JP2003123630A - 放電ランプ装置 - Google Patents
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- JP2003123630A JP2003123630A JP2001315527A JP2001315527A JP2003123630A JP 2003123630 A JP2003123630 A JP 2003123630A JP 2001315527 A JP2001315527 A JP 2001315527A JP 2001315527 A JP2001315527 A JP 2001315527A JP 2003123630 A JP2003123630 A JP 2003123630A
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Abstract
ブ本体の限られた領域からのUVの照射を阻止すること
で、合成樹脂製絶縁プラグにUV劣化等の不具合が発生
しない放電ランプ装置の提供。 【解決手段】放電部を包囲するように円筒形状のシュラ
ウドガラス20がアークチューブ11に溶着一体化され
てアークチューブ本体10が構成されるとともに、シュ
ラウドガラス20の後方に延出するアークチューブの後
方延出部14bが合成樹脂製絶縁プラグ30の前面側開
口部32内に挿入保持された放電ランプ装置において、
シュラウドガラス20後端部と絶縁プラグ30の前面側
開口部32との間に、シュラウドガラス20後端部から
出射して絶縁プラグ30の前面側開口部32の内周面に
至る漏光を遮る金属製遮光部材100Aを介装し、絶縁
プラグ32の前面側開口部32内が紫外線にさらされ
ず、絶縁プラグ32のUV劣化等を改善できる。
Description
ラグの前方にアークチューブが延出する放電ランプ装置
に係わり、特に、アークチューブにシュラウドガラスが
溶着一体化されて放電部がシュラウドガラスに包囲され
た構造のアークチューブ本体を備え、前記シュラウドガ
ラスの後方に延出するアークチューブの後方延出部が合
成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部内に挿入保持された
構造の放電ランプ装置に関する。
(合成樹脂や金属)にとって有害な波長域の紫外線が含
まれていることから、従来のアークチューブ本体2は、
図20に示されるように、アークチューブ2aにUVカ
ット作用のある円筒形状のシュラウドガラス2bを溶着
一体化して、放電部2a1をシュラウドガラス2bで包
囲した構造とされて、アークチューブ本体からの出射光
中に含まれる紫外線が減少するように構成されている。
シュラウドガラス2bの後方に延出するアークチューブ
の後方延出部2a2が合成樹脂製絶縁プラグ(絶縁性ベ
ース)1の前面側開口部1a内に挿通され、絶縁プラグ
1の前面に固定された金属製固定保持具3によってアー
クチューブ2の後端側(シュラウドガラス2bの後端
部)が固定支持されるとともに、絶縁プラグ1から前方
に延出する金属製リードサポート4によってアークチュ
ーブ本体2の先端側が支持された構造となっている。
に設けられた配光制御用の遮光膜で、リフレクタ8の有
効反射面8aに向かう光の一部を遮って、鮮明なクリア
カットラインを形成するためのものである。
の放電ランプ装置を光源として用いた反射式ヘッドラン
プでは、リフレクタ8の有効反射面8aに白濁が生じ
た。
ブ本体2からの漏光中に含まれるUV成分がその原因で
あると推定された。即ち、図20矢印に示すように、ア
ークチューブの放電部2a1の発光の一部がアークチュ
ーブの後方延出部2a2等から漏れて絶縁プラグ1の前
面側開口部1a内に照射されるが、この漏光には合成樹
脂にとって有害な波長域の紫外線が含まれており、絶縁
プラグ(PPS樹脂)はこの紫外線を浴びて劣化した
り、硫黄系ガスを発生し、この硫黄系ガスがリフレクタ
8の有効反射面8aを曇らせたり、白濁させたりする、
と推定される。
として、特開2001−23427号が挙げられる。こ
れは、シュラウドガラスに設けられる配光制御用の遮光
膜をシュラウドガラス(外管)の後端側の根本部分にま
で延長させて設けることで、合成樹脂製絶縁プラグの凹
部へのUV照射量が減じ、UVに対する樹脂の劣化等の
一連の問題に対応しようというものである。
要求される高価な配光制御用の遮光膜をシュラウドガラ
ス(外管)の後端側の根本部分にまで拡大して設けるた
め、さらに高価なものとなる。また、配光制御用の遮光
膜を形成するには、例えば900℃という高温で焼き付
けて乾燥処理を行うが、遮光膜の塗布形成範囲が広い
分、乾燥用ヒータの数を増やしたり、乾燥処理に要す時
間が長くなって作業コストもアップするという問題があ
る。
に、アークチューブの後方延出部Aのみ、絶縁プラグの
前面側開口部1a内に臨むシュラウドガラス後端部(後
端面を含む)Bのみ、固定保持具3と配光制御用の遮光
