JP2010186041A - 光コネクタ接続装置 - Google Patents

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Kunihiko Terada
邦彦 寺田
Yoshinori Iwashita
芳則 岩下
Noriyuki Kawanishi
紀行 川西
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Abstract

【課題】光コネクタの清掃作業が容易であり、かつ光コネクタを確実に清浄化できる光コネクタ接続装置の提供。
【解決手段】第2の光コネクタ20を保持するコネクタ保持部2と、第1の光コネクタ10の接続端面を清掃可能な第1の清掃機構3と、第2の光コネクタ20の接続端面を清掃可能な第2の清掃機構4と、コネクタ保持部2および清掃機構3、4を支持する支持体5と、第2の光コネクタ20が第1の光コネクタ10に対し変位するようにコネクタ保持部2を移動させるとともに、これに連動して第1の清掃機構3を移動させる移動機構6と、を備えた光コネクタ接続装置1。移動機構6は、コネクタ保持部2の移動によって第2の光コネクタ20を第2の清掃機構4により清掃可能な位置に配置するとともに、第1の清掃機構3を、第1の光コネクタ10を清掃可能な位置に配置可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光コネクタ接続装置に関し、特に光コネクタの接続端面を清掃可能な清掃機構を備えた光コネクタ接続装置に関する。
各種測定のため試験光を導入するなどの目的で、光コネクタどうしを突き合わせ接続させる光コネクタ接続装置が用いられている。
光コネクタの接続端面の汚れや異物は伝送損失などの原因になるため、光コネクタを接続するにあたっては、各光コネクタの接続端面を、光コネクタ清掃工具を用いて順次清掃することが行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−33549号公報 特開2005−181971号公報
しかしながら、従来技術では、各光コネクタの接続端面を順次清掃する作業に手間がかかるという問題があった。
また、一方の光コネクタに清掃を施した後、他方の光コネクタの清掃を行う間に、作業終了後の光コネクタ端面に異物や汚れが付着するおそれがあった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、光コネクタの清掃作業が容易であり、かつ光コネクタを確実に清浄化できる光コネクタ接続装置の提供を目的とする。
本発明の請求項1にかかる光コネクタ接続装置は、第1の光コネクタと第2の光コネクタとを接続する装置であって、前記第2の光コネクタを保持するコネクタ保持部と、前記第1の光コネクタの接続端面を清掃可能な第1の清掃機構と、前記第2の光コネクタの接続端面を清掃可能な第2の清掃機構と、前記コネクタ保持部、第1および第2の清掃機構を支持する支持体と、前記第2の光コネクタが第1の光コネクタに対し変位するように前記コネクタ保持部を移動させるとともに、これに連動して前記第1の清掃機構を移動させる移動機構と、を備え、前記移動機構は、前記コネクタ保持部の移動によって第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に配置するとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に配置可能である光コネクタ接続装置である。
本発明の請求項2にかかる光コネクタ接続装置は、請求項1において、前記移動機構が、前記支持体に形成されたガイド部に沿って前記コネクタ保持部を移動させる操作部であり、前記ガイド部が、前記第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に導くとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に導くことができるように形成されている光コネクタ接続装置である。
本発明の請求項3にかかる光コネクタ接続装置は、請求項2において、前記ガイド部が、前記コネクタ保持部に形成された案内凸部が嵌合するスリット状に形成され、前記操作部が、前記支持体に対するスライド移動により前記案内凸部を前記ガイド部に沿って移動可能に形成されている光コネクタ接続装置である。
