JP2017217135A - ロール式掃除用具 - Google Patents

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Takashi Katayama
崇 片山
内田 仁
Hitoshi Uchida
仁 内田
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Abstract

【課題】ロール交換を簡単に行える安価なロール式掃除用具を提供する。【解決手段】枠体1の一対の腕部2、3間に第1および第2の芯部材が取り外し可能に支持される。第1および第2の芯部材の一対の腕部間にのびる部分の外周にそれぞれ粘着テープロール8および巻取りロール9が着脱自在にかつ芯部材と一体に回転可能に嵌め込まれる。一対の腕部のそれぞれに第2の芯部材を常時第1の芯部材に向けて付勢する弾性部材が備えられる。粘着テープロールの粘着テープの一端が巻取りリールの外周面に係止されるとともに、巻取りロールが常時粘着テープロールに接触し、粘着テープロールの正逆回転に伴って粘着テープの巻取りロールへの巻き取りおよび巻取りロールからの繰り出しがなされる。【選択図】図1

Description

本発明は、一対の腕部と、腕部の一端同士を接続する接続部とからなるコ字状またはU字状の本体と、本体から一対の腕部と反対向きにのびる柄を備え、本体の腕部間に粘着テープロールおよび巻き取りロールをそれぞれ軸まわりに回転可能に支持し、粘着テープロールを繰り返し正逆回転させて粘着テープに塵埃を吸着させて掃除するとともに、使用済み粘着テープを巻き取りロールに巻き取るようにしたロール式掃除用具に関するものである。
この種のロール式掃除用具として、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載のロール式掃除用具は、横フレームと、横フレームの一端に接続して横フレームに直角にのびる第1縦フレームと、一端が横フレームの他端に旋回可能に連結された第2縦フレームと、横フレームの第1および第2縦フレームと反対側において横フレームに取り付けられた柄とを備えている。
そして、第1縦フレームの先端側に、第1支持軸の一端が固定され、第1支持軸の他端は第2縦フレームに着脱自在に固定される。第1支持軸には、第1ロール管が軸まわりに回転可能に取り付けられる。また、第1縦フレームの基端側に、第2支持軸の一端が固定されて第1支持軸に平行にのび、第2支持軸の他端は第2フレームに着脱自在に固定される。第2支持軸には、第2ロール管が軸まわりに回転可能に取り付けられる。
第1および第2ロール管の一端側にそれぞれ第1および第2歯車が同軸に固定され、第1縦フレームには第1および第2歯車を伝動連結する機構が設けられ、それによって、第1ロール管の回転に従動して第2ロール管が回転し得る。
また、第2ロール管には粘着テープロールが第2ロール管と一体に回転可能に装着され、粘着テープロールに巻装された粘着テープの一端が第1ロール管に係止される。
こうして、粘着テープロールから繰り出された一定長の粘着テープが第1ロール管に巻き取られた状態で、第1ロール管が掃除すべき床面上において一定の角度範囲内で正逆回転せしめられることによって、粘着テープに塵埃が吸着されるようになっている。
そして、第1ロール管の粘着テープの吸着力が一定程度まで低下すると、第1ロール管が上記一定の角度範囲を超えて、粘着テープロールから粘着テープを繰り出す向きに回転せしめられ、それによって、新たな粘着テープが第1ロール管に補給される。
粘着テープロールのテープが使い切られると、ロール交換がなされる。ロール交換は次のようになされる。すなわち、第2縦フレームが旋回せしめられて第1および第2支持軸の他端側が開放され、第1ロール管からこれに巻き取られた使用済みテープが取り外されるとともに、第2ロールから粘着テープロールが取り外され、次いで、新たな粘着テープロールが第2ロールに装着され、新たな粘着テープロールのテープ先端が第1ロール管に係止せしめられ、その後、第1および第2支持軸の他端側が第2縦フレームによって閉じられる。
