WO2012056787A1 - 放電ランプおよび放電ランプ装置 - Google Patents

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Abstract

 実施形態の放電ランプは、発光部(11)を有するバーナー(BL)と、前記発光部(11)がその前端側に位置するように、前記バーナー(BL)を保持可能な円盤状のフランジ(FL)と、を備えている。前記フランジ(FL)は、前記フランジ(FL)の縁に形成された樹脂部(6)と、前記樹脂部(6)内に埋め込み形成された金属部(7)と、を有する。

Description

放電ランプおよび放電ランプ装置
 本発明の実施形態は、自動車等の車両の前照灯などとして使用される放電ランプおよび放電ランプ装置に関するものである。
 自動車の前照灯に使用される放電ランプは、特許文献1や特許文献2で知られているように、バーナーと樹脂製のソケットとで構成されている。そのバーナーは点灯中に発光する部分となる発光部を備えた二重管構造となっており、その発光部がソケットの前端側に位置するように、ソケットに保持されている。
特開2003-297226号公報 特開2007-323986号公報 国際公開第2009/130654号 国際公開第2008/110969号 国際公開第2009/130640号
 ここで、最近ではランプをコンパクトにするために、発光部とソケットとの距離を従来よりも近づけるニーズがある。しかし、このような設計を行うと、点灯中に発光部によって発せられる熱や紫外線が従来よりも多くソケットに到達するようになるため、ソケットの前端側に設けられたフランジが劣化するという問題が生じている。このフランジが劣化するとガスが発生するため、そのガスによってバーナーのガラス部分や前照灯装置のレンズ部分を曇らせるなどの問題に発展してしまう。
 なお、上記問題は、特許文献3~特許文献5に記載のように、従来のソケットのフランジに該当する部分を、全て金属部品で構成すれば解消可能であるかもしれない。しかし、この手段によりフランジの劣化の問題を解消できたとしても、フランジの構造は複雑になるので、部品点数の増加、組み立て困難、寸法精度の低下、強度の低下(または重量化)などの新たな問題が生じてしまう。
 実施形態によれば、簡単な構造で、フランジの劣化を抑制可能な放電ランプおよび放電ランプ装置が提供される。
 実施形態の放電ランプは、発光部を有するバーナーと、前記発光部がその前端側に位置するように、前記バーナーを保持可能な円盤状のフランジと、を備えている。前記フランジは、前記フランジの縁に形成された樹脂部と、前記樹脂部内に埋め込み形成された金属部と、を有する。
本発明の第1の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。 図1の放電ランプの断面について説明するための図である。 図1の放電ランプを前端側から見た状態について説明するための図である。 (a)及び(b)は、フランジについて説明するための図である。 金属部について説明するための図である。 ベースについて説明するための図である。 フランジとリングの接続について説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の放電ランプ装置について説明するための図である。 図2の放電ランプ装置の断面について説明するための図である。 リフレクタについて説明するための図である。 (a)及び(b)は、リフレクタへの放電ランプの接続について説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。 図12の放電ランプの断面について説明するための図である。 金属部について説明するための図である。 放電ランプの簡略された回路接続について説明するための図である。 外管に封入するガスと、ポッチ部および金属バンドのグランド接続の有無を変えた12種類のランプにおいて、図17に示す正極性の高圧パルスを印加したときのノイズと始動性について説明するための図である。 正極性の高圧パルスを表す図である。 アルゴンと窒素との混合ガスにおいて、アルゴン比率を変えたときの絶縁破壊電圧の変化について説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。 金属バンドと高圧パルスの条件を変えたときのノイズと始動性等について説明するための図である。 (a)は本発明の第6の実施の形態の放電ランプについて説明するための図であり、(b)は図21(a)における要部の拡大断面図である。 放電ランプの第1の変形例について説明するための図である。 放電ランプの第2の変形例について説明するための図である。
