JP3880378B2 - 除湿機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除湿機に関し、吸湿剤で室内の空気中の水分を吸着し、ヒータにより再生し、凝縮器で冷却し凝縮させた水分を回収することによって空気の除湿および乾燥を行う除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高湿状態の室内空気の除湿を行うために、一般に除湿機が多く使用されている。
従来の除湿機100は、例えば、図12に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気103と再生空気105を通気可能に形成された吸湿器101と、除湿空気103で再生空気105を冷却するための凝縮器107と、再生空気105を加熱する再生ヒータ106と、凝縮器107で凝縮した水を貯水する貯水タンク109と、除湿される空気を送る吸湿ファン102と、再生空気を送る再生ファン104と、室内の湿度を検知する湿度センサ110とを有して成り、前記湿度センサ110により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成されている。
【0003】
前記除湿機100内には、図12に示すように、空気入側100aに湿度センサ110が設けられるとともに凝縮器107が配設され、該凝縮器107の空気出側100bに吸湿器101が配設されている。さらに、前記吸湿器101の空気出側には吸湿ファン102が設けられている。
前記凝縮器107の下方には貯水タンク109が配設され、該凝縮器107で凝縮された水108を貯水するようにされている。
【0004】
ここで、従来の除湿機による除湿作用について図面を参照して説明する。
まず、吸湿器101は、図12に示すように、吸湿器駆動用モータ(図示せず)により矢印A方向に回転されている。また、湿度センサ110により室内の湿度が検知され、その湿度が設定値よりも高いと判断されたとき、吸湿乾燥径路では、吸湿ファン102が動作されて、室内の除湿空気103が除湿機100内部に導入される。
【0005】
除湿機100内部に導入された除湿空気103は、凝縮器107の外側通路107aを通って凝縮器107を冷却した後に吸湿器101に送られる。
前記吸湿器101に送られた除湿空気103は、該吸湿器101の吸湿部101aを通過する際に、空気中の水分が吸湿器101の吸湿剤(図示せず)により吸着され、除湿された乾燥空気103aとなって室内に放出される。
【0006】
一方、再生径路では、再生空気105は再生ファン104により再生ヒータ106に送られて加熱され、高温状態の空気105aとなって吸湿器101の再生部101bに送られる。
【0007】
前記高温状態の空気105aは、吸湿剤を加熱するとともに該吸湿剤に吸着されている水分を取出して、高温高湿状態の空気105bとなって凝縮器107の他方通路107bに導入される。凝縮器107に導入された高温高湿状態の空気105bは、凝縮器107内を通過する際に露点以下に冷却されて空気中の水分が凝縮されて水滴となって滴下し、低温状態の空気105cとなって再生ファン104により再び循環される。
滴下した凝縮水108は、貯水タンク109に一時的に貯水される。
【0008】
次に、従来の除湿機による自動除湿の動作について、図13のフローチャートを参照して説明する。
除湿機100は、自動除湿運転において、湿度センサ110により検知される室内の湿度と除湿機100の設定湿度との差により、除湿能力を「強」、「中」、「弱」、「切」などに切換えるようにされている。
【0009】
また、装置内の吸湿径路に設置される湿度センサ110が室内の湿度を正確に検知できるように、吸湿ファン102を動作させて湿度センサ110に除湿空気13を通気する(待機運転)ようになっている。
【0010】
前記除湿機100の動作は、図13に示すように、まず、S1で自動除湿運転が選択されると、S2で除湿運転にはいる。
そして、S3において湿度センサ110により室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知される。
【0011】
前記湿度センサ110により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合は、S2に戻り除湿運転が継続して行われる。
一方、湿度センサ110により室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場合は、S4に進み送風動作となり除湿運転動作は待機状態となる。
【0012】
この時、室内の湿度を設定湿度に維持するために、再生ヒータ106への通電が止まり、除湿(再生)動作を停止するようにされている。
そして、S3に戻り湿度センサ110による室内の湿度の検知動作が繰り返される。
【0013】
このようにして、従来の除湿機100では、室内の湿度を適正に保つために、湿度センサ110によって室内の湿度を検知し、除湿運転の能力を例えば「強」、「中」、「弱」、「切」などに切換えて自動除湿運転が行われている。
【0014】
また、除湿「切」運転(待機運転)において、待機中も湿度センサ110により室内の湿度を正確に検知させるために、吸湿ファン102を動作させて室内の除湿空気を除湿機100内に導入しての湿度センサ110に通気している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の除湿機は、運転待機中に吸湿ファン102を動作すると、吸湿器101へも通気されるため、吸湿器101が家庭内の生活臭(臭気成分)を吸着・濃縮していた。すなわち、再生ヒータ106には通電されないため吸湿器101は再生されずに臭気の吸着動作が続けられ、臭いは濃縮されていくという問題が生じていた。
【0016】