しかしながら、このロール式掃除用具は、部品点数が多くて構成が複雑で、高価であり、さらには、ロール交換の際に掃除用具の本体部分にアクセスしなければならず、ロール交換が面倒であるという問題を有していた。
特開2009−28228号公報
したがって、本発明の課題は、ロール交換を簡単に行える安価なロール式掃除用具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、一対の腕部、および前記一対の腕部の一端同士を接続する接続部からなるコ字状またはU字状の枠体と、前記枠体の前記接続部から前記一対の腕部と反対向きにのびる柄と、前記枠体の前記一対の腕部のそれぞれの先端側において、前記一対の腕部間に取り外し可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第1の芯部材と、前記枠体の前記一対の腕部のそれぞれの基端側において、前記第1の芯部材に平行に配置され、前記一対の腕部間に取り外し可能にかつ前記第1の芯部材に対し近接および離間する向きに移動可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第2の芯部材と、前記第1の芯部材の前記一対の腕部間にのびる部分の外周に着脱自在にかつ前記第1の芯部材と一体に回転可能に嵌め込まれた粘着テープロールと、前記第2の芯部材の前記一対の腕部間にのびる部分の外周に着脱自在にかつ前記第2の芯部材と一体に回転可能に嵌め込まれた巻取りロールと、一対の腕部にそれぞれ設けられ、前記第2の芯部材を常時前記第1の芯部材に向けて付勢する弾性部材と、を備え、前記粘着テープロールに巻装された粘着テープの一端が前記巻取りリールの外周面に係止されるとともに、前記巻取りロールが常時前記粘着テープロールに接触し、前記粘着テープロールの正逆回転に伴って粘着テープの前記巻取りロールへの巻き取りおよび前記巻取りロールからの繰り出しがなされるものであることを特徴とするロール式掃除用具が提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記第1の芯部材は、断面が円形の胴部、および当該胴部の両端に当該胴部の軸に沿って突設された支持軸からなり、前記第1の芯部材の胴部に前記粘着テープロールが嵌め込まれ、前記第2の芯部材は、断面が円形の胴部、および当該胴部の両端に当該胴部の軸に沿って突設された支持軸からなり、前記第2の芯部材の胴部に前記巻取りロールが嵌め込まれ、前記一対の腕部は、それぞれ、互いに対向する内壁と、前記内壁の両側縁にそれぞれ直角に接続する前壁および後壁とからなり、断面がコ字状をなし、前記一対の腕部のそれぞれの前記先端側に、前記第1の芯部材の支持軸が嵌入される先端側ガイドスリットが形成され、前記先端側ガイドスリットは、前記内壁と前記後壁との接続縁から、前記第1の芯部材の支持軸の径に対応する幅で、前記内壁の短手方向および前記後壁の短手方向にそれぞれのびる第1および第2のスリット部分からなり、前記一対の腕部のそれぞれの前記基端側に、前記第2の芯部材の支持軸が嵌入される基端側ガイドスリットが形成され、前記基端側ガイドスリットは、前記内壁と前記後壁との接続縁から、第2の芯部材の支持軸の径に対応する幅で、前記内壁の短手方向側および前記後壁の短手方向にそれぞれのびる第3および第4のスリット部分と、前記第3のスリット部分の先端から前記内壁の長手方向に前記先端側ガイドスリットから遠ざかる向きにのびる第5のスリット部分とからなり、前記第1の芯部材の支持軸が、前記先端側ガイドスリットの前記第2のスリット部分から前記第1のスリット部分に沿って前記第1のスリット部分の突き当りまで嵌入される一方、前記第2の芯部材の