JP2001207666A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2001207666A
JP2001207666A JP2000018972A JP2000018972A JP2001207666A JP 2001207666 A JP2001207666 A JP 2001207666A JP 2000018972 A JP2000018972 A JP 2000018972A JP 2000018972 A JP2000018972 A JP 2000018972A JP 2001207666 A JP2001207666 A JP 2001207666A
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lifting
auxiliary
vehicle
rope
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JP2000018972A
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Shigeo Tokusa
茂男 木賊
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MIYOSHI TEKKOSHO KK
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MIYOSHI TEKKOSHO KK
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体駐車装置の、後端部が吊り下げられて昇
降駆動される昇降車両支持台のチェン利用の水平保持機
構に於いて、当該チェンの破断事故に伴う昇降車両支持
台の前端部の落下を防止することのできる簡単な手段を
提供すること。 【解決手段】 後端部が吊り下げられて昇降駆動される
昇降車両支持台1Aの前後方向両端部の昇降運動量を等
しくするように、両端が固定フレーム又は昇降車両支持
台に係止されると共に両端間部分が昇降車両支持台又は
固定フレームに支承された歯輪に掛け渡されたチェンを
備えている立体駐車装置であって、前記チェンとして、
昇降車両支持台1Aの前端部側の荷重を受ける主チェン
73,75と、当該主チェン73,75と同様に掛張さ
れ且つ昇降車両支持台1Aの前端部側の荷重を受けない
補助チェン72,74とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出庫レベルと格
納レベルとの間で昇降自在な昇降車両支持台を備えた立
体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の立体駐車装置では、昇降車両支
持台の後端部を吊り下げて昇降駆動する昇降駆動手段が
併設される。従って、昇降車両支持台の前端部を後端部
の昇降に伴って強制的に昇降移動させて前後方向の水平
姿勢を保持する機構が必要となる。この水平保持機構と
して、昇降車両支持台の前後方向両端部の昇降運動量を
等しくするように、両端が固定フレーム又は昇降車両支
持台に係止されると共に両端間部分が昇降車両支持台又
は固定フレームに支承された案内輪に掛け渡された索状
体が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記索状体
には、昇降車両支持台の前端部側の大荷重が作用するの
で、それ相応の強度を備えた索状体が使用されるが、万
が一、当該索状体に破断事故が発生すると、昇降車両支
持台が前下りに落下し、搭載車両の落下や下側の格納車
両に損害を与える物損事故や関係者の人身事故等の大事
故につながる。従って従来は、前記索状体が破断したと
きの昇降車両支持台の前端部の落下を阻止できる落下防
止手段を併用する必要があり、装置全体の設備コストが
高くなる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る立体駐車装置を提供することを
目的とするものであって、その手段を後述する実施形態
の参照符号を付して示すと、入出庫レベルGと格納レベ
ル(上側格納レベルU又は下側格納レベルD)との間で
昇降自在な昇降車両支持台(上側昇降車両支持台1A〜
1C又は下側昇降車両支持台3A〜3C)と当該昇降車
両支持台の後端部を吊り下げて昇降駆動する昇降駆動手
段4又は5、及び昇降車両支持台の少なくとも前後方向
の傾動を防止する水平保持機構を備え、前記水平保持機
構は、昇降車両支持台の前後方向両端部の昇降運動量を
等しくするように、両端が固定フレーム又は昇降車両支
持台に係止されると共に両端間部分が昇降車両支持台又
は固定フレームに支承された案内輪に掛け渡された索状
体を備えている立体駐車装置であって、前記索状体とし
て、昇降車両支持台(上側昇降車両支持台1A〜1C又
は下側昇降車両支持台3A〜3C)の前端部側の荷重を
受ける主索状体73又は82と、当該主索状体73又は
82と同様に掛張され且つ昇降車両支持台の前端部側の
荷重を受けない補助索状体72又は81とを備えた構成
となっている。
【0005】上記構成の本発明装置を実施するに際し、
前記補助索状体72又は81の少なくとも一端を、この
補助索状体72又は81を緊張させる方向に付勢する弾
性体(スプリング80又は86)を介して係止すること
ができる。この場合、主索状体73又は82が破断した
とき、補助索状体72又は81に作用する昇降車両支持
台(上側昇降車両支持台1A〜1C又は下側昇降車両支
持台3A〜3C)の前端部側の荷重により当該補助索状
体72又は81の前記一端が前記弾性体(スプリング8
0又は86等)の弾性に抗して移動するのを検出する検
出手段(リミットスイッチ94,電線95等)を設ける
ことができる。
【0006】又、昇降車両支持台(上側昇降車両支持台
1A〜1C又は下側昇降車両支持台3A〜3C)の左右
両側それぞれに前記主索状体73,75又は82,84
及び補助索状体72,74又は81,83を配設し、左
右両側の各2本一組の索状体の両端間部分を掛張する少
なくとも各1つ、計4つの案内輪19a〜20b又は4
7a〜48bを左右横方向の回転軸18又は46により
連動連結することができる。
【0007】更に、入出庫レベルGとその上方の上側格
納レベルUとの間を昇降する昇降車両支持台(上側昇降
車両支持台1A〜1C)の水平保持機構として実施する
場合、昇降車両支持台(上側昇降車両支持台1A〜1
C)の前端部側での前記主索状体73と補助索状体72
の位置を前後方向に直列配置し、昇降車両支持台(上側
昇降車両支持台1A〜1C)の後端部側での前記主索状
体73と補助索状体72の位置は左右横方向に並列配置
して、同心状の並列案内輪19a,19bに掛張するよ
うに構成することができる。この場合、前記主索状体7
