JPH0929039A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH0929039A
JPH0929039A JP7180371A JP18037195A JPH0929039A JP H0929039 A JPH0929039 A JP H0929039A JP 7180371 A JP7180371 A JP 7180371A JP 18037195 A JP18037195 A JP 18037195A JP H0929039 A JPH0929039 A JP H0929039A
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pollen
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Keiji Nakai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙草モード、花粉モード等空気汚染状態、汚
染種別に対応した専用の制御シーケンスを設け、実際の
空気汚染状態、汚染種別を検出し、それに対応した制御
シーケンスで駆動するようにユーザーに警告を出すよう
にする。 【解決手段】 脱臭・集塵機能を備えたフィルターおよ
びファンを備え、ファンの送風力により上記フィルター
を介して脱臭・集塵した空気を空気吹出口から吹き出す
ようにしてなる空気清浄機において、室内空気の汚染状
態等を検出するセンサと、煙草モード又は花粉モード用
の制御シーケンスとその他の制御シーケンスとを有する
制御手段と、前記センサで検出された室内空気の汚染状
態等が煙草又は花粉による場合には煙草又は花粉モード
用の制御シーケンスを選択するように表示又は音声でユ
ーザに警告する警告手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気清浄機の制
御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、室内空気に含まれる煙草の煙や臭
い、また花粉等を高精度に脱臭・集塵して除去すること
により、室内空気を清浄化するための空気清浄機が開発
され、一般的に使用されてきている。
【0003】このような空気清浄機としては、例えば図
1に示すように、本体ケーシング1内にフアン2および
空気清浄化フィルター3を内蔵し、フアン2の駆動によ
り空気吸込口4から吸い込まれた室内空気Wを、当該フ
ィルター3を通過させて清浄化した後、空気吹出口5か
ら室内へ吹き出すように構成されたものが従来から良く
知られている。なお、符号6は前記本体ケーシング1の
前面を覆う蓋板である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
このような空気清浄機に煙草モードや花粉モードなどの
空気の汚れ状態、汚染の種別に個別に対応して特に効果
的に脱臭・集塵を行えるファン駆動制御システム(空気
清浄化制御システム)を設け、このような専用モードを
モード設定スイッチにより、任意に選択設定できるよう
にすることが検討されている。
【0005】ところが、該構成を採用したとしても、選
択設定されているモードが実際の空気汚染状態、汚染の
種別に対応していないと、その本来の空気清浄効果を有
効に実現することができない問題が生じる。
【0006】また、煙草などの時には煙草の煙から空気
の汚染状態、汚染の種別を容易に判別できるが、一方、
花粉の場合には外見的な判断が不可能であり、実際の汚
染状態、汚染の種別を判別することができにくい。
【0007】また、以上のような空気清浄化後の空気に
対して、さらに所定の芳香を付加して好感度の高い爽や
かな室内空調環境を形成しようとすることも考えられて
いる。
【0008】ところが、その場合において、単に空気吹
出口に芳香剤を設けたのでは、例えば部屋に煙草の煙が
充満している時のように、完全に空気の清浄化が完了し
ていない清浄化途中の状態で香りを付加したとしても、
若干の消臭作用があるだけで、本来の芳香付加による爽
快感向上の効果は低く、ユーザには殆んど良好な香りが
感じられないという問題がある。
【0009】したがって、該状態での芳香付加は或る意
味で無駄であり、逆に空気清浄化完了後の芳香による爽
快感をも減殺させる欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以上のよう
な問題を解決することを目的としてなされたもので、そ
れぞれ次のような課題解決手段を備えて構成されてい
る。
【0011】すなわち、先ず本願発明の空気清浄機は、
フィルターおよびファンを備え、ファンの送風力により
上記フィルターを介して清浄化した空気を空気吹出口か
ら吹き出すようにしてなる空気清浄機において、室内空
気の汚染状態を検出するセンサと、煙草モードの制御シ
ーケンスとその他の制御シーケンスとを有する制御手段
と、上記センサで検出された室内空気の汚染状態が煙草
による場合には煙草モードの制御シーケンスを選択する
ようにユーザに警告する警告手段とを設けて構成してい
る。
【0012】また、本願発明の空気清浄機は、フィルタ
ーおよびファンを備え、ファンの送風力により上記フィ
ルターを介して清浄化した空気を空気吹出口から吹き出
すようにしてなる空気清浄機において、室内空気の汚染
状態を検出するセンサと、花粉モードの制御シーケンス
とその他の制御シーケンスとを有する制御手段と、上記
センサで検出された室内空気の汚染状態が花粉による場
合には花粉モードの制御シーケンスを選択するようにユ
ーザに警告する警告手段とを設けて構成している。
【0013】また、先ず本願発明の空気清浄機は、フィ
ルターおよびファンを備え、ファンの送風力により上記
フィルターを介して清浄化した空気を空気吹出口から吹
き出すようにしてなる空気清浄機において、上記空気吹
き出し口の一部に芳香剤を設けるとともに該芳香剤部分
への空気の供給状態を開閉制御する空気供給状態制御手
段を設け、上記フィルターによる清浄化を行った後に上
記芳香剤部分への空気の供給を可能とするように構成し
ている。
【0014】また、本願発明の空気清浄機は、上記空気
清浄機の構成において、さらに空気の汚染状態を検出す
るセンサを備えさせ、空気供給状態制御手段は、該セン
サにより検知された空気汚染レベルが所定レベル以下に
なった時に初めて上記芳香剤部分への空気の供給を可能
とするように構成している。
【0015】さらに、本願発明の空気清浄機は、同セン
サを備えた構成の空気清浄機において、また煙草モード
