JP2008003302A - 光コネクタ清掃工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部15を有するケース10と、開口部15に挿通するヘッド部材20とを備えた光コネクタ清掃工具1。ヘッド部材20は、開口部15を通してケース10から突出する突出部21を有する。突出部21は、フェルール60の接合端面62に向かい合う先端面23aを有するヘッド体23と、基部24とを備えている。基部24には、清掃テープ2が脱落するのを防ぐ脱落防止部28が形成され、脱落防止部28によって、清掃テープ2がヘッド体23に保持される。
【選択図】図1
Description
コネクタハウジングに光コネクタを挿入して突き合わせ接続する際、光コネクタの接合端面にゴミや埃、油分などの汚れが付着していると、着脱時の損傷や、伝送損失の増大などの原因になるため、突き合わせ接続に先立って、接合端面を清掃する必要がある。
この清掃工具は、前記ケースの突出部分を光コネクタアダプタ(光アダプタ)内の空間(コネクタ収容穴)に挿入することにより、前記清掃テープを光コネクタプラグのフェルールの接合端面に当接させ、清掃テープの前進送り移動により前記光コネクタプラグの接合端面を拭き取り清掃することができる(例えば特許文献1〜3参照)。
また、光コネクタアダプタに挿入可能な突出部分を有するケースを作製することが必要になるため、製造コストが高くなることが多く、製造コストの点で改善が要望されていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型化が可能であり、しかも製造コスト低減が可能な光コネクタ清掃工具を提供することを目的とする。
本発明の請求項2にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項1において、前記脱落防止部が、厚さ方向に間隔をおいて配置された一対の側壁部であり、前記側壁部間の空間に、前記清掃テープが通るようにされていることを特徴とする。
本発明の請求項3にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項2において、前記一対の側壁部には、一方から他方にかけて、前記清掃テープの外面側に位置するテープ脱落防止リブが形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項3において、前記第テープ脱落防止リブは、複数形成され、これらのうち少なくとも1つが、前記ケースから前記ヘッド体に向けて移動する清掃テープの外面側に形成された上流側テープ脱落防止リブであり、これ以外のテープ脱落防止リブのうち少なくとも1つが、前記ヘッド体から前記ケースに向けて移動する清掃テープの外面側に形成された下流側テープ脱落防止リブであり、前記上流側テープ脱落防止リブと、前記下流側テープ脱落防止リブは、前記突出部の突出方向に位置をずらせて形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項5にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項2において、前記突出部は、前記フェルール同士を接続可能な光コネクタのアダプタ内に挿入されて、前記フェルールの接合端面を拭き取り清掃可能とされ、前記側壁部には、前記アダプタ内面に当接して位置決めされる位置決め部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項6にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項5において、前記位置決め部が、前記アダプタの内面に応じた形状とされていることを特徴とする。
本発明の請求項7にかかる光コネクタ清掃工具は、フェルール同士をアダプタ内に収納して接続する光コネクタの前記フェルールの接合端面を、清掃テープの運動により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、開口部を有するケースと、前記開口部に挿通するヘッド部材とを備え、前記ヘッド部材が、前記開口部を通して前記ケースから突出し、前記清掃テープが巻きかけられて前記アダプタに挿入可能な突出部を有し、前記突出部は、前記アダプタ内面に当接して位置決めされる位置決め部を有することを特徴とする。
