JP3633560B2 - 除湿機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は除湿機に関し、詳しくは、ファンにより室内空気を吸湿部材に通して室内に戻し室内を除湿しながら、気をヒータを経て吸湿部材に通して吸湿部材の乾燥再生を図るようにした除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の除湿機は例えば特開2000−126540号公報で知られている。このものは、低湿度でも除湿能力があることを活かしながら、その時々の湿度に応じた除湿能力を調節するのに、吸湿部材を再生させるヒータのワット数を制御するのに併せ、吸湿部材に室内空気を通して除湿し、また室内空気をヒータを経て吸湿部材に通して吸湿部材の乾燥再生を図るファンの風量、回転数と、除湿部材の回転数とを制御するようにしている。
【0003】
これにより、環境の違い、特に、湿度の違いに応じた無駄のない除湿にて、快適な環境作りがきめ細かく行える。同時に、快適な湿度環境にするためのヒータのW数の選択に併せ、少なくともファンの回転数を適正に対応させることにより、除湿の過不足、特に、無駄が生じないようにするので、省資源、省エネルギーの一助になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のものは、快適湿度を保つ上での無駄を無くすだけであるので、今日叫ばれている省エネルギーの要求には対応できない。そこで、湿度選定をユーザーが行なえるようにすることは考えられる。しかし、体感する湿度による快適度は人によってまちまちである上、図15に例示するように体感する快適な湿度は温度によって違う。また、設定した湿度の値とそれによって除湿された環境との関係は不明瞭である。従って、実際は大雑把な湿度設定を行なって運転を開始し、実際に体感する快、不快の度合によって細かく調節していくことになるので、除湿機の使用が面倒である。しかも、体感度合に個人差があるので場合によっては困惑することも想定される。
【0005】
本発明の目的は、既定の除湿モードを持ち、省エネ除湿モードが選択されることで、面倒や困惑なしに省エネ運転ができる除湿機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の除湿機は、吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うようにした除湿機において、
ファンの風量設定「強」以下を含んで行う通常除湿モードと、ファンの風量設定「中」以下を含んで通常除湿モード時よりも除湿能力を低下させる省エネ除湿モードとを備え、省エネ除湿モードでは、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行った後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返すことを1つの特徴とする。
【0007】
このような構成では、吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うが、通常除湿モードと、省エネ除湿モードとが選択でき、省エネ除湿モードを選択するだけで、通常除湿モード時よりも除湿能力が設定に応じ低下した既定の省エネ運転が行なわれるので、面倒がないし既定のモードであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がない上、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行ってユーザが必要と感じて除湿運転を開始したことを満足させられるようにした後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返して設定湿度に向かうので、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、除湿能力を下げた分だけ吸湿部材の吸湿、再生の繰り返しによる疲労や劣化を抑えられ寿命が延びるので省資源にもなる。
【0008】
本発明の除湿機は、また、吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うようにした除湿機において、ファンの風量設定「強」以下を含んで行う通常除湿モードと、ファンの風量設定「中」以下を含んで通常除湿モード時よりも除湿能力を低下させる省エネ除湿モードとを備え、省エネ除湿モードとしては、「静音」の風量設定によりファンの風量設定を「弱」にして除湿を行うモードと、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行った後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返すモードとを備えたことを別の特徴とする。
