JPH1048993A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH1048993A
JPH1048993A JP8224395A JP22439596A JPH1048993A JP H1048993 A JPH1048993 A JP H1048993A JP 8224395 A JP8224395 A JP 8224395A JP 22439596 A JP22439596 A JP 22439596A JP H1048993 A JPH1048993 A JP H1048993A
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roller
fixing device
support shaft
rotation
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Tsukasa Yanashima
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正寿 高野
Tomoyuki Nishikawa
知幸 西川
Tsutomu Sato
勉 佐藤
Kasumi Yamamoto
かすみ 山本
Yutaka Ishikawa
裕 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートローラの傾斜に起因する記録紙の斜行
を防止することが可能な定着装置を提供すること。 【解決手段】 ヒートローラの支軸とその軸受、及び軸
受とフレームとの間に夫々クリアランスを設けると共
に、ヒートローラの、回転用のギアが設けられた側と反
対の側を、板ばねによって持ち上げることによって、ヒ
ートローラの回転時に、当該ギアが噛み合いの圧力角の
方向(略上方)に変位すると、ヒートローラが水平、即
ちプレスローラと平行になるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法によっ
て画像形成を行うプリンタ等において、記録紙にトナー
像等の画像を定着するための定着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いて画像形成を行うプリ
ンタ等には、記録紙に転写されたトナー像を定着する定
着装置が設けられている。定着装置は、熱源を内蔵する
ヒートローラと、弾性体でできた表面を持つプレスロー
ラとの間で記録紙を加圧・加熱することによってトナー
像を記録紙に定着するものである。
【0003】一般に、記録紙の搬送路は水平に設けられ
るため、ヒートローラとプレスローラは、記録紙を上下
から挟み込むよう配置される。また、記録紙が停止した
状態でヒートローラに接していると記録紙が異常乾燥す
るため、従来より、プレスローラをヒートローラに対し
て近接及び離反する方向に移動してヒートローラとプレ
スローラとの間を開閉する開閉機構を設けている。
【0004】ここで、近年、消耗部品であるヒートロー
ラ及びプレスローラを、非消耗部品である上記の開閉機
構等に対して着脱可能なユニットとした定着装置が提案
されている。非消耗部品には、ヒートローラを回転駆動
するための回転機構も含まれる。このような定着装置で
は、着脱ユニットは、記録紙搬送方向(水平方向)にス
ペースを取らないよう鉛直方向に着脱される。そして、
着脱ユニットを上方から装着する際に、ヒートローラに
設けられた従動ギアが、この従動ギアの下方に配置され
た回転機構の駆動ギアに係合するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ヒートローラ
の加熱を開始すると、ヒートローラ本体がまず加熱さ
れ、次いでヒートローラの支軸を保持する軸受が加熱さ
れ、続いて軸受を保持するフレームが加熱される。その
ため、支軸と軸受との間には、先に加熱される支軸の熱
膨張を吸収するためのクリアランスが設けられ、軸受と
フレームとの間には、先に加熱される軸受の熱膨張を吸
収するためのクリアランスが設けられる。
【0006】従って、回転機構の駆動ギアが回動する
と、駆動ギアと従動ギアとの噛み合いの圧力角の方向に
従動ギアが付勢されるため、ヒートローラの従動ギア側
の一端が前記のクリアランス分だけ持ち上げられる。即
ち、ヒートローラがプレスローラに対して傾斜する。こ
の状態でプレスローラが閉じると、記録紙の幅方向の一
端が他端よりも先に挟まれるが、プレスローラは停止し
ているため先に挾まれた方にブレーキがかかる。即ち、
後に閉じた方の一端が、他端(先に閉じた方)よりも先
に搬送されるため、記録紙が斜行するという問題点があ
る。特に、記録紙として連続記録紙を用いた場合には、
