JP3880955B2 - 光コネクタ清掃工具および光コネクタプラグの清掃方法 - Google Patents
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Description
コネクタハウジングに光コネクタを挿入して突き合わせ接続する際、光コネクタの接合端面にゴミや埃、油分などの汚れが付着していると、着脱時の損傷や、伝送損失の増大などの原因になるため、突き合わせ接続に先立って、接合端面を清掃する必要がある。
この種の用途に用いられるクリーナーとして、清掃テープが露出される開口部を先端に有した突出部分を備え、この突出部分を光コネクタアダプタ(光アダプタ)内の空間(コネクタ収容穴)に挿入することにより、清掃テープが前記光コネクタアダプタに収容された光コネクタのフェルールの接合端面と向かい合って当接するように配置され、テープの前進送りにより前記光プラグの接合端面を拭き取り清掃するようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上述のようなクリーナーでは、光コネクタがコネクタハウジング内に収容されていない場合には、該クリーナーの突出部分が手元から離れた位置にあるので、該突出部分内の清掃テープを光コネクタの接合端面に当接させるときに手ブレを起こしやすく、清掃作業性が良くなかった。
コネクタハウジングに挿入される前の光コネクタを清掃するためのクリーナーを別に用意することも考えられる。しかし、これでは、作業時に、コネクタハウジング内の光コネクタを清掃するためのクリーナーと合わせて、2種類のクリーナーが必要になり、携行品が増え、物品の管理も面倒になることから、不満があった。
この光コネクタ清掃工具においては、前記ガイドが、前記コネクタ挿入口及び前記挿入部挿入口を有するスリーブ状のガイド本体と、前記コネクタ挿入口を覆う蓋とがヒンジによって一体に形成されているものであることが好ましい。
図1〜6は、本発明の光コネクタ清掃工具(以下、単に「清掃工具」という)の一実施の形態を示す図である。また、図7〜10は、上記清掃工具を用いた光コネクタの清掃方法の一実施の形態を示す図である。
詳しくは後述するように、本実施の形態の清掃工具6は、工具本体10と挿入部20が一体となっており、駆動機構3が内蔵された清掃ユニット1と、この清掃ユニット1の挿入部20に装着可能に形成されたコネクタ清掃用ガイド40(光コネクタ清掃用ガイド。以下、単にガイド40ということがある)と、該ガイド40のプラグ挿入口(後述)に着脱可能に取り付け可能なキャップ50とを具備している。
光コネクタ60,80は、JIS C 5981等に規定されるMT形光コネクタフェルール61,81(MT:Mechanically Transferable。以下、単にフェルールという)をプラスチック製でスリーブ状のハウジング62,82の先端部に収容した構成の光コネクタプラグ(以下、単に光プラグという場合がある)であり、全体が外観扁平な断面形状に形成されている。
以下の説明では、光プラグ60,80およびこれらのフェルール61,81の扁平形状の短辺側に対応する方向(図5の上下方向)を厚さ方向、長辺側に対応する方向を幅方向(図5の左右方向)ということがある。また、光プラグ60,80およびフェルール61,81の厚さ方向および幅方向に対応して、この光プラグ60,80が挿入される光アダプタ70ならびに該光アダプタ70に挿入される清掃ユニット1の挿入部20についても同様に、厚さ方向および幅方向ということがある。
なお、光プラグ80のフェルール81についても、図5と同様である。
光プラグ60,80のフェルール61,81同士は、ガイドピン穴61cに挿入され、接合端面61aから突出された突出部材65(ガイドピン)を介して、周知のガイドピン嵌合方式の位置決め機構によって高精度に位置決めして、光ファイバ63aの端面同士を突き合わせ接合して接続できるようになっている。
なお、光ファイバ63,83としては、当該光プラグで成端するのに適したものであれば特に限定はなく、例えば単心または多心の光ファイバ心線、この光ファイバ心線をチューブに収納した光ファイバコードなどが採用可能である。
