JP3882560B2 - エレベータ方式等駐車装置の制御装置及び制御方法 - Google Patents

エレベータ方式等駐車装置の制御装置及び制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット搬送機構を有するエレベータ方式或いはエレベータスライド方式(以下、エレベータ方式等と称す)における機械式駐車装置の制御装置及び制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2、図3及び図4は従来の機械式駐車装置の代表的な一例を示す全体図とパレット搬送機構の要部詳細図及びパレット搬送チェーンの係合状態を示す図であり、昇降路5を昇降するエレベータかご1には昇降路5に面して多段階に配置された駐車室4に向けて、例えばパワーシリンダ等による駆動装置6により水平方向に移動自在にパレットキャリヤ2が設けられ、該パレットキャリヤ2には両端にスプロケット2aが回動自在に設けられ、図3に示す該スプロケット2aどうしに無端状に巻き掛けられたチェーン2bの係合部材2cとパレット3の裏面に取付けられた突起部材3aとの係合により、駐車室4とエレベータかご1との間でパレツト3が搬送され、車両の入出庫が行われる。
【0003】
このような駐車装置において、自動車がエレベータかご1内に進入して停止した際に、停止した位置が万一偏っていると、図5に示すように偏荷重によりエレベータかご1が傾くことになる。このように傾いたまま駐車室4のレベルに停止して、パレット3を搬送しようとしても、次のような問題・不都合が希に生じることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、
1.エレベータかご1が正常にレベルに着床しても、図6に示すようにエレベータかご1が傾いているため、部分的にパレット3と駐車室4のフリーローラ4aとの段差により、パレットキャリヤ2の水平移動動作が不可になり、結果的に運転休止になる。
2.パレットキャリヤ2が水平移動でき、パレット3を一旦は駐車室4に横送りできても、図7に示すようにパレットキャリヤ2がエレベータかご1上に戻る際に、パレット3までも引き寄せてしまい、正常な位置に載置できず結果的に運転休止になる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、簡単なリトライ動作を行なうことで、自動的に復旧できる機械式駐車装置の制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
1.パレットキャリヤが水平移動自在に備えられたエレベータかごが昇降する昇降路と、該昇降路に面して多段階に駐車室が設けられ、該駐車室とエレベータかごとの間をパレットが搬送され車両の入出庫が行われる駐車装置において、該パレットの搬送異常を判別する判別手段と、該駐車室と対向するエレベータかごのレベル位置を検出する検出手段と、判別手段の結果に応じて該検出手段の検出に基づきエレベータかごを昇降させる昇降手段とを設け、エレベータかごの昇降後にパレットキャリヤを駆動させる駆動手段を備える。
2.パレットキャリヤが水平移動自在に備えられたエレベータかごが昇降する昇降路と、該昇降路に面して多段階に駐車室が設けられ、該駐車室とエレベータかごとの間をパレットが搬送され車両の入出庫が行われるものにおいて、該パレットの搬送異常を判別した際には、異常内容に応じて該駐車室と対向するエレベータかごのレベル位置を上下に変化させて後、パレットキャリヤを駆動させる。
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、異常が発生した場合には、この異常内容に応じて状況を若干変化させ簡単なリトライ動作を行いこの異常の解消を図るものである。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す全体の装置構成図、図8は本発明の動作を示すフローチャート図である。
【0009】
図中、図2乃至図7と同一符号のものは同一のものを示すが、10は必要な指令を受けて駆動モータ11の駆動を制御する制御装置、12は駆動モータ11の軸に取付けられたエンコーダで、出力パルスを計数することにより常時エレベータかご1の位置を検出する。13はエレベータかご1とカウンタウェイト14とを連結しているワイヤーロープで、シーブ15の回転によりエレベータかご1が昇降する構成になっている。
【0010】
20はエレベータかご1に設けられた本発明に係る、例えば複数のセンサからなる多光軸光電センサで、塔内のプレート30とは各駐車室4のレベル位置において完全に対向するように配置されている。21はエレベータかご1に設けられた第2の光電センサで、パレットキャリヤ2がセンター位置に戻っている状態でパレット3により光が遮蔽されていると、パレット3が駐車室4内に正確に載置されていないと判断する。22はパレットキャリヤ2の水平移動を検出する第3の光電センサでエレベータかご1に設けられ、必要かつ十分に水平移動していれば光を遮蔽されるものである。
【0011】
次に、本発明の動作について図8を用いて説明する。
先ず、ステップ1においてパレットキャリヤ2が水平移動できたか否かを光電センサ22によりチェックし、水平移動できなかったならば、エレベータかご1の傾きによって平均してかごレベル位置が駐車室4よりも低い(即ち、図6の状態)と判断して、取り敢えずパレットキャリヤ2をセンター位置(エレベータかご1の真上)に戻す。
【0012】
そして、光電センサ20のうちの一個が外れるまでエレベータかご1を上昇させてから、再度パレットキャリヤ2を水平移動させてパレツト3の搬送を試みる。次に、ステップ2において、再度パレットキャリヤ2の水平移動ができたか否かを光電センサ22によりチェックして、できれば自動復帰したものとして運転を継続する。また、移動できなかった場合は、故障と診断して専門の保守会社に連絡し、運転を休止させる。
【0013】
一方、ステップ1においてパレツトキャリヤ2が移動できた場合は、ステップ3においてパレットキャリヤ2がセンター位置に戻った時のパレット位置の異常の有無を光電センサ21により行い、異常なければ、通常の運転を継続する。又、異常を検出すれば、先ずクランプ装置(図示しない)を解放し、エレベータかご1をレベリングする。クランプ装置を解放すれば、かご上の負荷が無くなっているため、ワイヤーロープ13の伸びは戻ってエレベータかご1は水平状態になっているはずなので、レベリングし直せば良いはずである。次に、パレットキャリヤ2のみ一往復させる。
【0014】
そして、ステップ4において再度パレット位置の異常を検出したかどうかをチェックし、異常が解消していれば自動復帰したものとして運転を継続する。もし、異常が解消しなければ、かごの傾きによって平均してかごレベルが駐車室4より高い(即ち、図7の状態)ので、パレツト3を引っかけてしまうことを意味することから、今度は光電センサ20のうちの一個が外れるまでエレベータかご1を下降させてから、パレットキャリヤ2を再度一往復させる。
【0015】
そして、ステップ5において、パレット3が駐車室4に正確に載置されているかどうかを光電センサ21によりチェックして、OKならば通常運転を継続させ、NOならば致命的な故障であるとみなして専門の保守会社に連絡し、運転を休止させる。このように、致命的な故障の場合は、保守会社に連絡するものの、軽微な故障やトラブルの場合については、できるだけ運転休止を回避するようにするものである。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、極めて希にしか起らない偏荷重による不都合をエレベータかごの位置を変化させてパレットを搬送させることで簡単に解消できるため、極めて簡便な機械式駐車装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の装置構成図である。
【図2】エレベータ方式駐車装置の全体図である。
【図3】パレット搬送機構の要部詳細図である。
【図4】パレット搬送チェーンの係合状態を示す拡大図である。
【図5】従来装置の問題点を説明する説明図である。
【図6】従来装置の問題点を説明する説明図である。
【図7】従来装置の問題点を説明する説明図である。
【図8】本発明装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 エレベータかご
2 パレットキャリヤ
3 パレット
4 駐車室
6 パレットキャリヤ2の駆動装置
10 制御装置
11 駆動モータ
20,21,22 光電センサ

