JP3881408B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法によって画像形成を行うプリンタ等において、記録紙にトナー像等の画像を定着するための定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真法を用いて画像形成を行うプリンタ等には、記録紙に転写されたトナー像を定着する定着装置が設けられている。定着装置は、熱源を内蔵するヒートローラと、弾性体でできた表面を持つプレスローラとの間で記録紙を加圧・加熱することによってトナー像を記録紙に定着するものである。
【0003】
一般に、記録紙の搬送路は水平に設けられるため、ヒートローラとプレスローラは、記録紙を上下から挟み込むよう配置される。また、記録紙が停止した状態でヒートローラに接していると記録紙が異常乾燥するため、従来より、プレスローラをヒートローラに対して近接及び離反する方向に移動してヒートローラとプレスローラとの間を開閉する開閉機構を設けている。
【0004】
ここで、近年、消耗部品であるヒートローラ及びプレスローラを、非消耗部品である上記の開閉機構等に対して着脱可能なユニットとした定着装置が提案されている。非消耗部品には、ヒートローラを回転駆動するための回転機構も含まれる。このような定着装置では、着脱ユニットは、記録紙搬送方向(水平方向)にスペースを取らないよう鉛直方向に着脱される。そして、着脱ユニットを上方から装着する際に、ヒートローラに設けられた従動ギアが、この従動ギアの下方に配置された回転機構の駆動ギアに係合するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ヒートローラの加熱を開始すると、ヒートローラ本体がまず加熱され、次いでヒートローラの支軸を保持する軸受が加熱され、続いて軸受を保持するフレームが加熱される。そのため、支軸と軸受との間には、先に加熱される支軸の熱膨張を吸収するためのクリアランスが設けられ、軸受とフレームとの間には、先に加熱される軸受の熱膨張を吸収するためのクリアランスが設けられる。
【0006】
従って、回転機構の駆動ギアが回動すると、駆動ギアと従動ギアとの噛み合いの圧力角の方向に従動ギアが付勢されるため、ヒートローラの従動ギア側の一端が前記のクリアランス分だけ持ち上げられる。即ち、ヒートローラがプレスローラに対して傾斜する。この状態でプレスローラが閉じると、記録紙の幅方向の一端が他端よりも先に挟まれるが、プレスローラは停止しているため先に挾まれた方にブレーキがかかる。即ち、後に閉じた方の一端が、他端(先に閉じた方)よりも先に搬送されるため、記録紙が斜行するという問題点がある。特に、記録紙として連続記録紙を用いた場合には、頁が進むにつれて斜行が蓄積し、やがてはスキューに発展する可能性がある。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑み、ヒートローラの傾斜に起因する記録紙の斜行を防止することが可能な定着装置を提供すること、を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の定着装置は、熱源を内蔵するヒートローラと、該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用位置と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動可能なプレスローラと、ヒートローラを回動する回動手段と、ヒートローラの回動時に、プレスローラを作用位置と待避位置との間で移動させ、両ローラ間を開閉させる開閉手段と、を備え、ヒートローラの一対の回転支軸を夫々保持する軸受部材と、該軸受部材を保持する保持部材との間に所定量のクリアランスを設け、回転支軸の一方に、回動手段により駆動されるギアを設け、前記ヒートローラにおける前記回転支軸の一方側は、前記ギアの駆動により、前記待避位置から前記作用位置へ向う方向へと前記プレスローラから離れる方向へ変位する構成を有し、回転支軸の他方を保持する軸受部材を、当該クリアランス内において、プレスローラから離れる方向に所定量変位させることで、前記ヒートローラと前記プレスローラとが互いに平行な状態で前記記録紙を挟み込むように構成したものである。また、選択的に、ヒートローラの回転時に前記ヒートローラと前記プレスローラとが平行になるように構成することができる。
