JP2005011712A - 車両用放電灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂材料で形成された口金部の耐久性を向上させることのできる車両用放電灯とすること。
【解決手段】発光部3が封入されたガラス管球2を、バンド部24と一体に形成された固定部33でスライダー5に固定する。バンド部24には遮蔽部28が設けられており、固定部33には遮蔽面35が設けられている。前記のスライダー5は、鍔部10が形成されたベース部6に挿入される。このベース部6には、鍔部10の発光部3側の面にリング部15が設けられている。口金部4となる前記スライダー5及びベース部6は樹脂材料で形成されており、遮蔽部28、遮蔽面35及びリング部15は金属材料で形成されている。これらの結果、発光部3から口金部4方向に放射される紫外線等を遮蔽部28、遮蔽面35及びリング部15で遮蔽できるため、口金部4を形成する樹脂の劣化を防止でき、口金部4の耐久性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に車両用灯具で使用する車両用放電灯に係るものである。特に、この発明は、車両用放電灯の点灯時の熱や紫外線による樹脂製の口金部の劣化を防止し、耐久性を向上させることができる車両用放電灯の関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用灯具は、その光源としてハロゲン電球や白熱電球が使用されていたが、近年になって、その照度、低電力消費量などの高性能により、放電バルブ(いわゆる、メタルハライドランプなどの高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)など)を、光源として使用する機会が多くなっている。しかし、現在でも放電バルブを使用していない車両用灯具を備える車両も多い。それらの車両用灯具を装備する車両においても、光源を容易にハロゲン電球から放電バルブに変更することができれば、既設の車両用灯具を上記のように高性能な車両用灯具にすることができる。そこで、放電バルブの口金部の形状を、ハロゲン電球などと同形状にすることによって、ハロゲン電球等などから容易に放電バルブに変更可能になっている。つまり、口金部の形状を、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に、取付け可能な形状にしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−93218号公報(段落番号「0023」〜「0035」、図1−7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、放電バルブは高圧電流を使用するので、前記口金部を絶縁性の樹脂材料によって形成している。しかし、放電バルブからは紫外線や熱が発生するので、この樹脂材料は紫外線や熱に対して劣化する可能がある。この劣化を防止し、耐久性を向上させるために、放電バルブ発光時に口金部方向に向けて放射される紫外線や熱を遮蔽する必要がある。
【0005】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、口金部の耐久性が向上された車両用灯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、後付けタイプの車両用放電灯において、内部に発光部を封入したガラス管球と、樹脂材料から形成され、且つ、前記ガラス管球を固定する口金部と、前記発光部で発する光のうち前記口金部方向に照射する光を遮蔽し、且つ、金属材料からなる遮蔽体と、が設けられていることを特徴とする。
【0007】
即ち、請求項1にかかる発明は、発光部から口金部方向に照射される光を遮光するとともに、発光部からの紫外線や熱を遮蔽する遮蔽体が設けられている。このため、口金部が樹脂材料で形成されている場合に、紫外線などによって樹脂が劣化することが無い。また、この遮蔽体は金属材料から形成されているため、紫外線や熱を長時間照射され続けても劣化することが無く、紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、発光部が紫外線や熱を放射し続けても口金部が劣化しないので、耐久性を向上させることができる。
【0008】
