JP3421784B2 - 機械式駐車装置の昇降装置 - Google Patents

機械式駐車装置の昇降装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式駐車装置が
備える各種昇降手段において、不具合が発生した際の誤
動作を防ぐための手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5、図6には、複数のパレットを一列
もしくは複数列に積層配置し、任意に選択したパレット
を上下左右に移動させて所定の入出庫位置へと呼び出
し、入出庫を行う形式の機械式駐車装置1(以下、「パ
レット式駐車装置」という。)を、概略的に示してい
る。このパレット式駐車装置1は、複数のパレット2,
3,4,5を上下に一列に配置したものを、複数列に設
けた構成を有している。図示の例では、地上部分に三段
のパレット2,3,4を設け、地下部分にパレット5を
一段だけ設けている。
【0003】最上段のパレット2は、図示のごとく各列
毎に設けられている。また、各々のパレット2a,2
b,2cは、チェーン等、索状の吊り上げ手段を用いた
昇降装置を備え、最上段とグランド面GLとの間を各々
独立して昇降する。図5には、パレット2a,2bが最
上段に位置し、パレット2cがグランド面に下降した状
態を示している。
【0004】上から二段目のパレット3は、最上段のパ
レット2より一列少なく、図示の例では二つのパレット
3a,3bを備える。また、各パレット3a,3bが、
梁6上をローラ等によって左右に移動するフレーム7
(図6)に、最上段のパレット2の昇降装置と同様の昇
降装置を介して釣り下げられている。よって、二段目の
パレット3a,3bは、各々が二段目とグランド面GL
との間を昇降し、かつ、左右方向へと移動することが出
来る。
【0005】上から三段目のパレット4は、二段目のパ
レット3と同様に最上段のパレット2より一列少なく、
二つのパレット4a,4bを備える。また、各々のパレ
ット4a,4bは、グランド面GL上で左右に移動する
ことが出来る。さらに、地下パレット5は、最上段のパ
レット2と同様に、各列毎に設けられている。そして、
チェーン等を用いた昇降装置により、各パレット5a,
5b,5cが独立して、地下部分とグランド面GLとの
間を昇降することが出来る。
【0006】上記パレット式駐車装置1は、上記各パレ
ット2,3,4,5の中から、任意に選択されたパレッ
トをグランド面GLに呼び出すことによって、車両の入
出庫を行うものである。また、地下パレット5をグラン
ド面GLに呼び出す際には、該当する地下パレットの上
昇を阻害しないように、パレット2を最上段まで上昇さ
せ、かつ、二段目のパレット3および三段目のパレット
4を、横方向へと待避させる。また、パレット2,3を
グランド面GLへと呼び出す際には、該当するパレット
の下降を阻害しない位置へと、他のパレットを待避させ
る。
【0007】また、グランド面GLに位置するパレット
(4a,4b,2c)の正面を、ゲート10で塞ぎ、パレ
ット式駐車装置1の内部と外部とを簡易的に隔離するこ
とで、安全性をより向上させている。そして、車両8,
9の入出庫の際には、ゲート10を地下に格納し、もしく
は車両8,9と干渉しない位置へと上昇させることがで
きる。このゲート10の昇降装置も、チェーン等、索状の
吊り上げ手段を用いたものである。なお、図5において
符号11で示す部分は、駐車装置の梁に固定された柵であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、パレッ
ト式駐車装置1は、各パレット2,3,4,5やゲート
10の昇降装置として、チェーン等、索状の吊り上げ手段
を用いたものが多用されている。本発明は、これらの吊
下げ手段に破損を生じたり、また、チェーン、ワイヤな
どがスプロケット、シーブ等から脱落する等の不具合が
発生した際の誤動作を防ぎ、安全性を確保するための一
手段を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る手段は、索状の吊り上げ手段
を用いて対象物を吊り上げる機械式駐車装置の昇降装置
において、前記対象物に、前記吊り上げ手段から付与さ
れる張力を失うことにより突出する突起部を設けると共
に、前記対象物の昇降方向と平行かつ一定間隔に、該突
起部が係合する係合部を配置し、前記突起部は、前記対
象物に回動自在に支持され前記吊り上げ手段から付与さ
れる張力の有無に応じて姿勢を変化させるアームに設け
られており、前記アームは、前記突起部が前記係合部と
係合して前記対象物の重量が前記アームに加わることに
より、前記対象物に固定され前記アームを回動自在に支
持するブラケットに、前記アームの当接面を当接させ
て、その姿勢を固定する固定手段を備え、さらに、前記