3は同一仮想垂直平面に沿って張設し、補助索状体72
はその中間部分で左右横方向に傾斜して張設することが
できる。
【0008】又、前記主索状体73又は82及び補助索
状体72又は81の一端73a,72a又は82a,8
1aを昇降車両支持台(上側昇降車両支持台1A〜1C
又は下側昇降車両支持台3A〜3C)の前端部側の上方
に於いて固定フレーム側に係止し、前記主索状体73又
は82及び補助索状体72又は81の他端を昇降車両支
持台(上側昇降車両支持台1A〜1C又は下側昇降車両
支持台3A〜3C)の後端部側の下方に於いて固定フレ
ーム側に係止され、昇降車両支持台(上側昇降車両支持
台1A〜1C又は下側昇降車両支持台3A〜3C)に
は、前記一端73a,72a又は82a,81aから垂
下する両索状体73,72又は82,81を後方へ転向
させる案内輪22a,22b又は49a,49bと、そ
の両索状体73,72又は82,81を前記他端に向か
って下向きに転向させる案内輪19a,19b又は47
a,47bとを軸支することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1〜図3に於いて、この
実施形態では、3台の上側昇降車両支持台1A〜1C、
2台の横行車両支持台2A,2B、及び3台の下側昇降
車両支持台3A〜3Cによって、地下1階、地上2階の
立体駐車装置が構成されている。
【0010】各上側昇降車両支持台1A〜1Cは、上側
格納レベルUと入出庫レベル(地上レベル)Gとの間で
昇降駆動手段4により昇降駆動されるもので、左右横方
向に並設されている。各横行車両支持台2A,2Bは、
入出庫レベルGで上側昇降車両支持台1A〜1Cの並列
方向に各別に自走可能なものである。各下側昇降車両支
持台3A〜3Cは、入出庫レベルGと下側格納レベルD
との間で昇降駆動手段5により昇降駆動されるもので、
各上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下位置に位置する
ように、上側昇降車両支持台1A〜1Cの並列方向に並
設されている。
【0011】この立体駐車装置の固定フレームは、図1
〜図6に示すように、地下ピット6の奥側で左右両端隅
と各上側昇降車両支持台1A〜1Cの中間位置とに立設
された4本の奥側支柱7、この4本の奥側支柱7の上端
部を連結一体化する奥側上端水平フレーム8、入出庫レ
ベルGより若干高い位置で4本の奥側支柱7の外側に付
設されてこれら4本の奥側支柱7を連結一体化する奥側
中間水平フレーム9、地下ピット6の入出庫入口側の左
右両端に立設された2本の前側支柱10、この2本の前
側支柱10の上端部を互いに連結一体化する前側上端水
平フレーム11、上面が地上側路面と略面一になるよう
に2本の前側支柱10の内側に付設されてこれら2本の
前側支柱10を互いに連結一体化する前側中間水平フレ
ーム12、及び奥側上端水平フレーム8と前側上端水平
フレーム11とを各奥側支柱7の位置で互いに連結一体
化する4本の前後方向上端フレーム13等を備えてい
る。
【0012】各上側昇降車両支持台1A〜1Cは、図4
及び図5に示すように、被吊下用シーブ15を前後方向
支軸により軸支するシーブ支承部材16が、奥側端部の
巾方向中央位置に付設され、各上側昇降車両支持台1A
〜1Cの奥側端部の左右両端には、その左右両側に位置
する固定フレームの奥側支柱7を構成するH形鋼のリッ
プ部(昇降ガイドレール)7aに嵌合する溝付きローラ
ー17が軸支されると共に、各上側昇降車両支持台1A
〜1Cの奥側端部に左右水平向きに支承された1本の回
転軸18の左右両端にそれぞれ2つの案内輪19a,1
9b及び20a,20bが取り付けられ、各上側昇降車
両支持台1A〜1Cの奥側端部の左右両端近傍の下側に
は、被当接部材21が付設され、各上側昇降車両支持台
1A〜1Cの前端寄りの左右両側辺には、それぞれ2つ
の案内輪22a,22b及び23a,23bが、同一垂
直平面内で前方下方位置と後方上方位置とに軸支され、
更に、前側端部の左右両端には、前方に突出する被当接
部材24が付設されている。各被当接部材21,24の
被当接面には、緩衝用弾性材21a,24aが付設され
ている。
【0013】各横行車両支持台2A,2Bは、図3及び
図6〜図8に示すように、奥側後端に、当該横行車両支
持台2A,2Bの左右両側辺から立つ左右一対の支柱部
25aと当該両支柱部25aの上端部間をつなぐ水平フ
レーム部25bとから成る門形フレーム25が立設さ
れ、各横行車両支持台2A,2Bの前側端部には、固定
フレームの前側中間水平フレーム12の内側の横向き凹
溝状ガイドレール部26に嵌合する左右一対の前部車輪
27a,27bが支承され、各横行車両支持台2A,2
Bの奥側端部には、前記前部車輪27a,27bと同心
状の左右一対の後部溝付き駆動車輪28a,28bが支
承され、片側の前後一対の前部車輪27aと後部溝付き
車輪28aとは、前後方向の1本の連動軸29により互
いに連動連結され、この連動軸29の後端近傍部が、各
横行車両支持台2A,2Bの一側辺内部に取り付けられ
たモーター30に伝動歯車31a,31bを介して連動
連結されている。なお、図示例では、固定フレームの前
側中間水平フレーム12がH形鋼から構成され、このH
形鋼の片側の上下一対のリップ部間が横向き凹溝状ガイ
ドレール部26として使用されているが、前記水平フレ
ーム12とは別に、この水平フレーム12の下側に、横
行車両支持台2A,2Bの前部車輪27a,27bを支
持する横行用ガイドレールを付設しても良い。
【0014】門形フレーム25の両支柱部25aの上端
には、被当接部材21(図4参照)を介して上側昇降車
両支持台1A〜1Cを受け止める受け止め部材32が設
けられている。又、各横行車両支持台2A,2Bの奥側
端部の左右両端上側に被当接部材(緩衝用弾性材)33
が付設され、これら各横行車両支持台2A,2Bが上側
昇降車両支持台1A〜1Cの真下の定位置にあるとき、
前記被当接部材33の上側に若干の隙間を隔てて位置す
る浮き上がり防止部材34が、固定フレームの各奥側支
柱7の前側に取付部材35を介して取り付けられてい
る。この取付部材35及び浮き上がり防止部材34は、
奥側支柱7を構成するH形鋼のリップ部(昇降ガイドレ
ール)7aに嵌合するように上側昇降車両支持台1A〜
1Cに軸支されている前記溝付きローラー17の昇降を
妨害しない位置に取り付けられている。
【0015】各下側昇降車両支持台3A〜3Cは、図3
及び図7〜図11に示すように、奥側後端に、各下側昇
降車両支持台3A〜3Cの左右両側辺上に下端部が左右
水平支軸38を介して前後揺動自在に支承された左右一
対の支柱部39aと当該両支柱部39aの上端部間をつ
なぐ水平フレーム部39bとから成る、前後揺動自在な
門形フレーム39が立設され、この門形フレーム39の
水平フレーム部39b上に、各下側昇降車両支持台3A