 (第1の実施の形態)
 以下に、本発明の実施形態の放電ランプについて、図面を参照して説明する。
 図1は、本発明の第1の実施の形態の放電ランプについて説明するための図、図2は、図1の放電ランプの断面について説明するための図、図3は、図1の放電ランプを前端側から見た状態について説明するための図である。
 なお、本実施形態においては、便宜上、自動車に取り付けられた場合に前方となる図2に示した矢印Fの方向を前端、その反対方向の矢印Bの方向を後端と称して説明する。
 実施形態の放電ランプは、例えば自動車の前照灯装置に用いられるHID(High Intensity Discharge)ランプであり、バーナーBNとフランジFLとを備えている。
 図1および図2に示すように、バーナーBNは、二重管構造であり、その内部には内管1が配置されている。内管1は細長い形状であり、その中央付近には点灯中に発光する部分となる発光部11が形成されている。発光部11は略楕円状であり、その両端には板状のシール部12、そのさらに両端には境界部13を介して円筒部14が連続形成されている。この内管1は前述のとおり、発光する部分を含んでいるとともに、高温になるため、石英ガラスなどの透光性と耐熱性を具備した材料で構成されるのが望ましい。
 発光部11の内部には、中央が略円柱状、両端がテーパ状の放電空間111が形成されている。この放電空間111の容積は、自動車前照灯用の場合には、10mm~30mm、さらには15mm~25mmであるのが好適である。放電空間111には、放電媒体が封入されている。放電媒体は、金属ハロゲン化物と希ガスを含み、水銀は含んでいない、いわゆる水銀フリーの構成である。
 金属ハロゲン化物は、ナトリウム、スカンジウム、亜鉛、インジウムなどのハロゲン化物で構成されている。それらの金属ハロゲン化物に結合されるハロゲンとしてはヨウ素が最適であるが、臭素や塩素などを組み合わせてもよい。また、金属ハロゲン化物の組み合わせもこれに限らず、スズやセシウムのハロゲン化物などを追加してもよい。
 希ガスは、キセノンで構成されている。希ガスは、目的によってその封入圧力を調整することができる。例えば、全光束等の特性を高めるためには、封入圧力を常温(25℃)において10atm以上、特に13atm以上にするのが望ましい。ただし、上限は製造上、現状で20atm程度である。なお、希ガスとしては、キセノンの他に、ネオン、アルゴン、クリプトンなどを使用したり、それらを組み合わせて使用したりすることもできる。
 発光部11を挟んで一対のシール部12が設けられている。それぞれのシール部12には、電極マウント2が封着されている。図2および後述する図22にも示されるように、電極マウント2は、金属箔21、電極22、コイル23およびリード線24により構成されている。
 金属箔21は、例えば、モリブデンからなる薄い金属板であり、その板状の面がシール部12の板状の面と平行するように配置されている。
 電極22は、例えば、タングステンに酸化トリウムをドープした、いわゆるトリエーテッドタングステンからなる電極である。電極22の一端は金属箔21の発光部11側端部に重ね合わせ接続されている。一対の電極22のそれぞれの他端(先端)は、放電空間111内で所定の電極間距離を保って対向している。その電極間距離としては、自動車前照灯用の場合には、外観上における距離で3.5mm~4.5mmであるのが望ましい。
 コイル23は、例えば、ドープタングステンからなる金属線であって、シール部12に封着される電極22の軸部の軸周りに螺旋状に巻装されている。
 リード線24は、例えば、モリブデンからなる金属線である。その一端は、発光部11に対して反対側の金属箔21に重ね合わせ接続されており、他端は管軸に沿って内管1の外部に延出されている。そのうち、ランプの前端側に延出したリード線24には、例えば、ニッケルからなるL字状のサポートワイヤ25の一端がレーザー溶接により接続されている。このサポートワイヤ25には、管軸と平行する部分に、例えば、セラミックからなるスリーブ3が装着されている。
 上記構成の内管1の外側には、筒状の外管4が内管1と同心状に設けられている。これら内外管の接続は、内管1の円筒部14付近に外管4を溶着し、両端部に溶着部41を形成することにより行なわれている。このため、内管1と外管4との間には気密に保たれた空間112が形成され、その空間112には、ネオン、アルゴン、キセノン、窒素から選択された一種のガスまたは混合ガスが0.3atm以下の圧力で封入されている。なお、外管4としては、チタン、セリウム、アルミニウム等の酸化物を添加した石英ガラスなど、内管1に熱膨張係数が近く、かつ紫外線遮断性を有する材料を使用するのが望ましい。