【0009】
このような構成では、前記1つの特徴の場合の省エネモードに加え、静音を意識したファンの設定風量が「弱」となる省エネモードをも選択することができる。
【0023】
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面の記載によって明らかになる。本発明の各特徴はそれ単独で、あるいは可能な限り種々な組合せで複合して採用することができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明に係る除湿機および動作方法につき、幾つかの例とともに詳細に説明し、本発明の理解に供する。以下の説明は、本発明の具体例を示すものであり、特許請求の範囲の記載内容を限定するものではない。
【0025】
本実施例の除湿機は、図1、図2に示すように繰り返し移動する吸湿部材1と、この吸湿部材1を定位置にて加熱することにより再生するための通電量に比例した発熱をする例えばニクロム線などよりなるヒータ2と、室内空気4を吸湿部材1に通した後に室内に戻して除湿を行ない、かつ、室内空気4をヒータ2を経て吸湿部材1に通して吸湿部材1の乾燥再生を行なうファン3と、通常除湿モードと、通常除湿モード時よりも除湿能力を低下させる省エネ除湿モードとを備えている。これら通常除湿および省エネ除湿の運転モードは除湿機の運転を制御する図3に示すような制御手段5の制御モードとして備えられ、例えば図3に示す操作部6からの選択操作に応じたモードの除湿を行なう。
【0026】
吸湿部材1は例えば商品名ゼオライトなどを用い、円盤型にして図2に矢印aで示すように回転させることで繰り返し移動し、図1に示すように異なった位置にて、矢印4aで示す室内空気4を通しての除湿と、矢印4bで示すヒータ2により加熱された温風や熱風を通しての乾燥再生とに繰り返し供することができる。しかし、これに限られることは無く、原理的にはベルトタイプや円筒タイプでの周回移動を利用することができるし、場合によっては往復移動も利用することができ、除湿位置と再生位置とは適宜設定すればよい。もっとも、矢印4bで示す乾燥再生経路では、凝縮器35を配してヒータ2、吸湿部材1を通過した温風中の湿気を凝縮して分離し、ドレンタンク36に回収して貯留するか、ドレンパイプによって排水するかする。ドレンパイプによる排水は弁37の手動または自動での開閉によって適時に行なってもよい。制御手段5はマイクロコンピュータの内部機能を用いているが、それ以外の機器でもよい。
【0027】
以上のように、本実施例では吸湿部材1が繰り返し移動することにより、ファン3により室内から通され室内に戻される室内空気4中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファン3によりヒータ2を経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うことができる。
【0028】
特に、通常除湿モードと、省エネ除湿モードとが操作部6にて選択でき、省エネ除湿モードを選択するだけで通常除湿モード時よりも除湿能力が設定に応じ低下した既定の省エネ運転が行なわれるので、面倒がないし既定のものであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、除湿能力を下げた分だけ吸湿部材の吸湿、再生の繰り返しによる疲労や劣化を抑えられ寿命が延びるので省資源にもなる。
【0029】
通常除湿モード時に比べファン3の単位時間当たりの風量を少なくして省エネ除湿モードを実現すると、通常除湿モード時よりもファン3の風量が少なくなる分消費電力が低下して省エネを達成することができ、面倒がないし既定のモードであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、吸湿部材の吸湿、再生の繰り返しによる疲労や劣化も抑えられるので寿命が延び省資源にもなる。
【0030】
また、別に、通常除湿モード時に比べ、ヒータ2の発熱量を少なくして省エネ除湿モードを実現すると、通常除湿モード時よりもヒータ2の発熱量が少なくなる分消費電力が低下して省エネを達成することができ、面倒がないし既定のものであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、吸湿部材の熱による疲労や劣化も抑えられるので寿命が延び省資源にもなる。
