JP2003343105A - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

エレベータ式駐車装置

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JP2003343105A JP2002152157A JP2002152157A JP2003343105A JP 2003343105 A JP2003343105 A JP 2003343105A JP 2002152157 A JP2002152157 A JP 2002152157A JP 2002152157 A JP2002152157 A JP 2002152157A JP 2003343105 A JP2003343105 A JP 2003343105A
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IHI Transport Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互に垂直方向に交差可能な同一昇降路を昇
降する2つのケージを有するエレベータ式駐車装置にお
いて、いずれのケージに搭載された車両についても昇降
路内での回転を可能とする。 【解決手段】 昇降路(3)に沿って多段に設けられた駐
車棚(5)と、互いに同一平面内で干渉しない櫛形に形成
され、相互に垂直方向に交差可能な同一昇降路を昇降す
る内方櫛形ケージ(12)および外方櫛形ケージ(13)と、昇
降路と駐車棚の間を横行可能に設置され、かつ、内方櫛
形ケージおよび外方櫛形ケージの少なくともいずれか一
方と同一平面内で干渉しない櫛形に形成され、内方櫛形
ケージまたは外方櫛形ケージが昇降路内ですり抜け可能
な複数のトレイ(14,15)と、からなるエレベータ式駐車
装置において、内方櫛形ケージ上に搭載された車両を回
転させるためにエレベータ式駐車装置の底部に固定され
て配置された回転自在の第1ターンテーブル装置(22)
と、外方櫛形ケージ上に搭載された車両を回転させるた
めに外方櫛形ケージと一体的に昇降する回転自在の第2
ターンテーブル装置(24)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一の昇降路を2
台のケージが昇降するエレベータ式駐車装置にかかり、
より詳しくは同一昇降路内で相互に交差可能なゲージを
それぞれ旋回することができるターンテーブル装置を備
えたエレベータ式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、エレベータ式駐車装置の基本形
式である下部乗り込み式エレベータ式駐車装置の全体構
成図を示した正面透過図である。この形式のエレベータ
式駐車装置では、車両51が入出庫する乗込口52が装
置の下部(例えば地上)に設けられ、昇降路53内を昇
降するケージ54と、昇降路53に沿ってその両側に多
段に設けられた駐車棚55を備え、乗込口52でケージ
上に車両51が乗り込み、ケージ54が上昇して所定の
棚55で停止し、ケージに組み込まれた横行装置56に
より、各棚上に車両51を格納するようになっている。
出庫時にはこの逆動作により、同一の乗込口52から車
両を出庫する。
【0003】また、ケージ54内にロータリーテーブル
(図示せず)を内蔵し、入出庫時に車両の向きを反転さ
せて常に前進で入出庫できるようにしたもの、更に、ケ
ージ54と駐車棚55の向きを車の走行方向に直交する
配置にし、ロータリーテーブルを90°水平旋回させて
車両を入出庫させるようにしたもの、等もある。
【0004】図7は、中間乗り込み式のエレベータ式駐
車装置の全体構成図を示した側面透過図である。この形
式のエレベータ式駐車装置では、図6に示した下部乗り
込み式と比較すると、装置の中間部に車両51が入出庫
する乗込口52が設けられている点のみが基本的に相違
し、その他の構造はほぼ同一である。すなわち、下部乗
り込み式と同様に、乗込口52でケージ上に車51が乗
り込み、ケージ54が昇降して所定の棚55で停止し、
ケージに組み込まれた横行装置56により、各棚上に車
両51を格納するようになっている。出庫時にはこの逆
動作により、乗込口52から車両51を出庫することが
できるようになっている。
【0005】上述したエレベータ式駐車装置では、車両
51は図示しないパレット上に載せられ、このパレット
を昇降又は横行させている。これに対して、パレットを
使用しないエレベータ式駐車装置も一部で提案されてい
る(例えば、特開昭62−86272号、特開平4−5
376号等)。
【0006】かかるパレットを使用しないエレベータ式