に対応した制御シーケンスを備えさせ、上記センサの所
定の検知汚染レベルを該煙草モードに対応して設定して
構成している。
【0016】
【作用】本願発明の空気清浄機は、上記各構成に対応し
て、それぞれ次のような作用を果す。
【0017】先ず、本願発明の空気清浄機は、上述のよ
うに、フィルターおよびファンを備え、ファンの送風力
により上記フィルターを介して清浄化した空気を空気吹
出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機において、
室内空気の汚染状態を検出するセンサと、煙草モードの
制御シーケンスとその他の制御シーケンスとを有する制
御手段と、上記センサで検出された室内空気の汚染状態
が煙草による場合には煙草モードの制御シーケンスを選
択するようにユーザに警告する警告手段とを設けてお
り、センサにより検出された実際の空気の汚染状態、汚
染種別に対応して、それが煙草である時には、対応する
煙草モードの制御シーケンスを選択するように警告が出
される。
【0018】したがって、ユーザーは、当該警告に応じ
て選択モードをチェックし、異なっていれば、対応する
正しい煙草モードに切替えることができる。
【0019】その結果、常に適切なモードでの脱臭・集
塵等空気の清浄化が実現されるようになる。
【0020】この場合において、警告に代えて自動的な
切替えがなされるようになっていると、ユーザの切替操
作が不要となり、より便利さが増す。
【0021】また、本願発明の空気清浄機は、上述のよ
うに、フィルターおよびファンを備え、ファンの送風力
により上記フィルターを介して清浄化した空気を空気吹
出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機において、
室内空気の汚染状態を検出するセンサと、花粉モードの
制御シーケンスとその他の制御シーケンスとを有する制
御手段と、上記センサで検出された室内空気の汚染状態
が花粉による場合には花粉モードの制御シーケンスを選
択するようにユーザに警告する警告手段とを設けてお
り、センサにより検出された実際の空気の汚染状態、汚
染種別に対応して、それが花粉である時には、対応する
花粉モードの制御シーケンスを選択するように警告が出
される。
【0022】したがって、ユーザーは、当該警告に応じ
て選択モードをチェックし、異なっていれば、対応する
正しい花粉モードに切替えることができる。
【0023】その結果、常に適切なモードでの脱臭・集
塵等空気の清浄化が実現されるようになる。
【0024】この場合において、警告に代えて自動的な
切替えがなされるようになっていると、ユーザの切替操
作が不要となり、より便利さが増す。
【0025】また、本願発明の空気清浄機は、上述のよ
うに、フィルターおよびファンを備え、ファンの送風力
により上記フィルターを介して清浄化した空気を空気吹
出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機において、
前記空気吹き出し口の一部に芳香剤を設けるとともに該
芳香剤部分への空気の供給状態を開閉制御する空気供給
状態制御手段を設け、上記フィルターによる所定時間内
の空気の清浄化を行った後に上記芳香剤部分への空気の
供給を可能とするようになっており、所定時間の清浄化
運転により当該部屋の汚れ、異臭がなくなった後に初め
て芳香剤部分に空気が供給されるようになって吹き出さ
れる空気に芳香が付加されるようになる。
【0026】したがって、或る意味で無駄とも言える脱
臭・集塵等空気清浄化途中の芳香付加作用はなくなり、
脱臭・集塵後の爽やかな空気に対して初めて良好な芳香
が混入されるようになることから、芳香付加による空気
の爽かさ、新鮮さ向上効果が増す。
【0027】しかも、芳香剤自体も長もちするようにな
る。
【0028】また、該場合において、さらに空気の汚染
状態を検出するセンサを備えさせ、空気供給状態制御手
段が、該センサにより検知された空気汚染レベルが所定
レベル以下になった時に初めて上記芳香剤部分への空気
の供給を可能とするようになっていると、先ず上記セン
サにより部屋の空気の清浄化を完了したことを確実に検
知することができ、そして、それに対応して上述のよう
に新鮮かつ清浄な空気に対して効果的に芳香を付加でき
るようになる。
【0029】さらに、また該場合において、煙草モード
に対応した制御シーケンスを備えていて、上記センサの
検知汚染レベルが該煙草モードに対応して設定されてい
ると、特に異臭度が高く、芳香付加効果が低い煙草の煙
および臭いの脱臭・集塵中は芳香を付加することなく、
当該煙草の臭いの脱臭が完了して異臭がなくなってから
初めて有効に芳香が付加されるようになる。したがっ
て、芳香付加効果が高い。
【0030】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の空気清浄機によ
ると、煙草・花粉等の空気の汚染状態に対応して適切な
運転モードに切替えられるようになるから、常に汚染状
態に応じた良好かつ最適な空気清浄化性能を確保するこ
とができるようになり、また十分に空気の清浄化が完了
してから芳香が付加されるようになるので、本来の芳香
付加作用を、より有効なものとすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
<基本構成>図1〜図4には、以下に示す本願発明の各
種の実施の形態1〜7に各々共通な空気清浄機本体の基
本構成が示されている。
【0032】この空気清浄機は、例えば図1に示すよう
に、本体ケーシング1内にフアン2および脱臭・集塵機
能を備えたフィルター3を内蔵し、空気吸込口4から吸
い込まれた室内空気Wを、当該フィルター3を通過させ
て脱臭・集塵した後、空気吹出口5から室内へ吹き出す
ように構成されている。なお、符号6は前記本体ケーシ
ング1の前面を覆う蓋板である。そして、上記空気吸込
口4の下流側には、例えば煙草の煙中の水素ガスの検出
が可能な半導体式のガスセンサおよび花粉粒子の形状・
大きさの検出が可能な光学式の汚れセンサの組合せによ
って構成された空気の汚染レベルを検出するセンサDS
1が設けられている。
【0033】また図2ないし図4には、同空気清浄機の
空気吹出口5部分の詳細な構造が示されている。
【0034】この空気清浄機における空気吹出口5部分
には、図示のように長手方向に延びる平行桟8,8・・
からなる空気吹出グリル7が設けられている。該空気吹
出グリル7は、合成樹脂の一体成形品により構成されて
いる。
【0035】前記空気吹出グリル7の中央部には、前記