膜6間の帯状領域Cのみ、配光制御用の遮光膜6の下側
でバルブ挿着孔近傍に対応する領域Dのみ、前記A〜D
の全領域をそれぞれ遮光して、点灯時間に対する有効性
(リフレクター8の有効反射面8aに白濁等の不具合が
発生しない等の有効性)を確かめる実験を行ったとこ
ろ、図22に示すような結果となった。
遮光した場合は勿論有効であるが、A〜Bにかけての領
域を遮光した場合も、あるいはアークチューブの後方延
出部Aのみや、絶縁プラグ1の前面側開口部1a内に臨
むシュラウドガラス後端部Bのみに形成した場合も、有
効であることが確認された。さらに、Aのみを遮光した
場合とBのみを遮光した場合とでは、Bのみを遮光した
場合の方がより有効で有ることが確認された。これは、
アークチューブからの漏光のエネルギーは放電部からの
距離に比例するためと考えられ、後方延出部Aよりも放
電部に近いシュラウドガラス後端部Bからの漏光を遮る
ことが、UV劣化等の不具合を回避する上で最も有効で
あることがわかった。即ち、シュラウドガラス後端部か
らの漏光を絶縁プラグの前面開口部内周面に到達するま
での間において遮るようにしてやればよい。
周辺の構造を考えると、絶縁プラグ1の前面開口部1a
の周縁部には、シュラウドガラス2bを固定支持する金
属製固定保持具3が設けられていることから、例えばこ
の金属製固定保持具3に安価な金属製の遮光部材を固定
して、シュラウドガラス2b後端部からの漏光を遮るよ
うにしてやれば、構造も簡潔で、コストもかからないと
考えて、本発明を提案するに至ったものである。
みて、また前記した発明者の知見に基づいてなされたも
ので、その目的は、コストのかからない簡潔な構成でア
ークチューブ本体の限られた領域からのUVの照射を阻
止することで、合成樹脂製絶縁プラグにUV劣化等の不
具合が発生しない放電ランプ装置を提供することであ
る。
に、請求項1に係る放電ランプ装置においては、放電部
を包囲するように円筒形状のシュラウドガラスがアーク
チューブに溶着一体化されてアークチューブ本体が構成
されるとともに、前記シュラウドガラスの後方に延出す
るアークチューブの後方延出部が合成樹脂製絶縁プラグ
の前面側開口部内に挿入保持された放電ランプ装置にお
いて、前記シュラウドガラスの後端部と前記絶縁プラグ
の前面側開口部との間に、シュラウドガラスの後端部か
ら出射して絶縁プラグの前面側開口部の内周面に至る漏
光を遮る金属製遮光部材を介装するように構成した。
(作用)シュラウドガラス後端部から出射して絶縁プラ
グの前面側開口部内に向かう漏光(UV成分を含む光)
は、シュラウドガラスの後端部と絶縁プラグの前面側開
口部間に介装された金属製遮光部材で遮光されて、絶縁
プラグの前面側開口部内に届かず、それだけ絶縁プラグ
の前面側開口部内が紫外線にさらされない。また、アー
クチューブの後方延出部からの漏光(UV成分を含む光)
が絶縁プラグの前面側開口部内に照射されるが、この光
のエネルギーはシュラウドガラス後端部からの漏光のエ
ネルギーに比べると小さく、絶縁プラグのUV劣化等の
影響は無視できる。
プレス成形により任意の形状に成形でき、シュラウドガ
ラス後端部からの漏光を遮光するに適切な所定の形状
で、シュラウドガラス後端部と絶縁プラグ前面側開口部
間に収容固定可能な所定の形状に加工することは容易で
ある。
ランプ装置において、前記合成樹脂製絶縁プラグの前面
には、前記シュラウドガラスの後端部寄りを固定支持す
る金属製支持部材が設けられており、前記金属製遮光部
材を、前記金属製支持部材に固定一体化されるか前記金
属製支持部材に一体的に形成するように構成した。(作
用)シュラウドガラスの後端部寄りを固定支持するため
に必要な金属製支持部材によって金属製遮光部材を支持
するように構成したので、金属製遮光部材を支持するた
めの固定手段を新たに設けなくてよい。
電ランプ装置において、前記金属製支持部材は、前記シ
ュラウドガラス後端部寄りを把持する金属製把持バンド
を備え、前記金属製遮光部材を、前記シュラウドガラス
後端部に被着する有底円筒型で、前記金属製把持バンド
に固定されるか、または前記金属製把持バンドに一体的
に形成されるように構成したものである。(作用)シュ
ラウドガラス後端部から出射して絶縁プラグの前面側開
口部内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、シュラウド
ガラス後端部に被着された金属製遮光部材で遮光され
て、絶縁プラグの前面側開口部内に届かない。
定されるか、または前記金属製把持バンドに一体的に形
成されているので、金属製把持バンドをシュラウドガラ
スに固定することで、金属製遮光部材をシュラウドガラ
ス後端部に被着された状態に保持できる。
電ランプ装置において、前記金属製支持部材は、前記シ
ュラウドガラスの後端部寄りを把持する金属製把持バン
ドと、前記把持バンドを前記絶縁プラグの前面に固定す
るアークチューブ本体位置決め用の金属製スライドプレ
ートを備え、前記金属製遮光部材を、前記シュラウドガ
