JP6912216B2 - 光コネクタの清掃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタの清掃工具に関する。
光コネクタの接続端面(フェルールの端面)を清掃する清掃工具が知られている。例えば、特許文献1、2には、ヘッドの押圧面に巻き掛けられた清掃テープ(清掃体)を光コネクタの接合端面に押し付けて、光コネクタの接合端面を清掃する清掃工具が記載されている。特許文献1に記載の清掃工具では、操作ダイヤルを回転操作することによって、巻取リールに清掃テープを巻き取るとともに、供給リールから清掃テープを供給している。特許文献2に記載の清掃工具では、工具本体から延び出た延出部の先端のヘッドで清掃体を光コネクタに押しつけた状態で清掃工具本体を延出部に向かって移動させたときの工具本体と延出部との相対移動を利用して、巻取リールを回転させて巻取リールに清掃体を巻き取るとともに、供給リールから清掃テープを供給する。
また、複数のフェルールの端面の清掃を同時に行うことによって、作業効率を高めることが知られている。特許文献3に記載の清掃工具は、2つのヘッド部材を有し、複数のフェルールの端面を同時に清掃している。また、特許文献4に記載の清掃工具においても、複数のフェルールの端面を同時に清掃している。
なお、特許文献4、5には、プラグインユニットの奥に位置するバックプレーンボードに取り付けられた光コネクタ(バックプレーンコネクタ)を清掃する際に、清掃工具を取り付けたボードを案内溝にスライドさせることが記載されている(例えば特許文献4の図5参照)。
特許第4870006号公報 特開2014−35489号公報 特許第5238873号公報 特許第4101486号公報 特開2009−229843号公報
特許文献1〜5のいずれの清掃工具においても、巻取リールの回転軸と、供給リールの回転軸とが別々に設けられている。この結果、回転軸に垂直な面に占める清掃工具の面積が大きくなり、清掃工具の小型化が困難であった。
本発明は、清掃工具の小型化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、光コネクタを清掃する清掃工具であって、前記光コネクタに清掃体を押し当てるヘッドと、前記ヘッドに前記清掃体を供給する供給リールと、前記ヘッドから回収した前記清掃体を巻き取る巻取リールと、前記ヘッドの上流側における前記清掃体の幅方向の位置と、前記ヘッドの下流側における前記清掃体の幅方向の位置とを揃える案内部とを備え、前記供給リール及び前記巻取リールが共通の回転軸に沿って回転可能に配置され、前記供給リールから前記案内部までの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラと、前記案内部から前記巻取リールまでの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラとが、共通の回転軸に沿って回転可能に配置され、前記従動ローラは、軸部と、前記軸部の両端において前記軸部から出っ張った一対のフランジ部とを有し、前記フランジ部の内面は、幅方向の外側ほど径が徐々に大きくなるようなテーパ面であることを特徴とする清掃工具である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、清掃工具の小型化を図ることができる。
図1Aは、第1実施形態の清掃工具10の一部断面図である。図1Bは、比較例の清掃工具10の一部断面図である。 図2Aは、第2実施形態の清掃工具10の斜視図である。図2Bは、第2実施形態の清掃工具10の本体用ハウジング21Aを外した状態の斜視図である。 図3A及び図3Bは、第2実施形態の清掃時の動作説明図であるとともに、巻取機構の説明図である。図3Aは、プッシュ動作時の様子の説明図である。図3Bは、プル動作時の様子の説明図である。 図4は、第3実施形態の清掃工具10の本体用ハウジング21Aのカバーを外した状態の斜視図である。 図5は、リールユニット61の斜視図である。 図6A及び図6Bは、リールユニット61の分解斜視図である。 図7A及び図7Bは、一方向クラッチ54の動作説明図である。 図8は、ヘッド用ハウジング21Bの周辺の拡大図である。 図9Aは、本実施形態の従動ローラ70の説明図である。図9Bは、比較例の従動ローラ70の説明図である。 図10は、変形例の清掃工具10の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光コネクタを清掃する清掃工具であって、前記光コネクタに清掃体を押し当てるヘッドと、前記ヘッドに前記清掃体を供給する供給リールと、前記ヘッドから回収した前記清掃体を巻き取る巻取リールとを備え、前記供給リール及び前記巻取リールが共通の回転軸に沿って回転可能に配置されていることを特徴とする清掃工具が明らかとなる。このような清掃工具によれば、回転軸に垂直な面に占める清掃工具の面積を小さくでき、清掃工具の小型化を図ることができる。