〜3Cごとに分割された分割ガイドレール40が支持部
材41を介して取り付けられ、更に、この分割ガイドレ
ール40の左右両端近傍部(門形フレーム39の左右両
上端部)には、それぞれに隣接する固定フレームの奥側
支柱7を構成するH形鋼のリップ部(昇降ガイドレー
ル)7aに嵌合する溝付きローラー42がローラー支承
部材43を介して支承され、門形フレーム39の上端位
置(分割ガイドレール40の前後方向位置)が規制され
ている。
【0016】しかして、下側昇降車両支持台3A〜3C
が下側格納レベルDにあるとき、その上側に位置する横
行車両支持台2A,2Bの後部溝付き車輪28a,28
bが分割ガイドレール40上に嵌合して、横行車両支持
台2A,2Bが水平姿勢に支持されるように構成されて
いる。
【0017】又、各下側昇降車両支持台3A〜3Cに
は、被吊下用シーブ44を前後方向支軸により軸支する
シーブ支承部材45が、奥側端部の巾方向中央位置に付
設されている。そして、各下側昇降車両支持台3A〜3
Cの奥側端部に左右水平向きに支承された1本の回転軸
46の左右両端にそれぞれ2つの案内輪47a,47b
及び48a,48bが取り付けられ、各下側昇降車両支
持台3A〜3Cの前側端部の左右両端には、前方の各2
つの案内輪47a,47b及び48a,48bに対応す
るように、それぞれ同心状に並列する2つの案内輪49
a,49b及び50a,50bが軸受部材51を介して
軸支されている。
【0018】更に、各下側昇降車両支持台3A〜3Cが
下側格納レベルDにあるとき、各下側昇降車両支持台3
A〜3Cが門形フレーム39を介して支持する分割ガイ
ドレール40の左右両端を受け止める受け部材52が、
固定フレームの各奥側支柱7の前側に付設されている。
この分割ガイドレール受け部材52は、各奥側支柱7の
前側に固着突設された支持部材53上に支持された緩衝
用弾性材から成る受け部材本体54と、この受け部材本
体54を前後両側から挟んで当該受け部材本体54上に
分割ガイドレール40の端部が嵌入する凹溝部を形成す
る前後一対の側板55とから成るもので、中間の2本の
奥側支柱7に付設された分割ガイドレール受け部材52
は、その両側に位置する下側昇降車両支持台の分割ガイ
ドレール40の隣接する端部を同時に支持するものであ
る。この共通の分割ガイドレール受け部材52で同時に
支持される分割ガイドレール40の端部は、互いに平行
に斜めにカットされており、この共通の分割ガイドレー
ル受け部材52で同時に支持された分割ガイドレール4
0の端部間を、横行車両支持台2A,2Bの後部溝付き
車輪28a,28bが円滑に乗り移ることができるよう
に構成されている。
【0019】各下側昇降車両支持台3A〜3Cの被吊下
用シーブ44を軸支するシーブ支承部材45には、これ
ら各下側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGま
で上昇したとき(図3の下側昇降車両支持台3Bを参
照)、固定フレームの奥側中間水平フレーム9の下側に
付設された緩衝用弾性材から成る当接部材56(図7及
び図9参照)に当接する被当接部材57が、図10及び
図11に示すように、後方に突出するように付設されて
いる。
【0020】上側昇降車両支持台1A〜1Cの昇降駆動
手段4は、図3及び図12に示すように、固定フレーム
の奥側上端水平フレーム8の一端部上に搭載された引き
込み繰り出し手段60と、当該引き込み繰り出し手段6
0によって引き込み繰り出し操作される1本の吊り下げ
索61とを有する。引き込み繰り出し手段60は、モー
ター62によって正逆回転駆動される巻取りドラム63
を備えたもので、この巻取りドラム63に吊り下げ索6
1の一端が係止されて巻き付けられている。当該吊り下
げ索61の他端は、前記奥側上端水平フレーム8の引き
込み繰り出し手段60のある側とは反対側の端部上に、
緊張用スプリングユニット64を介して係止されてい
る。しかして、固定フレームの奥側上端水平フレーム8
には、各上側昇降車両支持台1A〜1Cごとに対応して
左右一対の吊下用シーブ65a,65bが前後方向支軸
により支承されており、巻取りドラム63と緊張用スプ
リングユニット64との間の吊り下げ索61が、各左右
一対の吊下用シーブ65a,65b間で下方に引き出さ
れ、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの被吊下用シーブ
15に掛け渡されることにより、各上側昇降車両支持台
1A〜1Cを順番に吊り下げている。
【0021】下側昇降車両支持台3A〜3Cの昇降駆動
手段5は、図3及び図12に示すように、固定フレーム
に於ける奥側上端水平フレーム8の、上側昇降車両支持
台1A〜1Cの昇降駆動手段4に於ける引き込み繰り出
し手段60のある側とは反対側の端部上に搭載された引
き込み繰り出し手段66と、当該引き込み繰り出し手段
66によって引き込み繰り出し操作される1本の吊り下
げ索67とを有する。引き込み繰り出し手段66は、モ
ーター68によって正逆回転駆動される巻取りドラム6
9を備えたもので、この巻取りドラム69に吊り下げ索
67の一端が係止されて巻き付けられている。当該吊り
下げ索67の他端は、前記奥側上端水平フレーム8の引
き込み繰り出し手段66のある側とは反対側の端部上
に、緊張用スプリングユニット70を介して係止されて
いる。しかして、固定フレームの奥側上端水平フレーム
8には、各下側昇降車両支持台3A〜3Cごとに対応し
て左右一対の吊下用シーブ71a,71bが前後方向支
軸により支承されており、巻取りドラム69と緊張用ス
プリングユニット70との間の吊り下げ索67が、各左
右一対の吊下用シーブ71a,71b間で下方に引き出
され、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの被吊下用シー
ブ44に掛け渡されることにより、各下側昇降車両支持
台3A〜3Cを順番に吊り下げている。
【0022】なお、吊り下げ索61が掛張される各左右
一対の吊下用シーブ65a及び65bと、吊り下げ索6
7が掛張される各左右一対の吊下用シーブ71a及び7
1bとは、前記奥側上端水平フレーム8を構成する前後
一対の溝形鋼間に共通の前後方向支軸により支承されて
いる。又、吊り下げ索61,67としてワイヤーロープ
を使用することができるが、引き込み繰り出し手段6
0,66をチェンに適合したものに替えると共に、各シ
ーブに替えて歯輪を使用することにより、吊り下げ索6
1,67としてチェンを使用することもできる。
【0023】各上側昇降車両支持台1A〜1Cと各下側
昇降車両支持台3A〜3Cとは、その奥側端部の巾方向
中央位置のみが被吊下用シーブ15,44を介して吊り
下げ索61,67により吊り下げられている。従って、
各上側昇降車両支持台1A〜1C及び各下側昇降車両支