 以上説明したバーナーBNの後端側には、金属バンド5が設けられている。この金属バンド5は、例えばステンレスからなる金属板を外管4の外周面に沿って配置したものであり、その両端同士を溶接することで、バーナーBNに固定されている。
 金属バンド5付近には、フランジFLが配置されている。図4(a)にフランジFLの前端側の平面図を、図4(b)にフランジFLの後端側の平面図を示す。
 フランジFLは円盤状であって、例えば、その直径は約31mm、厚みは約2.5mmであり、樹脂部6と金属部7とで構成されている。
 樹脂部6は、例えば、PPS(polyphenylenesulfide)、PEI(polyetherimide)などの樹脂により成形されてなるものであり、フランジFLの周縁に位置している。このフランジFLには、ポッチ部61、切り欠き部62および凹部63が形成されている。
 ポッチ部61は、樹脂部6の前端側に設けられた突起であり、フランジFLの周方向に例えば120度間隔で3つ形成されている。このポッチ部61は、寸法を測定する際の基点となる部分となる。図2に表される、ポッチ部61の先端から発光部11内の電極間中心までの距離D1は、放電ランプのLCL(Light Center Length)と規定されている。
 切り欠き部62は、樹脂部6の外周縁側に形成され、例えば、変則的に3つ形成されている。凹部63は、樹脂部6の前端側に設けられた凹みであり、例えば60度間隔で6つ形成されている。
 金属部7は、例えばステンレスなどからなる金属板であり、樹脂部6に埋め込み形成されている。図5に、樹脂部6に埋め込まれる前の金属部7の形状を表す。金属部7には、突片部71、スリーブ保持部72、穴部73および切り欠き部74が形成されている。
 突片部71は、金属部7の中央方向(中心軸)に向けて突出形成された突片であり、例えば90度間隔で4つ形成されている。この突片部71は、図1および図7に示すように、放電ランプの状態では後端方向に斜めに折り曲げられ、その先端部において金属バンド5を四方から保持している。
 スリーブ保持部72は、金属部7の中央方向に突出形成された金属板であり、その中央部には円形の穴が形成されていて、その穴にはスリーブ3が挿通されている。
 穴部73は、樹脂部6の凹部63付近に形成された貫通穴であり、例えば60度間隔で6つ形成されている。切り欠き部74は、金属部7の外周縁側に形成された切り欠きであり、樹脂部6の切り欠き部62に対応するように3つ形成されている。
 図1および図2に示すように、フランジFLの後端側には、ベース8が配置されている。ベース8は、例えばステンレス、鉄、ニッケル、アルミニウムなどの導電性の材料からなるものであり、図6に示すように、ケース部81とリング82を備えている。
 ベース8の内部には、筐体が配置され、さらにその筐体の内部には放電ランプを始動および安定点灯させるための点灯回路が配置される(図示なし)。具体的には、トランスやコンデンサなどの回路素子や金属端子を備えた始動点灯回路や安定点灯回路を内部に備えた樹脂ケースが配置される。なお、この点灯回路装置の金属端子には、フランジFLよりも後端方向に延びるリード線24およびサポートワイヤ25の一端が接続される。
 リング82は、ケース部81の前端側に形成された円柱状の筒であり、その前端側には例えば60度間隔で6つの突起部821が形成されている。この突起部821は、リング82とフランジFLとの接続に用いられる。
 具体的には、突起部821を、図7に示す金属部7の穴部73に挿入したのちに、その突出部分を凹部63に収納するように折り曲げることで(図1および図3の状態)、リング82とフランジFLとを固定することが可能となる。なお、折り曲げられた突起部821と金属部7の重なり部分にレーザー溶接等をして固定を強化してもよい。あるいは、突起部821を穴部73に挿入した後、折り曲げることなく溶接して金属部7に固定してもよい。
 ここで、LCL(Light Center Length)D1を従来採用されていた長さである27.1mmから18.0mmに短くした樹脂製のフランジを有するランプ(比較例)と、D1を18.0mmとした上記実施形態のランプ(実施例)とを、中空のリフレクタおよびレンズを備えた自動車前照灯装置として使用される放電ランプ装置に搭載した。そして、安定時は約25W、始動時は安定時電力に対して2倍以上である約55Wの電力を投入して、1000時間連続点灯した。
 その結果、比較例のランプではフランジの前端側の面が劣化変色し、かつ前照灯装置のレンズの内側に曇りが確認されたが、実施例のランプでは比較例のようなフランジの変色や曇りは確認されなかった。