アームの姿勢変化をセンサで検出し、前記アームの姿勢
変化を検出した時点で、前記吊下げ手段の駆動手段であ
るモータにブレーキを掛ける制御手段を備えることを特
徴とするものである。
【0010】本発明によると、索状の吊り上げ手段に不
具合が発生することにより、前記対象物が吊り上げ手段
から付与される張力を失うと、前記突起部が前記対象物
から突出して、前記係合部に係合する。かかる前記突起
部の前記係合部への係合動作は、前記アームに姿勢変化
を発生させることで、前記突起部を前記対象物から突出
させ、前記係合部へと噛み合わせることにより行うこと
ができる。そして、前記突起部と前記係合部との噛み合
いによって、前記対象物を強制的に停止させる。前記係
合部は、前記対象物の昇降方向と平行かつ一定間隔に設
けられていることから、かかる噛み合いによる強制的な
停止を、前記対象物がその昇降範囲のいずれに有るとき
でも行うことができる。また、前記アームは、前記突起
部が前記係合部と係合して前記対象物の重量が前記アー
ムに加わることにより、前記対象物に固定され前記アー
ムを回動自在に支持するブラケットに、前記アームの当
接面を当接させて、その姿勢を固定する固定手段を備え
る。この構成によると、前記突起部が前記係合部と係合
して前記対象物の重量が前記アームに加わることと連動
して、前記アームの姿勢が固定されるので、前記突起部
と前記係合部との噛み合い状態が維持され、前記対象物
の強制的な停止を確実にする。しかも、前記アームの姿
勢変化に応じ、前記吊下げ手段をセンサで検出し、前記
アームの姿勢変化を検出した時点で、前記吊下げ手段の
駆動手段であるモータにブレーキを掛ける制御手段を備
えることで、前記対象物の昇降に関する二重の誤動作防
止対策を講ずる。
【0011】また、本発明の請求項2に係る機械式駐車
装置の昇降装置では、前記係合部は、前記対象物の昇降
範囲の全域に渡って設けられたレールに、所定ピッチで
形成された開口となっている。この構成によると、前記
突起部と前記係合部との噛み合いによる、前記対象物の
強制停止を、前記対象物がその昇降範囲のいずれに有る
ときでも行うことができる。また、前記係合部を、レー
ルに設けられた開口としたことで、該開口の端部に前記
突起部が噛み合い、前記対象物を強制的に停止させる。
【0012】また、本発明の請求項3に係る機械式駐車
装置の昇降装置は、前記対象物が、ゲートである。そし
て、当該ゲートから前記突起部を突出させて前記係合部
と噛み合わせることにより、前記ゲートを強制的に停止
させる。さらに、本発明の請求項4に係る機械式駐車装
置の昇降装置は、前記対象物が、搬器である。そして、
当該搬器から前記前記突起部を突出させて前記係合部と
噛み合わせることにより、前記搬器を強制的に停止させ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図中従来例と同一部分若しく
は相当部分は同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0014】図1には、本発明の実施の形態に係るゲー
ト10の昇降装置の要部を、拡大して示している。本装置
は、ゲート10の両側部に設けられている。駆動手段であ
るモータ12は、パレット式駐車装置の柱13等に固定され
たブラケット14上に取付けられている。モータ12の駆動
力は、その駆動軸に固定されたスプロケット15によっ
て、チェーン16に伝達される。チェーン16の一端部は、
後述の構造によってゲート10に連結され、他端部はカウ
ンターウェイト17に連結されている。なお、図1では、
説明の便宜上、チェーン16の一部を省略して全長を短く
図示している。実際は、カウンターウェイト17がモータ
12に対し図1の位置にあるとき、ゲート10は図示の範囲
よりも遥かに下方に位置している。
【0015】ゲート10に対するチェーン16の連結構造は
次のようになっている。ゲート10にはブラケット18が固
定されており、ブラケット18には、アーム19が回動自在
に支持されている。図2(a)にはアーム19の上面図
を、図2(b)にはアーム19の正面図を示している。ア
ーム19は、プレート20に、チェーン16を連結するための
連結部21と、コイルバネ23(図1)を係止するためのピ
ン22とを固定して構成したものである。連結部21には、
チェーン16を連結するための穴21aが、ピン22にはコイ
ルバネ23の一端部を掛けるための小径部22aが各々形成
されている。なお、コイルバネ23の他端部は、ブラケッ
ト18(図1)に掛けられている。
【0016】また、プレート20には、ブラケット18に対
しアーム19を軸着するための、ピボット軸24(図1)を
挿通する穴20aが形成されている。また、プレート20に
は、ブラケット18の上面18a(図1)に当接するための
当接部20bを、ピン22の近傍に設けている。さらに、プ