持台3A〜3Cを、水平姿勢に保持する機構が必要であ
る。図4、図5及び図13〜図16に示すように、各上
側昇降車両支持台1A〜1Cの水平保持機構には、左右
各2本の索状体72,73及び74,75が使用されて
いる。この実施形態では、索状体72,73及び74,
75としてチェンを使用している。同一側の2本の索状
体72,73の上端72a,73aは、各上側昇降車両
支持台1A〜1Cの前側の片側にある案内輪(この実施
形態では歯輪、以下同じ)22a,22bの上方に位置
するように前後方向に位置をずらして、固定フレームに
於ける前後方向上端フレーム13に固定され、この固定
上端72a,73aから垂下する2本の索状体72,7
3は、前記案内輪22a,22bの下側を巻回して後方
に延出し、そして各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥
側端部の片側にある案内輪19a,19bの上側を巻回
して下方に垂下し、下端が、各案内輪19a,19bに
合わせて左右横方向に位置をずらされた状態で、固定フ
レームに於ける奥側支柱7の下端に併設されたブラケッ
ト76に係止されている。
【0024】同様に、反対側の2本の索状体74,75
の上端74a,75aは、各上側昇降車両支持台1A〜
1Cの前側の反対側にある案内輪23a,23bの上方
に位置するように前後方向に位置をずらして、固定フレ
ームに於ける前後方向上端フレーム13に固定され、こ
の固定上端74a,75aから垂下する2本の索状体7
4,75は、前記案内輪23a,23bの下側を巻回し
て後方に延出し、そして各上側昇降車両支持台1A〜1
Cの奥側端部の反対側にある案内輪20a,20bの上
側を巻回して下方に垂下し、下端が、各案内輪20a,
20bに合わせて左右横方向に位置をずらされた状態
で、固定フレームに於ける奥側支柱7の下端に併設され
たブラケット77に係止されている。
【0025】しかして、4本の索状体72〜75の内、
奥側の内側案内輪19b,20bに係合する内側2本の
索状体73,75は、同一仮想垂直平面に沿って巻回さ
れ、その下端は索状体取付ボルト78によりブラケット
76,77に固定されて主索状体を構成している。一
方、外側2本の索状体72,74は、前側の案内輪22
a,23aから後側の案内輪19a,20aに至る間で
外側へ斜めに掛張されることになる。この中間部分が斜
めに掛張される外側2本の索状体72,74の下端は、
ブラケット76,77に対して一定範囲内昇降自在な索
状体取付ボルト79と当該ボルト79を下向きに付勢す
るスプリング(皿ばね等)80とを介してブラケット7
6,77に取り付けられ、補助索状体を構成している。
【0026】各下側昇降車両支持台3A〜3Cの水平保
持機構も、図6、図10、図11及び図13〜図16に
示すように、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの水平保
持機構と基本的に同一であって、左右各2本の索状体8
1,82及び83,84(この実施形態ではチェンを使
用している)が使用されており、各索状体81〜84の
上端81a〜84aは、各下側昇降車両支持台3A〜3
Cの前端にある各案内輪49a〜50b(この実施形態
では歯輪、以下同じ)の上方に位置するように左右方向
に位置をずらして、固定フレームに於ける前側中間水平
フレーム12の下側に固定され、この固定上端81a〜
84aから垂下する各索状体81〜84は、前記案内輪
49a〜50bの下側を巻回して後方に延出し、そして
各下側昇降車両支持台3A〜3Cの奥側端部にある各案
内輪47a〜48bの上側を巻回して下方に垂下し、下
端が、各案内輪47a〜48bに合わせて左右横方向に
位置をずらされた状態で、固定フレームに於ける奥側支
柱7の下端に併設された前記ブラケット76,77に係
止されている。
【0027】この4本の索状体81〜84は、何れも同
一仮想垂直平面に沿って巻回されているが、外側に位置
する2本の索状体81,83の下端は、各上側昇降車両
支持台1A〜1Cの水平保持機構における外側の索状体
72,74と同様に、ブラケット76,77に対して一
定範囲内昇降自在な索状体取付ボルト85と当該ボルト
85を下向きに付勢するスプリング(皿ばね等)86と
を介してブラケット76,77に取り付けられ、補助索
状体を構成している。87は、主索状体となる内側2本
の索状体82,84の下端をブラケット76,77に固
定する索状体取付ボルトである。
【0028】なお、図15に示すように、各ブラケット
76及び77に於ける上側昇降車両支持台1A〜1Cの
索状体72〜75の下端を係止する索状体取付ボルト7
8,79は、下側昇降車両支持台3A〜3Cの索状体8
1〜84の下端を係止する索状体取付ボルト85,87
に対して後方にあって且つ左右横方向の外側にずれてい
る。従って、上側昇降車両支持台1A〜1Cの索状体7
2〜75が係合する奥側の案内輪19a,19b及び2
0a,20bは、下側昇降車両支持台3A〜3Cの索状
体81〜84が係合する奥側の案内輪47a,47b及
び48a,48bに対し平面視に於いて左右横方向の外
側にずらされ、そして、これら案内輪19a,19b及
び20a,20bから下端までの索状体72〜75は、
若干前後方向に傾斜することになる。
【0029】なお、図1及び図9に於いて、88は車両
出し入れ口に設けられたゲートであり、入出庫レベルG
より低い地下ピット6内に退入した下降限位置と、入出
庫レベルGの車両出入り口を閉じる上昇限位置との間で
昇降し得るように、固定フレームの2本の前側支柱10
に左右両端部が昇降可能に支持されている。
【0030】上記構成の立体駐車装置は、待機状態で
は、横行車両支持台2A,2Bが在席しない入出庫レベ
ルG上の空きスペースにその真上の上側格納レベルUに
ある1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを下降させて
おくのが望ましい。このとき、各横行車両支持台2A,
2Bは、図6に示すように、前端部が左右一対の車輪2
7a,27bを介して固定フレーム側の横向き凹溝状ガ
イドレール部26に支持され、後端部が左右一対の溝付
き車輪28a,28bを介して2台の下側昇降車両支持
台3A〜3Cが支持している2つの分割ガイドレール4
0に支持され、水平状態に保持されている。上側格納レ
ベルUに残っている2台の上側昇降車両支持台1A〜1
Cは、図4に示すように、その被当接部材21(緩衝用
弾性材21a)が真下の入出庫レベルにある横行車両支
持台2A,2Bの門形フレーム25に付設されている受
け止め部材32に当接することにより、下側の横行車両
支持台2A,2Bによって上側格納レベルUに支持され
ている。そして、入出庫レベルGまで下降した状態の1
台の上側昇降車両支持台1A〜1Cは、前端部の左右一