Claims (6)

  1. パレットキャリヤが水平移動自在に備えられたエレベータかごが昇降する昇降路と、該昇降路に面して多段階に駐車室が設けられ、該駐車室と前記エレベータかごとの間をパレットが搬送され車両の入出庫が行われる駐車装置において、
    前記パレットの搬送異常を判別する判別手段と、前記駐車室と対向する前記エレベータかごのレベル位置を検出する検出手段と、前記判別手段の結果に応じて前記検出手段の検出結果に基づき前記エレベータかごを昇降させる昇降手段とを設け、この昇降手段による前記エレベータかごの昇降後に前記パレットキャリヤを再度駆動させる駆動手段を備えたことを特徴とするエレベータ方式等駐車装置の制御装置。
  2. 前記パレットキャリヤの水平移動が行われなかったことを前記判別手段が判別した場合は、前記昇降手段は前記検出手段の検出結果に基づき前記エレベータかごを若干上昇させる構成であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ方式等駐車装置の制御装置。
  3. 前記パレットキャリヤの水平移動が行われた後、前記駐車室へのパレットの完全載置が行われなかったことを前記判別手段が判別した場合は、前記昇降手段が前記検出手段の検出結果に基づき前記エレベータかごを若干下降させる構成であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ方式等駐車装置の制御装置。
  4. パレットキャリヤが水平移動自在に備えられたエレベータかごが昇降する昇降路と、該昇降路に面して多段階に駐車室が設けられ、該駐車室と前記エレベータかごとの間をパレットが搬送され車両の入出庫が行われるものにおいて、
    前記パレットの搬送異常を判別した際には、異常内容に応じて前記駐車室と対向する前記エレベータかごのレベル位置を上下に変化させて後、前記パレットキャリヤを再度駆動させることを特徴とするエレベータ方式等駐車装置の制御方法。
  5. 前記パレットの搬送異常内容がパレットキャリヤの水平移動が行われなかったことである場合には、前記エレベータかごのレベル位置を若干上に変化させることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ方式等駐車装置の制御方法。
  6. 前記パレットの搬送異常内容が、前記パレットキャリヤの水平移動が行われた後、前記駐車室へのパレットの完全載置が行われなかったことである場合には、前記エレベータかごのレベル位置を若干下に変化させることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ方式等駐車装置の制御方法。
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