また、請求項2にかかる発明は、前記ガラス管球の周囲には、前記発光部で照射した光の所定の範囲の光を遮光するシェードが設けられ、さらに、当該シェードには開口部が形成されており、前記口金部は、円筒形状の形状で形成されているベース部と、当該ベース部の円筒形の内側に挿入され、且つ、前記ガラス部を固定するスライダーと、から形成されており、前記ベース部には、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状に形成された鍔部が前記円筒形の周囲に設けられており、前記スライダーは、当該スライダーを前記ベース部を形成する円筒形の仮想中心線方向に作動可能にする可動手段に連結されており、前記遮蔽体は少なくとも、前記ガラス管球の所定の範囲を覆っており、且つ、前記発光部よりも前記スライダー側に設けられているバンド部によって形成されており、前記バンド部には、ベロ部が設けられており、前記ガラス管球は、金属材料からなり、且つ、前記バンド部と一体に形成された固定部によって前記スライダーに固定されており、前記固定部は、前記発光部から前記スライダー方向に照射する光を遮蔽する遮蔽面を有している、ことを特徴とする。
【0009】
即ち、請求項2にかかる発明は、前記遮蔽体を、少なくともバンド部によって形成している。バンド部は放電灯のガラス管球の周囲に設けられることによって、ガラス管球に内設している発光部で発光した光が口金部を照射しないように遮光するとともに、発光部から放射される紫外線や熱が口金部を照射しないように遮蔽する。このバンド部を使用することにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、当該口金部を形成する樹脂の劣化を防止できるので、口金部の耐久性を向上させることができる。
【0010】
また、請求項3にかかる発明は、前記遮蔽体は、前記バンド部によって形成されるとともに、前記鍔部と前記発光部との間に設けられ、且つ、前記仮想中心線を中心としたリング状の形状で形成されるリング部によっても形成されている、ことを特徴とする。
【0011】
即ち、請求項3にかかる発明は、前記遮蔽体を、バンド部とリング部を併用することによって形成している。バンド部は上記のように、発光部から放射される口金部方向の紫外線や熱を遮蔽する。また、リング部は、ベース部の周囲に設けられた鍔部と前記発光部との間に設けられることによって、前記バンド部と同様、発光部からの光を遮光するとともに、紫外線や熱が鍔部に照射しないように遮蔽する。これらのバンド部とリング部とを併用することにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、当該口金部を形成する樹脂の劣化を防止できるので、口金部の耐久性を向上させることができる。
【0012】
また、請求項4にかかる発明は、前記口金部は、円柱形の形状で形成されており、当該口金部には、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状に形成された鍔部が前記円柱形の周囲に設けられており、前記遮蔽体は、前記鍔部と前記発光部との間に設けられ、且つ、前記口金部の形状である円柱形の仮想中心線を中心としたリング状の形状で形成されるリング部によって形成されており、前記ガラス管球は、金属材料からなるバンド部に固定されており、さらに当該バンド部は、金属材料からなる固定部に一体に形成されており、前記固定部は、前記口金部に固定され、さらに、前記発光部から前記口金部方向に照射する光を遮蔽する遮蔽面を有している、ことを特徴とする。
【0013】
即ち、請求項4にかかる発明は、前記遮蔽体を、リング部によって形成している。当該リング部は、口金部の周囲に設けられた鍔部と前記発光部との間に設けられることによって、発光部からの光を遮光するとともに、紫外線や熱が鍔部に照射しないように遮蔽する。このリング部を使用することにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、当該口金部を形成する樹脂の劣化を防止できるので、口金部の耐久性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0015】
(実施の形態1)
以下の説明は、本発明の車両用放電灯を車両に装着した場合の車両の前方を、当該車両用放電灯においても前方とし、その反対側を後方として説明する。具体的には、ガラス管球が設けられている方向を前方、口金部が設けられている方向を後方として説明する。また、この前後方向と直交する一つの方向で、図面の上側の方向を上方、その反対方向を下方とする。図1は、発明の実施の形態1に係る車両用放電灯の一部断面図である。図2は、図1のAA矢視図である。同図に示す車両用放電灯1は、発光部3を封入したガラス管球2が口金部4の一部であるスライダー5に固定されており、当該スライダー5は口金部4の一部であるベース部6に挿入されている。また、ベース部6の後方には、ガラス管球2の可動手段となるソレノイド7が設けられている。
【0016】
前記ベース部6は、略円筒形の形状で形成される樹脂材料から形成されている。この円筒形の片方の端部の周囲には、鍔部10がベース部6と一体となって形成されている。この鍔部10は、ベース部6を形成する円筒形の中心線11を中心として、円盤に近い形状で形成されている。詳細には、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状で形成されており、このため鍔部10の形状は、H4タイプのハロゲンバルブの口金とほぼ同一の形状で形成されている。当該車両用放電灯1が車両に装着される際には、前記中心線11が前後方向となり、且つ、鍔部10が前方になる向きとなって装着される。