また、前記ヘッドの上流側における前記清掃体の幅方向の位置と、前記ヘッドの下流側における前記清掃体の幅方向の位置とを揃える案内部を備えることが望ましい。これにより、ヘッドの押圧面に掛け回された清掃体が幅方向にずれることを抑制できる。なお、供給リール及び巻取リールが共通の回転軸に沿って回転可能に配置されている状況下では、供給リールから清掃体が供給される位置と、巻取リールに清掃体が巻き取られる位置とが、幅方向に異なる位置になるため、案内部を備えることは特に有利になる。
前記供給リールから前記案内部までの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラと、前記案内部から前記巻取リールまでの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラとが、共通の回転軸に沿って回転可能に配置されていることが望ましい。これにより、清掃工具の小型化を図ることができる。
前記従動ローラは、軸部と、前記軸部の両端において前記軸部から出っ張った一対のフランジ部とを有し、前記フランジ部の内面は、幅方向の外側ほど径が徐々に大きくなるようなテーパ面であることが望ましい。これにより、清掃体を幅方向の正常な位置に戻しつつ、清掃体の縁が折れ曲がることを抑制することができる。なお、供給リール及び巻取リールが共通の回転軸に沿って回転可能に配置されている場合、清掃体が従動ローラに対して幅方向にずれやすい状況になるため、従動ローラのフランジ部の内面がテーパ面であることは特に有利になる。
前記清掃工具は、清掃時の直線運動を回転運動に変換する変換機構と、前記巻取リールの回転方向を一方向に制限することによって、前記変換機構によって変換された前記回転運動により前記巻取リールを巻取方向に回転させるクラッチ機構とを備えることが望ましい。これにより、清掃時の直線運動を利用して、巻取リールに清掃体を巻き取らせることができる。
前記変換機構は、前記直線運動を行うラックと、前記ラックの前記直線運動によって前記回転運動を行うピニオンとを有し、前記ピニオンは、前記供給リール及び前記巻取リールと共通の前記回転軸に沿って回転可能に配置されていることが望ましい。これにより、清掃工具の小型化を図ることができる。
前記清掃工具は、複数の前記巻取リールを備え、前記ラックに対して、複数の前記ピニオンが設けられており、それぞれのピニオンに対して前記巻取リールがそれぞれ設けられていることが望ましい。これにより、清掃時の直線運動を利用して、複数の巻取リールに清掃体を巻き取らせることができる。
===第1実施形態===
<清掃工具10の構成>
図1Aは、第1実施形態の清掃工具10の一部断面図である。図1Aの上図は、側面から見た一部断面図である。図1Aの下図は、上面から見た一部断面図である。
以下の説明では、図1Aに示すように、清掃工具10と清掃対象になる光コネクタ(不図示)とを接近・離間させる方向を「前後方向」とし、清掃工具10から見て光コネクタの側を「前」とし、逆側を「後」とする。なお、前後方向は、清掃体1の幅方向に対して垂直な方向であり、巻取リール13や供給リール12の回転軸15に対して垂直な方向である。
清掃工具10は、光コネクタの清掃に用いられる工具である。清掃工具10は、ヘッド11と、供給リール12と、巻取リール13とを備えている。
ヘッド11は、清掃対象である光コネクタ(不図示)の接続端面(フェルール端面)に清掃体1を押し当てるための部材である。ヘッド11の端面は、光コネクタの接続端面に清掃体1を押し付けるための押圧面になっている。押圧面(ヘッド11の端面)には清掃体1が掛け回されており、未使用の清掃体1が押圧面の上流側から供給されるとともに、使用済みの清掃体1が押圧面の下流側へ送り出されることになる。
供給リール12は、清掃体1を供給するためのリール(円筒状の巻き枠)である。供給リール12には、予め未使用の清掃体1が巻かれている。供給リール12は、ハウジング21の回転軸15によって回転可能に支持されている。清掃体1がヘッド11の側から引っ張られると、清掃体1の張力によって供給リール12が回転して、供給リール12から清掃体1が供給されることになる。
巻取リール13は、清掃体1を巻き取るためのリールである。巻取リール13には、使用済みの清掃体1が巻き取られることになる。巻取リール13は、ハウジング21の回転軸15によって回転可能に支持されている。巻取リール13が回転すると、巻取リール13に清掃体1が巻き取られることになる。
