JP2013117692A - 光コネクタ清掃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ収容穴を複数有する構造を清掃対象とする場合に作業効率を高めることができる光コネクタ清掃工具の提供。
【解決手段】清掃体の供給および引取りを行う送り機構と、送り機構を収容する収容体11と、収容体11から延出する延出部21と、延出部21の先端において清掃体2を光コネクタの接合端面に押し当てるヘッド部材23とを有する光コネクタ清掃工具1。延出部21は、ヘッド部材23がそれぞれ挿通される複数の先端筒部16(16A、16B)と、先端筒部16(16A、16B)が挿通する外筒体18と有する。複数の先端筒部16は、外筒体18の先端開口22(22A、22B)から前方に延出している。外筒体18の先端開口22は、これに挿通する先端筒部16(16A、16B)が、互いに接近または離間する方向に移動可能に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光コネクタの接合端面を、布などの清掃体によって清掃する光コネクタ清掃工具に関する。
光コネクタを接続する際には、接合端面に汚れや異物が付着していると、着脱時の損傷や伝送損失の増大などの原因になるため、突き合わせ接続に先だって、接合端面を清掃する必要がある。
光コネクタの接合端面の清掃には、接合端面に布などの清掃体を接触させて汚れ等を拭き取る光コネクタ清掃工具が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
前記光コネクタ清掃工具は、光コネクタに挿入される延出部を有し、この延出部の先端で清掃体を光コネクタの接合端面に接触させる。
国際公開第2008/108278号
光コネクタ清掃工具の対象としては、複数のコネクタ収容穴を有する光コネクタがある。また、複数の光コネクタが対象となる場合もある。
このように、コネクタ収容穴を複数有する構造の場合には、複数のコネクタ収容穴内の清掃対象物(光プラグ等)をひとつずつ清掃する必要があるため、作業に時間がかかっていた。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、コネクタ収容穴を複数有する構造を清掃対象とする場合に作業効率を高めることができる光コネクタ清掃工具の提供を目的としている。
本発明は、光コネクタの接合端面を、送り移動される清掃体により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、前記清掃体の供給および引取りを行う送り機構と、前記送り機構を収容する収容体と、前記収容体から延出する延出部と、前記延出部の先端において前記清掃体を前記接合端面に押し当てるヘッド部材とを有し、前記延出部は、前記ヘッド部材がそれぞれ挿通される複数の先端筒部と、前記先端筒部が挿通する外筒体と有し、前記複数の先端筒部は、前記外筒体の先端開口から延出し、前記先端開口は、これに挿通する前記複数の先端筒部が、互いに接近または離間する方向に移動可能に形成されている光コネクタ清掃工具を提供する。
前記先端開口は、前記先端筒部の並び方向の内径寸法が、前記複数の先端筒部の並び方向の外径寸法の合計より大きいことが好ましい。
本発明は、前記外筒体が、前記複数の先端筒部をそれぞれ挿通可能な複数の挿通孔を有し、前記先端開口が、前記複数の挿通孔の先端側の開口である光コネクタ清掃工具を提供する。
前記複数の先端開口は、前記先端筒部の並び方向の内径寸法が、前記先端開口にそれぞれ挿通する先端筒部の並び方向の外径寸法より大きいことが好ましい。
本発明は、前記先端筒部が、前記先端開口に挿通する部分が断面略矩形とされ、前記複数の先端開口が、それぞれ前記先端筒部の断面形状に応じた略矩形とされ、一辺どうしが向かい合うように並べて形成されている構成を採用できる。
本発明は、前記先端筒部が、先端壁部とその周縁部から延出する筒状壁部とを備え、前記先端壁部の周縁部に、先端方向に向かって徐々に前記先端筒部の中心軸に近づく方向に傾斜した傾斜面が形成されている構成を採用できる。
本発明は、前記送り機構が、前記清掃体を前記ヘッド部材に供給する供給リールと、前記ヘッド部材を経た前記清掃体を巻き取る巻取リールとを有し、前記収容体が、前記送り機構に対し前記延出部の延出方向に相対移動可能であり、前記移動によって前記巻取リールを巻取り方向に回転駆動させることにより前記清掃体を送り移動させる駆動部を備えている構成を採用できる。
本発明は、前記延出部に応じた数の回転機構をさらに備え、前記回転機構が、前記収容体の前記延出部に対する相対移動によって前記ヘッド部材を軸回りに回転させる回転シャフトを備え、前記回転シャフトが、前記収容体の挿入凸部が挿入されるカム溝を有する回転筒部と、先端に前記ヘッド部材が装着されるガイド筒部とを有し、前記回転筒部が、前記収容体を相対移動させたときに、前記カム溝に沿う移動により自ら軸回りに回転することによって前記ヘッド部材を軸回りに回転させ、前記複数の回転機構の回転筒部が、前記延出部の延出方向の位置を違えて配置されている構成を採用できる。
本発明によれば、先端筒部が互いに接近または離間する方向に移動可能であるので、光コネクタのコネクタ収容穴の位置によらず、先端筒部がスムーズにコネクタ収容穴に挿入される。
このため、一度の操作で確実に複数の接合端面を清掃することができる。従って、光コネクタを清掃する際の作業効率を高めることができる。
