JP6693580B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
従来より、加圧ローラと、加圧ローラに圧接するように配置される定着ベルトとを備える画像形成装置が知られている。画像形成装置では、加圧ローラの軸に取り付けられたギアに駆動力が付与されることで、加圧ローラが回転し、加圧ローラの回転に伴って定着ベルトが回転する。この画像形成装置では、加圧ローラは、加圧ローラのギアに駆動力が付与されることにより、加圧ローラと定着ベルトとが向き合う方向において、定着ベルト側に移動してしまうことがある。
このような問題を解決するために、加圧ローラの軸に対して、加圧ローラと定着ベルトとが向き合う方向において、定着ベルトから離れる方向に力を加えるスプリングを備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−178486号公報
しかるに、上記特許文献1に記載の画像形成装置では、加圧ローラは、スプリングによって、常に定着ベルトから離れる方向に付勢されているため、加圧ローラが移動してしまい、加圧ローラと定着ベルトとの間の押圧状態が変化してしまうことがあった。
そこで、本発明の目的は、加圧ローラとエンドレスベルトとの間の押圧状態を安定的に保つことができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、エンドレスベルトを含む加熱ユニットと、第1方向に延びる軸部と、軸部の周りを被覆するローラ部と、軸部を回転可能に支持する軸受部と、を備え、エンドレスベルトとの間で記録媒体を搬送するように構成される加圧ローラと、軸受部を支持するフレームと、加圧ローラの端部に配置され、加圧ローラと一体となって回転するように構成される第1ギアと、第1ギアと噛み合い、第1ギアに駆動力を伝達するように構成され、第1ギアよりも記録媒体の搬送方向の上流側に配置される第2ギアと、加圧ローラを、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向において一定位置に固定するように、軸受部に係合する固定部材と、を備える。
このような構成によれば、第2ギアから第1ギアに駆動力が付与されて、加圧ローラに対して、エンドレスベルトに向かう方向に力が加わった場合でも、固定部材によって加圧ローラを位置固定できる。
そのため、加圧ローラとエンドレスベルトとの間の押圧状態を安定的に保つことができる。
また、加圧ローラを、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向において位置固定することにより、第1ギアを、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向において位置固定できる。
そのため、第1ギアと第2ギアとの噛み合いがずれることを抑制できる。
また、固定部材は、軸受部に係合する。
そのため、固定部材によって、加圧ローラを確実に位置決めできる。
(2)また、固定部材は、軸受部に対して、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向におけるエンドレスベルト側から係合する第1部分と、フレームに係合する第2部分と、を備えてもよい。
このような構成によれば、第1部分が軸受部に係合し、第2部分がフレームに係合することにより、加圧ローラをフレームに対して固定できる。
(3)また、第2部分は、軸受部に対して、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向における加圧ローラ側に配置されてもよい。
このような構成によれば、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向において、加圧ローラの一方側に第1部分を配置し、加圧ローラの他方側に第2部分を配置できる。
そのため、固定部材によって、確実に加圧ローラを位置固定できる。
(4)また、固定部材は、略円筒形状を有しており、軸受部を囲むように配置されてもよい。第1部分は、固定部材の内周面であって、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向におけるエンドレスベルト側の内周面であってもよい。第2部分は、固定部材の内周面であって、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向における加圧ローラ側の内周面であってもよい。
このような構成によれば、略円筒形状を有する固定部材の内周面に、第1部分と第2部分とを配置できる。
そのため、第1部分と軸受部とを確実に係合させつつ、第2部分とフレームとを確実に係合させることができる。
(5)また、第2部分は、搬送方向上流側に配置される上流側取付部と、搬送方向下流側に配置される下流側取付部であってもよい。
このような構成によれば、固定部材において、第1部分と第2部分とをバランスよく配置できる。
(6)また、フレームは、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向におけるエンドレスベルト側が開放される受入部を有してもよい。軸受部は、受入部に受け入れられていてもよい。
このような構成によれば、加圧ローラを、フレームに対して容易に組み付けることができる。
(7)また、固定部材は、第1方向において、第1方向における軸部の中央部よりも第1ギア側に配置されてもよい。
第2ギアから第1ギアに駆動力が付与されて、加圧ローラに対して力が加わる場合には、主に、第1ギアに対して力が加わる。
一方、上記のような構成によれば、固定部材を、第1ギアの近くに配置できる。
そのため、固定部材によって、加圧ローラを確実に位置固定し、加圧ローラのがたつきを抑制できる。
(8)また、固定部材は、第1方向において、第1ギアとローラ部との間に配置されてもよい。
このような構成によれば、固定部材を、第1ギアの一層近くに配置できる。
その結果、固定部材によって、加圧ローラのがたつきを一層抑制できる。
(9)また、第1方向における固定部材と第1ギアとの間の距離は、第1方向における固定部材とローラ部との間の距離よりも短くてもよい。
このような構成によれば、固定部材を、第1ギアの一層近くに配置できる。
その結果、固定部材によって、加圧ローラのがたつきを一層抑制できる。
(10)また、第1方向における固定部材と第1ギアとの間の距離は、第1方向における第1ギアの厚みよりも短くてもよい。
このような構成によれば、固定部材を、第1ギアの一層近くに配置できる。
その結果、固定部材によって、加圧ローラのがたつきを一層抑制できる。
(11)また、固定部材は、フレームに係合し、第1ギアと一体に構成されてもよい。
このような構成によれば、固定部材を、簡易な構成にできる。また、画像形成装置における部品点数を低減できる。
(12)また、固定部材は、フレームに係合し、軸受部と一体に構成されてもよい。
このような構成によれば、固定部材を、簡易な構成にできる。また、画像形成装置における部品点数を低減できる。