頁が進むにつれて斜行が蓄積し、やがてはスキューに発
展する可能性がある。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑み、ヒートロー
ラの傾斜に起因する記録紙の斜行を防止することが可能
な定着装置を提供すること、を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の定着装置は、熱源を内蔵するヒートローラ
と、該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用
位置と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動
可能なプレスローラと、ヒートローラを回動する回動手
段と、ヒートローラの回動時に、プレスローラを作用位
置と待避位置との間で移動させ、両ローラ間を開閉させ
る開閉手段と、を備え、ヒートローラの一対の回転支軸
を夫々保持する軸受部材と、該軸受部材を保持する保持
部材との間に所定量のクリアランスを設け、回転支軸の
一方に、回動手段により駆動されるギアを設けると共
に、回転支軸の他方を保持する軸受部材を、当該クリア
ランス内において、プレスローラから離れる方向に変位
させるよう構成したものである。
【0009】このように構成されているため、ヒートロ
ーラの回転時に、当該ギアの係合回転(噛み合った状態
での回転)によってヒートローラのギア側がプレスロー
ラから離れる方向に変位すると、ヒートローラがプレス
ローラと平行になる。かくして、ヒートローラとプレス
ローラとが互いに平行な状態で記録紙を挟み込むため、
記録紙の幅方向の一端が他端に対して先に挟まれるとい
うことが防止され、記録紙の斜行が防止される。
【0010】上記の変位はばね部材、特に板ばねによっ
て行うことができる。また、ばね部材が軸受部材を当接
付勢するよう構成しても良い。さらに、ヒートローラの
表面と軸受及びばね部材を、導電性を持つ部材で構成
し、ばね部材を接地することによって、ヒートローラ表
面を、軸受及びばね部材を介して接地することができ
る。このように構成することによって、記録紙との接触
によりヒートローラ表面に生じた電荷を逃がすことがで
きる。
【0011】なお、上記のばね部材は、回転支軸を直接
当接付勢するよう構成しても良い。この場合、ヒートロ
ーラ表面と回転支軸とばね部材を、導電性を持つ部材で
構成し、ばね部材を接地することによって、ヒートロー
ラ表面を、回転支軸とばね部材を介して接地することが
できる。
【0012】また、本発明の定着装置は、回転支軸の一
方にギアを設け、当該一方の回転支軸側のクリアランス
が、他方の回転支軸側のクリアランスよりも所定量大き
くすると共に、当該所定量を、回動手段とギアとの係合
回転により当該一方の回転支軸が変位する量と実質的に
等しくするよう構成することも可能である。このように
構成することによって、回動手段とギアとの係合回転に
より一方の回転支軸が変位した時に、ヒートローラがプ
レスローラに対し実質的に平行になる。さらに、プレス
ローラをヒートローラの鉛直方向下方に配置し、当該一
方の回転支軸側のクリアランスを、他方の回転支軸側の
クリアランスに比べ、下限位置が当該所定量だけ低くな
るよう構成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る定着装置の実
施の形態を説明する。実施の形態として示すプリンタ1
は、所謂電子写真法を利用して、連続記録紙である記録
紙Pに画像を形成するプリンタである。
【0014】まず、プリンタ1の概略構成について説明
する。図1は、プリンタ1の概略構成を示す側面図であ
る。図1において、プリンタ1は、画像情報に応じて変
調されたレーザー光を照射する走査光学装置15と、走
査光学装置15からの射出光により潜像を形成される感
光体ドラム16と、感光ドラム16を一様に帯電する帯
電部17と、潜像をトナーにより現像する現像ユニット
18と、トナー像を記録紙に転写する転写部20と、ト
ナー像を記録紙Pに定着させる定着装置30を、ハウジ
ング10内に収容したものである。
【0015】記録紙Pは、ハウジング10の図中右側に
形成された挿入口11から挿入され、前述の転写部2
0、定着装置30を通って、ハウジング10の図中左側
に設けられた排出口12から排出される。記録紙Pは、
転写部20と定着装置30の間に設けられたトラクタユ
ニット60によって搬送される。トラクタユニット60
は、記録紙Pの幅方向両端に設けられた送り孔に係合す
る突起を有するトラクタベルト61を一対のプーリ62
によって周回移動するよう構成されており、プーリ62
はトラクタモータ84により駆動される。
【0016】画像形成は、次のようにして行われる。画