【0009】
このように構成されているため、ヒートローラの回転時に、当該ギアの係合回転(噛み合った状態での回転)によってヒートローラのギア側がプレスローラから離れる方向に変位すると、ヒートローラがプレスローラと平行になる。かくして、ヒートローラとプレスローラとが互いに平行な状態で記録紙を挟み込むため、記録紙の幅方向の一端が他端に対して先に挟まれるということが防止され、記録紙の斜行が防止される。
【0010】
上記の変位はばね部材、特に板ばねによって行うことができる。また、ばね部材が軸受部材を当接付勢するよう構成しても良い。さらに、ヒートローラの表面と軸受及びばね部材を、導電性を持つ部材で構成し、ばね部材を接地することによって、ヒートローラ表面を、軸受及びばね部材を介して接地することができる。このように構成することによって、記録紙との接触によりヒートローラ表面に生じた電荷を逃がすことができる。
【0011】
なお、上記のばね部材は、回転支軸を直接当接付勢するよう構成しても良い。この場合、ヒートローラ表面と回転支軸とばね部材を、導電性を持つ部材で構成し、ばね部材を接地することによって、ヒートローラ表面を、回転支軸とばね部材を介して接地することができる。
【0012】
また、本発明の定着装置は、回転支軸の一方にギアを設け、当該一方の回転支軸側のクリアランスが、他方の回転支軸側のクリアランスよりも所定量大きくすると共に、当該所定量を、回動手段とギアとの係合回転により当該一方の回転支軸が変位する量と実質的に等しくするよう構成することも可能である。このように構成することによって、回動手段とギアとの係合回転により一方の回転支軸が変位した時に、ヒートローラがプレスローラに対し実質的に平行になる。さらに、プレスローラをヒートローラの鉛直方向下方に配置し、当該一方の回転支軸側のクリアランスを、他方の回転支軸側のクリアランスに比べ、下限位置が当該所定量だけ低くなるよう構成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る定着装置の実施の形態を説明する。実施の形態として示すプリンタ1は、所謂電子写真法を利用して、連続記録紙である記録紙Pに画像を形成するプリンタである。
【0014】
まず、プリンタ1の概略構成について説明する。
図1は、プリンタ1の概略構成を示す側面図である。図1において、プリンタ1は、画像情報に応じて変調されたレーザー光を照射する走査光学装置15と、走査光学装置15からの射出光により潜像を形成される感光体ドラム16と、感光ドラム16を一様に帯電する帯電部17と、潜像をトナーにより現像する現像ユニット18と、トナー像を記録紙に転写する転写部20と、トナー像を記録紙Pに定着させる定着装置30を、ハウジング10内に収容したものである。
【0015】
記録紙Pは、ハウジング10の図中右側に形成された挿入口11から挿入され、前述の転写部20、定着装置30を通って、ハウジング10の図中左側に設けられた排出口12から排出される。記録紙Pは、転写部20と定着装置30の間に設けられたトラクタユニット60によって搬送される。トラクタユニット60は、記録紙Pの幅方向両端に設けられた送り孔に係合する突起を有するトラクタベルト61を一対のプーリ62によって周回移動するよう構成されており、プーリ62はトラクタモータ84により駆動される。
【0016】
画像形成は、次のようにして行われる。
画像情報に応じて変調されたレーザー光が走査光学装置15から出射され、感光ドラム16の表面を露光する。感光ドラム16は、帯電部17にてその表面の感光体が一様に帯電され、上記の変調レーザ光により露光されることにより、潜像が形成される。感光ドラム16表面に形成された潜像に、現像ユニット18によりトナーが付着されてトナー像が形成される。感光ドラム16表面のトナー像は、転写部20においてコロナチャージャ19を放電させることによって記録紙Pに転写され、記録紙Pに転写されたトナー像は定着装置30によって加圧・加熱されて記録紙P上に定着される。
感光体ドラム16の表面に残った残留トナーはクリーニング部13で除去され、感光体ドラム表面は除電部14で除電されて次の画像形成の準備が行われる。
【0017】
なお、トラクタモータ84と、定着装置30を駆動する後述の定着駆動モータ82と、感光ドラム16の回動等を行うメインモータ86とは、制御部80によって制御される。
