JP2503296B2 - 自動車用投射型ヘッドランプ - Google Patents

自動車用投射型ヘッドランプ

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JP2503296B2
JP2503296B2 JP2228215A JP22821590A JP2503296B2 JP 2503296 B2 JP2503296 B2 JP 2503296B2 JP 2228215 A JP2228215 A JP 2228215A JP 22821590 A JP22821590 A JP 22821590A JP 2503296 B2 JP2503296 B2 JP 2503296B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光源光を楕円反射鏡で反射し、この反射光を
投射レンズで平行光にして投射する自動車用の投射型ヘ
ッドランプに係り、特に光源として放電ランプを使用し
た自動車用投射型ヘッドランプに関する。
〔従来技術及び発明の解決しようとする課題〕 放電ランプは発光効率及び演色性が良好で、しかも寿
命が長いという点から自動車用ヘッドランプの光源に利
用されつつある。そして放電ランプは発光時に紫外線を
発生し、この紫外線は人体にとって有害であり、しかも
ヘッドランプ内の合成樹脂部材を変性させるおそれがあ
るため、これまでの一連の提案では、放電ランプを紫外
線遮蔽用グローブで包囲して有害な紫外線をカットする
ようになっている。
しかし第6図に示されるように、光源光(放電ランプ
1の発光)を放物面形状のリフレクター2で平行光にし
て、レンズ4のステップ5で配光するタイプのヘッドラ
ンプでは問題が生じないが、第7図に示されるように、
光源光(放電ランプ1の発光)を楕円形状のリフレクタ
ー3の第2焦点fにいったん集束させた後、投射レンズ
6で平行光にして投射するタイプのヘッドランプでは、
第8図符号8に示されるように、ホットゾーンが左右二
分割されてしまい、中心領域(第8図符号9で示す)の
光度が不足するという問題が生じた。
発明者等が考察したところ、これはリフレクター3で
の反射光の一部(第7図符号lで示す)が紫外線遮蔽用
グローブ1aの先端部において遮られるためであることが
判明した。そこで紫外線遮蔽用グローブ1aを、リクレク
ター3での反射光をできるだけ遮らない形状とすればよ
い、という観点から本発明をなすに至ったものである。
本発明は前記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的は、適正な光度のホットゾーンの得られる、放電ラ
ンプを光源とする自動車用投射型ヘッドランプを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、請求項(1)に係る自動
車用投射型ヘッドランプにおいては、 ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置
された光源である放電ランプと、この放電ランプを包囲
する紫外線遮蔽用グローブと、前記楕円反射鏡の前方に
配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記紫外線遮蔽用グローブを前方の開口する筒形状と
するとともに、放電ランプと投射レンズ間に紫外線遮蔽
用のインナーレンズを設けるようにしたものである。
また請求項(2)に係る自動車用ヘッドランプにおい
ては、 ランプボティ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置
された光源である放電ランプと、この放電ランプを包囲
する紫外線遮蔽用グローブと、前記楕円反射鏡の前方に
配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記紫外線遮蔽用グローブを前方の開口する筒形状と
するとともに、前記グローブの先端開口部に臨む放電ラ
ンプの外表面に紫外線遮蔽膜を形成するようにしたもの
である。
〔作用〕
楕円反射鏡のホットゾーン配光用光反射面での反射光
が紫外線遮蔽用グローブで遮られず、適正な大きさかつ