駐車装置(以下、「パレットレスエレベータ式駐車装
置」と呼ぶ)では、図8に示すように、くし型のケージ
57とくし型のトレイ58を用いる。ケージ57とトレ
イ58は、同一平面では互いに重ならず、上に位置する
方が車両51を載せるようになっている。図9に示すよ
うにこのパレットレスエレベータ式駐車装置では、 (1)入庫した車両をケージ57に直接載せて上昇させ
る。 (2)所定の位置で停止し、収容するトレイ58をケー
ジ57の下に横行させる。 (3)ケージ57をそのまま下降させて車両51をトレ
イ58に載せ代える。 (4)トレイ58を棚55に戻す。 以上の動作によって入庫を行うものである。なお出庫時
にはこの逆動作となる。
【0007】上述したパレットレスエレベータ式駐車装
置は、パレットを使用しない点で、その分ケージ57の
昇降動力が小さくできる等のメリットがある。しかしそ
の半面、図9に示したように、棚55へのトレイ58の
横行動作が複雑となり、その分、入出庫時の待ち時間が
長くなり、円滑性が低下する問題点があった。特に連続
入庫および連続出庫の場合には、ケージの昇降、駐車棚
への格納又は払出しの機械動作中に、次の車は乗り込み
部又は駐車棚で待機する必要があり、待機時間が長いと
いった問題点があった。
【0008】そこで本願出願人は、かかる問題点を解決
すべく、パレットを使用しないエレベータ式駐車装置の
入出庫時の待機時間を短縮し、その円滑性を高めること
ができるエレベータ式駐車装置を創案し、特許出願をし
ている(特開2001−220913 以下これを「先
のエレベータ式駐車装置」という。)。
【0009】図10に示したように先のエレベータ式駐
車装置60は、同一の昇降路63内を昇降する複数のケ
ージ72,73と、昇降路に沿ってその両側に多段に設
けられた駐車棚65と、該駐車棚と昇降路の間を横行可
能に設置された複数のトレイ74,75とを備え、前記
複数のケージは、互いに同一平面内で干渉しない櫛形に
形成され、これにより相互に同一昇降路内で交差可能で
あり、前記複数のトレイは、少なくとも1つのケージと
互いに同一平面内で干渉しない櫛形に形成され、これに
より相互に同一昇降路内で交差可能である、ことを特徴
としている。
【0010】この発明によれば、同一の昇降路63内を
昇降する複数のケージ72,73が、互いに同一平面内
で干渉しない櫛形に形成され、相互に同一昇降路内で交
差できるので、入出庫口に複数のケージを同時に待機さ
せることができ、車を載せたいずれかのケージを先に上
昇させ、残りのケージに別の車を載せて並行して上昇さ
せることができる。なお、この際、後発のケージの昇降
範囲は、先発のケージより下の範囲に限られる。
【0011】また、複数のトレイ74,75は、少なく
とも1つのケージと互いに同一平面内で干渉しない櫛形
に形成され、相互に同一昇降路内で交差できるので、ケ
ージ72,73に対応するそれぞれのトレイをその下に
横行させ、次いでケージを下降させることにより、トレ
イ上に車を載せ代え、対応する棚にそれぞれ格納するこ
とができる。
【0012】従って、後発のケージの昇降範囲が、先発
のケージより下の範囲に限られるが、実質的には、同一
の昇降路63内で複数のケージが並行して同時に入出庫
できるので、入出庫時の待機時間を大幅に短縮し、その
円滑性を高めることができるといった優れた特徴を有し
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記先のエレベータ式
駐車装置はこのように優れた特徴を有する一方、車両が
地上面へ降下してきた位置、すなわち昇降路内の最下部
にターンテーブルを設置することが非常に困難であった
ため、駐車場の入口にターンテーブルを設置する必要が
あった。そのため、駐車装置の用地の他にターンテーブ
ルを設置するためのスペースが駐車場入口部分に必要と
され、用地活用上問題となることがあった。
【0014】昇降路内での車両の旋回を可能とすべく、
図11および図12に示した「ホーク式自動車駐車用タ
ーンテーブル」を備えた駐車装置なども発案されている
(特開昭62−268475)が、本願出願人のした2
つの昇降するゲージ(吊上げホーク)が存在する先のエ
レベータ式駐車装置には、これを用いて2つの昇降ゲー
ジを共に旋回させ、搭載された車両の向きを変更するこ
とはできなかった。
【0015】すなわち、「ホーク式自動車駐車用ターン
テーブル」を備えた駐車装置は、左右に分割され同時に
昇降する櫛形の吊上げホークに車両を搭載してその昇降
を行い、昇降路内の最下部の地上面で吊上げホークと噛
合う回転ホーク台をターンテーブルとして車両の旋回を