支持軸が、前記基端側ガイドスリットの前記第4のスリット部分から前記第3のスリット部分に沿って前記第5のスリット部分内に嵌入されるようになっており、前記一対の腕部分のそれぞれに、ストッパーが前記腕部分の長手方向にスライド可能に取り付けられて、前記第1の芯部材の支持軸および前記第2の芯部材の支持軸がそれぞれ前記先端側ガイドスリットの前記第1のスリット部分の突き当りおよび前記基端側ガイドスリットの前記第5のスリット部分に位置した状態で、前記第1の芯部材の支持軸の前記第1のスリット部分に沿った移動を規制しかつ前記第2の芯部材の支持軸の前記第3のスリット部分への移動を規制する制止位置と、前記第1および第2の芯部材のそれぞれの支持軸の前記規制を解除する制止解除位置とをとり得るようになっており、前記一対の腕部分のそれぞれの前記基端側に前記弾性部材が設けられて、前記第2の芯部材の支持軸を前記5のスリット部分に沿って前記先端側ガイドスリット側に付勢するようになっている。
本発明のさらに別の好ましい実施例によれば、前記第1および第2の芯部材のそれぞれの前記胴部の中央部分の径が当該胴部の両端部分の部分の径よりも大きくなっている。
本発明によれば、第1および第2の芯部材を枠体の一対の腕の間に取り外し可能に支持し、第1および第2の芯部材にそれぞれ粘着テープロールおよび巻取りロールを着脱自在に装着したので、ロール交換をする場合には、粘着テープロールおよび巻取りロールをそれぞれ第1および第2の芯部材ごと枠体から取り外し、第1の芯部材から粘着テープロールを取り外した後、第1の芯部材に新たな粘着テープロールを装着する一方、第2の芯部材から巻取りロールを取り外した後、第2の芯部材に新たな(空の)巻取りロールを装着し、次いで、それぞれ新たな粘着テープロールおよび新たな巻取りロールを装着した第1および第2の芯部材を枠体に取り付ければよい。したがって、ロール交換が簡単かつ迅速に行える。
また、本発明によれば、粘着テープロールの回転力を巻取りロールに伝達するための機構が非常に簡単になり、ロール式掃除用具の部品点数が減少し、よって、製造コストが大幅に低減される。
本発明の1実施例によるロール式掃除用具の斜視図である。 図1のロール式掃除用具の分解斜視図である。 図1のロール式掃除用具の枠体のスライドカバーの拡大斜視図である。 図1のロール式掃除用具の枠体のスライドカバーの動きを説明する図であり、(A)はスライドカバーが開位置にある状態を示し、(B)はスライドカバーが閉位置にある状態を示している。 図1のロール式掃除用具の、スライドカバーが開位置にあるときの枠体の一方の腕部の長手方向の断面図である。 図1のロール式掃除用具の、スライドカバーが閉位置にあるときの枠体の一方の腕部の長手方向の断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の構成を好ましい実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の1実施例によるロール式掃除用具の斜視図である。
図1に示すように、本発明のロール式掃除用具は、一対の腕部2、3、および一対の腕部2、3の一端同士を接続する接続部4からなるコ字状またはU字状の枠体1と、枠体1の接続部4から一対の腕部2、3と反対向きにのびる柄5と、枠体1の一対の腕部2、3の先端側において、一対の腕部2、3間に取り外し可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第1の芯部材6と、一対の腕部2、3の基端側において、第1の芯部材6に平行に配置され、一対の腕部2、3間に取り外し可能にかつ第1の芯部材6に対し近接および離間する向きに移動可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第2の芯部材7とを備えている。