本発明の光コネクタ清掃工具の一実施形態の斜視図である。 光コネクタ清掃工具の正面図である。 光コネクタ清掃工具の断面図である。 光コネクタ清掃工具を拡大した断面図である。 押圧体を示す平面図である。 押圧体を示す斜視図である。 延出部を示す斜視図である。 延出部の一部を示す斜視図である。 外筒体を示す斜視図である。 外筒体を示す前面図である。 ヘッド部材を示す斜視図である。 回転シャフトを示す斜視図である。 調整部材を示す斜視図である。 回転シャフトおよびその先端に取り付けられたヘッド部材を示す一部断面状態の平面図である。 回転シャフトおよびその先端に取り付けられたヘッド部材を示す一部断面状態の側面図である。 送り機構を示す分解斜視図である。 送り機構の支持体を示す平面図である。 光コネクタ清掃工具の使用方法を示す工程図である。 前図に続く工程図である。 前図に続く工程図である。 送り機構の動作を示す工程図であり、(a)は通常状態を示す断面図であり、(b)は収容体が前方移動した状態を示す断面図である。 ヘッド部材の動作を示す工程図である。 前図に続く工程図である。 回転シャフトの動作を示す工程図である。 前図に続く工程図である。 光コネクタ清掃工具の使用方法を示す工程図である。 先端筒部の動作を説明する図である。 先端筒部の動作を説明する図である。 先端筒部の動作を説明する図である。 先端筒部の動作を説明する図である。 外筒体の他の例を示す前面図である。
以下、本発明の実施形態である光コネクタ清掃工具1(以下、単に「清掃工具」ともいう)を、図面を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、清掃工具1は、清掃体2の供給および引取り(巻き取り)を行う送り機構3(図16参照)と、送り機構3を収容する収容体11と、収容体11から延出する延出部21と、延出部21の先端において清掃体2を接合端面61aに押し当てるヘッド部材23と、ヘッド部材23を軸回りに回転させる回転機構5(図24参照)とを備えている。
以下の説明においては、延出部21の延出方向(図2の左方)を前方といい、その反対方向を後方ということがある。
収容体11は、筒状のケース部12と、ケース部12内にあってケース部12に対し位置決めされた押圧体13とを有する。
ケース部12の前端には、延出部21が挿通する挿通口12aが形成され、ケース部12の後端には、送り機構3等を出し入れする開口部12bが形成されている。
図5および図6に示すように、押圧体13は、長板状の基板53と、基板53の内面53aから基板53の厚さ方向に突出して形成された挿入凸部54(54A、54B)と、基板53の一方の側縁部に内面53a側に突出して形成された厚板部55(55B)と、基板53の幅方向中央に形成された厚板部55(55A)と、基板53の後端部に形成された押圧部57と、基板53の後端部から内面53a側に延出して形成された後端板58とを備えている。
厚板部55A、55Bは、基板53の長さ方向に沿って延在している。なお、基板53の幅方向とは前後方向に直交する方向である。
厚板部55Aの一方の側面(厚板部55B側とは反対側の側面)には、鋸歯状のギア受け部56(56A)(駆動部)が形成されている。
厚板部55Bの内側面には、鋸歯状のギア受け部56(56B)(駆動部)が形成されている。
ギア受け部56は、送り機構3に対する押圧体13の前方移動によって巻取リール31を巻取り方向に回転駆動させる駆動部であって、基板53の長手方向に並んだ複数の受け歯部56aからなる。
なお、本形態例では、鋸歯状のギア受け部56が採用されているが、巻取リール31を駆動させるための構成はこれに限らず、巻取リール31に回転方向の力を加えることができるものであれば、例えば巻取リール31の外周縁に当接して摩擦により巻取リール31に回転方向の力を加えるものなど、他の構成を採用してもよい。
挿入凸部54は、略円筒状とされ、基板53の内面53aから基板53の厚さ方向に突出して形成され、その突出高さおよび外径は、回転筒部82のカム溝85に挿入可能となるように設定されている。
2つの挿入凸部54のうち、第1の挿入凸部54Aは基板53の前端部に形成され、後述する第1回転シャフト52Aのカム溝85に挿入可能である。
第2の挿入凸部54Bの前後方向位置(基板53の長手方向の位置)は第1の挿入凸部54Aよりも後方寄りである。第2の挿入凸部54Bは第2回転シャフト52Bのカム溝85に挿入可能である。
押圧部57は、付勢手段40の後端部が当接する押圧板57aと、押圧板57aの両側縁から前方に延出する側板部57b、57bと、側板部57b、57b間にアーチ状に架け渡された保持板57cとを有し、これらに囲まれた空間に付勢手段40の後端部を収容することによって、付勢手段40を位置決めできる。
図示例の押圧板57aは、基板53の後端部に近い位置に、前後方向に対して垂直に形成されている。
図1、図2および図5に示すように、押圧体13の基板53の外面53cには、係止突起53bが突出して形成されている。係止突起53bはケース部12の係止穴12cに係止可能である。
押圧体13は、係止突起53bが係止穴12cに係止することによってケース部12に対し位置決めされ、ケース部12とともに移動するようになる。
図12に示すように、回転機構5は、軸回りに回転可能な回転シャフト52を備えている。
回転シャフト52は、回転筒部82と、回転筒部82の前端から前方に延出するガイド筒部81とを備えている。
回転シャフト52内には、清掃体2が挿通する挿通孔83が、ガイド筒部81の前端から回転筒部82の後端にわたって形成されている。
ガイド筒部81は略円筒状に形成され、前端部において挿通孔83にヘッド部材23の挿入部91を挿入できる。ガイド筒部81の前端部の内面は、平坦に形成された回転止部84とされている。
回転筒部82は略円筒状に形成され、その外面には、押圧体13の挿入凸部54が挿入されるカム溝85が形成されている。
カム溝85は、少なくとも一部が回転筒部82の軸方向に対し傾斜して形成されている。このため、後述するように、カム溝85に挿入された挿入凸部54が前後方向に移動すると、回転筒部82がカム溝85に沿って移動することによって、回転シャフト52は軸回りに回転する。図示例では、カム溝85は螺旋状に形成されている。
なお、回転機構5には、押圧体13の挿入凸部54を含めることもできる。
清掃工具1では、2つの先端筒部16を有するため、これに応じて回転機構5およびヘッド部材23もそれぞれ2つ使用される。
