JP3680925B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

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茂男 木賊
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サンパーク工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入出庫レベルとその下方の下側格納レベルとの間で昇降自在な下側昇降車両支持台が横方向に複数台並設され、前記入出庫レベルには、下側昇降車両支持台の並列方向と同一方向に横行可能で且つ下側昇降車両支持台の台数よりも少なくとも1台少ない台数の横行車両支持台が配設された立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の立体駐車装置は、下側格納レベルにある下側昇降車両支持台に対して車両の出し入れを行うとき、入出庫レベルの横行車両支持台を横行させて、入出庫対象の下側昇降車両支持台の真上の入出庫レベルを空け、この後、入出庫対象の下側昇降車両支持台を下側格納レベルから入出庫レベルまで上昇させるものであるが、入出庫レベルの横行車両支持台の前後両端部を支持する横行用ガイドレールが必要であるが、従来は、前後一対の横行用ガイドレールを固定フレーム側の定位置に支持させることが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように前後一対の横行用ガイドレールを固定フレーム側の定位置に支持させる構成では、当該前後一対の横行用ガイドレールで支持される横行車両支持台、即ち、入出庫レベルにある横行車両支持台と同一レベル(入出庫レベル)まで下側昇降車両支持台を上昇させようとしたとき、上昇する下側昇降車両支持台と横行用ガイドレールとが互いに干渉しないように構成する必要がある。一方、下側昇降車両支持台の端部には、横行用ガイドレールより外側に突出する吊下部(被吊下用シーブを軸支する部分等)を設けなければならないので、下側昇降車両支持台が入出庫レベルまで上昇したとき、当該下側昇降車両支持台の後端と前記吊下部との間に前記横行用ガイドレールが入り込むように構成する必要がある。換言すれば、下側昇降車両支持台の後端に直接吊下部を設けることができず、下側昇降車両支持台の後端から下側に突出して後方に延出する支持部材を介して吊下部を支持する必要があり、下側昇降車両支持台の全体の厚さが大きくなる。この結果、下側昇降車両支持台を地下1階の車両格納用として使用する立体駐車装置を構成しようとすると、地下ピットの深さが深くなる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る立体駐車装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、入出庫レベルGとその下方の下側格納レベルDとの間で昇降自在な下側昇降車両支持台3A〜3Cが横方向に複数台並設され、前記入出庫レベルGには、下側昇降車両支持台3A〜3Cの並列方向と同一方向に横行可能で且つ下側昇降車両支持台3A〜3Cの台数よりも少なくとも1台少ない台数の横行車両支持台2A,2Bが配設された立体駐車装置であって、横行車両支持台2A,2Bを支持する前後一対のガイドレールの内、少なくとも一方のガイドレールは、各下側昇降車両支持台3A〜3Cごとに対応するように横行車両支持台2A,2Bの横行方向に複数に分割され、各分割ガイドレール40のそれぞれは、横行車両支持台2A,2Bを支持する支持位置と、下側昇降車両支持台3A〜3Cの入出庫レベルGまでの上昇を許す退避位置との間で移動可能であって、下側昇降車両支持台3A〜3Cの上昇時に前記支持位置から退避位置へ移動させる分割ガイドレール位置切換手段が併設された構成となっている。
【0005】
上記構成の本発明装置を実施するに際しては、横行車両支持台2A,2Bを支持する前後一対のガイドレールの両方共、前記支持位置と退避位置とに位置切換可能に構成することもできるが、当該前後一対のガイドレールの内、車両出入り口側とは反対奥側のガイドレールを前記分割ガイドレール40により構成し、車両出入り口側のガイドレール(横向き凹溝状ガイドレール部26)は定位置に固定するのが望ましい。
【0006】
この場合、前記車両出入り口側のガイドレール(横向き凹溝状ガイドレール部26)は、入出庫レベルGにある車両支持台と地上側路面との間に架設された水平フレーム12の車両乗り移り用上面の下側に横向き凹溝状に設け、横行車両支持台2A,2Bには、前記横向き凹溝状ガイドレール(横向き凹溝状ガイドレール部26)に内嵌する左右一対の前部車輪27a,27bと、前記分割ガイドレール40上に係合する左右一対の後部車輪28a,28bとを同一レベルに軸支すると共に、少なくとも片側の前部車輪27aと後部車輪28aとを1本の連動軸29で連動連結し、この連動軸29をモーター30で駆動するように構成することができる。
【0007】
各分割ガイドレール40は、下側昇降車両支持台3A〜3Cとは別に、支持位置と退避位置との間で昇降可能に固定フレーム側に支持し、前記分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台3A〜3Cに、入出庫レベルGへの上昇時にその上の分割ガイドレール40を退避位置へ押し上げる分割ガイドレール押し上げ部99を設けることもできるが、前記分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台3A〜3Cとその上の分割ガイドレール40とを一体化する支持部材(門形フレーム39)を設け、下側昇降車両支持台3A〜3Cの入出庫レベルGへの上昇に伴ってその上の分割ガイドレール40が当該下側昇降車両支持台3A〜3Cと一体に支持位置から退避位置へ上昇移動するように構成することが望ましい。
【0008】
上記構成を採用する場合、各下側昇降車両支持台3A〜3Cを、一端が固定フレーム側に係止されると共に他端側がモーター駆動の引き込み繰り出し手段66により引き込み繰り出し操作される共通の吊り下げ索67によって吊り下げ、当該吊り下げ索67の引き込み操作により、支持している分割ガイドレール40上に横行車両支持台2A,2Bが乗っていない下側昇降車両支持台3A〜3Cのみが入出庫レベルGへ上昇するように構成し、分割ガイドレール40上の定位置に乗っている横行車両支持台2A,2Bの浮き上がりを防止する浮き上がり防止部材34を固定フレーム側に設けることができる。
【0009】
又、下側昇降車両支持台3A〜3Cが下側格納レベルDにあるとき、当該下側昇降車両支持台3A〜3Cに前記支持部材(門形フレーム39)を介して支持されている分割ガイドレール40の左右両端部を一定レベルに受け止める分割ガイドレール受け部材52を固定フレーム側に設けることができる。
【0010】
更に、前記支持部材(門形フレーム39)の下端部は、下側昇降車両支持台3A〜3C上に前後揺動自在に軸支し、当該支持部材(門形フレーム39)の上端部の前後方向位置を規制する昇降ガイド手段(奥側支柱7のリップ部(昇降ガイドレール)7aと溝付きローラー42)を併設することができる。又、前記支持部材として、下側昇降車両支持台3A〜3Cの前後方向端部に門形フレーム39を立設し、この門形フレーム39上に分割ガイドレール40を支持することができる。
