JP4260728B2 - 昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降装置に係り、特に、機械式駐輪場における搬送装置の昇降に使用されるベルト等の弛みを迅速に検出することで安全性を向上させるための昇降装置に関する。
従来から、自転車やオートバイ等の二輪車を駐輪する際には、特に二輪車を自動的に入出庫させるための機械式駐輪場等の場合、入出庫口にて利用者又は管理者が入庫における所定の操作をすることで、二輪車が搬送装置上により移載され、その後所定の格納位置に搬送され二輪車が格納される。また、出庫時にも、入出庫部で所定の操作を行うことにより、搬送装置が所定の場所に格納された二輪車を取り出し入出庫部に搬送して利用者に提供される。
ここで、機械式駐輪場は、複数階からなる地上式又は地下式の立体駐輪場である場合が多く、その場合には、格納する階と入出庫口のある階までの搬送を昇降装置により行う(例えば、特許文献1参照。)。
また、上述したような昇降装置においては、二輪車を搬送する搬送装置、駆動力を伝達する伝動装置、各種の移動・支持装置、或いは走行装置においては、駆動回転体と従動回転体との間には、ベルトやチェーン、ワイヤー等のような無端体が巻き掛けられており、従動回転体に動力を伝えて移送を行う。
ところで、昇降装置に用いられるベルトやチェーン等は、装置の使用と共に伸びを生じ、それが弛みとなる。その弛みにより、搬送ができなくなる等の障害が発生する可能性があるため、その対策が必要となる。従来では、無端体の弛みを回転体に巻き掛けられた無端体を緊張方向に付勢する弾性手段を用いて、無端体の弛み、すなわち張力を回復する手法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−144368号公報 特開平7−301296号公報
しかしながら、従来の昇降装置にベルト等を使用する場合には、弛みを防止する装置は設置されているが、弛んだことを検出する装置までは設置されていなかった。このため、3ヶ月又は6か月毎等の定期的な点検の時しかベルト等の弛みの確認が行われず、点検の間にベルトの弛みが発生した場合、迅速に弛みを検知することができず、最悪の場合には、回転体との歯飛び等が発生し、機械式駐輪場の停止、あるいは二輪車の落下等による破損等の事故になる恐れがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、機械式駐輪場における搬送装置の昇降に使用されるベルト等の弛みを迅速に検出することで安全性を向上させるための昇降装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、立体の機械式駐輪場に駐輪する二輪車を入出庫口から所定の格納位置まで搬送する搬送装置を昇降させるための昇降装置において、一端側に設置した駆動回転体と、他端側に設置した従動回転体と、前記駆動回転体と前記従動回転体との間に巻回した昇降ベルトと、前記昇降ベルトから所定の間隔を空けた位置に固定された少なくとも1つの回転体を備える弛み防止部とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、機械式駐輪場の昇降装置に使用される昇降ベルトの弛みを検出し、迅速な処理を行うことで昇降ベルトの弛みによる昇降の停止や事故を未然に防止することができる。これにより、機械式駐輪場の安全性を向上させることができる。
請求項2に記載された発明は、前記弛み防止部は、前記昇降ベルトの弛みを検出することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、同一の構成により、安価で容易に昇降ベルトの弛み検出と弛み防止を行うことができる。これにより、昇降ベルトと駆動回転体とが歯飛びすることがなく安全性を向上させて高精度に搬送装置を昇降させることができる。
請求項3に記載された発明は、前記弛み防止部は、所定時間における前記昇降ベルトから所定の間隔を空けた位置に固定された少なくとも1つの回転体の回転数を検出するロータリーエンコーダを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、振動等による突発的な回転体の回転ではなく、昇降ベルトの弛みを高精度に検出することができる。