 比較例のランプは、LCLが短くなって、熱源である発光部とフランジとの距離が近くなり、フランジが高温になったこと、フランジの樹脂部分に紫外線が照射されたことが不具合の原因と考えられる。
 一方、実施例のランプは、フランジFLの樹脂部6に紫外線がほとんど照射されなかったために、不具合が発生しなかったものと考えられる。つまり、放電ランプ装置に搭載した際に、フランジFLの周縁に形成された樹脂部6がリフレクタの裏側に隠れ、樹脂部6に発光部11からの紫外線がほとんど照射されなくなったため、フランジFLの温度は比較例と同様に高くなってはいるが、樹脂部6の劣化によるガス等は発生しなかったと考えられる。
 また、フランジFLの縁を樹脂とすることで、フランジFLの寸法精度と強度が高くなる。つまり、フランジFLはリフレクタに保持される部分であるため、高い寸法精度と強度が要求されるが、その保持される部分となる縁部分は樹脂成形によって形成可能であるため、寸法精度も強度も高く、かつ製作容易なフランジFLを実現することができる。
 また、ポッチ部61も樹脂である。このポッチ部61は、ランプをリフレクタに取り付ける際、図9~図11を参照して後述するリフレクタ91の接触面914と接触しながら回動する部分となる。
 点灯回路も含めると重さが例えば50g以上となるベース8をリフレクタ91にしっかりと取り付けようとすると、ポッチ部61を接触面914に強く押し付けてランプを回動させることになる。このポッチ部61が金属であると、リフレクタ91の接触面914に引っかきキズ等をつけてしまうおそれがあるが、ポッチ部61が樹脂であるとそのようなキズを防止することができる。
 また、スリーブ保持部72が金属部7と一体形成されているので、スリーブ3の組み付け精度を上げることができる。つまり、長尺のスリーブ3の途中箇所をスリーブ保持部72で保持することで、スリーブ3とバーナーBNとを略平行に保つことができる。
 また、バーナーBNを保持する2本以上の突片部71も金属部7と一体形成にすることで、バーナーBNとスリーブ3との距離のばらつきを抑制することができる。
 この実施の形態では、フランジFLを樹脂部6と金属部7とで構成し、樹脂部6をフランジFLの縁に形成し、金属部7を樹脂部6に埋め込み形成したことで、放電ランプ装置に搭載した場合に、樹脂部6に発光部11から紫外線がほとんど照射されなくなるため、樹脂部6の劣化によってガス等が発生し、レンズが曇る現象を抑制することができる。また、フランジFLの周縁が樹脂であるので、寸法精度、強度が高く、製造も容易で、かつリフレクタをキズつけることがないフランジFLを実現することができる。
 なお、本発明の実施形態は、以下の構造と組み合わせるとさらに望ましい効果が得られる。
 バーナーBNの後端側の端部と最も近い金属部材(本実施形態では金属バンド5)の後端側の距離D2(図2に示す)を10mm以上にする。このような範囲であると、パルスリークの発生を抑制することが可能となる。このパルスリークは、フランジFLに金属部材を用いたことに起因するものである。フランジFLに金属部材を用いると、サポートワイヤ25との距離が近くなるために、始動時の高圧パルスが金属バンド5や金属部7や突片部71を介してリークしやすくなる。
 放電ランプにイグナイタによりライズタイム=200nsec、出力23kVの高圧パルスを印加したところ、距離D2が5mm、7mm、9mmではパルスリークが発生しやすく、10mm、12mm、15mmではパルスリークが発生しないことが確認された。したがって、距離D2を10mm以上とするのが望ましい。なお、最も近い金属部材には、金属部7や突片部71がなることもありうる。
 図11(b)に示す前端側から見たときにリフレクタ91から露出する金属部7の面積S1を400mm以下とすると、グレアの発生を抑制することが可能となる。このグレアは、発光部11で発生した光が直径Rであるリフレクタ91の穴から露出している金属部7や突片部71やスリーブ保持部72で反射することで発生するものである。
 面積S1が500mm、450mmではグレアが発生し、400mmでは十分に抑制され、350mm、300mm、250mmでは発生しないことがわかった。したがって、面積S1を400mm以下、好適には350mm以下とするのが望ましい。なお、面積S1は、金属部7の空洞の直径や突片部71の幅により調整可能であり、本例では空洞の直径は17.8mm、突片部の幅は3.5mmとしている。
 また、樹脂部6がリフレクタ91の穴から露出すると、熱や紫外線により劣化してガスを放出しやすくなるため、前端側から見たときにリフレクタ91から露出する樹脂部6の面積S2は、50mm以下であるのが望ましい。