平行桟8,8・・の3個分の幅と、前記空気吹出グリル
7の長さの約1/4の長さと、収納される直方体状の芳
香剤9の長さとほぼ等しい深さとを有し且つ底部に多数
の空気流通口11,11・・を有する直方体形状の収納
ボツクス10が一体に形成されている。
【0036】そして、前記収納ボツクス10には、芳香
剤9が起立姿勢で収納されるようになっている。なお、
芳香剤9としては、流通空気に芳香を付与する作用を有
するものが採用されている。
【0037】一方、前記収納ボツクス10の下部には、
当該収納ボツクス10内への空気の流入状態を開閉調節
するダンパー16、該ダンパー16の回転支軸15を可
逆回転させることにより当該ダンパー16を開閉駆動す
るダンパーモータDM等が各々設けられている。ダンパ
ーモータDMは、後述するようにマイクロコンピュータ
を備えた空気清浄機制御ユニット40によって所望の回
転方向に回転駆動されて、上記ダンパー16を開閉駆動
する。
【0038】上記のように構成された空気清浄機本体に
おいては、次のような作用が得られる。
【0039】この空気清浄機は、室内に設置して使用さ
れ、空気吸込口4からフアン2により吸い込まれた空気
Wをフィルター3の脱臭・集塵作用により清浄化して空
気吹出口5において空気吹出グリル7を介して吹き出す
こととされているが、前記ダンパー16の開状態では同
吹出空気Wの一部は、前記吹出グリル7の中央部に設け
られた収納ボツクス10の底部の空気流通口11,11
・・から収納ボツクス10内に入り、該収納ボツクス1
0内に起立姿勢で収納された芳香剤9に沿って流れ、芳
香が付与された後に室内へ吹き出される。従って、使用
中にフィルター3への空気W中に煙草の臭い等の異臭が
含まれるようなことがあっても、室内へ吹き出される空
気は、同異臭が除去され、かつ芳香を有する清浄な空気
となる。
【0040】また、本実施例においては、前記収納ボツ
クス10は、空気吹出グリル7と一体に形成されている
が、このように構成すると、収納ボツクス10と空気吹
出グリル7との一体成形により、構造の簡略化を図るこ
とができる。
【0041】そして、該空気清浄機作動状態における上
記フアン2のON,OFFおよび回転駆動状態などは、
後述の図5、図7、図12、図14、図16、図18に
各々示されるように、空気清浄機制御ユニット40によ
って任意に制御される。
【0042】また、該空気清浄機は、それらの各図に示
されるように、モード設定部17を備え、例えば次のよ
うな第1〜第4の4種の作動モードを有して駆動制御さ
れるようになっいてる。
【0043】(1) 日常モード 当該ユーザーの日常の生活時間帯に対応して自動的に作
動するモード。
【0044】(2) 煙草モード 喫煙時に対応して速かに煙草の煙りと臭いを解消させる
モード。
【0045】(3) 花粉モード 花粉の量が多い時に対応して速かに花粉を吸収し、清浄
化させるモード。
【0046】(4) 香りモード 清浄化後の吹出空気に芳香を付加するモード。
【0047】これらの各作動モードは、それぞれに対応
した第1〜第4の各モード設定スイッチ30〜33をO
N操作することによって設定される。
【0048】(実施の形態1)図5および図6は、上記
図1〜図4の空気清浄機の構造を前提として構成された
本願発明の実施の形態1に係る空気清浄制御システムの
構成と作用を示している。
【0049】すなわち、先ず本実施形態の空気清浄制御
システムでは、図5に示すように、上記空気清浄機本体
の空気清浄機制御ユニット40に対して、モード判定部
18、汚染レベル判定部20、汚染レベル設定部19、
ファン制御手段21、ファンON,OFF時刻設定手段
12、時計手段22の各機能を備えさせ、例えば図6に
詳細に示すように、上記モード判定部18によって判定
された設定モードが前記(1)の日常モードであった時
には、当該ユーザーにより予じめ設定された生活時間帯
「起床〜出勤〜帰宅〜就寝」に対応してファン制御手段
21がフアン2を適切に駆動して室内空気の清浄化を図
るようにしたことを特徴としている。
【0050】次に、該システムの制御内容を図6のフロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。
【0051】すなわち、先ずステップS1で、上記モー
ド判定部18により上記モード設定部17に設定されて
いるモードが「日常モード」であるか否かを判定する。
【0052】その結果、NOの日常モードでない時は、
そのままリターンする。一方、YESの日常モードであ
る時は、さらにステップS2に進んで上記時計手段22
からの時計データ(時刻)を入力し、現在の時刻が上記
ON,OFF時刻設定手段12により設定されているユ
ーザーの起床時刻AM6:30の30分前のファンON
時刻AM6:00になったか否かを判定する。
【0053】その結果、YES(AM6:00)の時
は、ステップS4に進んで、上記ファン制御手段21に
より、ファン風量が中レベルとなるような回転数でフア
ン2を駆動し、室内空気の清浄化を図る。この結果、ユ
ーザーが起床した時には、すでに室内空気の清浄化が実
現されているようになる。
【0054】次に、ステップS5に進んで、再び上記時
計手段22の時計データを入力し、ステップS6で現在
の時刻がユーザーの出勤時刻であるAM9:00になっ
たか否かを判定する。
【0055】その結果、YESの時はステップS7で上
記フアン2をOFFにする。そして、さらにステップS
8で上記時計手段22の時計データを入力し、ステップ
9で現在の時刻がユーザーの帰宅時刻PM7:30の
30分前のファンON時刻PM7:00になったか否か
を判定する。
【0056】その結果、YES(PM7:00)の時は
ステップS10に進んで、上記フアン2をファン風量
(中)で駆動する。この結果、ユーザーが帰宅したPM
7:30には室内空気が十分に清浄化されており、ユー
ザーは爽やかな気持で帰宅することができる。
【0057】その後、さらにステップS11に進んで時計
データを入力し、続くステップS12で現在の時刻がユー
ザーの就寝する時刻PM10:00になったか否かを判
定し、同時刻PM10:00になったYESの時は、ス
テップS13でフアン2をOFFにしてステップS1にリ
ターンし、以上のステップS1〜S13の制御を繰り返
す。
【0058】以上のようなシステムによると、ユーザー
が部屋にいる時間に対応して無駄なく、しかも適切に空
気清浄機が運転されるようになり、環境商品としての空
気清浄機の実用価値を有効に向上させることができるよ
うになる。