行うものであり、昇降する吊上げホークが1つである駐
車装置には有効ではあるものの、先のエレベータ式駐車
装置のように昇降するゲージ(吊上げホーク)が2つあ
る駐車装置の場合にはこれを用いて両方のゲージに搭載
された車両の旋回を行うことができなかった。
【0016】本発明はこれらの事情を考慮してなされた
ものである。すなわち本発明は、入出庫時の待機時間を
大幅に短縮し、その円滑性を高めるために相互に垂直方
向に交差可能な同一昇降路を昇降する2つのケージを有
するエレベータ式駐車装置であって、いずれのケージに
搭載された車両についても昇降路内での旋回を可能と
し、別途にターンテーブルを設置するためのスペースを
必要としないエレベータ式駐車装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は、昇降路(3)に沿ってその両側または片側に
多段に設けられた駐車棚(5)と、互いに同一平面内で
干渉しない櫛形に形成され、これにより相互に垂直方向
に交差可能な同一昇降路を昇降する内方櫛形ケージ(1
2)および外方櫛形ケージ(13)と、昇降路と駐車棚
の間を横行可能に設置され、かつ、内方櫛形ケージおよ
び外方櫛形ケージの少なくともいずれか一方と同一平面
内で干渉しない櫛形に形成され、これにより内方櫛形ケ
ージまたは外方櫛形ケージが昇降路内ですり抜け可能な
複数のトレイ(14,15)と、からなるエレベータ式
駐車装置において、駐車装置の底部に固定され、内方櫛
形ケージ上に搭載された車両を旋回させる第1ターンテ
ーブル装置(22)と、外方櫛形ケージに取り付けら
れ、外方櫛形ケージ上に搭載された車両を旋回させる第
2ターンテーブル装置(24)を備えている、ことを特
徴とするエレベータ式駐車装置を提供する。
【0018】本発明によれば、内方櫛形ケージ上に搭載
された車両は第1ターンテーブル装置により駐車装置の
底部において旋回される一方、外方櫛形ケージ上に搭載
された車両(厳密には外方櫛形ケージ上の第1ターンテ
ーブル上に載置された車両)は外方櫛形ケージと一体的
に昇降する第2ターンテーブル装置により、第1ターン
テーブル装置の上方の位置において旋回される。
【0019】このようにいずれのケージの搭載された車
両についても昇降路内部での旋回を可能とすることで、
別途にターンテーブルを設置するためのスペースが不要
となるばかりでなく、例えば駐車装置の底部で出庫のた
めの車両の旋回を行うと同時に、次に出庫する車両の旋
回をその上方で行うことができ、入出庫の円滑性を高め
ることができる。
【0020】なお、内方櫛形ケージ上に搭載された車両
の旋回は昇降路の底部においてのみ行われるが、外方櫛
形ケージ上に搭載された車両の旋回は主として車両幅方
向に旋回スペースがある位置であれば昇降路内のいずれ
においても行うことができる。
【0021】より具体的な本発明の構成は、前記内方櫛
形ケージ(12)は、車両の両幅に沿って前後方向に水
平に延びる2本の内方ケージ用水平縦部材(12a)と
該内方ケージ用水平縦部材から幅方向内方に水平に延び
前後方向に間隔を隔てた複数の内方ケージ用水平横部材
(12b)とから構成され、前記外方櫛形ケージ(1
3)は、車両の中央部を前後方向に水平に延びる外方ケ
ージ用水平縦部材(13a)と該外方ケージ用水平縦部
材から幅方向外方に水平に延び前後方向に間隔を隔てた
複数の外方ケージ用水平横部材(13b)とから構成さ
れ、前記複数のトレイ(14,15)には、車の中央部
を前後方向に水平に延びる外方トレイ用水平縦部材(1
4a)と該外方トレイ用水平縦部材から幅方向外方に水
平に延び前後方向に間隔を隔てた複数の外方トレイ用水
平横部材(14b)とからなる外方櫛形トレイ(14)
と、車の両幅に沿って前後方向に水平に延びる2本の内
方トレイ用水平縦部材(15a)と該内方トレイ用水平
縦部材から幅方向内方に水平に延び前後方向に間隔を隔
てた複数の内方トレイ用水平横部材(15b)とからな
る内方櫛形トレイ(15)とが混在し、前記外方トレイ
用水平縦部材及び外方トレイ用水平横部材は、前記内方
ケージ用水平縦部材及び内方ケージ用水平横部材と互い
に同一平面内で干渉しない位置に形成され、前記内方ト
レイ用水平縦部材及び内方トレイ用水平横部材は、前記
外方ケージ用水平縦部材及び外方ケージ用水平横部材と
互いに同一平面内で干渉しない位置に形成され、前記第
1ターンテーブル装置(22)は、車両の中央部を前後
方向に水平に延びる第1ターンテーブル用水平縦部材
(23a)と該水平縦部材から幅方向外方に水平に延び
前後方向に間隔を隔てた複数の第1ターンテーブル用水
平横部材(23b)とからなり、かつ、旋回動作中以外
には前記内方櫛形ケージと同一平面内で干渉しない櫛形