ラス後端部に遊合する有底円筒型で、前記金属製スライ
ドプレートに一体化するように構成した。(作用)シュ
ラウドガラス後端部から出射して絶縁プラグの前面側開
口部内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、シュラウド
ガラス後端部に遊合する遮光部材で遮光されて、絶縁プ
ラグの前面側開口部内に届かない。
ドプレートに一体化しておくことで、金属製スライドプ
レートを絶縁プラグに固定すると同時に、金属製遮光部
材をシュラウドガラス後端部に遊合する形態に保持でき
る。
は、請求項2に記載の放電ランプ装置において、前記金
属製支持部材は、前記シュラウドガラスの後端部寄りを
把持する金属製把持バンドと、前記絶縁プラグの前面に
固定された金属製ベースプレートと、前記把持バンドを
前記ベースプレートに固定するアークチューブ本体位置
決め用の金属製スライドプレートを備え、前記金属製遮
光部材を、前記シュラウドガラス後端部に遊合する有底
円筒型で、前記金属製ベースプレートと前記金属製スラ
イドプレート間に挟持するように構成した。(作用)シ
ュラウドガラス後端部から出射して絶縁プラグの前面側
開口部内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、シュラウ
ドガラス後端部に遊合する遮光部材で遮光されて、絶縁
プラグの前面側開口部内に届かない。
イドプレートに固定する際に、両プレートで金属製遮光
部材を挟持固定できる。
は、請求項1に記載の放電ランプ装置において、前記金
属製遮光部材を、前記絶縁プラグの前面側開口部におけ
る前記シュラウドガラス後端部に臨む内周面に沿った円
筒型で、前記絶縁プラグの前面側開口部内に圧入すると
ともに、前記合成樹脂製絶縁プラグの前面に設けた前記
シュラウドガラス固定支持用の金属製支持部材によって
抜け止めするように構成した。(作用)シュラウドガラ
ス後端部から出射して絶縁プラグの前面側開口部内に向
かう漏光(UV成分を含む光)は、絶縁プラグの前面側開
口部内周面に沿って延在する金属製遮光部材で遮光され
て、遮光部材裏側の樹脂層にまで届かない。
支持するために必要な金属製支持部材が金属製遮光部材
を抜け止め保持する。
ランプ装置において、前記金属製遮光部材を、前記シュ
ラウドガラス後端部に被着する有底円筒型で構成すると
ともに、前記金属製遮光部材側の前記アークチューブの
後方延出部挿通用孔の周縁部に形成した弾性掛止片が前
記アークチューブ後方延出部の付け根に設けたくびれ部
に係合して抜け止め保持されるように構成した。(作
用)シュラウドガラス後端部から出射して絶縁プラグの
前面側開口部内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、シ
ュラウドガラスの後端部に被着された金属製遮光部材で
遮光されて、絶縁プラグの前面側開口部内に届かない。
出部挿通用の孔にアークチューブ後方延出部を挿通する
と、孔周縁部の弾性掛止片がアークチューブ後方延出部
の付け根のくびれ部に弾性係合して、シュラウドガラス
後端部に被着された金属製遮光部材が抜け止め保持され
る。
例に基づいて説明する。
もので、図1は本発明の第1の実施例である放電ランプ
装置の斜視図、図2は同放電ランプ装置の縦断面図、図
3は同放電ランプ装置の側面図、図4は同放電ランプ装
置の要部である金属製遮光部材を組み付けたアークチュ
ーブ本体の後端側の側面図、図5はシュラウドガラス後
端部固定保持部材と遮光部材の分解斜視図である。
コネクターC1(図3参照)を挿着脱できるランプ側コ
ネクターC2がその後端部に一体に設けられ、自動車用
ヘッドランプのリフレクタ100のバルブ挿着孔102
(図3参照)に係合する焦点リング34が外周に設けら
れたPPS樹脂からなる絶縁プラグで、この絶縁プラグ
30の前方には、プラグ30から前方に延出する金属製
リードサポート36と、プラグ30の前面に固定された
金属製支持部材50とによって、アークチューブ本体1
0が固定支持されて、放電ランプ装置が構成されてい
る。
ら導出するリード線18aが、絶縁プラグ30から延出
するリードサポート36の折曲された先端部にスポット
溶接により固定されるとともに、アークチューブ本体1
0の後端部が、絶縁プラグ30の前面に固定されたベー
スプレート51,スライドプレート61,アークチュー
ブ把持バンド71からなる金属製支持部材50で把持さ
れた構造となっている。
5a,15bの対設された密閉ガラス球12をもつアー
クチューブ11に、円筒型の紫外線遮蔽用シュラウドガ
ラス20が溶着(封着)一体化されて、密閉ガラス球1
2をシュラウドガラス20が包囲密封した構造となって
いる。符号Lは、電極15a,15b間を結ぶ放電軸で
ある。
英ガラス管から加工されて、長手方向所定位置に横断面
矩形状のピンチシール部13a,13bで挟まれた回転
楕円体形状の密閉ガラス球12が形成された構造で、ガ