(13)また、エンドレスベルトは、エンドレスベルトと加圧ローラとが向き合う方向において、加圧ローラに近づく第1位置と、第1位置よりも加圧ローラから離れる第2位置との間を移動可能であってもよい。
このような構成によれば、エンドレスベルトと加圧ローラとの間を記録媒体が通過するときは、エンドレスベルトが第2位置に位置することにより、記録媒体を円滑に搬送できる。
(14)また、加熱ユニットは、周回移動するように構成されるエンドレスベルトと、エンドレスベルトの内方に配置されるニップ板と、エンドレスベルトの内方に配置されるハロゲンヒータと、を備えてもよい。
このような構成によれば、加熱ユニットが加熱ローラを備える場合に比べて、短時間で、加熱ユニットを定着温度に到達させることができる。
本発明の画像形成装置では、加圧ローラとエンドレスベルトとの間の押圧状態を安定的に保つことができる。
図1は、本発明の第1実施形態のプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示すプリンタの定着ユニットを示す斜視図である。 図3Aは、図2に示す定着ユニットの左側面図である。図3Bは、図3Aに示す定着ユニットのA−A断面図である。 図4は、図2に示す定着ユニットの下フレームを示す斜視図である。 図5は、図4に示す下フレームに加圧ローラを組み付けた状態を示す斜視図である。 図6は、図5に示す下フレームに固定部材を組み付けた状態を示す斜視図である。 図7は、図6に示す下フレームおよび固定部材の左側面図である。 図8Aは、図2に示す定着ユニットの左端部を後方から見た断面図であって、加熱ユニットと加圧ローラとが接触している状態を示す。図8Bは、図2に示す定着ユニットの左端部を後方から見た断面図であって、加熱ユニットと加圧ローラとの間を用紙Pが通過する状態を示す。 図9Aは、本発明の第2実施形態のプリンタの下フレームの左端部、加圧ローラの左端部、および、固定部材を示す斜視図であって、下フレームに加圧ローラおよび固定部材が組み付けられた状態を示す。図9Bは、図9Aに示す下フレーム、加圧ローラおよび固定部材において、下フレームから固定部材が外れた状態を示す斜視図である。図9Cは、図9Aに示す下フレーム、加圧ローラおよび固定部材を後方から見た断面図である。 図10Aは、本発明の第3実施形態のプリンタの下フレームの左端部、加圧ローラの左端部、および、加圧ギアを後方から見た断面図である。図10Bは、図10Aに示す加圧ギアを右上方から見た斜視図である。 図11Aは、本発明の第4実施形態のプリンタの下フレームの左端部、加圧ローラの左端部、および、軸受部を後方から見た断面図である。図11Bは、図11Aに示す軸受部を右上方から見た斜視図である。 図12Aは、本発明の第5実施形態のプリンタの下フレームおよび固定部材の左側面図であって、ばねが、側壁に取り付けられる前の状態を示す。図12Bは、本発明の第5実施形態のプリンタの下フレームおよび固定部材の左側面図であって、ばねが、側壁に取り付けられた後の状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、電子写真方式のモノクロプリンタであって、装置本体2と、プロセスカートリッジ3と、スキャナユニット4と、定着ユニット5とを備えている。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、図1の紙面左方が後方である。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。なお、左右方向は、第1方向の一例である。また、前後方向は、搬送方向の一例である。
装置本体2は、略ボックス形状を有している。装置本体2は、開口部6と、フロントカバー7と、給紙トレイ8と、排紙トレイ9とを備えている。
開口部6は、装置本体2の前端部に配置されている。開口部6は、プロセスカートリッジ3の通過を許容するように、装置本体2の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー7は、装置本体2の前端部に配置されている。フロントカバー7は、側断面視略L字状の略板状を有している。フロントカバー7は、その下端部を支点として装置本体2の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー7は、開口部6を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ8は、装置本体2の底部に配置されている。給紙トレイ8は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ9は、装置本体2の上壁に配置されている。排紙トレイ9は、用紙Pが載置されるように、装置本体2の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ3は、装置本体2の上下方向略中央部に収容されている。プロセスカートリッジ3は、開口部6を介して装置本体2に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ3は、ドラムカートリッジ10と、現像カートリッジ11とを備えている。
ドラムカートリッジ10は、感光ドラム12と、スコロトロン型帯電器13と、転写ローラ14とを備えている。
感光ドラム12は、ドラムカートリッジ10の後端部に回転可能に支持されている。感光ドラム12は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
スコロトロン型帯電器13は、感光ドラム12の後方において、感光ドラム12と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ14は、感光ドラム12の下方に配置されている。転写ローラ14は、感光ドラム12の下端部と接触している。
現像カートリッジ11は、感光ドラム12の前方において、ドラムカートリッジ10に装着されている。現像カートリッジ11は、現像ローラ15と、供給ローラ16と、層厚規制ブレード17と、トナー収容部18と、アジテータ19とを備えている。
現像ローラ15は、現像カートリッジ11の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ15は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。現像ローラ15は、感光ドラム12の前端部に接触している。
供給ローラ16は、現像ローラ15の前下方に配置されている。供給ローラ16は、現像カートリッジ11に回転可能に支持されている。供給ローラ16は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。供給ローラ16は、現像ローラ15の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード17は、現像ローラ15の前上方に配置されている。層厚規制ブレード17は、現像ローラ15の前端部に接触している。