供給リール12及び巻取リール13は、ハウジング21に収容されている。ハウジング21は、供給リール12及び巻取リール13を収容するための部材(カバー)である。ハウジング21には、供給リール12及び巻取リール13を回転可能に支持する回転軸15が設けられている。回転軸15は、清掃体1の幅方向と平行に配置されており、供給リール12及び巻取リール13は、清掃体1の幅方向に並んでハウジング21に収容されている。
ハウジング21には、案内部23が設けられている。案内部23は、搬送中の清掃体1の幅方向の移動を制限しつつ、清掃体1を前後方向に案内するための部位である。本実施形態では、案内部23は、供給リール12及び巻取リール13を収容する部位(収容部)よりも幅方向に狭く構成されている。これにより、案内部23は、ヘッド11の上流側における清掃体1の幅方向の位置と、ヘッド11の下流側における清掃体1の幅方向の位置とを揃えることができる。本実施形態では、供給リール12から清掃体1が供給される位置と、巻取リール13に清掃体1が巻き取られる位置とが、幅方向に異なる位置になっているが(供給リール12及び巻取リール13が共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されているため)、清掃工具10が案内部23を備えることによって、ヘッド11の押圧面に掛け回された清掃体1が幅方向にずれることを抑制できる。
本実施形態では、巻取リール13を回転させる機構として、操作ダイヤル31が設けられている。操作ダイヤル31は、巻取リール13と一体的に回転する円板状の部位である。操作ダイヤル31の一部は、ハウジング21から露出しており、作業者が指で操作可能である。
清掃工具10を用いて光コネクタを清掃するとき、作業者は、ハウジング21越しに清掃工具10を持ち、光コネクタにヘッド11の清掃体1を押し付けて、その状態で操作ダイヤル31を親指で回転させる。操作ダイヤル31が回転操作されると、巻取リール13が巻取方向に回転し、これにより、使用済みの清掃体1が巻取リール13に巻き取られるとともに、巻取長さに相当する長さの未使用の清掃体1が供給リール12から供給されることになる。
図1Bは、比較例の清掃工具10の一部断面図である。比較例では、巻取リール13の回転軸と、供給リール12の回転軸とが別々に設けられている。この結果、回転軸に垂直な面に占める清掃工具10の面積が大きくなっている。
これに対し、本実施形態では、供給リール12と巻取リール13は、共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。これにより、本実施形態の清掃工具10では、比較例と比べて、回転軸15に垂直な面に占める清掃工具10の面積を小さくでき(図1Aの上図参照)、清掃工具10の小型化を図ることができる。
===第2実施形態===
図2Aは、第2実施形態の清掃工具10の斜視図である。図2Bは、第2実施形態の清掃工具10の本体用ハウジング21Aを外した状態の斜視図である。
第2実施形態においても、清掃工具10は、ヘッド11と、供給リール12と、巻取リール13とを備えている。第2実施形態においても、ヘッド11の押圧面(ヘッド11の前側端面)には清掃体1が掛け回されており、未使用の清掃体1が押圧面の上流側から供給されるとともに、使用済みの清掃体1が押圧面の下流側へ送り出されることになる。供給リール12には、未使用の清掃体1が巻かれており、本体用ハウジング21Aの回転軸15によって回転可能に支持されている。巻取リール13は、本体用ハウジング21Aの回転軸15によって回転可能に支持されている。つまり、第2実施形態においても、供給リール12と巻取リール13は、共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。巻取リール13が回転すると、巻取リール13に清掃体1が巻き取られることになる。巻取リール13を回転させる機構については、後述する。
第2実施形態の清掃工具10は、工具本体41と、延出部43とを有する。
工具本体41は、供給リール12及び巻取リール13を収容した部材である。工具本体41は、供給リール12及び巻取リール13を有するとともに、本体用ハウジング21A(リール用ハウジング、リール用カバー)を有する。本体用ハウジング21Aは、供給リール12及び巻取リール13を収容する部材である。本体用ハウジング21Aは、供給リール12及び巻取リール13を回転可能に支持する回転軸15を有する。
延出部43は、工具本体41から前側に延び出た部材であり、ヘッド11を収容した部材である。延出部43は、工具本体41に対して前後方向に移動可能(伸縮可能)である。延出部43は、ヘッド11を有するとともに、ヘッド用ハウジング21Bを有する。