【0017】
ベース部6の最後端から前方に向けた所定の位置までは、鍔部10が形成されている部分の円筒形の外径よりも、若干小さい外径の略円筒形の形状で形成されている。外径が大きい円筒形の部分はスライダー挿入部12となっており、外径が小さい円筒形の部分はソレノイド挿入部13として形成されている。ソレノイド挿入部13の、最後端は閉塞されており、ソレノイド7の電気コード9等を挿通する挿通孔14が形成されている。
【0018】
前記鍔部10の前方には、遮蔽体として設けられており、金属材料で形成されるリング部15が設けられている。このリング部15は、前記中心線11を中心とする円盤に近い形状で形成されており、内径がスライダー挿入部12の外径とほぼ同じ径で形成され、所定の半径の部分で段差部16を有している。当該リング部15は、前記のように内径がスライダー挿入部12とほぼ同じ径で形成されているので、スライダー挿入部12の前端の外側にはめ込まれて形成されている。また、当該リング部15は、前記段差部16を境として径方向における外側部分である外側部17と、内側部分である内側部18とで前後方向にずれた円盤形状となっており、外側部17の方が、内側部18よりも前方に出ている。
【0019】
ベース部6の前方には、金属材料で形成されるシェード19が設けられている。このシェード19は、前記中心線11を中心とした円筒形の一部の形状で形成されており、上方及び側方の一部を除いた形状で形成されている。また、下方には、開口部21が形成されている。
【0020】
前記スライダー5は、略円柱形の形状で形成される樹脂材料から形成されている。このスライダー5の片方の端部には、当該スライダー5を前記ソレノイド7のロッド8に連結する部分である連結部22が設けられている。前記ロッド8の先端にEリングなどの連結部材23に固定し、連結部材23に固定したロッド8を前記連結部22に連結することにより、当該スライダー5の形状である円筒形の中心線11の方向と、前記ロッド8の中心線11の方向とが一致する向きで、スライダー5はロッド8に連結される。
【0021】
前記ガラス管球2の、発光部3よりも後方にはバンド部24が設けられている。このバンド部24は、金属材料から形成されており、ガラス管球固定部25と、支持部27、遮蔽部28及びベロ部30が設けられている。ガラス管球固定部25は、ガラス管球2の、発光部3よりも後方側の周囲に所定の幅で帯状に巻かれることによって形成されている。ガラス管球2の外周の一周の半周分の帯状の板を2つで一組とし、それでガラス管球2を上下から挟み込み、合わせ面26をスポット溶接によって固定することにより、ガラス管球固定部25はガラス管球2に固定される。つまり、ガラス管球固定部25は、一組の帯状の板をスポット溶接で固定することにより、ガラス管球2の外径とほぼ同じ内径で形成される円筒形の形状で形成されることになり、このガラス管球固定部25がガラス管球2に密着固定されることにより、ガラス管球固定部25はガラス管球2に固定されている。
【0022】
前記ガラス管球固定部25の前方には、遮蔽体となる遮蔽部28が設けられている。遮蔽部28はガラス管球2の外径とほぼ同じ内径で形成される円筒形の形状の一部で形成されており、円周の所定の範囲が切り欠かれた形状となっている。この円筒形の中心線11が、ガラス管球2の中心線11と一致する向きとなって、ガラス管球2の発光部3後方近傍を覆うように形成されている。遮蔽部28は、このようにガラス管球2に装着した際に、前記切り欠き欠かれた部分が下方となって形成されており、遮蔽部28の最後端の上方が支持部27の前端と、ガラス管球固定部25の最前端の上方が支持部27の後端と、それぞれ一体に形成されることにより、遮蔽部28とガラス管球固定部25とは、一体となって形成されている。
【0023】
ガラス管球固定部25の下方の前方には、ベロ部30が設けられている。ベロ部30はガラス管球2を形成する円筒形の外径よりも大きい外径の同心円からなる円筒形の一部の形状で形成されている。ベロ部30は、この円筒形の下方の部分のみの形状で形成されている。このベロ部30の最後端がベロ部支持部32の前端と、ガラス管球固定部25の最前端の下方がベロ部支持部32の後端と、それぞれ一体に形成されることにより、ベロ部30とガラス管球固定部25とは、一体となって形成されている。また、ベロ部30を形成する円筒形の外径はガラス管球固定部25を形成する円筒形の外径よりも大きく、ガラス管球固定部25の最前端よりもベロ部30の最後端の方が前方になって形成されているため、支持部32は、前記中心線11に対して斜めに形成されている。