像情報に応じて変調されたレーザー光が走査光学装置1
5から出射され、感光ドラム16の表面を露光する。感
光ドラム16は、帯電部17にてその表面の感光体が一
様に帯電され、上記の変調レーザ光により露光されるこ
とにより、潜像が形成される。感光ドラム16表面に形
成された潜像に、現像ユニット18によりトナーが付着
されてトナー像が形成される。感光ドラム16表面のト
ナー像は、転写部20においてコロナチャージャ19を
放電させることによって記録紙Pに転写され、記録紙P
に転写されたトナー像は定着装置30によって加圧・加
熱されて記録紙P上に定着される。感光体ドラム16の
表面に残った残留トナーはクリーニング部13で除去さ
れ、感光体ドラム表面は除電部14で除電されて次の画
像形成の準備が行われる。
【0017】なお、トラクタモータ84と、定着装置3
0を駆動する後述の定着駆動モータ82と、感光ドラム
16の回動等を行うメインモータ86とは、制御部80
によって制御される。
【0018】ハウジング10の上部は、揺動開成可能な
上部ハウジング10aとなっており、当該上部ハウジン
グ10aには走査光学装置15が収納されている。その
ため、ユーザーは、上部ハウジング10aを揺動開成さ
せて、プリンタ1の上方から定着装置30あるいはトラ
クタユニット60を臨むことができる。
【0019】定着装置30は、熱源を内蔵したヒートロ
ーラ40と、弾性体でできた表面を持つプレスローラ5
0が設けられている。また、定着装置30には、ヒート
ローラ40とプレスローラ50とを開閉するための開閉
機構33が設けられている。開閉機構33は、プレスロ
ーラ50を、ヒートローラ40との間で記録紙Pを加圧
する作用位置と、当該作用位置から待避した待避位置と
の間で移動するものである。
【0020】ここで、転写部20では、コロナチャージ
ャ19が揺動軸21により揺動可能に設けられた揺動ホ
ルダ22に支持され、感光ドラム16の表面に近接した
作用位置と、感光ドラム16から離間した待避位置との
間で移動可能となっている。この揺動ホルダ22は、開
閉機構33により駆動されるスライドアーム23によっ
て揺動する。
【0021】また、定着装置30と排出口12との間に
は、記録紙Pを排出するための排出ローラ部70が設け
られている。排出ローラ部70は記録紙Pに対し上下に
配置された上部ローラ71及び下部ローラ72よりなっ
ている。上部ローラ71は、開閉機構33と連動して、
下部ローラ72との間で記録紙Pを挟む作用位置と、当
該作用位置から待避した待避位置との間で移動する。
【0022】プリンタ1は、画像形成が行われた頁をユ
ーザーが切り離したり、目視確認したりできるように、
画像形成処理が終了すると、記録紙Pの画像形成済みの
頁をプリンタ1の外に一旦排出するよう構成されてい
る。そして、次の画像形成を行う際には、記録紙Pを引
き戻して画像形成を再開する。そのため、記録紙Pの引
き戻し時又は停止時には、開閉機構33によって、プレ
スローラ50とコロナチャージャ19及び上部ローラ7
1が待避位置に移動して、記録紙Pの搬送路を開放す
る。
【0023】次に、定着装置30の詳細について説明す
る。定着装置30において、消耗部品であるヒートロー
ラ40及びプレスローラ50は、プリンタ1に対し着脱
可能な着脱ユニット32に保持されており、この着脱ユ
ニット32は、ユーザーが上部ハウジング10aを開成
することによって、上方に取り外すことができるよう構
成されている。
【0024】まず、着脱ユニット32について説明す
る。図2は、着脱ユニット32を示す斜視図である。図
2に示すように、着脱ユニット32は、上部フレーム1
20と下部フレーム130を上下に重ね、各フレームに
ヒートローラ40及びプレスローラ50を夫々平行に設
けたものである。上部フレーム120は、下面が開口し
た略直方体形状を有している。また、下部フレーム13
0は、略長方形の底板131と、底板131の長手方向
両端に立設された側板132よりなっている。
【0025】図3は、着脱ユニット32を搬送方向下流
側から見た断面図である。ヒートローラ40は、表面に
トナーが付着しないようコーティングを施された金属製
のローラである。ローラ部40aは中空となっており、
内部には熱源41が設けられている。また、ローラ部4
0aの長手方向両端には夫々支軸42が突出形成され、
両支軸42はラジアル軸受である軸受43によって保持
されている。なお、ヒートローラ40の熱源を加熱する
ための構成については、説明及び図示を省略する。
【0026】支軸42の一端には、ヒートローラ40を
回転駆動するためのローラギア44が固定されている。
なお、ヒートローラ40のローラギア44側を「駆動
側」とし、ローラギア44と反対の側を「非駆動側」と