例えば、室内の湿度が高くなる頻度が少ない時期(秋から春など)や建物の構造などにより待機時間が長かった後に、自動的に除湿運転に切換わったときや再運転したときの除湿動作により、吸湿器の温度が上昇し、濃縮された臭気成分が再生され、吸湿器内を通気している除湿空気に放出されて室内に拡散するという問題が生じていた。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、臭気を拡散することが無い除湿機を提供することを目的とするものである。
【0018】
本発明は、除湿機に係り、吸湿剤を有して除湿空気と再生空気を通気可能に形成された吸湿器と、除湿空気で再生空気を冷却するための凝縮器と、再生空気を加熱するヒータと、凝縮器で凝縮した水を貯水する貯水タンクと、除湿空気を送る吸湿ファンと、再生空気を送る再生ファンと、室内の湿度を検知する湿度センサとを備え、前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも高いと判断されたときに、前記ヒータを通電し、前記吸湿ファンを動作させる除湿運転状態とする機能を備えて前記湿度センサにより検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転の制御を行う除湿機において、前記自動除湿運転の制御の機能として、前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも低いと判断されたとき、前記ヒータを非通電とし、前記吸湿ファンを動作させて送風運転を行う待機運転状態とする機能と、前記待機運転状態のときに、一定時間の間前記ヒータを通電して吸湿器の臭気クリーニング動作を行う機能とを備えたことを特徴とするものである。
【0029】
本発明によれば、以下のような作用が得られる。
すなわち、吸湿剤を有して除湿空気と再生空気を通気可能に形成された吸湿器と、除湿空気で再生空気を冷却するための凝縮器と、再生空気を加熱するヒータと、凝縮器で凝縮した水を貯水する貯水タンクと、除湿空気を送る吸湿ファンと、再生空気を送る再生ファンと、室内の湿度を検知する湿度センサとを備え、前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも高いと判断されたときに、前記ヒータを通電し、前記吸湿ファンを動作させる除湿運転状態とする機能を備えて前記湿度センサにより検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転の制御を行う除湿機において、前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも低いと判断されたときは、前記ヒータを非通電とし、前記吸湿ファンを動作させて送風運転を行う待機運転状態と成り、前記待機運転状態のときに、一定時間の間前記ヒータを通電して吸湿器の臭気クリーニング動作を行うことで室内の臭気の拡散を防止することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る除湿機の主要部の構成を示す構成図である。
第1の実施形態に係る除湿機1は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成されている。
【0041】
前記除湿機1は、図1に示すように、空気入側1aに湿度センサ21が設けられるとともに凝縮器17が配設され、該凝縮器17の空気出側1bに吸湿器11が配設されている。前記吸湿器11の空気出側1bには、20は乾燥空気13aの熱を再生空気15cに回収するための熱交換器20が配設されている。
前記熱交換機20の空気出側1bには吸湿ファン12が設けられている。
【0042】
また、前記凝縮器17と吸湿器11との間には、脱臭ヒータ23が配設されている。前記脱臭ヒータ23は、前記吸湿器11に送られる除湿空気13の一部をバイパスして加熱してから該吸湿器11に送るようにしたものである。
【0043】
前記凝縮器17の下方には貯水タンク19が配設され、該凝縮器17で凝縮された水18を貯水するようにされている。
【0044】
次に、除湿機1による除湿作用について、図1を参照して説明する。
まず、除湿機1が運転されると、吸湿器11は吸湿器駆動用モータ(図示せず)によって矢印B方向に回転する。吸湿乾燥径路では、吸湿ファン12が動作されて、除湿機1の空気入側1aより室内の除湿空気13が除湿機1内部に導入される。
【0045】
除湿機1内に導入された除湿空気13は、凝縮器17の外側通路17aを通って凝縮器17を冷却した後に吸湿器11に送られる。この時、除湿空気13の一部は、バイパスして脱臭ヒータ23に送られ、加熱されてから吸湿器11に送るようにされている。
【0046】
前記吸湿器11に送られた除湿空気13は、該吸湿器11の吸湿部11aを通過する際に空気中の水分を吸湿器11の吸湿剤(図示せず)により吸着され、除湿した乾燥空気13aを室内に放出される。
【0047】
一方、再生径路では、再生空気15は再生ファン14により再生ヒータ16に送られて加熱され、高温状態の空気15aとなって吸湿器11の再生部11bに送られる。
【0048】
前記高温状態の空気15aは、吸湿剤を加熱して該吸湿剤に吸着されている水分を取出し、高温高湿状態の空気15bとなって凝縮器17の他方通路17bに導入される。
前記凝縮器17に導入された高温高湿状態の空気15bは、凝縮器17内を通過する際に露点以下に冷却されて空気中の水分が凝縮されて水滴となって滴下し、低温状態の空気15cとなって再生ファン14により再び循環される。
滴下した凝縮水18は、貯水タンク19に一時的に貯水される。
【0049】
次に、除湿機1による脱臭動作について図1を参照して説明する。
まず、除湿機1が運転されると、図1に示すように、吸湿器11は矢印B方向に回転する。吸湿乾燥径路では、吸湿ファン12が動作されて、除湿機1の空気入側1aより室内空気13が除湿機1内部に導入される。
【0050】