に形成された第1ターンテーブル(23)と、第1ター
ンテーブルを水平位置で旋回させるとともに一定の範囲
で昇降させる昇降旋回装置(31)とから構成され、前
記第2ターンテーブル装置(24)は、前記外方櫛形ケ
ージ上に配置され外方櫛形ケージに対して旋回する第2
ターンテーブル(25)と、該第2ターンテーブルを水
平位置で旋回させる旋回装置(26)とから構成され、
かつ、第2ターンテーブルは旋回動作中以外には外方櫛
形ケージと垂直位置で重なって前記内方櫛形ケージと同
一平面内で干渉しない櫛形に形成されている。
【0022】本発明は、同一昇降路内で相互に垂直方向
に交差可能な同一平面内で干渉しない櫛形の内方櫛形ケ
ージおよび外方櫛形ケージを用い、また、これらの少な
くともいずれか一方と同一平面内で干渉しない櫛形に形
成された複数のトレイを用いることによって入出庫の円
滑性を高める点では先の出願の構成と同様であり、内方
櫛形ケージおよび外方櫛形ケージに搭載された車両の旋
回を昇降路内で行う点を特徴点とする。すなわち本発明
は先の出願に記載されたエレベータ式駐車装置の発明を
改良したものであり、その本質は内方櫛形ケージおよび
外方櫛形ケージに搭載された車両をそれぞれ旋回させる
ためのターンテーブル装置にあるといえる。
【0023】本発明では、駐車装置底部に設けられ外方
櫛形ケージに類似した形状の第1ターンテーブルを有す
る第1ターンテーブル装置により、内方櫛形ケージに搭
載された車両を昇降路の底部で第1ターンテーブル上に
載せ換えた後に旋回させる。一方、外方櫛形ケージ上に
配置され外方櫛形ケージに対して水平旋回する第2ター
ンテーブルにより、外方櫛形ケージに搭載された車両
(厳密には外方櫛形ケージ上の第1ターンテーブル上に
載置された車両)を第1ターンテーブル装置の上方に位
置する昇降路内の所望の位置で旋回させることができ
る。
【0024】なお、第2ターンテーブルは外方櫛形ケー
ジに部分的に類似した形状を有し、旋回動作中以外には
外方櫛形ケージと垂直位置で重なって内方櫛形ケージと
同一平面内で干渉しないように形成されている。これに
より内方櫛形ケージと第2ターンテーブル装置を備えた
外方櫛形ケージとは同一昇降路内で相互に交差すること
ができる。さらに内方櫛形ケージから所望のトレイへの
車両の受渡に際しても、第2ターンテーブル装置がその
受渡を阻害することもない。
【0025】また本発明の実施態様としては、底部にの
み下部乗込口(36)を設けたエレベータ式駐車装置の
ほか、下部乗込口に加え、その上方に中間乗込口(3
8)を設け、前記第2ターンテーブル装置を該中間乗込
口において旋回し、外方櫛形ケージに搭載した車両の向
きを変更する、エレベータ式駐車装置などもある。
【0026】本発明は、例えば、地上高に設けた下部乗
込口と、地上からのびるスロープを通じて車両の入出庫
を行う地上高よりも高い位置に設けられた中間乗込口と
を有する複数の乗込口を有するエレベータ式駐車装置な
どにも適用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明のエレベー
タ式駐車装置の全体図である。この図に示すように、本
発明のエレベータ式駐車装置10は、同一の昇降路3内
を昇降する2つのケージ12,13と、昇降路3に沿っ
てその両側に多段に設けられた駐車棚5と、駐車棚5と
昇降路3の間を横行可能に設置された複数(この例では
2種)のトレイ14,15とを備えている。またこのエ
レベータ式駐車装置10には、その底部に車両の入出庫
を行うための第1の乗込口(下部乗込口36)が開口
し、下部乗込口の上方には駐車装置外部に設けられた図
示しないスロープを通じて車両の入出庫を行うための第
2の乗込口(中間乗込口38)が開口している。
【0028】図2は、図1のA−A断面図であり、中間
乗込口38に2つのケージ12,13が同時に位置して
いる状態を示している。この図に示すように、2つのケ
ージ12,13は、互いに同一平面内で干渉しない櫛形
に形成され、これにより相互に同一昇降路内で交差でき
るようになっている。
【0029】すなわちこの例では、第1のケージ12
(以下、「内方櫛形ケージ」と呼ぶ。)は、2本の内方
ケージ用水平縦部材12aと複数(この例では左右総計
で16本)の内方ケージ用水平横部材12bとからな
る。内方ケージ用水平縦部材12aは、車両の両幅に沿
って前後方向に水平に延びている。また、内方ケージ用
水平横部材12bは、2本の内方ケージ用水平縦部材1
2aから幅方向内方に水平に延び、かつ前後方向に間隔
を隔て、この部分に車両の車輪を載せるようになってい
る。
【0030】内方櫛形ケージ12は、図から明らかなよ
