JP3331299B2 - 画像形成装置のユニット回動機構 - Google Patents

画像形成装置のユニット回動機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電写真複写機や
プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に装備され
る回動可能なユニットの回動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば静電写真複写機には、電荷を受け
て帯電する転写ベルトを備えたユニットが回動可能に装
備されている。
【0003】上記の転写ベルトは、画像記録用紙を受け
取って感光体ドラムの表面部を通過させ、その間に、ド
ラム表面に形成されたトナー画像を画像記録用紙に転写
し、かつ、画像転写後の用紙を定着装置に搬送するもの
で、ドラム表面と転写ベルトとの間でジャムが生じた際
のジャム処理のために、転写ベルトユニットが回動可能
に構成されているのである。
【0004】そして、ジャム処理後において、ユニット
の遊端側を上方への持ち上げ規制位置に回動させた状態
で、このユニットの遊端側に上方への持ち上げ付勢力を
付与させるように、ユニット遊端側の下部にユニット回
動機構が備えられているのである。
【0005】このユニット回動機構として、図2および
図5(A)〜(C)に示すように、ユニット回動軸8に
平行な回転操作軸16を、軸端に回動操作レバー17を
備えさせてユニット遊端側の下部に配置し、この回転操
作軸16の半径方向にアーム18を延設する一方、この
アーム18の先端部に、アーム延設方向の長孔による軸
挿通孔25を形成し、この軸挿通孔25にユニット持ち
上げローラ21の支軸22を遊動可能に保持させ、か
つ、このローラ21をアーム18の先端よりも付勢突出
させる付勢手段24を設けて成るものがある。
【0006】かゝる構成のユニット回動機構7にあって
は、図5(A)に示すように、アーム18を回倒させ
て、ユニットの遊端側を下降させた状態でジャム処理を
行うのであり、このジャム処理後において、レバー操作
によりアーム18を持ち上げ揺動させて、ユニット持ち
上げローラ21をユニット遊端側に当接させ、更にアー
ム18を揺動させて、図5(B)に示すように、付勢手
段24によってローラ21にユニット持ち上げ方向の付
勢力を付与させつつ、ユニットの遊端側を上方への持ち
上げ規制位置にまで回動させ、更なるレバー操作でアー
ム18を揺動させて、図5(C)に示すように、上方へ
の持ち上げ規制位置にまで回動されたユニット6の遊端
側に、上方への持ち上げ付勢力を付与させるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5(B)
に照らして明らかなように、ユニット持ち上げローラ2
1をユニット遊端側に当接させて後に、更なるレバー操
作でアーム18を揺動させる際に、相対的にローラ21
の支軸22が軸挿通孔23の側端に圧接することで、ア
ーム18には矢印X方向の大きな負荷がかゝることにな
り、ユニット遊端側の持ち上げに多大の力を必要とした
のである。
【0008】そこで本発明は、簡単な改良技術によっ
て、軽いレバー操作でユニットを持ち上げ得るようにし
た操作性に優れるユニット回動機構を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、画像形
成装置のユニット回動機構において、アームの揺動に伴
うユニット遊端側へのローラ当接後の更なるアームの揺
動に際して、このアームの揺動方向とは反対側へのロー
ラ支軸の逃げを許容する逃げ許容部を軸挿通孔に形成し
た点に特徴がある。
【0010】このように、単に、ローラ支軸の逃げ許容
部を軸挿通孔に形成するだけのことで、上記の更なるレ
バー操作によるアームの揺動に際して、このアームには
ローラ支軸の圧接による負荷が一切かゝらないことか
ら、軽いレバー操作でユニットを持ち上げ回動させるこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は静電写真複写機(画像形成
装置の一例)の作像部ならびに定着部の概略を示し、感
光体ドラム1のまわりに、帯電器2と現像器3とドラム
クリーニング装置4とを配置すると共に、感光体ドラム
1の下部側から定着装置5にわたって転写・搬送ユニッ
ト6を回動可能に設け、更に、この転写・搬送ユニット
6の遊端側の下部にユニット回動機構7を配置してい
る。
【0012】転写・搬送ユニット6は、図2にも示した
ように、感光体ドラム1側を遊端側にするように、定着
装置5側に回動軸8を位置させたユニット本体9に対し
て、それの給紙搬送装置10の搬送終端側と定着装置5
の上流側近傍とにローラ11,12を配置し、このロー
ラ11,12にわたって、例えばポリクロロプレンやウ
レタンなどの導電性の材料から成るエンドレスの転写ベ
ルト13を巻回し、かつ、この転写ベルト13に所定の
電荷を印加する例えばローラタイプの帯電器14を、感
光体ドラム1とによって転写ベルト13を挟むように配
置して成るもので、転写ベルト13の用紙搬送終端側に
ベルトクリーニング装置15を配置している。
【0013】上記のユニット回動機構7は、ユニット6
の遊端側を上方への持ち上げ規制位置にまで回動させ
て、転写ベルト13の表面を感光体ドラム1に接触させ
る転写姿勢と、ユニット遊端側を下方に下降させるジャ
ム処理可能姿勢とに切り換えるもので、ユニット回動軸
8に平行な回転操作軸16を、その軸端に回動操作レバ