図8に示すように、2つの回転シャフト52は、前後方向の位置を違えて設けられるため、2つの回転シャフト52のうち第2回転シャフト52Bのガイド筒部81の先端は、第1回転シャフト52Aのガイド筒部81の先端に比べて後方寄りに位置する。
このため、第2回転シャフト52Bの先端には、ヘッド部材23の取り付け位置の調整のため、前述の調整部材101を設けることが好ましい。
図8および図13に示すように、調整部材101は、挿通孔104を有する筒状の本体部102と、本体部102の後端部102aから延出する挿入部103とを備えている。
挿入部103は、ヘッド部材23の挿入部91と同じ構造とすることができ、回転シャフト52(52B)のガイド筒部81の先端から挿通孔83内に挿入可能である。
本体部102には係合開口部81aが形成されている。
本体部102の前端部102bには、挿通孔104内に挿入部91を挿入することによってヘッド部材23を装着できる。
調整部材101の使用によって、第1先端筒部16Aに挿通されるヘッド部材23と、第2先端筒部16Bに挿通されるヘッド部材23との前後方向位置を互いに同じとすることができる。
図11および図14に示すように、ヘッド部材23は、ガイド筒部81の挿通孔83に挿入可能な挿入部91と、挿入部91の前端に形成されたフランジ部92と、フランジ部92の前面から前方に延出する略円筒状の先端延出部28とを備えている。
先端延出部28の先端面は、清掃体2を接合端面61a(図26参照)に押し当てる押圧面24となる。
押圧面24には、清掃体2が挿通する開口部であるガイド口部25A、25B(ガイド部)が形成されている。
一方のガイド口部25Aは、送り機構3からの清掃体2を押圧面24に導くものであり、他方のガイド口部25Bは、押圧面24を通過した清掃体2を送り機構3に導くものである。ガイド口部25A、25Bによって、清掃体2が押圧面24から外れるのを防ぐことができる。
先端延出部28の側面には、清掃体2の送り移動をガイドするガイド溝26A、26Bを形成するのが好ましい。ガイド溝26A、26Bはフランジ部92および挿入部91の側面にも形成されている。
挿入部91には、ガイド筒部81に形成された回転止部84に即した形状の平坦部93が形成されており、平坦部93が回転止部84に沿って配置されるためヘッド部材23はガイド筒部81に対して回転しない。図示例では平坦部93は挿入部91の一方および他方の面に形成されている。
挿入部91の一方の平坦部93の後部には開口部93aが形成され、その後縁には前方に延出する弾性片93bが形成され、弾性片93bの先端には、平坦部93に対し突出する係合爪93cが形成されている。
図15に示すように、係合爪93cは、ガイド筒部81に形成された係合開口部81a(係合凹部)の前縁に係止可能であり、係合爪93cが係合開口部81aの前縁に係止することでヘッド部材23の前方移動が規制され、ヘッド部材23の脱落を防止できる。
図14〜図16に示すように、ヘッド部材23には、供給リール30から引き出された清掃体2が巻き回されている。
図示例では、清掃体2は、供給リール30から回転シャフト52の挿通孔83を経て、ヘッド部材23のガイド溝26A、ガイド口部25Aを通って押圧面24に至る。清掃体2は、押圧面24からガイド口部25B、ガイド溝26Bを経て、ガイド筒部81および挿通孔83の内部を通って巻取リール31に達している。
清掃体2は、特に限定されるものではなく、公知の適当な清浄布(不織布や織布)を糸状(または紐状)、テープ状などに加工したものを採用することができる。例えば、ポリエステルやナイロンなどの極細の繊維で構成されたものが例示できる。
図14および図15における符号94は、ガイド筒部81の前端とフランジ部92との間に設けられた付勢手段(例えばコイルスプリングなどのバネ部材)である。付勢手段94は、ヘッド部材23を接合端面61aに押し当てたときにヘッド部材23を前方に付勢する。
図16および図17に示すように、送り機構3は、清掃体2を巻装した供給リール30(供給手段)と、使用後の清掃体2を巻き取って回収する巻取リール31(引取り手段)と、これらを回転自在に支持する支持体35と、巻取リール31に装着されるギア38と、押さえ部34とを備えている。
支持体35は、主保持部41と、主保持部41の前面側に前方に延出して形成された前側保持部42とを有する。
主保持部41は、平面視略矩形の底板41aと、底板41aの内面に設けられて供給リール30(30A、30B)を回転自在に支持する供給リール支持軸32(32A、32B)と、巻取リール31(31A、31B)を回転自在に支持する巻取リール支持軸33(33A、33B)と、底板41aの両側縁部に形成された側板41b、41cと、底板41aの前端部に形成された前端板41dと、底板41aの後端部に形成された後端板41eとを備えている。
両側板41b、41c間には、仕切板41f、41gが形成されている。仕切板41fは、底板41aの前部から前後方向の中間位置にかけて側板41b、41cにほぼ平行に形成されている。仕切板41gは、仕切板41fの後端から側板41cにかけて、仕切板41fに対し垂直に形成されている。
仕切板41f、41gと側板41cに区画された空間は、第2保持枠部97Bを収容可能である。仕切板41gは、第2保持枠部97Bの後方移動を規制することができる。後端板41eには、清掃体2が通過する通過部41iが形成されている。
前端板41dには、第2保持枠部97Bが通過可能な通過部41hが形成されている。前端板41dは、第1保持枠部97Aの後方移動を規制することができる。
後端板41eの後面には、付勢手段40に挿入されて付勢手段40を位置決めする保持突起39が後方に突出して形成されている。
前側保持部42は、平面視略矩形の底板42aと、底板42aの両側縁部に形成された側板42b、42cと、底板42aの前端部に形成された前端板42dとを備えている。
側板42b、42cと、前端板42dと、前端板41dに囲まれた空間は、第1保持枠部97Aおよび基枠部95を収容可能である。