前記吸湿器11の吸湿部11aには、吸湿ファン12により除湿空気13が通気され、吸湿器11に担持されている吸湿剤(例えば、多孔質のゼオライト)に水分および臭気成分が吸着される。
【0051】
前記吸湿器11の再生部11bでは、再生ヒータ16によって加熱された高温の再生空気15aにより吸湿器11が加熱される。すると、吸湿器11の吸湿剤に含まれる水分は離脱して再生空気15に含有され、高温高湿の再生空気15bとなって凝縮器17へ運ばれる。
【0052】
一方、臭気成分は、吸湿器11内において高温の再生空気15aにより脱臭剤(例えば、白金族金属)が活性化し、その触媒作用により酸化分解して無臭成分となる。こうして、室内に臭気が放出されることなく乾燥空気13aが送風されて除湿運転が行われる。
【0053】
以上のように構成したので、第1の実施形態によれば、除湿機による除湿運転時に室内に臭気の放散を防止することができる。
【0054】
次に、本発明の第2の実施形態を、図面を参照して説明する。
図2は、第2の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第2の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、自動除湿運転に待機運転(送風運転)を備えたものである。
【0055】
待機運転は、その待機運転動作内に自動臭気クリーニング運転を有している。前記自動臭気クリーニング運転は、自動除湿運転中に室内の湿度が設定された湿度になって待機運転状態となったときに、設定された時間毎に自動的に一定時間の間除湿(再生)動作を行うものである。
【0056】
ここで、自動臭気クリーニング運転について図2のフローチャートを参照して説明する。
自動クリーニング運転における脱臭動作は、図2に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選択されると、S2で除湿運転にはいる。そして、S3で湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知される。
【0057】
S3において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合は、S2に戻り除湿運転が継続して行われる。
【0058】
一方、S3において、湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場合は、S4に進み脱臭タイマー1が動作を開始して、S5で送風運転となる。
そして、S3に戻り湿度センサ21による室内の湿度の検知動作が繰り返られる。
【0059】
S4において、脱臭タイマー1が設定時間を経過すると送風動作は停止し、S6で脱臭タイマー2が作動を開始し、S7で除湿動作(脱臭動作)が行われる。この時、送風動作時に吸湿器11に吸着された微量の臭気は吸湿器11から放散され、乾燥空気13aによって室内に放出される。
【0060】
S6において、脱臭タイマー2が設定時間を経過すると除湿動作は停止し、S3に戻り湿度センサ21による室内の湿度を検知して、その湿度に従った動作が繰り返される。
【0061】
脱臭タイマー1の設定時間(吸湿器11の臭気吸着時間)は、除湿動作(脱臭動作)を行い脱臭したときの臭気放出量が異常な量(不快な量)にならないように設定されている。
また、脱臭タイマー2の設定時間(吸湿器11の臭気再生時間)は、吸湿器11が臭気を完全に放出する時間に設定されている。
【0062】
以上のように構成したので、第2の実施形態によれば、臭気が多量に吸着される前に臭気クリーニング運転を行い、少量ずつ放散するようにして、異常な臭気を感じない除湿運転を可能にすることができる。
【0063】
次に、本発明の第3の実施形態を、図面を参照して説明する。
第3の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングするためのスイッチ22を設けたものである。
【0064】
以上のように構成したので、第3の実施形態によれば、ユーザーが必要に応じてスイッチ22を押すことにより、適宜に臭気のクリーニング運転をすることが可能となり、室内の臭気濃度の変化や吸湿器11に吸着される量の変化に対応した臭気クリーニング運転を行うことができる。
【0065】
次に、本発明の第4の実施形態を、図面を参照して説明する。
図3は、第4の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第4の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングするためのスイッチ22を設けて、ユーザーがスイッチ22を押すことで、脱臭タイマーが動作を始め、臭気のクリーニング運転を行い、設定時間が経過すると臭気クリーニング運転が自動的に停止するようにしたものである。
【0066】
臭気クリーニング運転における脱臭動作は、図3に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で臭気クリーニング運転が選択されると、S2で脱臭タイマーが動作を開始して、S3で臭気クリーニング動作が開始される。脱臭タイマーが設定時間となるとS4において送風動作は停止する。
【0067】
以上のように構成したので、第4の実施形態によれば、臭気クリーニング運転の切り忘れを防止することができる。
【0068】
次に、本発明の第5の実施形態を、図面を参照して説明する。
図4は、第5の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第5の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングするためのクリーニング運転を連続除湿運転としたものである。
【0069】
この除湿機の動作は、図4に示すように、S1で臭気クリーニング運転が選択されると、S2で連続除湿運転が開始される。