呼ぶ。
【0027】プレスローラ50は、ヒートローラ40と
の間で記録紙Pを加圧した状態で、ヒートローラ40に
従動して回転する従動ローラである。プレスローラ50
は、固定支軸51と、固定支軸51の回りにラジアル軸
受52を介して回転可能に設けられた円筒部53とから
なっており、円筒部53はゴム等の弾性部材で構成され
ている。
【0028】図2に示すように、下部フレーム130に
は、プレスローラ50の支軸51を挿通するため、上端
132aに開口し下方に向けて延びるU字型の溝133
が形成されている。溝133は、その内側に沿って支軸
51が移動し得る幅を有している。
【0029】上部フレーム120の長手方向両側面に
は、下端に開口し上方に向けて延びる逆U字型の溝12
3が形成されている。溝123の幅はヒートローラ40
の軸受43の外径よりも所定量だけ大きく形成されてい
る。また、下部フレーム130の側板132の上端13
2aは、軸受43の外周に沿った曲面形状を有してい
る。従って、上部フレーム120の溝123と、下部フ
レーム130の側板132の上端132aとが、軸受4
3を保持する保持部材を構成する。
【0030】ここで、ヒートローラ40を加熱すると、
ヒートローラ40がまず加熱され、次いでヒートローラ
40の支軸42を保持する軸受43が加熱され、続いて
軸受43を保持する上部フレーム120が加熱される。
そのため、図3に示すように、支軸42と軸受43との
間には、先に加熱される支軸42の熱膨張を吸収するた
めのクリアランスxが設けられ、軸受43と上部フレー
ム120との間には、先に加熱される軸受43の熱膨張
を吸収するためのクリアランスyが設けられる。
【0031】本実施の形態では、支軸42及び軸受43
は金属性であり、上部フレーム120は樹脂性である。
そのため、軸受43と上部フレーム12の間のクリアラ
ンスyは、互いの熱膨張係数の違いを考慮して約0.2
mmに設定する。一方、支軸42と軸受43の熱膨張係
数はほぼ等しいため、支軸42と軸受43の間のクリア
ランスxはクリアランスyに比較して十分小さく設定す
る。
【0032】上部フレーム120の一方の側面には、ヒ
ートローラ40の非駆動側(ローラギア44と反対の
側)の軸受43を上方に付勢する板ばね200(変位手
段)が取り付けられている。図2に示すように、板ばね
200は帯状に長く形成され、後端が上部フレーム12
0に固定されると共に、前端が軸受43の下方に当接し
ている。そして、図3に示すように、ヒートローラ40
は、板ばね200によって非駆動側の軸受43を持ち上
げられ、非駆動側に行くほどプレスローラ50から離れ
るよう傾斜した状態で保持されている。
【0033】ここで、着脱ユニット32を含む定着装置
30について説明する。図4は、着脱ユニット32を含
む定着装置30を記録紙搬送方向下流側から見た断面図
である。定着装置30には、ヒートローラ40とプレス
ローラ50の間の開閉を行うための開閉機構33(開閉
手段)、及びヒートローラ40の回転駆動を行う回動機
構34(回動手段)が設けられている。
【0034】開閉機構33及び回動機構34は、上方か
ら着脱ユニット32を装着することができるコの字形状
の断面を持つベースフレーム35に取り付けられてい
る。ベースフレーム35は、長方形の底板36と、底板
36の長手方向両端に立設された一対の側板37よりな
っている。消耗部品であるヒートローラ40及びプレス
ローラ50に対し、開閉機構33、回動機構34及びベ
ースフレーム35は定着装置30における非消耗部品を
構成する。
【0035】着脱ユニット32は、図4に矢印で示すよ
うに、上方からベースフレーム35に装着される。着脱
ユニット32をベースフレーム35に装着すると、ヒー
トローラ40のローラギア44は、回動機構34に設け
られた後述の駆動ギア147に上方から係合する。
【0036】このように、ローラギア44は駆動ギア1
47の上方に位置し、駆動ギア147とローラギア44
との噛み合いの圧力角の方向は、ほぼ上方となる。その
ため、駆動ギア147が回動すると、駆動ギア147と
ローラギア44との係合回転(噛み合った状態での回
転)のため、ローラギア44が上方に向けて付勢され
る。
【0037】つまり、ヒートローラ40が停止している
時には、ヒートローラ40の非駆動側が板ばね200に
よって持ち上げられ、ヒートローラ40はプレスローラ
50に対し、非駆動側がプレスローラ50から離れるよ
う傾斜している。一方、ヒートローラ40が回転する
と、ローラギア44と駆動ギア147との係合回転によ
り、ヒートローラ40の駆動側も持ち上げられるため、
ヒートローラ40はプレスローラ50と平行になる。
【0038】なお、ヒートローラ40の加熱開始時に生
