に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の放電灯は、一般に、発光管と、
その発光管の後部を前部で保持する絶縁製のホルダと、
前記発光管からの2本のリードワイヤにそれぞれ接続さ
れた2本のコードと、を備えている。この放電灯は、低
電力で高輝度が得られるなどの利点を有するものであっ
て、例えば車両用前照灯や車両用補助前照灯などの車両
用灯具に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の放電
灯は、発光管からの2本のリードワイヤと2本のコード
との接続部分の間において高電圧リークが発生する虞が
ある。
【0004】本発明の目的は、高電圧リークの防止に優
れた放電灯を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホルダの後部
を断面矩形に形成し、その表裏の両面に、2本のリード
ワイヤと2本のコードとの接続部分がそれぞれ別個に収
納される2個の収納溝を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、上記の構成により、発光管からの2
本のリードワイヤと2本のコードとの接続部分の間に絶
縁製のホルダの一部が介在するので、高電圧リークを確
実に防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の放電灯の実施例のうちの6例
を添付図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明
の放電灯の第1の実施例を示す。図において、1は発光
管である。この発光管1は例えば石英ガラス管からな
り、中央の放電空間を構成する密閉ガラス球10と、そ
の密閉ガラス球10の両端のピンチシール部11とから
なる。前記密閉ガラス球10の内部には、キセノン等の
始動用希ガス、水銀、ナトリウムやスカンジウム等の発
光金属のハロゲン化物が封入されている。この密閉ガラ
ス球10の内部からその両端のピンチシール部11にか
けて例えばタングステン製の2本の電極12及び13が
向合って配設されている。この2本の電極12及び13
にはモリブデン箔18を介して2本のリードワイヤ14
及び15がそれぞれ接続されており、この2本のリード
ワイヤ14及び15は前記ピンチシール部11から外部
に延出されている。前記一方(発光管1の前部側)のリ
ードワイヤ14には導電製のリードサポート(電力供給
ワイヤ)16が接続されており、そのリードサポート1
6には例えばセラミック製の絶縁筒体17が外嵌されて
いる。なお、本明細書において前記リードサポート16
をリードワイヤと称する。また、上述の発光管1におい
て、2本の電極12及び13はモリブデン箔18を介し
てリードワイヤ14及び15に接続されてピンチシール
部11の外部に延出されているが、2本の電極が直接ピ
ンチシール部11の外部に延出されていても良い。
【0008】図において、2はホルダである。このホル
ダ2は、例えばセラミック製(若しくは樹脂等の絶縁
製)からなる。このホルダ2の後部は、断面が長方形
(矩形)をなし、H3バルブの規格を満足するものであ
る。前記ホルダ2の後部の表裏両面(長辺側の面)には
収納溝20及び21がそれぞれ1個ずつ互い違いにホル
ダ2の後面から設けられている。このホルダ2の前部に
は前記発光管1の後部が保持されている。すなわち、前
記ホルダ2の中央の前面から前記収納溝20までの間に
設けられた嵌入孔22及び23には前記発光管1のピン
チシール部11及びリードワイヤ15がそれぞれ嵌入さ
れており、また、前記ホルダ2の側部の前面から前記収
納溝21までの間に設けられた半円形の凹部24及び嵌
入孔25には前記発光管1の絶縁筒体17が嵌合及び嵌
入されている。そして、前記ホルダ2の2個の収納溝2
0及び21には前記発光管1の2本のリードワイヤ15
及び16(リードサポート)の先端部がそれぞれ収納さ
れている。
【0009】図において、3は高電圧用のコードであ
る。このコード3はワイヤ(芯線)30と、そのワイヤ
30を被覆した絶縁被覆31とからなる。この2本のコ
ード3の一端は前記ホルダ2の収納溝20及び21にそ
れぞれ収納されており、かつその2本のコード3のワイ
ヤ30と前記発光管1の2本のリードワイヤ15及び1
6(リードサポート)とが半田等によって接続されてい
る。なお、この2本のコード3はコネクタ(図示せず)
を介して高電圧発生回路(図示せず)に接続される。
【0010】図において、4は金属製のフランジであ
る。このフランジ4は、例えば車両用前照灯や車両用補
助前照灯などの車両用灯具のレフ(反射面)一体型のラ
ンプハウジング若しくはリフレクタのバルブ挿入孔の周
縁部に当接して前記発光管1の前後方向の位置決めの基
準となるものである。
【0011】図において5は金属クリップである。この
金属クリップ5は前記ホルダ2の前部側に、ホルダ2側
の係止凸部26と金属クリップ5側の係止溝50との係
止状態と、この金属クリップ5の弾性挟持作用とによっ
て、組み付けられている。この金属クリップ5の外側に
前記フランジ4が溶接若しくは半田によって固定されて
いる。
【0012】この実施例における本発明の放電灯は、ホ
ルダ2の後部に、発光管1の2本のリードワイヤ15及
び16と2本のコード3のワイヤ30との接続部分がそ
れぞれ別個に収納される2個の収納溝20及び21を設
けたものであるから、発光管1からの2本のリードワイ
ヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30との接続
部分の間に絶縁製のホルダ2の一部が隔壁として介在す
るので、高電圧リークを確実に防止することができる。
【0013】特に、この実施例において、2個の収納溝
20及び21はホルダ2の表裏両面にそれぞれ1個ずつ
設けられているので、上述の高電圧リークの防止効果が
さらに大である。
【0014】また、この実施例において、ホルダ2の後
部は、断面が長方形(矩形)をなし、H3バルブの規格
を満足するものであるから、H3バルブの規格内におい
て放電灯を構成することができる。
【0015】図4は本発明の放電灯の第2の実施例を示