対の被当接部材24(緩衝用弾性材24a)が固定フレ
ームの前側中間水平フレーム12の上面に当接すると共
に、後端側の被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が
真下の下側格納レベルGにある1台の下側昇降車両支持
台3A〜3Cが支持している1つの分割ガイドレール4
0上に当接することにより、入出庫レベルGで水平に支
持されている。
【0031】なお、下側格納レベルDにある下側昇降車
両支持台3A〜3Cが門形フレーム39を介して支持し
ている分割ガイドレール40は、その両端部が固定フレ
ーム側の分割ガイドレール受け部材52に嵌合支持され
ていることにより、車両出入り口側のガイドレール、即
ち、固定フレームの前側中間水平フレーム12で構成さ
れる横向き凹溝状ガイドレール部26と平行に連続する
ガイドレールを構成している。そして、この各分割ガイ
ドレール40は、下側昇降車両支持台3A〜3Cを各別
に下側格納レベルDに吊り下げ状態で支持すると共に、
上側格納レベルUにある2台の上側昇降車両支持台1A
〜1Cを門形フレーム25を介して支持している横行車
両支持台2A,2Bや、入出庫レベルGに下降している
1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを前記のように支
持しているので、固定フレームの前側中間水平フレーム
12(横向き凹溝状ガイドレール部26を含む)が支持
する荷重を除いて、搭載車両を含む全ての車両支持台の
荷重を支持していることになる。
【0032】実際の車両の出し入れについて説明する
と、前記の待機状態において入出庫レベルGに位置する
2台の横行車両支持台2A,2Bと1台の上側昇降車両
支持台1A〜1Cに対する車両の出し入れは、何時でも
必要に応じて自由に行うことができる。上側格納レベル
Uにある他の上側昇降車両支持台1A〜1Cの1台に対
して車両の出し入れを行う場合、先ず最初に、その入出
庫対象の1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下位
置の入出庫レベルGを空けるために横行車両支持台2
A,2Bを移動させる。
【0033】横行車両支持台2A,2Bを移動させるに
先立って、入出庫レベルGに下降していた1台の上側昇
降車両支持台1A〜1Cを上側格納レベルUまで上昇さ
せるために、昇降駆動手段4の引き込み繰り出し手段6
0の巻取りドラム63をモーター62により巻取り方向
に回転駆動させる。この結果、端部が緊張用スプリング
ユニット64によって固定フレーム側に係止されている
吊り下げ索61が引き込まれ、被吊下用シーブ15を介
して全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cに吊り上げ力
が作用するが、車両を搭載していない負荷の小さい上側
昇降車両支持台1A〜1Cから順番に吊り上げられる。
こうして最終的には、横行車両支持台2A,2Bの門形
フレーム25で上側格納レベルUに支持されていた2台
の上側昇降車両支持台1A〜1Cを含めて、全ての上側
昇降車両支持台1A〜1Cが、横行車両支持台2A,2
Bの門形フレーム25で支持される上側格納レベルUよ
りも若干高い上昇限レベルまで吊り上げられることにな
る。この上昇限レベルは、各上側昇降車両支持台1A〜
1Cの被吊下用シーブ15を軸支するシーブ支承部材1
6の上端に付設した被当接部材90(図4及び図5参
照)が、図2及び図3に示すように、固定フレームの奥
側上端水平フレーム8の下側に設けられた当接部材(緩
衝用弾性材)91(図3及び図4参照)に当接すること
により規制できる。なお、当接部材91は、前記奥側上
端水平フレーム8の下側に突設されたブラケット92の
下端に取り付けられる。
【0034】全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cが、
横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25で支持さ
れる上側格納レベルUよりも若干高い上昇限レベルまで
吊り上げられて、横行車両支持台2A,2Bの門形フレ
ーム25上端の受け止め部材32から上側昇降車両支持
台1A〜1Cの被当接部材21(緩衝用弾性材21a)
が浮上したならば、横行車両支持台2A,2Bを横行さ
せる。即ち、横行させるべき横行車両支持台2A,2B
のモーター30(図9参照)を稼働させ、連動軸29を
介して片側前後一対の車輪27aと溝付き車輪28aと
を回転駆動させることにより、横行車両支持台2A,2
Bを、固定フレーム側の横向き凹溝状ガイドレール部2
6及び各下側昇降車両支持台3A〜3Cの門形フレーム
39上に支持されている分割ガイドレール40上で水平
に自走させることができる。
【0035】横行車両支持台2A又は2B若しくは両横
行車両支持台2A,2Bの横行により、入出庫対象の1
台の上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下の入出庫レベ
ルGが空いたならば、昇降駆動手段4の引き込み繰り出
し手段60の巻取りドラム63をモーター62により繰
り出し方向に回転駆動させる。この結果、端部が緊張用
スプリングユニット64によって固定フレーム側に係止
されている吊り下げ索61が繰り出され、被吊下用シー
ブ15を介して全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cが
自重で下降するが、真下の入出庫レベルGに横行車両支
持台2A,2Bが在席している2台の上側昇降車両支持
台1A〜1Cは、下降開始直後に、その被当接部材21
(緩衝用弾性材21a)が真下の横行車両支持台2A,
2Bの門形フレーム25上端の受け止め部材32に当接
して受け止められ、上側格納レベルUに保持される。そ
して残りの1台、即ち、入出庫対象の1台の上側昇降車
両支持台1A〜1Cのみが入出庫レベルGまで下降し、
その真下の下側格納レベルDにある1台の下側昇降車両
支持台3A〜3Cの門形フレーム39で支持されている
分割ガイドレール40上に後端側の被当接部材21(緩
衝用弾性材21a)が当接すると共に、前端側の被当接
部材24(緩衝用弾性材24a)が固定フレームの前側
中間水平フレーム12の上面に当接することにより、入
出庫レベルGで支持されるので、この入出庫レベルGま
で下降した1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cに対し
て車両の出し入れを行うことができる。
【0036】下側格納レベルDにある3台の下側昇降車
両支持台3A〜3Cの内、1台の下側昇降車両支持台3
A〜3Cに対し車両の出し入れを行うときは、その入出
庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cの真上の