以上のように構成したので、第5の実施形態によれば、複雑な回路や制御を必要とすることなく、したがって、低コストで自動除湿運転と臭気クリーニング運転を行うことができる。
【0070】
次に、本発明の第6の実施形態を、図面を参照して説明する。
図5は、第6の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第6の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、湿度センサ21によって室内の湿度を検知しながら、除湿運転および送風運転を行うようにしたものである。
【0071】
この除湿機の動作は、図5に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選択されると臭気クリーニング動作にはいり、S2で脱臭タイマーが動作を開始して、S3で除湿(再生)動作が開始される。この時、吸湿器11が1回転以上回転しながら除湿動作が行われる。
そして、脱臭タイマーが設定時間となると、S4において自動除湿運転にはいり、湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知される。
【0072】
S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していると検知された場合は、S5に進み送風運転が行われ待機状態となる。そして、S4に戻り湿度センサ21による室内の湿度の検知動作が繰り返される。
一方、S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合は、S6に進み除湿動作が開始される。
【0073】
以上のように構成したので、第6の実施形態によれば、自動除湿運転が「入」となった後に、吸湿器11が1回転以上回転する時間は除湿(再生)動作を行って自動除湿運転に入るようにしたので、吸湿器11の全面を脱臭することができ、吸湿器11からの臭気のもれを防ぎ、臭気の放出を防止できる。
【0074】
次に、本発明の第7の実施形態を、図面を参照して説明する。
図6は、第7の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第7の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、湿度センサ21によって室内の湿度を検知しながら、除湿運転および送風運転を行うようにしたものである。
【0075】
この除湿機の動作は、図6に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選択されると臭気クリーニング動作にはいり、S2で脱臭タイマーが動作を開始して、S3で臭気クリーニング動作が開始される。
脱臭タイマーが設定時間となると、S4において自動除湿運転にはいり、湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知される。
【0076】
S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していると検知された場合は、S5に進み送風運転が行われ待機状態となる。
そして、S4に戻り湿度センサ21による室内の湿度の検知動作が繰り返される。
一方、S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合は、S6に進み除湿動作が開始される。
【0077】
以上のように構成したので、第7の実施形態によれば、自動除湿運転が「入」となった後に、設定時間だけ専用動作の臭気クリーニング動作を行った後に自動除湿運転に入るようにしたので、臭気が吸湿器11に多量に吸着される前に臭気クリーニングすることができるので、臭気が少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転を可能にすることができる。
【0078】
次に、本発明の第8の実施形態を、図面を参照して説明する。
図7は、第8の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第8の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、自動除湿運転中に設定された時間毎に、自動的に一定時間の間、除湿(再生)動作を行うようにしたものである。
【0079】
この除湿機の動作は、図7に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選択されると、S2で除湿運転にはいる。そして、S3において脱臭タイマー1が動作を開始して、S4に進み湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知される。
【0080】
S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場合は、S5で送風運転となる。そして、S3に戻り脱臭タイマー1の動作を検出する。
【0081】
また、S4において、前記湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合は、S2に戻り除湿運転が継続して行われる。
【0082】
一方、S3において脱臭タイマー1が設定時間となると、S6に進み脱臭タイマー2が作動を開始して、S7に進み除湿動作(脱臭動作)にはいる。この時、送風動作時に吸湿器11に吸着された微量の臭気は吸湿器11から放散され、乾燥空気13aによって室内に放出される。
【0083】
S6において、脱臭タイマー2が設定時間となると除湿動作は停止して、S3に戻り脱臭タイマー1が作動を開始して、湿度センサ21による室内に湿度を検知しながら運転を継続して、脱臭タイマー1および脱臭タイマー2による脱臭運転が繰り返される。
【0084】