【0059】(実施の形態2)図7および図8、図9
は、上記図1〜図4の空気清浄機の構造を前提として構
成された本願発明の実施の形態2に係る空気清浄制御シ
ステムの構成と作用を示している。
【0060】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄制
御システムでは、図7に示すように、上記空気清浄機本
体の空気清浄機制御ユニット40に対して、モード判定
部18、汚染レベル設定部19、汚染レベル判定部2
0、ファン制御手段21、タイマー設定手段35、タイ
マー手段29等を具備させ、特に前記(2)の煙草モー
ドが選択された時に当該煙草モードに対応して低騒音で
効率良く脱臭・集塵できるようなマニュアルおよびオー
ト2種のファン制御システムを実現したことを特徴とし
ている。
【0061】次に、先ず該システムのマニュアル制御シ
ステムの制御内容を図8のフローチャートを参照して詳
細に説明する。
【0062】すなわち、先ずステップS1では、現在の
選択設定モードが「煙草モード」であるか否かを判定す
る。
【0063】その結果、YESの時はステップS2に進
んで、ファン風量が最大能力である強レベルとなるよう
な最高回転数でフアン2を駆動し、室内の空気全体に十
分な対流を形成し、可及的効率的に室内空気全体の清浄
化を実行するともに煙草の臭いの脱臭を図る。該ファン
風量強レベルでの運転は、必然的に騒音も高いので、部
屋全体の空気に対流を形成し、かつ泥みなく清浄化でき
るステップS3で設定された第1の運転タイマーT1の必
要最少限の設定時間T1内、その経過がステップS4で判
定されるまでの間のみ継続される。
【0064】そして、ステップS4で同設定時間T1の経
過が判定されると、次にステップS5に進んで、今度は
騒音が高くなく、しかも十分な空気清浄能力を維持する
ことができるファン風量中レベルでの運転をステップS
6で設定された第2の運転タイマーT2の設定時間T2
実行する。この結果、比較的静かで、しかも部屋全体に
緩かな対流を形成した清浄能力の十分な状態で、安定し
た煙草の煙の吸収による清浄化および脱臭作用が維持さ
れる。
【0065】そして、さらにステップS7で同第2の運
転タイマーT2の設定時間t2経過が判定されると、今度
はステップS8,S9に進んで、上記ファン風量を弱レベ
ルに設定して第3の運転タイマーT3による設定運転時
間T3内、微風状態で運転する。この状態では、略喫煙
時に生じる煙の殆んどがスムーズに吸引清浄化されて、
室内に充満するような恐れは生じない。
【0066】そして、ステップS10で同第3の運転タイ
マーT3の設定時間T3の経過が判定されると、喫煙の完
了等に対応してステップS11で一旦ファンをOFFに
し、該OFF状態をステップS12で設定された第4の運
転タイマーT4のOFF設定時間T4内継続する。そし
て、ステップS13で該OFF設定時間T4が経過したか
否かを判定し、YESの時は、更にユーザーによる空気
清浄機そのもののOFF操作(電源OFF)がなされた
否かを確認した上でNOの時は再び上述のステップS8
以下の動作に進んでファン風量弱レベル状態での断続運
転を実行して残存する煙草の煙の清浄化および臭いの脱
臭を継続して、極めて静かな微風状態でのON,OFF
運転を行う。
【0067】この結果、常に安定した空気清浄状態を低
消費電力で維持させることができる。
【0068】次に、該システムのセンサDS1の出力を
利用したオートシステムによる煙草モードの空気清浄制
御システムの内容について図9のフローチャートを参照
して詳細に説明する。
【0069】すなわち、先ずステップS1では、前記同
様現在の選択設定モードが「煙草モード」であるか否か
を判定する。
【0070】その結果、YESの時はステップS2に進
んで、ファン風量が最大能力である強レベルとなるよう
な最高回転数でフアン2を駆動し、室内の空気に十分な
対流を形成に可及的効率的に室内空気全体の清浄化を実
行するともに煙草の臭いの脱臭を図る。該ファン風量強
レベルでの運転は、必然的に騒音も高いので、部屋全体
の空気に対流を形成し、泥みなく清浄化できるステップ
3で設定された第1の運転タイマーT1の必要最少限の
設定時間T1内、その経過がステップS4で判定されるま
での間のみ継続される。
【0071】そして、ステップS4で同時間T1の経過が
判定されると、次にはステップS5に進んで、騒音が高
くなく、しかも十分な空気清浄能力を維持することがで
きるファン風量中レベルでの運転をステップS6で設定
された第2の運転タイマーT2の設定時間T2内実行す
る。この結果、比較的静かで、しかも部屋全体に一応対
流を形成できる清浄能力の十分な状態で、安定した煙草
の煙の清浄化および脱臭作用が維持される。
【0072】そして、さらにステップS7で同第2の運
転タイマーT2の設定時間t2の経過が判定されると、続
いてステップS8に進んで上記センサDS1の検出出力V
oを入力し、続くステップS9で該検出出力Voが当該
煙草モードに対応して設定されている所定の設定基準値
Vs以上、つまり煙草の煙による汚れ度、異臭度が設定
レベル以上となっているか否かを判定する。
【0073】そして、その結果、YESと判定された時
は、次にステップS10に進んで上記ファン風量を弱レベ
ルに設定して第3の運転タイマーT3による設定運転時
間T3内、風量弱の微風状態で運転する。そして、それ
よにって、喫煙時に生じる煙の殆んどを、さらにスムー
ズに吸引清浄化させる。
【0074】そして、ステップS12で同第3の運転タイ
マーT3の設定運転時間T3の経過が判定されると、喫煙
の完了等に対応してステップS13で一旦ファンをOFF
にし、該OFF状態をステップS14で設定された第4の
運転タイマーT4のOFF設定時間T4内継続する。そし
て、ステップS15で該OFF設定時間T4が経過したか
否かを判定し、YESの時は、更にステップS16でユー
ザーによる空気清浄機そのもののOFF操作(電源OF
F)がなされた否かを確認した上でNOの時は再び上述
のステップS8以下の動作に進んでファン風量弱レベル
状態での断続運転を実行して残存する煙草の煙の清浄化
および臭いの脱臭を継続して、極めて静かな微風状態で
のON,OFF運転を行う。
【0075】この結果、常に安定した空気清浄状態を低
消費電力で維持させることができる。
【0076】他方、上記ステップS9でセンサDS1の検
出出力Voが設定基準値Vsよりも低くなっていると判
定された煙草モードの清浄が完了している時は、ステッ
プS17に進んでフアン2をOFFにする。
【0077】以上の結果、該構成では、上記マニュアル