【0011】
又、本発明装置は、入出庫レベルGとその上方の上側格納レベルUとの間で昇降自在な上側昇降車両支持台1A〜1Cが各下側昇降車両支持台3A〜3Cの上方位置に配設され、下方に横行車両支持台2A,2Bが在席しない位置の上側昇降車両支持台1A〜1Cのみを入出庫レベルGへ下降させ得るようにした立体駐車装置にも適用することができるが、この場合、入出庫レベルGに下降した上側昇降車両支持台1A〜1Cが、その下側の支持位置にある分割ガイドレール40により受け止められるように構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3に於いて、この実施形態では、3台の上側昇降車両支持台1A〜1C、2台の横行車両支持台2A,2B、及び3台の下側昇降車両支持台3A〜3Cによって、地下1階、地上2階の立体駐車装置が構成されている。
【0013】
各上側昇降車両支持台1A〜1Cは、上側格納レベルUと入出庫レベル(地上レベル)Gとの間で昇降駆動手段4により昇降駆動されるもので、左右横方向に並設されている。各横行車両支持台2A,2Bは、入出庫レベルGで上側昇降車両支持台1A〜1Cの並列方向に各別に自走可能なものである。各下側昇降車両支持台3A〜3Cは、入出庫レベルGと下側格納レベルDとの間で昇降駆動手段5により昇降駆動されるもので、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下位置に位置するように、上側昇降車両支持台1A〜1Cの並列方向に並設されている。
【0014】
この立体駐車装置の固定フレームは、図1〜図6に示すように、地下ピット6の奥側で左右両端隅と各上側昇降車両支持台1A〜1Cの中間位置とに立設された4本の奥側支柱7、この4本の奥側支柱7の上端部を連結一体化する奥側上端水平フレーム8、入出庫レベルGより若干高い位置で4本の奥側支柱7の外側に付設されてこれら4本の奥側支柱7を連結一体化する奥側中間水平フレーム9、地下ピット6の入出庫入口側の左右両端に立設された2本の前側支柱10、この2本の前側支柱10の上端部を互いに連結一体化する前側上端水平フレーム11、上面が地上側路面と略面一になるように2本の前側支柱10の内側に付設されてこれら2本の前側支柱10を互いに連結一体化する前側中間水平フレーム12、及び奥側上端水平フレーム8と前側上端水平フレーム11とを各奥側支柱7の位置で互いに連結一体化する4本の前後方向上端フレーム13等を備えている。
【0015】
各上側昇降車両支持台1A〜1Cは、図4及び図5に示すように、被吊下用シーブ15を前後方向支軸により軸支するシーブ支承部材16が、奥側端部の巾方向中央位置に付設され、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥側端部の左右両端には、その左右両側に位置する固定フレームの奥側支柱7を構成するH形鋼のリップ部(昇降ガイドレール)7aに嵌合する溝付きローラー17が軸支されると共に、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥側端部に左右水平向きに支承された1本の回転軸18の左右両端にそれぞれ2つの歯輪19a,19b及び20a,20bが取り付けられ、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥側端部の左右両端近傍の下側には、被当接部材21が付設され、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの前端寄りの左右両側辺には、それぞれ2つの歯輪22a,22b及び23a,23bが、同一垂直平面内で前方下方位置と後方上方位置とに軸支され、更に、前側端部の左右両端には、前方に突出する被当接部材24が付設されている。各被当接部材21,24の被当接面には、緩衝用弾性材21a,24aが付設されている。
【0016】
各横行車両支持台2A,2Bは、図3及び図6〜図8に示すように、奥側後端に、当該横行車両支持台2A,2Bの左右両側辺から立つ左右一対の支柱部25aと当該両支柱部25aの上端部間をつなぐ水平フレーム部25bとから成る門形フレーム25が立設され、各横行車両支持台2A,2Bの前側端部には、固定フレームの前側中間水平フレーム12の内側の横向き凹溝状ガイドレール部26に嵌合する左右一対の前部車輪27a,27bが支承され、各横行車両支持台2A,2Bの奥側端部には、前記前部車輪27a,27bと同心状の左右一対の後部溝付き駆動車輪28a,28bが支承され、片側の前後一対の前部車輪27aと後部溝付き車輪28aとは、前後方向の1本の連動軸29により互いに連動連結され、この連動軸29の後端近傍部が、各横行車両支持台2A,2Bの一側辺内部に取り付けられたモーター30に伝動歯車31a,31bを介して連動連結されている。なお、図示例では、固定フレームの前側中間水平フレーム12がH形鋼から構成され、このH形鋼の片側の上下一対のリップ部間が横向き凹溝状ガイドレール部26として使用されているが、前記水平フレーム12とは別に、この水平フレーム12の下側に、横行車両支持台2A,2Bの前部車輪27a,27bを支持する横行用ガイドレールを付設しても良い。
【0017】
門形フレーム25の両支柱部25aの上端には、被当接部材21(図4参照)を介して上側昇降車両支持台1A〜1Cを受け止める受け止め部材32が設けられている。又、各横行車両支持台2A,2Bの奥側端部の左右両端上側に被当接部材(緩衝用弾性材)33が付設され、これら各横行車両支持台2A,2Bが上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下の定位置にあるとき、前記被当接部材33の上側に若干の隙間を隔てて位置する浮き上がり防止部材34が、固定フレームの各奥側支柱7の前側に取付部材35を介して取り付けられている。この取付部材35及び浮き上がり防止部材34は、奥側支柱7を構成するH形鋼のリップ部(昇降ガイドレール)7aに嵌合するように上側昇降車両支持台1A〜1Cに軸支されている前記溝付きローラー17の昇降を妨害しない位置に取り付けられている。
【0018】
各下側昇降車両支持台3A〜3Cは、図3及び図7〜図11に示すように、奥側後端に、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの左右両側辺上に下端部が左右水平支軸38を介して前後揺動自在に支承された左右一対の支柱部39aと当該両支柱部39aの上端部間をつなぐ水平フレーム部39bとから成る、前後揺動自在な門形フレーム39が立設され、この門形フレーム39の水平フレーム部39b上に、各下側昇降車両支持台3A〜3Cごとに分割された分割ガイドレール40が支持部材41を介して取り付けられ、更に、この分割ガイドレール40の左右両端近傍部(門形フレーム39の左右両上端部)には、それぞれに隣接する固定フレームの奥側支柱7を構成するH形鋼のリップ部(昇降ガイドレール)7aに嵌合する溝付きローラー42がローラー支承部材43を介して支承され、門形フレーム39の上端位置(分割ガイドレール40の前後方向位置)が規制されている。