本発明の請求項7にかかる光コネクタ清掃工具は、請求項7において、前記突出部が、前記接合端面に向かい合う先端面を有するヘッド体と、前記ヘッド体の前記先端面とは反対側に連結された基部とを備え、前記基部が、厚さ方向に間隔をおいて配置された一対の側壁部を備え、前記側壁部間の空間に、前記清掃テープが通るようにされ、前記位置決め部は、前記側壁部に形成されていることを特徴とする。
本発明の光コネクタ清掃工具は、基部に形成された脱落防止部によって清掃テープがヘッド体に保持されるので、ヘッド体に清掃テープを保持するための構造が不要となり、ヘッド体の高さ寸法を小さくでき、突出部の小型化(薄型化)を図ることができる。また、ヘッド体に清掃テープを保持するための構造が不要となるため、先端面の面積を十分に大きくでき、確実な清掃が可能となる。
本発明の光コネクタ清掃工具では、ヘッド部材の突出部がアダプタに挿入されるようになっているので、ケースの一部がアダプタ内に挿入されるものに比べ、挿入される部分の構造を簡略にすることができる。したがって、小型のコネクタ収容穴を有する光コネクタのアダプタに適用することが可能となる。
また、本発明の光コネクタ清掃工具では、前記突出部が、アダプタ内面に当接して位置決めする位置決め部を有するので、アダプタ内での突出部の位置ずれが起こらず、接合端面の清掃を確実に行うことができる。
図1は、本発明の一形態例である光コネクタ清掃工具を用いて光コネクタのアダプタ内のフェルールを清掃する様子を説明する図面であり、図2〜図10は、本形態例の光コネクタ清掃工具を説明する図面である。図11は、本形態例の光コネクタ清掃工具が適用可能な光コネクタフェルールの一例であるMT形光コネクタフェルールを示す斜視図であり、図12および図13は、本形態例の光コネクタ清掃工具が適用可能なアダプタの一例であるMT形アダプタを示す断面図である。
図示例のフェルール60は、JIS C 5981等に規定されるMT形光コネクタフェルールであり、周知のとおり、フェルール60の接合端面62の中央部付近には、複数の光ファイバ穴63、63、…が一列に配列されて形成されている。
フェルール60は、光ファイバ61同士の接続のため、光ファイバ61の先端部に取り付けられるものである。具体的には、光ファイバ61は光ファイバテープ心線であり、その先端部の樹脂被覆を除去してなる裸光ファイバを、フェルール60の光ファイバ穴63に挿通することにより、フェルール60が簡易な光コネクタプラグとして機能する。
なお、光ファイバ61としては、当該光コネクタフェルールを取り付けて接続することができるものであれば特に限定はなく、例えば単心または多心の光ファイバ心線、この光ファイバ心線をチューブに収納した光ファイバコードなどが採用可能である。
図12および図13に示すように、一方のフェルール60のガイドピン65の先端が他方のフェルール60のガイドピン穴64に差し込まれることにより、周知のガイドピン嵌合方式の位置決め機構が機能し、各フェルール60の光ファイバ穴63内に挿入された光ファイバ61の先端面同士を高精度に位置決めして光接続することができる。
なお、本発明でいうアダプタ71とは、両側のフェルール60、60を位置決めして接続固定する中継器具を総称する。従って、アダプタ71に接続される両側のフェルール60は、互いに同形状のものに限定されることはない。形状が異なるフェルールを接続可能であっても、アダプタと称する。
図2及び図4に示すように、ケース10は、テープ送り機構3を収納した本体部13と、この本体部13から先細り状に突出した突出筒部14とを有する。開口部15は、突出筒部14の突出先端に形成されている。
供給リール30、巻取リール31、操作ダイヤル34は、例えば、ポリスチレン(PS)やポリオキシメチレン(POM、ポリアセタール)などのプラスチックから金型により成形することによって製造することができる。
操作ダイヤル34の一部がケース10の側面に開口した窓11aから露出されているので、光コネクタ清掃工具1を片手で持ったときでも、光コネクタ清掃工具1を持った側の手の指で操作ダイヤル34を容易に操作することができる。さらに、操作ダイヤル34の回転方向を示す回転方向指示マーク12aをケース10の側面に形成することにより、作業者が操作ダイヤル34の回転方向を容易に理解することができる。