ここで、脱臭タイマー1の設定時間(吸湿器11の臭気吸着時間)は、除湿動作(脱臭動作)を行い脱臭したときの臭気放出量が異常な量(不快な量)にならないように設定されている。
【0085】
また、脱臭タイマー2の設定時間(吸湿器11の臭気再生時間)は、吸湿器11が臭気を完全に放出する時間に設定されている。
【0086】
上記のように構成したので、第8の実施形態によれば、自動除湿運転中に、設定された時間毎に自動的に一定時間の間除湿(再生)動作を行うことで、臭気が吸湿器11に多量に吸着される前に、臭気クリーニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転を可能にすることができる。
【0087】
次に、本発明の第9の実施形態を、図面を参照して説明する。
図8は、第9の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第9の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、室内の湿度が設置湿度以下となったときでも、最低の能力で除湿運転を続けるようにしたものである。
【0088】
この除湿機の動作は、図8に示すように、自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選択されると、S2で湿度センサ21により室内の湿度が検知されて設定湿度と比較される。
【0089】
S2において、室内の湿度が設定湿度と同じか、設定湿度以下であった場合は、S3に進み最低能力(弱)除湿運転が行われる。
一方、S2において、室内の湿度が設定湿度よりも大きい場合は、S4に進み、湿度差の大きさに応じて、例えば、強運転、中運転、弱運転で除湿運転が行われる。
【0090】
上記のように構成したので、第9の実施形態によると、自動除湿運転中に湿度センサ21によって室内の湿度を検知し、室内の湿度と設定湿度との差の大小に合わせ強弱運転を行うとともに、室内の湿度が設定湿度以下となったときでも、最低の能力(弱)で除湿運転を続けることで常に再生運転となり、臭気が吸湿器に吸着さることがないので臭気の発生を防止することができる。
【0091】
次に、本発明の第10の実施形態を、図面を参照して説明する。
図9は、第10の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
第10の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングする臭気クリーニング動作において、除湿運転の能力切替え等で、強弱等の切換動作をさせるヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モータのすくなくとも一部を、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなるように切換動作するようにしたものである。
【0092】
前記除湿機による自動除湿運転は、図9に示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。
一方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に対して、ヒータが「強」の時は吸湿ファンを「中または弱」とし、ヒータが「中」の時は吸湿ファンを「弱」としている。
【0093】
以上のように構成したので、第10の実施形態によれば、臭気クリーニング運転時にヒータの出力に対して吸湿ファンの出力を小さくして、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなるように組み合わせることで、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0094】
次に、第11の実施形態を、図面を参照して説明する。
図10は、第11の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
第11の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングする臭気クリーニング動作において、再生部の吸湿器温度が、通常運転温度より高くなるように、一定時間の間吸湿ファンの動作を停止するように設定したものである。
【0095】
前記除湿機による自動除湿運転は、図10に示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。
一方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に対して、ヒータが「強」の時は吸湿ファンを一定時間の間停止するようにしている。
【0096】
以上のように構成したので、第11の実施形態によれば、臭気クリーニング運転時に吸湿ファンを一定時間の間停止することで、再生部のヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動モータ等の温度が上昇して吸湿器全体の温度が通常の運転温度より高くなるようしたので、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0097】
次に、本発明の第12の実施形態を、図面を参照して説明する
図11は、第12実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
第12の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニングする臭気クリーニング動作において、再生部の吸湿器温度が、通常運転温度より高くなるように、一定時間の間吸湿器の回転動作を通常運転よりも遅くするように設定したものである。
【0098】
前記除湿機による自動除湿運転は、図11に示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。