【0018】
ハウジング10の上部は、揺動開成可能な上部ハウジング10aとなっており、当該上部ハウジング10aには走査光学装置15が収納されている。そのため、ユーザーは、上部ハウジング10aを揺動開成させて、プリンタ1の上方から定着装置30あるいはトラクタユニット60を臨むことができる。
【0019】
定着装置30は、熱源を内蔵したヒートローラ40と、弾性体でできた表面を持つプレスローラ50が設けられている。また、定着装置30には、ヒートローラ40とプレスローラ50とを開閉するための開閉機構33が設けられている。開閉機構33は、プレスローラ50を、ヒートローラ40との間で記録紙Pを加圧する作用位置と、当該作用位置から待避した待避位置との間で移動するものである。
【0020】
ここで、転写部20では、コロナチャージャ19が揺動軸21により揺動可能に設けられた揺動ホルダ22に支持され、感光ドラム16の表面に近接した作用位置と、感光ドラム16から離間した待避位置との間で移動可能となっている。この揺動ホルダ22は、開閉機構33により駆動されるスライドアーム23によって揺動する。
【0021】
また、定着装置30と排出口12との間には、記録紙Pを排出するための排出ローラ部70が設けられている。排出ローラ部70は記録紙Pに対し上下に配置された上部ローラ71及び下部ローラ72よりなっている。上部ローラ71は、開閉機構33と連動して、下部ローラ72との間で記録紙Pを挟む作用位置と、当該作用位置から待避した待避位置との間で移動する。
【0022】
プリンタ1は、画像形成が行われた頁をユーザーが切り離したり、目視確認したりできるように、画像形成処理が終了すると、記録紙Pの画像形成済みの頁をプリンタ1の外に一旦排出するよう構成されている。そして、次の画像形成を行う際には、記録紙Pを引き戻して画像形成を再開する。そのため、記録紙Pの引き戻し時又は停止時には、開閉機構33によって、プレスローラ50とコロナチャージャ19及び上部ローラ71が待避位置に移動して、記録紙Pの搬送路を開放する。
【0023】
次に、定着装置30の詳細について説明する。
定着装置30において、消耗部品であるヒートローラ40及びプレスローラ50は、プリンタ1に対し着脱可能な着脱ユニット32に保持されており、この着脱ユニット32は、ユーザーが上部ハウジング10aを開成することによって、上方に取り外すことができるよう構成されている。
【0024】
まず、着脱ユニット32について説明する。
図2は、着脱ユニット32を示す斜視図である。図2に示すように、着脱ユニット32は、上部フレーム120と下部フレーム130を上下に重ね、各フレームにヒートローラ40及びプレスローラ50を夫々平行に設けたものである。上部フレーム120は、下面が開口した略直方体形状を有している。また、下部フレーム130は、略長方形の底板131と、底板131の長手方向両端に立設された側板132よりなっている。
【0025】
図3は、着脱ユニット32を搬送方向下流側から見た断面図である。ヒートローラ40は、表面にトナーが付着しないようコーティングを施された金属製のローラである。ローラ部40aは中空となっており、内部には熱源41が設けられている。また、ローラ部40aの長手方向両端には夫々支軸42が突出形成され、両支軸42はラジアル軸受である軸受43によって保持されている。なお、ヒートローラ40の熱源を加熱するための構成については、説明及び図示を省略する。
【0026】
支軸42の一端には、ヒートローラ40を回転駆動するためのローラギア44が固定されている。なお、ヒートローラ40のローラギア44側を「駆動側」とし、ローラギア44と反対の側を「非駆動側」と呼ぶ。
【0027】
プレスローラ50は、ヒートローラ40との間で記録紙Pを加圧した状態で、ヒートローラ40に従動して回転する従動ローラである。プレスローラ50は、固定支軸51と、固定支軸51の回りにラジアル軸受52を介して回転可能に設けられた円筒部53とからなっており、円筒部53はゴム等の弾性部材で構成されている。
【0028】
図2に示すように、下部フレーム130には、プレスローラ50の支軸51を挿通するため、上端132aに開口し下方に向けて延びるU字型の溝133が形成されている。溝133は、その内側に沿って支軸51が移動し得る幅を有している。
【0029】