システムの場合と違って空気清浄・脱臭が完了すると、
該清浄、脱臭の完了をセンサの出力によって自動的に判
定し、空気清浄機の作動を自動的に停止させることがで
きる。
【0078】(実施の形態3)図10および図11は、
上記図1〜図4の空気清浄機の構造および図7の空気清
浄システムの構成を前提として構成された本願発明の実
施の形態3に係る花粉モードの手動および自動空気清浄
制御の内容を示している。
【0079】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄制
御システムでは、前述の実施の形態2の図7に示すよう
に、上記空気清浄機本体の空気清浄機制御ユニット40
に対して、モード判定部18、汚染レベル設定部19、
汚染レベル判定部20、ファン制御手段21、タイマー
設定手段35、タイマー手段29等を具備させ、特にユ
ーザーにより前記(3)の花粉モードが選択された時に
当該花粉モードに対応して可及的に低騒音で、しかも効
率良く花粉を集塵除去できるような手動および自動のフ
ァン運転制御システムを実現したことを特徴としてい
る。
【0080】先ず、該システムの手動ファン制御の内容
を図10のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0081】すなわち、先ずステップS1では、現在の
選択設定モードが「花粉モード」であるか否かを判定す
る。
【0082】その結果、YESの時はステップS2に進
んで、ファン風量が最大能力である強レベルとなるよう
な最高回転数でフアン2を駆動し、室内全体の空気に十
分な対流を形成し、床面に分布している重量の重い花粉
を空気中に舞い上らせて可及的効率的に室内空気全体の
清浄化を実行するともに花粉の吸収を図る。該ファン風
量強レベルでの運転は、必然的に騒音も高いので、上述
のように部屋全体の空気に対流を形成し、床面上の花粉
を舞い上げて十分に泥みなく清浄化できるステップS3
で設定された第1の運転タイマーT1の必要最少限の設
定時間T1内、その経過がステップS4で判定されるまで
の間のみ継続される。
【0083】そして、ステップS4で同設定時間T1の経
過が判定されると、次にはステップS5に進んで、騒音
が高くなく、しかも十分な空気清浄能力を維持すること
ができるファン風量中レベルでの運転をステップS6
設定された第2の運転タイマーT2の設定時間T2内実行
する。この結果、比較的静かで、しかも部屋全体に緩や
かな対流を形成できる清浄能力の十分な状態で、安定し
た花粉の吸収清浄化および脱臭作用が維持される。
【0084】そして、さらにステップS7で同第2の運
転タイマーT2の設定時間t2の経過が判定されると、今
度はステップS8,S9に進んで、上記ファン風量を弱レ
ベルに設定して第3の運転タイマーT3による設定運転
時間T3内、微風状態で運転する。この状態では、花粉
発生時に生じる室内の花粉煙の殆んどがスムーズに吸引
清浄化されて、室内に充満するような恐れは生じない。
【0085】そして、ステップS10で同第3の運転タイ
マーT3の設定時間T3の経過が判定されると、ステップ
11で一旦ファンをOFFにし、該OFF状態をステッ
プS12で設定された第4の運転タイマーT4のOFF設
定時間T4内継続する。そして、ステップS13で該OF
F設定時間T4が経過したか否かを判定し、YESの時
は、更にユーザーによる空気清浄機そのもののOFF操
作(電源OFF)がなされた否かを確認した上でNOの
時は再び上述のステップS8以下の動作に進んでファン
風量弱レベル状態での断続運転を実行して残存する花粉
の吸収清浄化および脱臭を継続して、極めて静かな微風
状態でのON,OFF運転を行う。
【0086】この結果、常に安定した空気清浄状態を低
消費電力で維持させることができる。
【0087】次に、該システムのセンサDS1出力を利
用したオートシステムによる花粉モードの空気清浄制御
の内容について図11のフローチャートを参照して詳細
に説明する。
【0088】すなわち、先ずステップS1では、前記同
様現在の選択設定モードが「花粉モード」であるか否か
を判定する。
【0089】その結果、YESの時はステップS2に進
んで、ファン風量が最大能力である強レベルとなるよう
な最高回転数でフアン2を駆動し、室内全体の空気に十
分な対流を形成し、床面に分布する花粉を十分に空気中
に舞い上らせて可及的効率的に花粉を吸収し室内空気全
体の清浄化を実行する。該ファン風量強レベルでの運転
は、必然的に騒音も高いので、上記のように部屋全体の
空気に対流を形成し、泥みなく花粉を清浄化できるステ
ップS3で設定された第1の運転タイマーT1の必要最少
限の設定時間T1内、その経過がステップS4で判定され
るまでの間のみ継続される。
【0090】そして、ステップS4で同時間T1の経過が
判定されると、次にステップS5に進んで、騒音が高く
なく、しかも十分な花粉の空気清浄能力を維持すること
ができるファン風量中レベルでの運転をステップS6
設定された第2の運転タイマーT2の設定時間T2内実行
する。この結果、比較的静かで、しかも部屋全体に緩や
かな対流を形成することができる清浄能力の十分な状態
で、安定した花粉の清浄化および脱臭作用が維持され
る。
【0091】そして、さらにステップS7で第2の同運
転タイマーT2の設定時間t2経過が判定されると、続い
てステップS8に進んで上記センサの検出出力Voを入
力し、続くステップS9で該検出出力Voが花粉モード
に対応した所定の設定基準値Vs以上、つまり花粉によ
る汚れ度、異臭度が設定レベル以上となっているか否か
を判定する。
【0092】そして、その結果、YESと判定されるた
時は、次にステップS10に進んで上記ファン風量を弱レ
ベルに設定して第3の運転タイマーT3による設定運転
時間T3内、風量弱の微風状態で運転する。そして、そ
れよにって、花粉発生時の花粉の殆んどを、さらにスム
ーズに吸引清浄化させる。
【0093】そして、ステップS12で同設定運転時間T
3の経過が判定されると、ステップS13で一旦ファンを
OFFにし、該OFF状態をステップS14で設定された
第4の運転タイマーT4のOFF設定時間T4内継続す
る。そして、ステップS15で該OFF設定時間T4が経
過したか否かを判定し、YESの時は、更にステップS
16でユーザーによる空気清浄機そのもののOFF操作
(電源OFF)がなされた否かを確認した上でNOの時
は再び上述のステップS8以下の動作に進んでファン風
量弱レベル状態での断続運転を実行して残存する花粉の