ホルダ部材40は、断面矩形の筒状に形成され、突出筒部14の先端部を囲むように形成されている。
ホルダ部材40の側壁42、42の先端面には、先端方向に突出する係合凸部42aが形成されている。係合凸部42aは、アダプタ71に形成された係合凹部(図示略)に嵌合可能に形成することができる。
ホルダ部材40の先端側の開口部41には、ヘッド部材20が挿通する。
ホルダ部材40は、例えば、ポリオキシメチレン(POM、ポリアセタール)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)などのプラスチックの成形によって容易に製造可能である。
突出部21は、接合端面62に向かい合う先端面23aを有するヘッド体23と、ヘッド体23の先端面23aとは反対側(図10(c)における右側)に連結された基部24とを備えており、清掃テープ2が巻きかけられるようになっている。
ヘッド体23は、後面23cに形成された凹所23dに接続された傾動用バネ27を介して基部24の先端側に連結されている。
傾動用バネ27は、図示例では略波形に形成され、ヘッド体23を上下方向に傾動可能に支持する。
側壁部28は、略矩形板状の位置決め部53と、その先端から先端方向に延出する略矩形板状の延出部54とを有する。
連結部29は、延出部54の先端部に形成されており、その前面には前記傾動用バネ27が接続されている。
図示例では、位置決め部53はアダプタ71の内面に応じた形状とされている。
具体的には、位置決め部53は、アダプタ71のコネクタ収容穴73の高さ寸法にほぼ等しい高さとされ、コネクタ収容穴73に挿入されたときにコネクタ収容穴73の上面および下面に当接して上下方向のがたつきが起こらないようになっている。さらに、位置決め部53の幅方向の寸法(一方の位置決め部53の外面と他方の位置決め部53の外面との距離)は、コネクタ収容穴73の幅にほぼ等しくされ、コネクタ収容穴73に挿入されたときにコネクタ収容穴73の内側面に当接して幅方向のがたつきが起こらないようになっている。
図7および図9に示すように、第1のテープ脱落防止リブ51(上流側テープ脱落防止リブ)は、清掃テープ2の上流部2bの脱落を防ぐためもので、延出部54の下部に形成されている。第1のテープ脱落防止リブ51は、清掃テープ2の上流部2bの外面側(図7における下面側)に位置しており、上流部2bがヘッド部材20から外れるのを防ぐようになっている。
なお、上部および下部とは、それぞれ図10(c)における上部および下部をいう。
基部24は、側壁部28、28と、その上部および下部に形成されたテープ脱落防止リブ51、52とを有する枠体であり、その内側の空間Sに清掃テープ2が通るようになっている。清掃テープ2は、側壁部28、28間の空間Sに配置されることによって、突出部21からの脱落が防止され、これによって、ヘッド体23に保持される。
テープ脱落防止リブ51、52は、突出部21の突出方向に位置をずらせて形成されているので、清掃テープ2が通過するための十分な空間Sを確保できる。よって、突出部21の構造を簡単にして、小型化(薄型化)を図り、小型のコネクタ収容穴を有する光コネクタのアダプタに適用することが可能となる。
また、ヘッド部材20は樹脂製であるため、十分な強度を得るにはテープ脱落防止リブ51、52にはある程度の厚さが必要であるが、テープ脱落防止リブ51、52は、突出方向に位置をずらせて形成されているため、側壁部28の空間Sが広く確保され、上流部2bと下流部2cとの干渉が起こりにくくなる。
さらに、テープ脱落防止リブ51、52が、突出部21の突出方向に位置をずらせて形成されているので、先端側の第1のテープ脱落防止リブ51をヘッド体23の近くに配置することができ、ヘッド体23からの清掃テープ2の脱落を防止することができる。
係止部59は、前記突出方向に対しほぼ垂直に配置され、ケース10の突出筒部14の内面に形成された取付凹部14dに装着されている。
図1に示すように、光コネクタ清掃工具1の突出部21を、アダプタ71のコネクタ収容穴73に挿入し、側壁部28の位置決め部53の少なくとも一部をコネクタ収容穴73内に位置させる。