レート20には、レール25(図1、図3)に形成された開
口25a(図1、図3)へ係合するための突起部20cを有
する。なお、図2(b)に符号20dで示す部分は、開口
25aの端部に対し実際に当接する当接面である。そし
て、穴20aから突起部20cまでの距離に比して、穴20a
からピン22までの距離の方が大きくなるように、各部を
配置している。また、連結部21は、穴20aとピン22との
間でかつ穴20aにより近い位置に設けられている。
【0017】前述のレール25は、ゲート10の昇降方向
(鉛直方向)と平行に配置されており、開口25aは、ゲ
ート10の昇降範囲の全域に渡って、所定ピッチを置いて
複数形成されている。なお、図1および図3には、開口
25a、25a’の2つのみ示してる。
【0018】上記構成を有する本発明の実施の形態によ
り得られる作用効果は、以下の通りである。上記構造で
は、ゲート10の重量はチェーン16に掛かり、この際に生
じるチェーン16の張力は、アーム19の連結部21に作用す
る。したがって、アーム19はコイルバネ23の弾性力に抗
して、ピボット軸24を中心に図1の反時計回りの方向へ
と付勢される。このとき、アーム19の突起部20cは、レ
ール25から離間した位置にある。なお、アーム19は図示
しないストッパによって、図1に示す姿勢からさらに反
時計回りの方向へと回転することは無い。また、図1の
状態では、アーム19の突起部20cはレール25に対し非接
触であるため、ゲート10の昇降の際に接触音等の騒音を
発生させることは無い。
【0019】ところが、チェーン16の破損等により、ア
ーム19の連結部21に作用するチェーン16の張力を失う
と、アーム19はコイルバネ23の弾性力によって、ピボッ
ト軸24を中心に図1の時計回りの方向へと付勢される。
そして、アーム19は図1に示す姿勢から瞬時に図4に示
す姿勢へと回転し、アーム19の突起部20cはレール25の
開口25aへ係合する(図3のアーム19は、このときの姿
勢を示している。)。また、アーム19の当接部20b(図
2)は、ブラケット18の上面18aに当接する。
【0020】そして、アーム19の当接面20dが開口25a
の端部に当接し、アーム19と開口25aとが噛み合うこと
で、ゲート10を強制的に停止させ、落下を防止する。こ
のとき、アーム19の当接面20dにゲート10の重量が加わ
り、アーム19には、ピボット軸24を中心とした時計回り
の回転力が加えられる。ここで、前述のごとくアーム19
の当接面20b(図2)がブラケット18の上面18aに当接
することで、アーム19の姿勢を固定する固定手段を構成
しているので、アーム19にそれ以上の姿勢変化は生じな
い。したがって、アーム19の当接面20dと開口25aとの
噛み合い状態が維持され、ゲート10の強制的な停止を確
実としている。
【0021】本発明の実施の形態では、以上のごとくア
ーム19の当接面20dと開口25aとの噛み合いによって、
ゲート10の落下が防止されるので、例えば、アーム19の
当接面20dや開口25aの端部にオイル等が付着している
ような場合でも、ゲート10の落下を確実に防ぐことがで
き、信頼性の高いものである。
【0022】なお、図1〜図3に示す例では、アーム19
がレール25の開口25aに面する位置でチェーン16の張力
を失った場合を想定しているので、アーム19の突起部20
cはレール25の開口25aへと瞬時に係合するが、ゲート
10が昇降している途中でチェーン16の張力を失うような
場合には、アーム19がレール25の開口25aに面していな
いこともあり得る。係る場合には、アーム19の突起部20
cはまずレール25に当接し、レール25に摺接しながら、
開口25aよりも一つ下方に位置する開口25a’に面する
位置まで下降する。そして、アーム19の突起部20cが開
口25a’に係合した時点で、アーム19の当接面20dと開
口25a’とが噛み合うことで、ゲート10を強制的に停止
させることができる。
【0023】なお、本発明の実施の形態では、チェーン
16によって吊り上げられる対象物をゲート10として説明
したが、各パレット2,3,4,5の昇降装置にも、同
様の構造を採用することができる。また、スプロケット
15およびチェーン16の代わりにワイヤ、シーブを用いた
昇降装置にも適用することができる。さらに、チェーン
16の張力を失ったときにアーム19を回転させるための手
段として、コイルバネ23に替えてウェイトを用いたり、
電磁石の磁力を利用することも可能である。加えて、リ
ミットスイッチ等のセンサを設け、当該センサがアーム
の19の姿勢変化を検出した時点でモータ12にもブレーキ
を掛ける制御手段を設けることにより、二重の誤動作防
止対策を講ずることができる。
【0024】さらに、本発明は上述した実施の形態のご
とくパレット式駐車装置の昇降装置に限らず、大規模の