請求項4に記載された発明は、前記ロータリーエンコーダは、パルスエンコーダを有し、
前記パルスエンコーダにより得られる回転数が予め設定される閾値以上の場合に通知を行う通知手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、振動等による突発的な回転体の回転ではなく、昇降ベルトの弛みを高精度に検出することができる。また、検出結果に基づいて、迅速に管理者又はサービスセンタ等に通知することができる。
本発明によれば、機械式駐輪場における搬送装置の昇降に使用されるベルト等の弛みを迅速に検出することで安全性を向上させることができる。
<本発明の概要>
本発明は、昇降装置に昇降ベルトの弛み防止部を設置し、更に弛み防止部にロータリーエンコーダを設けることにより、弛み防止部の回転体の回転を検出し、その検出結果に基づいて、サービスセンタ等へ通知を迅速に行う。以下に、本発明における昇降装置を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明が適用される機械式駐輪場の一例を示す図である。なお、図1では、地下積層式の立体機械式駐輪場を示しているが、本発明においては階層や形式(方形方式、円形方式)、地上式、地下式等については、特に限定されない。
図1に示す機械式駐輪場10は、入出庫装置11と、搬送装置12と、昇降装置13と、格納装置14とを有するよう構成されている。
入出庫装置11は、二輪車セット部21と、入出庫扉22と、操作部23とを有するよう構成されている。また、搬送装置12は、クランプ部24と、搬送部25と、旋回部26と、ベルト固定部27とを有するよう構成されている。
また、昇降装置13は、リフトマストフレーム28に沿って搬送装置12が昇降できるようにするため、機械式駐輪場10の下部(一端)に設けた駆動回転体としての駆動歯車29と、上部(他端)に設けた従動回転体としての従動歯車30と、駆動歯車29と従動歯車30との間に巻回した昇降ベルト31と、駆動歯車29を駆動させる駆動部32と、昇降ベルト31の弛みを検出するため、巻回した昇降ベルト31の下部に昇降ベルト31の弛みを検出し、また弛みを防止するための弛み防止部33と、昇降ベルト31の張力のバランスを調整するための重量調整部34とを有している。
なお、弛み防止部33には、少なくとも1つの回転体としてのローラーと、ロータリーエンコーダとが設けてあり、更にロータリーエンコーダは、所定の回転角度毎にパルスを出力するパルスエンコーダを有している。なお、弛み防止部33の具体的な説明については後述する。また、格納装置14は、格納する二輪車の車輪を保持する棚受部35と、格納した二輪車が振動等により横転することを防止するための転倒防止板36とを有するよう構成されている。
ここで、図1に示す機械式駐輪場10の入出庫時の動作について説明する。まず、利用者40は、二輪車41を二輪車セット部21にセットする。次に、利用者40又は機械式駐輪場10を管理する管理者等により操作部23から二輪車41の入庫手続を行う。これにより、入庫処理として入出庫扉22を開いて搬送装置12のクランプ部24により二輪車41の前輪をクランプし、二輪車41を搬送部25に移送する。
なお、本発明における移載手順についてはこの限りではなく、例えば入出庫扉22に二輪車41の車輪をガイドするための溝を設け、溝に車輪を挿入することで二輪車41のガイドを行うと共に、溝に車輪を挿入したことにより入出庫扉22の裏側に突出した車輪部分をクランプ部24によりクランプさせた後、入出庫扉22を開いて二輪車41を搬送部25に移載させてもよい。
二輪車41を載置した搬送装置12は、昇降装置13により格納装置14の所定の階まで下降を行う。なお、昇降装置13は、駆動部32により駆動歯車29を所定の速度で回転させ、駆動歯車29と、従動歯車30とに巻回した昇降ベルト31を一定の方向に移動させる。これにより、昇降ベルト31に固定されたベルト固定部27が昇降して搬送装置12を所定の位置に搬送させることができる。
また、搬送装置12は、所望する格納装置14に移動された後、クランプ部24により二輪車41をそれぞれの格納装置14に設けられる棚受部35に後輪から払い出す。また、搬送装置12は、格納装置14に二輪車41を格納した後、クランプ部24を開いて二輪車41の前輪を放す。その後、昇降装置13により搬送装置12を入出庫装置11の位置まで上昇する。