【0019】
しかして、下側昇降車両支持台3A〜3Cが下側格納レベルDにあるとき、その上側に位置する横行車両支持台2A,2Bの後部溝付き車輪28a,28bが分割ガイドレール40上に嵌合して、横行車両支持台2A,2Bが水平姿勢に支持されるように構成されている。
【0020】
又、各下側昇降車両支持台3A〜3Cには、被吊下用シーブ44を前後方向支軸により軸支するシーブ支承部材45が、奥側端部の巾方向中央位置に付設されている。そして、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの奥側端部に左右水平向きに支承された1本の回転軸46の左右両端にそれぞれ2つの歯輪47a,47b及び48a,48bが取り付けられ、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの前側端部の左右両端には、前方の各2つの歯輪47a,47b及び48a,48bに対応するように、それぞれ同心状に並列する2つの歯輪49a,49b及び50a,50bが軸受部材51を介して軸支されている。
【0021】
更に、各下側昇降車両支持台3A〜3Cが下側格納レベルDにあるとき、各下側昇降車両支持台3A〜3Cが門形フレーム39を介して支持する分割ガイドレール40の左右両端を受け止める受け部材52が、固定フレームの各奥側支柱7の前側に付設されている。この分割ガイドレール受け部材52は、各奥側支柱7の前側に固着突設された支持部材53上に支持された緩衝用弾性材から成る受け部材本体54と、この受け部材本体54を前後両側から挟んで当該受け部材本体54上に分割ガイドレール40の端部が嵌入する凹溝部を形成する前後一対の側板55とから成るもので、中間の2本の奥側支柱7に付設された分割ガイドレール受け部材52は、その両側に位置する下側昇降車両支持台の分割ガイドレール40の隣接する端部を同時に支持するものである。この共通の分割ガイドレール受け部材52で同時に支持される分割ガイドレール40の端部は、互いに平行に斜めにカットされており、この共通の分割ガイドレール受け部材52で同時に支持された分割ガイドレール40の端部間を、横行車両支持台2A,2Bの後部溝付き車輪28a,28bが円滑に乗り移ることができるように構成されている。
【0022】
各下側昇降車両支持台3A〜3Cの被吊下用シーブ44を軸支するシーブ支承部材45には、これら各下側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGまで上昇したとき(図3の下側昇降車両支持台3Bを参照)、固定フレームの奥側中間水平フレーム9の下側に付設された緩衝用弾性材から成る当接部材56(図7及び図9参照)に当接する被当接部材57が、図10及び図11に示すように、後方に突出するように付設されている。
【0023】
上側昇降車両支持台1A〜1Cの昇降駆動手段4は、図3及び図12に示すように、固定フレームの奥側上端水平フレーム8の一端部上に搭載された引き込み繰り出し手段60と、当該引き込み繰り出し手段60によって引き込み繰り出し操作される1本の吊り下げ索61とを有する。引き込み繰り出し手段60は、モーター62によって正逆回転駆動される巻取りドラム63を備えたもので、この巻取りドラム63に吊り下げ索61の一端が係止されて巻き付けられている。当該吊り下げ索61の他端は、前記奥側上端水平フレーム8の引き込み繰り出し手段60のある側とは反対側の端部上に、緊張用スプリングユニット64を介して係止されている。しかして、固定フレームの奥側上端水平フレーム8には、各上側昇降車両支持台1A〜1Cごとに対応して左右一対の吊下用シーブ65a,65bが前後方向支軸により支承されており、巻取りドラム63と緊張用スプリングユニット64との間の吊り下げ索61が、各左右一対の吊下用シーブ65a,65b間で下方に引き出され、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの被吊下用シーブ15に掛け渡されることにより、各上側昇降車両支持台1A〜1Cを順番に吊り下げている。
【0024】
下側昇降車両支持台3A〜3Cの昇降駆動手段5は、図3及び図12に示すように、固定フレームに於ける奥側上端水平フレーム8の、上側昇降車両支持台1A〜1Cの昇降駆動手段4に於ける引き込み繰り出し手段60のある側とは反対側の端部上に搭載された引き込み繰り出し手段66と、当該引き込み繰り出し手段66によって引き込み繰り出し操作される1本の吊り下げ索67とを有する。引き込み繰り出し手段66は、モーター68によって正逆回転駆動される巻取りドラム69を備えたもので、この巻取りドラム69に吊り下げ索67の一端が係止されて巻き付けられている。当該吊り下げ索67の他端は、前記奥側上端水平フレーム8の引き込み繰り出し手段66のある側とは反対側の端部上に、緊張用スプリングユニット70を介して係止されている。しかして、固定フレームの奥側上端水平フレーム8には、各下側昇降車両支持台3A〜3Cごとに対応して左右一対の吊下用シーブ71a,71bが前後方向支軸により支承されており、巻取りドラム69と緊張用スプリングユニット70との間の吊り下げ索67が、各左右一対の吊下用シーブ71a,71b間で下方に引き出され、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの被吊下用シーブ44に掛け渡されることにより、各下側昇降車両支持台3A〜3Cを順番に吊り下げている。
【0025】
なお、吊り下げ索61が掛張される各左右一対の吊下用シーブ65a及び65bと、吊り下げ索67が掛張される各左右一対の吊下用シーブ71a及び71bとは、前記奥側上端水平フレーム8を構成する前後一対の溝形鋼間に共通の前後方向支軸により支承されている。又、吊り下げ索61,67としてワイヤーロープを使用しているが、引き込み繰り出し手段60,66をチェンに適合したものと替えると共に、各シーブに替えて歯輪を使用することにより、吊り下げ索61,67としてチェンを使用することもできる。
【0026】
各上側昇降車両支持台1A〜1Cと各下側昇降車両支持台3A〜3Cとは、その奥側端部の巾方向中央位置のみが被吊下用シーブ15,44を介して吊り下げ索61,67により吊り下げられている。従って、各上側昇降車両支持台1A〜1C及び各下側昇降車両支持台3A〜3Cを、水平姿勢に保持する機構が必要である。図4、図5及び図13〜図16に示すように、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの水平保持機構には、左右各2本のチェン72,73及び74,75が使用されている。同一側の2本のチェン72,73の上端72a,73aは、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの前側の片側にある歯輪22a,22bの上方に位置するように前後方向に位置をずらして、固定フレームに於ける前後方向上端フレーム13に固定され、この固定上端72a,73aから垂下する2本のチェン72,73は、前記歯輪22a,22bの下側を巻回して後方に延出し、そして各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥側端部の片側にある歯輪19a,19bの上側を巻回して下方に垂下し、下端が、各歯輪19a,19bに合わせて左右横方向に位置をずらされた状態で、固定フレームに於ける奥側支柱7の下端に併設されたブラケット76に係止されている。