ラス球12内には始動用希ガス,水銀及び金属ハロゲン
化物(例えばナトリウム−スカンジュウム系発光物質)
が封入されている。ピンチシール部13a,13bに
は、矩形状のモリブデン箔16a,16bが封着されて
おり、このモリブデン箔16a,16bの一方の側に
は、密閉ガラス球12内に対設されたタングステン電極
15a,15bが、他方の側には、アークチューブ11
外に導出するリード線18a,18bがそれぞれ接続さ
れている。アークチューブ11のピンチシール部13
a,13bから密閉ガラス球12に至る領域がシュラウ
ドガラス20で包囲密封されるとともに、アークチュー
ブ11の非ピンチシール部である円パイプ形状の後方延
出部14b(図2参照)がシュラウドガラス20の後方
に延出している。
O2をドープした紫外線遮光作用のある石英ガラスで構
成されており、放電部である密閉ガラス球12における
発光から人体に有害となる所定波長域の紫外線を確実に
カットするようになっている。また、シュラウドガラス
20内は、真空状態又は不活性ガスを封入した状態とさ
れて、放電部である密閉ガラス球12からの熱の幅射に
対する断熱作用を営み、ランプ特性が外部環境の変化に
影響を受けないように設計されている。
クチューブ11の後方延出部14bを挿通収容できる開
口部32の設けられた円筒形状内筒部31が形成され、
リードサポート挿通孔35aの形成されたブリッジ部3
5を除く内筒部31の回りには、焦点リング34の周設
された円筒形状外筒部33が形成されている。そして、
リードサポート挿通孔35aには、リードサポート36
を挿通させたセラミック製の絶縁スリーブ36aが挿入
され、絶縁スリーブ36aを貫通したリードサポート3
6の後端部は、絶縁プラグ30の背面側に開口するテー
パ孔35c(図2参照)から後方に突出して、絶縁プラ
グ30の後端部に設けられているベルト型端子44のリ
ードサポート係合孔45aに挿通されかつレーザ溶接さ
れている。
属製ベースプレート51が密着固定されている。ベース
プレート51は、金型内にベースプレート51をインサ
ートした状態で射出成形するインサート成形により、絶
縁プラグ30に円盤状基部52(図2参照)を露呈させ
た形態に一体化されている。
スプレート51の円盤状基部52には、金属製のスライ
ドプレート61と金属製のアークチューブ把持バンド7
1とから構成されて、アークチューブ10のシュラウド
ガラス20を垂直に保持する金属製垂直保持部材60が
接合固定されて、アークチューブ本体10の放電軸Lが
焦点リング34の中心軸に一致するように配置されてい
る。
チューブ把持バンド71は、帯状のバンド本体72の両
端付き合わせ部に、断面L字型に折曲された矩形状の耳
片74が形成され、アークチューブ本体10のシュラウ
ドガラス20に捲回したバンド本体72の耳片74同士
を付き合わせ、これらをスポット溶接することで、シュ
ラウドガラス20に把持バンド71を捲回固定できるよ
うになっている。符号73は、バンド本体72の長手方
向2箇所に設けられている屈曲部で、この屈曲部73が
弾性変形することで、バンド本体72が伸縮し、これに
よりバンド本体72をシュラウドガラス20に捲回固定
できる。符号75はスポット溶接部を示す。
スライドプレート61は、図5に示すように、その基部
62がベースプレート51の円盤状の基部52と整合す
るドーナツ円盤状に形成され、基部62の内周縁には、
切り起こされて立ち上がる板ばね状の4本の舌片状挟持
片64が周方向等間隔に設けられている。そして、アー
クチューブ本体10のシュラウドガラス20に捲回固定
されたアークチューブ把持バンド71の外周がこの舌片
状挟持片64に挟持されるとともに、舌片状挟持片64
が把持バンド71にレーザ溶接されることで、アークチ
ューブ10の放電軸Lがスライドプレート61のベース
プレート51との接合面(スライドプレート61のドー
ナツ円盤状基部62の底面)に対し垂直であって、基部
62の底面から所定の距離だけ離間した位置となるよう
に、アークチューブ本体10がスライドプレート61に
一体化されている。符号65,66はレーザ溶接部を示
す。
に延出する円筒形状外筒部42と、外筒部42内におい
て後方に延出する円柱形状ボス43とが形成され、外筒
部42の付け根部外周には、ランプ側コネクターC2の
マイナス端子を構成する円筒形状のベルト型端子44が
固定一体化されるとともに、ボス43には、ランプ側コ
ネクターのプラス端子を構成するキャップ型端子47が
被着一体化されている。符号48は、キャップ型端子4
7の頂部に設けられたリード線係合孔で、アークチュー
ブ10の後端側から導出し絶縁プラグ30の開口部32
およびリード線挿通孔43bを貫通したリード線18b
が、この係合孔48に係合しかつレーザ溶接されてい
る。
ウドガラス20の後端部には、有底円筒型の金属製遮光
部材100Aが被着されて、把持バンド71から露呈す
るシュラウドガラス後端部が遮光部材100Aで覆われ
た形態となっている。即ち、遮光部材100Aは、シュ