上部フレーム120の長手方向両側面には、下端に開口し上方に向けて延びる逆U字型の溝123が形成されている。溝123の幅はヒートローラ40の軸受43の外径よりも所定量だけ大きく形成されている。また、下部フレーム130の側板132の上端132aは、軸受43の外周に沿った曲面形状を有している。従って、上部フレーム120の溝123と、下部フレーム130の側板132の上端132aとが、軸受43を保持する保持部材を構成する。
【0030】
ここで、ヒートローラ40を加熱すると、ヒートローラ40がまず加熱され、次いでヒートローラ40の支軸42を保持する軸受43が加熱され、続いて軸受43を保持する上部フレーム120が加熱される。そのため、図3に示すように、支軸42と軸受43との間には、先に加熱される支軸42の熱膨張を吸収するためのクリアランスxが設けられ、軸受43と上部フレーム120との間には、先に加熱される軸受43の熱膨張を吸収するためのクリアランスyが設けられる。
【0031】
本実施の形態では、支軸42及び軸受43は金属性であり、上部フレーム120は樹脂性である。そのため、軸受43と上部フレーム12の間のクリアランスyは、互いの熱膨張係数の違いを考慮して約0.2mmに設定する。一方、支軸42と軸受43の熱膨張係数はほぼ等しいため、支軸42と軸受43の間のクリアランスxはクリアランスyに比較して十分小さく設定する。
【0032】
上部フレーム120の一方の側面には、ヒートローラ40の非駆動側(ローラギア44と反対の側)の軸受43を上方に付勢する板ばね200(変位手段)が取り付けられている。図2に示すように、板ばね200は帯状に長く形成され、後端が上部フレーム120に固定されると共に、前端が軸受43の下方に当接している。そして、図3に示すように、ヒートローラ40は、板ばね200によって非駆動側の軸受43を持ち上げられ、非駆動側に行くほどプレスローラ50から離れるよう傾斜した状態で保持されている。
【0033】
ここで、着脱ユニット32を含む定着装置30について説明する。
図4は、着脱ユニット32を含む定着装置30を記録紙搬送方向下流側から見た断面図である。定着装置30には、ヒートローラ40とプレスローラ50の間の開閉を行うための開閉機構33(開閉手段)、及びヒートローラ40の回転駆動を行う回動機構34(回動手段)が設けられている。
【0034】
開閉機構33及び回動機構34は、上方から着脱ユニット32を装着することができるコの字形状の断面を持つベースフレーム35に取り付けられている。ベースフレーム35は、長方形の底板36と、底板36の長手方向両端に立設された一対の側板37よりなっている。消耗部品であるヒートローラ40及びプレスローラ50に対し、開閉機構33、回動機構34及びベースフレーム35は定着装置30における非消耗部品を構成する。
【0035】
着脱ユニット32は、図4に矢印で示すように、上方からベースフレーム35に装着される。着脱ユニット32をベースフレーム35に装着すると、ヒートローラ40のローラギア44は、回動機構34に設けられた後述の駆動ギア147に上方から係合する。
【0036】
このように、ローラギア44は駆動ギア147の上方に位置し、駆動ギア147とローラギア44との噛み合いの圧力角の方向は、ほぼ上方となる。そのため、駆動ギア147が回動すると、駆動ギア147とローラギア44との係合回転(噛み合った状態での回転)のため、ローラギア44が上方に向けて付勢される。
【0037】
つまり、ヒートローラ40が停止している時には、ヒートローラ40の非駆動側が板ばね200によって持ち上げられ、ヒートローラ40はプレスローラ50に対し、非駆動側がプレスローラ50から離れるよう傾斜している。一方、ヒートローラ40が回転すると、ローラギア44と駆動ギア147との係合回転により、ヒートローラ40の駆動側も持ち上げられるため、ヒートローラ40はプレスローラ50と平行になる。
【0038】
なお、ヒートローラ40の加熱開始時に生ずる前述の熱膨張差は、板ばね200の弾性変形によって吸収される。
【0039】
次に、開閉機構33及び回動機構34について説明する。
図5は、定着装置30から着脱ユニット32を取り外した状態を示す平面図である。なお記録紙Pの搬送方向を矢印で示す。ベースフレーム35の一方の側板37には、定着駆動モータ82を取り付けるためのモータ取付板39が取り付けられている。
【0040】