【0031】
本実施例では図1に示すように、図1〜図3に示す例はヒータ2を2つのヒータ2a、2bで構成し、制御手段5は、通常除湿モードではヒータ2a、2bの双方に通電して発熱させるのに対し、省エネ除湿モードでは一方の例えばヒータ2bのみに通電して総発熱量が例えば半減するようにする。このように、省エネ除湿モード時、通常除湿モード時に比べ複数のヒータ2a、2bにおける通電対象数を減らして発熱量を少なくする制御では、複数のヒータへの通電の切替えだけで省エネ除湿モードに対応することができ、制御が簡単でコスト低減に寄与する。
【0032】
なお、組み合わせるヒータ2a、2bなどの発熱量は同一でなくてよく、この場合どちらの発熱量が多くてもよい。通常除湿モードと省エネ除湿モードとの除湿能力の設定比率による。もっともヒータ2を構成するヒータの組み合わせ数は自由に設定できるし、除湿段数も複数設定できてよい。またヒータ2の発熱量は1つのヒータによって通電量や通電電圧の制御によって行なえる。また、インバータ制御によって行なってもよい。インバータ制御は連続ないしは他段階除湿に好適であり、省エネ除湿モードは所定の除湿段階を設定しておき対応すればよく、これによって必要に応じた多段階な除湿ができる上、既定の省エネ除湿が実現する。
【0033】
一方、通常除湿モード時に比べ、ファン3の風量およびヒータ2の発熱量双方を少なくすることにより省エネ除湿モードを実現することができ、このようにすると、通常除湿モード時よりもファン3の風量およびヒータ2の発熱量が少なくなる分消費電力がより低下して省エネを達成することができ、面倒がないし既定のものであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、ファン3の風量とヒータ2の発熱量のバランスが崩れないので、吸湿部材1の過剰な吸湿や過剰な加熱が避けられ無駄が生じないし、吸湿部材1の吸湿、加熱による疲労や劣化も抑えられるので寿命が延び省資源にもなる。
【0034】
本実施例の除湿機における除湿能力は図4に示すように、ヒータ2の発熱量に比例し、また、ファン3の風量に比例する。図4ではそれらヒータ2の発熱量およびファン3の風量の双方と除湿能力との比例関係を示し、ヒータ2の発熱量はヒータ2aの1本と、ヒータ2a、2bの2本との違い、ファン3の風量は「弱」「中」「強」の3段階の違いについて例示している。除湿能力Lは単位時間当たりの吸湿量を示している。
【0035】
もっとも、ファン3の風量とヒータ2の発熱量との一方を選択して除湿能力を低減した省エネ除湿を実現してもよく、この場合、ヒータ2の発熱量に係わる省エネモード選択と、ファン3の風量に係わる省エネモード選択とを、個々に選択する個別の選択手段、例えば図3に示すようなヒータ省エネ選択のキー、ファン省エネ選択のキーをそれぞれ選択手段21、22として備えたものとすることができる。これにより、選択手段21の操作で省エネ除湿モードがヒータ2の発熱量を少なくした運転で行なうか、選択手段22の操作でファン3の風量を少なくした運転で行なうか、あるいは選択手段21、22双方の操作でヒータ2の発熱量およびファン3の送風量双方を少なくして運転して行なうかが選択でき、ユーザーの省エネ意識にあった運転が選択できる。選択手段21、22の操作は異時でも同時でもモード設定できるようにするのが好適であるが、操作手段21、22を図示しない共通のキーに設けて1つのキー操作で同時に選択操作できるようにしてもよい。
【0036】
また、図示しないが、ヒータ2の発熱量に係わるモード選択と、ファン3の風量に係わるモード選択とに共用する1つの選択手段を備えていると、ヒータ2の発熱量による省エネ除湿と、ファン3の風量による省エネ除湿とを1つの操作手段により切替え選択することができる。さらに、この1つの操作手段をヒータ2およびファン3の双方による省エネ除湿モードの選択にも共用することができるし、通常除湿モードの選択、運転停止などにも共用することができる。このように1つの操作手段を複数の選択に共用するのに現在設定モードからの操作回数などによって制御手段5が選択対象を判定しロータリ方式に自動設定すればよい。
【0037】
ところで、省エネ除湿モードは、通常除湿モード時に比べ、ファン3の単位時間当たりの風量を少なくし、ヒータ2の発熱量を少なくし、吸湿部材1の移動速度を遅くするようにして実現することもできる。これにより、通常除湿モード時よりもファン3の風量およびヒータ2の発熱量が少なく、吸湿部材1の移動が遅くなる分消費電力が低下して省エネを達成することができ、面倒がないし既定のモードであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、ファン3の風量とヒータ2の発熱量および吸湿部材1の単位時間当たりの吸湿量のバランスが崩れないので、吸湿部材1の過剰な吸湿や過剰な加熱が避けられ無駄が生じないし、吸湿部材1の吸湿、加熱による疲労や劣化も抑えられるので寿命が延び省資源にもなる。