前端板42dには、接続筒部96が通過可能な通過部42eが形成されている。
前端板42dは、第1保持枠部97Aおよび基枠部95の前方移動を規制することができる。
2つの供給リール支持軸32(32A、32B)は、底板41aの幅方向(前後方向に直交する方向)に位置を違えて形成されている。図示例では、第1供給リール支持軸32Aは、幅方向中央よりも第1側板41b寄りの位置に形成され、第2供給リール支持軸32Bは幅方向中央よりも第2側板41c寄りの位置に形成されている。
このため、第1供給リール30Aと第2供給リール30Bは、幅方向に位置を違えて設置される。
2つの供給リール支持軸32(32A、32B)は、前後方向の位置も違えて形成されている。図示例では、第1供給リール支持軸32Aは第2供給リール支持軸32Bに比べて前方寄りの位置に形成されている。
このため、第1供給リール30Aは、第2供給リール30Bよりも前方寄りに配置される。
2つの巻取リール支持軸33(33A、33B)は、底板41aの幅方向(前後方向に直交する方向)に位置を違えて形成されている。図示例では、第1巻取リール支持軸33Aは、幅方向中央よりも第1側板41b寄りの位置に形成され、第2巻取リール支持軸33Bは幅方向中央よりも第2側板41c寄りの位置に形成されている。
2つの巻取リール支持軸33(33A、33B)は、前後方向の位置も違えて形成されている。図示例では、第1巻取リール支持軸33Aは第2巻取リール支持軸33Bに比べて前方寄りの位置に形成されている。
このため、第1巻取リール31Aは、第2巻取リール31Bよりも前方寄りに配置される。
なお、30aは供給リール30の中心軸であり、31aは巻取リール31の中心軸である。
前述のように、供給リール30A、30Bの前後方向位置が互いに異なる構造によれば、供給リール30A、30Bを互いに干渉させることなく、その幅方向位置を互いに近づけることができる。また、巻取リール31A、31Bの前後方向位置が互いに異なる構造によれば、巻取リール31A、31Bを互いに干渉させることなく、その幅方向位置を互いに近づけることができる。
従って、支持体35の幅方向寸法を小さくし、清掃工具1の小型化を図ることができる。
底板41aには、リール30、31の径方向に対し垂直に延出する2つの延出板45、45が形成され、延出板45、45の先端には、それぞれリール30、31に向けて突出する係止爪45a、45aが形成されている。延出板45は弾性的に曲げ変形可能であり、係止爪45aはリール30、31に対し接近および離間する方向に移動可能である。
押さえ部34は、リール30、31およびギア38の脱落を防ぐためのもので、前後方向に延出する長板状の本体部34aの前端および後端に、リール支持軸32、33に嵌合可能な嵌合部34b、34cが形成されている。
供給リール30および巻取リール31は、清掃体2が巻き付けられる胴部47と、胴部47の一端に設けられた第1端板48と、胴部47の他端に設けられた第2端板49とを備えている。
第1端板48の外面には、周方向に沿って配列された複数の係止凹部(図示略)が形成されており、延出板45の係止爪45aが前記係止凹部に係合することにより、リール30、31の逆方向回転が阻止される。第2端板49の外面には、周方向に沿って配列された複数の係止凸部49aが形成されている。
リール30、31は、胴部47に支持軸32、33を挿通させることによって支持体35に装着される。
ギア38は、円板状の基板87と、基板87の一方の面に形成された歯車部88とを有する。基板87の他方の面には、巻取リール31の係止凸部49aに係止する係止突起87aが形成されている。
歯車部88は、周方向に沿って配列された複数の歯部88aを有し、これら歯部88aは、押圧体13のギア受け部56の受け歯部56aに噛み合うように形成されている。
ギア38は、巻取リール31の第2端板49に重ねて設置される。基板87の係止突起87aは第2端板49の係止凸部49aに係止するため、ギア38の回転に従って巻取リール31も回転する。
係止突起87aは、ギア38が巻き取り方向とは逆の方向に回転する場合には、係止凸部49aには係止しないように形成されている。
図4および図17に示すように、付勢手段40は、前方に相対移動した状態の収容体11を後方に付勢するものであって、コイルスプリングなどのバネ部材が好適である。
付勢手段40は、支持体35に反力をとって収容体11を後方に付勢することができる。具体的には、後端板41eに反力をとって押圧体13の押圧部57を後方に付勢することができる。
図7および図8に示すように、延出部21は、筒体基部15と、その先端側に設けられた2つの先端筒部16(16A、16B)と、先端筒部16を前方に付勢する付勢手段17と、先端筒部16が挿通する外筒体18とを備えている。
筒体基部15は、基枠部95と、基枠部95に形成された2つの保持枠部97(97A、97B)と、前方に延出する筒状の接続筒部96とを備えている。
保持枠部97は、断面矩形の筒状に形成され、その内部に回転シャフト52の回転筒部82を収容できる。
保持枠部97を構成する側板99のうちひとつである側板99aには、前後方向に沿って、押圧体13の挿入凸部54が挿入されるスリット100が形成されている。
2つの保持枠部97(97A、97B)のうち、第1保持枠部97Aは基枠部95の側部に形成され、第2保持枠部97Bは基枠部95の後端部から後方に延出して形成されているため、これら2つの保持枠部97(97A、97B)は、互いに幅方向および前後方向に位置を違えて形成されている。
具体的には、第1保持枠部97Aは、第2保持枠部97Bよりも前方寄りに配置されている。
回転筒部82は、回転させるために必要なトルクを考慮すると細径化が難しいが、清掃工具1では、2つの保持枠部97(97A、97B)の前後方向位置が異なるため、これら保持枠部97(97A、97B)に収容された2つの回転筒部82、82を互いに干渉させることなく、その幅方向位置を互いに近づけることができる。