トナー収容部18は、供給ローラ16および層厚規制ブレード17の前方に配置されている。トナー収容部18は、トナーを収容するように構成されている。
アジテータ19は、トナー収容部18内において、回転可能に支持されている。
スキャナユニット4は、プロセスカートリッジ3の上方に配置されている。スキャナユニット4は、感光ドラム12に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット5は、装置本体2の後方部に配置されている。定着ユニット5は、ローラの一例としての加圧ローラ21と、加熱ユニット22とを備えている。
加圧ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
加熱ユニット22は、加圧ローラ21の上方に配置されている。加熱ユニット22は、ステイカバー24と、ステイ25と、反射板26と、ハロゲンヒータの一例としてのハロゲンランプ27と、ニップ板28と、エンドレスベルト29とを備えている。
ステイカバー24は、耐熱性の樹脂からなり、左右方向に延び、下端部が開放された略ボックス形状を有している。
ステイ25は、ステイカバー24の内方に配置されている。ステイ25は、金属からなり、左右方向に延び、下端部が開放された略角筒形状を有している。
反射板26は、ステイの内方に配置されている。反射板26は、金属からなり、左右方向に延び、下端部が開放された略角筒形状を有している。反射板26の内面は、鏡面加工されている。
ハロゲンランプ27は、反射板26の内方に配置されている。ハロゲンランプ27は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。通電されることにより、輻射熱を発するように構成されている。
ニップ板28は、ハロゲンランプ27の下方に配置されている。ニップ板28は、金属からなり、左右方向に延びる略平板形状を有している。
エンドレスベルト29は、耐熱性と可撓性とを有するフィルムであり、左右方向に延びる略円筒形状を有している。エンドレスベルト29は、その内周面がニップ板28の下面に接触するように、ステイカバー24、ステイ25、反射板26、ハロゲンランプ27およびニップ板28の周囲に巻かれている。エンドレスベルト29の下端部は、加圧ローラ21の上端部に接触している。
プリンタ1が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器13は、感光ドラム12の表面を一様に帯電する。スキャナユニット4は、画像データに基づいて感光ドラム12の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム12の表面に形成される。
また、アジテータ19は、トナー収容部18内のトナーを撹拌して、供給ローラ16に供給する。供給ローラ16は、アジテータ19によって供給されたトナーを現像ローラ15に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ15と供給ローラ16との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ15に担持される。層厚規制ブレード17は、現像ローラ15に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ15に担持されたトナーは、感光ドラム12表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム12の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ8から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム12と転写ローラ14との間に給紙される。感光ドラム12表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム12と転写ローラ14との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
次いで、用紙Pは、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間を通過するときに、加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。
その後、用紙Pは、排紙トレイ9に配置される。
2.定着ユニットの詳細
定着ユニット5は、図2および図3Bに示すように、下フレーム20と、上記した加圧ローラ21と、1対の固定部材41と、駆動ギア70と、上記した加熱ユニット22と、上フレーム23とを備えている。
(1)下フレーム
図4に示すように、下フレーム20は、上方が開放された有底枠形状を有しており、1対の側壁30と、底壁31と、前壁33と、後壁32とを備えている。
1対の側壁30のそれぞれは、下フレーム20の両端部のそれぞれに配置されており、左右方向に互いに間隔を隔てて配置されている。1対の側壁30のそれぞれは、側面視略矩形の略板形状を有している。1対の側壁30のそれぞれは、第1凹部35と、支持部36と、1対の段差面45とを有している。なお、1対の側壁30のうち、右方に配置される側壁30が、右壁30Aであり、左方に配置される側壁30が左壁30Bである。
第1凹部35は、側壁30の上端の前後方向中央部から下方に向かって窪んでいる。第1凹部35は、上方が開放された側面視略U字状を有している。第1凹部35の下端は、側壁30の上下方向中央部に配置されている。
支持部36は、第1凹部35の下方に配置されている。支持部36は、側壁30の左右方向外面から左右方向外方に向かって突出している。支持部36は、側面視半円形状を有しており、下端部に円周面を有している。支持部36の上面は、第1凹部35の底面を兼ねている。支持部36は、第2凹部38と、受入部の一例としての第3凹部39とを有している。
第2凹部38は、支持部36の上面から下方に向かって窪んでいる。第2凹部38は、上方が開放された側面視略U字状を有している。
第3凹部39は、支持部36の左右方向中央部に配置されている。第3凹部39は、第2凹部38の内面から支持部36の径方向外方に向かって窪んでおり、支持部36の周方向に延びている。第3凹部39の左右方向の長さは、第2凹部38の左右方向の長さよりも短い。第3凹部39は、上方が開放された側面視略U字状を有している。
図7に示すように、1対の段差面45のそれぞれは、支持部36よりも上方において、支持部36の左右方向両側のそれぞれに配置されている。具体的には、図4に示すように、1対の側壁30のそれぞれは、上側半分部分が、下側半分部分よりも左右方向外方に配置されている。図7に示すように、1対の段差面45は、1対の側壁30のそれぞれにおける上側半分部分の下面である。
底壁31は、1対の側壁30の下端部間に架設されている。底壁31は、平面視略矩形の略板形状を有している。