なお、本発明でいう光アダプタ70とは、両側の光プラグ60,80を位置決めして接続固定する中継器具を総称する。従って、光アダプタ70に接続される両側の光プラグ60,80は、互いに同形状のものに限定されることはない。形状が異なる光プラグ60,80を接続可能であっても、光アダプタと称する。
さらに、ハウジング62,82の外周には、前記係合爪と係合凹所とを係合したときに、前記弾性係合片を外側から押さえ、前記係合凹所との係合の離脱を防止するためのカップリング68,88が装着されている。
両方の光プラグ60,80を光アダプタ70に挿入した状態では、光アダプタ70内でフェルール61,81に固定保持された光ファイバ63,83の端面同士が突き合わされ、光接続されるようになっている。
なお、本実施の形態において、テープ2の本数は特に限定されるものではなく、1本以上であればよい。
このテープ送り機構3は、テープ2を巻装した供給リール30と、使用後のテープ2を巻き取って回収する巻取リール31と、テープ2を操作する操作ダイヤル34を備えている。
第1のケース半体11の内側(収納空間35に臨んだ側)の面には、供給リール30が回転可能に装着された供給リール支持軸32と、巻取リール31が回転可能に装着された巻取リール支持軸33が、第2のケース半体12側に突出して設けられている。
ここでは、供給リール支持軸32および巻取リール支持軸33は、一方のケース半体と一体に形成されており、他方のケース半体に設けられた穴に挿入することにより、収納空間35内で両ケース半体11,12をつないで橋絡している。
供給リール30と巻取リール31との間では、テープ2は、ピン状のテープガイド36に沿って、収納空間35内に張り回されている。そして、その途中で、挿入部20内に収容された後述のヘッド部材23に巻き掛けられている。
操作ダイヤル34には、歯車37が同軸となるように一体に設けられている。この歯車37は、巻取リール31と同軸かつ一体に設けられた歯車38と噛み合っている。これら歯車37,38は、操作ダイヤル34の回転操作による駆動力を巻取リール31に伝達して、テープ2を巻き取らせるための駆動力伝達機構39として機能するものである。操作ダイヤル34は、工具本体10の側面に設けられた窓11aから、一部、工具本体10の外に露出されている。
操作ダイヤル34の半径は、巻取リール31の半径より大きくなっている。その結果、テープ2が巻取リール31に巻き取られる長さは、操作ダイヤル34の操作量(該操作ダイヤル34の外周に沿った変位量)より、上記半径比の分だけ小さくなる。このため、テープ2の微小な送り量が容易に達成される。
すなわち、工具本体10は、挿入部20に向かって先細り形状となっており、挿入部20は細径部分19の先端(図1(a)の左側)に形成されている。
後述するように、テープ2の当接部2aは、ヘッド部材23の当接面24上に位置する部分であり、当接部2aは、テープ2の送り移動によりテープ2の長手方向に沿って交替してゆく。
挿入部20の外面の幅方向両側には、当該挿入部20を光アダプタ70に挿入した際に、該光アダプタ70の弾性係合片の係合爪(上述)と係合可能に形成された係合凹所21が形成されている。係合凹所21の前縁部21a(挿入部20先端に近い側、図4における左側の縁部)は斜面となっており、該係合凹所21に光アダプタ70の係合爪が係合された状態で、挿入部20を離脱方向(図4における左下向き)に引き抜いたときに、係合爪は前記前縁部21aを乗り越えて比較的小さな力で係合凹所21から離脱されるようになっている。
ヘッド部材23は、清掃ユニット1の挿入部20を光アダプタ70に挿入した状態で、接合端面61a,81aに向かい合って配置される当接面24を有する。当接面24上に配置された清掃テープ2は、挿入部20の突出先端26に開口した開口部(以下、開口部26ということがある)を介して、挿入部20の外部に露出されている。当接面24は、ヘッド部材23の挿入方向の側(図7,図8の左側)に設けられている。当接面24は略四角形状であり、接合端面61a,81aに対する当接面積を有効に確保できるようになっている。