【0024】
前記ガラス管球2は、スライダー5の前記連結部22が設けられている側の端部と反対側の端部に、固定部33によって固定されている。この固定部33は金属材料から形成されており、さらに、この固定部33には、スライダー固定部34と遮蔽面35とが設けられている。遮蔽面35は、前記バンド部24のガラス管球固定部25の最後端から外側方向で、且つ、後方に向けて、すり鉢状の形状の一部の形状で形成されており、前記ガラス管球固定部25の合わせ面26を除いた部分に形成されている。また、スライダー固定部34は、遮蔽面35の外周部の外径とほぼ同じ外径の円筒形の形状の一部の形状で形成されており、当該遮蔽面35の外周部が形成されている周角度と同じ周角度で、当該外周部から後方に向けて形成されている。また、これらのように、固定部33と前記バンド部24とは一体となって形成されているため、固定部33は前記ガラス管球2に固定されている。
【0025】
前記スライダー5の、前記連結部22が形成されている側の端部の反対側の端部には、固定部挿嵌部36が形成されている。固定部挿嵌部36は前記スライダー固定部34を形成する円筒形の外径とほぼ同じ内径の孔が、スライダー固定部34の中心線11を中心として、所定の深さで形成されている。この固定部挿嵌部36に前記スライダー固定部34を挿入し、スライダー5の形成材料である樹脂とスライダー固定部34とを熱溶着することによってスライダー固定部34はスライダー5に固定される。スライダー固定部34はバンド部24を介してガラス管球2に固定されているので、これらにより、ガラス管球2はスライダー5に固定される。また、前記バンド部24の前記遮蔽部28は、このようにガラス管球2がスライダー5に固定された状態で前記発光部3が発光した場合に、前記発光部3からの光を前記スライダー5に対して遮ることができる位置に、前記遮蔽部28の遮蔽部前端29が位置している。
【0026】
前記のようにスライダー5にガラス管球2が固定された状態で、連結部22がソレノイド挿入部13方向となる向きで、スライダー5はスライダー挿入部12に挿入される。また、ソレノイド挿入部13には、ロッド8がスライダー挿入部12方向となる向きでソレノイド7がソレノイド挿入部13に挿入固定される。このソレノイド7のロッド8に固定された連結部材23を介してロッド8と連結部22とが連結されることにより、前記スライダー5は、ソレノイド7によって前後方向に作動可能に固定される。また、ソレノイド7の電気コード9は、前記挿通孔14から外部に引き出される。
【0027】
前記リング部15の外径は、前記のようにスライダー5がスライダー挿入部12に挿入され、ロッド8が伸びる方向に動くことによってスライダー5が最前方になる位置になった場合の状態で、前記発光部3が発光した場合、前記鍔部10への照射を前記リング部15によって遮ることができる径となっている。また、前記シェード19の前記開口部21の位置は、前記ようにスライダー5が最前方にある場合は、前記ベロ部30で遮光されることによって開口部21からは発光部3からの光がシェード19の外部に照射されない位置となっている。また、ソレノイド7のロッド8が縮み、スライダー5が最後端になる位置になった場合の状態は、ベロ部30も後退することによって、発光部3で発光した光がベロ部30の前方を通過してシェード19の外部に照射される位置に、開口部21は位置している。
【0028】
この実施の形態1に係る車両用放電灯は以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。図1(a)は、ガラス管球を前方位置に移動した図、図1(b)は、ガラス管球を後方位置に移動した図である。当該車両用放電灯1の鍔部10は、H4タイプのハロゲンバルブの口金とほぼ同一の形状で形成されているので、H4タイプ用の装着部38が設けられたリフレクタ37に、そのまま装着できる。当該車両用放電灯1を前記リフレクタ37に装着し、すれ違い用ビームとして使用する場合は、前記ソレノイド7のロッド8を伸ばすことにより、ロッド8に連結されたスライダー5が前方向に移動し、前方位置となるので、スライダー5に固定されたガラス管球2も前方位置となる(図1(a))。この状態で発光部3を発光させると、シェード19が形成されていない部分、つまり上方及び側方からリフレクタ37に向けて光が照射される。この光が前方を照らし、すれ違い用のビームになる。
【0029】