ー17を備えさせてユニット遊端側の下部に配置し、こ
の回転操作軸16に、軸線方向に所定の間隔を隔ててア
ーム18を操作軸16の半径方向に延設させている。
【0014】このアーム18は、図3に示すように、板
状部材をコの字状に曲げ加工して成るもので、操作軸1
6の挿通孔19が形成され、かつ、この孔19に挿通さ
せた操作軸16を固定するためのビス20を備えてい
る。そして、このアーム18の先端部には、ユニット持
ち上げローラ21の支軸22を回転操作軸16と平行に
してアーム18の延設方向に遊動可能に保持する軸挿通
孔23,23が形成されており、かつ、ローラ21をア
ーム18の先端よりも付勢突出させる付勢手段24,2
4を備えている。
【0015】更に、アーム18の揺動に伴うユニット遊
端側へのローラ当接後の更なるアーム18の揺動に際し
て、このアーム18の揺動方向とは反対側へのローラ支
軸21の逃げを許容する逃げ許容部aを、軸挿通孔2
3,23のそれぞれに形成している。
【0016】かゝる構成のユニット回動機構7にあって
は、図4(A)に示すように、レバー17の操作でアー
ム18を回倒させて、ユニット6の遊端側を下降させた
状態でジャム処理を行うのである。
【0017】このジャム処理後において、レバー操作に
よりアーム18を持ち上げ揺動させて、ユニット持ち上
げローラ21をユニット遊端側に当接させ、更にアーム
18を揺動させて、図4(B)に示すように、付勢手段
24,24によってローラ21にユニット持ち上げ方向
の付勢力を付与させつつ、ユニット6の遊端側を上方へ
の持ち上げ規制位置にまで回動させるのである。
【0018】このとき、軸挿通孔23,23が単なる長
孔であると、ローラ21の支軸22が軸挿通孔23,2
3の側端に圧接して、アーム18に大きな負荷がかゝる
ことになるが、本発明では、軸挿通孔23,23のそれ
ぞれに、ローラ支軸21の逃げ許容部aを形成している
ので、アーム18の持ち上げ揺動を軽い力で楽に行うこ
とができる。
【0019】そして、図4(B)に示す状態から、更に
レバー17を操作してアーム18を揺動させることで、
図4(C)に示すように、上方への持ち上げ規制位置に
まで持ち上げられたユニット6の遊端側に、上方への持
ち上げ付勢力を付与させるのである。
【0020】尚、上記の実施の形態では、軸挿通孔2
3,23をD字形状にして、ローラ支軸21の逃げ許容
部aを形成しているが、ローラ支軸21の逃げ許容部a
を有せしめるように、軸挿通孔23,23を円形に形成
してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ームの軸挿通孔にローラ支軸の逃げ許容部を形成するだ
けの簡単な改良によって、ユニット持ち上げローラをユ
ニット遊端側に当接させて後の更なるアームの揺動に際
して、このアームには、ローラ支軸の圧接による負荷を
一切かけさせないようにしたのであり、これによって軽
いレバー操作でユニットを持ち上げ回動させることがで
きるもので、ユニット回動機構を操作性の優れたものに
して提供できるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電写真複写機における作像部と定着部の概略
縦断側面図である。
【図2】転写ベルトを透視したユニット回動機構の斜視
図である。
【図3】ユニット回動機構の主要部における分解斜視図
である。
【図4】(A)〜(C)はユニット持ち上げの状態を経
時的に示す説明図である。
【図5】(A)〜(C)は従来例のユニット持ち上げの
状態を経時的に示す説明図である。
【符号の説明】
6…ユニット、8…ユニット回動軸、16…回転操作
軸、17…回動操作レバー、18…アーム、21…ユニ
ット持ち上げ用のローラ、22…ローラ支軸、23…軸
挿通孔、24…付勢手段、a…ローラ支軸の逃げ許容
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−152842(JP,A) 特開 平3−105363(JP,A) 特開 昭64−22750(JP,A) 特開 昭60−213645(JP,A) 特開 昭63−85777(JP,A) 実開 平4−1846(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 15/16 G03G 21/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に構成されたユニットの遊端側
    を、上方への持ち上げ規制位置に回動させた状態で、こ
    のユニットの遊端側に上方への持ち上げ付勢力を付与さ
    せるユニット回動機構であって、ユニット回動軸に平行
    な回転操作軸を、軸端に回動操作レバーを備えさせてユ
    ニット遊端側の下部に配置し、この回転操作軸の半径方
    向にアームを延設する一方、このアーム先端部の軸挿通
    孔に対して、ユニット持ち上げ用のローラを、それの支
    軸を回転操作軸と平行にしてアームの延設方向に遊動可
    能に保持させ、かつ、このローラをアームの先端よりも
    付勢突出させる付勢手段を設けて成り、更に、アームの
    揺動に伴うユニット遊端側へのローラ当接後の更なるア
    ームの揺動に際して、このアームの揺動方向とは反対側
    へのローラ支軸の逃げを許容する逃げ許容部を軸挿通孔
    に形成してあることを特徴とする画像形成装置のユニッ
    ト回動機構。
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