 (第2の実施の形態)
 図8は、本発明の第2の実施の形態の放電ランプ装置について説明するための図である。この第2の実施の形態の各部について、第1の実施の形態の放電ランプの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
 この放電ランプ装置は、リフレクタ91、レンズ構成体92および放電ランプDLとで構成されている。
 リフレクタ91は、図9および図10に示すように、ネック部911と反射部912とで構成されている。
 ネック部911の内壁部は段差を有する形状に形成され、すなわちネック部911の内部には形状の変化する空間913が形成されている。また、ネック部911の後端側に位置する段差部分には接触面914が形成されている。接触面914は、図10に示すように、環状に形成されている。 さらに、接触面914よりも後端側のネック部911の内部には、3つの係止片915が形成されている。
 反射部912は、ネック部911の前端側と連続して形成されており、その内部には、空間913と連通する空間916が形成されている。
 レンズ構成体92は、レンズ921およびレンズ保持部922とで構成されており、リフレクタ91の開口部分に配置されている。レンズ921は、リフレクタ91の開口から出た光を入光面923から入光させ、出光面924から出光させるレンズである。レンズ921の形状は、所望の配光に合わせて種々変更が可能である。
 放電ランプDLは、第1の実施の形態で説明したランプであり、バーナーBN、特に発光部11が空間913または916に配置されるように、リフレクタ91と接続されている。
 この放電ランプDLとリフレクタ91の接続について、図11(a)及び(b)を参照して説明する。
 まず、図11(a)のように、3つの係止片915とフランジFLの3つの切り欠き部74とを合致させながら、樹脂部6の3つのポッチ部61が、ネック部911の後端側に形成された接触面914と接触するように放電ランプDLを移動させる。
 次に、スリーブ3の位置が図において下方にくるよう、管軸を中心にα度(例えば20度)、放電ランプDLを回転させる。すると、図11(b)のように、フランジFLの樹脂部6が接触面914と3つの係止片915の間に狭持されるようになる。
 この樹脂部6は、樹脂成形によって形成可能であり、寸法精度が優れているため、接触面914と係止片915の間に寸法的に嵌めることができなかったり、隙間が生じて保持が不十分となったりすることはない。また、樹脂部6は強度も優れているため、回動動作や着脱動作を繰り返してもフランジFLが変形したりすることはない。以上のように、フランジFLの樹脂部6をネック部911に保持させることにより、放電ランプDLとリフレクタ91の接続を簡単かつ確実に行うことができる。
 図11(b)に示すように、リフレクタ91の開口から放電ランプDLを見ると、フランジFLのパーツのうち視認できるのは金属部7だけである。すなわち、直径がR(例えば、26mm)である空間913には、樹脂部6は露出していない。したがって、この状態では、放電ランプDLを点灯しても発光部11から発せられる紫外線は樹脂部6にはほとんど照射されないので、樹脂部6の劣化によってガス等が発生し、レンズ921の入光面923が曇るなどの不具合を抑制することができる。
 なお、樹脂部6の成形幅を変化させたランプを同様にリフレクタに保持させ点灯させたところ、多少であれば空間913に樹脂部6が露出していてもレンズ921が白化するようなことはなかった。このことから、本発明の実施形態は、空間913に樹脂部6がまったく露出していない状態に限定して解釈されるべきではないといえる。
 (第3の実施の形態)
 図12は、本発明の第3の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。この実施の形態では、金属部7にポッチ部75を一体形成し、そのポッチ部75を図13に示すように樹脂部6から前端方向に突出するように設けている。
 図14に、樹脂部6に埋め込む前の本実施形態の金属部7の形状を表す。ポッチ部75は折り曲げ形成された屈曲部76の上に形成されている。図9で説明したように、フランジFLをリフレクタ91に取り付けた場合には、ポッチ部75は、リフレクタ91の接触面914と接触する。
 図15に、放電ランプのベース8の内部の構造を示す。ベース8の内部には、イグナイタと呼ばれる始動点灯回路IGとバラストと呼ばれる安定時点灯回路BLが配置されている。