ここで、発光部3からの光である口金部方向照射光41は鍔部10方向にも照射されるが、鍔部10の前方にはリング部15が形成されているので、このリング部15に遮られ、発光部3からの光が鍔部10に照射されることはない。これに伴い、発光部3からの紫外線や熱を、リング部15で遮り、鍔部10への放射を防ぐことができる。この結果、樹脂材料で形成された鍔部10に発光部3からの紫外線や熱が放射されることが無くなるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。また、リング部15は発光部3から熱が放射されると、温度が上昇する。この場合でも、リング部15は、外側部17が前方に出ているために、リング部15と鍔部10との間に空間があるので、リング部15に熱が放射されることによって上昇するリング部15の熱が鍔部10に伝わりにくくなる。この結果、熱の上昇による樹脂の劣化を防止でき、耐久性をさらに向上させることができる。
【0030】
また、発光部3からの紫外線や熱は、前記スライダー5の前端方向にも放射されるが、発光部3の後方近傍でガラス管球2の周囲には、前記バンド部24の前記遮蔽部28が設けられている。前記の紫外線や熱は、この遮蔽部28によって遮られるため、スライダー5に放射されることはない。この結果、樹脂材料で形成されたスライダー5に発光部からの紫外線や熱が放射されることが無くなるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。
【0031】
また、発光部3からの紫外線や熱は中心線11方向の後方、つまり、スライダー5方向にも放射されるが、スライダー5の前方には固定部33が設けられており、固定部33には遮蔽面35が形成されているので、前記の紫外線や熱は遮蔽面で遮られ、スライダー5に放射することはない。この結果、樹脂材料で形成されたスライダー5に発光部3からの紫外線や熱が照射されることが無くなるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。さらに、ガラス管球2が、金属材料で形成される固定部33によってスライダー5に固定されているので、固定部33の劣化を防止でき、ガラス管球2の固定を確実なものとすることができる。これらの結果、車両用放電灯1の耐久性を向上させることができる。
【0032】
当該車両用放電灯1からの光を走行用ビームとして使用する場合は、ソレノイド7のロッド8を縮めることにより、ロッド8に連結されたスライダー5が後ろ方向に移動し、後方位置となるので、スライダー5に固定されたガラス管球2も後方位置となる(図1(b))。この移動に伴い、ガラス管球2に固定されたベロ部30も後方に移動する。ベロ部30が前方位置にある場合(図1(a))は、発光部3からシェード19の開口部21方向に照射される光、開口部方向照射光42は、当該ベロ部30で遮られるので開口部21には到達しないが、前記のようにベロ部30が後方位置にある場合は、開口部方向照射光42はいずれのものにも遮られないので、開口部21から外部に照射する。この外部に照射した開口部方向照射光42は、リフレクタ37で反射して走行用ビームの配光パターンの一部となって前方を照射する。この結果、配光パターンを変化させる場合に、配光パターンを変化させるのに必要な部品を新たに設ける必要がなく、バンド部24と一体で形成することができるので、部品点数が減少し、製造の工程数も減少するので、コストの低減を図ることができる。
【0033】
(実施の形態2)
図3は、発明の実施の形態2に係る車両用放電灯の一部断面図である。(a)は、ガラス管球を前方位置に移動した図、(b)は、ガラス管球を後方位置に移動した図である。図4は、図3のBB矢視図である。この車両用放電灯51は、実施の形態1に係る車両用放電灯1と略同様の構成であるが、遮蔽体がバンド部53のみで形成されている点に特徴がある。他の構成は実施の形態1と同様なので、その説明を省略するとともに、同一の符号を付す。
【0034】
この車両用放電灯51は、実施の形態1の車両用放電灯1と同様に、ガラス管球2がバンド部52によって固定されており、当該バンド部52には遮蔽部53が設けられている。この遮蔽部53は、実施の形態1の遮蔽部28と概ね同様の形状をしているが、遮蔽部前端54が実施の形態1の遮蔽部前端29と比較して前方に位置している。このため、遮蔽部53全体は実施の形態1の遮蔽部28と比較して前後方向に長い形状で形成されており、前記遮蔽部前端54は、実施の形態1の遮蔽部前端29と比較して、発光部3にさらに近い後方位置に形成している。具体的な位置は、前記ガラス管球2を前方位置にし(図3(a))、前記発光部3を発光させた場合に、鍔部10の方向に放射する前記の紫外線等を遮蔽部前端54で遮蔽できる位置に設ける。
【0035】
また、実施の形態2の車両用放電灯51では、ガラス管球2を後方位置にした場合は、シェード55の後方部56でも発光部3からの紫外線等を遮蔽する。そのため、シェード55の後方部56の形状は、ガラス管球2を後方位置にし(図3(b))、前記発光部3を発光させた場合に、鍔部10の方向に放射する前記の紫外線等を後方部前端57で遮蔽できる位置に、当該後方部前端57を設ける。また、実施の形態1の車両用放電灯1では、遮蔽体を遮蔽部28とリング部15のみで形成しているが、当該車両用灯具51では、遮蔽体は前記遮蔽部28のみで形成しており、リング部15は省略している。