後壁32は、1対の側壁30の後端部間、および、底壁31の後端部間に架設されている。後壁32は、背面視略矩形の略板形状を有している。後壁32の右端部は、右壁30Aの後端部の下端部に連続しており、後壁32の左端部は、左壁30Bの後端部の下端部に連続しており、後壁32の下端部は、底壁31の後端部に連続している。
前壁33は、1対の側壁30の前端部間、および、底壁31の前端部間に架設されている。前壁33は、正面視略矩形の略板形状を有している。前壁33の右端部は、右壁30Aの前端部の下端部に連続しており、前壁33の左端部は、左壁30Bの前端部の下端部に連続しており、前壁33の下端部は、底壁31の前端部に連続している。
(2)加圧ローラ
図3Bおよび図5に示すように、加圧ローラ21は、軸部51と、ローラ部52と、1対の軸受部53と、第1ギアの一例としての加圧ギア71とを備えている。
軸部51は、金属からなり、左右方向に延びる略円柱形状を有している。軸部51は、大径部54と、1対の小径部55とを備えている。
大径部54は、左右方向に延びる中空略円柱形状を有している。
1対の小径部55は、大径部54の左右方向両端面の中央部から左右方向外方に延びている。1対の小径部55のそれぞれは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。1対の小径部55の直径は、大径部54の直径よりも小さい。
ローラ部52は、樹脂材料からなり、軸部51の大径部54の周面を被覆している。ローラ部52は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
1対の軸受部53のそれぞれは、1対の側壁30のそれぞれの支持部36の第3凹部39内に配置されている。1対の軸受部53のそれぞれは、左右方向に厚みを有する略円環形状を有している。1対の軸受部53のそれぞれの上端部は、1対の側壁30のそれぞれにおける支持部36から上方に露出している。1対の軸受部53のそれぞれの内径は、1対の小径部55の外径と略同一である。1対の軸受部53のそれぞれの外径は、1対の支持部36の第3凹部39の外径と略同一である。1対の軸受部53のそれぞれの左右方向の長さは、1対の支持部36の第3凹部39の左右方向の長さと略同一である。1対の軸受部53のそれぞれは、1対の小径部55のそれぞれに相対回転可能に嵌まっている。これにより、加圧ローラ21は、下フレーム20に回転可能に支持されている。
加圧ギア71は、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。加圧ギア71は、その周面すべてにわたってギア歯を有している。加圧ギア71は、加圧ローラ21の左方の小径部55の左端部を相対回転不能に受け入れるようにして組み付けられている。これにより、加圧ローラ21では、加圧ギア71、軸部51およびローラ部52が一体となって、左右方向に延びる回転軸線A2について回転するように構成されている。
(3)固定部材
図6に示すように、1対の固定部材41のそれぞれは、1対の小径部55のそれぞれの上方に配置されている。1対の固定部材41のそれぞれは、前後方向に延びる略棒形状を有しており、側面視略ハット形状を有している。1対の固定部材41のそれぞれは、第1部分の一例としての接触部60と、第2部分の一例としての1対の取付部61とを備えている。
接触部60は、平面視略矩形の略板形状を有している。接触部60の前後方向の寸法は、側壁30の支持部36の前後方向の寸法よりも小さく、加圧ローラ21の軸受部53の前後方向の寸法よりも大きい。接触部60の下面60Aは、加圧ローラ21の軸受部53の上面53Aに接触している。
1対の取付部61のそれぞれは、接触部60の前後方向両端縁のそれぞれから前後方向外方に向かって延びている。すなわち、1対の取付部61は、前後方向において、接触部60の両側に配置されている。1対の取付部61のそれぞれは、前後方向に延びる略角柱形状を有している。1対の取付部61のそれぞれは、その上面において、接触部60の下面に接続されている。具体的には、前方に配置される取付部61の後端部は、接触部60における下面の前端部であって、左右方向外端部と連続している。後方に配置される取付部61の前端部は、接触部60における下面の後端部であって、左右方向外端部と連続している。図7に示すように、1対の取付部61のそれぞれは、1対の側壁30のそれぞれの支持部36の上面36Aに取り付けられている。具体的には、前方に配置される取付部61の後端部は、支持部36の上面36Aの前端部に取り付けられている。後方に配置される取付部61の前端部は、支持部36の上面36Aの後端部に取り付けられている。また、1対の取付部61のそれぞれの上面は、1対の段差面45のそれぞれに接触している。具体的には、前方に配置される取付部61の前端部の上面は、前方の段差面45に接触している。後方に配置される取付部61の後端部の上面は、後方の段差面45に接触している。
なお、1対の取付部61のうち、前方に配置される取付部61が上流側取付部の一例であり、後方に配置される取付部61が下流側取付部の一例である。
また、図3Bに示すように、左方の固定部材41は、左右方向における軸部51の中央部よりも加圧ギア71側に配置されており、より詳しくは、加圧ギア71とローラ部52との間に配置されている。左方の固定部材41の左端縁から加圧ギア71の右端縁まで距離L1は、左方の固定部材41の右端縁から加圧ローラ21のローラ部52の左端縁までの距離L2よりも短く、加圧ギア71の左右方向の厚みL3よりも短い。
(4)駆動ギア
図2および図3Aに示すように、第2ギアの一例としての駆動ギア70は、加圧ギア71の前方に配置されている。
駆動ギア70は、左右方向に厚みを有する略円柱形状を有している。駆動ギア70は、大径ギア部72と、小径ギア部73とを一体に備えている。
大径ギア部72は、駆動ギア70の左端部に配置されている。大径ギア部72は、左右方向に厚みを有する略円柱形状を有している。大径ギア部72は、その周面すべてにわたってギア歯を有している。
小径ギア部73は、大径ギア部72の右面から右方に突出している。小径ギア部73は、大径ギア部72と中心軸線を供給する略円筒形状を有している。小径ギア部73の外径は、大径ギア部72の外径よりも小さい。小径ギア部73は、その周面すべてにわたってギア歯を有している。小径ギア部73の後端部は、加圧ギア71の前端部に噛み合っている。
そして、駆動ギア70は、装置本体2に備えられた図示しない支持軸を相対回転に受け入れており、その支持軸に回転可能に支持されている。これにより、駆動ギア70は、左右方向に延びる回転軸線A1について回転するように構成されている。
(5)加熱ユニットおよび上フレーム
加熱ユニット22は、1対の係合部76を備えている。
1対の係合部76のそれぞれは、加熱ユニット22の両端部のそれぞれに配置されている。1対の係合部76のそれぞれは、側面視略矩形状の略板形状を有している。1対の係合部76のそれぞれの前後方向の長さは、1対の側壁30のそれぞれの第1凹部35の前後方向の長さと略同一である。1対の係合部76のそれぞれは、1対の側壁30のそれぞれにおける支持部36の第1凹部35に嵌まっている。これにより、加熱ユニット22は、下フレーム20に上下方向にスライド移動可能に支持されている。