 安定時点灯回路BLの出力側は始動点灯回路IGの入力側と接続され、始動点灯回路IGの出力側は放電ランプのリード24とサポートワイヤ25と接続されている。安定時点灯回路BLの入力側は、ベース8に形成された、他のケーブルと接続するためのコネクタ83を介して、バッテリーなどの直流電源DSと接続されている。直流電源DSのマイナス側はベース8とも接続されている。つまり、ベース8はグランド接続されている。
 ベース8は突起部821を介して金属部7と電気的に接続されている。したがって、点灯中、ポッチ部75もグランド接続されていることになる。よって、放電ランプをリフレクタに取り付けると、金属製であるリフレクタもグランド接続となる。すると、点灯中にバーナーBNから発生するノイズをリフレクタにより軽減できる。
 この実施の形態では、ポッチ部75を樹脂部6から前端方向に突出するように設け、ポッチ部75を、金属部7を介してグランド接続されているベース8に電気的に接続したことで、この放電ランプをリフレクタに取り付けるとリフレクタもグランド接続とすることができる。これにより、点灯中にバーナーBNから発生するノイズを抑制することができる。
 なお、リフレクタのグランド接続は、ポッチ部75を介す以外の方法で行ってもよい。例えば、フランジFLの後端側の表面に金属部7と一体形成した金属片を設け、リフレクタへの取り付け状態においてその金属片が係止片915と接触するようにしてもよい。あるいは、フランジFLの側壁の表面に金属部7と一体形成した金属片を設け、リフレクタへの取り付け状態においてその金属片がネック部911の内表面と接触するようにしてもよい。また、ベース8とリフレクタとを直接的または間接的に接触させるようにしてもよい。要するに、グランド接続されている放電ランプの金属パーツを利用してリフレクタがグランド接続される構造であればよい。また、ベース8のグランド接続は、シールドメッシュを備えたケーブルをコネクタ83に接続することで行ってもよい。
 この実施の形態でも、フランジFLの縁の大部分は樹脂部6であるので、フランジFLの寸法精度と強度が高くなる。フランジFLの厚みは樹脂部6の厚みであり、高い寸法精度が得られる。
 (第4の実施の形態)
 図16は、第4の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。この実施の形態では、金属バンドをグランド接続した放電ランプにおいて、外管内に封入するガスをアルゴンとし、正極性の高圧パルスを印加するようにしている。
 バーナーBNの外面には金属バンド5が装着され、その金属バンド5が、金属部7に一体形成された突片部71に保持され、金属部7がベース8と接続されている。この場合、金属バンド5とベース8が電気的に接続された状態となる。
 このとき、ベース8が第3の実施形態のようにグランド接続されていると、金属バンド5もグランド接続されることになる。金属バンド5がグランド接続されるとノイズが改善される効果があるが、始動性が悪くなる場合があることが判明した。
 外管4の内部空間112には例えば窒素等のガスが封入され、そのガス圧力は、内管1の放電空間111内のガス圧力よりも低い。このため、始動時に外管4の内部空間112で誘電体バリア放電が発生し、絶縁破壊が補助される。すなわち、より低い放電開始電圧で確実に発光させることができる。
 しかし、金属バンド5をグランド接続し、通常の高圧パルスで点灯すると、始動性が悪くなることがある。これは、金属バンド5がグランドに接続されることで、始動時に外管4内で生じる誘電体バリア放電が金属バンド5に向かって発生してしまい、誘電体バリア放電が広がらず、補助電極効果が弱くなるためと考えられる。
 図16は、外管に封入するガスと、ポッチ部および金属バンドのグランド接続の有無を変えた12種類のランプにおいて、図17に示すような正極性の高圧パルスを印加したときのノイズと始動性について説明するための図である。なお、「正極性の高圧パルス」とは、印加直後のパルスが正側に発生するパルスのことである。パルスの正負はトランスの巻き方向などによって変更が可能である。
 この結果からわかるように、ポッチ部および金属バンドをグランド接続しないランプでは、始動時に誘電体バリア放電が発生しにくいために始動性が悪い大気を封入したランプNo.1を除けば、ガス種に関係なく、ノイズは発生するが、始動性は良好である。ポッチ部および金属バンドをグランド接続すると、何れのランプでもノイズは発生しなくなるが、始動性が悪くなるランプが生じることがわかる。窒素を封入したランプNo.4は、ポッチ部および金属バンドをグランド接続しないランプNo.3と比較して、絶縁破壊電圧が約2kVも上昇し、ネオン、クリプトン、キセノンを封入したランプNo.6、10、12では約1kV、絶縁破壊電圧が上昇してしまうため、始動が困難になる。これに対して、アルゴンを封入したランプNo.8では、絶縁破壊電圧がほとんど上昇せず、ランプNo.7と同様に始動性が良好なままであった。