【0038】
ここで、通常除湿モードは勿論、省エネ除湿モードにおいても、適当な目標となる設定湿度W1、W2をそれぞれ設定し、それを保つように制御することが望ましい。また、湿度による快、不快は温度に大きく左右される。そこで、通常除湿モードでは特に、温度によって目標湿度を調節して快適湿度を保つように制御するのが好適である。これに対応するのに、制御手段5には図3に示すように湿度センサ7からの現在湿度W、温度センサ9からの現在温度Tとの情報を入力し、制御手段5が予め設定したプログラムに従ってその時々のモードに応じた目標湿度を設定し、それを保つように選択モードを自動制御することができる。また、設定モードや現在の運転状態などは表示部10にて外部に表示することで、使用されやすくなる。なお、制御手段5は必要に応じて計時を行なう内部機能としてのタイマ8を備えている。
【0039】
本実施例の除湿機はさらに、図1に示すように、繰り返し移動する吸湿部材1と、この吸湿部材1を定位置にて加熱することにより再生するための通電量に比例して発熱するヒータ2と、室内空気4を吸湿部材1に通した後に室内に戻して室内の除湿を行ない、かつ、室内空気4をヒータ2を経て吸湿部材1に通して吸湿部材1の乾燥再生を行なうファン3と、取り入れた室内空気4を室内に戻す過程で浄化するフィルタ11と、通常除湿モードと、省エネ除湿モードと、空気清浄モードと、省エネ除湿モード時は、ファン3の単位時間当たりの風量、ヒータ2の発熱量、および吸湿部材1の移動速度の少なくとも1つを通常除湿モード時に比べ低下させ、空気清浄モード時は、ファン3のみを駆動する制御手段5とを備えている。
【0040】
このように、吸湿部材1が繰り返し移動することにより、ファン3により室内から通され室内に戻される室内空気4中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファン3によりヒータ2を経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うのに、通常除湿モードと、省エネ除湿モードと、さらに空気清浄モードとが選択でき、空気清浄モードは通常の除湿機を活かしフィルタ11を設けるだけで、運転時に室内空気4を浄化することができるし、空気清浄モードを選択すれば制御手段5がファン3のみ働かせるので、ヒータ2の発熱および吸湿部材1の移動なく空気清浄機として機能するので、除湿機に空気清浄機能を単に付加する場合に比べ不要な除湿を行なわなくてよくなり省エネ効果が高い。また、省エネ除湿モードを選択するだけで制御手段5が通常除湿モード時に比べ、ファン3の単位時間当たりの風量、ヒータ2の発熱量、および吸湿部材1の移動速度の少なくとも1つを低下させるので、通常除湿モード時よりもそれらが低下した分消費電力が低下して省エネを達成することができ、面倒がないし既定のモードであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がなく、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。
【0041】
図5〜図7に示す例は、通常除湿モード、省エネ除湿モードをヒータ2の発熱量と、ファン3の風量とのいずれかまたは双方によって選択的に行い、さらに、ヒータ2を「切る」による空気清浄モードも選択でき、しかも、通常除湿モードとして予め設定した標準除湿モードを実行するおまかせオートモード、省エネ除湿モード、衣類乾燥モードを自動的に遂行することを選択できるようにしている。
【0042】
このようなモード選択のために、図5に例示するような操作部6を設けている。ファン3の風量による通常除湿モードとして「標準」と「強」とを設け、省エネ除湿モードとして「静音」を設け、静音に対応する風量を「弱」、標準に対応する風量を「中」、強に対応する風量を「強」として設定し、これら3段階の風量を風量切替キー31によってロータリ式に切替え選択できるようにしている。また、ヒータ2の発熱量による通常除湿モードとしての「高」と、省エネ除湿モードとしての「低」とを設け、「切」を含めて除湿切替キー32によってロータリ式に切替え選択できるようにしている。さらに、自動運転によるおまかせオート、省エネ、衣類乾燥の各モードについては自動運転キー33によって選択するとともに、選択するモードを切り替えられるようにしている。なお、操作部6には風量切替キー31に対応して強の表示ランプ31a、標準の表示ランプ31b、静音の表示ランプ31c、除湿切替キー32に対応して高の表示ランプ32a、低の表示ランプ32b、自動運転キー33に対応しておまかせオート表示ランプ33a、省エネ表示ランプ33b、衣類乾燥表示ランプ33cを設けて、どのモードが選択され運転しているのかを表示できる表示部10としてある。なお、操作部6には運転、運転停止を選択するキー34が設けられている。