上フレーム23は、下方が開口された略ボックス形状を有しており、加熱ユニット22を上方から覆っている。上フレーム23は、1対の押圧部材77を備えている。
1対の押圧部材77のそれぞれは、上フレーム23の両端部のそれぞれに配置されている。1対の押圧部材77のそれぞれは、1対の係合部76のそれぞれの上方に配置されている。1対の押圧部材77のそれぞれは、前後方向に延びる略板形状を有している。1対の押圧部材77のそれぞれには、引張りばね78の一端が係合されている。1対の引張りばね78のそれぞれの他端は、下フレーム20に係合されている。これにより、1対の押圧部材77のそれぞれは、常には、下フレーム20に向かう付勢力が付与されており、1対の係合部76のそれぞれを下方に押圧している。すなわち、加熱ユニット22は、常には、1対の押圧部材77を介して、下フレーム20に向かう付勢力が付与されている。
3.定着ユニットの動作
図1に示すように、上記した画像形成動作が開始されると、定着ユニット5では、ハロゲンランプ27によってニップ板28が加熱され、ニップ板28が高温となる。そして、駆動ギア70の大径ギア部72に対して外部から駆動力が付与される。
図3Aに示すように、駆動ギア70は、駆動力が付与されることにより、左側面視時計回り方向である回転方向R1に回転する。
駆動ギア70が回転すると、その回転に伴って、加圧ギア71が左側面視時反計回り方向である回転方向R2に回転する。
そして、図1に示すように、加圧ローラ21の回転に伴って、エンドレスベルト29が周回移動する。これにより、用紙Pが、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間に進入する。
このとき、図3Aに示すように、加圧ギア71は、前方に配置される小径ギア部73から回転方向R2に回転する駆動力が付与されると、駆動ギア70の小径ギア部73の後端部は、上方に移動し、これに伴って、加圧ギア71の前端部は上方に移動する。これにより、加圧ギア71には、上方、すなわち、加熱ユニット22に向かう力Fが加わる。そのため、加圧ギア71が取り付けられている軸部51に対して、上方に向かう力Fが加わる。
一方、図3Bおよび図7に示すように、加圧ローラ21の1対の軸受部53のそれぞれの上面53Aは、1対の固定部材41のそれぞれの接触部60の下面60Aに接触している。そして、図7に示すように、1対の固定部材41のそれぞれにおける、1対の取付部61のそれぞれは、1対の側壁30のそれぞれにおける、1対の段差面45のそれぞれに接触している。
そのため、図3Bおよび図7に示すように、1対の固定部材41のそれぞれが、1対の段差面45によって上方への移動が規制され、これにより、1対の軸受部53の上方への移動を規制する。特に、左方の固定部材41が左方の軸受部53の上方への移動を規制するため、加圧ローラ21の上方への移動が規制される。
このように、1対の固定部材41のそれぞれは、加圧ローラ21の上下方向の位置を一定位置に固定している。
そして、図3Aに示すように、定着ユニット5に対して用紙Pが前方から近づく。
なお、図8Aに示すように、定着ユニット5において、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間に用紙Pが介在しない状態の加熱ユニット22の位置、すなわち、加熱ユニット22が加圧ローラ21に圧接される状態における加熱ユニット22の位置が第1位置である。
図8Bに示すように、用紙Pが、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間に進入すると、加熱ユニット22は、1対の引張りばね78の付勢力に抗して、第1位置から用紙Pの厚み分だけ上方にスライド移動する。なお、用紙Pが加圧ローラ21と加熱ユニット22との間に介在し、第1位置から上方に移動した状態の加熱ユニット22の位置が第2位置である。
そして、用紙Pは、ニップ板28の熱によって加熱され、また、加圧ローラ21とエンドレスベルト29との間の押圧によって加圧される。
その後、用紙Pは、加圧ローラ21およびエンドレスベルト29の回転により、定着ユニット5から送り出される。
すると、図8Aに示すように、加熱ユニット22は、1対の引張りばね78の付勢力によって下方に移動して、第1位置に位置する。
4.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図6に示すように、1対の固定部材41のそれぞれは、加圧ローラ21の上下方向の位置を一定位置に固定している。
そのため、加圧ギア71が大径ギア部72から駆動力が付与されて、加圧ローラ21に対して上方に向かう力Fが加わった場合でも、1対の固定部材41のそれぞれ、特に、左方の固定部材41によって、加圧ローラ21を位置固定できる。
そのため、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間の押圧状態を安定的に保つことができる。
また、加圧ローラ21を位置固定することにより、加圧ギア71を位置固定できる。
そのため、加圧ギア71と駆動ギア70との噛み合いがずれることを抑制できる。
また、1対の固定部材41のそれぞれは、加圧ローラ21の1対の軸受部53のそれぞれに係合している。
そのため、1対の固定部材41のそれぞれによって、加圧ローラ21を確実に位置決めできる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図5に示すように、1対の固定部材41のそれぞれは、1対の軸受部53のそれぞれに対して上方から係合する接触部60と、下フレーム20に係合する1対の取付部61とを備えている。
そのため、接触部60が軸受部53に係合し、1対の取付部61が下フレーム20に取り付けられることにより、加圧ローラ21を下フレーム20に対して固定できる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図5に示すように、1対の固定部材41のそれぞれにおいて、1対の取付部61は、接触部60の前後方向両側に配置されている。
そのため、1対の固定部材41のそれぞれにおいて、接触部60と1対の取付部61とをバランスよく配置できる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、1対の側壁30のそれぞれは、上方側が開放される第3凹部39を有している。そして、1対の軸受部53のそれぞれは、1対の側壁30のそれぞれの第3凹部39に対して上方側から組み付けられる。
そのため、加圧ローラ21を、下フレーム20に対して容易に組み付けることができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、左方の固定部材41は、左右方向における加圧ローラ21の軸部51の中央部よりも加圧ギア71側に配置されている。