図2は、図1のロール式掃除用具の分解斜視図であり、図3は、図1のロール式掃除用具の枠体のスライドカバーの拡大斜視図である。また、図4は、図1のロール式掃除用具の枠体のスライドカバーの動きを説明する図であり、図5および図6は、図1のロール式掃除用具の枠体の一方の腕部の長手方向の断面図である。
図2を参照して、第1の芯部材6は、断面が円形の胴部6a、および胴部6aの両端に胴部6aの軸に沿って突設された支持軸6bからなり、第2の芯部材7は、断面が円形の胴部7a、および胴部7aの両端に胴部7aの軸に沿って突設された支持軸7bからなっている。
また、第1および第2の芯部材6、7のそれぞれの胴部6a、7aにはクラウン加工がなされていて、中央部分の径が両端部分の径よりも大きくなっている。
この場合、胴部6a、7aが、中央の一定長さの大径部分と、両端の一定長さの小径部分と、大径部分および小径部分を滑らかに接続する円錐面状部分と、からなっていもよいし、あるいは、胴部6a、7aの径が胴部6a、7aの中央から両端に向かうにつれて徐々に小さくなっていてもよい。
そして、第1の芯部材6の胴部6aの外周に、粘着テープロール8が、着脱自在にかつ第1の芯部材6と一体に回転可能に嵌め込まれ、第2の芯部材7の胴部7aの外周に、巻取りロール9が、着脱自在にかつ第2の芯部材7と一体に回転可能に嵌め込まれる。
この実施例では、一対の腕部2、3は、それぞれ、互いに対向する内壁2a、3aと、内壁2a、3aの両側縁にそれぞれ直角に接続する前壁2b、3bおよび後壁2c、3cとからなり、断面がコ字状をなしている
また、一対の腕部2、3のそれぞれの先端側に、第1の芯部材6の支持軸6bが嵌入される先端側ガイドスリット10が形成されている。
先端側ガイドスリット10は、内壁2a、3aと後壁2c、3cとの接続縁12から、第1の芯部材6の支持軸6bの径に対応する幅で、内壁2a、3aの短手方向および後壁2c、3cの短手方向にそれぞれのびる第1および第2のスリット部分10a、10bからなっている。
また、一対の腕部2、3のそれぞれの基端側に、第2の芯部材7の支持軸7bが嵌入される基端側ガイドスリット11が形成されている。
基端側ガイドスリット11は、内壁2a、3aと後壁2c、3cとの接続縁12から、第2の芯部材7の支持軸7bの径に対応する幅で、内壁2a、3aの短手方向および後壁2c、3cの短手方向にそれぞれのびる第3および第4のスリット部分11a、11bと、第3のスリット部分11aの先端から内壁2a、3aの長手方向に先端側ガイドスリット10から遠ざかる向きにのびる第5のスリット部分11cとからなっている。
そして、第1の芯部材6の支持軸6bが、先端側ガイドスリット10の第2のスリット部分10bから第1のスリット部分10aに沿って第1のスリット部分10aの突き当りまで嵌入される一方、第2の芯部材7の支持軸7bが、基端側ガイドスリット11の第4のスリット部分11bから第3のスリット部分11aに沿って第5のスリット部分11c内に嵌入されるようになっている。
また、一対の腕部2、3のそれぞれの内壁2a、3aの背面の、第5のスリット部分11cの先端および接続部4間の領域には、スプリング収容溝15が設けられて、第5のスリット部分11cに平行にのびている。
スプリング収容溝15には、スプリング16が嵌め込まれ、スプリング16の一端は接続部4に固定されている。スプリング16の他端には当接ピン17が固定されている。当接ピンは、第5のスリット部分11cに平行にのびるとともに、部分的に第5のスリット部分11cに重なっている。
一対の腕部2、3のそれぞれには、スライドカバー(ストッパー)13が、腕部2、3の長手方向にスライド可能に取り付けられている。
スライドカバー(ストッパー)13は、腕部2、3の内壁2a、3aに対応する形状の底壁13aと、それぞれ腕部2、3の前壁2b、3bおよび後壁2c、3cに対応する形状を有し、底壁13aの両側縁に立設されて底壁13aに直角にのびる一対の第1の側壁13b、13cと、底壁13aの一端縁に立設されて一対の第1の側壁13b、13c間にのびる第2の側壁13dとからなっている。