また、出庫時には、上述した動作と略逆の手順で操作を行う。つまり、利用者40等が操作部23から出庫の指示を行うと、昇降装置13は搬送装置12を所定の格納装置14の位置まで下降させる。また、搬送装置12がクランプ部24により格納装置14から二輪車41を取り出した後、昇降装置13により入出庫装置11の位置まで上昇する。その後、入出庫扉22を開いて、クランプ部24により二輪車41を二輪車セット部22にセットさせて利用者40に提供される。
なお、上述したように、方形方式を用いた機械式駐輪場10の場合は、図2に示す図1の機械式駐輪場を二輪車入庫方向から見た一例の図に示されるように、2つの昇降装置13−1,13−2を設けて走行フレーム51を昇降させることで、搬送装置12を昇降させることができる。また、搬送装置12は、走行フレーム51上を走行する走行部52を有することにより、方形方式において1つの階に並列して複数の格納装置14を設けた場合でも、搬送装置12が走行部52により水平に移動することができ、所定の格納位置に格納することができる。また、昇降時には、旋回部26による旋回と走行部52による走行を同時に行うことで、迅速に所定の格納位置まで搬送させることができる。
なお、図2に示すように走行フレーム51は、補強フレーム53,54を有していてもよい。また、走行フレーム51及び補強フレーム53,54は、ベルト固定部27と結合している。なお、円形方式のような場合は、走行フレーム51のような構成は必要なく、昇降装置13により搬送装置12を搬送させればよい。
次に、昇降ベルト31による昇降時の動作について図を用いて具体的に説明する。図3は、昇降装置の昇降ベルト部分について説明するための一例の図である。また、図4は、二輪車入庫方向から見た昇降装置の昇降ベルト部分について説明するための一例の図である。
図3及び図4に示すように、昇降ベルト31は、駆動歯車29と、従動歯車30との間の経路の一方に上述した搬送装置12を昇降させるためのベルト固定部27が接続されている。また、他方のベルト経路には、両経路のベルトの張力を調整するための重量調整部34が取り付けられている。重量調整部34を取り付けることにより、駆動歯車29、従動歯車30における左右の負荷のバランスが図れるため、駆動歯車29、従動歯車30が損傷することなく、また、歯飛びが起きる可能性を低減することができる。
また、駆動歯車29、及び従動歯車30のそれぞれに所定の間隔で凹凸部61,62を設けており、巻回した昇降ベルト31の内側にも、凹凸部61,62に噛み合うようにベルト凹凸部63を有しているため、駆動歯車30の駆動部32における駆動力を昇降ベルト31に高精度に伝達することができる。
なお、昇降ベルト31は、凹凸部61,62に対応させた溝や開口部を設けてもよい。また、昇降装置13は、センサ又はカメラ等により昇降ベルト31の傷や切れ目等を検出するためのベルト切れ検出部64を有していてもよい。また、図4に示すように、機械式駐輪場において、搬送装置12が下降する際に、昇降装置13の駆動部32と衝突することがないように、先端が緩衝材等からなるストッパ65を有してもよい。また、駆動部32から駆動歯車29までは、回転軸66により駆動力を伝達している。
なお、本実施形態では、駆動歯輪29を昇降させる駆動部32は、機械式駐輪場内の下部に設けているが、本発明においてはこの限りではなく、駆動部32及び駆動歯車29を上部に設け、従動歯車30を下部に設けてもよい。また、弛み防止部33は、昇降ベルト31の下部に設ける。
なお、昇降ベルト31に弛みが生じると下部に設置された駆動歯車29との噛み合わせが正確に行われず、歯飛び等の原因にもなる。そこで、本発明では、弛み防止部33を昇降ベルト31が弛んだ際にも昇降ベルト31を外側から支持し、駆動歯車と昇降ベルト31とが歯飛びせずに回転することができるような所定の間隔で設置する。つまり、弛み防止部33により、昇降ベルト31の弛みを防止することができる。
また、弛み防止部33に設けられたローラーと昇降ベルト31とが接触することにより生じるローラーの回転数から昇降ベルト31の弛みを検出し、その検出結果から迅速な処理を行うことで昇降ベルト31の弛みによる昇降の停止や事故を未然に防止することができる。これにより、機械式駐輪場の安全性を向上させることができる。