なお、当接面24は、ここでは、挿入部20の開口部26の端縁26aより奥側(図7,図8における右側)に位置しているが、清掃すべき光コネクタの形状等の条件によって、当接面24を、開口部26の端縁26aよりも挿入方向の側(図7,図8における左側)に突出させてもよい。
ガイド溝25A,25B,25Cは、それぞれのテープ2,2,2に対応して、3対設けられている。ガイド溝25A,25B,25Cの幅は、対応するテープ2の幅に合うようになっている。テープ2は、それぞれ、上流側のガイド溝25A,25B,25Cと当接面24と下側のガイド溝25A,25B,25Cとにより、ヘッド部材23に巻き掛けられるようになっている。
このように、テープ2がガイド溝25A,25B,25Cに案内されることにより、図8に示すように、ヘッド部材23が傾動して向きを変えたときでも、ヘッド部材23の傾動方向にある挿入部20の内壁28(図8の上下の内壁)にテープ2が接触して汚染したりするなどの不都合が防がれるとともに、テープ2の送り移動が円滑に行われる。
ここで、光プラグ60とは、コネクタハウジング(光アダプタ70等)内の光プラグ80とコネクタ接続されるためのものであってよいが、特にこれに限定するものではない。
このとき、ガイド40のプラグ挿入口41を塞ぐ蓋として、キャップ50を装着しておくことが好ましい。図6,7に示すキャップ50は、プラグ挿入口41に嵌入される嵌入部51と、嵌入部51の反対側である外側(図7,8の左側)に突出したつまみ52とを有する。このキャップ50としては、光アダプタ70のコネクタ挿入口71を塞ぐための栓として、従来利用されているキャップを用いることができる。
ガイド40のプラグ挿入口41を塞ぐキャップ50を装着しておくことにより、ガイド40の内部空間43にゴミや埃、水分などが侵入することが抑制され、該内部空間43を常時、正常な状態に維持することができる。
なお、キャップ50の紛失などを抑制するため、ヒンジや紐などを介してキャップ50とガイド40とを連結していても差し支えない。
図10に示すように、清掃ユニット1の挿入部20を光アダプタ70のコネクタ挿入口71から挿入すると、挿入部20は、外面が光アダプタ70の内壁70aにより位置決めされながらコネクタ収容穴72に進入する。段差15がコネクタ挿入口71の周縁部71aにぶつかるところまで挿入部20を押し込むことにより、清掃部材2は、光プラグ80の接合端面81aの適切な位置(ここでは、光ファイバ穴とその周辺)に位置決めされて当接させられる。
拭き取られた汚れは、テープ2に付着して巻取リール31に巻き取られる方向に移動するので、使用後のテープ2はもはや挿入部20の開口部26から露出されることはなく、汚れが接合端面81aに再び付着するおそれがないので、接合端面81aを極めて清浄に清掃することができる。
清掃後、清掃ユニット1を挿入したときと反対の方向(離脱方向)に引くことにより、光アダプタ70から挿入部20を容易に引き抜くことができる。
挿入部20は清掃中もガイド40の内部空間43内で、ガイド40の内壁40aにより位置決めされるので、位置ずれすることなく、テープ2の当接部2aにより均等な押圧力で光プラグ80の接合端面81aを拭き取り清掃することができる。また、挿入部20を、ごく軽い力で、ガイド40内に支持することができ、作業性がよい。
図6に示すように、清掃ユニット1の挿入部20にキャップ50が装着されている場合、まず、図7に示すように、キャップ50をガイド40のプラグ挿入口41から取り外す。次いで、図8に示すように、ガイド40のプラグ挿入口41に光プラグ60を挿入することにより、光プラグ60の外面がガイド40の内壁40aにより位置決めされながらガイド40の内部空間43に進入する。光プラグ60を押し込むことにより、清掃テープ2は、光プラグ60の接合端面61aの適切な位置(ここでは、光ファイバ穴61bとその周辺)に位置決めされて当接させられる。
このように、光プラグ60の接合端面61aと挿入部20のテープ2の当接部2aとの突き合わせは、ガイド40によって適切に案内されるので、ガイド40内の光プラグ60の接合端面61aの清掃は、上記光アダプタ70内の光プラグ80の接合端面81aの場合と同様に行うことができる。