【0036】
この実施の形態2に係る車両用放電灯51は以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。前記ガラス管球2を前方位置にした場合(図3(a))に、前記発光部3を発光させると、発光部3の後方付近のガラス管球2の周囲に設けられた前記遮蔽部53によって発光部3から鍔部10方向に向かう紫外線等は遮蔽される。遮蔽部前端54からよりも前方から照射される口金部方向照射光41は、遮蔽部前端54が前記鍔部10方向の紫外線等を遮蔽できる位置に設けられているので、鍔部10には照射されず、リフレクタ37に到達する。
【0037】
また、前記ガラス管球2を後方位置に位置させた場合(図3(b))は、前記口金部方向照射光41は、シェード55の後方部前端57よりも前方の照射光のみが、さらにシェード55の外側に照射する。この後方部前端57は、前記発光部3から鍔部10の方向に放射する紫外線等を遮蔽できる位置に設けられているので、前記口金部方向照射光41は鍔部10には照射されず、リフレクタ37に到達する。これらの結果、発光部3から口金部4方向の放射する紫外線や熱を、これらのバンド部52やシェード55で遮蔽できるので、口金部4を形成する樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。また、リング部15を必要としない分、部品点数が減少し、製造の工程数も減少するので、コストの低減を図ることができる。
【0038】
(実施の形態3)
図5は、発明の実施の形態3に係る車両用放電灯の一部断面図である。この車両用放電灯61は、実施の形態1に係る車両用放電灯1と略同様の構成であるが、ガラス管球2が固定式である点に特徴がある。他の構成は実施の形態1と同様なので、その説明を省略するとともに、同一の符号を付す。
【0039】
この車両用放電灯61は、発光部3を封入したガラス管球2が口金部62に固定されている。前記口金部62は、略円筒形の形状で形成される樹脂材料から形成されている。この円筒形の片方の端部の周囲には、鍔部63が口金部62と一体となって形成されている。この鍔部63は、実施の形態1の車両用放電灯1のベース部6の鍔部10と同様に、既存のハロゲンバルブ口金とほぼ同一の形状で形成されており、当該鍔部63は、フィラメントがシングルタイプのハロゲンバルブとほぼ同一の形状で形成されている。このため、当該車両用放電灯61が車両に装着される際には、前記円筒形の中心線64が前後方向となり、且つ、鍔部63が前方になる向きとなって装着される。
【0040】
前記鍔部63の前方には、遮蔽体として設けられており、金属材料で形成されるリング部65が設けられている。このリング部65は、実施の形態1の車両用放電灯1のリング部15と同様に、段差部66を有した円盤に近い形状で形成されている。また、実施の形態1の車両用放電灯1のリング部15と同様に、前記段差部66を境として径方向における外側部分である外側部67と、内側部分である内側部68とで前後方向にずれた円盤形状となっており、外側部67の方が、内側部68よりも前方に出ている。
【0041】
前記ガラス管球2の、発光部3よりも後方にはバンド部69が設けられている。このバンド部69は、実施の形態1の車両用放電灯1のバンド部24と異なり、ガラス管球固定部70のみで形成されている。このガラス管球固定部70は、実施の形態1の車両用放電灯1のガラス管球固定部25と同様に、金属材料から形成されており、一組の帯状の板がガラス管球2の外形とほぼ同じ内径で形成される円筒形の形状で形成されることにより、このガラス管球固定部70がガラス管球2に密着固定されている。
【0042】
前記ガラス管球2は、口金部62の鍔部63が設けられている側の端部に、固定部71によって固定されている。この固定部71は、実施の形態1の車両用放電灯1の固定部33と同様、金属材料から形成されており、さらに、この固定部71は、口金部固定部72と遮蔽面73とが設けられている。これらの形状は、実施の形態1の固定部33の各形状と同様な形状で形成されているため、固定部71と前記ガラス管球固定部70とは一体となって形成されており、これにより、固定部71は前記ガラス管球2に固定されている。
【0043】
前記口金部62の、前記鍔部63が設けられている側の端部には、固定部挿嵌部74が形成されている。固定部挿嵌部74は前記口金部固定部72を形成する円筒形の外径とほぼ同じ内径の孔が、口金部固定部72の中心線64を中心として、所定の深さで形成されている。この固定部挿嵌部74に前記口金部固定部72を挿入し、口金部62を形成する材料である樹脂と口金部固定部72とを熱溶着することによって口金部固定部72は口金部62に固定される。口金部固定部72はガラス管球固定部70を介してガラス管球2に固定されているので、これらにより、ガラス管球2は口金部62に固定される。