うに、左右に2分されている。また鉛直方向上下にのび
るガイドレール42に沿って図示しないガイドローラ等
により水平保持しながら、それぞれ内方ケージ用水平縦
部材12aの両端部(図で上下端)で2本の吊りワイヤ
16により、左右同期して昇降される。
【0031】また、第2のケージ13(以下、「外方櫛
形ケージ」と呼ぶ。)は、1本の外方ケージ用水平縦部
材13aと複数(この例では、8本)の外方ケージ用水
平横部材13bとからなる。外方ケージ用水平縦部材1
3aは、車両の中央部を前後方向に水平に延びる。また
外方ケージ用水平縦部材13aはその前後方向中間部に
おいて幅広となっており、この部分(外方ケージ用水平
縦部材中央部13a’)の下面には後述するターンテー
ブル装置に必要な機器が取り付けられている。一方、外
方ケージ用水平横部材13bは、外方ケージ用水平縦部
材13aから幅方向外方に水平に延び、かつ前後方向に
間隔を隔て、この部分に後述の第2ターンテーブル上の
車両の車輪を間接的に載せることができるようになって
いる。なお、8本の外方ケージ用水平横部材13bのう
ち前端および後端(図では上下)に位置する水平横部材
各一本はその幅方向長さが若干短くなっている。
【0032】外方櫛形ケージ13は、全体として一体で
あり幅方向および前後方向に対称形をなしている。外方
櫛形ケージ13は、その外方ケージ用水平縦部材13a
の両端部(図で上下端)で4本の吊りワイヤ17により
ガイドレール42に沿って鉛直方向上下に図示しないガ
イドローラにより水平状態を保持して昇降される。
【0033】更に、図2に示すように、内方櫛形ケージ
12の内方ケージ用水平縦部材12a及び内方ケージ用
水平横部材12bは、外方櫛形ケージ13の外方ケージ
用水平縦部材13a及び外方ケージ用水平横部材13b
と互いに同一平面内で干渉することがないように、すな
わち内方櫛形ケージ12の内方ケージ用水平横部材12
bと外方櫛形ケージ13の外方ケージ用水平横部材13
bとが車両の前輪および後輪が載せられる部分において
同一平面内で互い違いにあらわれるような櫛形に形成さ
れている。このように内方櫛形ケージ12および外方櫛
形ケージ13を形成することで、相互に同一昇降路内で
の交差が可能となる。
【0034】また図2に示したようにの外方櫛形ケージ
13には、外方櫛形ケージ上に配置された斜線で示す第
2ターンテーブル25と、第2ターンテーブルを水平位
置で旋回させるモータ、モータの動力により第2ターン
テーブルを旋回させるための変速器および変速器に連結
する旋回軸等から構成された旋回装置26とからなる第
2ターンテーブル装置24が取り付けられている。な
お、モータ、変速器等は水平縦部材中央部13a’の下
面側に設置されている。
【0035】第2ターンテーブル25は、外方櫛形ケー
ジ13の前後端の水平横部材までの範囲でこれとほぼ同
様の形状を有している。すなわち、第2ターンテーブル
25と外方櫛形ケージ13とは第2ターンテーブル装置
が作動中以外には垂直位置で重なり合っている。したが
って同一昇降路内で内方櫛形ケージ12と第2ターンテ
ーブル装置24が取り付けられた外方櫛形ケージとが干
渉することなくそれぞれが自由に昇降することができ
る。
【0036】第2ターンテーブル25は、図2の破線で
示したように旋回軸を中心に外方櫛形ケージ13の上面
を摺動するように旋回し、180°旋回した状態では再
び外方櫛形ケージと垂直位置で重なり合う。
【0037】なお第2ターンテーブル25の旋回は、内
方櫛形ケージ12と外方櫛形ケージ13とが同一平面に
あるとき以外で、かつ、その両側に空き空間がある位置
において、すなわち左右の駐車棚に車両が駐車されてい
ない位置において行われる。これは車両の前後方向長さ
が幅方向長さよりも長いため、旋回中の車両同士の接触
を回避するためである。
【0038】図3は、図1のB−B断面図であり、内方
櫛形ケージ12とこれと対応するトレイ14との関係を
示している。この図において、第1のトレイ14(以
下、「外方櫛形トレイ」と呼ぶ。)は、1本の外方トレ
イ用水平縦部材14aと複数(この例では8本)の外方
トレイ用水平横部材14bとからなる。外方トレイ用水
平縦部材14aは車両の中央部を前後方向(図で上下方
向)に水平に延びており、外方トレイ用水平横部材14
bは外方トレイ用水平縦部材14aから幅方向外方に水
平に延び、かつ前後方向に間隔を隔て、この部分に車両
の車輪を載せるようになっている。
【0039】外方櫛形トレイ14は、全体として一体で
あり、その外方トレイ用水平縦部材14aの両端部(図
で上下端)で支持ローラ18により水平に支持される。