ここで、駆動ギア70から加圧ギア71に駆動力が付与されて、加圧ローラ21に対して力Fが加わる場合には、主に、加圧ギア71に対して力が加わる。
一方、上記のように、左方の固定部材41を、左右方向における加圧ローラ21の軸部51の中央部よりも加圧ギア71側に配置すれば、左方の固定部材41を、加圧ギア71の近くに配置できる。
そのため、左方の固定部材41によって、加圧ローラ21を確実に位置固定し、加圧ローラ21のがたつきを抑制できる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、左方の固定部材41は、加圧ギア71と加圧ローラ21のローラ部52との間に配置されている。
そのため、左方の固定部材41を、加圧ギア71の一層近くに配置できる。
その結果、左方の固定部材41によって、加圧ローラ21のがたつきを一層抑制できる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、左方の固定部材41の左端縁から加圧ギア71の右端縁まで距離L1は、右方の固定部材41の右端縁から加圧ローラ21のローラ部52の左端縁までの距離L2よりも短い。
そのため、左方の固定部材41を、加圧ギア71の一層近くに配置できる。
その結果、左方の固定部材41によって、加圧ローラ21のがたつきを一層抑制できる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、左方の固定部材41の左端縁から加圧ギア71の右端縁まで距離L1は、加圧ギア71の左右方向の厚みL3よりも短い。
そのため、左方の固定部材41を、加圧ギア71の一層近くに配置できる。
その結果、左方の固定部材41によって、加圧ローラ21のがたつきを一層抑制できる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図8Bに示すように、加熱ユニット22は、下フレーム20に対して上下方向にスライド移動可能であり、加熱ユニット22が加圧ローラ21に圧接される状態の第1位置と、第1位置よりも加圧ローラ21から離間する第2位置との間を移動可能である。
具体的には、加圧ローラ21と加熱ユニット22との間を用紙Pが通過するときに、加熱ユニット22が第2位置に位置する。
そのため、用紙Pを円滑に搬送できる。
(10)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、加熱ユニット22は、ハロゲンランプ27と、ニップ板28と、エンドレスベルト29とを備えている。
そのため、加熱ユニット22が加熱ローラを備える場合に比べて、短時間で、加熱ユニット22、詳しくは、ニップ板28を定着温度に到達させることができる。
5.第2実施形態〜第5実施形態
図9A〜図11Bを参照して、プリンタの第2実施形態〜第4実施形態を説明する。なお、以下において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態
(1−1)第2実施形態の定着ユニットの詳細
上記した第1実施形態では、前後方向に延びる略棒形状を有する固定部材41が、加圧ローラ21の軸受部53に接触する。
対して、第2実施形態では、図9Bに示すように、略円筒形状を有する固定部材81が、加圧ローラ21の軸受部53に接触する。
詳しくは、第2実施形態では、定着ユニット5は、1対の固定部材41に代えて1対の固定部材81を備えている。
図9Aおよび図9Cに示すように、1対の固定部材81のそれぞれは、下フレーム20の左右方向両端部のそれぞれに配置されており、具体的には、支持部36および軸受部53を囲むように配置されている。1対の固定部材81のそれぞれは、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。1対の固定部材81のそれぞれは、板部82と、上係合部83と、下係合部84とを備えている。なお、第2実施形態においては、上係合部83が第1部分の一例であり、下係合部84が第2部分の一例である。
板部82は、1対の固定部材81のそれぞれの左右方向外方側の端部に配置されている。板部82は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。板部82は、挿通穴85を有している。
挿通穴85は、板部82の中央部に配置されている。挿通穴85は、板部82を左右方向に貫通する側面視略円形状を有している。挿通穴85には、加圧ローラの小径部55が挿通されている。
上係合部83は、1対の固定部材81のそれぞれの上端部に配置されている。上係合部83は、板部82の上端部から左右方向内方に向かって延びている。上係合部83は、平面視略矩形状であって、上方に向かって湾曲する略板形状を有している。上係合部83の下面83Aは、軸受部53の上面53Aに接触している。
下係合部84は、固定部材81の下端部に配置されている。下係合部84は、板部82の下端部から左右方向内方に向かって延びている。下係合部84は、平面視略矩形状であって、下方に向かって湾曲する略板形状を有している。下係合部84の上面84Aは、側壁30の支持部36の下面36Bに接触している。
上記した第1実施形態と同様にして、加圧ギア71に対して駆動力が付与されることにより、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わると、軸部51を介して軸受部53に対して上方に向かう力が加わる。そして、軸受部53から1対の固定部材81それぞれ、特に、左方の固定部材81に対して上方に向かう力が加わる。
一方、1対の固定部材81それぞれは、下係合部84の上面84Aが側壁30の支持部36の下面36Bに係合するため、上方への移動が規制される。そのため、1対の固定部材81のそれぞれの上係合部83、特に、左方の固定部材81の上係合部83によって、軸受部53の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
(1−2)第2実施形態の作用効果
第2実施形態のプリンタ1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第2実施形態のプリンタ1によれば、図9Cに示すように、1対の固定部材81のそれぞれは、略円筒形状を有しており、軸受部53を囲むように配置されている。そして、軸受部53の上方側に上係合部83が配置され、軸受部53の下方側に下係合部84が配置されている。
そのため、軸受部53に対して上方に向かう力が加わった場合には、上係合部83の下面83Aを軸受部53の上面53Aに確実に係合させつつ、下係合部84の上面84Aと側壁30の支持部36の下面36Bとを確実に係合させることができる。
その結果、固定部材81によって、軸受部53の上方への移動が確実に規制される。
ゆえに、固定部材81によって、加圧ローラ21を確実に位置固定できる。
(2)第3実施形態
(2−1)第3実施形態の定着ユニットの詳細
上記した第1実施形態では、定着ユニット5は、固定部材41を備えており、軸受部53が固定部材41に係合することにより、加圧ローラ21が固定される。