機械式駐車装置のエレベータの昇降台や、エレベータの
ドア等、索状の吊り上げ手段を用いて昇降を行う対象物
に対し、同様に用いることが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
発明によると、前記吊下げ手段に破損を生じたり、ま
た、チェーン、ワイヤなどがスプロケット、シーブ等か
ら脱落する等の不具合が発生した際の誤動作を防ぎ、機
械式駐車装置の昇降装置の安全性を確保することが可能
となる。また、前記アームに姿勢変化を発生させ、前記
突起部を前記対象物から突出させて、前記係合部へと噛
み合わせることで、前記対象物を強制的に停止させるこ
とが可能となり、昇降装置の安全性を確保することがで
きる。また、前記突起部が前記係合部と係合して前記対
象物の重量が前記アームに加わることと連動して、前記
アームの姿勢が固定されるので、前記突起部と前記係合
部との噛み合い状態が維持され、前記対象物の強制的な
停止を確実にすることができる。しかも、前記対象物の
昇降に関する二重の誤動作防止対策を講ずることで、前
記昇降装置の信頼性をさらに向上させることができる。
【0026】また、本発明の請求項2に係る発明による
と、前記突起部と前記係合部との噛み合いによる、前記
対象物の強制停止を、前記対象物がその昇降範囲のいず
れに有るときでも行うことができる。また、前記対象物
が昇降中であっても、前記対象物の強制停止を行うこと
ができる。加えて、前記係合部を、レールに設けられた
開口とし、該開口の端部に前記突起部が噛み合うことで
前記対象物を強制停止させるので、オイル等が付着した
場合の信頼性を高めることができる。
【0027】さらに、本発明の請求項3に係る発明によ
れば、ゲートの昇降装置に不具合が生じたときに、前記
ゲートを強制的に停止させることが可能となり、前記昇
降装置の安全性を確保することができる。また、本発明
の請求項4に係る発明によれば、搬器の昇降装置に不具
合が生じたときに、前記搬器を強制的に停止させること
が可能となり、前記昇降装置の安全性を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る昇降装置の要部を示
す拡大図である。
【図2】(a)は図1の昇降装置のアームの上面図を、
(b)は当該アームの正面図を示している。
【図3】図1の昇降装置のレールとその開口に係合した
アームを示す摸式図である。
【図4】図1に示すアームがレールの開口に係合した状
態を示す摸式図である。
【図5】パレット式駐車装置の概略正面図である。
【図6】パレット式駐車装置の概略側面図である。
【符号の説明】
10 ゲート 12 モータ 15 スプロケット 16 チェーン 18 ブラケット 19 アーム 20c 突起部 23 コイルバネ 24 ピボット軸 25 レール 25a 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索状の吊り上げ手段を用いて対象物を吊
    り上げる機械式駐車装置の昇降装置において、前記対象
    物に、前記吊り上げ手段から付与される張力を失うこと
    により突出する突起部を設けると共に、前記対象物の昇
    降方向と平行かつ一定間隔に、該突起部が係合する係合
    部を配置し、前記突起部は、前記対象物に回動自在に支
    持され前記吊り上げ手段から付与される張力の有無に応
    じて姿勢を変化させるアームに設けられており、 前記アームは、前記突起部が前記係合部と係合して前記
    対象物の重量が前記アームに加わることにより、前記対
    象物に固定され前記アームを回動自在に支持するブラケ
    ットに、前記アームの当接面を当接させて、その姿勢を
    固定する固定手段を備え、さらに、前記アームの姿勢変
    をセンサで検出し、前記アームの姿勢変化を検出した
    時点で、前記吊下げ手段の駆動手段であるモータにブレ
    ーキを掛ける制御手段を備えることを特徴とする機械式
    駐車装置の昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、前記対象物の昇降範囲の
    全域に渡って設けられたレールに、所定ピッチで形成さ
    れた開口であることを特徴とする請求項1記載の機械式
    駐車装置の昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記対象物が、ゲートであることを特徴
    とする請求項1または2記載の機械式駐車装置の昇降装
    置。
  4. 【請求項4】 前記対象物が、搬器であることを特徴と
    する請求項1または2記載の機械式駐車装置の昇降装
    置。
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