【0027】
同様に、反対側の2本のチェン74,75の上端74a,75aは、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの前側の反対側にある歯輪23a,23bの上方に位置するように前後方向に位置をずらして、固定フレームに於ける前後方向上端フレーム13に固定され、この固定上端74a,75aから垂下する2本のチェン74,75は、前記歯輪23a,23bの下側を巻回して後方に延出し、そして各上側昇降車両支持台1A〜1Cの奥側端部の反対側にある歯輪20a,20bの上側を巻回して下方に垂下し、下端が、各歯輪20a,20bに合わせて左右横方向に位置をずらされた状態で、固定フレームに於ける奥側支柱7の下端に併設されたブラケット77に係止されている。
【0028】
しかして、4本のチェン72〜75の内、奥側の内側歯輪19b,20bに係合する内側2本のチェン73,75は、同一仮想垂直平面に沿って巻回され、その下端はチェン取付ボルト78によりブラケット76,77に固定されるが、外側2本のチェン72,74は、前側の歯輪22a,23aから後側の歯輪19a,20aに至る間で外側へ斜めに掛張されることになる。この中間部分が斜めに掛張される外側2本のチェン72,74の下端は、ブラケット76,77に対して一定範囲内昇降自在なチェン取付ボルト79と当該ボルト79を下向きに付勢するスプリング(皿ばね等)80とを介してブラケット76,77に取り付けられている。
【0029】
各下側昇降車両支持台3A〜3Cの水平保持機構も、図6、図10、図11及び図13〜図16に示すように、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの水平保持機構と基本的に同一であって、左右各2本のチェン81,82及び83,84が使用されており、各チェン81〜84の上端81a〜84aは、各下側昇降車両支持台3A〜3Cの前端にある各歯輪49a〜50bの上方に位置するように左右方向に位置をずらして、固定フレームに於ける前側中間水平フレーム12の下側に固定され、この固定上端81a〜84aから垂下する各チェン81〜84は、前記歯輪49a〜50bの下側を巻回して後方に延出し、そして各下側昇降車両支持台3A〜3Cの奥側端部にある各歯輪47a〜48bの上側を巻回して下方に垂下し、下端が、各歯輪47a〜48bに合わせて左右横方向に位置をずらされた状態で、固定フレームに於ける奥側支柱7の下端に併設された前記ブラケット76,77に係止されている。
【0030】
この4本のチェン81〜84は、何れも同一仮想垂直平面に沿って巻回されているが、外側に位置する2本のチェン81,83の下端は、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの水平保持機構における外側のチェン72,74と同様に、ブラケット76,77に対して一定範囲内昇降自在なチェン取付ボルト85と当該ボルト85を下向きに付勢するスプリング(皿ばね等)86とを介してブラケット76,77に取り付けられている。87は、内側2本のチェン82,84の下端をブラケット76,77に固定するチェン取付ボルトである。
【0031】
なお、図1及び図9に於いて、88は車両出し入れ口に設けられたゲートであり、入出庫レベルGより低い地下ピット6内に退入した下降限位置と、入出庫レベルGの車両出入り口を閉じる上昇限位置との間で昇降し得るように、固定フレームの2本の前側支柱10に左右両端部が昇降可能に支持されている。
【0032】
上記構成の立体駐車装置は、待機状態では、横行車両支持台2A,2Bが在席しない入出庫レベルG上の空きスペースにその真上の上側格納レベルUにある1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを下降させておくのが望ましい。このとき、各横行車両支持台2A,2Bは、図6に示すように、前端部が左右一対の車輪27a,27bを介して固定フレーム側の横向き凹溝状ガイドレール部26に支持され、後端部が左右一対の溝付き車輪28a,28bを介して2台の下側昇降車両支持台3A〜3Cが支持している2つの分割ガイドレール40に支持され、水平状態に保持されている。上側格納レベルUに残っている2台の上側昇降車両支持台1A〜1Cは、図4に示すように、その被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が真下の入出庫レベルにある横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25に付設されている受け止め部材32に当接することにより、下側の横行車両支持台2A,2Bによって上側格納レベルUに支持されている。そして、入出庫レベルGまで下降した状態の1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cは、前端部の左右一対の被当接部材24(緩衝用弾性材24a)が固定フレームの前側中間水平フレーム12の上面に当接すると共に、後端側の被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が真下の下側格納レベルGにある1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cが支持している1つの分割ガイドレール40上に当接することにより、入出庫レベルGで水平に支持されている。
【0033】
なお、下側格納レベルDにある下側昇降車両支持台3A〜3Cが門形フレーム39を介して支持している分割ガイドレール40は、その両端部が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52に嵌合支持されていることにより、車両出入り口側のガイドレール、即ち、固定フレームの前側中間水平フレーム12で構成される横向き凹溝状ガイドレール部26と平行に連続するガイドレールを構成している。そして、この各分割ガイドレール40は、下側昇降車両支持台3A〜3Cを各別に下側格納レベルDに吊り下げ状態で支持すると共に、上側格納レベルUにある2台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを門形フレーム25を介して支持している横行車両支持台2A,2Bや、入出庫レベルGに下降している1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを前記のように支持しているので、固定フレームの前側中間水平フレーム12(横向き凹溝状ガイドレール部26を含む)が支持する荷重を除いて、搭載車両を含む全ての車両支持台の荷重を支持していることになる。