なお、昇降ベルト31の材質は、ウレタンベルト等を用いることができるが、本発明においては特に限定されない。また、ベルトに限らずチェーンやワイヤー等を用いることもできる。
ここで、弛み防止部33の設置位置について図を用いて説明する。図5は、弛み防止部の設置例を示す一例の図である。まず、図5(a)に示すように、通常、昇降ベルトが弛んでなく正常に昇降動作が行われている場合には、弛み防止部33のローラー71が接触することがない。
しかしながら、図5(b)に示すように昇降ベルト31が使用による伸び等の影響等で弛みが生じた場合、弛み防止部33のローラー71と接触し、ローラー71により昇降ベルト31を支持するため、昇降ベルト31と駆動歯車29とが歯飛びすることがなく安全性を向上させて高精度に搬送装置を昇降させることができる。
なお、昇降ベルト31は、内側だけでなく外側にも凹凸部等を設け、また弛み防止部33のローラー71にもローラー表面に昇降ベルト31の凹凸等に対応する凹凸部を設けてもよい。
ここで、弛み防止部33は、所定時間における回転数を検出するロータリーエンコーダを有する。これにより、所定時間における回転数を検出することで、振動等による突発的なローラーの回転数からベルトの弛みを検出せずに、ベルトの弛みを高精度に検出することができる。また、弛み防止部33は、パルスエンコーダを有し、パルスエンコーダにより得られる回転数が予め設定される閾値以上の場合に通知を行う通知手段を有する。これにより、振動等による突発的なローラーの回転のみでなく、ベルトの弛みを高精度に判定することができる。
ここで、上述の内容について図を用いて説明する。図6は、本発明における弛み防止部の一構成例を示す図である。なお、図6(a)は、弛み防止部の側面図を示し、図6(b)は、弛み防止部の正面図を示す。
図6に示すように、弛み防止部33は、ローラー71と、ロータリーエンコーダ72と、ローラー71及びロータリーエンコーダ72とを連結するカップリング73とを有するよう構成されている。
ローラー71は、上述したように、昇降ベルト31の弛みが生じた場合に、昇降ベルト31と駆動歯車29との歯飛びを防止する機能を有している。なお、ローラー71の材質については、本発明においては、特に限定されないが、例えば、機械的強度や高静粛性、耐磨耗性等からMCナイロン等の材質を用いることができる。また、ローラーの数は、1つに限定されず、複数設けてもよい。また、弛み防止部33も上述した実施形態では、2個設置されているが、少なくとも1つ設置されていればよく、本発明において個数は限定されない。
また、上述したように、弛み防止部33は、昇降ベルト31から所定の間隔を空けて設置されている。ここで、昇降ベルト31が伸び撓み等により弛みが生じると、昇降ベルト31がローラー71に接触して、ローラー71が回転し、その回転をカップリング73を介してロータリーエンコータ72が検出する。
なお、地震等の振動等により昇降ベルト31が突発的にローラー71と接触して回転してしまう場合もあるため、所定の時間(数秒程度)継続して回転を検出した場合には、昇降ベルト31が弛んでいるものとして管理者やサービスセンタ等に通知手段等を用いて通知する。また、通知手段により上述した操作部23にある操作パネルやスピーカ等から音声や画面表示等により利用者に通知してもよい。
なお、ロータリーエンコーダ72には、所定の回転角度毎にパルスを出力するパルスエンコーダが組み込まれており、これにより、昇降ベルト31が弛んでローラー71と接触することで生じるローラー71の回転数を高精度に検出することができる。
ここで、昇降装置の機能構成例について図を用いて説明する。図7は、本発明における昇降装置の機能概略構成図の一例を示す図である。図7に示す昇降装置80は、昇降手段81と、弛み検出手段82と、制御手段83と、通知手段84とを有するよう構成されている。
図7に示す昇降手段81は、上述したように、昇降ベルト、駆動部、駆動歯車、従動歯車等からなり、制御手段83からの制御信号により昇降動作を行う。また、弛み検出手段82は、上述した弛み防止部からなり、昇降ベルトと接触することによるローラーの回転の内容により、昇降ベルトの弛みを検出し、検出結果を制御手段83に出力する。制御手段83は、弛み検出手段82によりえられる検出結果に基づいて、通知手段84によりエラーメッセージ等による警告等を管理者やサービスセンタ等へ迅速に行う。