ヘッド用ハウジング21Bは、前側からヘッド11を露出させつつ、ヘッド11を収容する部材(ヘッド用カバー)である。ヘッド用ハウジング21Bは、筒状の部材である。筒状のヘッド用ハウジング21Bの前側開口からはヘッド11(及び清掃体1)が露出している。筒状のヘッド用ハウジング21Bの後側開口は工具本体41の内部に配置されており、筒状のヘッド用ハウジング21Bの後側開口から、未使用の清掃体1が供給リール12から供給されるとともに、使用済みの清掃体1が巻取リール13へ排出される。
ヘッド用ハウジング21Bには、案内部23が設けられている。案内部23は、搬送中の清掃体1の幅方向の移動を制限しつつ、清掃体1を前後方向に案内するための部位である。第2実施形態では、案内部23の上下面には前後方向に沿って溝部が形成されており(下面の溝部は不図示)、この溝部において清掃体1を搬送することによって、清掃体1の幅方向の移動範囲が制限されている。案内部23の上下面の溝部は、幅方向にほぼ同じ位置に形成されている。これにより、案内部23は、ヘッド11の上流側における清掃体1の幅方向の位置と、ヘッド11の下流側における清掃体1の幅方向の位置とを揃えることができる。第2実施形態においても、供給リール12及び巻取リール13が共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されているため、清掃体1が供給リール12から供給される位置と、巻取リール13に巻き取られる位置とが、幅方向に異なる位置になっているが、清掃工具10が案内部23を備えることによって、ヘッド11の押圧面に掛け回された清掃体1が幅方向にずれることを抑制できる。
なお、案内部23とヘッド11との間にはバネ(不図示)が配置されており、このバネによってヘッド11が前側に押圧されており、案内部23は、ヘッド11の前抜けを規制しつつ、後退可能にヘッド11を案内している。このため、案内部23はヘッド11を前後方向に案内する部材でもある(ヘッド11を前後方向に案内する部位は不図示)。
図3A及び図3Bは、第2実施形態の清掃時の動作説明図であるとともに、巻取機構の説明図である。図3Aは、プッシュ動作時の様子の説明図である。図3Bは、プル動作時の様子の説明図である。
清掃工具10を用いて光コネクタ(不図示)を清掃するとき、作業者は、本体用ハウジング21A越しに清掃工具10を持ち、光コネクタにヘッド11の清掃体1を押し付け、その状態で工具本体41を前側に向かって移動させる(プッシュ動作)。このとき、延出部43の後部が工具本体41の内側に入り込む。次に、作業者は、工具本体41を後側に移動させて、光コネクタからヘッド11を離す(プル動作)。このとき、工具本体41と延出部43との間に配置されたコイルバネ(不図示)によって、工具本体41の内側に入り込んでいた延出部43が元の位置に戻ることになる。清掃時に作業者が清掃工具10に行うプッシュ動作とプル動作とによって、工具本体41と延出部43とが前後方向に相対移動(直線移動)する。第2実施形態の清掃工具10は、この相対移動を利用して、巻取リール13を巻取方向に回転させ、これにより、使用済みの清掃体1が巻取リール13に巻き取られるとともに、巻取長さに相当する長さの未使用の清掃体1が供給リール12から供給される。
次に、第2実施形態における巻取リール13に清掃体1を巻き取る巻取機構について説明する。清掃工具10は、清掃体1を巻き取る巻取機構として、変換機構51と、クラッチ機構53とを有する。
変換機構51は、工具本体41と延出部43との相対的な直線運動を回転運動に変換する機構である。本実施形態では、変換機構51は、ラックアンドピニオン機構によって構成されており、ラック51Aと、ピニオン51Bとを有する。ラック51Aは、延出部43の側に設けられた直線歯車であり、工具本体41に対して前後方向に沿って直線的に往復運動する(図3A及び図3B参照)。ピニオン51Bは、工具本体41の側に設けられた円形歯車である。本実施形態では、ピニオン51Bは、伝動車17に設けられており、伝動車17は、供給リール12及び巻取リール13と共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。ピニオン51B(伝動車17)は、ラック51Aが前後方向に沿って往復運動すると、回転軸15を中心とする回転方向に沿って往復運動(揺動運動)する(図3A及び図3B)。
クラッチ機構53は、巻取リール13の回転方向を一方向(清掃体1の巻取方向)に制限する機構である。第2実施形態では、クラッチ機構53は、摩擦伝動機構531と、逆転防止機構532とによって構成されている。
摩擦伝動機構531は、摩擦力によって力を伝達する機構である。本実施形態では、摩擦伝動機構531は、伝動車17に設けられた摩擦板531Aと、巻取リール13に設けられた摩擦面531Bとを有する。