一方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再生ファンの回転数を一定とし、吸湿器駆動モータの回転数を「弱」に設定して、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に対して、ヒータが「強〜弱」の時、吸湿ファンが「強〜弱」となるようにしている。
【0099】
以上のように構成したので、第12の実施形態によれば、臭気クリーニング運転時に吸湿器駆動モータの回転を通常より遅くすることで、除湿機1内を通気する空気を少なくして吸湿器を冷却する能力を低下させ、吸湿器全体の温度が通常の運転温度より高くなるようしたので、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0100】
次に、本発明の第13の実施形態を、図面を参照して説明する。
第13の実施形態は、図1を参照して、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であって、吸湿器11を挟んで再生ヒータ16の反対側の吸湿径路に脱臭ヒータ23を設置し、臭気クリーニング運転モードを有したものである。
前記臭気クリーニング運転モードは、除湿動作を開始すると同時に脱臭ヒータ23に通電するようにしたものである。
【0101】
前記除湿機の臭気クリーニング運転は、除湿機が除湿(再生)動作開始すると、再生ヒータ16に通電される。該再生ヒータ16により加熱されて高温となった再生空気15bは、吸湿器11の再生部11bを再生空気15bの上流側(図1で吸湿器11の右側)から加熱する。これにより吸湿器11は再生空気15bの上流側(図中の右側)から脱臭される。
【0102】
これと同時に、脱臭ヒータ23に通電され、該脱臭ヒータ23により加熱されて高温状態の除湿空気13bは、矢印C方向に向かって再生空気15bの下流側から送風されて吸湿器11の再生部11bを温風加熱する。これにより吸湿器11は高温状態の除湿空気13bの上流側(図中の左側)から脱臭される。
【0103】
以上のように構成したので、第13の実施形態によれば、臭気クリーニング動作において、再生動作を行うと同時に脱臭ヒータ23に通電して、吸湿器11の再生空気15b下流側から再生空気15bの流れ方向とは逆方向に温風加熱することで、吸湿器11が両面から脱臭され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0104】
尚、本発明の除湿機は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0105】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜14に記載の除湿機によれば、簡単な構成で、臭気を拡散することが無い除湿機を実現できるという優れた効果を奏し得る。
詳しくは、除湿機において、吸湿器に吸湿剤と共に脱臭剤を担持して、吸湿剤が空気中の水分と共に吸着した臭気成分を酸化分解する吸湿器を搭載することで、室内に臭気の放散を防止することができる。
【0106】
また、待機運転状態において、設定された時間毎に自動的に一定時間の間除湿・再生動作を行うことで、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に、臭気クリーニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転が可能である。
【0107】
また、臭気をクリーニングするためのスイッチを設けたことで、ユーザーが任意に臭気クリーニングができ、ユーザーの生活や感覚に合せた臭気クリーニング運転ができる。
また、臭気クリーニング運転は、自動的に停止する切タイマー運転とすることで、切り忘れを防止することができる。
さらに、臭気クリーニング運転は、連続除湿運転とすることで、複雑な回路や制御を必要とすることなく、除湿機の低コスト化を図ることができる。
【0108】
また、自動除湿運転が「入」となった時、吸湿器が1回転以上回転する時間の間除湿・再生動作を行った後に自動除湿運転を行うことで、吸湿器の全面を脱臭することができ、吸湿器の脱臭のモレを防ぎ、臭いの放出を防ぐことができる。さらに、自動除湿運転が「入」となった後、設定時間だけ専用動作の臭気クリーニング動作を行い自動除湿運転を行うことで、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に臭気クリーニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転が可能である。
【0109】
また、自動除湿運転中に、設定された時間毎に自動的に一定時間の間除湿・再生動作を行うことで、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に、臭気クリーニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転が可能である。また、室内の湿度が設定湿度以下の状態の時に、設定された最低の能力で除湿運転を続けることで、常に再生運転となり臭気が吸湿器に吸着されず、臭気の発生を防止することができる。
【0110】
また、前記臭気クリーニング動作において、除湿運転の能力切換え等で、強弱等の切換動作をさせているヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モータのうちの少なくとも一部を、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなるように組み合わせることで、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行うことができる。
【0111】