また、制御手段83は、弛み検出手段82から昇降ベルトが弛んでいると判断される場合には、昇降手段81に搬送装置の昇降速度を低速にする等の速度調整や停止する等の調整を行う。通知手段84は、管理者やサービスセンタ等に音声出力や画面表示、警報等により迅速に連絡を行う。
上述したように本発明によれば、機械式駐輪場の昇降装置に使用される昇降ベルトの弛みを検出し、迅速な処理を行うことで昇降ベルトの弛みによる昇降の停止や事故を未然に防止することができる。これにより、機械式駐輪場の安全性を向上させることができる。
具体的には、昇降装置に昇降ベルトの弛み防止部を設置し、更に弛み防止部にロータリーエンコーダを設けることにより、弛み防止部の回転体の回転を検出し、その検出結果に基づいて、サービスセンタ等へ通知を迅速に行う。これにより、迅速に対応することができるため、機械式駐輪場を停止させることがなく稼動させることができる。また、上述では、安価である昇降ベルトを用いた例を説明したが、本発明を適用してチェーンやワイヤー等を用いてもよい。また、上述した実施形態では、地下式で方形方式の立体駐輪場について説明したが、本発明においてはこの限りではなく、例えば地上式又は円形方式等の駐輪場でも適用することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明が適用される機械式駐輪場の一例を示す図である。 図1に示す機械式駐輪場を二輪車入庫方向から見た一例の図である。 昇降装置の昇降ベルト部分について説明するための一例の図である。 二輪車入庫方向から見た昇降装置の昇降ベルト部分について説明するための一例の図である。 弛み防止部の設置例を示す一例の図である。 本発明における弛み防止部の一構成例を示す図である。 本発明における昇降装置の概略機能構成図の一例を示す図である。
符号の説明
10 機械式駐輪場
11 入出庫装置
12 搬送装置
13,80 昇降装置
14 格納装置
21 二輪車セット部
22 入出庫扉
23 操作部
24 クランプ部
25 搬送部
26 旋回部
27 ベルト固定部
28 リフトマストフレーム
29 駆動歯車
30 従動歯車
31 昇降ベルト
32 駆動部
33 弛み防止部
34 重量調整部
35 棚受部
36 転倒防止板
40 利用者
41 二輪車
51 走行フレーム
52 走行部
53,54 補強フレーム
61,62 凹凸部
63 ベルト凹凸部
64 ベルト切れ検出部
65 ストッパ
66 回転軸
71 ローラー
72 ロータリーエンコーダ
73 カップリング
81 昇降手段
82 弛み検出手段
83 制御手段
84 通知手段

Claims (4)

  1. 立体の機械式駐輪場に駐輪する二輪車を入出庫口から所定の格納位置まで搬送する搬送装置を昇降させるための昇降装置において、
    一端側に設置した駆動回転体と、
    他端側に設置した従動回転体と、
    前記駆動回転体と前記従動回転体との間に巻回した昇降ベルトと、
    前記昇降ベルトから所定の間隔を空けた位置に固定された少なくとも1つの回転体を備える弛み防止部とを有することを特徴とする昇降装置。
  2. 前記弛み防止部は、
    前記昇降ベルトの弛みを検出することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記弛み防止部は、
    所定時間における前記弛み防止部が備える回転体の回転数を検出するロータリーエンコーダを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降装置。
  4. 前記ロータリーエンコーダは、パルスエンコーダを有し、
    前記パルスエンコーダにより得られる回転数が予め設定される閾値以上の場合に通知を行う通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の昇降装置。
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