モータ取付板39は側板37と平行に設けられ、定着駆動モータ82は出力軸142を側板37に向けて突出させた状態でモータ取付板39に取り付けられている。出力軸142にはモータギア143が固定されている。モータギア143は、側板37とモータ取付板39との間に設けられた支軸144の回りに回転可能に設けられた第1ギア145に係合している。回転軸144には、第1ギア145と一体となって回動する第2ギア146が設けられている。第2ギア146は、側板37に対し回転可能に設けられた駆動ギア147に係合する。
【0041】
一方、前記の第2ギア146には、駆動ギア147の他に、側板37に回転可能に支持された第4ギア148が係合している。第4ギア148は、同軸に固定された第5ギア149を介して、第6ギア150に係合している。第6ギア150は、クラッチ151を介してカムシャフト152に連結されている。即ち、クラッチ151のオンオフによって、定着駆動モータ82の駆動力を利用してカムシャフト152の回動が行われる。
【0042】
カムシャフト152は、ベースフレーム35の両側板37,37間に亘って延びており、その両端近傍には、プレスローラ50を昇降駆動するための第1ディスクカム153、第2ディスクカム154が固定されている。また、カムシャフト152の長手方向のほぼ中心部には、カムシャフト152の回転角度を検知するためのエンコーダホイール112が固定され、ベースフレーム35の底板36には、エンコーダホイール112を読み取るためのフォトインタラプタ113が形成されている。
【0043】
また、カムシャフト152のほぼ中心部には、転写部20(図1)のコロナチャージャー19を保持する揺動ホルダ22を揺動させるための第3ディスクカム155が固定されている。第3ディスクカム155には、転写部20に向けて延びるスライドアーム23に設けられたカムフォロア104が当接しており、カムシャフト152の回動によって、スライドアーム23が図中上下方向に移動される。この揺動ホルダ22の揺動の詳細については説明を省略する。
【0044】
なお、ベースフレーム35の搬送方向下流側(図中下側)には、記録紙Pを排出するための排紙ローラ部70が設けられている。排紙ローラ部70は、ベースフレーム35の長手方向に延びる上下一対の支軸73、74と、上側の支軸73に固定された一対のローラ部材である上部ローラ71、及び下側の支軸74に固定された一対のローラ部材である下部ローラ72よりなっており、両ローラ71,72が記録紙Pを上下から挟むよう配置されている。
【0045】
ベースフレーム35の長手方向両端近傍には、支軸73,74を支持するための一対の板部材77,77が立設され、支軸73,74の夫々の両端は、板部材77,77に形成された孔に挿通されている。なお、板部材77,77に形成された、支軸73の両端を挿通するための孔77a,77aは、上下方向(紙面に直交する方向)に長く形成され、支軸73が孔77a,77aに沿って上下方向に所定量移動できるようになっている。
【0046】
支軸74の回動機構34側の一端には排出ギア159が固定され、排出ギア159は中間ギア158を介して駆動ギア147に連結している。即ち、定着駆動モータ82の駆動によって、ヒートローラ40と同時に下部ローラ72も回転する。
【0047】
側板37,37から内側に向けて夫々支軸160が突出形成され、両支軸160には、揺動アーム161が揺動可能に支持されている。そして、揺動アーム161を挟んで図中手前側と奥側に、圧縮バネ94bを介して揺動アーム161と一体的に揺動するプレート対169,162が設けられている。プレート対169,162は、ディスクカム153,154に係合するカムフォロア163が設けられている。プレート162は、底板36に一端を固定された引っ張りばね164によって、カムフォロア163とディスクカム153,154とが常時係合するよう付勢されている。
【0048】
このようにして、ディスクカム153,154の回転によってカムフォロア163と一体となったプレート対169,162が揺動し、この回転運動が圧縮バネ94bを介して揺動アーム161に伝達され、揺動アーム161の揺動によりプレスローラ50が昇降する。
【0049】
次に、ヒートローラ40とプレスローラ50の開閉動作について説明する。