【0043】
風量切替キー31および除湿切替キー32による通常除湿モードと省エネ除湿モードとの具体的な制御例について、図6に示すフローチャートに基づき説明する。運転の開始に伴い除湿切替キー32によって除湿能力が「高」「低」「切」のいずれが設定されたかを判別し、その選択に応じてヒータ2が2本オン、1本オン、2本オフのいずれかを実行し、続いて、ファン3の風量の設定が「強」「中」「弱」のいずれが設定されたかを判別し、風量をそれに応じて設定する。ここに、ヒータ2の設定が「高」であると、ヒータ2による通常除湿モードとなり、「低」であるとファン3の風量の設定如何に関わらず省エネモードとなる。また、「切」ではファン3の送風のみとなるので空気清浄の単独モードとなる。除湿が「低」のモード設定で風量切替が「強」から「中」「弱」と設定される順にファン3による省エネ除湿モードの省エネ度が高まる。
【0044】
また、ヒータ2a、2bの2本が通電されると吸湿部材1の乾燥再生度が高く、いずれか1本が通電されると吸湿部材1の乾燥再生度が低い。従って、ヒータ1本の通電時に風量が「強」に設定されていても空気清浄が主とした除湿モードとなり、「中」「弱」と変化するほど除湿よりも空気清浄度合いが高くなる。これに対し、ヒータ2本の通電時では風量が「弱」であると除湿が主としたモードとなり、「中」「強」と変化するほど除湿度が高くなるが、フィルタ11による空気清浄度も高まるので除湿+空気清浄の併用モードとなる。この関係を図7に示している。
【0045】
図8に示す例は、標準的に設定されたプログラムによって、所定時間毎に現在湿度に応じた風量設定によって自動除湿を行なう自動除湿モードの1つとしての「おまかせモード」の具体的な制御例である。図に示すように、先ず現在湿度Wの取り込みを行い、現在湿度Wが、例えば65%以上であるときは風量を「強」に設定し、62%以上65%未満であるときは風量を「中」に設定し、60%以上62%未満であるときは風量を「弱」に設定して除湿動作を行い、60%未満であるときは快適と判定して「停止」として除湿動作を行なわないようにすることを、所定時間t分、例えば10分経過毎に繰り返す。
【0046】
このように、現在湿度Wの高低によって風量を複数に設定すると、湿度が高いほど早期に低減しながら、低い湿度にはそれに見合う少ない風量を設定して無駄が生じないようにすることができ、それには風量の段数は多いほどよいが、人の快、不快を対象にした除湿では体感できる湿度差程度をステップにすると無駄が生じず省エネに好適である。また、所定時間10分も体感できる湿度差が生じる程度の時間間隔に設定するのが無駄が無く省エネに好適である。
【0047】
本例では、特に、風量の設定が「弱」または「停止」であるとき、除湿動作のスタート直後かを判定し、そうであると、所定時間、例えば30分経過するまで「弱」での運転を行なった後、上記通常制御に戻る。
【0048】
これによって、ユーザーが不快や必要と感じて除湿を開始したのに、現在湿度が低いために即「停止」になったり、「弱」が設定されても直ぐに「停止」に変化して、ユーザーが体感できる程度の湿度の改善がなされないような不都合を解消することができる。
【0049】
図9に示す例は、所定時間毎に、標準的に初期設定され、または操作部6からユーザー設定された設定湿度W1と現在湿度Wとの差に応じた風量設定によって自動除湿を行なう「自動除湿モード」の具体的な制御例である。図9、図10に示すように、先ず設定湿度W1と現在湿度Wとの差を演算し、差が、例えば15%以上であるときは風量を「強」に設定し、5%以上15%未満であるときは風量を「中」に設定し、5%未満であるときは風量を「弱」に設定して除湿動作を行い、0%未満であるときは快適と判定して「停止」とし除湿動作を行なわないようにすることを、所定時間t分、例えば15分経過毎に繰り返す。
【0050】