ずる前述の熱膨張差は、板ばね200の弾性変形によっ
て吸収される。
【0039】次に、開閉機構33及び回動機構34につ
いて説明する。図5は、定着装置30から着脱ユニット
32を取り外した状態を示す平面図である。なお記録紙
Pの搬送方向を矢印で示す。ベースフレーム35の一方
の側板37には、定着駆動モータ82を取り付けるため
のモータ取付板39が取り付けられている。
【0040】モータ取付板39は側板37と平行に設け
られ、定着駆動モータ82は出力軸142を側板37に
向けて突出させた状態でモータ取付板39に取り付けら
れている。出力軸142にはモータギア143が固定さ
れている。モータギア143は、側板37とモータ取付
板39との間に設けられた支軸144の回りに回転可能
に設けられた第1ギア145に係合している。回転軸1
44には、第1ギア145と一体となって回動する第2
ギア146が設けられている。第2ギア146は、側板
37に対し回転可能に設けられた駆動ギア147に係合
する。
【0041】一方、前記の第2ギア146には、駆動ギ
ア147の他に、側板37に回転可能に支持された第4
ギア148が係合している。第4ギア148は、同軸に
固定された第5ギア149を介して、第6ギア150に
係合している。第6ギア150は、クラッチ151を介
してカムシャフト152に連結されている。即ち、クラ
ッチ151のオンオフによって、定着駆動モータ82の
駆動力を利用してカムシャフト152の回動が行われ
る。
【0042】カムシャフト152は、ベースフレーム3
5の両側板37,37間に亘って延びており、その両端
近傍には、プレスローラ50を昇降駆動するための第1
ディスクカム153、第2ディスクカム154が固定さ
れている。また、カムシャフト152の長手方向のほぼ
中心部には、カムシャフト152の回転角度を検知する
ためのエンコーダホイール112が固定され、ベースフ
レーム35の底板36には、エンコーダホイール112
を読み取るためのフォトインタラプタ113が形成され
ている。
【0043】また、カムシャフト152のほぼ中心部に
は、転写部20(図1)のコロナチャージャー19を保
持する揺動ホルダ22を揺動させるための第3ディスク
カム155が固定されている。第3ディスクカム155
には、転写部20に向けて延びるスライドアーム23に
設けられたカムフォロア104が当接しており、カムシ
ャフト152の回動によって、スライドアーム23が図
中上下方向に移動される。この揺動ホルダ22の揺動の
詳細については説明を省略する。
【0044】なお、ベースフレーム35の搬送方向下流
側(図中下側)には、記録紙Pを排出するための排紙ロ
ーラ部70が設けられている。排紙ローラ部70は、ベ
ースフレーム35の長手方向に延びる上下一対の支軸7
3、74と、上側の支軸73に固定された一対のローラ
部材である上部ローラ71、及び下側の支軸74に固定
された一対のローラ部材である下部ローラ72よりなっ
ており、両ローラ71,72が記録紙Pを上下から挟む
よう配置されている。
【0045】ベースフレーム35の長手方向両端近傍に
は、支軸73,74を支持するための一対の板部材7
7,77が立設され、支軸73,74の夫々の両端は、
板部材77,77に形成された孔に挿通されている。な
お、板部材77,77に形成された、支軸73の両端を
挿通するための孔77a,77aは、上下方向(紙面に
直交する方向)に長く形成され、支軸73が孔77a,
77aに沿って上下方向に所定量移動できるようになっ
ている。
【0046】支軸74の回動機構34側の一端には排出
ギア159が固定され、排出ギア159は中間ギア15
8を介して駆動ギア147に連結している。即ち、定着
駆動モータ82の駆動によって、ヒートローラ40と同
時に下部ローラ72も回転する。
【0047】側板37,37から内側に向けて夫々支軸
160が突出形成され、両支軸160には、揺動アーム
161が揺動可能に支持されている。そして、揺動アー
ム161を挟んで図中手前側と奥側に、圧縮バネ94b
を介して揺動アーム161と一体的に揺動するプレート
対169,162が設けられている。プレート対16
9,162は、ディスクカム153,154に係合する
カムフォロア163が設けられている。プレート162
は、底板36に一端を固定された引っ張りばね164に
よって、カムフォロア163とディスクカム153,1
54とが常時係合するよう付勢されている。
【0048】このようにして、ディスクカム153,1
54の回転によってカムフォロア163と一体となった
プレート対169,162が揺動し、この回転運動が圧
縮バネ94bを介して揺動アーム161に伝達され、揺
動アーム161の揺動によりプレスローラ50が昇降す
る。