光度のホットゾーンが得られる。そして請求項(1)で
は、紫外線遮蔽用グローブの先端開口部から出射する紫
外線は、放電ランプ前方に設けられた紫外線遮蔽用のイ
ンナーレンズによってカットされる。また請求項(2)
では、放電ランプからグローブ先端開口部に向かう紫外
線は、放電ランプを出射する際に、放電ランプ外表面に
形成されている紫外線遮蔽膜によってカットされる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、放電ランプ
を光源とする自動車用投射型ヘッドランプ縦断面図であ
る。
この図において、符号10は容器状のランプボディで、
ランプボディ10内には図示しないエイミング機構によっ
て光投射ユニット20が傾動可能に支持されている。
光投射ユニット20は、楕円形状の金属製リフレクター
22と、このリフレクターの後頂部に形成されたバルブ挿
着孔23に挿着された放電バルブ30と、前面に投射レンズ
26が固定され、リフレクター22の前面開口部に取着され
た金属製レンズホルダー24とが一体化された構造となっ
ている。符号30aは放電バルブ30をバルブ挿着孔23に固
定するためのロッキングキャップ、符号26aは投射レン
ズ26をレンズホルダー24にカシメ固体する環状のレンズ
固定枠である。
放電バルブ30は、絶縁性ベーズ31の前面に突出一対の
リードサポート32a,32bに放電ランプ34が支持された構
造で、放電ランプ34の放電部34aはリフレクター22の第
1焦点位置F1に配置されている。またベーズ31の前面に
は放電ランプ34を包囲する円筒形状の紫外線遮蔽用グロ
ーブ50がグローブ保持プレート40を介して固定保持され
ており、放電部34aからの発光のうち有害な波長域の紫
外線をカットするようになっている。リフレクター22の
第2焦点位置F2近傍には、レンズホルダー24に一体化さ
れたクリアカット形成用のシェード25、及びレンズホル
ダー24に金属製板ばね部材27aにより固定保持された紫
外線遮蔽用インナーレンズ27が設けられている。そして
放電ランプ34の放電部34aの発光はリフレクター22で反
射され、リフレクター22の第2焦点F2に収束後、投射レ
ンズ26によって平行光とされて前方に投射される。なお
板ばね部材27aはコ字形状で、両端部27a1がレンズホル
ダー24とリフレクター22間付合せ部に挟持されるととも
に、板ばね部材の中央部領域27a2がシェード25にねじ27
a3によってねじ締結されている。また符号24aはレンズ
ホルダーの内側面に一体に形成された左右一対の水平リ
ブで、このリブ24aのリフレクター側端部にはシリコン
ゴム24bが取着されてインナーレンズ27に当接してお
り、インナーレンズ27は板ばね部材27aのばね力によっ
てシリコンゴム24b及びシェード上端部25aに圧接状態と
されている。またレンズホルダー42及び板ばね部材27a
は金属製であり、耐熱性の点で優れている。
また紫外線遮蔽用グローブ50の先端部50aは、リフレ
クター22のバルブ挿着孔25周りに形成されているホット
ゾーン形成用光反射面22aでの反射光l1を遮らない位置
とされている。即ち、リフレクター22で反射してホット
ーンの配光に寄与する光l1の光路上に紫外線遮蔽用グロ
ーブ50が存在しないのである。従って、従来(第7図参
照)のようにリフレクターで反射してホットゾーンの配
光に寄与する光の一部が遮られることがないので、ホッ
トゾーン領域には十分な光が配光されて、適正な大きさ
かつ十分な光度のホットゾーンが得られる。
また紫外線遮蔽用グローブ50は円筒形状とされてお
り、グローブの前方開口部から前方に出射する光には紫
外線が含まれているが、リフレクター22の第2焦点位置
F2近傍に配置された紫外線用のインナーレンズ27透過時
に紫外線がカットされるので、人体や合成樹脂製ランプ
構成部品等に悪影響を及ぼすおそれはない。
符号12は放電バルブ用の点灯回路(図示せず)を収容
した点灯回路収容ユニットで、ランプボディ10の後頂部
に形成された開口部11に円筒形状延出部13を介して取着
一体化されており、点灯回路から延びるリード線Lに接
続された雄側コネクター14が絶縁性ベース31の裏側に一