このように、設定湿度W1と現在湿度Wとの差によって風量を複数に設定すると、湿度差が大きいほど早期に設定湿度に近づけながら、差が小さいときにはそれに見合う少ない風量を設定して無駄が生じないようにすることができ、それには風量の段数は多いほどよいが、人の快、不快を対象にした除湿では体感できる湿度差程度をステップにすると無駄が生じず省エネに好適である。また、所定時間15分も体感できる湿度差が生じる程度の時間間隔に設定するのが無駄が無く省エネに好適である。
【0051】
本例でも、風量の設定が「弱」または「停止」であるとき、除湿動作のスタート直後かを判定し、そうであると、所定時間、例えば30分経過するまで「弱」での運転を行なった後、上記通常制御に戻るようにすることができる。
【0052】
図11に示す例は、自動除湿モードの1つである「省エネモード」を、初期設定された目標湿度W2を図11、図12に示すように55%に抑えるのと同時に、風量を「中」以下に抑えて、所定時間が経過する都度現在湿度Wが目標湿度W2未満でないときだけ除湿を行なう場合の具体的な制御例である。図11、図12に示すように、先ず風量を「中」に設定して所定時間、例えば1時間除湿を行ない、ユーザーが必要と感じて除湿運転を開始したことを満足させることができる。
【0053】
次に、現在湿度Wが設定湿度W1未満かどうか判定し、未満であると「快適」と判断して「停止」とし除湿動作を行なわず、未満でないときだけ風量を「弱」に落した省エネモードで、風量「中」による1時間の除湿状態を所定時間t分、例えば15分無駄なく継続させる。
【0054】
所定時間の継続除湿が終了する際、現在湿度Wを取り込んで、次の除湿の有無判定のための設定湿度W1との差を演算し、この演算結果に基づき次の除湿を行なうかどうか判定し、対応することを繰り返す。
【0055】
ところで、湿度により体感する「快適」「低湿」「高湿」の違いは温度も関係し、個人差はあるものの平均的な例を示すと図15(a)〜(c)に示すような違いがある。そこで、制御手段5は湿度センサ7および温度センサ9によって検出する現在湿度Wおよび温度Tから、図3に示す表示部10などにて現在の除湿状態を外部に表示することができる。もっとも、体感湿度やそれによる快適度合に個人差があるので、「快適」「低湿」「高湿」を判定する閾値をユーザーが操作部6などで自由に設定できるようにすることもできる。
【0056】
図13に示す例では、「衣類乾燥モード」での具体的な制御例を示している。図に示すように、風量を「強」に設定して高い強制乾燥能力にて除湿をスタートし、所定時間、例えば5時間経過したときに風量を「中」に設定して所定時間、例えば1時間無駄の無い除湿動作にて最終的な乾燥を行って停止し、待機するようにしてある。
【0057】
図14に示す例では、図13と同じ操作をした後、現在湿度Wの取り込みを行い、これが、乾燥終了に対応するように初期設定や操作部6からのユーザー設定により予め設定された設定湿度まで低下しているかによって乾燥が終了したかどうかを判定し、達しているか下回っていなければ風量「中」での除湿を継続し、達したか下回ったときに動作を停止するようにしている。従って、図13に示す例の場合よりも確実に乾燥し終えることができる。
【0058】
ここで、上記のように、ファン3により室内空気4を吸湿部材1に通して室内に戻し室内を除湿しながら、室内空気4をヒータ2を経て吸湿部材1に通して吸湿部材1の乾燥再生を図る除湿機において、省エネ除湿モードの選択に応じて、通常除湿モードの選択に応じる場合に比べ、ファン3およびヒータ2の少なくとも一方の働きを低下させる動作方法によって、手軽に選択され運転される省エネ除湿モードが得られる。
【0059】
また、上記のように、ファン3により室内空気4を吸湿部材1に通して室内に戻し室内を除湿しながら、室内空気4をヒータ2を経て吸湿部材1に通して吸湿部材1の乾燥再生を図る除湿機に、前記吸湿部材1による吸湿に供して室内に戻す過程の室内空気4を浄化するフィルタ11を備え、通常除湿モードと、省エネ除湿モードとの選択に応じて、ファン3およびヒータ2を働かせるとともに、省エネ除湿モードの選択時に通常除湿モードの選択時に比べ、ファン3およびヒータ2の少なくとも一方の働きを低下させ、空気清浄モードとの選択に応じてファン3のみを働かせるようにする動作方法によって、通常の除湿機にフィルタ11を設けるだけで、簡単に選択し運転できる通常除湿および省エネ除湿モードを持った便利な除湿機の機能に加え、さらに、空気の浄化が除湿機能による無駄なく図れる空気清浄機としての機能が得られる。
【0060】
【発明の効果】