 ポッチ部および金属バンドをグランド接続したランプNo.4、6、10、12において始動性が悪化したのは、上述のとおり、誘電体バリア放電が外管4の内部空間112で広がらなくなったためと考えられる。注目すべきは、同様に金属バンドをグランド接続しているにもかかわらず、ランプNo.8では始動性が良好であった点である。この理由は定かでないが、外管内にアルゴンを封入した場合には、金属バンドをグランド接続しても始動性に影響が生じにくいといえる。
 次に、アルゴンと窒素の混合ガスについて同様の試験を行った。その結果を図18に示す。図18は、アルゴンと窒素の混合ガスにおいて、アルゴン比率を変えたときの絶縁破壊電圧の変化について説明するための図である。なお、比率は、分圧比(モル比)である。
 結果からわかるように、アルゴン比率が高くなるほど、絶縁破壊電圧の上昇が小さく、すなわち始動性がよい。ただし、アルゴン比率が20%よりも低いと絶縁破壊電圧が高い傾向があるので、アルゴン比率は20%以上であるのが望ましい。さらに、アルゴン比率は、絶縁破壊電圧の上昇を0.5kV以下に抑制可能な75%以上であるのが望ましい。なお、クリプトン、キセノンなどとの混合ガスでも同様の結果である。
 この実施の形態では、金属部7のポッチ部75をグランドに接続したことで、ランプを灯具に搭載したときにポッチ部75が金属製のリフレクタと接触して、リフレクタがグランド接続されるためノイズを抑制することができる。また、外管4の内部にアルゴンまたはアルゴンを20%以上、望ましくは75%以上含むような、アルゴンを主体とするガスを封入したことで、金属バンド5がグランド接続され、かつバーナーBNに始動時に正極性の高圧パルスを印加するようにしても、始動性を良好にすることができる。つまり、金属部7と一体形成された突片部71により金属バンド5を保持するという簡略化された構造を採用しながら、始動性を良好に保つことができる。
 なお、電極マウント2、特に金属箔21が封着されたシール部12の表面に導電性の被膜を形成することで、さらに始動性を改善することができる。これは他の実施の形態についても言える。その導電性の被膜としては、スズの酸化物、インジウムの酸化物、亜鉛の酸化物、インジウムとスズの酸化物であるITO(indium Tin Oxide)などを使用することができる。
 (第5の実施の形態)
 図19は、本発明の第5の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。この実施の形態では、始動時に、バーナーBNに負極性の始動パルスを供給している。
 図20は、金属バンドのグランド接続の有無と、始動時投入される高圧パルスの極性と、ノイズと、外管内バリア放電の広がりと、始動性との関係を表す図である。
 この図からわかるように、金属バンド5をグランド接続しない場合、高圧パルスの極性が正でも負でも始動性は良いが、ノイズは発生する。金属バンド5をグランド接続した場合、高圧パルスの極性が正であるとノイズは発生しないが、始動性が悪く、高圧パルスの極性が負であると始動性がよく、ノイズも発生しない結果となっている。
 このように、金属バンド5がグランド接続された場合でも、始動時に負極性の高圧パルスを印加することで、ノイズを抑制しつつ、始動性を良好にすることができる。始動時に負極性の高圧パルスを印加する場合には、外管内に封入するガス種にかかわらず、始動性が良好となることが確認された。つまり、第4の実施形態とは異なり、外管内に封入するガスはアルゴン系に限らず、窒素やクリプトン等でも始動性を良好にすることができるので、さらに優れている。なお、「負極性の高圧パルス」とは、図19に示すような印加直後のパルスが負側に発生するパルスのことをいう。
 この実施の形態では、始動時に始動点灯回路IGからバーナーBNに負極性の始動パルスを供給するようにしたことで、バーナーBNの外面に沿うように装着された金属バンド5をグランド接続してノイズを抑制しつつ、なおかつ始動性を良好にすることができる。
 (第6の実施の形態)
 図21(a)及び(b)は、本発明の第6の実施の形態の放電ランプについて説明するための図である。図21(b)は、図21(a)における樹脂部6、金属部7および突片部71の拡大断面を表す。
 この実施の形態では、バーナーBNを保持する保持手段である突片部71を金属部7とは別体にし、突片部71は樹脂部6に埋め込み形成している。金属部7の外周側縁部は、樹脂部6の厚み方向における前端側に埋め込まれている。突片部71の端部は、金属部7よりも樹脂部6の厚み方向における後端側に埋め込まれている。