また、内方櫛形ケージ12上においても、ケージと干渉
しない位置に設けられた中間レール19の支持ローラ1
8により水平に支持される。更に、図示しない横行装置
20により、外方櫛形トレイ14を駐車棚内(図で左
側)と昇降路にある内方櫛形ケージ12との間を水平に
横行させるようになっている。
【0040】更に、図3に二点鎖線で示すように、外方
櫛形トレイ14の外方トレイ用水平縦部材14a及び外
方トレイ用水平横部材14bは、内方櫛形ケージ12上
において、その内方ケージ用水平縦部材12a及び内方
ケージ用水平横部材12bと互いに同一平面内で干渉し
ない位置に形成されている。
【0041】上述した構成により、外方櫛形トレイ14
を内方櫛形ケージ12と互いに同一平面内で干渉しない
櫛形に形成でき、相互に同一昇降路内で交差させること
ができる。
【0042】更に図4は、図1のC−C断面図であり、
外方櫛形ケージ13とこれと対応するトレイ15との関
係を示している。この図において、第2のトレイ15
(以下、内方櫛形トレイと呼ぶ)は、2本の内方トレイ
用水平縦部材15aと複数(この例では左右総計で16
本)の内方トレイ用水平横部材15bとからなる。
【0043】内方トレイ用水平縦部材15aは、車両の
両幅に沿って前後方向に水平に延びている。また、内方
トレイ用水平横部材15bは、内方トレイ用水平縦部材
15aから幅方向内方に水平に延び、かつ前後方向(こ
の図で上下方向)に間隔を隔て、この部分に車両の車輪
を載せるようになっている。
【0044】内方トレイ用水平縦部材15aは、図から
明らかなように、左右に2分されており、それぞれ内方
トレイ用水平縦部材15aの両端部(図で上下端)で支
持ローラ18により水平に支持される。また、内方櫛形
ケージ12上においても、ケージと干渉しない位置に設
けられた中間レール19の支持ローラ18により水平に
支持される。更に、図示しない横行装置20により、内
方櫛形トレイ15を駐車棚内(図で右側)と昇降路にあ
る外方櫛形ケージ13との間を水平に横行させるように
なっている。
【0045】更に、図4に二点鎖線で示すように、内方
櫛形トレイ15の内方トレイ用水平縦部材15a及び内
方トレイ用水平横部材15bは、外方櫛形ケージ13上
において、その外方ケージ用水平縦部材13a及び外方
ケージ用水平横部材13bと互いに同一平面内で干渉し
ない位置に形成されている。
【0046】上述した構成により、内方櫛形トレイ15
を外方櫛形ケージ13と互いに同一平面内で干渉しない
櫛形に形成でき、相互に同一昇降路内で交差させること
ができる。
【0047】このように本実施例のエレベータ式駐車装
置10は、同一昇降路内で交差できるので、入出庫口に
複数のケージ12,13を同時に待機させることがで
き、車両を載せたいずれかのケージを先に上昇させ、残
りのケージに別の車両を載せて並行して上昇させること
ができる。なお、この際、後発のケージの昇降範囲は、
先発のケージより下の範囲に限られる。
【0048】また、複数のトレイ14,15は、少なく
とも1つのケージと同一昇降路内で交差できるので、ケ
ージ12,13に対応するそれぞれのトレイをその下に
横行させ、次いでケージを下降させることにより、トレ
イ上に車両を載せ代え、対応する棚にそれぞれ格納する
ことができる。
【0049】図1に示したように、このエレベータ式駐
車装置の底部には、下部乗込口36から入出庫を行う車
両であって内方櫛形ケージ12に搭載される車両の旋回
を行うための第1ターンテーブル装置22が設けられて
いる。
【0050】図1のD−D断面図である図5に示したよ
うに、この第1ターンテーブル装置22は、外方櫛形ケ
ージ13とほぼ同様の形状をした、すなわち車両の中央
部を前後方向に水平に延びる1本のターンテーブル用水
平縦部材23aとこのターンテーブル用水平縦部材から
幅方向外方に水平に延び前後方向に間隔を隔てた複数の
ターンテーブル用水平横部材23bとからなる第1ター
ンテーブル23と、第1ターンテーブル23を水平位置
で旋回させるとともに一定の範囲で昇降させる昇降旋回
装置31とから構成されている。
【0051】第1ターンテーブル23は、外方櫛形ケー
ジ13とほぼ同様の形状を有しているため、その旋回動
作中以外には内方櫛形ケージ12と同一昇降路内で干渉
することなく交差することができる。
【0052】また昇降旋回装置31は、昇降路底部で地
上高から掘り下げられた凹穴部34内に配置されてお
り、第1ターンテーブル23を地上高の下(例えば約1
m)から地上高までの範囲で昇降させることができる
(図1参照)。なお、第1ターンテーブル23の旋回は
地上高において行われる。
【0053】次に本実施例のエレベータ式駐車装置の第