【0049】次に、ヒートローラ40とプレスローラ5
0の開閉動作について説明する。図6(a)、(b)
は、開閉機構33によるヒートローラ40とプレスロー
ラ50の開閉状態を示す側面図である。ディスクカム1
53,154の回転に伴って、ディスクカム153,1
54とカムフォロア163との係合によって揺動アーム
161が揺動する。揺動アーム161の先端は、プレス
ローラ50の支軸51の下側に当接しており、アーム1
61の上下動に伴い、プレスローラ50が昇降する。
【0050】ディスクカム153,154の形状は、最
大半径(点D)でカムフォロア163に当接した時にヒ
ートローラ40とプレスローラ50との間が記録紙Pを
挟んで閉じ(図6(a))、最小半径(点A)でカムフ
ォロア163に当接した時にプレスローラ50がヒート
ローラ40から最も離間する(図6(b))ように定め
られている。このように、ディスクカム153,154
の回転によって、プレスローラ50が作用位置と待避位
置との間で昇降する。
【0051】なお、揺動アーム161と連動して、定着
装置30に導かれる記録紙Pを下方からガイドするガイ
ドプレート90が揺動可能に設けられている。ガイドプ
レート90は、側板37に設けられた支軸91により支
持された揺動部材92に固定されている。揺動部材91
には、揺動アーム161の上端に当接する当接片93が
設けられ、当接片93と揺動アーム161との間には引
っ張りバネ94が設けられている。そのため、ガイドプ
レート90は揺動アーム161の位置に応じて揺動し、
揺動アーム161が待避位置にある時には、記録紙Pを
ヒートローラ40とプレスローラ50のいずれとも接し
ないようガイドする(図6(b))。
【0052】また、揺動アーム161の先端部161a
は、排出ローラ部70の上部ローラ71と下部ローラ7
2とを開閉させるための揺動レバー75に当接する。揺
動レバー75は側板37に設けられた支軸76により揺
動可能に支持され、揺動レバー75上には上部ローラ7
1の支軸73が保持されている。従って、揺動アーム1
61の揺動に伴って、上部ローラ71が昇降し、下部ロ
ーラ72との間を開閉する。
【0053】次に、ヒートローラ40とプレスローラ5
0の開閉に伴う記録紙Pの斜行防止のための構成につい
て説明する。図7は、ヒートローラ40とプレスローラ
50の開閉状態を示す概略図である。本実施形態のプリ
ンタは、記録紙Pが停止状態でヒートローラ40と接触
して過昇温することがないよう、ヒートローラ40の回
転開始後に、ヒートローラ40とプレスローラ50との
間で記録紙Pを挟むよう構成されている。
【0054】図7(a)に示すように、ヒートローラ4
0が停止した状態では、板ばね200の付勢力によっ
て、ヒートローラ40の非駆動側(ローラギア44と反
対の側)が、上限位置まで持ち上げられている。即ち、
ヒートローラ40は、(水平状態で保持されている)プ
レスローラ50に対し、非駆動側に行くほどプレスロー
ラ50から離れるよう傾斜している。
【0055】図7(b)に示すように、ヒートローラ4
0が回転を開始すると、ローラギア44と駆動ギア14
7の係合回転により生ずる付勢力によって、ヒートロー
ラ40の駆動側(ローラギア44側)が、上限位置まで
持ち上げられ、ヒートローラ40はプレスローラ50と
平行になる。このようにヒートローラ40とプレスロー
ラ50とが平行になった状態で、プレスローラ50が上
昇し、ヒートローラ40との間で記録紙Pを挟み込む
(図7(c))。
【0056】このように、本実施形態の定着装置による
と、ヒートローラ40の非駆動側を板ばね200により
持ち上げているため、回転時にヒートローラ40の駆動
側が上昇することによってヒートローラ40がプレスロ
ーラ50に対して平行になり、両ローラが平行な状態で
記録紙Pを挟み込む。そのため、記録紙の幅方向の一端
が他端に対して先に挟まれるということが防止され、記
録紙の斜行が防止される。さらに、斜行が蓄積して発生
するスキューも防止される。
【0057】次に、本実施形態の板ばね200のアース
板としての機能について説明する。ヒートローラ40
は、トナーの転写された記録紙Pと接触するため帯電し
やすい。そこで、本実施形態では、ヒートローラ40の
表面にトナーの付着を防止するためコーティングされる
塗料を導電性塗料(シリコン樹脂にカーボン粉を分散し
たもの等)とし、軸受43を導電性部材で構成すると共
に、板ばね200をプリンタの接地端子(図示せず)に
接続することによって、ヒートローラ40の表面を、軸
受43と板ばね200を介してプリンタの接地端子と同
電位とすることができる。このように板ばね200がア
ース板としても機能するため、別途アース板を設ける必
要が無くなり、部品点数が減らすことができる。
