JPH0831307A - 放電灯 - Google Patents
放電灯Info
- Publication number
- JPH0831307A JPH0831307A JP16532194A JP16532194A JPH0831307A JP H0831307 A JPH0831307 A JP H0831307A JP 16532194 A JP16532194 A JP 16532194A JP 16532194 A JP16532194 A JP 16532194A JP H0831307 A JPH0831307 A JP H0831307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- holder
- arc tube
- cord
- cords
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
ワイヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30との
接続部分がそれぞれ別個に収納される2個の収納溝20
及び21を設ける。この結果、発光管1からの2本のリ
ードワイヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30
との接続部分の間に絶縁製のホルダ2の一部が隔壁とし
て介在するので、高電圧リークを確実に防止することが
できる。
Description
車両用補助前照灯などの車両用灯具に使用する放電灯に
係り、特に高電圧リークの防止に優れた放電灯に関する
ものである。
その発光管の後部を前部で保持する絶縁製のホルダと、
前記発光管からの2本のリードワイヤにそれぞれ接続さ
れた2本のコードと、を備えている。この放電灯は、低
電力で高輝度が得られるなどの利点を有するものであっ
て、例えば車両用前照灯や車両用補助前照灯などの車両
用灯具に使用されている。
灯は、発光管からの2本のリードワイヤと2本のコード
との接続部分の間において高電圧リークが発生する虞が
ある。
れた放電灯を提供することにある。
に、2本のリードワイヤと2本のコードとの接続部分が
それぞれ別個に収納される2個の収納溝を設けたことを
特徴とする。
本のリードワイヤと2本のコードとの接続部分の間に絶
縁製のホルダの一部が介在するので、高電圧リークを確
実に防止することができる。
を添付図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明
の放電灯の第1の実施例を示す。図において、1は発光
管である。この発光管1は例えば石英ガラス管からな
り、中央の放電空間を構成する密閉ガラス球10と、そ
の密閉ガラス球10の両端のピンチシール部11とから
なる。前記密閉ガラス球10の内部には、キセノン等の
始動用希ガス、水銀、ナトリウムやスカンジウム等の発
光金属のハロゲン化物が封入されている。この密閉ガラ
ス球10の内部からその両端のピンチシール部11にか
けて例えばタングステン製の2本の電極12及び13が
向合って配設されている。この2本の電極12及び13
にはモリブデン箔18を介して2本のリードワイヤ14
及び15がそれぞれ接続されており、この2本のリード
ワイヤ14及び15は前記ピンチシール部11から外部
に延出されている。前記一方(発光管1の前部側)のリ
ードワイヤ14には導電製のリードサポート(電力供給
ワイヤ)16が接続されており、そのリードサポート1
6には例えばセラミック製の絶縁筒体17が外嵌されて
いる。なお、本明細書において前記リードサポート16
をリードワイヤと称する。また、上述の発光管1におい
て、2本の電極12及び13はモリブデン箔18を介し
てリードワイヤ14及び15に接続されてピンチシール
部11の外部に延出されているが、2本の電極が直接ピ
ンチシール部11の外部に延出されていても良い。
ダ2は、例えばセラミック製(若しくは樹脂等の絶縁
製)からなる。このホルダ2の後部は、断面が長方形
(矩形)をなし、H3バルブの規格を満足するものであ
る。前記ホルダ2の後部の表裏両面(長辺側の面)には
収納溝20及び21がそれぞれ1個ずつ互い違いにホル
ダ2の後面から設けられている。このホルダ2の前部に
は前記発光管1の後部が保持されている。すなわち、前
記ホルダ2の中央の前面から前記収納溝20までの間に
設けられた嵌入孔22及び23には前記発光管1のピン
チシール部11及びリードワイヤ15がそれぞれ嵌入さ
れており、また、前記ホルダ2の側部の前面から前記収
納溝21までの間に設けられた半円形の凹部24及び嵌
入孔25には前記発光管1の絶縁筒体17が嵌合及び嵌
入されている。そして、前記ホルダ2の2個の収納溝2
0及び21には前記発光管1の2本のリークとワイヤ1
5及び16(リードサポート)の先端部がそれぞれ収納
されている。
る。このコード3はワイヤ(芯線)30と、そのワイヤ
30を被覆した絶縁被覆31とからなる。この2本のコ
ード3の一端は前記ホルダ2の収納溝20及び21にそ
れぞれ収納されており、かつその2本のコード3のワイ
ヤ30と前記発光管1の2本のリードワイヤ15及び1