上述のように、側壁部28の位置決め部53はコネクタ収容穴73に応じた形状となっているため、位置決め部53はコネクタ収容穴73の上下面および内側面に当接して位置決めされる。
ヘッド体23の先端面23aは、フェルール60の接合端面62に向かい合い、先端面23aに位置する清掃テープ2の部分(以下、当接部2aという)が接合端面62に当接する。
図1に示すように、清掃テープ2は、側壁部28、28間の空間Sを通ってヘッド体23の先端面23aに至り、再び空間Sを経て巻取リール31に巻き取られる。
具体的には、清掃テープ2の上流部2bは、ケース10の突出筒部14の開口部15から出て、空間S内を突出部21の先端に向けて移動し、第1のテープ脱落防止リブ51の内面側(上面側)を通り、ヘッド体23の下面から先端面23aに達する。清掃テープ2は、先端面23aを通過し、ヘッド体23の上面を経て、空間S内をケース10に向けて移動し、第2のテープ脱落防止リブ52の内面側(下面側)を通って突出筒部14内に入り、巻取リール31に巻き取られる。
この際、清掃テープ2は、側壁部28、28間の空間Sを通るためヘッド部材20から脱落することがなく、ヘッド体23から外れることがない。このように、清掃テープ2は、側壁部28、28によってヘッド体23に保持される。
拭き取られた汚れは、清掃テープ2に付着して巻取リール31に巻き取られる方向に移動するため、使用後の清掃テープ(下流部)2c表面の汚れが接合端面62に戻ることはない。
清掃後、光コネクタ清掃工具1は、挿入したときと反対の方向(離脱方向)に引くことにより、容易に引き抜くことができる。
このため、アダプタの複数のタイプに応じた複数種類の光コネクタ清掃工具を製造するにあたっては、ヘッド部材のみをアダプタのタイプに合わせて作製すればよい。このため、共通のケースを使用することができ、製造コストの点で有利である。
光コネクタ清掃工具1は、基部24に形成された側壁部28によって清掃テープ2がヘッド体23に保持されるので、ヘッド体23に清掃テープ2を保持するための構造が不要となり、ヘッド体23の高さ寸法を小さくでき、突出部21の小型化(薄型化)を図ることができる。また、ヘッド体23に清掃テープ2を保持するための構造が不要となるため、先端面23aの面積を十分に大きくでき、確実な清掃が可能となる。
また、光コネクタ清掃工具1では、ヘッド部材20の突出部21がアダプタ71に挿入されるようになっているので、ケースの一部がアダプタ内に挿入されるものに比べ、挿入される部分の構造を簡略にすることができる。したがって、小型のコネクタ収容穴を有する光コネクタのアダプタに適用することが可能となる。
また、光コネクタ清掃工具1では、突出部21が、アダプタ71内面に当接して位置決めする位置決め部53を有するので、アダプタ71内での突出部21の位置ずれが起こらず、接合端面62の清掃を確実に行うことができる。
さらには、側壁部28、28巻の空間Sに清掃テープ2が通るようにされているので、突出部21の構造を簡単にして、小型のコネクタ収容穴を有する光コネクタのアダプタに適用することが可能となる。
本形態例では、本発明の光コネクタ清掃工具を、MT形光コネクタフェルールおよびMT形アダプタに適用した場合を例示したが、本発明は、これに限らず、JIS C 5982等に規定されたMPO形光コネクタプラグおよびMPO形アダプタにも適用できる。
また、本発明の光コネクタ清掃工具は、SC形光コネクタ(JIS C 5973等に規定のもの等)、またはFC形光コネクタ(JIS C 5970に規定のもの等)などの清掃にも適用できる。この場合には、ヘッド部材の突出部を、光コネクタフェルール位置決め用の位置決めスリーブに挿入できるように構成するのが好ましい。
また、上述の例では、アダプタ71内のフェルール60の接合端面62を清掃する場合を示したが、本発明の光コネクタ清掃工具は、アダプタに収納されていないフェルールの接合端面を清掃することもできる。この場合には、何らかの位置決め手段(例えばフェルールが挿入可能な位置決めスリーブ)により、光コネクタ清掃工具をフェルールに対し位置決めするのが好ましい。