【0034】
実際の車両の出し入れについて説明すると、前記の待機状態において入出庫レベルGに位置する2台の横行車両支持台2A,2Bと1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cに対する車両の出し入れは、何時でも必要に応じて自由に行うことができる。上側格納レベルUにある他の上側昇降車両支持台1A〜1Cの1台に対して車両の出し入れを行う場合、先ず最初に、その入出庫対象の1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下位置の入出庫レベルGを空けるために横行車両支持台2A,2Bを移動させる。
【0035】
横行車両支持台2A,2Bを移動させるに先立って、入出庫レベルGに下降していた1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを上側格納レベルUまで上昇させるために、昇降駆動手段4の引き込み繰り出し手段60の巻取りドラム63をモーター62により巻取り方向に回転駆動させる。この結果、端部が緊張用スプリングユニット64によって固定フレーム側に係止されている吊り下げ索61が引き込まれ、被吊下用シーブ15を介して全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cに吊り上げ力が作用するが、車両を搭載していない負荷の小さい上側昇降車両支持台1A〜1Cから順番に吊り上げられる。こうして最終的には、横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25で上側格納レベルUに支持されていた2台の上側昇降車両支持台1A〜1Cを含めて、全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cが、横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25で支持される上側格納レベルUよりも若干高い上昇限レベルまで吊り上げられることになる。この上昇限レベルは、各上側昇降車両支持台1A〜1Cの被吊下用シーブ15を軸支するシーブ支承部材16の上端に付設した被当接部材90(図4及び図5参照)が、図2及び図3に示すように、固定フレームの奥側上端水平フレーム8の下側に設けられた当接部材(緩衝用弾性材)91(図3及び図4参照)に当接することにより規制できる。なお、当接部材91は、前記奥側上端水平フレーム8の下側に突設されたブラケット92の下端に取り付けられる。
【0036】
全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cが、横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25で支持される上側格納レベルUよりも若干高い上昇限レベルまで吊り上げられて、横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25上端の受け止め部材32から上側昇降車両支持台1A〜1Cの被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が浮上したならば、横行車両支持台2A,2Bを横行させる。即ち、横行させるべき横行車両支持台2A,2Bのモーター30(図9参照)を稼働させ、連動軸29を介して片側前後一対の車輪27aと溝付き車輪28aとを回転駆動させることにより、横行車両支持台2A,2Bを、固定フレーム側の横向き凹溝状ガイドレール部26及び各下側昇降車両支持台3A〜3Cの門形フレーム39上に支持されている分割ガイドレール40上で水平に自走させることができる。
【0037】
横行車両支持台2A又は2B若しくは両横行車両支持台2A,2Bの横行により、入出庫対象の1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cの真下の入出庫レベルGが空いたならば、昇降駆動手段4の引き込み繰り出し手段60の巻取りドラム63をモーター62により繰り出し方向に回転駆動させる。この結果、端部が緊張用スプリングユニット64によって固定フレーム側に係止されている吊り下げ索61が繰り出され、被吊下用シーブ15を介して全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cが自重で下降するが、真下の入出庫レベルGに横行車両支持台2A,2Bが在席している2台の上側昇降車両支持台1A〜1Cは、下降開始直後に、その被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が真下の横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25上端の受け止め部材32に当接して受け止められ、上側格納レベルUに保持される。そして残りの1台、即ち、入出庫対象の1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cのみが入出庫レベルGまで下降し、その真下の下側格納レベルDにある1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cの門形フレーム39で支持されている分割ガイドレール40上に後端側の被当接部材21(緩衝用弾性材21a)が当接すると共に、前端側の被当接部材24(緩衝用弾性材24a)が固定フレームの前側中間水平フレーム12の上面に当接することにより、入出庫レベルGで支持されるので、この入出庫レベルGまで下降した1台の上側昇降車両支持台1A〜1Cに対して車両の出し入れを行うことができる。
【0038】
下側格納レベルDにある3台の下側昇降車両支持台3A〜3Cの内、1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cに対し車両の出し入れを行うときは、その入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cの真上の入出庫レベルGを空けるために、横行車両支持台2A,2Bを横行させる。この場合も、横行車両支持台2A,2Bを横行させるに先立って、前記のように昇降駆動手段4により全ての上側昇降車両支持台1A〜1Cを上側格納レベルUより若干上方の上昇限レベルまで吊り上げて、横行車両支持台2A,2Bを横行可能な状態とした後、前記のように横行車両支持台2A又は27B若しくは両横行車両支持台2A,2Bを左右横方向に自走させる。
【0039】