従って、筒体基部15の幅方向の寸法を小さくし、清掃工具1の小型化を図ることができる。
接続筒部96は、保持枠部97(97A、97B)に回転筒部82が収容された回転シャフト52、52のガイド筒部81、81が挿通可能な筒状とされている。
接続筒部96は、外筒体18に後端側から挿入可能であり、接続筒部96の外面には、外筒体18に形成された係止開口部18aに内面側から嵌合する嵌合爪96aが形成されている。
図8に示すように、第2保持枠部97Bは、内側面側が開放された枠状に形成されている。
図示例の第2保持枠部97Bは、3つの側板99、すなわち外側板99bと、外側板99bの一方の側縁から内方に延出する側板99aと、外側板99bの他方の側縁から内方に延出する側板99cとからなる断面略C字形とされている。
第2保持枠部97Bは、内側面側が開放された形状であるため、内側面側にも側板がある構造に比べて、第2保持枠部97B内の回転筒部82を内方寄りに配置することができる。
従って、筒体基部15の幅方向の寸法を小さくし、清掃工具1の小型化を図ることができる。
図7および図22に示すように、先端筒部16は、円筒状の太径部19と、その前端から前方に延出する細径部27とからなる。
細径部27は、筒状壁部27aと、その前端に設けられた先端壁部27bを備えている。図示例では、細径部27は、略矩形板状の先端壁部27bの周縁部から断面略矩形の筒状壁部27aが後方に延出した形状である。
筒状壁部27aの先端部は、清掃の対象となる光アダプタ70のコネクタ収容穴72(図26参照)に応じた断面形状を有する。
なお、筒状壁部27aの断面形状は、矩形状に限らず、円形、多角形などとしてもよい。
先端壁部27bの周縁部には、先端方向に向かって徐々に先端筒部16の中心軸C1に近づく方向に傾斜した傾斜面27dが形成されている。傾斜面27dは、先端筒部16をコネクタ収容穴72に挿入する際に、光アダプタ70の壁部の開口端部70c(図26参照)等に当接して先端筒部16をコネクタ収容穴72に挿入可能な位置に導くことができる。
図示例では、傾斜面27dは先端壁部27bの全周縁部に形成されているが、これに限らず、先端筒部16の移動方向に応じた部分にのみ形成してもよい。例えば図10、図27、図28に示す例では、先端筒部16が左右両方向に移動可能である場合には、先端壁部27bの左辺および右辺にのみ傾斜面27dを形成してもよい。
先端壁部27bには、ヘッド部材23の先端延出部28が挿通する挿通口部27cが形成されている。図示例では、挿通口部27cは円筒状の先端延出部28の断面形状に即した円形とされている。
先端筒部16は、延出方向(先端方向)およびその反対方向に移動可能である。
図7に示すように、付勢手段17は、コイルスプリングなどのバネ部材が好適である。
付勢手段17の後部は接続筒部96に挿入され、後端部が前記段部(図示略)に当接可能であり、前端部は先端筒部16の太径部19の後端部に当接可能である。
図9および図10に示すように、外筒体18は、断面外形が概略長円形である筒状体であって、その内部に、第1先端筒部16Aが挿通する第1挿通孔66A(挿通孔66)と、第2先端筒部16Bが挿通する第2挿通孔66B(挿通孔66)とが形成されている。
第1挿通孔66Aと第2挿通孔66Bとは、外筒体18の先端から後方に向けて所定長さの範囲に形成された隔壁65によって隔てられている。
図示例の隔壁65は、略一定厚さの壁部であり、外筒体18の幅方向(図10の左右方向)にほぼ垂直に、外筒体18の長さ方向に沿って、外筒体18の先端から長さ方向のほぼ中央位置にまで形成されている。
なお、図示例において外筒体18の幅方向は先端開口22A、22Bの並び方向である。
図10に示すように、挿通孔66A、66Bの先端側の開口部である先端開口22(22A、22B)の形状は、先端筒部16A、16Bの断面形状に沿う略矩形とされている。
詳しくは、第1挿通孔66Aの先端開口22Aの形状は、第1先端開口22Aに挿通する部分である先端筒部16Aの細径部27の断面形状に即した略矩形とされている。第2挿通孔66Bの先端開口22Bの形状は、第2先端開口22Bに挿通する部分である先端筒部16Bの細径部27の断面形状に即した略矩形とされている。
先端開口22A、22Bは、互いに同じ形状であり、先端開口22Aの一つの辺22A1と、先端開口22Bの一つの辺22B1とが向かい合うように並べて形成されている。
図10、図27および図28に示すように、先端開口22(22A、22B)は、これに挿通する先端筒部16(16A、16B)が、互いに接近または離間する方向に移動可能となるように形成されている。
詳しくは、先端開口22Aの幅WA1(先端筒部16の並び方向の内径寸法)は、先端筒部16Aの幅WA2(先端筒部16の並び方向の外径寸法)より大きくされ、これによって先端筒部16Aは、先端開口22A内で右方(先端筒部16Bに接近する方向)および左方(先端筒部16Bから離間する方向)に移動可能となっている。
同様に、先端開口22Bの幅WB1は、先端筒部16Bの幅WB2より大きくされ、これによって先端筒部16Bは、先端開口22B内で左方(先端筒部16Aに接近する方向)および右方(先端筒部16Aから離間する方向)に移動可能である。
先端開口22の幅、すなわち先端開口22A、22Bの合計幅(幅WA1と幅WB1の合計)は、先端筒部16A、16Bの合計幅(幅WA2と幅WB2の合計)よりも大きくなっている。
先端開口22の幅(先端開口22A、22Bの合計幅)と、先端筒部16A、16Bの合計幅との比(先端開口22:先端筒部16)は、例えば1.05:1以上、1.5:1以下としてよい。
この構成により、先端筒部16(16A、16B)は、互いの距離を調整可能となる。
図27、図28では、先端開口22(22A、22B)のピッチが、想定される最大および最小のコネクタピッチ(図29および図30に示すフェルール61間の距離L1)の中間値に設定された場合の例を示しており、コネクタピッチによっては先端筒部22が互いに接近する方向に移動する場合もあれば(図27)、互いに離間する方向に移動する場合もある(図28)。