【0058】なお、本実施形態では、板ばね200によ
って軸受43を当接付勢しているが、軸受43の代わり
に支軸42を直接当接付勢するよう構成することもでき
る。このように構成すれば、軸受43を導電性材料とし
なくても、ヒートローラ40の表面を支軸42と板ばね
200を介してプリンタの接地端子と同電位とすること
ができる。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態では、板ばね200でヒー
トローラ40の非駆動側を持ち上げる代わりに、ヒート
ローラ40の駆動側の軸受43の周囲のクリアランスa
が、非駆動側の軸受43の周囲のクリアランスbよりも
大きくなるよう構成したものである。
【0060】図8は、第2の実施形態によるヒートロー
ラ40とプレスローラ50の開閉状態を示す概略図であ
る。図8(a)に示すように、ヒートローラ40の駆動
側・非駆動側共に、軸受43の上限位置(図2に示す上
部フレーム120の溝123の頂部)は同じである。
【0061】ヒートローラ40の非駆動側の軸受43の
周囲のクリアランスbは、第1の実施形態と同様、熱膨
張係数差を考慮して0.2mmとする。一方、駆動側の
軸受43の周囲のクリアランスaは、非駆動側のクリア
ランスbよりも、ギアの係合回転(噛み合った状態での
回転)による軸受43の推定変位量だけさらに大きく設
定する。即ち、ギアの係合回転による軸受43の変位量
を0.5mmと推定すると、駆動側のクリアランスaは
0.7mmとなる。
【0062】即ち、図8(a)に示すように、ヒートロ
ーラ40が停止しているときには、両軸受43は夫々下
限位置にあり、なお且つ非駆動側に行くほどプレスロー
ラ50から離れるよう傾斜している。そして、図8
(b)に示すように、ヒートローラ40が回転すると、
ギアの係合回転による付勢力によって、ヒートローラ4
0の駆動側が0.5mm程度持ち上げられ、ヒートロー
ラ40とプレスローラ50とはほぼ平行となる。
【0063】なお、実際のギアの係合回転による軸受4
3の変位量が推定値(0.5mm)と異なった場合、ヒ
ートローラ40はプレスローラ50に対し僅かに傾斜す
るが、傾斜角度が僅かであれば記録紙Pの斜行を抑える
ことができる。このように、第2の実施形態の定着装置
によると、第1の実施形態よりも簡単な構成で記録紙P
の斜行を抑えることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定着装置
は、ヒートローラの、ギアと反対の側(非駆動側)を、
プレスローラから離れる方向に変位させることによっ
て、ヒートローラをプレスローラに対して傾斜させてい
る。そのため、ヒートローラ回転時にヒートローラのギ
ア側が変位することによってヒートローラは水平にな
り、ヒートローラとプレスローラとが互いに平行な状態
で記録紙を挟み込むため、記録紙の幅方向の一端が他端
に対して先に挟まれるということが防止される。即ち、
記録紙の斜行が防止される。また、特に、記録紙として
連続記録紙を用いた場合には、斜行が蓄積して大きなス
キューに至ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの基本構成を示す側面図である。
【図2】定着装置における着脱ユニットを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る定着装置の実施の形態を示す正面
図である。
【図4】図3の定着装置を示す正面図である。
【図5】図3の定着装置を示す平面図である。
【図6】図3の定着装置におけるヒートローラとプレス
ローラの開閉状態を示す概略図である。
【図7】図3の定着装置におけるヒートローラとプレス
ローラの開閉状態を示す概略図である。
【図8】第2の実施形態の定着装置におけるヒートロー
ラとプレスローラの開閉状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 10 ハウジング 30 定着装置 32 着脱ユニット 34 回動機構 35 ベースフレーム 40 ヒートローラ 42 支軸 43 軸受 44 ローラギア 50 プレスローラ 51 固定支軸 52 軸受 82 定着駆動モータ 120 上部フレーム 130 下部フレーム 152 カムシャフト 153,154 ディスクカム 161 揺動アーム 162,169 プレート対 163 カムフォロア 200 板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勉 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 山本 かすみ 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 石川 裕 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に像を定着させるための定着装置