体に形成されている雄側コネクター15に接続されてい
る。なお符号16は光投射ユッニト20の投射レンズ26周り
に配置された合成樹脂製の化粧板で、表面には銀色塗装
が施されてヘッドランプの非点灯時の見栄えを良くして
いる。また符号18はランプボディ10の前面開口部に組付
一体化されたレンズである。
放電バルブ30の詳細は、第2図〜第4図に示されてお
り、放電ランプ34は円、パイプ形状の石英ガラス管の一
端部及び他端部寄りがピンチされて、放電空間を形成す
る楕円体形状の放電部である密閉ガラズ球34aの両端部
に横断面矩形状のピンチシール部34b1,34b2が形成され
た構造で、ガラス球34a内には始動用希ガス,水銀及び
金属ハロゲン化物が封入されている。また一方のピンチ
シール部34b2には、ピンチシールしない円パイプ形状の
延出部34cが一体に形成され、この延出部34cが後述する
金属支持体33bによて把持されている。放電空間内には
タングステン製の放電電極35a,35bが対向配置されてお
り、放電電極35a,35bはピンチシール部34b1,34b2に封
着されたモリブデン箔36a,36bに接続され、ピンチシー
ル部34b1,34b2の端部からはモリブデン箔36a,36bにそ
れぞれ接続されたリード線37a,37bが導出し、リード線3
7bは延出部34cを挿通して金属支持体33bにスポット溶接
されている。そして放電ランプ34は、絶縁性ベース31に
インサート成形されてベース前方に突出する長短一対の
リードサポート32a,32bに金属支持体33a,33bを介して両
端支持された構造となっている。
絶縁性ベーズ31は、例えばPPS等の合成樹脂材の円盤
型成形体で、ベース31の裏側にはリードサポート32a,32
bにそれぞれ溶接一体化されたコネクター雄端子32c,32d
が突出している。端子32c,32dは矩形筒形状に延出する
隔壁31aによって囲まれて、両端子32c,32d間の放電が阻
止されている。また端子32cとリードサポート32aの一体
物及び端子32dとリードサポート32bの一体物はインサー
ト成形により絶縁性ベース31に一体化されている。リー
ドサポート32a,32b間のベース領域には成形によって前
記貫通孔31bが形成され、これによってベース31の絶縁
耐力が大きくされている。この孔31bは端子32cと端子32
d間を横切って延びており、端子32c,32d間に孔31bによ
る空気層(ベース構成材に比べて絶縁性の小さい空気層
領域)Cが存在することは、一見してベースの絶縁耐力
が低下しているように考えらえる。しかしベース31の成
形時に孔形成壁面は成形金型に押圧密着されるので、孔
周縁の素材密度が高くなって、空気層Cによる絶縁耐力
の低下量よりも、孔周縁の素材密度が高いことに共に絶
縁耐力の増加量が勝り、結果として貫通孔31bを形成し
ない場合よりも絶縁耐力が大きくなって端子32c,32d間
に放電が生じにくくなっている。またこの孔31bは後述
するグローブ保持プレート40に形成されている前後貫通
孔40aを介してグローブ50内に連通しており、このため
グローブ内外間の空気の流通が活発化されてグローブ50
内の放熱作用が促進される。ベース31の前面には、イン
サート成形によりベースに一体化されたグローブ固定用
の金具である一対のリベット42,42が突出し、このリベ
ット42によってセラミック製の円盤形状グローブ保持プ
レート40がベース前面に固定保持されている。グローブ
保持プレート40には一対のリードサポート挿通孔43,44
が形成され、さらに挿通孔44の両側には一対のリベット
挿通孔46,46が形成されている。そしてリードサポート
挿通孔43,44からリードサポート32a,32bを突出させると
ともに、リベット挿通孔周縁部がリベット42によってカ
シメ固定されている。
またリードサポート32bには、保持プレート固定用の
金具であるフィクチャー47bが装着されて、リードサポ
ート挿通孔周縁部をベース側に押圧固定している。符号
48はリードサポート32aの被覆部31cの外周に嵌合された
セラミック製の放電防止用絶縁筒体で、この絶縁筒体48
とリードサポート32a間にもフィクチャー47bと同一構造