ラウドガラス20の後端部に被着できる大きさの有底円
筒部102を有し、円筒部102の底面には、アークチ
ューブの後方延出部14b挿通用の孔103(図2参
照)が設けられ、円筒部102の上縁部には、3個の上
方延出片104が設けられている。そして、アークチュ
ーブの後方延出部14bを孔103に挿通し、遮光部材
100A(円筒部102)をシュラウドガラス20後端
部に被せ、図5仮想線に示すように、3個の上方延出片
104の上から把持バンド71を捲回固定することで、
遮光部材100Aがシュラウドガラス20の後端部に固
定一体化されている。
から出射しようとする光(漏光)は、金属製遮光部材1
00Aで遮光されて出射できず、絶縁プラグの開口部3
2内の開口側である符号32aで示す領域における樹脂
層が浴びる紫外線量は減少し、樹脂層がUV劣化等しな
いように構成されている。なお、図2矢印に示すよう
に、アークチューブの後方延出部14bからの漏光が開
口部32内に照射されるが、放電部から遠い後方延出部
14bに至るまでにガラス内に導かれた光はそのエネル
ギーを徐々に損失し、後方延出部14bから出射する光
(漏光)のエネルギーは、シュラウドガラス20後端部
から出射する光(漏光)のエネルギーに比べて弱く、開
口部32内の樹脂層にUV劣化等の悪影響を与えるほど
ではない。
イドプレート61もシュラウドガラス20後端部からの
漏光を遮光する遮光部材として機能し、開口部32の周
縁部に設けられたベースプレート51もベースプレート
51裏面側の樹脂層が紫外線にさらされることを抑制す
るので、開口部32内の樹脂層のUV劣化が確実に防止
されている。
(請求項7に対応する実施例)を示し、図6(a)は本
発明の第2の実施例である放電ランプ装置の要部である
金属製遮光部材を組み付けたアークチューブ本体の後端
側の側面図、(b)は同アークチューブ本体の後端側の
縦断面図、図7は要部である金属製遮光部材の斜視図で
ある。
って金属製遮光部材がシュラウドガラス後端部に固定さ
れるように構成されているが、この第2の実施例では、
金属製遮光部材100Bが単独でシュラウドガラス後端
部に固定保持されるように構成されている。
部材100Bは、シュラウドガラス20の後端部に被着
できる大きさの有底円筒部102を有し、その底面には
アークチューブの後方延出部14b挿通用の孔103が
設けられているが、この孔103の周縁部には、切り起
こすことで形成した弾性掛止片である4個の爪103a
が形成されている。一方、アークチューブの後方延出部
14bの付け根には、金属製遮光部材100B側の爪1
03aが弾性係合するくびれ部14cが周設されてい
る。そして、アークチューブの後方延出部14bを孔1
03に挿通し、遮光部材100B(円筒部102)をシ
ュラウドガラス20の後端部に被せる用に押し込むと、
遮光部材100A側の爪103aが後方延出部14b側
のくびれ部14cに自動的に弾性係合して、遮光部材1
00Aがシュラウドガラス20の後端部に被着された状
態に抜け止め保持される。
(請求項3に対応する実施例)を示し、図8(a)は本
発明の第3の実施例である放電ランプ装置の要部である
金属製遮光部材を組み付けたアークチューブ本体の後端
側の側面図、(b)は同アークチューブ本体の後端側の
縦断面図、図9は要部である金属製遮光部材の斜視図で
ある。
光部材100A,100Bがシュラウドガラス後端部を
絶縁プラグ30に固定保持する金属製支持部材50を構
成する把持バンド71とは別体に構成されているが、こ
の第3の実施例では、金属製遮光部材100Cが予め金
属製支持部材50を構成する把持バンド71と一体化さ
れた構造となっている。
100Cも、シュラウドガラス20の後端部に被着でき
る大きさの有底円筒部102を有し、その底面にはアー
クチューブの後方延出部14b挿通用の孔103が設け
られているが、円筒部102の上縁部に把持バンド71
との接続片106が設けられている。そして、接続片1
06を把持バンド71のバンド本体72にスポット溶接
することで、遮光部材100Cを把持バンド71に予め
一体化しておき、シュラウドガラス20の後端部に把持
バンド71を装着すると同時に、遮光部材100Cがシ
ュラウドガラス20後端部に被着された状態に固定保持
される。符号107はスポット溶接部を示す。
例(請求項3に対応する実施例)を示し、図10(a)
は本発明の第4の実施例である放電ランプ装置の要部で
ある金属製遮光部材を組み付けたアークチューブ本体の
後端側の側面図、(b)は同アークチューブ本体の後端
側の縦断面図、図11は要部である金属製遮光部材の斜
視図である。
材100Cが溶接によって把持バンド71に一体化され
た構造であるが、この第4の実施例では、金属製遮光部
材100Dが連接部108を介して予め把持バンド71
に一体的に形成された構造となっている。
バンド71形成領域と遮光部材100D形成領域とが連
接部108によって繋がる所定形状に切断した後、遮光