ただし、先端開口22(22A、22B)のピッチは想定される最大のコネクタピッチに合わせても良いし、最小のコネクタピッチに合わせても良い。前者の場合は、先端筒部が互いに接近する方向のみ移動することになり、後者の場合は、先端筒部が互いに離間する方向のみ移動することになる。
先端開口22A、22Bは、辺22A1と辺22B1とを向かい合わせて並べて形成されているため、互いに接近および離間する方向の先端筒部16A、16Bの移動は、図10における上辺22A2、B2および下辺22A3、B3に沿う方向の移動となる。このため、先端筒部16A、16Bの移動をスムーズにすることができる。
なお、先端筒部16を3以上使用する場合には、先端開口22は、隣り合う先端筒部16、16が接近または離間する方向に移動可能となるように形成すればよい。
次に、清掃工具1の使用方法の一例を説明する。
図21(a)に示す通常状態では、収容体11は、延出部21および送り機構3に対して相対的に比較的後方に位置している。
また、図22に示すように、付勢手段17(図7参照)が接続筒部96に反力をとって先端筒部16を前方に付勢するため、先端筒部16は相対的に比較的前方に位置し、先端筒部16からのヘッド部材23の突出寸法は小さい。
図18に示すように、ここでは、コネクタ収容穴72を2つ有する光コネクタアダプタ70(コネクタ用位置決めハウジング。以下、単に光アダプタともいう)を対象とする。
図26に示すように、光アダプタ70内には、光コネクタプラグ60(光コネクタ。以下、単に光プラグともいう)が挿入されている。
光プラグ60は、フェルール61をスリーブ状のハウジング62の先端部に収容した構成の光コネクタプラグである。
フェルール61の接合端面61aの中央部には、光ファイバ穴61b(微細孔)が開口している。光ファイバ穴61bには、光ファイバ63が挿通しており、光ファイバ63の先端は接合端面61aに露出している。
光ファイバ63は、例えば光ファイバ心線の先端部の被覆樹脂を除去した光ファイバ裸線であり、光ファイバ63は、これにより他の光コネクタと突き合わせ接続可能に成端されている。ここでは、円筒状のフェルール61を例示する。フェルールとしては、周知の単心光フェルール、例えばLC型フェルールなどが使用できる。
光プラグ60は、光アダプタ70のコネクタ挿入口71から挿入されると、挿入方向からずれた方向への変位を規制されつつ、コネクタ収容穴72に収容される。
光アダプタ70は、両端から2つの光プラグ60が挿入されると、フェルール61同士が突き合わされ、光ファイバ63同士が光接続されるように構成されている。
符号73は、光アダプタで一般的に用いられている位置決め用の割りスリーブを示す。
図18、図19および図26に示すように、清掃工具1の収容体11を把持して、2つの先端筒部16(16A、16B)をそれぞれ光アダプタ70のコネクタ挿入口71、71からコネクタ収容穴72、72に挿入すると、先端筒部16(16A、16B)は、光アダプタ70の内壁70aにより位置決めされながらコネクタ収容穴72に進入する。
図20および図26に示すように、収容体11を前方に移動させると、先端筒部16の先端が光アダプタ70の壁部70b等から反力を受けるため、回転シャフト52およびヘッド部材23が先端筒部16に対して相対的に前方移動する。
これによって、図21(b)および図23に示すように、ヘッド部材23の先端延出部28は先端筒部16の先端から大きく突出する。
図26に示すように、押圧面24上の清掃体2は、光プラグ60の接合端面61aの適切な位置(ここでは、光ファイバ穴61bとその周辺)に当接する。
図21(b)に示すように、収容体11にさらに前方への力を加えると、収容体11は、光アダプタ70内で前記反力を受ける延出部21に対して相対的に前方に移動する。
図16および図17に示すように、この際、延出部21の筒体基部15は、仕切板41gによって後方移動が規制された状態で支持体35に収容されているため、送り機構3の前後方向位置は大きく変化しない。このため、付勢手段40は押圧体13により圧縮され、支持体35に反力をとって押圧体13を後方に付勢する状態となる。
図21(b)、図24および図25に示すように、収容体11の押圧体13が回転筒部82に対して相対的に前方移動するため、挿入凸部54も回転筒部82のカム溝85に挿入された状態で前方移動する。このため、回転シャフト52は軸回りに回転する。
図26に示すように、回転シャフト52の回転によって、ヘッド部材23が軸回りに回転するため、清掃体2は接合端面61aに当接した状態のままヘッド部材23の軸回りに回転し、接合端面61aが拭き取り清掃される。
図16および図21に示すように、押圧体13が送り機構3に対し相対的に移動するため、ギア受け部56によって、ギア38の歯車部88に回転方向の力が与えられる。ギア38の回転によって、巻取リール31も回転するため、清掃体2が巻き取られる。
これに伴って、清掃体2が供給リール30から引き出され、ヘッド部材23の押圧面24を通って送り移動される。
清掃体2の送り移動によって、接合端面61aに付着しているゴミや埃、油分などの汚れが確実に拭き取られる。
延出部21を光アダプタ70から引き抜く際には、収容体11を後方移動させる。
収容体11に対する延出部21および送り機構3の前後方向位置は、付勢手段40の弾性力によって、通常状態(図21(a)に示す状態)に戻る。
また、付勢手段17の弾性力により回転シャフト52およびヘッド部材23が先端筒部16に対して相対的に後方移動し(図21(a)および図22参照)、先端筒部16からのヘッド部材23の突出寸法は小さくなる。
なお、本明細書において延出方向の相対移動とは、前方移動だけでなく後方移動も含む。
清掃工具1では、上述のように、先端筒部16A、16Bが、互いに接近または離間する方向に移動可能である。