入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cの真上が空いたならば、上側昇降車両支持台1A〜1Cは上昇限レベルまで吊り上げた状態のままで、昇降駆動手段5の引き込み繰り出し手段66の巻取りドラム69をモーター68により巻取り方向に回転駆動させる。この結果、端部が緊張用スプリングユニット70によって固定フレーム側に係止されている吊り下げ索67が引き込まれ、被吊下用シーブ44を介して全ての下側昇降車両支持台3A〜3Cに吊り上げ力が作用するが、真上に横行車両支持台2A,2Bが在席している2台の下側昇降車両支持台3A〜3Cは、門形フレーム39上の分割ガイドレール40を介してその真上の横行車両支持台2A,2Bを持ち上げようとする。このとき、図7に示す横行車両支持台2A,2Bの後端側の被当接部材(緩衝用弾性材)33が固定フレーム側の浮き上がり防止部材34に当接して、横行車両支持台2A,2Bの一定以上の浮き上がりを阻止するので、結果的には、真上に横行車両支持台2A,2Bが在席しない入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cのみが下側格納レベルDから入出庫レベルGまで吊り上げられることになる。
【0040】
なお、前記固定フレーム側の浮き上がり防止部材34による横行車両支持台2A,2Bの浮き上がり防止に際し、横行車両支持台2A,2Bは若干の浮き上がりを伴うことになるが、このとき、横行車両支持台2A,2Bを押し上げる分割ガイドレール40の左右両端が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52の凹溝部から上方に外れないように構成されている。又、前記固定フレーム側の浮き上がり防止部材34を設けないで、押し上げられる横行車両支持台2A,2Bの門形フレーム25上端の受け止め部材32が上昇限レベルで待機している上側昇降車両支持台1A〜1Cの被当接部材21(緩衝用弾性材21a)に当接することにより、入出庫対象でない2台の下側昇降車両支持台3A〜3Cを下側格納レベルDに保持させるように構成することもできる。
【0041】
図3に示すように、入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGまで吊り上げられたとき、その後端のシーブ支承部材45の上端に付設されている被当接部材57(図10参照)が、固定フレーム側の奥側中間水平フレーム9の下側に付設されている当接部材(緩衝用弾性材)56(図7及び図9参照)に当接し、当該入出庫対象の1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGで保持されるので、入出庫レベルG上の当該1台の下側昇降車両支持台3A〜3Cに対し車両を出し入れすることができる。
【0042】
上記のように上側昇降車両支持台1A〜1C及び下側昇降車両支持台3A〜3Cを昇降駆動手段4及び5により昇降駆動するとき、これら上側昇降車両支持台1A〜1C及び下側昇降車両支持台3A〜3Cは、図13〜図16に示す水平保持機構によって、水平姿勢を保って昇降する。即ち、上側昇降車両支持台1A〜1C及び下側昇降車両支持台3A〜3Cは、下端のチェン取付ボルト78,87によって緊張されている左右一対の内側チェン73,75及び82,84により、前後方向に介して水平姿勢に保持されると共に、これら左右一対の内側チェン73,75及び82,84がそれぞれ回転軸18,46により連動連結された歯輪19b,20b及び47b,48bに係合しているので、左右横方向に関しても水平姿勢に保持された状態で、昇降することができる。
【0043】
外側チェン72,74及び81,83は、上側昇降車両支持台1A〜1C又は下側昇降車両支持台3A〜3Cの前端部側の荷重を受ける、負荷が格段に大きい方の内側チェン73,75又は82,84に破断事故が生じたとき、上側昇降車両支持台1A〜1C又は下側昇降車両支持台3A〜3Cの前端部側の落下事故を防止するのに役立つ。
【0044】
なお、上記実施形態では、分割ガイドレール40と下側昇降車両支持台3A〜3Cとを門形フレーム39を介して固着一体化したが、この両者を一体化する支持部材の形状は、門形フレーム39に限定されない。又、図17に示すように、門形フレーム39等の支持部材上に分割ガイドレール40を一定範囲内昇降可能に支持し、当該分割ガイドレール40の両端が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52(図7参照)で支持されるレベルよりも下側昇降車両支持台3A〜3Cが若干下降したとき、地下ピット6上や固定フレーム側に設けた受け部材により下側昇降車両支持台3A〜3Cが受け止められて下側格納レベルDに達するように構成すれば、下側格納レベルDにある下側昇降車両支持台3A〜3Cを分割ガイドレール40で吊り下げる必要がなくなり、分割ガイドレール40や固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52に作用する負荷を軽減することができる。
【0045】
なお、図17中の93は、門形フレーム39等の支持部材上に例えば左右一対突設された分割ガイドレール受け部材であって、その凹溝部94内に分割ガイドレール40が一定範囲内昇降可能に嵌合している。又、図17Aは、分割ガイドレール40の両端が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材52に支持された後、下側昇降車両支持台3A〜3Cが下側格納レベルDまで下降した状態を示し、図17Bは、下側格納レベルDから上昇する下側昇降車両支持台3A〜3Cの分割ガイドレール受け部材93が分割ガイドレール40を支持して一体に持ち上げる状態を示している。
【0046】
又、上記実施形態では、分割ガイドレール40を門形フレーム39等の支持部材を介して下側昇降車両支持台3A〜3C上に支持したが、この構成に限定されるわけではなく、要するに、分割ガイドレール40は、固定フレーム側に横行車両支持台2A,2Bを支持する支持位置と、下側昇降車両支持台3A〜3Cの入出庫レベルGまでの上昇を許す退避位置との間で移動可能に支持させ、下側昇降車両支持台3A〜3Cの上昇時に前記支持位置から退避位置へ移動させる分割ガイドレール位置切換手段が設けられれば良い。上記実施形態では、分割ガイドレール位置切換手段として、分割ガイドレール40を下側昇降車両支持台3A〜3C上に支持する支持部材(実施形態では門形フレーム39やその上に付設された分割ガイドレール受け部材93等)が設けられている。
【0047】
即ち、各分割ガイドレール40を支持位置と退避位置との間で昇降可能に固定フレーム側に支持し、前記分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台3A〜3Cに、入出庫レベルGへの上昇時にその上の分割ガイドレール40を退避位置へ押し上げる分割ガイドレール押し上げ部を設けることも可能である。図18はその実施形態を示すもので、この図18に示す実施形態では、分割ガイドレール40は、横行車両支持台2A,2Bを横行可能に支持する支持位置にあるとき、その両端部が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材95に嵌合して支持されている。この分割ガイドレール受け部材95は、受け部材本体96とその両側に付設した側板97とで形成される凹溝状受け部98により、分割ガイドレール40の端部を一定姿勢で支持するものである。一方、下側昇降車両支持台3A〜3Cは、地下ピットや固定フレーム側に設けられる受け部材により下側格納レベルDで支持されるものであり、この下側昇降車両支持台3A〜3Cに、当該下側昇降車両支持台3A〜3Cが入出庫レベルGまで上昇するとき、分割ガイドレール40の、分割ガイドレール受け部材95に嵌合支持される両端より若干内側に入った少なくとも左右2箇所に下から嵌合して、当該分割ガイドレール40を持ち上げる分割ガイドレール押し上げ部99が設けられている。