部材100D形成領域を絞り加工により円筒型に成形
し、把持バンド71形成領域を曲げ加工により所定形状
に成形することで、把持バンド71と遮光部材100D
が連成一体化された成形体が得られる。
り、同一の符号を付すことで、その重複した説明は省略
する。
例(請求項4に対応する実施例)を示し、図12は本発
明の第5の実施例である放電ランプ装置の要部縦断面
図、図13は同放電ランプ装置の要部斜視図である。
光部材100A,100B,100C,100Dがシュ
ラウドガラス20の後端部に被着されていたが、この第
5の実施例では、金属製遮光部材100Eが金属製支持
部材50を構成するスライドプレート61に溶接により
一体化されて、前面側開口部32内においてシュラウド
ガラス20の後端部に遊合するように保持されている。
ウドガラス20の後端部に遊合できる大きさの有底円筒
部112を有し、その底面にはアークチューブの後方延
出部14b挿通用の孔113が設けられ、その開口側周
縁部には4個の鍔114が設けられている。そして、鍔
114がスライドプレート61の舌片状挟持片64と干
渉しないように金属製スライドプレート61の円環状基
部62にスポット溶接により固定一体化されている。
後端部から出射して絶縁プラグ30の前面側開口部32
内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、シュラウドガラ
ス20の後端部を包囲するように配置されている金属製
遮光部材100Eで遮光されて、絶縁プラグの前面側開
口部32内に届かず、前面側開口部32内の樹脂層が浴
びる紫外線量は減少し、樹脂層がUV劣化等しない。
レート51に溶接固定する際に、ベースプレート51上
をスライドさせてアークチューブ本体10の放電軸Lが
焦点リング34に対し所定位置となるようにアークチュ
ーブ本体10を傾動調整するための部材である。このた
め、アークチューブの放電軸Lの位置調整の際には、ス
ライドプレート61に一体化されている遮光部材100
Eもスライドプレート61と一体にスライドして、アー
クチューブ本体10が傾動調整される。したがって、円
筒部112の底面に設けられたアークチューブ後方延出
部14b挿通用の孔113は、アークチューブ後方延出
部14bの外径よりも幾分大きく形成されて、スライド
プレート61の位置調整(放電軸Lの位置調整)の際
に、アークチューブ(の後方延出部14b)と孔113
が干渉しないようになっている。
例(請求項5に対応する実施例)を示し、図4は本発明
の第6の実施例である放電ランプ装置の要部縦断面図、
図15は同放電ランプ装置の要部斜視図である。
材100Eが金属製支持部材50を構成するスライドプ
レート61に溶接によって一体化された構造であるが、
この第6の実施例では、金属製遮光部材100Fが金属
製支持部材50を構成するスライドプレート61とベー
スプレート51間に挟持一体化されたことに特徴があ
る。
5の実施例と同様、シュラウドガラス20の後端部に遊
合できる大きさの有底円筒部112を有し、その底面に
はアークチューブの後方延出部14b挿通用の孔113
Aが設けられ、その開口側周縁部には円環状の鍔116
が設けられている。そして、鍔116がベースプレート
51の円環状基部52とスライドプレート61の円環状
基部62との間に挟持された状態で、スポット溶接によ
り固定一体化されている。
には、まずベースプレート51の上に金属製遮光部材1
00Fを載置し、さらにその上にスライドプレート61
を載置する。ついで、シュラウドガラス20に把持バン
ド71を捲回固定したアークチューブの後方延出部14
bを、ベースプレート51上の金属製遮光部材100F
の孔113Aに挿通し、スライドプレート61の舌片状
挟持片64がシュラウドガラス20外周の把持バンド7
1を弾支するように保持する。そして、放電部が焦点リ
ング34に対し所定位置となるようにスライドプレート
61をベースプレート51に沿って移動させ、遮光部材
100Fの鍔116を挟持するベースプレート51の円
環状基部52とスライドプレート61の円環状基部62
とを、スポット溶接により固定する。
せるアークチューブの傾動調整時に、金属製遮光部材1
00Fはスライドプレート61およびベースプレート5
1に対しスライドできるので、遮光部材100Fの有底
円筒部112の底面に設けるアークチューブ後方延出部
14b挿通用の孔113Aは、前記した第5の実施例に
おける遮光部材に設けた孔113のように大きめに形成
する必要はなく、アークチューブ後方延出部14bの外
径にほぼ整合する大きさでよい。
例(請求項6に対応する実施例)を示し、図16は本発
明の第7の実施例である放電ランプ装置の要部縦断面
図、図17は同放電ランプ装置の要部である金属製遮光
部材の斜視図である。
光部材100E、100Fが溶接によって金属製支持部
材50に固定一体化された構造であるが、この第7の実
施例では、金属製遮光部材100Gが絶縁プラグ30の
前面側開口部32内に圧入により固定されている。