入出庫レベルGを空けるために、横行車両支持台2A,
2Bを横行させる。この場合も、横行車両支持台2A,
2Bを横行させるに先立って、前記のように昇降駆動手
段4により全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cを上側
格納レベルUより若干上方の上昇限レベルまで吊り上げ
て、横行車両支持台2A,2Bを横行可能な状態とした
後、前記のように横行車両支持台2A又は27B若しく
は両横行車両支持台2A,2Bを左右横方向に自走させ
る。
【0037】入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3
A〜3Cの真上が空いたならば、上側昇降車両支持台1
A〜1Cは上昇限レベルまで吊り上げた状態のままで、
昇降駆動手段5の引き込み繰り出し手段66の巻取りド
ラム69をモーター68により巻取り方向に回転駆動さ
せる。この結果、端部が緊張用スプリングユニット70
によって固定フレーム側に係止されている吊り下げ索6
7が引き込まれ、被吊下用シーブ44を介して全ての下
側昇降車両支持台3A〜3Cに吊り上げ力が作用する
が、真上に横行車両支持台2A,2Bが在席している2
台の下側昇降車両支持台3A〜3Cは、門形フレーム3
9上の分割ガイドレール40を介してその真上の横行車
両支持台2A,2Bを持ち上げようとする。このとき、
図7に示す横行車両支持台2A,2Bの後端側の被当接
部材(緩衝用弾性材)33が固定フレーム側の浮き上が
り防止部材34に当接して、横行車両支持台2A,2B
の一定以上の浮き上がりを阻止するので、結果的には、
真上に横行車両支持台2A,2Bが在席しない入出庫対
象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cのみが下側格
納レベルDから入出庫レベルGまで吊り上げられること
になる。
【0038】なお、前記固定フレーム側の浮き上がり防
止部材34による横行車両支持台2A,2Bの浮き上が
り防止に際し、横行車両支持台2A,2Bは若干の浮き
上がりを伴うことになるが、このとき、横行車両支持台
2A,2Bを押し上げる分割ガイドレール40の左右両
端が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52の
凹溝部から上方に外れないように構成されている。又、
前記固定フレーム側の浮き上がり防止部材34を設けな
いで、押し上げられる横行車両支持台2A,2Bの門形
フレーム25上端の受け止め部材32が上昇限レベルで
待機している上側昇降車両支持台1A〜1Cの被当接部
材21(緩衝用弾性材21a)に当接することにより、
入出庫対象でない2台の下側昇降車両支持台3A〜3C
を下側格納レベルDに保持させるように構成することも
できる。
【0039】図3に示すように、入出庫対象の1台の下
側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGまで吊り
上げられたとき、その後端のシーブ支承部材45の上端
に付設されている被当接部材57(図10参照)が、固
定フレーム側の奥側中間水平フレーム9の下側に付設さ
れている当接部材(緩衝用弾性材)56(図7及び図9
参照)に当接し、当該入出庫対象の1台の下側昇降車両
支持台3A〜3Cが入出庫レベルGで保持されるので、
入出庫レベルG上の当該1台の下側昇降車両支持台3A
〜3Cに対し車両を出し入れすることができる。
【0040】上記のように昇降駆動手段4及び5により
各上側昇降車両支持台1A〜1C及び各下側昇降車両支
持台3A〜3Cが昇降駆動されるとき、これら各上側昇
降車両支持台1A〜1C及び各下側昇降車両支持台3A
〜3Cは、下端の索状体取付ボルト78,87によって
緊張されている左右一対の主索状体73,75及び8
2,84により、前後方向に介して水平姿勢に保持され
ると共に、これら左右一対の主索状体73,75及び8
2,84がそれぞれ回転軸18,46により連動連結さ
れた案内輪19b,20b及び47b,48bに係合し
ているので、左右横方向に関しても水平姿勢に保持され
た状態で、昇降することができる。
【0041】このとき、当該主索状体73,75及び8
2,84には、上側昇降車両支持台1A〜1C及び下側
昇降車両支持台3A〜3Cの前端部側の搭載車両を含む
大荷重が作用しているが、下端のスプリング80,86
によって下向きに付勢されている左右一対の補助索状体
72,74及び81,83には、前記スプリング80,
86による付勢力のみを受けており、先の主索状体7
3,75及び82,84と比較して耐用寿命が格段に永
くなる。従って、物性劣化等で破断事故が生じるとすれ
ば、負荷が格段に大きい方の主索状体73,75及び8
2,84に最初に破断事故が生じることになる。
【0042】しかして、負荷が格段に大きい方の主索状
体73,75及び82,84に破断事故が生じたとき、
補助索状体72,74及び81,83の内、破断した主
索状体と対をなす補助索状体に車両支持台の前端部側の
大荷重が作用することになるため、スプリング80又は
86の付勢力に抗して当該補助索状体の下端を係止して
いる索状体取付ボルト79又は85がブラケット76又
は77に対し一定範囲内で上昇移動するので、この現象
を、例えば図17に示すように、索状体取付ボルト79
又は85に取り付けた被検出板93とリミットスイッチ
94で検出することにより、水平保持機構の索状体破断
事故を確実に検出することができる。このとき、上側昇
降車両支持台1A〜1C及び下側昇降車両支持台3A〜
3Cの内、破断事故を起こした索状体と関係する車両支
持台は極僅かに傾くだけであって、搭載車両の落下事故
等につながることはない。
【0043】なお、スプリング(皿ばね等)80,86
を使用したが、硬質ゴムなどの弾性材により索状体取付
ボルト79,85を補助索状体緊張方向に付勢すること
もできる。又、補助索状体72,74,81,83の上
端72a,74a,81a,83a側をスプリング等の
弾性体を介して固定フレームに係止することもできる
し、補助索状体72,74,81,83の両端共、スプ
リング等の弾性体を介して固定フレームに係止すること
もできる。勿論、スプリング等の弾性体を使用しない
で、補助索状体72,74及び81,83の有効長さを
主索状体73,75及び82,84の有効長さよりも僅
かに長くして、通常は補助索状体72,74及び81,
83が若干弛緩した状態、即ち、上側昇降車両支持台1
A〜1Cや下側昇降車両支持台3A〜3Cの前端部側の
荷重が掛からない状態とすることも可能である。
【0044】又、索状体取付ボルト79又は85がブラ
ケット76又は77に対し一定範囲内で上昇移動するの
を検出する検出手段は、図17に示すリミットスイッチ
利用のものに限定されない。例えば、リミットスイッチ