【0044】
また、前記リング部65の外径は、前記のようにガラス管球2が口金部62に固定された状態で、前記発光部3が発光した場合、前記鍔部63への照射を前記リング部65によって遮ることができる径となっている。
【0045】
この実施の形態3に係る車両用放電灯は以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。当該車両用放電灯61の鍔部63は、フィラメントがシングルタイプのハロゲンバルブの口金とほぼ同一の形状で形成されているので、前記のハロゲンバルブ用の装着部38が設けられたリフレクタ37に、そのまま装着できる。
【0046】
当該車両用放電灯61の発光部3を発光させた場合は、発光部3からの光は鍔部63方向にも照射されるが、鍔部63の前方にはリング部65が形成されているので、前記の光は、このリング部65に遮られ、発光部3からの光が鍔部63に照射されることはない。これに伴い、発光部3からの紫外線や熱を、リング部65で遮り、鍔部63への放射を防ぐことができる。この結果、樹脂材料で形成された鍔部63に発光部3からの紫外線や熱が放射されることが無くなるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。また、リング部65は発光部3から熱が放射されると、温度が上昇する。この場合でも、リング部65は、外側部67が前方に出ているために、リング部65と鍔部63との間に空間があるので、リング部65が照射されることによって上昇するリング部65の熱が鍔部63に伝わりにくくなる。この結果、熱の上昇により樹脂の劣化を防止でき、耐久性をさらに向上させることができる。
【0047】
また、発光部3からの紫外線や熱は中心線64方向の後方、つまり、口金部62方向にも放射されるが、口金部62の前方には固定部71が設けられており、固定部71には遮蔽面73が形成されているので、前記の紫外線や熱は遮蔽面73で遮られ、口金部62に放射することはない。この結果、樹脂材料で形成された口金部62に発光部3からの紫外線や熱が照射されることが無くなるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。さらに、ガラス管球2が、金属材料で形成される固定部71によって口金部62に固定されているので、固定部71の劣化を防止でき、ガラス管球2の固定を確実なものとすることができる。これらの結果、車両用放電灯61の耐久性を向上させることができる。
【0048】
なお、実施の形態3の車両用放電灯61では、発光部3からの紫外線や熱の口金部62への放射を、リング部65のみで遮蔽しているが、口金部62への遮蔽は、実施の形態1と同様に、バンド部69に遮蔽部を設け、リング部65と併用する、或いは、遮蔽部のみとしてもよい。これらによっても、口金部62を遮蔽できるので、樹脂の劣化を防止でき、耐久性を向上させることができる。
【0049】
これらのように、樹脂材料で形成される口金部を有する車両用放電灯において、発光部から当該口金部方法に放射する紫外線や熱を遮蔽できる構造ならば、その構造や形状、組合せは問わない。紫外線や熱を遮蔽できれば、口金部を形成する樹脂の劣化を防止できるので、耐久性を向上させることができる。また、上記の実施の形態では、鍔部10及び鍔部63の形状は、H4タイプ、若しくはフィラメントがシングルタイプのハロゲンバルブの口金とほぼ同一の形状で形成されているが、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状であれば、他の形状で形成してもよい。鍔部10及び鍔部63の形状を、既存の自動車用光源バルブの口金の形状に合わせて形成することにより、放電バルブ以外の光源を使用している車両用灯具の光源を、容易に放電バルブに変更することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる車両用放電灯(請求項1)では、樹脂材料で形成される口金部方向に放射される発光部からの紫外線や熱を、遮蔽体で遮蔽するので、前記の紫外線等が口金部に放射されるのを防止できる。この結果、口金部を形成する樹脂が、紫外線等によって劣化しないので、口金部の耐久性を向上させることができる。
【0051】
また、この発明にかかる車両用放電灯(請求項2)では、前記の遮蔽体としてバンド部を使用している。このバンド部を遮蔽体として用いることにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、紫外線や熱が放射されることによる口金部の劣化を防止でき、耐久性が向上する。
【0052】
また、この発明にかかる車両用放電灯(請求項3)では、前記の遮蔽体としてバンド部だけでなく、リング部も併用して使用している。このバンド部とリング部を併用して用いることにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱をさらに確実に遮蔽することができる。この結果、紫外線や熱が放射されることによる口金部の劣化を防止でき、耐久性がさらに向上する。