また、枠体1の一対の腕部2、3のそれぞれの前壁2b、3bに、平行な一対のリブ14aが設けられて腕部2、3の長手方向にのびている。
一方、図示はしないが、スライドカバー(ストッパー)13の一方の第1の側壁13cの内側面に、リブが設けられて第1の側壁13cの長手方向にのびている。
さらに、一対の腕部2、3のそれぞれの前壁2b、3bに、係止隆起部14bが設けられる一方、スライドカバー(ストッパー)13の第1の側壁13cの内側面には、係止隆起部14bに対応する当接部(図示しない)が設けられている。
そして、スライドカバー(ストッパー)13は、底壁13aの内側面が枠体1の腕部2、3の内壁2a、3aに対向し、かつ第1の側壁13cの内側面の上記リブが腕部2、3の一対のリブ14a間に挿入され、かつ第1の側壁13cの内側面の上記当接部が腕部2、3の係止隆起部14bよりも基端側に位置した状態で、一対の第1の側壁13b、13cが腕部2、3の前壁2b、3bおよび後壁2c、3cの外側に嵌合することによって、腕部2、3に取り付けられる。
こうして、スライドカバー(ストッパー)13は、他端(第2の側壁13dと反対側の端)が枠体1の接続部3に当接する閉位置(規制位置)(図4B、図6参照)と、当該他端が接続部3から離間するとともに、上記当接部が腕部2、3の係止隆起部14bに当接する開位置(規制解除位置)(図4A、図5参照)との間でスライドし得る。
なお、図示はしないが、スライドカバー(ストッパー)13および腕部2、3間に、スライドカバー(ストッパー)13を閉位置(規制位置)において腕部2、3に一時的に係止可能な機構が設けられる。
図3〜図6に示すように、スライドカバー(ストッパー)13の他方の第1の側壁13b(腕部2、3の後壁2c、3cに対向する側壁)には、スライドカバー(ストッパー)13が開位置(規制解除位置)にあるとき、それぞれ腕部2、3の先端側ガイドスリット10の第2のスリット部分10bおよび腕部2、3の基端側ガイドスリット11の第4のスリット部分11bに整合する第1および第2の開口13e、13fが形成されている。
さらに、スライドカバー(ストッパー)13の底壁13aの内側面の、第1の側壁13bの第1および第2の開口13e、13fからそれぞれ長手方向に第2の側壁13d側にずれた位置に、平板状の第1および第2の閉鎖部13g、13hが設けられている。第1および第2の閉鎖部13g、13hは、それぞれ、底壁13aに垂直にかつ底壁13aの長手方向にのびている。
そして、図6に示すように、先端側ガイドスリット10および基端側ガイドスリット11にそれぞれ第1の芯部材6の支持軸6bおよび第2の芯部材7の支持軸7bが嵌入された状態で、スライドカバー(ストッパー)13が閉位置(規制位置)をとるとき、第1の芯部材6の支持軸6bは、第1の閉鎖部13gによって、第1のスリット部分の突き当りの位置から外向きに移動できなくなり、第2の芯部材7の支持軸7bは、第2の閉鎖部13hによって、第1のスリット部分11aから第3のスリット部分11cへ移動できなくなる。
加えて、この閉位置(規制位置)において、スプリング16が、当接ピン17を介して、第2の芯部材7の支持軸7bを常時第1の芯部材6の支持軸6bに向けて押し付ける。それによって、第2の芯部材7に装着された巻取りロールは第1の芯部材6に装着された粘着テープロールに常時圧接する。
次に、本発明のロール式掃除用具の使用法を説明する。
まず、スライドカバー(ストッパー)13を開位置(規制解除位置)までスライドさせ、胴部6aに粘着テープロール8を装着した第1の芯部材6の支持軸6bを先端側ガイドスリット10内に嵌入する。この場合、支持軸6bを、第2のスリット部分10bから挿入し、第1のスリット部分10aに沿って第1のスリット部分10aの突き当りに位置させる。