図6(a)、(b)は、開閉機構33によるヒートローラ40とプレスローラ50の開閉状態を示す側面図である。ディスクカム153,154の回転に伴って、ディスクカム153,154とカムフォロア163との係合によって揺動アーム161が揺動する。揺動アーム161の先端は、プレスローラ50の支軸51の下側に当接しており、アーム161の上下動に伴い、プレスローラ50が昇降する。
【0050】
ディスクカム153,154の形状は、最大半径(点D)でカムフォロア163に当接した時にヒートローラ40とプレスローラ50との間が記録紙Pを挟んで閉じ(図6(a))、最小半径(点A)でカムフォロア163に当接した時にプレスローラ50がヒートローラ40から最も離間する(図6(b))ように定められている。このように、ディスクカム153,154の回転によって、プレスローラ50が作用位置と待避位置との間で昇降する。
【0051】
なお、揺動アーム161と連動して、定着装置30に導かれる記録紙Pを下方からガイドするガイドプレート90が揺動可能に設けられている。ガイドプレート90は、側板37に設けられた支軸91により支持された揺動部材92に固定されている。揺動部材91には、揺動アーム161の上端に当接する当接片93が設けられ、当接片93と揺動アーム161との間には引っ張りバネ94が設けられている。そのため、ガイドプレート90は揺動アーム161の位置に応じて揺動し、揺動アーム161が待避位置にある時には、記録紙Pをヒートローラ40とプレスローラ50のいずれとも接しないようガイドする(図6(b))。
【0052】
また、揺動アーム161の先端部161aは、排出ローラ部70の上部ローラ71と下部ローラ72とを開閉させるための揺動レバー75に当接する。揺動レバー75は側板37に設けられた支軸76により揺動可能に支持され、揺動レバー75上には上部ローラ71の支軸73が保持されている。従って、揺動アーム161の揺動に伴って、上部ローラ71が昇降し、下部ローラ72との間を開閉する。
【0053】
次に、ヒートローラ40とプレスローラ50の開閉に伴う記録紙Pの斜行防止のための構成について説明する。
図7は、ヒートローラ40とプレスローラ50の開閉状態を示す概略図である。本実施形態のプリンタは、記録紙Pが停止状態でヒートローラ40と接触して過昇温することがないよう、ヒートローラ40の回転開始後に、ヒートローラ40とプレスローラ50との間で記録紙Pを挟むよう構成されている。
【0054】
図7(a)に示すように、ヒートローラ40が停止した状態では、板ばね200の付勢力によって、ヒートローラ40の非駆動側(ローラギア44と反対の側)が、上限位置まで持ち上げられている。即ち、ヒートローラ40は、(水平状態で保持されている)プレスローラ50に対し、非駆動側に行くほどプレスローラ50から離れるよう傾斜している。
【0055】
図7(b)に示すように、ヒートローラ40が回転を開始すると、ローラギア44と駆動ギア147の係合回転により生ずる付勢力によって、ヒートローラ40の駆動側(ローラギア44側)が、上限位置まで持ち上げられ、ヒートローラ40はプレスローラ50と平行になる。
このようにヒートローラ40とプレスローラ50とが平行になった状態で、プレスローラ50が上昇し、ヒートローラ40との間で記録紙Pを挟み込む(図7(c))。
【0056】
このように、本実施形態の定着装置によると、ヒートローラ40の非駆動側を板ばね200により持ち上げているため、回転時にヒートローラ40の駆動側が上昇することによってヒートローラ40がプレスローラ50に対して平行になり、両ローラが平行な状態で記録紙Pを挟み込む。そのため、記録紙の幅方向の一端が他端に対して先に挟まれるということが防止され、記録紙の斜行が防止される。さらに、斜行が蓄積して発生するスキューも防止される。
【0057】
次に、本実施形態の板ばね200のアース板としての機能について説明する。ヒートローラ40は、トナーの転写された記録紙Pと接触するため帯電しやすい。そこで、本実施形態では、ヒートローラ40の表面にトナーの付着を防止するためコーティングされる塗料を導電性塗料(シリコン樹脂にカーボン粉を分散したもの等)とし、軸受43を導電性部材で構成すると共に、板ばね200をプリンタの接地端子(図示せず)に接続することによって、ヒートローラ40の表面を、軸受43と板ばね200を介してプリンタの接地端子と同電位とすることができる。
このように板ばね200がアース板としても機能するため、別途アース板を設ける必要が無くなり、部品点数が減らすことができる。