    であって、 熱源を内蔵するヒートローラと、 該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用位置
    と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動可能
    なプレスローラと、 前記ヒートローラを回動する回動手段と、 前記ヒートローラの回動時に、前記プレスローラを前記
    作用位置と前記待避位置との間で移動させ、両ローラ間
    を開閉させる開閉手段と、を備え、 前記ヒートローラの一対の回転支軸を夫々保持する軸受
    部材と、該軸受部材を保持する保持部材との間に所定量
    のクリアランスを設け、 前記回転支軸の一方に、前記回動手段により駆動される
    ギアを設けると共に、 前記回転支軸の他方を保持する軸受部材を、前記クリア
    ランス内において、前記プレスローラから離れる方向に
    所定量変位させることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記変位はばね部材により行われるこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材は板ばねであること、を特
    徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記ばね部材は前記軸受部材を当接付勢
    すること、を特徴とする請求項2又は3に記載の定着装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ヒートローラ表面と前記軸受及び前
    記ばね部材を、導電性を有する部材で構成すると共に、
    前記ばね部材を接地接続することにより、 前記ヒートローラ表面が、前記軸受と前記ばね部材を介
    して接地されること、を特徴とする請求項4に記載の定
    着装置。
  6. 【請求項6】 前記ばね部材は前記他方の回転支軸を当
    接付勢すること、を特徴とする請求項2又は3に記載の
    定着装置。
  7. 【請求項7】 前記ヒートローラ表面と前記回転支軸及
    び前記ばね部材を、導電性を有する部材で構成すると共
    に、前記ばね部材を接地接続することにより、 前記ヒートローラ表面が、前記支軸と前記ばね部材を介
    して接地されること、を特徴とする請求項6に記載の定
    着装置。
  8. 【請求項8】 前記ヒートローラは、前記プレスローラ
    の鉛直方向上方に位置すること、を特徴とする請求項1
    から7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 記録紙に像を定着させるための定着装置
    であって、 熱源を内蔵するヒートローラと、 該ヒートローラとの間で前記記録紙を加圧する作用位置
    と、該作用位置から待避した待避位置との間で移動可能
    なプレスローラと、 前記ヒートローラを回動する回動手段と、 前記ヒートローラの回動時に、前記プレスローラを前記
    作用位置と前記待避位置との間で移動させ、両ローラ間
    を開閉させる開閉手段と、を備え、 前記ヒートローラの一対の回転支軸を夫々保持する軸受
    部材と、該軸受部材を夫々保持する保持部との間に夫々
    クリアランスを設け、 前記回転支軸の一方に、前記回動手段により駆動される
    ギアを設けると共に、 前記一方の回転支軸側の前記クリアランスを、他方の回
    転支軸側の前記クリアランスよりも所定量大きくし、 該所定量を、前記回動手段と前記ギアとの係合回転によ
    り前記一方の回転支軸が変位する量と実質的に等しくす
    ることによって、 前記回動手段と前記ギアとの係合回転により前記一方の
    回転支軸が変位した時に、前記ヒートローラが前記プレ
    スローラに対し実質的に平行になるよう構成した定着装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プレスローラは前記ヒートローラ
    の鉛直方向下方に位置し、前記一方の回転支軸側の前記
    クリアランスは、前記一方の回転支軸側の下限位置が他
    方の回転支軸側の下限位置よりも所定量だけ低くなるよ
    う構成されたこと、を特徴とする請求項9に記載の定着
    装置。
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