逆転防止機構532は、清掃体1の巻き取られる巻取方向とは逆方向に巻取リール13が回転することを防止するための機構である。本実施形態では、逆転防止機構532は、ラチェット機構によって構成されており、工具本体41の本体用ハウジング21Aに取り付けられた逆止爪532Bと、巻取リール13に設けられた爪車532A(ラチェット)とを有する。なお、本実施形態の逆転防止機構532は、内歯式のラチェット機構により構成されているが、逆転防止機構532は、巻取リール13の逆転を防止できる機構であれば、外歯式のラチェット機構でも良いし、ラチェット機構以外の機構でも良い。
本実施形態の清掃工具10は、巻取リール13に清掃体1を巻き取る巻取機構として、ラック51Aと、ピニオン51B及び摩擦板531Aを有する伝動車17と、摩擦面531B及び爪車532A(ラチェット)を有する巻取リール13とを有している。そして、本実施形態では、伝動車17(ピニオン51B)は、供給リール12及び巻取リール13と共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。供給リール12及び巻取リール13の回転軸15を共通にするとともに、伝動車17(ピニオン51B)の回転軸15も共通にすることによって、回転軸15に垂直な面に占める清掃工具10の面積を小さくでき、清掃工具10の小型化を図ることができる。
図3Aに示すように、清掃時のプッシュ動作では、延出部43のラック51Aがピニオン51Bに対して後側に移動し、伝動車17(ピニオン51B)が図3Aにおける反時計回りに回転する。このとき、巻取リール13は、逆転防止機構532によって反時計回りの回転が制限されており、摩擦伝動機構531の摩擦板531Aと摩擦面531Bとの間に滑りが生じ、伝動車17が空回りして巻取リール13は回転しない。
一方、図3Bに示すように、清掃時のプル動作では、延出部43のラック51Aがピニオン51Bに対して前側に移動し、伝動車17(ピニオン51B)が図3Bにおける時計回りに回転する。ラチェット機構は巻取リール13の時計回りの回転(巻取方向の回転)を許容しているため、伝動車17の回転力が巻取リール13に伝達されて、巻取リール13が巻取方向に回転する。これにより、使用済みの清掃体1が巻取リール13に巻き取られるとともに、巻取長さに相当する長さの未使用の清掃体1が供給リール12から供給されることになる。
上記の第2実施形態の清掃工具10においても、供給リール12と巻取リール13は、共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。これにより、第2実施形態の清掃工具10においても、回転軸15に垂直な面に占める清掃工具10の面積を小さくでき、清掃工具10の小型化を図ることができる。
===第3実施形態===
図4は、第3実施形態の清掃工具10の本体用ハウジング21Aのカバーを外した状態の斜視図である。
第3実施形態の清掃工具10は、プラグインユニットの奥に位置するコネクタ取付壁(ミドルプレーンあるいはバックプレーンボード)に取り付けられたバックプレーンコネクタの清掃に用いられる工具である。作業者は、清掃工具10の操作レバー32を持ち、清掃工具10を取り付けたボード33をプリントボード用の案内溝にスライドさせて、清掃工具10のヘッド11をバックプレーンコネクタに清掃体1を押し当てることになる。バックプレーンコネクタには複数(ここでは6個)の接続端面(フェルール端面)が配置されており、清掃工具10は、バックプレーンコネクタの複数の接続端面にそれぞれ対応する複数のヘッド11(ここでは6個のヘッド11:不図示)を備えており、それぞれのヘッド11ごとに清掃体1が供給・回収されている。
第3実施形態の清掃工具10は、6個のヘッド11と、6個のリールユニット61とを備えている。リールユニット61は、6個のヘッド11のそれぞれに対応させて設けられており、各ヘッド11に清掃体1を供給・回収するためのユニットである。各リールユニット61は、それぞれ、共通の回転軸15に沿って回転可能な供給リール12及び巻取リール13を備えている。本実施形態では、各リールユニット61の供給リール12と巻取リール13が、共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。これにより、各リールユニット61の巻取リール13の回転軸と供給リール12の回転軸とが別々に設けられている場合と比べて、回転軸15に垂直な面に占める清掃工具10の面積を小さくでき、清掃工具10の小型化を図ることができる。
図5は、リールユニット61の斜視図である。図6A及び図6Bは、リールユニット61の分解斜視図である。図6Aは、ピニオン51B側から見たリールユニット61の分解斜視図である。図6Bは、供給リール12側から見たリールユニット61の分解斜視図である。
第3実施形態においても、清掃工具10は、清掃体1を巻き取る巻取機構として、変換機構51と、クラッチ機構(一方向クラッチ54)とを有する。