本発明の請求項4にかかる光コネクタ接続装置は、請求項3において、前記ガイド部は、前記第1の光コネクタの光軸方向に沿う第1部分と、前記光軸方向に対し傾斜する第2部分と、前記光軸方向に平行な第3部分とを有し、前記第2部分は、第2の光コネクタを前記光軸から離れる方向に移動させるとともに、前記第1の清掃機構を前記光軸に接近する方向に移動させることができ、前記第3部分は、第2の光コネクタを前記第2の清掃機構に向かって移動させるとともに、前記第1の清掃機構を前記第1の光コネクタに向かって移動させることができるよう形成されている光コネクタ接続装置である。
本発明の請求項5にかかる光コネクタ接続装置は、請求項1〜4のうちいずれか1項において、前記支持体が、前記コネクタ保持部、第1および第2の清掃機構を収容可能なケース状に形成されている光コネクタ接続装置である。
本発明の請求項6にかかる光コネクタ接続装置は、請求項1において、前記移動機構が、前記コネクタ保持部および第1の清掃機構を支持する操作部であり、前記操作部が、前記支持体に対し回転移動することによって、前記第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に導くとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に導くことができるように形成されている光コネクタ接続装置である。
本発明によれば、移動機構によって、第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に配置するとともに、第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に配置可能であるので、一度の操作で第1および第2の光コネクタの接続端面を清掃でき、作業が容易である。
また、2つの光コネクタをひとつずつ清掃する場合には、一方の光コネクタの清掃作業の間に、清掃済みの他方の光コネクタに汚れの付着等が起きる可能性があるが、本発明ではこのような汚れの付着を回避できることから、各光コネクタを確実に清浄化できる。
本発明にかかる光コネクタ接続装置の第1の例の内部構造を示す正断面図である。 光コネクタ接続装置の正面図である。 光コネクタ接続装置の要部の断面図である。 光コネクタ接続装置の動作を示す説明図である。 光コネクタ接続装置の動作を示す説明図である。 光コネクタ接続装置の動作を示す説明図である。 清掃機構を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 清掃機構を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 清掃機構の要部を示す側面図である。 清掃機構の要部を示す正面図である。 清掃機構の要部を示す平面図である。 清掃機構の要部を示す平面図である。 清掃機構の要部を示す斜視図である。 清掃機構の要部を示す図であり、(a)はギアの平面図、(b)は正断面図である。 光コネクタ接続装置の他の例を示す断面図である。 本発明にかかる光コネクタ接続装置の第2の例を示す正断面図である。 光コネクタ接続装置の動作を示す説明図である。
以下、図1〜図3を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる光コネクタ接続装置の第1の例である光コネクタ接続装置1の内部構造を示す正断面図である。図2は、光コネクタ接続装置1の正面図である。図3は、光コネクタ接続装置1の要部の断面図である。
図1に示すように、光コネクタ接続装置1は、光コネクタアダプタ50を介して第1の光コネクタ10と第2の光コネクタ20とを接続する装置であって、第2の光コネクタ20を保持するコネクタ保持部2と、第1の清掃機構3と、第2の清掃機構4と、これらを支持する支持体5と、コネクタ保持部2を移動させる移動機構6とを備えている。
図3に示すように、コネクタ保持部2は、第2の光コネクタ20を内部に保持する筒状の本体部11と、本体部11の側面に形成された案内凸部12とを有する。
本体部11には、後述する清掃機構支持部15の側板16が挿入される溝部13が形成されており、コネクタ保持部2は、側板16が溝部13に挿入された状態で側板16に沿って移動可能とされている。すなわち、図1に示すように、清掃機構支持部15に対して、側板16に沿って左右に移動可能である。
コネクタ保持部2は、溝部13内に形成された凹部13aに側板16の先端の先端凸部16aが嵌合することによって清掃機構支持部15から脱落しないようになっている。