対して、第3実施形態では、図10Aに示すように、定着ユニット5において、固定部材41は備えておらず、係合部92が加圧ギア71に一体的に設けられている。
詳しくは、第3実施形態では、図10Bに示すように、加圧ギア71は、ギア部91と、固定部の一例としての係合部92とを備えている。
ギア部91は、加圧ギア71の右端部に配置されている。ギア部91は、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。ギア部91は、その周面すべてにわたってギア歯を有している。ギア部91は、加圧ローラ21の左方の小径部55を相対回転不能に受け入れている。ギア部91は、駆動ギア70と噛み合っている。
係合部92は、ギア部91の右面から右方に突出している。係合部92は、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。係合部92の下側内周面は、左壁30Bの支持部36の下面36Bに対して、下方から接触している。
加圧ギア71に対して駆動力が付与されることにより、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わった場合には、加圧ギア71の係合部92の下側内周面が左壁30Bの支持部36の下面36Bに係合するため、加圧ギア71の上方への移動が規制される。そのため、軸部51の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
(2−2)第3実施形態の作用効果
第3実施形態のプリンタ1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第3実施形態のプリンタ1によれば、図10Aに示すように、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わった場合には、加圧ギア71の係合部92の下端部が左壁30Bの支持部36の下面36Bに係合し、加圧ギア71の上方への移動が規制される。
そのため、軸部51の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
その結果、簡易な構成で、加圧ローラ21を固定できる。また、プリンタ1における部品点数を低減できる。
(3)第4実施形態
(3−1)第4実施形態の定着ユニットの詳細
上記した第1実施形態では、定着ユニット5は、固定部材41を備えており、軸受部53が固定部材41に係合することにより、加圧ローラ21が固定される。
対して、第4実施形態では、図11Aに示すように、定着ユニット5において、固定部材41は備えておらず、係合部102が軸受部53に一体的に設けられている。
詳しくは、第4実施形態では、下フレーム20は、支持部36に代えて、1対の突出部110を備えている。
1対の突出部110のそれぞれは、側壁30の左右方向外端面のそれぞれから左右方向外方に向かって突出している。1対の突出部110のそれぞれは、平面視略矩形状であって、下方に向かって湾曲する略板形状を有している。
図11Bに示すように、1対の軸受部53のそれぞれは、挿通部101と、係合部102とを備えている。
挿通部101は、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。挿通部101の内径は、小径部55の外径と略同一である。挿通部101は、側壁30の突出部110に載置されており、小径部55を相対回転可能に受け入れている。
係合部102は、挿通部101の下端から下方に突出している。係合部102は、正面視略L字形状を有している。係合部102は、縦板部104と、横板部105とを備えている。
縦板部104は、挿通部101の左右方向外方側の端部から下方に突出している。縦板部104は、上下方向に延びる略板形状を有している。
横板部105は、挿通部101の下方に間隔を隔てて配置されており、縦板部104の下端部から左右方向内方に突出している。横板部105は、平面視略矩形状であって、下方に向かって湾曲する略板形状を有している。横板部105の上面105Aは、側壁30の突出部110に対して、下方から接触している。
加圧ギア71に対して駆動力が付与されることにより、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わると、軸部51を介して1対の軸受部53、特に、左方の軸受部53に対して上方に向かう力が加わる。
一方、1対の軸受部53それぞれの横板部105の上面105Aが、側壁30の突出部110に係合し、特に、左方の軸受部53の横板部105の上面105Aが、左壁30Bの突出部110に係合するため、1対の軸受部53の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
(3−2)第4実施形態の作用効果
第4実施形態のプリンタ1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第4実施形態のプリンタ1によれば、図11Aに示すように、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わった場合には、1対の軸受部53のそれぞれの横板部105の上面105Aが、側壁30の突出部110に係合し、左壁30Bの支持部36の下面36Bに係合し、特に、左方の軸受部53の横板部105の上面105Aが、左壁30Bの突出部110に係合するため、1対の軸受部53の上方への移動が規制される。
そのため、軸部51の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
その結果、簡易な構成で、加圧ローラ21を固定できる。また、プリンタ1における部品点数を低減できる。
(4)第5実施形態
(4−1)第5実施形態の定着ユニットの詳細
上記した第1実施形態では、固定部材41が、加圧ローラ21の軸受部53に接触する。
対して、第5実施形態では、図12Bに示すように、ばね130が、加圧ローラ21の軸受部53に接触する。
詳しくは、第5実施形態では、定着ユニット5は、1対の固定部材41に代えて1対のばね130を備えている。
図12Aおよび図12Bに示すように、1対のばね130のそれぞれは、下フレーム20の左右方向両端部のそれぞれに配置されており、具体的には、支持部36および軸受部53を囲むように配置されている。1対のばね130のそれぞれは、金属からなり、略円環形状を有している。1対のばね130のそれぞれは、接触部131と、第1取付部132と、第2取付部133とを備えている。なお、第5実施形態においては、接触部131が第1部分の一例であり、第1取付部132および第2取付部133が第2部分の一例である。
接触部131は、1対のばね130のそれぞれの中央部であって、略円環形状を有している。接触部131は、支持部36および軸受部53を囲むように配置されている。
第1取付部132は、接触部131のそれぞれの後下端部に配置されている。第1取付部132は、略半円環形状を有しており、接触部131の後下端部に連続している。具体的には、第1取付部132は、接触部131の後下端部から前下方に向かって膨らむように略半円環形状に湾曲している。