【0048】
この図18の実施形態では、入出庫レベルGに達した下側昇降車両支持台3A〜3Cの分割ガイドレール押し上げ部99で支持されているときの分割ガイドレール40の位置が前記退避位置となり、入出庫レベルGから下側昇降車両支持台3A〜3Cが下降することにより、分割ガイドレール押し上げ部99で支持されていた分割ガイドレール40の両端部が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材95内に嵌合して所定の姿勢で支持されたときの当該分割ガイドレール40の位置が、横行車両支持台2A,2Bを支持する前記支持位置となる。
【0049】
上記図18の実施形態では、入出庫レベルGから下側昇降車両支持台3A〜3Cが下降することにより、分割ガイドレール押し上げ部99で支持されていた分割ガイドレール40の両端部が固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材95内に円滑確実に乗り移るように、分割ガイドレール押し上げ部99は、分割ガイドレール40を所定の姿勢で定位置に保持して押し上げることができる必要があるが、分割ガイドレール40を固定フレーム側の例えば奥側支柱7等に、一定姿勢で昇降できるように支持させるときは、下側昇降車両支持台3A〜3C側に必要な分割ガイドレール押し上げ部は、単に分割ガイドレール40を下から押し上げることができるものであれば良い。
【0050】
【発明の効果】
本発明の立体駐車装置は以上のように実施し使用し得るものであって、係る本発明装置によれば、横行車両支持台を支持する前後一対のガイドレールの内、少なくとも一方のガイドレールは、各下側昇降車両支持台ごとに対応するように横行車両支持台の横行方向に複数に分割されており、下側昇降車両支持台の上昇時に各分割ガイドレールを、横行車両支持台を支持する位置から下側昇降車両支持台の入出庫レベルまでの上昇を許す退避位置へ移動させるものであるから、前記横行用ガイドレール(分割ガイドレール)を下側昇降車両支持台の昇降経路内に配設しても、当該横行用ガイドレール(分割ガイドレール)によって下側昇降車両支持台の入出庫レベルへの上昇を妨げられることがない。
【0051】
従って、下側昇降車両支持台の端部に横行用ガイドレールより外側に突出する吊下部(被吊下用シーブを軸支する部分等)を直接取り付けることができ、従来のように、下側昇降車両支持台の端部から下側に突出して後方に延出する支持部材を介して吊下部を支持する必要がなくなり、下側昇降車両支持台の全体の厚さを必要最小限とすることができる。この結果、下側昇降車両支持台を地下1階の車両格納用として使用する立体駐車装置を構成する場合でも、地下ピットの深さを浅くすることができると共に、下側昇降車両支持台全体の構造も簡単になり、コストダウンを図ることができる。
【0052】
なお、請求項2に記載の構成によれば、横行車両支持台を支持する前後一対のガイドレールの内、車両出入り口側のガイドレールは従来通り定位置に固定されるので、分割ガイドレールの位置切換手段を車両出入りに影響を及ぼさないように構成しなければならないというような制約を受けない。従って、分割ガイドレールの位置切換手段の構成が簡単になり、容易に実施することができる。
【0053】
又、本発明の構成によれば、横行車両支持台の車両支持レベルに対する横行用ガイドレール(分割ガイドレール)の上下位置に制約を受けないので、請求項2に記載の構成を採用するに際し、車両出入り口とは反対の奥側に設置される分割ガイドレールの高さを横行車両支持台の車両支持レベルに対し十分に低くすることができるので、請求項3に記載の構成を容易に実現することができる。換言すれば、請求項3に記載の構成により、横行車両支持台の車両出入り口側の横行用ガイドレールやこれに嵌合する前部車輪を水平フレームによって保護することができ、土砂等の異物によって横行車両支持台の走行に支障を来すような不都合を回避できると同時に、分割ガイドレール上を走行する後部車輪と前部車輪とを1本の連動軸で連動連結して前後両車輪を同期駆動できるようにし、以て、横行車両支持台を円滑に横行移動させることができる。
【0054】
更に、請求項4に記載のように、各分割ガイドレールを支持位置と退避位置との間で昇降可能に固定フレーム側に支持し、分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台に、入出庫レベルへの上昇時にその上の分割ガイドレールを退避位置へ押し上げる分割ガイドレール押し上げ部を設けることもできるが、請求項5に記載の構成によれば、分割ガイドレールを各別に昇降可能に支持する特別な機構が不要であり、装置全体の構成が極めてシンプルになり、安価に実施することができる。この場合、請求項6に記載の構成によれば、各下側昇降車両支持台ごとにモーターを備えた昇降駆動手段が不要になると共に、入出庫レベルへ上昇させる入出庫対象以外の下側昇降車両支持台を下側格納レベルにロックしておくための特別なロック機構も不要になり、より一層安価に実施することができる。
【0055】
又、請求項7に記載の構成によれば、分割ガイドレールを下側昇降車両支持台に支持させるための支持部材(門形フレーム等)に横行車両支持台側の荷重を掛けないで済み、しかも、各分割ガイドレールを確実に一定レベルで直線状に直列配置することができ、横行車両支持台の横行移動を円滑良好に行わせることができる。
【0056】
請求項8に記載の構成によれば、下側昇降車両支持台の前後方向の揺れや変形、分割ガイドレールを支持する支持部材(門形フレーム等)の変形等に関係なく、横行車両支持台を支持する分割ガイドレールの支持位置を無理なく確定させることができ、横行車両支持台の横行移動を円滑良好に行わせることができる。特に、請求項7に記載の構成と組み合わせるときは、分割ガイドレールの端部を固定フレーム側の受け部材で受けさせるときに当該分割ガイドレールの支持部材等に無理な力を掛けないで済む。
【0057】
又、請求項9に記載の構成によれば、分割ガイドレールを下側昇降車両支持台上に支持させることが容易であるばかりでなく、門形フレームが下側昇降車両支持台上の車両搭載エリアを跨ぐように配置することにより、分割ガイドレールの支持によって当該下側昇降車両支持台上の車両搭載エリアが狭くなることがない。
【0058】
更に、請求項10に記載の構成によれば、上側昇降車両支持台を入出庫レベルで支持させるための特別な受け手段を設ける必要がなくなり、装置全体の構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体の縦断側面図である。
【図2】 要部の背面図である。
【図3】 1台の下側昇降車両支持台を入出庫レベルまで上昇させた状態での概略背面図である。
【図4】 上側格納レベルにある上側昇降車両支持台の要部を示す一部切り欠き側面図である。