図7(a)および図7(b)に示すように、第2の清掃機構4は、支持体21と、本体部22と、本体部22を前方に付勢する付勢手段23とを有する。
図11に示すように、支持体21は、基板30と、基板30内面に形成された挿入凸部31と、基板30に形成された鋸歯状のギア受け部32とを備えている。
支持体21は、支持体5に係止または固定され、後述の本体部22の移動の際に移動しないことが好ましい。
図7(a)および図7(b)に示すように、本体部22は、ヘッド部材24と、ヘッド部材24を収容するガイド筒部25と、清掃体26の供給および巻き取りを行う送り機構27と、ヘッド部材24を回転させる回転機構28と、これらを収容するケース体29を備えている。
図9に示すように、回転機構28は、軸回りに回転可能な円筒状の回転筒部34を備えている。回転筒部34の先端には、ヘッド部材24を装着できる。
回転筒部34の外面には、支持体21の挿入凸部31が挿入されるカム溝35が形成されている。図示例では、カム溝35は螺旋状に形成されている。
図9および図10に示すように、ヘッド部材24は、先端面24bにおいて清掃体26を第2の光コネクタ20の接続端面に押し当てることができるように形成されている。ヘッド部材24の先端面には、清掃体26をガイドするガイド溝24aが形成されていることが好ましい。ヘッド部材24の長さ方向中間部にはフランジ部36が形成されている。
図9における符号37は、回転筒部34とフランジ部36との間に設けられてヘッド部材24を先端方向に付勢する付勢手段(例えばコイルスプリング)である。
図10、図12、図13に示すように、ヘッド部材24には、供給リール40から引き出された清掃体26が巻き回されている。清掃体26は、供給リール40からヘッド部材24の先端面を経由して巻取リール41に達している。
清掃体26は、特に限定されるものではなく、公知の適当な不織布や織布を糸状、テープ状等に加工したものを採用することができ、例えば、ポリエステルやナイロンなどの繊維で構成されたものを例示できる。
図12〜図14に示すように、送り機構27は、清掃体26を巻装した供給リール40と、使用後の清掃体26を巻き取って回収する巻取リール41と、これらが回転可能に装着される支持部42と、巻取リール41に装着されるギア43とを備えている。
ギア43は、円板状の基板44を有し、基板44の一方面に歯車部45が形成され、他方の面に巻取リール41の係止凸部41aに係止する係止突起44aが形成されている。
歯車部45は、歯部45aが、支持体21のギア受け部32の受け歯部32aに噛み合うように形成されている。
ギア43は、係止突起44aが巻取リール41の係止凸部41aに係止するため、ギア43の回転に従って巻取リール41も回転する。係止突起44aは、ギア33が巻き取り方向とは逆の方向に回転する場合には、係止凸部41aには係止しないように形成されている。
図1に示すように、第1の清掃機構3は、清掃機構支持部15内に設けられている。
清掃機構支持部15は、矩形状の底板17とその周縁に立設された側板16とを有し、側板16にはコネクタ保持部2が係止している。このため、図1において、コネクタ保持部2が上下方向に移動する際には、これに連動して第1の清掃機構3も同方向に移動する。
第1の清掃機構3は、第2の清掃機構4と同じ構成とすることができる。
支持体5は、底板51と、その側縁に立設された側板52とを有する概略ケース状に形成されている。支持体5は、コネクタ保持部2と、第1の清掃機構3と、第2の清掃機構4とを収容可能に構成すると、異物等の侵入を防ぎ、光コネクタ10、20の接続端面を清浄に保つことができるため好ましい。
図1に示す状態においては、底板51の一側部領域51a(図1における上部)に清掃機構支持部15および第1の清掃機構3が配置され、他側部領域51b(図1における下部)に第2の清掃機構4が配置され、これらの中間の領域51cにコネクタ保持部2が配置されている。
図1および図2に示すように、底板51には、コネクタ保持部2をガイドするスリット状のガイド部55が形成されている。
図3に示すように、ガイド部55は、コネクタ保持部2の案内凸部12が嵌合するように形成されている。なお、ガイド部55は溝状に形成することもできる。
図1および図2に示すように、ガイド部55は、第1の光コネクタ10の光軸10a方向(図1および図2における左右方向)に沿って延出する第1部分56と、光軸10a方向に対し傾斜して延出する第2部分57と、光軸10a方向とほぼ平行な第3部分58とを有する。