のフィクチャー47aが装着されて、絶縁筒体48をリード
サポート32aに固定保持している。
また金属支持体33bは一定巾の帯状金属板を円パイプ
状に成形して、円弧状のランプ把持部33b1としたもの
で、プレート状のフランジ部33b1,33b2を付合わせて放
電ランプの延出部34cをランプ把持部33b1で把持した状
態で、リードサポート32bの先端部にフランジ部33b2
スポット溶接されている。このため放電ランプ34を把持
部33b1に対して、軸方向(第3図左右方向)にスライド
させることも、周方向(円筒状の把持部周方向)にスラ
イドさせることも容易であり、リフレクター22に対する
放電ランプ34の放電部の位置調整が容易となっている。
放電ランプ34の前端部を支持する金属支持体33aも金属
支持体33bと同様一定巾の帯状金属板を成形したもの
で、一端部がリードサポート32aの先端部にカシメ固定
されるとともに、スポット溶接され、他端部は折り返さ
れて前端側リード線37aを挟持し、かつスポット溶接さ
れている。
紫外線遮蔽用のグローブ50は、前端部が閉塞された円
筒カップ形状の透明なガラス製で、ベース31にリベット
42により固定されたセラミック製のグローブ保持プレー
ト40のグローブ係合溝41に無機系接着剤41aによってグ
ローブ開口側基端部が強固に接着されている。グローブ
の外表面にはZnOよりなる紫外線遮蔽膜54がコーティン
グされており、このためグローブ50がベース31に固定保
持された状態では、放電ランプ34を包囲する紫外線遮蔽
膜54が放電ランプ34の発光と同時に発生する紫外線を吸
収し、紫外線のカットされた可視光だけがグローブ50外
に出射するようになっている。なお波長域370nmより短
い紫外線の透過率を0とするためには1.6μm以上の膜
圧が必要で、剥離防止という面からは5μm以下の膜厚
とすることが望ましい。またカットできる紫外線の波長
域はグローブ周りの温度によって変化する(高温となる
カットされる波長域が長波長側にずれる)ため、少なく
とも波長域370〜380nm以下の紫外線がカットできるよう
な膜厚とされている。なお紫外線遮蔽膜はディッピング
(浸漬)や蒸着やスプレーその他の塗布方法により形成
できる。そして膜厚の調整は、ディッピング(浸漬)に
よる場合は、浸漬状態からのグローブの引き上げ速度を
変えることにより行い、またディッピング(浸漬)回数
を変えることによっても可能である。また、その他の膜
厚調整方法としては、蒸着,スプレー等の回数を増やす
ことにより膜厚を厚くできる。また先端の閉塞されたカ
ップ形状のガラス管に紫外線遮蔽膜を形成していた先の
提案(第6図及び第7図参照)に比べて、本実施例で
は、先端の開口する円筒形状ガラス管の内側又は外側或
いは内外両側に紫外線遮蔽膜54を形成すればよく、紫外
線遮蔽膜54の形成が極めて容易である。
インナーレンズ27も平坦なガラス板の表面又は裏面或
いは表裏両面にZnO等の紫外線遮蔽膜を形成したもの
で、紫外線遮蔽膜の形成方法は紫外線遮蔽用グローブと
同様である。
なお符号30aは絶縁性ベース31の周縁部の前面に設け
られた放電バルブ前後位置決め用の突起で、この突起30
aが図示しないバルブ挿着孔の壁面に当接してバルブが
前後方向(光軸前後方向)に位置決めされる。
また符号30bは絶縁性ベース31の周縁部に形成された
周方向位置決め用の切欠で、図示しないバルブ挿着孔に
放電バルブを挿着した際に、バルブ挿着孔側の突起がこ
の切欠30bに係合して、バルブが周方向に位置決めされ
る。
なお、前記した実施例では紫外線遮蔽用グローブ50が
絶縁性ベース31に固定保持されて放電バルブ30に一体化
された構造として説明しているが、このグローブ50は放
電バルブ30とは別体で、例えばグローブの基端部がバル
ブ挿着孔23に係合固定される構造であっても良い。
また前記した実施例に示すインナーレンズ27に代え
て、第5図に示すように、放電ランプ34のピンチシール
部34b1の外周面に紫外線遮蔽作用のあるブラックコート
とよばれる遮光塗装膜55を形成するようにしても良い。
この遮光塗装膜55の放電部側形成限界55aは、放電部34a
と紫外線遮蔽用グローブ先端部50aとを結んだ位置まで
とする。