清浄化を継続して、極めて静かな微風状態でのON,O
FF運転を行う。
【0094】この結果、常に安定した空気清浄状態を低
消費電力で維持させることができる。
【0095】他方、上記ステップS9でセンサの検出出
力Voが上記設定基準値Vsよりも低くなっていると判
定された花粉モードの清浄が完了している時は、ステッ
プS17に進んでフアン2をOFFにする。
【0096】以上の結果、該構成では、上記マニュアル
システムの場合と違って花粉の空気清浄・脱臭が完了す
ると、該清浄、脱臭の完了をセンサの出力によって自動
的に判定し、空気清浄機の作動を自動的に停止させるこ
とができる。
【0097】(実施の形態4)図12および図13は、
上記図1〜図4の空気清浄機の構造を前提として構成さ
れた本願発明の実施の形態4に係る煙草モードの空気清
浄制御システムの構成と作用を示している。
【0098】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄制
御システムでは、図12に示すように、上記空気清浄機
本体の空気清浄機制御ユニット40に対して、モード判
定部18、汚染レベル設定部19、汚染レベル判定部2
0、警告制御手段23、警告時間カウンタ24、警告時
間設定手段25、警告手段26等を設け、例えば当該空
気清浄機が煙草モードに設定されている場合において、
センサDS1の汚れ度合検出出力値Voが煙草モードに
対応した設定基準値Vsを越えるようになった時は、そ
れに対応して自動的にファン2を駆動して前述した煙草
モードでの室内空気の清浄化および脱臭を図るととも
に、該ファン2の駆動状態を所定時間以上継続したのに
も拘わらず、上記センサDS1の検出出力値Voが上記
設定基準値Vsを下回らない時には、当該空気清浄機の
清浄能力を超えていると判定して、当該部屋の換気扇を
回させるか、窓を開けるなどの換気警告を発動させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0099】前述のように煙草モードでフアン2を駆動
すると、家庭などで1人か、2人が喫煙している時の空
気清浄・脱臭には十分に対応することができる。
【0100】ところが、空気清浄機の能力にも限界があ
り、例えば会議室などで大勢の人間が煙草を吸っている
時などには対応することができず、十分な空気清浄・脱
臭作用を期待することができない。
【0101】そこで、このような場合には、上記のよう
に自動的に警告を出して当該空気清浄機以外の手段によ
る換気方法を実行させて、室内空気の清浄化を図らせる
ことが適切である。
【0102】本実施の形態に係る空気清浄制御システム
は、このような要請に対応したものである。
【0103】次に、図13のフローチャートを参照して
同制御の内容を詳細に説明する。
【0104】すなわち、ステップS1で、現在の空気清
浄モードが「煙草モード」に設定されているか否かを判
定する。
【0105】その結果、YESの時にはステップS2
進んで、上記センサDS1の検出出力Voを入力する。
そして、ステップS3で、該検出出力Voが上記煙草モ
ードに対応して設定されている汚れ度合を示す所定の設
定基準値Vs以上となっているか否かを判定する。
【0106】該判定の結果がYESの時は、さらにステ
ップS4に進んで、上記フアン2を駆動して前述した煙
草モードでの十分な空気清浄・脱臭能力が得られるよう
な風量、駆動パターンでのファン運転を実行する。
【0107】そして、それと同時にステップS5で所定
の警告時間tsを設定した警告時間カウンタ24をON
させ、続くステップS6で同設定された警告時間tsの
経過(ts=0)を判定し、同設定された警告時間ts
が経過するまでの間、上記ステップS1〜S6の動作を繰
り返し、上記設定された警告時間tsが経過してもな
お、上記センサDS1の検出出力Voが上記設定された
基準値Vsを下回らない時には、ステップS7に進んで
上記警告手段26を作動させて、換気警告(文字又はマ
ーク表示およびアラーム音)を発生させる。
【0108】一方、上記検出出力Voが設定基準値Vs
を下回った時は、ステップS8に進んで警告停止処理を
行って、警告発生動作を停止させる。
【0109】この結果、ユーザーは適切な換気方法を取
ることができるようになる。
【0110】(実施の形態5)図14および図15は、
上記図1〜図4の空気清浄機の構造を前提として構成さ
れた本願発明の実施の形態5に係る空気清浄制御システ
ムの構成と作用を示している。
【0111】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄制
御システムでは、図14に示すように、上記空気清浄機
本体の空気清浄機制御ユニット40に対し、モードを判
定するモード判定部18、センサDS1の検出出力値V
oを基準レベル設定部36で設定されたモードに対応し
た基準レベルVsと比較して空気中の汚れの種別を測定
する汚れ種別判定部37と、上記モード判定部18の判
定データと汚れ種別判定部37の判定データとを入力し
て汚れの種別に応じて空気清浄モードの切替え警告信号
を出力するモード切替警告制御手段38と、このモード
切替警告制御手段38からのモード切替警告信号出力に
基いてモード切替警告を発生するモード切替警告手段3
9とを設け、図15のフローチャートに示すようにセン
サDS1の検出出力値Voに応じて自動的にモードを切
替え警告を発生させるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0112】次に、図15のフローチャートに基いて該
モード切替警告制御の内容を詳細に説明するすなわち、
先ず最初にステップS1でセンサDS1の検出出力値Vo
を入力する。そして、ステップS2で当該検出出力値V
oが所定の基準汚れレベルVs以上となっているか否か
を判定し、YESの場合には、順次ステップS3,S4
進んで、上記センサDS1の検出出力によって示される
汚れの種別(汚れ粒子)が煙草であるか、花粉であるか
を各々判定する。
【0113】そして、それぞれの判定結果に応じて、ス
テップS4〜S6又はステップS8〜S10に進んで、実際
のモード設定部17の設定データから現在設定されてい
る空気清浄モードが当該各判定結果に対応した煙草モー
ドであるか、花粉モードであるかを判定し、該判定結果
が実際の汚れの種別に対応するモードである場合にはそ
のまま制御を終了するが、一方対応しないモードである
場合にはステップS6,S10でそれぞれ対応するモード
に切替えるように切替え警告(文字又は音声表示)を発
生させる。