第1部分56は、光軸10aに沿って形成されているため、第2の光コネクタ20が第1の光コネクタ10に対し接近および離間する方向にコネクタ保持部2を移動させることができる。
第2部分57は、第1部分56の延出端部56a(後端部)から第1部分56に対し傾斜して延出している。第1部分56に対する第2部分57の傾斜角度θ(図1参照)は、90度未満が好ましい。
第2部分57の延出方向は、図1および図2における斜め下方であるため、この延出方向に沿ってコネクタ保持部2を移動させると、第2の光コネクタ20を光軸10aから離間させるとともに、第1の清掃機構3を光軸10aに接近させることができる。
第3部分58は、第2部分57の延出端部57aから、図1および図2における左方に延出して形成されている。
第3部分58は、第2の光コネクタ20を第2の清掃機構4に向かって移動させるとともに、第1の清掃機構3を第1の光コネクタ10に向かって移動させることができるよう形成されている。
移動機構6は、基板部61と、その周縁に立設された側板部62とを有する操作部60である。操作部60は、支持体5の少なくとも一部を収容可能に形成することができる。
図2および図3に示すように、支持体5の底板51の外面51a側に、底板51に沿って設けられた基板部61には、コネクタ保持部2の案内凸部12が嵌合可能なスリット状の押圧部63が形成されている。
押圧部63は、第2の光コネクタ20の光軸10a方向に対し交差する方向に形成された主部64と、主部64の端部から主部64に垂直に形成された延出部65とを有する。図示例では、主部64は光軸10a方向に対し垂直とされ、押圧部63はL字状になっている。押圧部63は、案内凸部12が押圧部63の長さ方向に移動可能となるように形成することができる。
操作部60は、支持体5に対しスライド移動可能とするのが好ましい。図示例では、支持体5の側板52に沿って、図1および図2における左右方向に移動可能とされている。
操作部60は、左右方向のスライド移動によって、押圧部63は案内凸部12を図1および図2における左右方向に押圧し、これによりコネクタ保持部2をガイド部55に沿って移動させることができる。
次に、光コネクタ接続装置1の動作について説明する。
図1および図2に示す状態では、第2の光コネクタ20は第1の光コネクタ10に突き合わせ接続されている。この状態では、第1の光コネクタ10の光軸10aと光コネクタ20の光軸20aとは一致している。
図4(a)に示すように、操作部60を右方向にスライド移動させると、押圧部63の主部64の内縁が案内凸部12を右方向に押圧し、コネクタ保持部2をガイド部55の第1部分56に沿って移動させる。この際、コネクタ保持部2は、清掃機構支持部15の側板16に沿って移動する(図1参照)。これによって、第2の光コネクタ20は第1の光コネクタ10から離間する。
図4(b)および図4(c)に示すように、案内凸部12が延出端部56aに達した後に、さらに操作部60を右方向に移動させると、案内凸部12は第2部分57に沿って移動する。第2部分57は光軸10a方向に対し傾斜しているため、コネクタ保持部2は光軸10aから離間する方向に移動する。この際、案内凸部12は主部64に沿って移動する。
図5に示すように、第1の清掃機構3はコネクタ保持部2と連動して、光軸10aに近づく方向に移動する。
案内凸部12が第2部分57の延出端部57aに到達した状態で(図4(c)参照)、第2の光コネクタ20の光軸20a方向は第2の清掃機構4のヘッド部材24の軸方向に一致する。
また、第1の清掃機構3のヘッド部材24の軸方向は第1の光コネクタ10の光軸10a方向に一致する。
図4(d)、図4(e)、図6に示すように、操作部60を左方に移動させると、案内凸部12は延出部65の端縁によって左方に押圧され、コネクタ保持部2は左方に移動する。
これによって、第2の光コネクタ20は光軸20aに沿って第2の清掃機構4に接近し、第2の清掃機構4により清掃可能な位置に達する。
この際、コネクタ保持部2の移動に伴って、第1の清掃機構3は第1の光コネクタ10に接近し、第1の光コネクタ10を清掃可能な位置に達する(図6参照)。
図7(a)および図7(b)に示すように、第2の光コネクタ20の接続端面20bは、ガイド筒部25内のヘッド部材24の先端面24bに突き合わせられた状態となる。この状態で、清掃体26は第2の光コネクタ20の接続端面20bに当接する。
図8(a)および図8(b)に示すように、操作部60をさらに左方に移動させると、第2の光コネクタ20に押されて第2の清掃機構4の本体部22は左方に移動する一方、支持体5に係止した支持体21は移動しない。