1ターンテーブル装置22の作動機構を説明する。
【0054】まず、昇降旋回装置31により第1ターン
テーブル23を地上高に位置させるとともに、内方櫛形
ケージ12を地上高よりも若干低い位置まで下降させ
る。この状態で下部乗込口から車両を図5に示した矢印
の方向から入庫して第1ターンテーブル23上に車両を
載置する。次に昇降旋回装置31により第1ターンテー
ブル23を所望の角度だけ旋回させた後に、内方櫛形ケ
ージ12を上昇させて、内方櫛形ケージ上に車両の載せ
換えを行う。その後内方櫛形ケージを所望の高さまで引
き上げ、前述した方法で外方櫛形トレイ14に載せ換え
て駐車棚に収容する。
【0055】入庫時に車両の旋回を行わず出庫時に車両
の旋回を行う場合には、上記とは逆の機構、すなわち内
方櫛形ケージ12を下降させ、内方櫛形ケージ上の車両
を地上高で昇降旋回装置31に載せ換えた後に旋回させ
ることによって行う。
【0056】なお、前述した外方櫛形ケージ13の第2
ターンテーブル25の旋回は、地上高においても行うこ
とができる。その際、第1ターンテーブルは昇降旋回装
置によって地上高よりも低い位置、すなわち外方櫛形ケ
ージ13下面に設置された旋回装置26と接触しない位
置まで引き下げられる。
【0057】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、入出庫
時の円滑性を高めるために相互に垂直方向に交差可能な
同一昇降路を昇降する2つのケージを有するエレベータ
式駐車装置において、いずれのケージに搭載された車両
についても昇降路内での旋回を可能とし、入出庫時の円
滑性をより一層高め、また、別途にターンテーブルを設
置するためのスペースを必要としないエレベータ式駐車
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ式駐車装置の全体正面図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】図1のD−D断面図である。
【図6】従来の下部乗り込み式エレベータ式駐車装置の
全体構成を示した正面図である。
【図7】従来の中間乗り込み式エレベータ式駐車装置の
全体構成を示した側面図である。
【図8】従来のパレットレスエレベータ式駐車装置の部
分矢視図である。
【図9】従来のパレットレスエレベータ式駐車装置の作
動説明図である。
【図10】先のエレベータ式駐車装置の全体正面図であ
る。
【図11】従来のホーク式自動車駐車用ターンテーブル
を備えた駐車装置の全体正面図である。
【図12】従来のホーク式自動車駐車用ターンテーブル
を備えた駐車装置の構成図である。
【符号の説明】
3 昇降路 5 駐車棚 10 エレベータ式駐車装置 12 内方櫛形ケージ 12a 内方ケージ用水平縦部材 12b 内方ケー
ジ用水平横部材 13 外方櫛形ケージ 13a 外方ケージ用水平縦部材 13b 外方ケー
ジ用水平横部材 14 外方櫛形トレイ 14a 外方トレイ用水平縦部材 14b 外方トレ
イ用水平横部材 15 内方櫛形トレイ 15a 内方トレイ用水平縦部材 15b 内方トレ
イ用水平横部材 16,17 ワイヤ 18 支持ロー
ラ 19 中間レール 20 横行装置 22 第1ターンテーブル装置 23 第1ター
ンテーブル 23a ターンテーブル用水平縦部材 23b ター
ンテーブル用水平横部材 24 第2ターンテーブル装置 25 第2ター
ンテーブル 26 旋回装置 31 昇降旋回
装置 34 凹穴部 36 下部乗込
口 38 中間乗込口 51 車両 52 乗込口 53 昇降路 54 ケージ 55 駐車棚 56 横行装置 63 昇降路 65 駐車棚 72,73 ケージ 74,75 トレ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路(3)に沿ってその両側または片
    側に多段に設けられた駐車棚(5)と、互いに同一平面
    内で干渉しない櫛形に形成され、これにより相互に垂直
    方向に交差可能な同一昇降路を昇降する内方櫛形ケージ
    (12)および外方櫛形ケージ(13)と、昇降路と駐
    車棚の間を横行可能に設置され、かつ、内方櫛形ケージ
    および外方櫛形ケージの少なくともいずれか一方と同一
    平面内で干渉しない櫛形に形成され、これにより内方櫛
    形ケージまたは外方櫛形ケージが昇降路内ですり抜け可
    能な複数のトレイ(14,15)と、からなるエレベー
    タ式駐車装置において、 駐車装置の底部に固定され、内方櫛形ケージ上に搭載さ
    れた車両を旋回させる第1ターンテーブル装置(22)