清掃後、プラグ60または清掃ユニット1を、ガイド40に挿入したときと反対の方向(離脱方向)に引くことにより、ガイド40からプラグ60を容易に引き抜くことができる。この際、プラグ60よりも先に、ガイド40から挿入部20が抜けてしまう不都合を抑制するため、清掃ユニット1および/またはガイド40に、抜け止めとなる機構を設けておいてもよい。
キャップ50(蓋)付きのガイド40を挿入部20に装着しておくことにより、使用(清掃作業)しないときには、ガイド40が、挿入部20の開口部26からの清掃部材2の露出を防ぐ蓋(キャップ)として機能し、清掃工具6の保管や携帯の間に、清掃部材2等が汚染することを防止できる。
蓋53は、コネクタ挿入口41に面した凸部53aを有し、この凸部53aをコネクタ挿入口41の周縁部41aに嵌合させることにより、コネクタ挿入口41に装着される。ヒンジ54は弾性的に容易に変形できるので、蓋53によるコネクタ挿入口41の開閉は自在に行える。このような光コネクタ清掃工具6によれば、蓋53がコネクタ清掃用ガイド40と一体化されているので、蓋53の紛失が抑制されるとともに、蓋53の開閉も容易となる。
図12〜図14において、図1〜図11で用いた符号と同じ符号は、上記実施形態の光コネクタ清掃工具におけるものと同一または同様の構成であることを示し、重複する説明を省略する。
図14に示すように、本例の光コネクタ清掃工具6に用いられる清掃ユニット1は、挿入部20には、光アダプタ70のキー溝72aと嵌合しうるキー20cが突設されており、光アダプタ70に対する逆差しが阻止されるようになっている。
ガイド本体40bの蓋53側の一端には、光プラグ60が挿入されるコネクタ挿入口41(プラグ挿入口)が開口し、このプラグ挿入口41と対向する他端には、清掃ユニット1の挿入部20が挿入される挿入部挿入口42が開口している。プラグ挿入口41と挿入部挿入口42とは、ガイド40の内部空間43により連通している。
また、ガイド本体40bの挿入部挿入口42側の内壁には、突起(突条)46が突設されている。突起46は、ガイド40に挿入部20を挿入したときに、挿入部20の外面と当接または摩擦し、挿入部20からガイド40が抜けにくくなるようになっている(ガイド抜け止め機構)。これにより、清掃ユニット1の挿入部20とプラグ60とをガイド40に挿入して清掃した後、ガイド40からプラグ60を抜く際、ガイド40からプラグ60が抜ける前に、挿入部20が抜けてしまう不都合が抑制され、利便性が高い。
このため、このガイド40では、キー62a,20cとキー溝45a,45bとの向きが合わないと、光プラグ60や清掃ユニット1の挿入部20をガイド本体40bに挿入できないようになっている。これにより、光プラグ60の接合端面61aが斜め研磨されている場合に、光プラグ60の厚さ方向の向きを逆にしてガイド40に挿入してしまう誤り(逆差し)が防止される。
(1) 挿入部は、突出方向の複数箇所に、互いに異なるコネクタハウジングへの挿入によってコネクタハウジング内で位置決めされる単位挿入部が形成されており、挿入部の各単位挿入部は、挿入部の突出方向の位置が相対的に後ろ側に位置する単位挿入部を収容することができる全てのコネクタハウジングに、挿入可能であるように形成されているものとすることができる。このような清掃工具によれば、それぞれの単位挿入部により、挿入部を互いに異なるコネクタハウジングに対して位置決めされるように挿入することができ、1つの清掃工具を用いて、コネクタハウジングの異なる複数の種類やサイズなどに対応して、このコネクタハウジング内の光コネクタの接合端面の清掃を行うことができる。
(3) テープを送り移動する駆動機構は、手動により駆動されるものに限定されず、モータやバネなどの動力により駆動されるようにしたものでもよい。また、手動と動力による駆動とを、併用したり、必要に応じて切り換えられるようにしてもよい。