【0114】上記センサDS1は、前述のようにガスセ
ンサ部と光センサ部の両方を備えており、煙草の煙中の
水素成分の検出が可能であるとともに形状および大きさ
から花粉粒子の検出も可能となっている。したがって、
それらの検出結果に基いて現在の室内空気の汚れの種別
とレベルを判定することができる。
【0115】そこで、該判定結果を基に現在のモード設
定状態が適切であるか否かを判定して、適切でない時は
自動的に適切な空気清浄モードに切替えるよう警告を出
して、速やかに汚れの種別に対応した適切な空気清浄モ
ードに切替えさせる。
【0116】その結果、実際の空気汚れ状態に応じた煙
草モード又は花粉モード何れかでの適切な空気清浄・脱
臭が可能となる。
【0117】(実施の形態6)図16および図17は、
上記図1〜図4の空気清浄機の構造を前提として構成さ
れた本願発明の実施の形態6に係る空気清浄制御システ
ムの構成と作用を示している。
【0118】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄シ
ステムでは、図16に示すように、上記センサDS1
よびモード設定部17の各出力が入力される空気清浄機
本体の空気清浄機制御ユニット40に対して、さらにモ
ード判定部18、汚染レベル設定部19、汚染レベル判
定部20、ダンパモータ制御手段27、タイマー手段2
9、タイマー設定手段35等を設け、例えばモード設定
17により煙草モードが設定されている場合において、
芳香剤により芳香を付加する際は、空気清浄機の運転開
始時から同時に芳香を付加するのではなく、先ず所定時
間内の空気清浄・脱臭運転のみを行ってセンサDS1
出力が当該煙草モードにおける所定の設定基準値Vsよ
りも小となる状態まで確実に清浄化および脱臭作用を完
了させ、その上で初めて芳香の付加を行うようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0119】すでに述べたように空気清浄機からの吹出
し空気に対して、さらに所定の芳香を付加して好感度の
高い爽やかな室内空調環境を形成しようとすることも考
えられている。
【0120】そして、その場合において、空気吹出口に
芳香剤を設けて芳香を付加するようにした時、例えば部
屋に煙草の煙が充満している時のように、完全に集塵・
脱臭が完了していない集塵・脱臭途中の状態で香りを付
加したとしても、若干の消臭作用があるだけで、本来の
芳香付加による爽快感向上の効果は低く、ユーザには殆
んど良好な香りが感じられないという問題がある。
【0121】したがって、該状態での芳香付加は或る意
味で無駄であり、逆に脱臭完了後の芳香による爽快感を
も減殺させる欠点がある。
【0122】本実施の形態の空気清浄制御システムは、
このような問題を解決することを目的としてなされもの
である。
【0123】次に、該システムの制御内容を図17のフ
ローチャートを参照して詳細に説明する。
【0124】すなわち、先ず最初にステップS1で現在
の設定空気清浄モードが「煙草モード」であるか否かを
判定し、YESの時は続くステップS2で当該煙草モー
ドでフアン2を駆動して煙草の煙の清浄化、臭いの脱臭
を図る。
【0125】そして、さらにステップS3でセンサDS1
の検出出力Voを入力し、ステップS4で同検出出力V
oの値が当該煙草モードにおける所定の設定基準値Vs
よりも小になったか否かを判定する。
【0126】その結果、YESとなった煙草の清浄化お
よび脱臭完了と認められる時には、ステップS5,S6
進んで、上述のダンパモータDMを駆動して上記タイマ
ー設定手段35を介して設定されたタイマー手段29の
所定設定時間t内ダンパー16を開き、芳香剤9に空気
を供給する。そして、ステップS7で同設定時間tが経
過したことが判定された時にステップS8に進んでダン
パー16を閉じ、ステップS9で上記フアン2をOFF
にして制御を終える。
【0127】上記タイマー設定手段35によるタイマー
手段29の設定時間tは、部屋の大きさおよび空気清浄
機のファン送風能力等を考慮して部屋全体に芳香を行き
渡らせるのに適切な値に設定されている。
【0128】したがって、以上の構成によれば、異臭度
の高い煙草の煙の集塵清浄化・脱臭が完了して新鮮な異
臭のない空気状態となった後に初めて室内への吹出空気
に芳香が付加されるようになり、無駄な芳香の付加作用
が解消されるとともに芳香付加効果が高くなる。
【0129】(実施の形態7)図18および図19、図
20は、上記図1〜図4の空気清浄機の構造を前提とし
て構成された本願発明の実施の形態7に係る空気清浄制
御システムの構成と作用を示している。
【0130】すなわち、先ず本実施の形態の空気清浄シ
ステムでは、図18に示すように、上記モード設定部1
7を備えた空気清浄機本体の空気清浄機制御ユニット4
0に対して、モード判定部18、ダンパモータ制御手段
27、ファン制御手段28、タイマー手段29、タイマ
ー設定手段35等を設け、特に前述の(4)の香りモー
ドが選択されている場合においては、例えば図20に示
すようにフアン2の所定ON,OFFデューティーでの
断続運転を行ない、広い部屋の全体に効果的かつ速やか
な芳香の拡がりを実現するとともに芳香の濃度分布を均
一にしながら安定した違和感のない芳香付加作用を実現
するようにしたことを特徴としている。
【0131】次に、図19のフローチャートおよび図2
0のタイムチャートを参照して同制御の内容を詳細に説
明する。
【0132】すなわち、先ずステップS1で現在の設定
空気清浄モードが「香りモード」であるか否かを判定
し、YESの時にはステップS2,S3に進んで上記ダン
パー16を開くとともにファン2をONにする。そし
て、ステップS4で第1のファンON時間設定タイマー
1(図20参照)のデクリメントを開始する。該設定
時間t1は部屋空間の大きさを考慮し、同空間に可及的
に速やかに芳香が拡散されるに適した時間長に設定され
ている。
【0133】次に、ステップS5で同設定時間t1の経過
を判定し、YESになると、ステップS6で一旦上記フ
アン2をOFFにする。該OFFは、第1のファンOF
F時間設定タイマーt2の設定時間t2の経過が判定され
るまで継続される(ステップS7,S8)。該設定時間t
2は、上記ファンOFF後の自然対流を利用して静かに
芳香を行き渡らせることを考慮した時間長に設定されて
いる。
【0134】一方、ステップS8で上記第1のファンO
FF設定時間t2の経過が判定されると、ステップS9
再びフアン2をONにし、該ON状態を第2のファンO
N時間設定タイマーt3内継続する(ステップS10,S