    と、 外方櫛形ケージに取り付けられ、外方櫛形ケージ上に搭
    載された車両を旋回させる第2ターンテーブル装置(2
    4)を備えている、ことを特徴とするエレベータ式駐車
    装置。
  2. 【請求項2】 前記内方櫛形ケージ(12)は、車両の
    両幅に沿って前後方向に水平に延びる2本の内方ケージ
    用水平縦部材(12a)と該内方ケージ用水平縦部材か
    ら幅方向内方に水平に延び前後方向に間隔を隔てた複数
    の内方ケージ用水平横部材(12b)とから構成され、
    前記外方櫛形ケージ(13)は、車両の中央部を前後方
    向に水平に延びる外方ケージ用水平縦部材(13a)と
    該外方ケージ用水平縦部材から幅方向外方に水平に延び
    前後方向に間隔を隔てた複数の外方ケージ用水平横部材
    (13b)とから構成され、 前記複数のトレイ(14,15)には、車の中央部を前
    後方向に水平に延びる外方トレイ用水平縦部材(14
    a)と該外方トレイ用水平縦部材から幅方向外方に水平
    に延び前後方向に間隔を隔てた複数の外方トレイ用水平
    横部材(14b)とからなる外方櫛形トレイ(14)
    と、車の両幅に沿って前後方向に水平に延びる2本の内
    方トレイ用水平縦部材(15a)と該内方トレイ用水平
    縦部材から幅方向内方に水平に延び前後方向に間隔を隔
    てた複数の内方トレイ用水平横部材(15b)とからな
    る内方櫛形トレイ(15)とが混在し、 前記外方トレイ用水平縦部材及び外方トレイ用水平横部
    材は、前記内方ケージ用水平縦部材及び内方ケージ用水
    平横部材と互いに同一平面内で干渉しない位置に形成さ
    れ、 前記内方トレイ用水平縦部材及び内方トレイ用水平横部
    材は、前記外方ケージ用水平縦部材及び外方ケージ用水
    平横部材と互いに同一平面内で干渉しない位置に形成さ
    れ、 前記第1ターンテーブル装置(22)は、車両の中央部
    を前後方向に水平に延びる第1ターンテーブル用水平縦
    部材(23a)と該水平縦部材から幅方向外方に水平に
    延び前後方向に間隔を隔てた複数の第1ターンテーブル
    用水平横部材(23b)とからなり、かつ、旋回動作中
    以外には前記内方櫛形ケージと同一平面内で干渉しない
    櫛形に形成された第1ターンテーブル(23)と、第1
    ターンテーブルを水平位置で旋回させるとともに一定の
    範囲で昇降させる昇降旋回装置(31)とから構成さ
    れ、 前記第2ターンテーブル装置(24)は、前記外方櫛形
    ケージ上に配置され外方櫛形ケージに対して旋回する第
    2ターンテーブル(25)と、該第2ターンテーブルを
    水平位置で旋回させる旋回装置(26)とから構成さ
    れ、かつ、第2ターンテーブルは旋回動作中以外には外
    方櫛形ケージと垂直位置で重なって前記内方櫛形ケージ
    と同一平面内で干渉しない櫛形に形成されている、こと
    を特徴とする請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
  3. 【請求項3】 エレベータ式駐車装置(10)の底部に
    は下部乗込口(36)が形成されており、該下部乗込口
    の上方には中間乗込口(38)が設けられ、 前記第2ターンテーブル装置(24)は該中間乗込口に
    おいて旋回し、搭載された車両の向きを変更する、こと
    を特徴とする請求項2に記載のエレベータ式駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101080016B1 (ko) 2008-02-19 2011-11-04 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 기계식 주차장
CN102587711A (zh) * 2012-02-15 2012-07-18 黄革远 一种新型立体车库
CN102889015A (zh) * 2012-10-29 2013-01-23 何于江 顶部带开合转盘的立体车库升降机
JP2017020300A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 Ihi運搬機械株式会社 フォーク式駐車装置とその制御装置
WO2020052108A1 (zh) * 2018-09-11 2020-03-19 武汉冠油科技有限公司 一种塔式简捷立体停车设备

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