なお前記した実施例の紫外線遮蔽用グローブ50,紫外
線遮蔽用インナーレンズ27は、ガラスの表面に紫外線遮
蔽膜が形成された構造であるが、紫外線遮蔽作用のある
ソーダガラスや硬質ガラス製のグローブやインナーレン
ズとしても良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、本発明に係る自動車用
投射型ヘッドランプよれば、反射鏡のホットゾーン配光
用光反射面での反射光が紫外線遮蔽用グローブで遮られ
ず、適性な大きさかつ光度のホットゾーンが得られる。
また紫外線遮蔽用グローブの先端開口から出射する紫外
線は紫外線遮蔽用のインナーレンズによってカットされ
るので、あるいは紫外線遮蔽用グローブの先端開口部に
向かう紫外線は放電ランプから出射する際に放電ランプ
に形成された紫外線遮蔽膜によってカットされるので、
人体や他のヘッドランプ構成部材に有害となる不具合も
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である自動車用投射型ヘッド
ランプの縦断面図、第2図は一部を破断して示す放電バ
ルブの斜視図、第3図は同バルブの縦断面図、第4図は
同バルブの横断面図(第3図に示す線IV−IVに沿う断面
図)、第5図は本発明の他の実施例の要部断面図、第6
図は従来の自動車用反射型ヘッドランプの概要図、第7
図は先に提案されている放電ランプを光源とする自動車
用投射型ヘッドランプの概要図、第8図は第7図に示す
ヘッドランプの配光スクリーン上のホットゾーンを示す
図である。 10……ランプボディ、20……光投射ユニット、22……楕
円反射鏡(リフレクター)、26……投射レンズ、27……
紫外線遮蔽用インナーレンズ、30……放電バルブ、34…
…光源である放電ランプ、50……紫外線遮蔽用グロー
ブ、50a……グローブ先端部、54……紫外線遮蔽膜、55
……紫外線遮蔽膜である遮光塗装膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241601(JP,A) 特開 平4−82101(JP,A) 特開 平4−137402(JP,A) 特開 平4−184802(JP,A) 実開 平3−112804(JP,U) 特公 平7−89448(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
    れた光源である放電ランプと、この放電ランプを包囲す
    る紫外線遮蔽用グローブと、前記楕円反射鏡の前方に配
    置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に投
    射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが設
    けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記紫外線遮蔽用グローブは、前方の開口する筒形状と
    されるとともに、放電ランプと投射レンズ間に紫外線遮
    蔽用のインナーレンズが設けられたことを特徴とする自
    動車用投射型ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
    れた光源である放電ランプと、この放電ランプを包囲す
    る紫外線遮蔽用グローブと、前記楕円反射鏡の前方に配
    置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に投
    射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが設
    けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記紫外線遮蔽用グローブは、前方の開口する筒形状と
    されるとともに、前記グローブの先端開口部に臨む放電
    ランプの外表面に紫外線遮蔽膜が形成されたことを特徴
    とする自動車用投射型ヘッドランプ。
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