【図5】 同上側昇降車両支持台の要部を示す平面図である。
【図6】 横行車両支持台の要部を示す側面図である。
【図7】 同横行車両支持台の後端側の支持構造を示す縦断側面図である。
【図8】 同横行車両支持台の後端側の支持構造を示す縦断背面図である。
【図9】 同横行車両支持台の要部を示す一部切り欠き平面図である。
【図10】 下側昇降車両支持台の要部を示す側面図である。
【図11】 同下側昇降車両支持台の要部を示す平面図である。
【図12】 昇降駆動手段を示す概略斜視図である。
【図13】 昇降車両支持台の水平保持機構を示す概略斜視図である。
【図14】 同水平保持機構を要部を示す縦断側面図である。
【図15】 同水平保持機構を要部を示す縦断側面図である。
【図16】 同水平保持機構を要部を示す平面図である。
【図17】 分割ガイドレールの支持構造の変形例を示し、A図は分割ガイドレールが横行車両支持台の支持位置にある状態での縦断側面図、B図は分割ガイドレールが下側昇降車両支持台の支持部材(門形フレーム)によって退避位置へ持ち上げられる状態での縦断側面図である。
【図18】 分割ガイドレールの別の支持構造を示し、A図は分割ガイドレールが横行車両支持台の支持位置にある状態での側面図、B図は分割ガイドレールが下側昇降車両支持台の押し上げ部材によって退避位置へ押し上げられた状態での縦断側面図である。
【符号の説明】
1A〜1C 上側昇降車両支持台
2A,2B 横行車両支持台
3A〜3C 下側昇降車両支持台
4 上側昇降車両支持台の昇降駆動手段
5 下側昇降車両支持台の昇降駆動手段
15 被吊下用シーブ
25 門形フレーム
26 横向き凹溝状ガイドレール部(横行車両支持台の前側横行用ガイドレール)
27a,27b 横行車両支持台の前部車輪
28a,28b 横行車両支持台の後部溝付き車輪
29 連動軸
30 モーター(横行車両支持台の横行移動用モーター)
34 横行車両支持台の浮き上がり防止部材
39 門形フレーム(分割ガイドレールの支持部材)
40 分割ガイドレール(横行車両支持台の後側横行用ガイドレール)
42 溝付きガイドローラー(門形フレーム又は分割ガイドレールの昇降ガイド手段)
44 被吊下用シーブ
52 固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材
60,66 引き込み繰り出し手段
61,67 吊り下げ索
63,69 巻取りドラム
65a,65b,71a,71b 吊下用シーブ
64,70 緊張用スプリングユニット
88 ゲート
93 門形フレーム(支持部材)上の分割ガイドレール受け部材
95 固定フレーム側の分割ガイドレール受け部材
99 分割ガイドレール押し上げ部

Claims (10)

  1. 入出庫レベルとその下方の下側格納レベルとの間で昇降自在な下側昇降車両支持台が横方向に複数台並設され、前記入出庫レベルには、下側昇降車両支持台の並列方向と同一方向に横行可能で且つ下側昇降車両支持台の台数よりも少なくとも1台少ない台数の横行車両支持台が配設された立体駐車装置であって、横行車両支持台を支持する前後一対のガイドレールの内、少なくとも一方のガイドレールは、各下側昇降車両支持台ごとに対応するように横行車両支持台の横行方向に複数に分割され、各分割ガイドレールのそれぞれは、横行車両支持台を支持する支持位置と、下側昇降車両支持台の入出庫レベルまでの上昇を許す退避位置との間で移動可能であって、下側昇降車両支持台の上昇時に前記支持位置から退避位置へ移動させる分割ガイドレール位置切換手段が併設されている、立体駐車装置。
  2. 横行車両支持台を支持する前後一対のガイドレールの内、車両出入り口側とは反対奥側のガイドレールが前記分割ガイドレールにより構成され、車両出入り口側のガイドレールは定位置に固定されている、請求項1に記載の立体駐車装置。
  3. 前記車両出入り口側のガイドレールは、入出庫レベルにある車両支持台と地上側路面との間に架設された水平フレームの車両乗り移り用上面の下側に横向き凹溝状に設けられ、横行車両支持台には、前記横向き凹溝状ガイドレールに内嵌する左右一対の前部車輪と、前記分割ガイドレール上に係合する左右一対の後部車輪とが同一レベルに軸支されると共に、少なくとも片側の前部車輪と後部車輪とを1本の連動軸で連動連結し、この連動軸を駆動するモーターが設けられている、請求項2に記載の立体駐車装置。
  4. 各分割ガイドレールが支持位置と退避位置との間で昇降可能に固定フレーム側に支持され、前記分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台に、入出庫レベルへの上昇時にその上の分割ガイドレールを退避位置へ押し上げる分割ガイドレール押し上げ部が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載の立体駐車装置。
  5. 前記分割ガイドレール位置切換手段として、各下側昇降車両支持台とその上の分割ガイドレールとを一体化する支持部材が設けられ、下側昇降車両支持台の入出庫レベルへの上昇に伴ってその上の分割ガイドレールが当該下側昇降車両支持台と一体に支持位置から退避位置へ上昇移動するように構成された、請求項1〜3の何れかに記載の立体駐車装置。
  6. 各下側昇降車両支持台が、一端が固定フレーム側に係止されると共に他端側がモーター駆動の引き込み繰り出し手段により引き込み繰り出し操作される共通の吊り下げ索によって吊り下げられ、当該吊り下げ索の引き込み操作により、支持している分割ガイドレール上に横行車両支持台が乗っていない下側昇降車両支持台のみが入出庫レベルへ上昇するように構成され、分割ガイドレール上の定位置に乗っている横行車両支持台の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部材が固定フレーム側に設けられている、請求項5に記載の立体駐車装置。
  7. 下側昇降車両支持台が下側格納レベルにあるとき、当該下側昇降車両支持台に前記支持部材を介して支持されている分割ガイドレールの左右両端部を一定レベルに受け止める分割ガイドレール受け部材が固定フレーム側に設けられている、請求項5又は6に記載の立体駐車装置。
  8. 前記支持部材の下端部が下側昇降車両支持台上に前後揺動自在に軸支され、当該支持部材の上端部の前後方向位置を規制する昇降ガイド手段が併設されている、請求項5〜7の何れかに記載の立体駐車装置。
  9. 前記支持部材として、下側昇降車両支持台の前後方向端部に門形フレームが立設され、この門形フレーム上に分割ガイドレールが支持されている、請求項5〜8の何れかに記載の立体駐車装置。
  10. 入出庫レベルとその上方の上側格納レベルとの間で昇降自在な上側昇降車両支持台が各下側昇降車両支持台の上方に配設され、下方に横行車両支持台が在席しない位置の上側昇降車両支持台のみを入出庫レベルへ下降させ得るようにした立体駐車装置であって、入出庫レベルに下降した上側昇降車両支持台が、その下側の支持位置にある分割ガイドレールにより受け止められるように構成された、請求項1〜9の何れかに記載の立体駐車装置。
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