第2取付部133は、接触部131のそれぞれの前下端部に配置されている。第2取付部133は、略半円環形状を有しており、接触部131の前下端部に連続している。具体的には、第2取付部133は、接触部131の前下端部から後上方に向かって膨らむように略半円環形状に湾曲している。
また、1対の側壁30のそれぞれは、ボス120を備えている。
ボス120は、1対の側壁30のそれぞれの後下端部に配置されており、1対の側壁30のそれぞれの左右方向外側面から外方に突出している。
そして、1対の側壁30のそれぞれに、1対のばね130のそれぞれを組み付ける場合には、まず、1対の側壁30が加圧ローラ21を支持する状態において、1対の側壁30のそれぞれのボス120に、1対のばね130のそれぞれの第1取付部132を係合させる。
次いで、図12Aの仮想線で示すように、1対の側壁30のそれぞれのボス120に、1対のばね130のそれぞれの第2取付部133を係合させる。
すると、1対のばね130のそれぞれの接触部131は、軸受部53の上面53Aに対して、上方から下方に向かって押圧するようにして接触する。
その後、図12Bに示すように、1対のばね130のそれぞれの左右方向外側を、側面視略矩形状の1対のカバー140のそれぞれで覆う。
そして、1対のねじ141のそれぞれによって、1対のカバー140のそれぞれを、1対の側壁30のそれぞれのボス120に取り付ける。
このようにして、1対のばね130のそれぞれを組み付けた状態の定着ユニット5において、上記した第1実施形態と同様にして、加圧ギア71に対して駆動力が付与されることにより、加圧ギア71に対して上方に向かう力が加わると、軸部51を介して軸受部53に対して上方に向かう力が加わる。そして、軸受部53から1対の130のそれぞれ、特に、左方の130に対して上方に向かう力が加わる。
一方、1対のばね130のそれぞれは、図12Aに示すように、第1取付部132および第2取付部133がボス120に係合するため、上方への移動が規制される。そのため、1対のばね130のそれぞれ、特に、左方のばね130の接触部131によって、軸受部53の上方への移動が規制される。これにより、加圧ローラ21の上方への移動が規制され、加圧ローラ21が上下方向において固定される。
(4−2)第5実施形態の作用効果
第5実施形態のプリンタ1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第5実施形態のプリンタ1によれば、図12Aに示すように、1対のばね130のそれぞれにおいて、図12Aに示すように、第1取付部132および第2取付部133は、ボス120に係合している。また、1対のばね130のそれぞれにおいて、接触部131は、支持部36および軸受部53を囲むように配置されている。
そのため、軸受部53に対して上方に向かう力が加わった場合には、1対のばね130のそれぞれは、第1取付部132および第2取付部133がボス120に係合しているため、上方への移動が規制される。
その結果、1対のばね130のそれぞれの接触部131によって、軸受部53の上方への移動が確実に規制される。
ゆえに、1対のばね130のそれぞれによって、加圧ローラ21を確実に位置固定できる。
1 プリンタ
20 下フレーム
21 加圧ローラ
22 加熱ユニット
28 ニップ板
27 ハロゲンランプ
29 エンドレスベルト
39 第3凹部
41 固定部材
51 軸部
52 ローラ部
53 軸受部
60 接触部
61 取付部
70 駆動ギア
71 加圧ギア
81 固定部材
83 上係合部
83A 下面
84 下係合部
84A 上面

Claims (9)

  1. エンドレスベルトと、
    第1方向に延びる軸部と、前記軸部の周りを被覆するローラ部と、を備え、前記エンドレスベルトとの間で記録媒体を搬送するように構成されるローラと、
    前記軸部を回転可能に支持する軸受部と、
    前記軸受部を支持するフレームと、
    前記ローラの端部に配置され、前記ローラと一体となって回転するように構成される第1ギアと、
    前記第1ギアと噛み合い、前記第1ギアに駆動力を伝達するように構成される第2ギアと、
    前記軸受部を前記フレームに対して固定する固定部材と、を備え、
    前記固定部材は、
    前記第1ギアと前記第2ギアとが噛み合う位置における前記駆動力の伝達方向において、前記軸部よりも下流側に位置して前記軸受部と係合する第1部分と、
    前記フレームに係合する第2部分と、を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第2部分は、前記伝達方向において、前記第1部分よりも上流に位置することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2部分は、前記伝達方向において、前記軸部よりも上流に位置することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記フレームは、前記軸受部を支持する支持部と、前記第1方向に突出したボスと、を備え、
    前記固定部材は、ばねで構成されており、
    前記ばねは、
    円環形状を有し、前記軸受部および前記支持部を囲んだ状態で前記軸受部と係合する中央部と、
    前記中央部の一端から連続し、前記ボスに係合する第1取付部と、
    前記中央部の他端から連続し、前記ボスに係合する第2取付部と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2ギアは、前記第1ギアよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側に配置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2部分は、前記記録媒体の搬送方向において前記第1部分よりも上流側に配置される上流側取付部と、前記搬送方向において前記第1部分よりも下流側に配置される下流側取付部であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記固定部材は、前記第1方向において、前記第1ギアと前記ローラ部との間に配置されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1方向における前記固定部材と前記第1ギアとの間の距離は、前記第1方向における前記固定部材と前記ローラ部との間の距離よりも短いことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1方向における前記固定部材と前記第1ギアとの間の距離は、前記第1方向における前記第1ギアの厚みよりも短いことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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