22における開口側周縁部122aには、遮光部材10
0Gの前面側開口部32内への圧入量を設定する段差部
124が形成されている。
けられたアークチューブ後方延出部14b挿通用の孔
で、スライドプレート61の位置調整(放電軸Lの位置
調整)を妨げないように大きめに形成されている。
イドプレート61(の円環状基部62)は、絶縁プラグ
30の前面側開口部32内に圧入されている遮光部材1
00Fを抜け止めする抜け止め部材として作用する。
後端部から出射して絶縁プラグ30の前面側開口部32
内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、絶縁プラグの前
面側開口部32の開口部寄りに設けられた金属製遮光部
材100Gで遮光されて、前面側開口部32の樹脂層に
まで届かず、絶縁プラグの開口部32内の樹脂層が浴び
る紫外線量は減少し、樹脂層がUV劣化等しない。
例(請求項6に対応する実施例)を示し、図18は本発
明の第8の実施例である放電ランプ装置の要部縦断面
図、図19は同放電ランプ装置の要部である金属製遮光
部材の斜視図である。
材100Gが有底円筒型に形成されていたが、この実施
例では、金属製遮光部材100Hが底のない円筒型に形
成されて、絶縁プラグ30の前面側開口部32内に圧入
により固定されている。
の長さは、前面側開口部32内においてシュラウドガラ
ス20後端部からの漏光が照射される領域32a(図2
参照)に対応している。
には、遮光部材100Hの前面側開口部32内への圧入
量を設定する段差部134が形成されており、金属製支
持部材50を構成するスライドプレート61(の円盤状
基部62)が、前面側開口部32内に圧入されている遮
光部材100Gを抜け止めする抜け止め部材として作用
する点は、前記第7の実施例と同様である。
後端部から出射して絶縁プラグ30の前面側開口部32
内に向かう漏光(UV成分を含む光)は、絶縁プラグの前
面側開口部32の内周面に沿って設けられた金属製遮光
部材100Hで遮光されて、遮光部材100H裏側の樹
脂層にまで届かず、絶縁プラグの開口部32内の樹脂層
が浴びる紫外線量は減少し、樹脂層がUV劣化等しな
い。
係る放電ランプ装置によれば、シュラウドガラス後端部
からの漏光(UV成分を含む光)がコストのかからない
簡潔な構成の金属製遮光部材で遮られて、合成樹脂製絶
縁プラグの前面側開口部が浴びる紫外線量が減少するの
で、絶縁プラグがUV劣化する等の不具合、特にPPS
樹脂からなる絶縁プラグに紫外線が照射されることによ
り有機ガスが発生し、その有機ガスによりリレクタの有
効反射面に曇りや白濁を発生させるといった不具合がな
い。
するための固定手段を別途設けなくてよいので、それだ
け金属製遮光部材の固定支持構造が簡潔となる。
部からの漏光(UV成分を含む光)が金属製遮光部材で
確実に遮られて、合成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部
が浴びる紫外線量が減少するので、絶縁プラグが劣化す
る等の不具合が改善される。
スへの取り付けにより遮光部材をシュラウドガラス後端
部に被着できるので、金属製遮光部材のシュラウドガラ
ス後端部への被着が簡単で、金属製遮光部材の固定保持
構造も簡潔である。
部からの漏光(UV成分を含む光)が金属製遮光部材で
遮られて、合成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部が浴び
る紫外線量が減少するので、絶縁プラグが劣化する等の
不具合が改善される。
を予め一体化しておくことで、金属製スライドプレート
を絶縁プラグに固定すると同時に、金属製遮光部材がシ
ュラウドガラスの後端部に遊合する所定位置に保持され
るので、金属製遮光部材の所定位置への固定保持作業が
簡単で、金属製遮光部材の固定保持構造も簡潔である。
部からの漏光(UV成分を含む光)が金属製遮光部材で
遮られて、合成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部が浴び
る紫外線量が減少するので、絶縁プラグが劣化する等の
不具合が改善される。
イドプレートに固定する際に、金属製遮光部材がシュラ
ウドガラス後端部に遊合する所定位置に保持されるの
で、金属製遮光部材の所定位置への固定保持作業が簡単
で、金属製遮光部材の固定保持構造も簡潔である。
部からの漏光(UV成分を含む光)が金属製遮光部材で
遮られて、合成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部が浴び
る紫外線量が減少するので、絶縁プラグが劣化する等の
不具合が改善される。
途設けなくてよいので、絶縁プラグの前面側開口部の周
辺構造が複雑化することもない。
ラウドガラス後端部に被着すると同時に抜け止め保持さ
れるので、金属製遮光部材の被着が容易で、金属製遮光
部材の固定支持構造も極めて簡潔となる。
斜視図である。