図7(b)および図9に示すように、回転筒部34は挿入凸部31がカム溝35に挿入された状態で移動することから、カム溝35に沿って周方向に回転する。回転筒部34の回転によってヘッド部材24は軸回りに回転し、清掃体26は接続端面20bに当接した状態のままヘッド部材24の軸回りに回転し、接続端面20bが拭き取り清掃される。
図13および図14に示すように、本体部22が支持体21に対し移動するため、ギア受け部32によって、ギア43の歯車部45に回転方向の力が与えられる。ギア43の回転によって、巻取リール41も回転するため、清掃体26が巻き取られる。
これに伴って、清掃体26が供給リール40から引き出され、ヘッド部材24の先端面24bを通って送り移動される。清掃体26の送り移動によって、接続端面20bに付着している異物や汚れが確実に拭き取られる。
図4(d)、図4(e)、図6に示す操作部60の左方移動によって第2の清掃機構4が第2の光コネクタ20の接続端面20bを清掃するのと同時に、第1の清掃機構3も左方移動するため、同様にして第1の清掃機構3のヘッド部材24の清掃体26が第1の光コネクタ10の接続端面を拭き取り清掃する。
光コネクタ10、20の清掃作業後は、操作部60を前記とは逆の方向に移動させてコネクタ保持部2を第3部分58、第2部分57、第1部分56を経て図1に示す位置に戻すことによって、再び第2の光コネクタ20を第1の光コネクタ10に突き合わせ接続させることができる。これによって、各種測定のため光コネクタ10または光コネクタ20に試験光を導入することができるようになる。
光コネクタ接続装置1は、操作部60によりコネクタ保持部2を移動させることによって、第2の光コネクタ20を第2の清掃機構4により清掃可能な位置に配置するとともに、第1の清掃機構3を、第1の光コネクタ10を清掃可能な位置に配置可能である。
このため、一度の操作で光コネクタ10、20の接続端面を清掃でき、作業が容易である。
また、2つの光コネクタをひとつずつ清掃する場合には、一方の光コネクタの清掃作業の間に、清掃済みの他方の光コネクタに汚れの付着等が起きる可能性があるが、光コネクタ接続装置1ではこのような汚れの付着を回避できることから、光コネクタ10、20を確実に清浄化できる。
図15は、光コネクタ接続装置1の変形例を示すもので、この例では、支持体5の側板52と清掃機構支持部15との間にコイルスプリングなどの付勢手段70が設けられている。付勢手段70は、清掃機構支持部15をこの図における上方に付勢するものである。
付勢手段70を設けることによって、清掃作業後、コネクタ保持部2を第3部分58から第2部分57を経て第1部分56に導くのが容易になる。
次に、本発明にかかる光コネクタ接続装置の第2の例について説明する。
図16に示すように、光コネクタ接続装置81は、第2の光コネクタ20を保持するコネクタ保持部82と、第1の清掃機構3と、第2の清掃機構4と、これらを支持する支持体85と、コネクタ保持部82を移動させる移動機構86とを備えている。
コネクタ保持部82は、図1〜図3に示すコネクタ保持部2と同様の構成を採用してもよいし、汎用のクランプ手段を利用してもよい。
移動機構86は、コネクタ保持部82および第1の清掃機構3を支持するものであり、例えばコネクタ保持部82および第1の清掃機構3を収容可能なケース状の操作部87である。
操作部87は、コネクタ保持部82と第1の清掃機構3との間に設けられた回転軸88を中心として回動可能とされ、かつ光コネクタ20を光コネクタ10に対し接近および離間する方向(図16における左右方向)に移動可能である。回転軸88の方向は、光コネクタ10、20の光軸10a、20aに平行とすることができる。
図16に示す状態では、操作部87は右方移動位置にあり、第2の光コネクタ20は、第1の光コネクタ10に対向する位置にあるが第1の光コネクタ10から離間している。第1の清掃機構3は、第2の清掃機構4に対向する位置にある。
図17に示すように、操作部87を、回転軸88を中心として180度回転させることで、第2の光コネクタ20を第2の清掃機構4に対向する位置に配置するとともに、第1の清掃機構3を第1の光コネクタ10に対向する位置に配置することができる。
操作部87を左方移動させることによって、上述の過程によって、第2の清掃機構4が第2の光コネクタ20を清掃するとともに、第1の清掃機構3が第1の光コネクタ10を清掃する。