第3実施形態においても、変換機構51は、ラックアンドピニオン機構によって構成されており、ラック51Aと、ピニオン51Bとを有する。ラック51Aは、操作レバー32に設けられた直線歯車であり、工具本体41に対して前後方向に沿って直線的に往復運動する。ピニオン51Bは、工具本体41の側に設けられた円形歯車である。第3実施形態においても、ピニオン51Bは、伝動車17に設けられており、供給リール12及び巻取リール13と共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されている。ピニオン51B(伝動車17)は、ラック51Aが前後方向に沿って往復運動すると、回転軸15を中心とする回転方向に沿って往復運動(揺動運動)する。
第3実施形態では、1つのラック51Aに対して、複数(ここでは6個)のピニオン51Bが配置されている。これにより、1つのラック51Aの直線運動から、複数(ここでは6個)のピニオン51Bの回転運動を生成できる。ここでは、1つのラック51Aに対して、複数(ここでは6個)のピニオン51Bが直列配置されている。
第3実施形態のクラッチ機構は、一方向クラッチ54と、逆転防止機構55とによって構成されている。
一方向クラッチ54は、一方向のみに回転力を伝達する機構である。本実施形態では、一方向クラッチ54は、内歯式のラチェット機構から構成されており、伝動車17に設けられたラチェット内歯54Aと、巻取リール13に設けられた爪部材54Bとを有する。ラチェット内歯54Aは、伝動車17の内側の円周に設けられたラチェットである。爪部材54Bは、爪部541Bとバネ部542Bとを有する。爪部541Bは、ラチェット内歯54Aに内接する爪状の部位(ラチェット爪)である。バネ部542Bは、爪部541Bの変位を許容しつつ、爪部541Bをラチェット内歯54Aに押圧して内接させる弾性部材である。
図7A及び図7Bは、一方向クラッチ54の動作説明図である。図7A及び図7Bでは、伝動車を透過させて内部の様子が示されており、内部構造は細線で描かれている。
図7Aに示すように、伝動車17が所定方向(図7Aの矢印方向)に回転するとき、伝動車17のラチェット内歯54Aと巻取リール13の爪部541Bとが噛み合うことによって、一方向クラッチ54は、ピニオン51Bの回転力を巻取リール13に伝達する。一方、図7Bに示すように、伝動車17が逆方向(図7Bの矢印方向)に回転するとき、伝動車17のラチェット内歯54Aに巻取リール13の爪部541Bが噛み合わずに、一方向クラッチ54が外れた状態になる。
ところで、図7Bに示すように、伝動車17のラチェット内歯54Aに巻取リール13の爪部541Bが噛み合っていない状態であっても(一方向クラッチ54が外れる状態であっても)、爪部541Bがラチェット内歯54Aの山を乗り越えるときに比較的弱い力が巻取リール13に伝達されてしまい、この結果、巻取リール13が逆回転するおそれがある。このため、第3実施形態では、このような巻取リール13の逆回転を防止するために、逆転防止機構55(図5参照)が設けられている。但し、一方向クラッチ54が外れたときに(図7B参照)、伝動車17の回転力が巻取リール13に伝達されずに巻取リール13が逆回転しないのであれば、逆転防止機構55は無くても良い。
第3実施形態においても、逆転防止機構55は、ラチェット機構によって構成されており、図5に示すように、本体用ハウジング21Aに取り付けられた逆止爪55Bと、巻取リール13に設けられた爪車55A(ラチェット)とを有する。第3実施形態の逆転防止機構55は、外歯式のラチェット機構によって構成されている。逆転防止機構55は、巻取リール13の逆転を防止できる機構であれば、内歯式のラチェット機構に限られるものではなく、外歯式のラチェット機構でも良い。
なお、供給リール12から清掃体1を供給する際に、供給リール12が回転し過ぎることによって、清掃体1がたるむおそれがある。このため、第3実施形態では、図5に示すように、供給リール12の過回転を防止するために、回転防止機構56が設けられている。回転防止機構56は、供給リール12の外輪に設けられた係合歯56Aと、本体用ハウジング21Aに取り付けられ係合歯56Aを係止する係止爪56Bとを有する。なお、回転防止機構56は、供給リール12の過回転を防止できる機構であればよく、この構成に限られるものではない。
上記の通り、第3実施形態の清掃工具10は、巻取リール13に清掃体1を巻き取る巻取機構として、ラック51Aと、ピニオン51B及びラチェット内歯54Aを有する伝動車17と、爪部材54B及び爪車55A(ラチェット)を有する巻取リール13とを有している。本実施形態においても、伝動車17(ピニオン51B)は、供給リール12及び巻取リール13と共通の回転軸15に回転可能に支持されている。