さらに、前記臭気クリーニング動作において、除湿運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせているヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モータのうちの少なくとも一部を臭気クリーニング専用動作するように設定して、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなるようにしたことで、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行うことができる。
【0112】
また、臭気クリーニング専用動作において、一定時間の間吸湿ファンの動作を止めて、除湿・再生動作を行うことで、吸湿器に除湿空気が通気されないために吸湿器が冷却されず、吸湿器全体の温度が上昇し、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行うことができる。
【0113】
さらに、臭気クリーニング専用動作において、一定時間の間吸湿器の回転を通常運転より遅くすることで、加熱時間が長くなり、高温の再生空気が吸湿器の深くまで届き(吸湿器の温度が高くなる)、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0114】
また、前記除湿機は、吸湿器を挟んで再生ヒータの反対側の吸湿径路に脱臭ヒータを設置し、臭気クリーニング動作において、再生動作をすると同時に前記脱臭ヒータに通電し、前記脱臭ヒータで過熱した除湿空気を吸湿器の再生空気下流側から再生空気の流れと逆方向に吸湿器に通して、該吸湿器を温風加熱することで、吸湿器が両面から脱臭され、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る除湿機の主要部の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転の動作制御を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第4の実施形態に係る除湿機の臭気クリーニング運転がタイマー運転の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第5の実施形態に係る除湿機の臭気クリーニング運転が連続除湿運転の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第6の実施形態に係る除湿機の吸湿器が1回転以上回転する時間を除湿動作してから自動除湿運転に入る動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第7の実施形態に係る除湿機の臭気クリーニング動作してから自動除湿運転に入る動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第8の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転中に一定時間毎に行われる臭気クリーニングの動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第9実施形態に係る除湿機の室内の湿度が設定湿度以下になった時の最低の能力(弱)運転の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第10の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
【図10】本発明の第11の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
【図11】本発明の第12の実施形態に係る除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を示す設定表である。
【図12】従来の除湿機の主要部の構成を示す構成図である。
【図13】従来の除湿機の自動除湿運転の動作制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 除湿機
1a 空気入側
1b 空気出側
11 吸湿器
11a 吸湿部
11b 再生部
12 吸湿ファン
13 除湿空気
13a 乾燥空気
13b 高温状態の除湿空気
14 再生ファン
15 再生空気
16 再生ヒータ
17 凝縮器
17a 外側通路
17b 他方通路
18 凝縮水
19 貯水タンク
20 熱交換器
21 湿度センサ
22 スイッチ
23 脱臭ヒータ

Claims (1)

  1. 吸湿剤を有して除湿空気と再生空気を通気可能に形成された吸湿器と、除湿空気で再生空気を冷却するための凝縮器と、再生空気を加熱するヒータと、凝縮器で凝縮した水を貯水する貯水タンクと、除湿空気を送る吸湿ファンと、再生空気を送る再
    生ファンと、室内の湿度を検知する湿度センサとを備え、
    前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも高いと判断されたときに、前記ヒータを通電し、前記吸湿ファンを動作させる除湿運転状態とする機能を備えて前記湿度センサにより検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転の制御を行う除湿機において、
    前記自動除湿運転の制御の機能として、
    前記湿度センサにより検知された湿度が設定値よりも低いと判断されたとき、前記ヒータを非通電とし、前記吸湿ファンを動作させて送風運転を行う待機運転状態とする機能と、前記待機運転状態のときに、一定時間の間前記ヒータを通電して吸湿器の臭気クリーニング動作を行う機能とを備えたことを特徴とする除湿機。
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