また、図1に示す例では、テープ脱落防止リブが2つ形成されているが、第2のテープ脱落防止リブ52を形成せず、第1のテープ脱落防止リブ51のみを形成してもよい。この場合には、清掃テープ2の上流部2bは、ケース10の開口部15から出て、空間S内を突出部21の先端に向けて移動し、第1のテープ脱落防止リブ51の内面側(上面側)を通り、ヘッド体23の先端面23aを経て、空間S内をケース10に向けて移動し、巻取リール31に巻き取られる。
Claims (8)
- フェルール(60)の接合端面(62)を、清掃テープ(2)の運動により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、
開口部(15)を有するケース(10)と、前記開口部に挿通するヘッド部材(20)とを備え、
前記ヘッド部材が、前記開口部を通して前記ケースから突出する突出部(21)を有し、
前記突出部が、前記接合端面に向かい合う先端面(23a)を有するヘッド体(23)と、前記ヘッド体の前記先端面とは反対側に連結された基部(24)とを備え、
前記基部には、前記清掃テープが脱落するのを防ぐ脱落防止部(28)が形成され、前記脱落防止部によって、前記清掃テープが前記ヘッド体に保持されることを特徴とする光コネクタ清掃工具(1)。 - 前記脱落防止部は、厚さ方向に間隔をおいて配置された一対の側壁部であり、前記側壁部間の空間(S)には、前記清掃テープが通るようにされていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ清掃工具。
- 前記一対の側壁部には、一方から他方にかけて、前記清掃テープの外面側に位置するテープ脱落防止リブ(51、52)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ清掃工具。
- 前記第テープ脱落防止リブは、複数形成され、これらのうち少なくとも1つが、前記ケースから前記ヘッド体に向けて移動する清掃テープの外面側に形成された上流側テープ脱落防止リブ(51)であり、
これ以外のテープ脱落防止リブのうち少なくとも1つ(52)が、前記ヘッド体から前記ケースに向けて移動する清掃テープの外面側に形成された下流側テープ脱落防止リブ(52)であり、
前記上流側テープ脱落防止リブと、前記下流側テープ脱落防止リブは、前記突出部の突出方向に位置をずらせて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ清掃工具。 - 前記突出部は、前記フェルール同士を接続可能な光コネクタ(70)のアダプタ(71)内に挿入されて、前記フェルールの接合端面を拭き取り清掃可能とされ、
前記側壁部には、前記アダプタ内面に当接して位置決めされる位置決め部(53)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ清掃工具。 - 前記位置決め部は、前記アダプタの内面に応じた形状とされていることを特徴とする請求項5に記載の光コネクタ清掃工具。
- フェルール(60)同士をアダプタ(71)内に収納して接続する光コネクタ(70)の前記フェルールの接合端面(62)を、清掃テープ(2)の運動により拭き取り清掃する光コネクタ清掃工具であって、
開口部(15)を有するケース(10)と、前記開口部に挿通するヘッド部材(20)とを備え、
前記ヘッド部材が、前記開口部を通して前記ケースから突出し、前記清掃テープが巻きかけられて前記アダプタに挿入可能な突出部(21)を有し、
前記突出部は、前記アダプタ内面に当接して位置決めされる位置決め部(53)を有することを特徴とする光コネクタ清掃工具(1)。 - 前記突出部が、前記接合端面に向かい合う先端面(23a)を有するヘッド体(23)と、前記ヘッド体の前記先端面とは反対側に連結された基部(24)とを備え、
前記基部が、厚さ方向に間隔をおいて配置された一対の側壁部(28)を備え、前記側壁部間の空間(S)に、前記清掃テープが通るようにされ、
前記位置決め部は、前記側壁部に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の光コネクタ清掃工具。
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