本発明の1つの特徴の除湿機によれば、吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うが、通常除湿モードと、省エネ除湿モードとが選択でき、省エネ除湿モードを選択するだけで通常除湿モード時よりも除湿能力が設定に応じ低下した既定の省エネ運転が行なわれるので、面倒がないし既定のモードであることによる納得から人によって体感する快、不快の違いがあっても困惑がない上、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行ってユーザが必要と感じて除湿運転を開始したことを満足させられるようにした後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返して設定湿度に向かうので、気軽に省エネ運転ができ利用されやすい。また、除湿能力を下げた分だけ吸湿部材の吸湿、再生の繰り返しによる疲労や劣化を抑えられ寿命が延びるので省資源にもなる。
【0061】
本発明の別の特徴の除湿機によれば、前記1つの特徴の場合の省エネモードに加え、静音を意識したファンの設定風量が「弱」となる省エネモードをも選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除湿機の実施例の構成を模式的に示す側面図である。
【図2】図1の除湿機の除湿部を示す正面図である。
【図3】図1の除湿機の制御手段を示すブロック図である。
【図4】図1の除湿機におけるヒータの発熱量およびファンの風量と除湿能力との関係を示すグラフである。
【図5】図3の操作部および表示部の1つの具体例を示す平面図である。
【図6】図1の除湿機における図5の操作部と図3の制御手段とによる動作制御例を示すフローチャートである。
【図7】図6の制御において得られる代表的な動作モードを表形式に示す説明図である。
【図8】図3の制御手段による自動除湿モードの1つとしての「おまかせモード」の具体的な制御例を示すフローチャートである。
【図9】図3の制御手段による自動除湿モードの別の1つとして、設定湿度と現在湿度との差に応じた風量設定によって自動除湿を行なう具体的な制御例を示すフローチャートである。
【図10】図9の制御例での風量設定例を表形式に整理して示すデータ図である。
【図11】図3の制御手段による省エネモードでの制御例を示すフローチャートである。
【図12】図11の制御例での目標湿度設定例を表形式にして示すデータ図である。
【図13】図3の制御手段による衣類乾燥を行なう1つの除湿モードの制御例を示すフローチャートである。
【図14】図3の制御手段による衣類乾燥を行なう別の除湿モードの制御例を示すフローチャートである。
【図15】温度と湿度との関係によって体感する快、不快の度合が異なることを、3つの温度帯(a)(b)(c)にて一例を示すデータ図である。
【符号の説明】
1 吸湿部材
2、2a、2b ヒータ
3 ファン
4 室内空気
5 制御手段
6 操作部
7 湿度センサ
9 温度センサ
11 フィルタ
21、22 選択手段
31 風量切替キー
32 除湿切替キー
33 自動運転キー

Claims (2)

  1. 吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うようにした除湿機において、
    ファンの風量設定「強」以下を含んで行う通常除湿モードと、ファンの風量設定「中」以下を含んで通常除湿モード時よりも除湿能力を低下させる省エネ除湿モードとを備え、
    省エネ除湿モードでは、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行った後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返すことを特徴とする除湿機。
  2. 吸湿部材が繰り返し移動することにより、ファンにより室内から通され室内に戻される空気中の湿気を吸湿し除去することにより室内を除湿することと、ファンによりヒータを経て通される加熱空気によって吸湿した湿気を除去して乾燥再生されることとを繰り返し、湿気の飽和なしに連続した除湿を行うようにした除湿機において、
    ファンの風量設定「強」以下を含んで行う通常除湿モードと、ファンの風量設定「中」以下を含んで通常除湿モード時よりも除湿能力を低下させる省エネ除湿モードとを備え、
    省エネ除湿モードとしては、「静音」の風量設定によりファンの風量設定を「弱」にして除湿を行うモードと、ファンの風量設定を所定時間の間「中」にして除湿を行った後、現在湿度が設定湿度未満でなければファンの風量設定を「弱」として除湿を続行し、設定湿度未満であればファンを「停止」し、以降設定湿度未満かどうかによるファンの制御を所定時間ごとに繰り返すモードとを備えたことを特徴とする除湿機。
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