清掃作業後は、操作部87を右方移動させて清掃機構3、4と光コネクタ10、20とを離間させ、回転軸88を中心として180度回転させることによって、再び光コネクタ10、20を突き合わせ接続させることができる。
第2の例の光コネクタ接続装置81においても、第1の例の光コネクタ接続装置1と同様に、一度の操作で光コネクタ10、20の接続端面を清掃できるため、作業が容易である。また、光コネクタ10、20を確実に清浄化できる。
1、81・・・光コネクタ接続装置、2、82・・・コネクタ保持部、3・・・第1の清掃機構、4・・・第2の清掃機構、5、85・・・支持体、6、86・・・移動機構、10・・・第1の光コネクタ、10a・・・第1の光コネクタの接続端面、12・・・案内凸部、20・・・第2の光コネクタ、20a・・・第2の光コネクタの接続端面、55・・・ガイド部、56・・・第1部分、57・・・第2部分、58・・・第3部分、60、87・・・操作部。

Claims (6)

  1. 第1の光コネクタ(10)と第2の光コネクタ(20)とを接続する装置であって、
    前記第2の光コネクタを保持するコネクタ保持部(2、82)と、
    前記第1の光コネクタの接続端面を清掃可能な第1の清掃機構(3)と、
    前記第2の光コネクタの接続端面を清掃可能な第2の清掃機構(4)と、
    前記コネクタ保持部、第1および第2の清掃機構を支持する支持体(5、85)と、
    前記第2の光コネクタが第1の光コネクタに対し変位するように前記コネクタ保持部を移動させるとともに、これに連動して前記第1の清掃機構を移動させる移動機構(6、86)と、を備え、
    前記移動機構は、前記コネクタ保持部の移動によって第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に配置するとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に配置可能であることを特徴とする光コネクタ接続装置(1、81)。
  2. 前記移動機構は、前記支持体(5)に形成されたガイド部(55)に沿って前記コネクタ保持部(2)を移動させる操作部(60)であり、
    前記ガイド部は、前記第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に導くとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に導くことができるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ接続装置(1)。
  3. 前記ガイド部は、前記コネクタ保持部に形成された案内凸部(12)が嵌合するスリット状に形成され、
    前記操作部は、前記支持体に対するスライド移動により前記案内凸部を前記ガイド部に沿って移動可能に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ接続装置。
  4. 前記ガイド部は、前記第1の光コネクタの光軸(10a)方向に沿う第1部分(56)と、前記光軸方向に対し傾斜する第2部分(57)と、前記光軸方向に平行な第3部分(58)とを有し、
    前記第2部分は、第2の光コネクタを前記光軸から離れる方向に移動させるとともに、前記第1の清掃機構を前記光軸に接近する方向に移動させることができ、
    前記第3部分は、第2の光コネクタを前記第2の清掃機構に向かって移動させるとともに、前記第1の清掃機構を前記第1の光コネクタに向かって移動させることができるよう形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ接続装置。
  5. 前記支持体は、前記コネクタ保持部、第1および第2の清掃機構を収容可能なケース状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の光コネクタ接続装置。
  6. 前記移動機構は、前記コネクタ保持部(82)および第1の清掃機構を支持する操作部(87)であり、
    前記操作部は、前記支持体(85)に対し回転移動することによって、前記第2の光コネクタを第2の清掃機構により清掃可能な位置に導くとともに、前記第1の清掃機構を、第1の光コネクタを清掃可能な位置に導くことができるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ接続装置(81)。
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