次いで、胴部7aに巻取りロール9を装着した第2の芯部材7の支持軸7bを基端側ガイドスリット11内に嵌入する。この場合、支持軸7bを、第4のスリット部分11bから挿入し、第3のスリット部分11aに沿って第5のスリット部分11c内に位置させる。この状態で、支持軸7bが当接ピン17(スプリング16)によって支持軸6b側に押し付けられ、巻取りロール9が粘着テープロール8に接触する(図5参照)。
そして、粘着テープロール8の粘着テープの先端を巻取りロール9の外周に係止し、スライドカバー(ストッパー)13を閉位置(規制位置)まで移動させる(図6参照)。それによって、枠体1へのロールの装着が完了する。
そして、柄5を手で持って、粘着テープロール8を床面上において正逆回転させることで、粘着テープに塵埃を吸着する。この間に、粘着テープロールの正逆回転に伴って粘着テープの巻取りロールへの巻き取りおよび前記巻取りロールからの繰り出しがなされるが、この実施例では、第1および第2の芯部材6、7のそれぞれの胴部6a、7aをクラウン加工しているので、粘着テープの蛇行が防止される。
粘着テープの粘着力が一定程度まで低下したときは、粘着テープを巻取りロール9に巻き取る向きに粘着テープロール8を連続回転させることによって、新たな粘着テープを粘着テープロール8から繰り出し、同時に、古い粘着テープを巻取りロール9に巻き取る。
粘着テープを使い切ってロール交換をする場合には、スライドカバー(ストッパー)13を開位置(規制解除位置)まで移動させた後、粘着テープロール8および巻取りロール9をそれぞれ第1および第2の芯部材6、7ごと枠体1から取り外し、第1の芯部材6から粘着テープロール8を取り外して、第1の芯部材6に新たな粘着テープロール8を装着する一方、第2の芯部材7から巻取りロール9を取り外して、第2の芯部材7に新たな(空の)巻取りロール9を装着し、その後、それぞれ新たな粘着テープロール8および新たな巻取りロール9を装着した第1および第2の芯部材6、7を枠体1に取り付ける。
こうして、本発明のロール式掃除用具においては、ロール交換が簡単かつ迅速に行える。また、粘着テープロール8の回転力を巻取りロール9に伝達するための機構が非常に簡単になって、ロール式掃除用具の部品点数が減少し、それによって、製造コストが大幅に低減される。
1 枠体
2、3 腕部
2a、3a内壁
2b、3b 前壁
2c、3c 後壁
4 接続部
5 柄
6 第1の芯部材
6a 胴部
6b 支持軸
7 第2の芯部材
7a 胴部
7b 支持軸
8 粘着テープロール
9 巻取りロール
10 先端側ガイドスリット
10a 第1のスリット部分
10b 第2のスリット部分
11 基端側ガイドスリット
11a 第3のスリット部分
11b 第4のスリット部分
11c 第5のスリット部分
12 接続縁
13 スライドカバー(ストッパー)
13a 底壁
13b、13c 第1の側壁
13d 第2の側壁
13e 第1の開口
13f 第2の開口
13g 第1の閉鎖部
13h 第2の閉鎖部
14a リブ
14b 係止隆起部
15 スプリング収容溝
16 スプリング
17 当接ピン

Claims (3)

  1. 一対の腕部、および前記一対の腕部の一端同士を接続する接続部からなるコ字状またはU字状の枠体と、
    前記枠体の前記接続部から前記一対の腕部と反対向きにのびる柄と、
    前記枠体の前記一対の腕部のそれぞれの先端側において、前記一対の腕部間に取り外し可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第1の芯部材と、
    前記枠体の前記一対の腕部のそれぞれの基端側において、前記第1の芯部材に平行に配置され、前記一対の腕部間に取り外し可能にかつ前記第1の芯部材に対し近接および離間する向きに移動可能にかつ軸まわりに回転可能に支持された、断面が円形の第2の芯部材と、