を組み付けたアークチューブ本体の後端側の側面図であ
る。
材の分解斜視図である。
装置の要部である金属製遮光部材を組み付けたアークチ
ューブ本体の後端側の側面図である。 (b)同アークチューブ本体の後端側の縦断面図であ
る。
視図である。
装置の要部である金属製遮光部材を組み付けたアークチ
ューブ本体の後端側の側面図である。 (b)同アークチューブ本体の後端側の縦断面図であ
る。
視図である。
プ装置の要部である金属製遮光部材を組み付けたアーク
チューブ本体の後端側の側面図である。 (b)同アークチューブ本体の後端側の縦断面図であ
る。
斜視図である。
の要部縦断面図である。
の要部縦断面図である。
の要部縦断面図である。
材の斜視図である。
の要部縦断面図である。
材の斜視図である。
膜形成位置を示す図である。
する金属製支持部材 51 金属製ベースプレート 61 金属製スライドプレート 71 金属製把持バンド L 放電軸 100A〜100H 金属製遮光部材
Claims (7)
- 【請求項1】 放電部を包囲するように円筒形状のシュ
ラウドガラスがアークチューブに溶着一体化されてアー
クチューブ本体が構成されるとともに、前記シュラウド
ガラスの後方に延出するアークチューブの後方延出部が
合成樹脂製絶縁プラグの前面側開口部内に挿入保持され
た放電ランプ装置において、前記シュラウドガラスの後
端部と前記絶縁プラグの前面側開口部との間に、シュラ
ウドガラスの後端部から出射して絶縁プラグの前面側開
口部の内周面に至る漏光を遮る金属製遮光部材が介装さ
れたことを特徴とする放電ランプ装置。 - 【請求項2】 前記合成樹脂製絶縁プラグの前面には、
前記シュラウドガラスの後端部寄りを固定支持する金属
製支持部材が設けられており、前記金属製遮光部材は、
前記金属製支持部材に固定一体化されるか前記金属製支
持部材に一体的に形成されたことを特徴とする請求項1
に記載の放電ランプ装置。 - 【請求項3】 前記金属製支持部材は、前記シュラウド
ガラスの後端部寄りを把持する金属製把持バンドを備
え、前記金属製遮光部材は、前記シュラウドガラス後端
部に被着される有底円筒型で、前記金属製把持バンドに
固定されるか、または前記金属製把持バンドに一体的に
形成されたことを特徴とする請求項2に記載の放電ラン
プ装置。 - 【請求項4】 前記金属製支持部材は、前記シュラウド
ガラスの後端部寄りを把持する金属製把持バンドと、前
記把持バンドを前記絶縁プラグの前面に固定するアーク
チューブ本体位置決め用の金属製スライドプレートを備
え、前記金属製遮光部材は、前記シュラウドガラス後端
部に遊合する有底円筒型で、前記金属製スライドプレー
トに一体化されたことを特徴とする請求項2に記載の放
電ランプ装置。 - 【請求項5】 前記金属製支持部材は、前記シュラウド
ガラスの後端部寄りを把持する金属製把持バンドと、前
記絶縁プラグの前面に固定された金属製ベースプレート
と、前記把持バンドを前記ベースプレートに固定するア
ークチューブ本体位置決め用の金属製スライドプレート
を備え、前記金属製遮光部材は、前記シュラウドガラス
後端部に遊合する有底円筒型で、前記金属製ベースプレ
ートと前記金属製スライドプレート間に挟持されたこと
を特徴とする請求項2に記載の放電ランプ装置。 - 【請求項6】 前記金属製遮光部材は、前記絶縁プラグ
の前面側開口部における前記シュラウドガラス後端部に
臨む内周面に沿った円筒型で、前記絶縁プラグの前面開
口部に圧入されるとともに、前記合成樹脂製絶縁プラグ
の前面に設けられて前記シュラウドガラスの後端部寄り
を固定支持する金属製支持部材によって抜け止めされた
ことを特徴とする請求項2に記載の放電ランプ装置。 - 【請求項7】 前記金属製遮光部材は、前記シュラウド
ガラス後端部に被着される有底円筒型で、前記金属製遮
光部材側の前記アークチューブ後方延出部挿通用孔の周
縁部に形成された弾性掛止片が前記アークチューブの後
方延出部の付け根に設けられたくびれ部に係合して抜け
止め保持されることを特徴とする請求項1に記載の放電
ランプ装置。
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JP2001315527A JP2003123630A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 放電ランプ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20170136519A (ko) | 2015-03-11 | 2017-12-11 | 가부시키가이샤 니혼포토사이언스 | 자외선 처리 장치 및 그를 위한 차광 부품 |
-
2001
- 2001-10-12 JP JP2001315527A patent/JP2003123630A/ja active Pending
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