【0058】
なお、本実施形態では、板ばね200によって軸受43を当接付勢しているが、軸受43の代わりに支軸42を直接当接付勢するよう構成することもできる。このように構成すれば、軸受43を導電性材料としなくても、ヒートローラ40の表面を支軸42と板ばね200を介してプリンタの接地端子と同電位とすることができる。
【0059】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、板ばね200でヒートローラ40の非駆動側を持ち上げる代わりに、ヒートローラ40の駆動側の軸受43の周囲のクリアランスaが、非駆動側の軸受43の周囲のクリアランスbよりも大きくなるよう構成したものである。
【0060】
図8は、第2の実施形態によるヒートローラ40とプレスローラ50の開閉状態を示す概略図である。図8(a)に示すように、ヒートローラ40の駆動側・非駆動側共に、軸受43の上限位置(図2に示す上部フレーム120の溝123の頂部)は同じである。
【0061】
ヒートローラ40の非駆動側の軸受43の周囲のクリアランスbは、第1の実施形態と同様、熱膨張係数差を考慮して0.2mmとする。一方、駆動側の軸受43の周囲のクリアランスaは、非駆動側のクリアランスbよりも、ギアの係合回転(噛み合った状態での回転)による軸受43の推定変位量だけさらに大きく設定する。即ち、ギアの係合回転による軸受43の変位量を0.5mmと推定すると、駆動側のクリアランスaは0.7mmとなる。
【0062】
即ち、図8(a)に示すように、ヒートローラ40が停止しているときには、両軸受43は夫々下限位置にあり、なお且つ非駆動側に行くほどプレスローラ50から離れるよう傾斜している。
そして、図8(b)に示すように、ヒートローラ40が回転すると、ギアの係合回転による付勢力によって、ヒートローラ40の駆動側が0.5mm程度持ち上げられ、ヒートローラ40とプレスローラ50とはほぼ平行となる。
【0063】
なお、実際のギアの係合回転による軸受43の変位量が推定値(0.5mm)と異なった場合、ヒートローラ40はプレスローラ50に対し僅かに傾斜するが、傾斜角度が僅かであれば記録紙Pの斜行を抑えることができる。このように、第2の実施形態の定着装置によると、第1の実施形態よりも簡単な構成で記録紙Pの斜行を抑えることができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の定着装置は、ヒートローラの、ギアと反対の側(非駆動側)を、プレスローラから離れる方向に変位させることによって、ヒートローラをプレスローラに対して傾斜させている。そのため、ヒートローラ回転時にヒートローラのギア側が変位することによってヒートローラは水平になり、ヒートローラとプレスローラとが互いに平行な状態で記録紙を挟み込むため、記録紙の幅方向の一端が他端に対して先に挟まれるということが防止される。即ち、記録紙の斜行が防止される。また、特に、記録紙として連続記録紙を用いた場合には、斜行が蓄積して大きなスキューに至ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの基本構成を示す側面図である。
【図2】定着装置における着脱ユニットを示す斜視図である。
【図3】本発明に係る定着装置の実施の形態を示す正面図である。
【図4】図3の定着装置を示す正面図である。
【図5】図3の定着装置を示す平面図である。
【図6】図3の定着装置におけるヒートローラとプレスローラの開閉状態を示す概略図である。
【図7】図3の定着装置におけるヒートローラとプレスローラの開閉状態を示す概略図である。
【図8】第2の実施形態の定着装置におけるヒートローラとプレスローラの開閉状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
10 ハウジング
30 定着装置
32 着脱ユニット
34 回動機構
35 ベースフレーム
40 ヒートローラ
42 支軸
43 軸受
44 ローラギア
50 プレスローラ
51 固定支軸
52 軸受
82 定着駆動モータ
120 上部フレーム
130 下部フレーム
152 カムシャフト
153,154 ディスクカム
161 揺動アーム
162,169 プレート対
163 カムフォロア
200 板ばね
Claims (11)
- 記録紙に像を定着させるための定着装置であって、