6(リードサポート)とが半田等によって接続されてい
る。なお、この2本のリード線3はコネクタ(図示せ
ず)を介して高電圧発生回路(図示せず)に接続され
る。
る。このフランジ4は、例えば車両用前照灯や車両用補
助前照灯などの車両用灯具のレフ(反射面)一体型のラ
ンプハウジング若しくはリフレクタのバルブ挿入孔の周
縁部に当接して前記発光管1の前後方向の位置決めの基
準となるものである。
金属クリップ5は前記ホルダ2の前部側に、ホルダ2側
の係止凸部26と金属クリップ5側の係止溝50との係
止状態と、この金属リップ5の弾性挟持作用とによっ
て、組み付けられている。この金属クリップ5の外側に
前記フランジ4が溶接若しくは半田によって固定されて
いる。
ルダ2の後部に、発光管1の2本のリードワイヤ15及
び16と2本のコード3のワイヤ30との接続部分がそ
れぞれ別個に収納される2個の収納溝20及び21を設
けたものであるから、発光管1からの2本のリードワイ
ヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30との接続
部分の間に絶縁製のホルダ2の一部が隔壁として介在す
るので、高電圧リークを確実に防止することができる。
20及び21はホルダ2の表裏両面にそれぞれ1個ずつ
設けられているので、上述の高電圧リークの防止効果が
さらに大である。
部は、断面が長方形(矩形)をなし、H3バルブの規格
を満足するものであるから、H3バルブの規格内におい
て放電灯を構成することができる。
す。図中、図1乃至図3と同符号は同一のものを示す。
図において、6はホルダ2のフランジ4から後部側及び
2本のコード3の一端部に外嵌した絶縁製のチューブで
ある。このチューブ6中には例えばシリコン等の絶縁充
填材60が充填されている。この結果、高電圧リークの
防止効果がさらに大となり、しかも防水能力も兼備える
こととなる。
施例を示す。図中、図1乃至図4と同符号は同一のもの
を示す。図において、27はホルダ2の収納溝20及び
21に設けた係合部である。この係合部27は、収納溝
20及び21の入口側の間口の幅を小となし、かつ奥側
の部分270の幅を大となして中間部に段部(係合部2
7)が形成されてなるものである。
合部材7は、導電製のかつ弾性を有するばね部材からな
る所謂中継ばねである。この係合部材7は、前記周の溝
20及び21の奥側の部分270より一回り大の長方形
をなし、両端部が折り曲げられている。この係合部材7
は前記ホルダ2の収納溝20及び21の奥側部分270
中に収納されており、かつ係合部材7の弾性作用で保持
されている。この係合部材7は収納溝20及び21の係
合部27に係合されることとなる。この係合部材7には
発光管1の2本のリードワイヤ15及び16と2本のコ
ード3のワイヤ30とがそれぞれ半田等によって接続さ
れている。この結果、発光管1の2本のリードワイヤ1
5及び16と2本のコード3のワイヤ30とは中継ばね
の係合部材7を介して電気的に接続されていることとな
る。この実施例の放電灯は、発光管1の2本のリードワ
イヤ15及び16と2本のコード3のワイヤ30とがそ
れぞれ接続されている係合部材7が収納溝20及び21
の係合部27に係合しているので、コード3が図7中の
矢印方向に外力がかかっても、コード3のワイヤ30が
接続されている係合部材7が収納溝20及び21の係合
部27に係合しており、コード3の外力がこの係合部分
で断たれて、発光管1には外力がかからず、発光管1の
方には影響が無い。
す。図中、図1乃至図7と同符号は同一のものを示す。
この実施例のものは、上述の第3の実施例の変形例であ
って、第3の実施例の係合部材7を使用せずに、ホルダ
2の収納溝20及び21中には半田70が充填されてお
り、この結果、発光管1の2本のリードワイヤ15及び
16と2本のコード3のワイヤ30とが半田70を介し
てそれぞれ接続されていることとなり、かつその半田7
0が収納溝20及び21の係合部27に係合されている
こととなる。
す。図中、図1乃至図8と同符号は同一のものを示す。
この実施例のものは、ホルダ2の収納溝20及び21が
ホルダ2の一面側に設けられているものである。
示す。図中、図1乃至図9と同符号は同一のものを示
す。この実施例のものは、ホルダ2の収納溝20及び2
1がホルダ2の表裏の方向に開通して設けられているも
のである。
具について使用した例を示したが、本発明の放電灯は上
述の車両用灯具以外の照明器具や照明装置にも使用でき
る。
灯は、高電圧リークの防止に優れている。
である。
面の正面図である。
である。
斜視図である。
斜視図である。
面図である。
視図である。
斜視図である。
ト(リードワイヤ)、2…ホルダ、20及び21…収納
溝、27…係合部、3…コード、30…ワイヤ、4…フ
ランジ、5…金属クリップ、6…絶縁チューブ、60…
絶縁充填材、7…係合部材、70…半田。
Claims (5)
- 【請求項1】 発光管と、 前記発光管の後部を前部で保持する絶縁製のホルダと、 前記発光管からの2本のリードワイヤにそれぞれ接続さ
れた2本のコードと、 を備えた放電灯において、 前記ホルダの後部には、前記2本のリードワイヤと前記
2本のコードとの接続部分がそれぞれ別個に収納される