このため、図29に示すように、光アダプタ70の2つのコネクタ収容穴72内のフェルール61間の距離L1(コネクタピッチ)が比較的小さい場合には、2つの先端筒部16A、16Bをコネクタ収容穴72、72に挿入する際に、先端筒部16A、16Bは、光アダプタ70の壁部等に押圧されることにより、コネクタ収容穴72、72の位置に応じて互いに接近する方向に移動し、それぞれコネクタ収容穴72、72に挿入可能となる。
図30に示すように、光アダプタ70の2つのコネクタ収容穴72内のフェルール61間の距離L1が比較的大きい場合には、2つの先端筒部16A、16Bをコネクタ収容穴72、72に挿入する際に、先端筒部16A、16Bは、光アダプタ70の壁部等に押圧されることにより、コネクタ収容穴72、72の位置に応じて互いに離間する方向に移動し、それぞれコネクタ収容穴72、72に挿入可能となる。
図26に示すように、先端筒部16には傾斜面27dが形成されているため、先端筒部16をコネクタ収容穴72に挿入する際には、傾斜面27dが光アダプタ70の壁部の開口端部70c等に当接することによって、先端筒部16は、傾斜面27dの傾斜に従ってコネクタ収容穴72への挿入に適した位置に導かれる。
このため、作業者が先端筒部16の位置を調整しなくても、先端筒部16を容易にコネクタ収容穴72に挿入させることができる。
このように、清掃工具1では、光アダプタ70の複数のコネクタ収容穴72の位置によらず、先端筒部16A、16Bがスムーズにコネクタ収容穴72、72に挿入される。
このため、一度の操作で確実に複数のフェルール61の接合端面61aを清掃することができる。従って、光アダプタ70を清掃する際の作業効率を高めることができる。
なお、先端筒部16の数は、2に限らず、3以上の任意の数とすることもできる。先端筒部16の数を3以上とする場合には、それに応じて回転機構5およびヘッド部材23の数も先端筒部16と同数とする。
また、本発明は、複数のコネクタ収容穴を有する光コネクタに限らず、コネクタ収容穴が1つである光コネクタが複数並べられた構造に対しても適用できる。
図1等に示す清掃工具1は、収容体11の移動により巻取リール31を回転駆動させて清掃体2を送り移動する構造を採用しているが、清掃体2を送り移動する構造はこれに限定されない。例えば、巻取リールに同軸に固定されたリング状のダイヤル部(図示略)を作業者が手指で回動させることによって巻取リール31を回転駆動させることができる構造を採用することもできる。また、収容体内に設けたモータにより巻取リールを回転駆動させる構造も可能である。
図1等に示す清掃工具1は、ヘッド部材23を軸回りに回転させる回転機構5を備えているが、本発明の清掃工具はヘッド部材23を回転させる構造を備えていなくてもよい。例えば、清掃工具1において、回転筒部82にカム溝85が形成されておらず、押圧体13に挿入凸部54が形成されていない構造を採用すれば、ヘッド部材23は軸回りに回転することはない。この場合でも、清掃体2の送り移動がなされれば、光アダプタ70内のフェルール61の接合端面61aの清掃は可能である。
図1等に示す清掃工具1では、外筒体18は、2本の先端筒部16を挿通可能な構造であるが、先端筒部ごとに、これを挿通する外筒体を設けてもよい。例えば、清掃工具1において、外筒体18に代えて、先端筒部16Aを挿通する第1の外筒体と、先端筒部16Bを挿通する第2の外筒体を設けてもよい。
また、図1等に示す清掃工具1では、外筒体18に2つの挿通孔66、66が形成され、挿通孔66、66の開口部として2つの先端開口22が形成されているが、外筒体18内の挿通孔66は1つであってもよい。例えば、図1等に示す清掃工具1において、隔壁65がなく、内部空間全体が1つの挿通孔である外筒体を使用してもよい。この場合には先端開口22は1つであり、この先端開口22に2つの先端筒部16が挿通する。
図31は、先端開口22が1つである例を示すもので、先端開口22の幅W1を先端筒部16の幅WA2、WB2の合計より大きくすることによって、2つの先端筒部16は互いに接近または離間する方向に移動可能となる。先端開口22の幅と、先端筒部16A、16Bの合計幅との比は、前述のとおりとすることができる。
外筒体の先端開口の形状は、先端筒部が互いに接近または離間する方向に移動可能であれば、略矩形に限らず、例えば円形、長円形など任意の形状としてよい。
本発明は、種々のタイプの光ファイバコネクタに適用することができ、例えば、LC形光コネクタ(ルーセント社商標)、JIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling optical fiber connector)、JIS C 5983に制定されるMU形光コネクタ(MU:MiniatureーUnit coupling optical fiber connector)、SC2形光コネクタ等の単心光コネクタに適用することができる。SC2形光コネクタとは、SC形光コネクタから、ハウジングの外側に装着されるつまみを省略したものである。
図示例では、光アダプタ70および光プラグ60を対象としたが、本発明の清掃工具の対象はこれに限定されず、光コネクタレセプタクル(詳細には、レセプタクルハウジング)を、コネクタ用位置決めハウジングとして機能させた構成も採用可能である。
この場合には、スリーブ状のレセプタクルハウジング内に組み込まれたフェルールが本発明に係る光コネクタとして機能する。レセプタクルハウジングの内側空間であるコネクタ収容穴に清掃工具の挿入部を挿入することで、フェルールの接合端面を清掃できる。
また、本発明では、一端側に先端筒部16の先端が挿入可能であり、他端側に光プラグ60が挿入可能である略筒状のアタッチメント(図示略)を使用することによって、光アダプタ70を使用せずに光プラグ60のフェルール61の接合端面61aを清掃することができる。
前記アタッチメントは、一端側からフェルール61が挿入可能であり、他端側からヘッド部材23の先端延出部28が挿入可能な位置決め筒部を有することが好ましい。位置決め筒部によって、先端延出部28をフェルール61に対して精度よく位置決めし、接合端面61aを確実に清掃することができる。