(7) コネクタ清掃用ガイドを用いて光コネクタプラグを清掃する場合、清掃ユニットの挿入部からコネクタ清掃用ガイドが抜けて外れやすいと不便であるので、コネクタ清掃用ガイドが抜けにくくなるような抜け止め機構(ガイド抜け止め機構)を設けることができる。このようなガイド抜け止め機構は、清掃ユニットからコネクタ清掃用ガイドを分離することを許容するとともに、清掃ユニットからコネクタ清掃用ガイドを分離した状態で、清掃ユニットの挿入部の接続用ハウジングへの挿入を阻害しないものである限り、特に限定されるものではない。例えば、係合や嵌合などにより、清掃ユニットとコネクタ清掃用ガイドとを着脱可能に連結できるようにする機構が挙げられる。この他、挿入部に対する摩擦や弾性的抵抗(バネ等)などにより、抜け止めとなる機構をコネクタ清掃用ガイドに設けた構成も可能である。
光ファイバアレイとしては、光ファイバが、基板に形成された1本または並設された複数のV溝等の位置決め溝に保持され、前記位置決め溝は、該基板の少なくとも一端まで延在しており、前記基板の一端に前記光ファイバの端面が配置されることにより、端面とされたものなどが挙げられる。基板型光導波路を有した光部品も種々の構成が知られている。本発明の光部品清掃工具によれば、光部品の端面がハウジングなどの凹所に配置されている場合でも、光コネクタの接合端面の代わりに、他の光部品の端面、つまり、光ファイバの端面や基板等の端面を、ヘッドに巻き掛けられた清掃テープによって清掃することができる。
Claims (3)
- コネクタハウジング(70)のコネクタ収容穴(72)に挿入されることにより前記コネクタハウジング内の光コネクタ(80)の接合端面を、清掃部材(2)の運動により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、
工具本体(10)と、
前記清掃部材を運動させる駆動機構(3)と、
前記工具本体から突出して、前記工具本体からの突出先端(26)に清掃部材が配置されるとともに、前記光コネクタ(80)が収容されたコネクタハウジングの前記コネクタ収容穴に挿入可能に形成されており、前記コネクタハウジングの前記コネクタ収容穴に挿入することにより前記清掃部材の突出先端に配置された部分(2a)を、前記コネクタハウジング内の光コネクタの接合端面(81a)に対して位置決めして当接させることができるように構成されている挿入部(20)と、
コネクタハウジング内に収容された光コネクタとコネクタ接続される光コネクタ(60)が挿入可能なコネクタ挿入口(41)と、前記挿入部が挿入可能な挿入部挿入口(42)とを有し、前記光コネクタと前記挿入部とを位置決めし、前記清掃部材と前記光コネクタの接合端面(61a)とを対向させて当接させるコネクタ清掃用ガイド(40)と、
を備え、前記ガイドが、前記コネクタ挿入口を覆う蓋(50,53)を有しており、
前記光コネクタ清掃工具は、前記工具本体と前記挿入部が一体となっているとともに前記駆動機構が内蔵された清掃ユニット(1)を具備しており、さらに、前記清掃ユニットの挿入部に装着可能に形成されたコネクタ清掃用ガイドを前記清掃ユニットと着脱可能に連結できるようにするガイド抜け止め機構として、前記コネクタ清掃用ガイドの挿入部挿入口側の内壁には、前記コネクタ清掃用ガイドに前記清掃ユニットの挿入部を挿入したときに、該挿入部の外面と当接または摩擦し、挿入部から前記コネクタ清掃用ガイドが抜けにくくなるようにする突条(46)が突設されていることを特徴とする光コネクタ清掃工具(6)。 - 前記ガイドが、前記コネクタ挿入口及び前記挿入部挿入口を有するスリーブ状のガイド本体(40b)と、前記コネクタ挿入口を覆う蓋(53)とがヒンジ(54)によって一体に形成されているものであることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ清掃工具。
- 請求項1または2に記載の光コネクタ清掃工具(6)を用いて、コネクタハウジング外にて、光コネクタプラグの接合端面を清掃する光コネクタプラグの清掃方法であって、
光コネクタプラグ(60)が挿入可能なコネクタ挿入口(41)および前記挿入部が挿入可能な挿入部挿入口(42)とを有するコネクタ清掃用ガイド(40)を前記挿入部に装着し、このコネクタ清掃用ガイドに挿入した前記光コネクタプラグの接合端面(61a)と前記挿入部の清掃部材とを当接させて、前記清掃部材の運動により前記接合端面を拭き取り清掃することを特徴とする光コネクタプラグの清掃方法。
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