11)。
【0135】そして、ステップS11で、同設定時間t3
の経過を判定し、その判定結果がYESになると、ステ
ップS12で再度上記フアン2をOFFにする。該OFF
は、第2のファンOFF時間設定タイマーt4の設定時
間t4の経過が判定されるまで継続される(ステップS
13,S14)。上記ファンON設定時間t3,ファンOF
F設定時間t4は、ファン2のON,OFFによって空
気流の強弱を形成し、芳香の分布を一定にすることを考
慮した時間長に設定されている。
【0136】次に、以上の制御を行って以後上記ファン
ON,OFF時間t3,t4の運転を所定時間継続する。
【0137】そして、上記ステップS3のファンON、
すなわち運転開始からユーザが設定した所定全運転設定
時間tが経過したことをステップS15で判定し、YES
になると、ステップS16でダンパー16を閉じ、ステッ
プS17でフアン2をOFFにして制御を終える。
【0138】以上のようなファン駆動シーケンスによる
と、全体として静かでありながら芳香拡散効果が高く、
しかも省電力での空気清浄機の運転が可能となる。
【0139】なお、以上の各実施形態中、フィルタ3は
脱臭機能と集塵機能を別々に備えたものでも良く、それ
らを別体に設けても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の各実施の形態に共通な空気
清浄機の全体構造を示す一部分解斜視図である。
【図2】図2は、同空気清浄機の要部の平面図である。
【図3】図3は、同空気清浄機の要部の拡大断面図であ
る。
【図4】図4は、同空気清浄機の要部の拡大断面図であ
る。
【図5】図5は、本願発明の実施の形態1に係る空気清
浄制御システムの機能ブロック図である。
【図6】図6は、同システムの制御内容を示すフローチ
ャートである。
【図7】図7は、本願発明の実施の形態2に係る空気清
浄制御システムの機能ブロック図である。
【図8】図8は、同システムのマニュアル制御内容を示
すフローチャートである。
【図9】図9は、同システムのオート制御内容を示すフ
ローチャートである。
【図10】図10は、本願発明の実施の形態3に係る空
気清浄制御システムのマニュアル制御内容を示すフロー
チャートである。
【図11】図11は、同システムのオート制御内容を示
すフローチャートである。
【図12】図12は、本願発明の実施の形態4に係る空
気清浄制御システムの機能ブロック図である。
【図13】図13は、同システムの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図14】図14は、本願発明の実施の形態5に係る空
気清浄制御システムの機能ブロック図である。
【図15】図15は、同システムの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図16】図16は、本願発明の実施の形態6に係る空
気清浄制御システムの機能ブロック図である。
【図17】図17は、同システムの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図18】図18は、本願発明の実施の形態7に係る空
気清浄制御システムの機能ブロック図である。
【図19】図19は、同システムの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図20】図20は、同システムの制御動作のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1は空気清浄機本体、2はファン、4は空気吸込口、5
は空気吹出口、9は芳香剤、16はダンパー、17はモ
ード設定部、18はモード判定部、20は汚染レベル判
定部、21はファン制御手段、22は時計手段、23は
警告制御手段、27はダンパモータ制御手段、29はタ
イマー手段、38はモード切替警告制御手段である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターおよびファンを備え、ファン
    の送風力により上記フィルターを介して清浄化した空気
    を空気吹出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機に
    おいて、室内空気の汚染状態を検出するセンサと、煙草
    モードの制御シーケンスとその他の制御シーケンスとを
    有する制御手段と、上記センサで検出された室内空気の
    汚染状態が煙草による場合には煙草モードの制御シーケ
    ンスを選択するようにユーザに警告する警告手段とを設
    けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 フィルターおよびファンを備え、ファン
    の送風力により上記フィルターを介して清浄化した空気
    を空気吹出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機に
    おいて、室内空気の汚染状態を検出するセンサと、花粉
    モードの制御シーケンスとその他の制御シーケンスとを
    有する制御手段と、上記センサで検出された室内空気の
    汚染状態が花粉による場合には花粉モードの制御シーケ
    ンスを選択するようにユーザに警告する警告手段とを設
    けたことを特徴とする空気清浄機。
  3. 【請求項3】 フィルターおよびファンを備え、ファン
    の送風力により上記フィルターを介して清浄化した空気
    を空気吹出口から吹き出すようにしてなる空気清浄機に
    おいて、上記空気吹出口の一部に芳香剤を設けるととも
    に該芳香剤部分への空気の供給状態を開閉制御する空気
    供給状態制御手段を設け、上記フィルターによる清浄化
    を行った後に上記芳香剤部分への空気の供給を可能とす
    るように構成したことを特徴とする空気清浄機。
  4. 【請求項4】 センサを備え、空気供給状態制御手段
    は、該センサにより検知された汚染レベルが所定レベル
    以下になった時に芳香剤部分への空気の供給を可能とす
    るように構成したことを特徴とする請求項3記載の空気
    清浄機。
  5. 【請求項5】 煙草モードに対応した制御シーケンスを
    備え、センサの所定の検知汚染レベルが該煙草モードに
    対応して設定されていることを特徴とする請求項4記載
    の空気清浄機。
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