本発明は、光コネクタの接合端面を、送り移動される清掃体により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、前記清掃体の供給および引取りを行う送り機構と、前記送り機構を収容する収容体と、前記収容体から延出する延出部と、前記延出部の先端において前記清掃体を前記接合端面に押し当てるヘッド部材と、前記ヘッド部材を軸回りに回転させる回転機構を備え、前記回転機構が、前記収容体の前記延出部に対する相対移動によって前記ヘッド部材を軸回りに回転させる回転シャフトを備え、前記回転シャフトが、前記収容体の挿入凸部が挿入されるカム溝を有する回転筒部と、先端に前記ヘッド部材が装着されるガイド筒部とを有し、前記回転筒部が、前記収容体を相対移動させたときに、前記カム溝に沿う移動により自ら軸回りに回転することによって前記ヘッド部材を軸回りに回転させ、前記複数の回転機構の回転筒部が、前記延出部の延出方向の位置を違えて配置されている構成を採用できる。
この構成を採用する場合には、延出部は、複数の先端筒部とこれらが挿通する外筒体と有し、先端筒部が外筒体の先端開口から延出し、前記先端開口が、複数の先端筒部の互いに接近または離間する方向の移動を許容する構造に限定されない。
1・・・光コネクタ清掃工具、2・・・清掃体、3・・・送り機構、5・・・回転機構、11・・・収容体、16、16A、16B・・・先端筒部、18・・・外筒体、21・・・延出部、22、22A、22B・・・先端開口、22A1、22B1・・・先端開口の向かい合う辺、23・・・ヘッド部材、27a・・・筒状壁部、27b・・・先端壁部、27d・・・傾斜面、30・・・供給リール、31・・・巻取リール、52・・・回転シャフト、56・・・ギア受け部(駆動部)、61a・・・接合端面、66、66A、66B・・・挿通孔、70・・・光アダプタ(光コネクタ)81・・・ガイド筒部、82・・・回転筒部、85・・・カム溝、C1・・・先端筒部の中心軸、WA1、WB1、W1・・・先端開口の幅(先端筒部の並び方向の内径寸法)、WA2、WB2・・・先端筒部の幅(先端筒部の並び方向の外径寸法)。

Claims (8)

  1. 光コネクタの接合端面を、送り移動される清掃体により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、
    前記清掃体の供給および引取りを行う送り機構と、前記送り機構を収容する収容体と、前記収容体から延出する延出部と、前記延出部の先端において前記清掃体を前記接合端面に押し当てるヘッド部材とを有し、
    前記延出部は、前記ヘッド部材がそれぞれ挿通される複数の先端筒部と、前記先端筒部が挿通する外筒体と有し、
    前記複数の先端筒部は、前記外筒体の先端開口から延出し、
    前記先端開口は、これに挿通する前記複数の先端筒部が、互いに接近または離間する方向に移動可能に形成されていることを特徴とする光コネクタ清掃工具。
  2. 前記先端開口は、前記先端筒部の並び方向の内径寸法が、前記複数の先端筒部の並び方向の外径寸法の合計より大きいことを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ清掃工具。
  3. 前記外筒体は、前記複数の先端筒部をそれぞれ挿通可能な複数の挿通孔を有し、
    前記先端開口は、前記複数の挿通孔の先端側の開口であることを特徴とする請求項1または2に記載の光コネクタ清掃工具。
  4. 前記複数の先端開口は、前記先端筒部の並び方向の内径寸法が、前記先端開口にそれぞれ挿通する先端筒部の並び方向の外径寸法より大きいことを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ清掃工具。
  5. 前記先端筒部は、前記先端開口に挿通する部分が断面略矩形とされ、
    前記複数の先端開口は、それぞれ前記先端筒部の断面形状に応じた略矩形とされ、一辺どうしが向かい合うように並べて形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の光コネクタ清掃工具。
  6. 前記先端筒部は、先端壁部とその周縁部から延出する筒状壁部とを備え、
    前記先端壁部の周縁部には、先端方向に向かって徐々に前記先端筒部の中心軸に近づく方向に傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の光コネクタ清掃工具。
  7. 前記送り機構が、前記清掃体を前記ヘッド部材に供給する供給リールと、前記ヘッド部材を経た前記清掃体を巻き取る巻取リールとを有し、
    前記収容体は、前記送り機構に対し前記延出部の延出方向に相対移動可能であり、前記移動によって前記巻取リールを巻取り方向に回転駆動させることにより前記清掃体を送り移動させる駆動部を備えていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の光コネクタ清掃工具。
  8. 前記延出部に応じた数の回転機構をさらに備え、
    前記回転機構は、前記収容体の前記延出部に対する相対移動によって前記ヘッド部材を軸回りに回転させる回転シャフトを備え、
    前記回転シャフトは、前記収容体の挿入凸部が挿入されるカム溝を有する回転筒部と、先端に前記ヘッド部材が装着されるガイド筒部とを有し、
    前記回転筒部は、前記収容体を相対移動させたときに、前記カム溝に沿う移動により自ら軸回りに回転することによって前記ヘッド部材を軸回りに回転させ、
    前記複数の回転機構の回転筒部は、前記延出部の延出方向の位置を違えて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の光コネクタ清掃工具。
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