す。図中、図1乃至図3と同符号は同一のものを示す。
図において、6はホルダ2のフランジ4から後部側及び
2本のコード3の一端部に外嵌した絶縁製のチューブで
ある。このチューブ6中には例えばシリコン等の絶縁充
填材60が充填されている。この結果、高電圧リークの
防止効果がさらに大となり、しかも防水能力も兼備える
こととなる。
【0016】図5乃至図7は本発明の放電灯の第3の実
施例を示す。図中、図1乃至図4と同符号は同一のもの
を示す。図において、27はホルダ2の収納溝20及び
21に設けた係合部である。この係合部27は、収納溝
20及び21の入口側の間口の幅を小となし、かつ奥側
の部分270の幅を大となして中間部に段部(係合部2
7)が形成されてなるものである。
【0017】図において、7は係合部材である。この係
合部材7は、導電製のかつ弾性を有するばね部材からな
る所謂中継ばねである。この係合部材7は、前記収納溝
20及び21の奥側の部分270より一回り大の長方形
をなし、両端部が折り曲げられている。この係合部材7
は前記ホルダ2の収納溝20及び21の奥側部分270
中に収納されており、かつ係合部材7の弾性作用で保持
されている。この係合部材7は収納溝20及び21の係
合部27に係合されることとなる。この係合部材7には
発光管1の2本のリードワイヤ15及び16と2本のコ
ード3のワイヤ30とがそれぞれ半田等によって接続さ
れている。この結果、発光管1の2本のリードワイヤ1
5及び16と2本のコード3のワイヤ30とは中継ばね
の係合部材7を介して電気的に接続されていることとな
る。この実施例の放電灯は、発光管1の2本のリードワ
イヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30とがそ
れぞれ接続されている係合部材7が収納溝20及び21
の係合部27に係合しているので、コード3が図7中の
矢印方向に外力がかかっても、コード3のワイヤ30が
接続されている係合部材7が収納溝20及び21の係合
部27に係合しており、コード3の外力がこの係合部分
で断たれて、発光管1には外力がかからず、発光管1の
方には影響が無い。
【0018】図8は本発明の放電灯の第4の実施例を示
す。図中、図1乃至図7と同符号は同一のものを示す。
この実施例のものは、上述の第3の実施例の変形例であ
って、第3の実施例の係合部材7を使用せずに、ホルダ
2の収納溝20及び21中には半田70が充填されてお
り、この結果、発光管1の2本のリードワイヤ15及び
16と2本のコード3のワイヤ30とが半田70を介し
てそれぞれ接続されていることとなり、かつその半田7
0が収納溝20及び21の係合部27に係合されている
こととなる。
【0019】図9は本発明の放電灯の第5の実施例を示
す。図中、図1乃至図8と同符号は同一のものを示す。
この実施例のものは、ホルダ2の収納溝20及び21が
ホルダ2の一面側に設けられているものである。
【0020】図10は本発明の放電灯の第6の実施例を
示す。図中、図1乃至図9と同符号は同一のものを示
す。この実施例のものは、ホルダ2の収納溝20及び2
1がホルダ2の表裏の方向に開通して設けられているも
のである。
【0021】なお、上述の実施例においては、車両用灯
具について使用した例を示したが、本発明の放電灯は上
述の車両用灯具以外の照明器具や照明装置にも使用でき
る。
【0022】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の放電
灯は、高電圧リークの防止に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電灯の第1の実施例を示した正面図
である。
【図2】同じく本発明の放電灯の一部縦断面図である。
【図3】同じく本発明の放電灯の一部斜視図である。
【図4】本発明の放電灯の第2の実施例を示した一部断
面の正面図である。
【図5】本発明の放電灯の第3の実施例を示した正面図
である。
【図6】収納溝に係合部材を収納する状態を示した一部
斜視図である。
【図7】収納溝に係合部材を収納する状態を示した一部
斜視図である。
【図8】本発明の放電灯の第4の実施例を示した一部正
面図である。
【図9】本発明の放電灯の第5の実施例を示した一部斜
視図である。
【図10】本発明の放電灯の第6の実施例を示した一部
斜視図である。
【符号の説明】
1…発光管、15…リードワイヤ、16…リードサポー
ト(リードワイヤ)、2…ホルダ、20及び21…収納
溝、27…係合部、3…コード、30…ワイヤ、4…フ
ランジ、5…金属クリップ、6…絶縁チューブ、60…
絶縁充填材、7…係合部材、70…半田。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管と、 前記発光管の後部を前部で保持する絶縁製のホルダと、 前記発光管からの2本のリードワイヤにそれぞれ接続さ
    れた2本のコードと、 を備えた放電灯において、 前記ホルダの後部が断面矩形に形成され、 前記ホルダの後部の表裏の両面に、前記2本のリードワ
    イヤと前記2本のコードとの接続部分がそれぞれ別個に
    収納される2個の収納溝が1個ずつ設けられていること
    を特徴とする放電灯。
  2. 【請求項2】 2個の収納溝には係合部が設けられてお
    り、その収納溝には導電製の係合部材が前記係合部に係
    合された状態で収納され、その係合部材には発光管のリ
    ードワイヤとコードとがそれぞれ接続されていることを
    特徴とする請求項1に記載の放電灯。
  3. 【請求項3】 2個の収納溝には係合部が設けられてお
    り、その収納溝には、発光管のリードワイヤとコードと
    が半田を介してそれぞれ接続されており、かつその半田
    は前記係合部に係合されていることを特徴とする請求項
    1に記載の放電灯。
  4. 【請求項4】 ホルダ後部及びコードの一端部が絶縁チ
    ューブにより被覆されており、その絶縁チューブ中には
    絶縁充填材が充填されていることを特徴とする請求項1
    又は2又は3に記載の放電灯。
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