2個の収納溝が、設けられていることを特徴とする放電
灯。 - 【請求項2】 請求項1に記載の2個の収納溝は、ホル
ダの表裏の両面それぞれ1個ずつ設けられていることを
特徴とする請求項1に記載の放電灯。 - 【請求項3】 2個の収納溝には係合部が設けられてお
り、その収納溝には導電製の係合部材が前記係合部に係
合された状態で収納され、その係合部材には発光管のリ
ードワイヤとコードとがそれぞれ接続されていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の放電灯。 - 【請求項4】 2個の収納溝には係合部が設けられてお
り、その収納溝には、発光管のリードワイヤとコードと
が半田を介してそれぞれ接続されており、かつその半田
は前記係合部に係合されていることを特徴とする請求項
1又は2に記載の放電灯。 - 【請求項5】 ホルダ後部及びコードの一端部が絶縁チ
ューブにより被覆されており、その絶縁チューブ中には
絶縁充填材が充填されていることを特徴とする請求項1
又は2又は3又は4に記載の放電灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16532194A JP3186443B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16532194A JP3186443B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 放電灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0831307A true JPH0831307A (ja) | 1996-02-02 |
JP3186443B2 JP3186443B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=15810112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16532194A Expired - Fee Related JP3186443B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 放電灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186443B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16532194A patent/JP3186443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3186443B2 (ja) | 2001-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4536513B2 (ja) | 無水銀メタルハライドランプ | |
JPH0793050B2 (ja) | 放電ランプ装置 | |
JP2007537564A (ja) | 高圧放電ランプ | |
JP2008159509A (ja) | 放電ランプ装置 | |
US3979627A (en) | Electric lamp with insulating base | |
JP3186443B2 (ja) | 放電灯 | |
JP4762908B2 (ja) | 高圧放電ランプアセンブリ | |
US6803721B2 (en) | Halogen incandescent lamp | |
JPH0831379A (ja) | 放電灯 | |
JP3174290B2 (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2774428B2 (ja) | 放電ランプ装置 | |
JP2005532664A (ja) | 車両用ガス放電ヘッドランプ | |
JP2820596B2 (ja) | 自動車用シールドビームヘッドランプ | |
JP5634700B2 (ja) | 車輌用放電灯 | |
KR200162363Y1 (ko) | 메탈할라이드 램프 | |
JP3893112B2 (ja) | ランプ装置 | |
JPH05217555A (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2002163911A (ja) | 放電バルブ | |
JPH05299059A (ja) | 自動車前照灯用メタルハライドランプ | |
JPH05211002A (ja) | 自動車前照灯用メタルハライドランプ | |
JP2007128791A (ja) | 放電ランプおよび放電ランプ装置 | |
KR200216795Y1 (ko) | 차량용 아크 방전 램프 | |
JP2010244831A (ja) | 車輌用放電灯 | |
JPH05135688A (ja) | 放電ランプ | |
JP2004247132A (ja) | ランプ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |