JP2012093636A - 光コネクタ用クリーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】互いに接続されるプラグとレセプタクルとからなる光コネクタの接合端面を容易に清掃してメンテナンスを行うことが可能な光コネクタ用クリーナを提供する。
【解決手段】光コネクタを構成するレセプタクル61に挿し込まれてレセプタクル61の接合端面71に突き合わされる清掃ヘッド33と、光コネクタを構成するプラグ62が挿し込まれてプラグ62の接合端面71を清掃ヘッド33に突き合わせた状態に保持するアダプタ21と、清掃ヘッド33へクリーニングテープ32を送り、接合端面71にクリーニングテープ32を摺動させるテープ送り機構とを備え、アダプタ21は、清掃ヘッド33に対して前後方向へスライド可能に設けられ、レセプタクル61への清掃ヘッド33の挿し込みを可能とする清掃ヘッド33の後方側のレセプタクル清掃位置またはアダプタ21へのプラグ62の挿し込みを可能とする清掃ヘッド33の前方側のプラグ清掃位置に配置される。
【選択図】図5
【解決手段】光コネクタを構成するレセプタクル61に挿し込まれてレセプタクル61の接合端面71に突き合わされる清掃ヘッド33と、光コネクタを構成するプラグ62が挿し込まれてプラグ62の接合端面71を清掃ヘッド33に突き合わせた状態に保持するアダプタ21と、清掃ヘッド33へクリーニングテープ32を送り、接合端面71にクリーニングテープ32を摺動させるテープ送り機構とを備え、アダプタ21は、清掃ヘッド33に対して前後方向へスライド可能に設けられ、レセプタクル61への清掃ヘッド33の挿し込みを可能とする清掃ヘッド33の後方側のレセプタクル清掃位置またはアダプタ21へのプラグ62の挿し込みを可能とする清掃ヘッド33の前方側のプラグ清掃位置に配置される。
【選択図】図5
Description
本発明は、光コネクタの接合端面を清掃する際に用いられる光コネクタ用クリーナに関する。
従来、光ファイバ同士や光ファイバと光部品とを接続するため、光ファイバの端部をコネクタ化して光コネクタとして互いに接続することが行われている。近年では、パーソナルコンピュータシステム等で用いられているユニバーサルシリアルバス(USB)ポートに光通信の技術を取り入れ、USBのデータ転送速度を増大する光USBが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
光コネクタは、フェルールの接合端面、接合端面から突き出た光接続用凸レンズや光ファイバの先端に異物が付着していると、この異物が障害となり、光接続が適正に行われなくなって良好な接続特性を得ることができなくなる。このため、光コネクタの接合端面をクリーナによって定期的に、または使用頻度によって清掃することが要求される。
光コネクタ用のクリーナとしては、光コネクタに取り付け可能なハウジングと、このハウジングの内部に保持された突出部と、光コネクタのフェルールの接合端面と一方方向に摺動するように突出部に支持されたクリーニングテープとを備えたものがある(例えば、特許文献2参照)。
光コネクタには、前述した光USBのように、雄コネクタであるプラグと、このプラグが挿し込まれる雌コネクタであるレセプタクルとから構成されたものがある。したがって、このような光コネクタにおいては、プラグに接続して接合端面を清掃するプラグ用のクリーナと、レセプタクルに接続して接合端面を清掃するレセプタクル用のクリーナの2種類のクリーナを用意し、これらを使い分けなければならず、メンテナンス作業の煩雑化を招いていた。
本発明の目的は、互いに接続される光コネクタのプラグとレセプタクルの接合端面を容易に清掃してメンテナンスを行うことが可能な光コネクタ用クリーナを提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の光コネクタ用クリーナは、光コネクタを構成するレセプタクルに挿し込まれて前記レセプタクルの接合端面に突き合わされる清掃ヘッドと、
光コネクタを構成するプラグが挿し込まれて前記プラグの接合端面を前記清掃ヘッドに突き合わせた状態に保持するアダプタと、
前記清掃ヘッドへクリーニングテープを送り、前記清掃ヘッドに前記クリーニングテープを摺動させるテープ送り機構とを備え、
前記アダプタは、前記清掃ヘッドに対して前後方向へスライド可能に設けられ、前記レセプタクルへの前記清掃ヘッドの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの後方側のレセプタクル清掃位置または前記アダプタへの前記プラグの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの前方側のプラグ清掃位置に配置されることを特徴とする。
光コネクタを構成するプラグが挿し込まれて前記プラグの接合端面を前記清掃ヘッドに突き合わせた状態に保持するアダプタと、
前記清掃ヘッドへクリーニングテープを送り、前記清掃ヘッドに前記クリーニングテープを摺動させるテープ送り機構とを備え、
前記アダプタは、前記清掃ヘッドに対して前後方向へスライド可能に設けられ、前記レセプタクルへの前記清掃ヘッドの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの後方側のレセプタクル清掃位置または前記アダプタへの前記プラグの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの前方側のプラグ清掃位置に配置されることを特徴とする。
本発明の光コネクタ用クリーナにおいて、前記清掃ヘッドは、前記クリーニングテープを前記接合端面へ押圧させる弾性体からなる押圧部材を備えることが好ましい。
本発明の光コネクタ用クリーナにおいて、前記アダプタが透明であることが好ましい。
本発明の光コネクタ用クリーナによれば、アダプタをレセプタクル清掃位置に配置させて清掃ヘッドを光コネクタのレセプタクルへ挿し込むことにより、レセプタクルの接合端面にクリーニングテープを摺動させて清掃することができる。また、アダプタをプラグ清掃位置に配置させてアダプタへプラグを挿し込むことにより、プラグの接合端面にクリーニングテープを摺動させて清掃することができる。このように、一つのクリーナによって、光コネクタを構成するレセプタクル及びプラグの両方の接合端面を容易に清掃してメンテナンスすることができる。
以下、本発明に係る光コネクタ用クリーナの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る光コネクタ用クリーナ11は、クリーナ本体2の先端部が接続部3とされている。なお、図面において左側がクリーナ11の先端側であり、右側がクリーナ11の後端側である。図2に示すように、光コネクタ用クリーナ11は、クリーナケース13と、クリーナ機構部14とを有しており、接続部3には、クリーナ機構部14に設けられた清掃ヘッド33が配置される。
図1に示すように、本実施形態に係る光コネクタ用クリーナ11は、クリーナ本体2の先端部が接続部3とされている。なお、図面において左側がクリーナ11の先端側であり、右側がクリーナ11の後端側である。図2に示すように、光コネクタ用クリーナ11は、クリーナケース13と、クリーナ機構部14とを有しており、接続部3には、クリーナ機構部14に設けられた清掃ヘッド33が配置される。
クリーナケース13は、ケース構成部材13a,13bから構成された左右半割り構造とされており、ケース構成部材13a,13bを互いに組み合わせることにより、クリーナ機構部14を収容可能な収容空間15を有した先細り形状に形成されている。
このクリーナケース13には、その後端側に装着口16が形成されており、この装着口16において、収容空間15に対してクリーナ機構部14の着脱が可能とされている。
このクリーナケース13には、その後端側に装着口16が形成されており、この装着口16において、収容空間15に対してクリーナ機構部14の着脱が可能とされている。
図3(a),(b)に示すように、クリーナケース13は、その先端部に、収容空間15と連通するスライド孔17を有している。このスライド孔17は、その幅寸法が収容空間15よりも小さく形成されており、スライド孔17における収容空間15側には、段部18が形成されている。
クリーナケース13には、その先端部に、アダプタ21が設けられている。このアダプタ21は、透明なアクリル樹脂等から形成されたものであり、先端から後端へわたって挿通孔24が形成されている。このアダプタ21は、クリーナケース13の先端面に配置されるアダプタ本体22と、このアダプタ本体22から後方へ延在する係止アーム部23とを有しており、係止アーム部23が、スライド孔17へスライド可能に挿通されている。係止アーム部23は、その後端に、側方へ突出する係止爪24を有している。係止アーム部23は、スライド孔17よりも軸方向の長さが長く形成されており、これにより、アダプタ21は、アダプタ本体22がクリーナケース13の先端面に当接する位置と、係止爪24が段部18に係止する位置との間でスライドされる。
そして、図3(a),(b)に示すように、アダプタ21は、アダプタ本体22がクリーナケース13の先端面に当接する位置がレセプタクル清掃位置とされ、アダプタ21がレセプタクル清掃位置に配置された状態で、アダプタクリーナ機構部14の清掃ヘッド33がアダプタ21から突出される。また、図4(a),(b)に示すように、アダプタ21は、係止爪24が段部18に係止する位置がプラグ清掃位置とされ、アダプタ21がプラグ清掃位置に配置された状態で、アダプタクリーナ機構部14の清掃ヘッド33がアダプタ21の挿通孔24内に引き込んだ状態とされる。
アダプタ21がレセプタクル清掃位置に配置されてアダプタ21から突出された清掃ヘッド33は、図5(a)に示すように、光USBのレセプタクル61に接続可能とされている。そして、光USBのレセプタクル61へ清掃ヘッド33を挿し込んで接続すると、このレセプタクル61の接合端面71と清掃ヘッド33の端面とが突き合わされる。
また、図5(b)に示すように、アダプタ21がプラグ清掃位置に配置されてアダプタ21の挿通孔24内に清掃ヘッド33が引き込まれた状態において、このアダプタ21には、光USBのプラグ62が接続可能とされる。そして、光USBのプラグ62をアダプタ21へ挿し込んで接続すると、このプラグ62の接合端面71と清掃ヘッド33の端面とが突き合わされる。
このように、光コネクタ用クリーナ1は、その接続部3が、光USBのレセプタクル61または光USBのプラグ62の何れに対しても接続可能とされている。
このように、光コネクタ用クリーナ1は、その接続部3が、光USBのレセプタクル61または光USBのプラグ62の何れに対しても接続可能とされている。
図6及び図7に示すように、クリーナ機構部14は、例えば、プラスチック等の合成樹脂から形成されたハウジング31と、このハウジング31内に収容されたクリーニングテープ32と、ハウジング31から突出して設けられた清掃ヘッド33とを備えている。
ハウジング31は、ハウジング構成部材31a,31bから構成された左右半割り構造とされており、ハウジング構成部材31a,31bを互いに組み合わせることにより、清掃ヘッド33を有した先細り形状に形成される。
ハウジング31は、ハウジング構成部材31a,31bから構成された左右半割り構造とされており、ハウジング構成部材31a,31bを互いに組み合わせることにより、清掃ヘッド33を有した先細り形状に形成される。
クリーニングテープ32は、アルコール等の溶剤を含ませないでも小さなゴミや油分を簡単に拭き取れる清掃効果の大きい材質のものが望ましい。そのような材質のものとしては、超極細繊維からなる不織布や織布が広く知られており、例えば、カネボウ株式会社のベリーマ(登録商標)X、東レ株式会社のトレシー(登録商標)等が知られている。そして、クリーニングテープ32は、このような不織布や織布からなる清浄布をテープ状に加工したもので、清掃ヘッド33の幅方向の中央部に通されている。
ハウジング31内には、クリーニングテープ32を送り移動するテープ送り機構35が設けられている。このテープ送り機構35は、クリーニングテープ32を巻装した供給リール36と、清掃に使用した後のクリーニングテープ35を巻き取って回収する巻取リール37と、クリーニングテープ32を操作する操作ダイヤル38とを備えている。供給リール36は供給リール支持軸36aに回転可能に支持されている。巻取リール37は巻取リール支持軸37aに回転可能に支持されている。操作ダイヤル38は、供給リール36とともに、供給リール支持軸36aに回転可能に支持されている。
クリーニングテープ32は、供給リール36と巻取リール37との間において、テープガイドピン40に掛けられて張り回されている。そして、その途中で、清掃ヘッド33の後述する押圧ヘッド(押圧部材)51に巻き掛けられている。
操作ダイヤル38は、その一部が、ハウジング31の上面側に設けられた窓部31aから外部に露出されている。これにより、操作ダイヤル38は、ハウジング31の窓部31aから露出された一部において回転操作が可能とされている。
操作ダイヤル38は、その一部が、ハウジング31の上面側に設けられた窓部31aから外部に露出されている。これにより、操作ダイヤル38は、ハウジング31の窓部31aから露出された一部において回転操作が可能とされている。
また、操作ダイヤル38には、歯車41が一体に設けられており、この歯車41は、巻取リール37に一体に設けられた歯車42に噛み合わされている。そして、操作ダイヤル38を手指などで所定方向(図6中矢印A方向)へ回転操作すると、操作ダイヤル38の回転操作による駆動力が歯車41,42によって巻取リール37に伝達され、この巻取リール37が操作ダイヤル38と逆方向(図6中矢印B方向)へ回転され、クリーニングテープ32が巻き取られる。これにより、供給リール36は、所定方向(図6中矢印C方向)へ回転されて未使用のクリーニングテープ32が引き出され、クリーニングテープ32が移動される。
また、操作ダイヤル38には、外周縁に沿って逆回転防止用の歯38aが形成されており、この歯38aには、ハウジング31の底部に設けられた逆回転防止爪31cが係合されている。これにより、操作ダイヤル38は、所定方向(図6中矢印A方向)と逆方向への回転が規制される。したがって、この操作ダイヤル38が所定方向と逆方向へ回転されて巻取リール37から使用済みのクリーニングテープ32が引き出されるような不具合が防止される。なお、図6では歯38aを操作ダイヤル38の周方向の一部にのみ図示しているが、歯38aは全周にわたって設けられている。
図8に示すように、清掃ヘッド33は、押圧ヘッド51を備えている。この押圧ヘッド51は、例えば、ゴム等からなる弾性材料から形成された弾性体であり、この押圧ヘッド51の先端面からなる押圧面51aに、クリーニングテープ32が掛けられている。押圧ヘッド51は、清掃ヘッド33におけるハウジング31に形成された収容凹部52に摺動可能に収容されている。この収容凹部52の底部52aと押圧ヘッド51の後端部51bとの間には、付勢手段である圧縮バネ52が設けられており、押圧ヘッド51は、圧縮バネ52によって清掃ヘッド33の先端へ向かって付勢されている。
また、収容凹部52の底部52aの近傍における側部には、テープ挿通路53が形成されており、これらのテープ挿通路53に、押圧ヘッド51の押圧面51aへ導かれるクリーニングテープ32が通されている。
また、収容凹部52の底部52aの近傍における側部には、テープ挿通路53が形成されており、これらのテープ挿通路53に、押圧ヘッド51の押圧面51aへ導かれるクリーニングテープ32が通されている。
次に、上記構成の光コネクタ用クリーナ1によって光USBのレセプタクル61またはプラグ62の接合端面71を清掃する場合について説明する。
まず、光コネクタ用クリーナ1の接続部3を光USBのレセプタクル61またはプラグ62に接続する。
ここで、レセプタクル61の接合端面71を清掃する場合は、アダプタ21をレセプタクル清掃位置に配置させてアダプタ21から清掃ヘッド33を突出させ、この清掃ヘッド33をレセプタクル61に接続させる(図5(a)参照)。
まず、光コネクタ用クリーナ1の接続部3を光USBのレセプタクル61またはプラグ62に接続する。
ここで、レセプタクル61の接合端面71を清掃する場合は、アダプタ21をレセプタクル清掃位置に配置させてアダプタ21から清掃ヘッド33を突出させ、この清掃ヘッド33をレセプタクル61に接続させる(図5(a)参照)。
また、プラグ62の接合端面71を清掃する場合は、アダプタ21をプラグ清掃位置へ引き出すことにより、アダプタ21の挿通孔24内に清掃ヘッド33を引き込ませ、この状態で、アダプタ21にプラグ62を接続させる(図5(b)参照)。ここで、アダプタ21は透明であるので、アダプタ21へプラグ62を接続した際に、このプラグ62の接続状態を、アダプタ21の外側から容易に視認することができる。
このようにすると、図9に示すように、レセプタクル61またはプラグ62の接合端面71に対して、清掃ヘッド33の端面が突き合わされる。接合端面71には、光ファイバ(図示省略)に光接続されたプラスチック等の樹脂などから形成された光接続用の凸レンズ72が設けられている。したがって、清掃ヘッド33の端面がレセプタクル61またはプラグ62の接合端面71に突き合わされると、接合端面71の凸レンズ72に、圧縮バネ52によって先端へ付勢された押圧ヘッド51によってクリーニングテープ32が押し付けられる。押圧ヘッド51はゴム等の弾性材料から形成された弾性体であるので、接合端面71に清掃ヘッド33の端面を突き合わせた際に、押圧ヘッド51が弾性変形することにより、凸レンズ72に対してクリーニングテープ72が均等に接触される。
なお、クリーニングテープ32は、レセプタクル61またはプラグ62の接合端面71の凸レンズ72の突出寸法に対して十分な厚さ寸法を有することが好ましい。このような厚さ寸法とすると、凸レンズ72は、押し付けられるクリーニングテープ32に対して十分に埋め込まれた状態となり、クリーニングテープ32を凸レンズ72の略全面に接触させることができる。
この状態において、操作ダイヤル38を所定量回転させると、巻取リール37の回転と連動してクリーニングテープ32が移動し、このクリーニングテープ32が接合端面71に対して所定の押圧力で押し付けられて摺動する。これにより、接合端面71及び接合端面71に設けられた光接続用の凸レンズ72の表面に付着していたゴミ、埃あるいは油分などの汚れが、クリーニングテープ32によって確実に拭き取られる。
汚れを拭き取ったクリーニングテープ32は巻取リール37に巻き取られる方向に移動するので、汚れを拭き取った使用後のクリーニングテープ32の汚れが接合端面71側へ移動してくることはない。したがって、一度拭き取った汚れの接合端面71への再付着が防止される。
レセプタクル61またはプラグ62の清掃が終了したら、レセプタクル61から清掃ヘッド33を引き抜くか、またはプラグ62をアダプタ21から引き抜くことにより、レセプタクル61またはプラグ62から光コネクタ用クリーナ1を取り外す。
レセプタクル61またはプラグ62の清掃が終了したら、レセプタクル61から清掃ヘッド33を引き抜くか、またはプラグ62をアダプタ21から引き抜くことにより、レセプタクル61またはプラグ62から光コネクタ用クリーナ1を取り外す。
このように、上記実施形態に係る光コネクタ用クリーナ11によれば、アダプタ21をレセプタクル清掃位置に配置させて清掃ヘッド33を光コネクタのレセプタクル61へ挿し込むことにより、レセプタクル61の接合端面71にクリーニングテープ32を摺動させて清掃することができる。また、アダプタ21をプラグ清掃位置に配置させてアダプタ21へプラグ62を挿し込むことにより、プラグ62の接合端面71にクリーニングテープ32を摺動させて清掃することができる。このように、一つの光コネクタ用クリーナ11によって、光コネクタを構成するレセプタクル61及びプラグ62の両方の接合端面71を容易に清掃してメンテナンスすることができる。
なお、上記の光コネクタ用クリーナ11では、クリーナ本体2に対して、清掃ヘッド33を長辺方向が上下となるように縦向きに配置させたが、清掃ヘッド33は、クリーナ本体2に対して短辺方向が上下となるように横向きに配置させても良い。
また、清掃ヘッド33の長辺方向に沿ってクリーナテープ32を移動させる構造を例示したが、クリーナテープ32の移動方向を、清掃ヘッド33の短辺方向に沿う方向としても良い。
また、上記実施形態では、USB接続方式の光コネクタに適用した場合を例示して説明したが、本発明は、互いに接続されるレセプタクル及びプラグを備えた光コネクタであれば、他の接続方式のものにも適用可能である。
また、清掃ヘッド33の長辺方向に沿ってクリーナテープ32を移動させる構造を例示したが、クリーナテープ32の移動方向を、清掃ヘッド33の短辺方向に沿う方向としても良い。
また、上記実施形態では、USB接続方式の光コネクタに適用した場合を例示して説明したが、本発明は、互いに接続されるレセプタクル及びプラグを備えた光コネクタであれば、他の接続方式のものにも適用可能である。
11:光コネクタ用クリーナ、21:アダプタ、32:クリーニングテープ、33:清掃ヘッド、35:テープ送り機構、51:押圧ヘッド(押圧部材)、61:レセプタクル(光コネクタ)、62:プラグ(光コネクタ)、71:接合端面
Claims (3)
- 光コネクタを構成するレセプタクルに挿し込まれて前記レセプタクルの接合端面に突き合わされる清掃ヘッドと、
光コネクタを構成するプラグが挿し込まれて前記プラグの接合端面を前記清掃ヘッドに突き合わせた状態に保持するアダプタと、
前記清掃ヘッドへクリーニングテープを送り、前記清掃ヘッドに前記クリーニングテープを摺動させるテープ送り機構とを備え、
前記アダプタは、前記清掃ヘッドに対して前後方向へスライド可能に設けられ、前記レセプタクルへの前記清掃ヘッドの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの後方側のレセプタクル清掃位置または前記アダプタへの前記プラグの挿し込みを可能とする前記清掃ヘッドの前方側のプラグ清掃位置に配置されることを特徴とする光コネクタ用クリーナ。 - 請求項1に記載の光コネクタ用クリーナであって、
前記清掃ヘッドは、前記クリーニングテープを前記接合端面へ押圧させる弾性体からなる押圧部材を備えることを特徴とする光コネクタ用クリーナ。 - 請求項1または2に記載の光コネクタ用クリーナであって、
前記アダプタが透明であることを特徴とする光コネクタ用クリーナ。
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
WO2015093470A1 (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | 日本電信電話株式会社 | 端面観察装置 |
JP5955453B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2016-07-20 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 | 光コネクタ用清掃具 |
-
2010
- 2010-10-28 JP JP2010242425A patent/JP2012093636A/ja active Pending
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JPWO2015093470A1 (ja) * | 2013-12-16 | 2017-03-16 | 日本電信電話株式会社 | 端面観察装置 |
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