また、上記の通り、第3実施形態の清掃工具10は、複数(ここでは6個)の巻取リール13を備えており、1つのラック51Aに対して、複数(ここでは6個)のピニオン51Bが設けられており、それぞれのピニオン51Bに対して巻取リール13がそれぞれ設けられている。このような構成により、清掃時のラック51Aの直線運動を利用して、それぞれの巻取リール13を巻取方向に回転させて、使用済みの清掃体1を巻取リール13に巻き取ることができる。
図8は、ヘッド用ハウジング21Bの周辺の拡大図である。
ヘッド用ハウジング21Bには、6つのヘッド11(不図示)が収容されている。それぞれのヘッド11の押圧面には、各リールユニット61から供給・回収される清掃体1がそれぞれ掛け回されている。
ヘッド用ハウジング21Bには、案内部として、清掃体1の供給口又は回収口となる12個の開口23Aが設けられている。12個の開口23A(案内部)は、それぞれ清掃体1の幅方向の移動範囲を制限している。本実施形態では、12個の開口23Aは幅方向の位置が揃うように形成されており、これにより、開口23Aは、ヘッド11の上流側における清掃体1の幅方向の位置と、ヘッド11の下流側における清掃体1の幅方向の位置とを揃えることができる。本実施形態においても、供給リール12及び巻取リール13が共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されているため、清掃体1が供給リール12から供給される位置と、巻取リール13に巻き取られる位置とが、幅方向に異なる位置になっているが、清掃工具10が案内部(ヘッド用ハウジング21Bの12個の開口23A)を備えることによって、ヘッド11の押圧面に掛け回された清掃体1が幅方向にずれることを抑制できる。
図8(及び図4)に示すように、清掃体1の搬送経路には、従動ローラ70が配置されている。従動ローラ70は、清掃体1の搬送経路に設けられたローラであり、従動回転しながら清掃体1を誘導するローラである。従動ローラ70は、軸部71と、一対のフランジ部72とを有する。軸部71は、清掃体1と接触する部位である。フランジ部72は、軸部71の両端において軸部71から出っ張った縁部(突縁部)である。従動ローラ70がフランジ部72を備えることによって、清掃体1が軸部71から外れることを抑制することができる。
図8に示すように、供給リール12からヘッド11までの搬送経路(供給路)において清掃体1を搬送する従動ローラ70と、ヘッド11から巻取リール13までの搬送経路(回収路)において清掃体1を搬送する従動ローラ70とが、設けられている。本実施形態では、供給リール12及び巻取リール13が共通の回転軸15に沿って回転可能に配置されているため、清掃体1が供給リール12から供給される位置と、巻取リール13に巻き取られる位置は、幅方向に異なる位置になっている。この結果、供給路(供給リール12からヘッド11まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70と、回収路(ヘッド11から巻取リール13まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70は、幅方向に異なる位置に配置されており、清掃体1は、幅方向の位置を徐々に調整しながら搬送されることになる(図8参照)。このため、本実施形態では、清掃体1は、従動ローラ70に対して幅方向にずれやすい状況になる。
図9Aは、本実施形態の従動ローラ70の説明図である。図9Bは、比較例の従動ローラ70の説明図である。
本実施形態では、図9Aに示すように、従動ローラ70のフランジ部72の内面は、幅方向の外側ほど径が徐々に大きくなるようなテーパ面になっている。これにより、清掃体1が従動ローラ70に対して幅方向にずれたときに、清掃体1を幅方向の正常な位置に戻しつつ、清掃体1の縁が折れ曲がることを抑制することができる。なお、図9Bに示す比較例の従動ローラ70のように、フランジ部72の内面が軸部71に対して垂直になっていると、清掃体1が従動ローラ70に対して幅方向にずれたときに、清掃体1の縁が折れ曲がりやすくなってしまう(清掃体1が折り畳まれてしまう)。
第3実施形態では、供給路(供給リール12からヘッド11まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70と、回収路(ヘッド11から巻取リール13まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70は、清掃体1の幅方向に並んで配置されており、共通の回転軸に沿って回転可能に配置されている。これにより、本実施形態では、従動ローラ70の回転軸に垂直な面に占める清掃体1の搬送経路の面積を小さくでき、清掃工具10の小型化を図ることができる。