 これにより、金属バンド5とベース8が電気的に絶縁されるため、始動性が悪化することはない。よって、この第6の実施の形態を、点灯時にポッチ部75がグランド接続される第3の実施形態に組み合わせると、ノイズを抑制しつつ、始動性を良好にすることができる。すなわち、ベース8と電気的に絶縁された突片部71によってバーナーBNをフランジFLに保持したことで、始動性を良好にすることができる。
 この発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
 例えば、フランジFLは樹脂部6と金属部7とのみで構成されたものに限らない。すなわち、フランジFLは2パーツで形成されているものに限らない。また、フランジFLの後端側の樹脂部6は、縁に限らず、中央付近にまで形成されていてもよい。後端側であれば、金属部7によって紫外線が直接樹脂部6に照射されにくいためである。
 突片部71は、図22のように、フランジFLの前端側に突出するようにしてもよい。この構造では、金属バンド5と突片部71との接続部がフランジFLの前端側に露出するので、それらの溶接を行いやすいというメリットがある。
 また、図23のように、金属バンド5に突片部51を一体形成し、その突片部51と金属部7とを例えば溶接により接続するようにしてもよい。この構造でも、突片部51と金属部7との溶接を行いやすいというメリットがある。
 ベース8は、図22や図23のように、内部にイグナイタやバラストを有していないソケットタイプのものであってもよい。すなわち、本発明の実施形態は、いわゆるD2タイプやD4タイプのようなランプに対しても適用できる。
 ベース8のリング82は、ケース部81に一体形成されたものでもよいし、リング82とケース部81とを別々に形成し、溶接等で一体化してもよい。
 リフレクタ91のネック部911と反射部912とは、その内部の空間913と空間916が直線状に形成される位置関係である必要はなく、それら空間が屈曲するような位置関係であってもよい。
 BN バーナー
 1 内管
 11 発光部
 4 外管
 5 金属バンド
 FL フランジ
 6 樹脂部
 7 金属部
 8 ベース
 61,75 ポッチ部
 71,51 突片部
 IG 始動点灯回路
 BL 安定時点灯回路
 91 リフレクタ
 911 ネック部
 914 接触面
 912 反射部

Claims (6)

  1.  発光部を有するバーナーと、前記発光部がその前端側に位置するように、前記バーナーを保持可能な円盤状のフランジと、を備え、
     前記フランジは、前記フランジの縁に形成された樹脂部と、前記樹脂部内に埋め込み形成された金属部と、を有することを特徴とする放電ランプ。
  2.  前記フランジの後端側に設けられ、グランド接続された導電性のベースと、
     前記ベースの内部に配置された点灯回路と、
     をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
  3.  前記金属部は、前記樹脂部から前端方向に突出するように形成され、前記ベースと電気的に接続されたポッチ部を有することを特徴とする請求項2に記載の放電ランプ。
  4.  前記バーナーの外面に沿うように装着され、前記ベースと電気的に接続された金属バンドをさらに備え、
     前記点灯回路は始動時に負極性の高圧パルスを前記バーナーに供給することを特徴とする請求項2に記載の放電ランプ。
  5.  前記バーナーは、前記ベースと電気的に絶縁された保持手段によって前記フランジに保持されていることを特徴とする請求項2に記載の放電ランプ。
  6.  発光部を有するバーナーと、前記発光部がその前端側に位置するように、前記バーナーを保持可能な円盤状のフランジと、を備えた放電ランプと、
     後端側に接触面を有するネック部と、前記ネック部の前端側と連続するように形成された反射部と、前記ネック部および前記反射部の内部を連通するように形成された空間と、を備えたリフレクタと、
     を具備し、
     前記フランジは、前記フランジの縁に形成された樹脂部と、前記樹脂部内に埋め込み形成された金属部と、を有し、
     前記バーナーが前記空間に位置するように、かつ前記フランジの前端側の少なくとも一部が前記接触面と接するように、前記放電ランプが前記リフレクタに保持されていることを特徴とする放電ランプ装置。
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