94に替えて、無接触センサー等も利用することができ
るし、図18に示すように、主索状体73,75及び8
2,84の破断時に索状体取付ボルト79,85との間
隔が広がる適当な固定位置と当該索状体取付ボルト7
9,85との間に細い電線95を、両端が短絡しないよ
うに適当な電気絶縁物を介して張設し、主索状体73,
75及び82,84の破断時の索状体取付ボルト79,
85の移動によって前記電線95が破断されるように
し、この電線95の破断を電気的に検出するような検出
手段も利用することが可能である。この電線95の破断
を電気的に検出する方法としては、例えば、各索状体取
付ボルト79,85ごとに張設された複数本の電線95
を互いに直列に接続してリレースイッチ等の検出器の電
源回路を構成し、何れか1本の電線95が破断すれば、
前記検出器の電源回路が開成して当該検出器の状態が変
化するように構成することができる。
【0045】更に、上記実施形態では、主索状体及び補
助索状体を昇降車両支持台の左右両側に配設するととも
に両側の各索状体の運動を互いに連動させる回転軸を併
用して、昇降車両支持台の左右横方向の水平姿勢も保持
できるように構成しているが、昇降車両支持台の後端部
を昇降駆動する昇降駆動手段そのものが、昇降車両支持
台の後端部の左右両端を同期的に強制昇降駆動し得るも
のである場合や、別にワイヤーロープやチェン利用の左
右横方向の水平保持機構が併設されていて、昇降車両支
持台の左右横方向の水平姿勢が保たれるものであれば、
主索状体と補助索状体とから成る本発明の前後方向の水
平保持機構は、昇降車両支持台の左右何れか片側、若し
くは左右巾方向の中間適当位置にのみ配設すれば良い
し、上記実施形態のように左右両側に配設する場合で
も、回転軸で両側の索状体の運動を互いに連動させる必
要はない。そして、このように主索状体及び補助索状体
を昇降車両支持台の前後方向専用の水平保持機構として
作用させるときは、主索状体及び補助索状体にはワイヤ
ーロープを使用することができ、その案内輪にはシーブ
を使用することができるが、上記実施形態のように構成
するときは、主索状体及び補助索状体として、少なくと
も回転軸18,46で連動連結される案内輪(歯輪)1
9a〜20b、47a〜48bと係合する部分をチェン
から構成するのが望ましい。
【0046】又、上記実施形態では、上側昇降車両支持
台1A〜1Cの左右両側に張設される主索状体及び補助
索状体から潤滑油が、下側の入出庫レベルGに於ける運
転者等の出入り通路部分に滴下する恐れがあるので、上
側昇降車両支持台1A〜1Cの左右両側に、主索状体及
び補助索状体の下側を覆う油脂受けカバーを付設するこ
とができる。
【0047】上記実施形態では、主索状体と補助索状体
とを、両端が固定フレームに係止されると共に両端間部
分が昇降車両支持台に支承された案内輪に掛け渡される
ように掛張しているが、逆に、主索状体と補助索状体と
を、両端が昇降車両支持台に係止されると共に両端間部
分が固定フレームに支承された案内輪に掛け渡されるよ
うに掛張することも可能である。例えば、図19に基づ
き、上側昇降車両支持台1A〜1Cに対する水平保持機
構の主索状体73と補助索状体72とを例にとって説明
すると、上側昇降車両支持台1A〜1Cの前端部側に両
索状体72,73の一端72a,73aを係止し、当該
一端72a,73aの上方位置で固定フレームの前後方
向上端フレーム13上に軸支された案内輪96,97に
より両索状体72,73を上向き姿勢から後方向きに転
向し、次に当該前後方向上端フレーム13の後端部上に
軸支された並列2連案内輪98により両索状体72,7
3を下向きに転向し、更に、固定フレームの奥側支柱7
の下端部に軸支された並列2連案内輪99により両索状
体72,73を上向きに転向し、当該両索状体72,7
3の他端72b,73bを上側昇降車両支持台1A〜1
Cの後端部に係止することができる。
【0048】この場合、両索状体72,73の前後方向
に掛張される中間部分は、固定フレームの前後方向上端
フレーム13上に配置することができるので、当該フレ
ーム13を潤滑油の滴下防止カバーに兼用させることが
できる。又、左右両側に主索状体及び補助索状体を張設
する場合は、左右両側に配設される前記並列2連案内輪
98又は99の何れか一方を回転軸で連動連結すれば良
い。この場合、回転軸で連をと連結される並列2連案内
輪98又は99は並列2連歯輪から構成すると共に、両
索状体72,73は、少なくとも前記並列2連案内輪9
8又は99と係合する部分をチェンから構成するのが望
ましい。又、上側昇降車両支持台1A〜1Cに係止され
る補助索状体72の両端72a,72bの内、少なくと
も一方は、スプリング等の弾性体を介して上側昇降車両
支持台1A〜1Cに係止することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の立体駐車装置は以上のように実
施し使用し得るものであって、係る本発明装置によれ
ば、後端部が吊り下げられて昇降駆動される昇降車両支
持台の前端部を後端部の昇降に伴って強制的に昇降移動
させて前後方向の水平姿勢を保持する機構を、両端が固
定フレーム又は昇降車両支持台に係止されると共に両端
間部分が昇降車両支持台又は固定フレームに支承された
案内輪に掛け渡された索状体によって構成するのである
が、当該索状体として、昇降車両支持台の前端部側の荷
重を受ける主索状体と、当該主索状体と同様に掛張され
且つ昇降車両支持台の前端部側の荷重を受けない補助索
状体とを設けたので、通常は主索状体のみを働かせて従
来通りの水平保持機能を発揮させることができ、破断事
故は負荷が格段に大きい主索状体側に生じさせ、この主
索状体の破断事故発生時には、補助索状体で昇降車両支
持台の前下り落下を阻止し、搭載車両の落下や下側の格
納車両に損害を与える物損事故や関係者の人身事故等を
未然に防止することができる。勿論、主索状体の破断事
故発生は、音や破断索状体の垂れ下がり、或いは昇降車
両支持台に生じる極僅かではあるが前下り傾動により知
ることができるので、主索状体の交換等、必要な対策を
直ちに講ずることができる。
【0050】なお、請求項2に記載の構成によれば、前
記補助索状体が案内輪から不測に外れるのを防止し、確
実に所期の機能を発揮させることができる。この場合、
請求項3に記載の構成によれば、検出手段により主索状
体の破断事故を確実且つ自動的に検出することができ、
破断事故発生時の対策を確実且つ速やかに講ずることが
できる。又、請求項4に記載の構成によれば、昇降車両
支持台の前後方向に関する水平保持だけでなく、左右横
方向の水平保持をも同時に行うことができる。
【0051】更に、請求項5に記載の構成によれば、上
側格納レベルから入出庫レベルに下降した昇降車両支持
台の前端部側に位置する主索状体と補助索状体とが前後