    前記第1の芯部材の前記一対の腕部間にのびる部分の外周に着脱自在にかつ前記第1の芯部材と一体に回転可能に嵌め込まれた粘着テープロールと、
    前記第2の芯部材の前記一対の腕部間にのびる部分の外周に着脱自在にかつ前記第2の芯部材と一体に回転可能に嵌め込まれた巻取りロールと、
    一対の腕部にそれぞれ設けられ、前記第2の芯部材を常時前記第1の芯部材に向けて付勢する弾性部材と、を備え、
    前記粘着テープロールに巻装された粘着テープの一端が前記巻取りリールの外周面に係止されるとともに、前記巻取りロールが常時前記粘着テープロールに接触し、前記粘着テープロールの正逆回転に伴って粘着テープの前記巻取りロールへの巻き取りおよび前記巻取りロールからの繰り出しがなされるものであることを特徴とするロール式掃除用具。
  2. 前記第1の芯部材は、断面が円形の胴部、および当該胴部の両端に当該胴部の軸に沿って突設された支持軸からなり、前記第1の芯部材の胴部に前記粘着テープロールが嵌め込まれ、
    前記第2の芯部材は、断面が円形の胴部、および当該胴部の両端に当該胴部の軸に沿って突設された支持軸からなり、前記第2の芯部材の胴部に前記巻取りロールが嵌め込まれ、
    前記一対の腕部は、それぞれ、互いに対向する内壁と、前記内壁の両側縁にそれぞれ直角に接続する前壁および後壁とからなり、断面がコ字状をなし、
    前記一対の腕部のそれぞれの前記先端側に、前記第1の芯部材の支持軸が嵌入される先端側ガイドスリットが形成され、前記先端側ガイドスリットは、前記内壁と前記後壁との接続縁から、前記第1の芯部材の支持軸の径に対応する幅で、前記内壁の短手方向および前記後壁の短手方向にそれぞれのびる第1および第2のスリット部分からなり、
    前記一対の腕部のそれぞれの前記基端側に、前記第2の芯部材の支持軸が嵌入される基端側ガイドスリットが形成され、前記基端側ガイドスリットは、前記内壁と前記後壁との接続縁から、第2の芯部材の支持軸の径に対応する幅で、前記内壁の短手方向側および前記後壁の短手方向にそれぞれのびる第3および第4のスリット部分と、前記第3のスリット部分の先端から前記内壁の長手方向に前記先端側ガイドスリットから遠ざかる向きにのびる第5のスリット部分とからなり、
    前記第1の芯部材の支持軸が、前記先端側ガイドスリットの前記第2のスリット部分から前記第1のスリット部分に沿って前記第1のスリット部分の突き当りまで嵌入される一方、前記第2の芯部材の支持軸が、前記基端側ガイドスリットの前記第4のスリット部分から前記第3のスリット部分に沿って前記第5のスリット部分内に嵌入されるようになっており、
    前記一対の腕部分のそれぞれに、ストッパーが前記腕部分の長手方向にスライド可能に取り付けられて、前記第1の芯部材の支持軸および前記第2の芯部材の支持軸がそれぞれ前記先端側ガイドスリットの前記第1のスリット部分の突き当りおよび前記基端側ガイドスリットの前記第5のスリット部分に位置した状態で、前記第1の芯部材の支持軸の前記第1のスリット部分に沿った移動を規制しかつ前記第2の芯部材の支持軸の前記第3のスリット部分への移動を規制する制止位置と、前記第1および第2の芯部材のそれぞれの支持軸の前記規制を解除する制止解除位置とをとり得るようになっており、
    前記一対の腕部分のそれぞれの前記基端側に前記弾性部材が設けられて、前記第2の芯部材の支持軸を前記5のスリット部分に沿って前記先端側ガイドスリット側に付勢するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のロール式掃除用具。
  3. 前記第1および第2の芯部材のそれぞれの前記胴部の中央部分の径が当該胴部の両端部分の径よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロール式掃除用具。
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