【0053】
また、この発明にかかる車両用放電灯(請求項4)では、前記の遮蔽体としてリング部を使用している。このリング部を遮蔽体として用いることにより、発光部から口金部方向に放射される紫外線や熱を確実に遮蔽することができる。この結果、紫外線や熱が放射されることによる口金部の劣化を防止でき、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両用灯具の実施の形態1を示す一部断面図である。(a)は、ガラス管球を前方位置に移動した図、(b)は、ガラス管球を後方位置に移動した図である。
【図2】図1のAA矢視図である。
【図3】この発明に係る車両用灯具の実施の形態2を示す一部断面図である。(a)は、ガラス管球を前方位置に移動した図、(b)は、ガラス管球を後方位置に移動した図である。
【図4】図3のBB矢視図である。
【図5】この発明に係る車両用灯具の実施の形態3を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 車両用放電灯
2 ガラス管球
3 発光部
4 口金部
5 スライダー
6 ベース部
10 鍔部
15 リング部
19 シェード
24 バンド部
25 ガラス管球固定部
28 遮蔽部
30 ベロ部
33 固定部
34 スライダー固定部
35 遮蔽面
51 車両用放電灯
52 バンド部
53 遮蔽部
55 シェード
56 後方部
61 車両用放電灯
62 口金部
63 鍔部
65 リング部
69 バンド部
70 ガラス管球固定部
71 固定部
72 口金部固定部
73 遮蔽面

Claims (4)

  1. 後付けタイプの車両用放電灯において、
    内部に発光部を封入したガラス管球と、
    樹脂材料から形成され、且つ、前記ガラス管球を固定する口金部と、
    前記発光部で発する光のうち前記口金部方向に照射する光を遮蔽し、且つ、金属材料からなる遮蔽体と、
    が設けられていることを特徴とする車両用放電灯。
  2. 前記ガラス管球の周囲には、前記発光部で照射した光の所定の範囲の光を遮光するシェードが設けられ、さらに、当該シェードには開口部が形成されており、
    前記口金部は、円筒形状の形状で形成されているベース部と、当該ベース部の円筒形の内側に挿入され、且つ、前記ガラス部を固定するスライダーと、から形成されており、
    前記ベース部には、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状に形成された鍔部が前記円筒形の周囲に設けられており、
    前記スライダーは、当該スライダーを前記ベース部を形成する円筒形の仮想中心線方向に作動可能にする可動手段に連結されており、
    前記遮蔽体は少なくとも、前記ガラス管球の所定の範囲を覆っており、且つ、前記発光部よりも前記スライダー側に設けられているバンド部によって形成されており、
    前記バンド部には、ベロ部が設けられており、
    前記ガラス管球は、金属材料からなり、且つ、前記バンド部と一体に形成された固定部によって前記スライダーに固定されており、
    前記固定部は、前記発光部から前記スライダー方向に照射する光を遮蔽する遮蔽面を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用放電灯。
  3. 前記遮蔽体は、前記バンド部によって形成されるとともに、前記鍔部と前記発光部との間に設けられ、且つ、前記仮想中心線を中心としたリング状の形状で形成されるリング部によっても形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用放電灯。
  4. 前記口金部は、円柱形の形状で形成されており、
    当該口金部には、自動車用光源バルブに設定されている規格に基づいた装着部に取付け可能な形状に形成された鍔部が前記円柱形の周囲に設けられており、
    前記遮蔽体は、前記鍔部と前記発光部との間に設けられ、且つ、前記口金部の形状である円柱形の仮想中心線を中心としたリング状の形状で形成されるリング部によって形成されており、
    前記ガラス管球は、金属材料からなるバンド部に固定されており、さらに当該バンド部は、金属材料からなる固定部に一体に形成されており、
    前記固定部は、前記口金部に固定され、さらに、前記発光部から前記口金部方向に照射する光を遮蔽する遮蔽面を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用放電灯。
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