方向に直列配置されるので、入出庫レベルに於いて昇降
車両支持台上を歩行する運転者等の歩行通路の左右横方
向の巾を前記索状体で狭める不都合を最小限に抑えるこ
とができ、しかも、昇降車両支持台の後端部側では主索
状体と補助索状体とを同心状の並列案内輪に掛張するの
で、請求項4に記載の構成を採用する場合に必要な左右
横方向の連動用回転軸を主索状体用と補助索状体用とに
分ける必要がなく、構造が簡単で安価に実施することが
できる。この場合、請求項6に記載の構成によれば、主
索状体と比較して負荷が格段に小さい補助索状体側を斜
め掛けにし、主索状体は同一仮想垂直平面に沿って張設
して主索状体に掛かる負担を少なくし、以て、当該主索
状体の耐用寿命を永く保つことができる。
【0052】又、請求項7に記載の構成によれば、主索
状体及び補助索状体の両端を昇降車両支持台側に係止さ
せる場合と比較して、案内輪数を少なくすることができ
ると共に、主索状体及び補助索状体の両端が固定フレー
ム側に係止されるので、当該索状体係止端での張力調整
等の作業も容易になる。更に、請求項2や請求項3に記
載の構成を採用する場合でも、弾性体や検出手段の点検
保守作業が容易であると共に、検出手段に必要な検出用
電気回路の構成も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体の縦断側面図である。
【図2】 要部の背面図である。
【図3】 1台の下側昇降車両支持台を入出庫レベルま
で上昇させた状態での概略背面図である。
【図4】 上側格納レベルにある上側昇降車両支持台の
要部を示す一部切り欠き側面図である。
【図5】 同上側昇降車両支持台の要部を示す平面図で
ある。
【図6】 横行車両支持台の要部を示す側面図である。
【図7】 同横行車両支持台の後端側の支持構造を示す
縦断側面図である。
【図8】 同横行車両支持台の後端側の支持構造を示す
縦断背面図である。
【図9】 同横行車両支持台の要部を示す一部切り欠き
平面図である。
【図10】 下側昇降車両支持台の要部を示す側面図で
ある。
【図11】 同下側昇降車両支持台の要部を示す平面図
である。
【図12】 昇降駆動手段を示す概略斜視図である。
【図13】 昇降車両支持台の水平保持機構を示す概略
斜視図である。
【図14】 同水平保持機構を要部を示す縦断側面図で
ある。
【図15】 同水平保持機構を要部を示す縦断側面図で
ある。
【図16】 同水平保持機構を要部を示す平面図であ
る。
【図17】 検出手段としてリミットスイッチを使用す
る場合の一例を示す要部の側面図である。
【図18】 別の検出手段の例を示す要部の側面図であ
る。
【図19】 索状体の掛け回し方法の別の例を示す概略
側面図である。
【符号の説明】
1A〜1C 上側昇降車両支持台 2A,2B 横行車両支持台 3A〜3C 下側昇降車両支持台 4 上側昇降車両支持台の昇降駆動手段 5 下側昇降車両支持台の昇降駆動手段 15,44 被吊下用シーブ 18,46 回転軸 19a〜20b,22a〜23b,47a〜48b,4
9a〜50b 案内輪 60,66 引き込み繰り出し手段 61,67 吊り下げ索 63,69 巻取りドラム 65a,65b,71a,71b 吊下用シーブ 64,70 緊張用スプリングユニット 72,74,81,83 主索状体 73,75,82,84 補助索状体 76,77 ブラケット 78,87 索状体取付ボルト 79,85 一定範囲内昇降自在な索状体取付ボルト 80,86 スプリング(皿ばね) 94 リミットスイッチ(検出手段) 95 検出用電線(検出手段) 96,97 案内輪 98,99 並列2連案内輪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出庫レベルと格納レベルとの間で昇降自
    在な昇降車両支持台と当該昇降車両支持台の後端部を吊
    り下げて昇降駆動する昇降駆動手段、及び昇降車両支持
    台の少なくとも前後方向の傾動を防止する水平保持機構
    を備え、前記水平保持機構は、昇降車両支持台の前後方
    向両端部の昇降運動量を等しくするように、両端が固定
    フレーム又は昇降車両支持台に係止されると共に両端間
    部分が昇降車両支持台又は固定フレームに支承された案
    内輪に掛け渡された索状体を備えている立体駐車装置で
    あって、前記索状体として、昇降車両支持台の前端部側
    の荷重を受ける主索状体と、当該主索状体と同様に掛張
    され且つ昇降車両支持台の前端部側の荷重を受けない補
    助索状体とを備えている立体駐車装置。
  2. 【請求項2】前記補助索状体の少なくとも一端が、この
    補助索状体を緊張させる方向に付勢する弾性体を介して
    係止されている、請求項1に記載の立体駐車装置。
  3. 【請求項3】主索状体が破断したとき、補助索状体に作
    用する昇降車両支持台の前端部側の荷重により当該補助
    索状体の前記一端が前記弾性体の弾性に抗して移動する
    のを検出する検出手段が設けられている、請求項2に記
    載の立体駐車装置。
  4. 【請求項4】昇降車両支持台の左右両側それぞれに前記
    主索状体及び補助索状体が配設され、左右両側の各2本
    一組の索状体の両端間部分を掛張する少なくとも各1
    つ、計4つの案内輪が左右横方向の回転軸により連動連
    結されている、請求項1〜3の何れかに記載の立体駐車
    装置。
  5. 【請求項5】入出庫レベルとその上方の上側格納レベル
    との間を昇降する昇降車両支持台の水平保持機構であっ
    て、昇降車両支持台の前端部側での前記主索状体と補助
    索状体の位置は前後方向に直列配置され、昇降車両支持
    台の後端部側での前記主索状体と補助索状体の位置は左
    右横方向に並列配置されて、同心状の並列案内輪に掛張
    されるようにした、請求項1〜4の何れかに記載の立体
    駐車装置。
  6. 【請求項6】前記主索状体は同一仮想垂直平面に沿って
    張設され、補助索状体はその中間部分で左右横方向に傾
    斜して張設されるようにした、請求項5に記載の立体駐
    車装置。
  7. 【請求項7】前記主索状体及び補助索状体の一端が昇降
    車両支持台の前端部側の上方に於いて固定フレーム側に
    係止され、前記主索状体及び補助索状体の他端が昇降車
    両支持台の後端部側の下方に於いて固定フレーム側に係
    止され、昇降車両支持台には、前記一端から垂下する両
    索状体を後方へ転向させる案内輪と、その両索状体を前
    記他端に向かって下向きに転向させる案内輪とが軸支さ
    れている、請求項1〜6の何れかに記載の立体駐車装
    置。
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