熱源を内蔵するヒートローラと、
該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用位置と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動可能なプレスローラと、
前記ヒートローラを回動する回動手段と、
前記ヒートローラの回動時に、前記プレスローラを前記作用位置と前記待避位置との間で移動させ、両ローラ間を開閉させる開閉手段と、を備え、
前記ヒートローラの一対の回転支軸を夫々保持する軸受部材と、該軸受部材を保持する保持部材との間に所定量のクリアランスを設け、
前記回転支軸の一方に、前記回動手段により駆動されるギアを設け、
前記ヒートローラにおける前記回転支軸の一方側は、前記ギアの駆動により、前記プレスローラから離れる方向へ変位する構成を有し、
前記回転支軸の他方を保持する軸受部材を、前記クリアランス内において、前記プレスローラから離れる方向に所定量変位させることで、前記ヒートローラと前記プレスローラとが互いに平行な状態で前記記録紙を挟み込むようにしたことを特徴とする定着装置。 - 前記変位はばね部材により行われること、を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記ばね部材は板ばねであること、を特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記ばね部材は前記軸受部材を当接付勢すること、を特徴とする請求項2又は3に記載の定着装置。
- 前記ヒートローラ表面と前記軸受及び前記ばね部材を、導電性を有する部材で構成すると共に、前記ばね部材を接地接続することにより、前記ヒートローラ表面が、前記軸受と前記ばね部材を介して接地されること、を特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 前記ばね部材は前記他方の回転支軸を当接付勢すること、を特徴とする請求項2又は3に記載の定着装置。
- 前記ヒートローラ表面と前記回転支軸及び前記ばね部材を、導電性を有する部材で構成すると共に、前記ばね部材を接地接続することにより、前記ヒートローラ表面が、前記支軸と前記ばね部材を介して接地されること、を特徴とする請求項6に記載の定着装置。
- 前記ヒートローラは、前記プレスローラの鉛直方向上方に位置すること、を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の定着装置。
- 前記ヒートローラの回転時に前記ヒートローラと前記プレスローラとが平行になるようにしたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の定着装置。
- 記録紙に像を定着させるための定着装置であって、
熱源を内蔵するヒートローラと、
該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用位置と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動可能なプレスローラと、
前記ヒートローラを回動する回動手段と、
前記ヒートローラの回動時に、前記プレスローラを前記作用位置と前記待避位置との間で移動させ、両ローラ間を開閉させる開閉手段と、を備え、
前記ヒートローラの一対の回転支軸を夫々保持する軸受部材と、該軸受部材を夫々保持する保持部との間に夫々クリアランスを設け、
前記回転支軸の一方に、前記回動手段により駆動されるギアを設けると共に、
前記一方の回転支軸側の前記クリアランスを、他方の回転支軸側の前記クリアランスよりも所定量大きくし、
該所定量を、前記回動手段と前記ギアとの係合回転により前記一方の回転支軸が変位する量と実質的に等しくすることによって、
前記回動手段と前記ギアとの係合回転により前記一方の回転支軸が変位した時に、前記ヒートローラが前記プレスローラに対し実質的に平行になるよう構成した定着装置。 - 前記プレスローラは前記ヒートローラの鉛直方向下方に位置し、前記一方の回転支軸側の前記クリアランスは、前記一方の回転支軸側の下限位置が他方の回転支軸側の下限位置よりも所定量だけ低くなるよう構成されたこと、を特徴とする請求項10に記載の定着装置。
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