また、第3実施形態では、供給路(供給リール12からヘッド11まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70と、回収路(ヘッド11から巻取リール13まで清掃体1を搬送する搬送経路)の従動ローラ70は、清掃体1の幅方向に並んで配置されているため、従動ローラ70から従動ローラ70までの間の供給路及び回収路では、供給路の清掃体1と回収路の清掃体1とが幅方向に並んで搬送されることになる。これにより、従動ローラ70の回転軸に垂直な面に占める清掃体1の搬送経路の面積を小さくでき、清掃工具10の小型化を図ることができる。第3実施形態のように複数のリールユニット61と複数のヘッド11との間で清掃体1を搬送する場合には、供給路の清掃体1と回収路の清掃体1とを幅方向に並べて搬送させて、清掃体1の搬送経路の面積を小さくできることは、特に有利である。
<第3実施形態の変形例>
図10は、第3実施形態の変形例の清掃工具10の斜視図である。
変形例の清掃工具10の操作レバー32には、3本のラック51Aが分岐して設けられており、各ラック51Aに対して、2個のリールユニット61のそれぞれのピニオン51Bが配置されている。すなわち、変形例の清掃工具10では、6個のピニオン51Bが、直列配置ではなく、並列配置されている。このような変形例においても、清掃時のラック51Aの直線運動を利用して、それぞれの巻取リール13を巻取方向に回転させて、使用済みの清掃体1を巻取リール13に巻き取ることができる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 清掃体、10 清掃工具、
11 ヘッド、12 供給リール、13 巻取リール、
15 回転軸、17 伝動車、21 ハウジング、
21A 本体用ハウジング、21B ヘッド用ハウジング、
23 案内部、23A 開口、
31 操作ダイヤル、32 操作レバー、33 ボード、
41 工具本体、43 延出部、
51 変換機構(ラックアンドピニオン機構)、
51A ラック、51B ピニオン、
53 クラッチ機構、531 摩擦伝動機構、
531A 摩擦板、531B 摩擦面、
532 逆転防止機構(内歯式ラチェット機構)、
532A 爪車、532B 逆止爪、
54 一方向クラッチ(ラチェット機構)、
54A ラチェット内歯、54B 爪部材、
541B 爪部、542B バネ部、
55 逆転防止機構(外歯式ラチェット機構)、
55A 爪車、55B 逆止爪、
56 回転防止機構、56A 係合歯、56B 係止爪、
61 リールユニット、70 従動ローラ、
軸部、フランジ部

Claims (4)

  1. 光コネクタを清掃する清掃工具であって、
    前記光コネクタに清掃体を押し当てるヘッドと、
    前記ヘッドに前記清掃体を供給する供給リールと、
    前記ヘッドから回収した前記清掃体を巻き取る巻取リールと
    前記ヘッドの上流側における前記清掃体の幅方向の位置と、前記ヘッドの下流側における前記清掃体の幅方向の位置とを揃える案内部と
    を備え、
    前記供給リール及び前記巻取リールが共通の回転軸に沿って回転可能に配置され
    前記供給リールから前記案内部までの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラと、前記案内部から前記巻取リールまでの搬送経路において前記清掃体を搬送する従動ローラとが、共通の回転軸に沿って回転可能に配置され、
    前記従動ローラは、軸部と、前記軸部の両端において前記軸部から出っ張った一対のフランジ部とを有し、
    前記フランジ部の内面は、幅方向の外側ほど径が徐々に大きくなるようなテーパ面であることを特徴とする清掃工具。
  2. 請求項1に記載の清掃工具であって、
    前記清掃工具は、
    清掃時の直線運動を回転運動に変換する変換機構と、
    前記巻取リールの回転方向を一方向に制限することによって、前記変換機構によって変換された前記回転運動により前記巻取リールを巻取方向に回転させるクラッチ機構と
    を備えることを特徴とする清掃工具。
  3. 請求項に記載の清掃工具であって、
    前記変換機構は、前記直線運動を行うラックと、前記ラックの前記直線運動によって前記回転運動を行うピニオンとを有し、
    前記ピニオンは、前記供給リール及び前記巻取リールと共通の前記回転軸に沿って回転可能に配置されていることを特徴とする清掃工具。
  4. 請求項に記載の清掃工具であって、
    前記清掃工具は、複数の前記巻取リールを備え、
    前記ラックに対して、複数の前記ピニオンが設けられており、
    それぞれのピニオンに対して前記巻取リールがそれぞれ設けられていることを特徴とする清掃工具。
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